JP3125864B2 - 二重化システム - Google Patents
二重化システムInfo
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Description
特に、コンピュータ装置を二重化するための二重化装置
に関する。
テム等では、同一の機能を有する2つの装置を互いに接
続して、一方を現用系(マスタ装置)、他方を待機系
(スレーブ装置)としておき、マスタ装置に異常が発生
した場合に、スレーブ装置を起動してシステムとしての
処理を継続する二重化システムが採用される。
スレーブ装置のそれぞれが、故障検出回路、切替制御回
路、及び電源投入リセット回路等、切替制御に必要とさ
れるすべての回路を有している。このような二重化シス
テムは、例えば、特開平5−233579号公報や特開
昭60−7547号公報に開示されている。
には、切替制御回路を、マスタ装置及びスレーブ装置か
ら独立させたものが記載されている。
機系に、現用系の障害を検出する障害検出手段と、現用
系の電源を切断する電源制御手段とを設け、待機系にお
いて、障害発生時の切替制御を行えるようにしたものが
ある。このような二重化システムは、例えば、特開昭6
3−288338号公報に開示されている。
の装置の構成が複雑であることである。
報や特開昭60−7547号公報に開示されているよう
な二重化システムでは、系の切替に必要とされる回路を
各系がそれぞれ備えている必要があるからである。
た更に多重化されたシステムを構築することが困難なこ
とである。
があれば他方を起動すればよいが、それ以上になると、
どの系を起動するのか等の複雑な制御が必要になるから
である。特に、特開昭63−288338号公報に開示
されているシステムでは、二重化システムしか考えられ
ない。
かも、三重化以上の多重化システムを構築できる二重化
装置を提供することを目的とする。
装置とは独立しているが、これら処理装置に接続される
ことにより、処理装置の二重化を実現できる二重化装置
を提供することを目的とする。また、3以上の処理装置
に対しても同数または1少ない処理装置を用いることに
より、N重化システムを構築できる二重化装置を提供す
ることを目的とする。
は、同一機能を有し、互いに伝送路で接続された複数の
処理装置と、該複数の処理装置が縦列接続されるように
それぞれが2つの処理装置に接続される複数の二重化装
置とを有し、前記処理装置が、マスタとして動作してい
るのかスレーブとして動作しているのかを示すマスタ/
スレーブ・データを出力する手段と、マスタとして動作
しているときに自装置の状態を検出して前記伝送路に障
害情報を送出する手段と、スレーブとして動作している
ときに前記伝送路に送出された障害情報を取得し外部へ
出力する手段と、リセット信号を受けてマスタとしての
動作を開始する起動手段とを有し、前記二重化装置が、
上位側の処理装置への電源供給を制御するスイッチ手段
と、下位側の処理装置へ前記リセット信号を出力するリ
セット手段と、前記上位側の処理装置から出力された前
記マスタ/スレーブ・データを保持する保持手段と、該
保持手段に保持されたマスタ/スレーブ・データと前記
下位側の処理装置から出力される前記障害情報とに基づ
いて前記スイッチ手段と前記リセット手段とを制御する
制御手段とを有することを特徴とする。
方の処理装置に電源を供給するとともに、その処理装置
からマスタかスレーブかを表わすマスタ/スレーブ情報
を受信する。また、他方の処理装置からはマスタ装置の
動作状態を監視した結果を表わす監視結果情報を受信す
る。そして、一方の処理装置がマスタであって、他方の
処理装置からマスタの異常が通知された場合に、一方の
処理装置へ供給する電源を断し、他方の処理装置へリセ
ット信号を送信して、マスタからスレーブへの切り換え
が行われる。これにより、各処理装置は切替制御を行う
回路を備える必要がない。また、2つのスレーブに接続
することもできるので、三重化以上の多重化されたシス
テムを構築できる。
の形態について詳細に説明する。
こでは、三重化されたシステムを構築した場合の例につ
いて説明する。
30は、すべて同一の構成を有し、ネットワーク40に
より互いに接続されている。第1の二重化装置50は、
第1及び第2の処理装置10、20に接続され、第2の
二重化装置60は、第2及び第3の処理装置20、30
に接続されている。
それぞれ、レジスタ51、61、デコーダ52、62、
スイッチ53、63、及びリセット回路54、64を有
している。
1の処理装置10に接続されるとともに、デコーダ52
に接続されている。同様に、レジスタ61は、データ線
72を介して第2の処理装置20に接続されるととも
に、デコーダ62に接続されている。
2の処理装置20に接続されるとともに、スイッチ53
及びリセット回路54に接続されている。同様に、デコ
ーダ62は、データ線74を介して第3の処理装置30
に接続されるとともに、スイッチ63及びリセット回路
64に接続されている。
理装置10に接続された電源供給線76との間に接続さ
れている。同様に、スイッチ63は、電源線77と、第
1の処理装置10に接続された電源供給線78との間に
接続されている。
第2の処理装置20に接続され、リセット回路64は、
制御線80を介して第3の処理装置30に接続されてい
る。
する。
イッチ53、63は、通常はオン状態にあり、第1の処
理装置10及び第2の処理装置20には、それぞれ電源
線75、77、スイッチ53、63、及び電源供給線7
6、78を介して電源が供給される。また、第3の処理
装置には、直接電源が供給されている。
30は、所定の処理を行うための装置であって、1台が
マスタ装置として動作し、他の2台はスレーブ装置とし
て待機状態になる。ここでは、第1の処理装置10がマ
スタ装置で、第2及び第3の処理装置20、30がスレ
ーブ装置であるとする。なお、この構成においては、図
の左側に位置する処理装置が上位装置、右側に位置する
処理装置が下位装置であるとする。
ている間、データ線71に自装置がマスタ装置であるこ
とを示すマスタ表示信号を出力する。この信号は、第1
の二重化装置50のレジスタ51に入力され保持され
る。また、第1の処理装置10は、自装置の障害検出を
行い、障害がない場合は所定の周期で正常動作している
ことを示す信号をネットワーク40に送出し、障害が発
生すると障害情報をネットワーク40上に送出する。
を流れる信号を監視し、障害情報を検出した場合は、マ
スタ装置に障害が発生したとして、データ線73を介し
て第1の二重化装置50にその障害情報を送信する。
タ線73を介して障害情報を受け取るまでは待機状態に
ある。データ線73を介して障害情報を受信すると、デ
