JPS61234137A - デ−タ伝送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデータ伝送方式に関し、特に２系列のデータ集
配信装置がそれぞれ双方向通信を行なっている場合、こ
れら２系列のデータ集配信装置のそれぞれが互いに異る
部位に異常を発生したとき両系列間で正常な構成部分を
使用してデータ送受信を可能ならしめるようにデータ回
線を切替えるデータ伝送方式に関する。

〔、従来の技術〕

多数の端末からオンラインで入力データを収集し、セン
タのメモリにいったんストアしたのち所定の内容の処理
を施したうえその結果を出力データとして所定の端末に
配信するデータ伝送方式は多くの分野でよく利用されて
いる。

このようなデータ伝送方式では、データの双方向通信を
行なうデータ集配信装置を２系列用意して冗長度をふや
し、動作信頼性を確保する場合が多い。したがって、発
生異常がいずれか１系列内である場合は他系列によって
データ送受信が確保され、両系列に異常が発生し次場合
でもおのおのの系列で異る構成部分に異常が発生した場
合には両系列の正常な部分を用いてデータの送受信を可
能ならしめている。

この場合、従来のデータ伝送方式では、入出力回線を介
して端末機器等とデータの入出力を実行するモデム（Ｍ
ＯＤＥＭ）と、入出力データのセンタ処理を実行するＣ
ＰＵとの間にあって、両系列のデータ通信回線の切替を
行なう回線制御部の動作制御を介して行なわれる。

第２図は従来のデータ伝送方式の構成レリを示すブロッ
ク図であり、双方向通信を行なう２系列のデータ集配信
装置ｌおよび２を含んで構成される。

これら両データ集配信装置はそれぞれ、同一のデータ処
理部１１お工び２１９回線制御部１２および２２．モデ
ム１３お工び２３．信号分岐回路１４Ａ、２４Ａおよび
１４Ｂ、２４Ｂを備えている０ さらに、データ処理部１１および２１はそれぞれ、ＣＰ
Ｕ１１１．２１１、モデム制’６４ｓ１１２　。

２１２、ＯＲ回路１１３，２１３を備え、回線制御部１
２および２２はそれぞれ、切替制御器１２１゜２２１、
切替器１２２，２２２を備えて構成される０ データ処理部１１のＣＰＵＩＩＩとモデム制御部１１２
とは入出カライン１１１１によって結合され、モデム制
御部１１２は主としてＣＰＵＩ　１１から提供されるパ
ラレルデータをシリアルデータに変換し、またＣＰＵＩ
　ｌ　１に提供すべきデータのシリアルパラレル変換を
実施する。

たとえば、多数の端末機器センナ鮮から入出力回線１０
０を介してモデム１３に供給されたデータ入力は所定の
復調処理を行なったのち信号分岐回路１４８に供給され
る。

信号分岐回路１４Ｂはこのデータ入力を回線制御部１２
および２２の切替器１２２および２２２へそれぞれ分岐
して供給し、切替器１２２と２２２は通常実線に示す接
続状態に接続されているので、この分岐され念データ入
力はモデム制御部１１２に対してのみ供給される。

モデム制御部１１２はこうして入力されるシリアルデー
タを所定の形式のパラレルデータに変換し入出カライン
１１１１を介してＣＰＵＩＩＩに供給する。

ＣＰＵＩＩＩはこうして入力されるデータ入力、あるい
は上位システムからＣＰＵＩ　１１に入力されるデータ
入力に所定の処理を実施したのちパラレルデータとして
の出力をモデム制御部１１２に供給する。

モデム制御部１１２はこの入力をシリアルデータに変換
し、各端末機器、センナごとに異るタイミング、識別コ
ードを設定して信号分岐回路１４Ａに送出する。信号分
岐回路１４Ａはこれを切替器１２２ならびに２２２に送
出するが、これら分岐出力のうち切替器１２２に供給さ
れた出力のみがデータ出力としてモデム１３に供給され
、所定の変調形式による変調を施されたのち入出力回線
ｉｏｏに出力される。

一方、データ集配信装置２も上述したデータ集配信装［
１と全く同様に動作し、これら２系列のデータ集配信装
置によって信頼性の高いデータ送受信を実現している。

たとえば、データ集配信装置１のデータ処理部１１とデ
ータ集配信装置２のそデム２３に異常が発生した場合を
考えてみる。

データ処理部１１で発生する異常はＣＰＵ１１１もしく
はモデム制御部１１２いずれかの異常であり、これら構
成部位のいずれか、もしくは両方に異常が発生すると異
常発生情報がＯＢ−回路１１３に供給され、この出力は
回線制御部１２および２２の切替制御器１２１および２
２１に送出される。

切替制御器１２１および２２１はＯＲ回路１１３の出力
を受けるとそれぞれ切替器１２２お工び２２２の接続状
態を実線で示す状態から破線で示す状態に切替える。こ
の切替によってデータ集配信装置１におけるデータの入
出カフローは次のように変換せしめられる。

すなわち、モデム１３ならびに信号分岐回路１４Ｂを介
し、て入力されるデータ入力は切替器２２２を介してデ
ータ処理部２１のモデム制御部２１２に供給される。モ
デム制御部２１２はこのデータ入力をパラレルデータに
変換し入出カライン２１１１を介してＣＰＵ２１１に供
給する。

一方データ出力はＣＰＵ２１１から入出カライン２１１
１を介してモデム制御部２１２に供給され、これによっ
てシリアルデータ出力に変換されてデータ出力として信
号分岐回路２４Ａに供給される。

信号分岐回路２４Ａの出力は切替器２２２の接続状態が
点線の状態であるため切