コーダ52は、レジスタ51を確認する。レジスタ51
に保持されている信号がマスタ表示信号でない場合は、
受信した障害情報を無視するが、ここでは、レジスタ5
1に保持されている信号がマスタ表示信号なので、受信
した障害情報を分析し、系の切替を行うか否か決定す
る。切替を行う場合、デコーダ52はスイッチ53をオ
フする。これによりマスタ装置である第1の処理装置へ
の電源供給が絶たれる。さらに、デコーダ52は、リセ
ット回路54を起動し、制御線79を介して第2の処理
装置20へリセット信号を送信する。
0は、ネットワーク上にマスタ装置が送信する周期的な
信号が存在しないこと、すなわち、マスタ装置が動作を
停止していることを確認し、マスタ装置としての動作を
開始する。マスタ装置として動作を開始した第2の処理
装置20は、上述した第1の処理装置10と同様の動作
を行う。すなわち、第2の処理装置20は、所定の処理
を行っている間、データ線72に自装置がマスタ装置で
あることを示すマスタ表示信号を出力する。また、第2
の処理装置20は、自装置の障害検出を行い、障害がな
い場合は所定の周期で正常動作していることを示す信号
をネットワーク40に送出し、障害が発生すると障害情
報を送出する。なお、第2の処理装置20は、マスタ装
置としての動作開始したので、ネットワーク40を監視
する動作は行わない。
0または第2の処理装置20がマスタ装置として動作し
ているとき、第1の処理装置10がマスタ装置として動
作しているときの第2の処理装置20と同様の動作を行
う。また、第2の二重化装置は、常に第1の二重化装置
と同様の動作を行う。
開始した後、この第2の処理装置20に障害が発生する
と、上述したのと同様にして系の切替が行われ、第2の
処理装置の電源供給が絶たれて、第3の処理装置がマス
タとして起動する。
2台の二重化装置を接続して三重化システムを構築した
が、3台の二重化装置を用いてリング状に接続すれば、
第3の処理装置に障害が発生した場合に、(修理が終了
した)第1の処理装置に自動的に切り換えるようにする
ことができる。
理装置に系を切替えるための制御回路などを必要としな
いので、構成を簡略化できる。また、同一構成の二重化
装置を用いて三重化以上の多重化システムを容易に構築
することができる。
なることである。
れる二重化装置で系の切り換えを行うようしたからであ
る。
ムが容易に構築できることである。その理由は、2つの
処理装置に接続された各二重化装置がマスタに接続され
ているときのみ動作するようにしたからである。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 同一機能を有し、互いに伝送路で接続さ
れた複数の処理装置と、該複数の処理装置が縦列接続さ
れるようにそれぞれが2つの処理装置に接続される複数
の二重化装置とを有し、 前記処理装置が、マスタとして動作しているのかスレー
ブとして動作しているのかを示すマスタ/スレーブ・デ
ータを出力する手段と、マスタとして動作しているとき
に自装置の状態を検出して前記伝送路に障害情報を送出
する手段と、スレーブとして動作しているときに前記伝
送路に送出された障害情報を取得し外部へ出力する手段
と、リセット信号を受けてマスタとしての動作を開始す
る起動手段とを有し、 前記二重化装置が、上位側の処理装置への電源供給を制
御するスイッチ手段と、下位側の処理装置へ前記リセッ
ト信号を出力するリセット手段と、前記上位側の処理装
置から出力された前記マスタ/スレーブ・データを保持
する保持手段と、該保持手段に保持されたマスタ/スレ
ーブ・データと前記下位側の処理装置から出力される前
記障害情報とに基づいて前記スイッチ手段と前記リセッ
ト手段とを制御する制御手段とを有することを特徴とす
る二重化システム。 - 【請求項2】 前記保持手段が、前記マスタ/スレーブ
・データとしてマスタを示すデータを保持しているとき
に、前記制御手段が、前記障害情報に基づいて前記スイ
ッチ手段を制御して前記上位側の処理装置への電源供給
を断し、かつ前記リセット手段から前記リセット信号を
出力させて前記下位側の処理装置をマスタとして起動す
るようにしたことを特徴とする請求項1の二重化システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09120652A JP3125864B2 (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 二重化システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09120652A JP3125864B2 (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 二重化システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10312300A JPH10312300A (ja) | 1998-11-24 |
JP3125864B2 true JP3125864B2 (ja) | 2001-01-22 |
Family
ID=14791539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09120652A Expired - Fee Related JP3125864B2 (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 二重化システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3125864B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101567459B1 (ko) * | 2013-06-05 | 2015-11-09 | 한국기계연구원 | 기액반응기 |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP09120652A patent/JP3125864B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101567459B1 (ko) * | 2013-06-05 | 2015-11-09 | 한국기계연구원 | 기액반응기 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10312300A (ja) | 1998-11-24 |
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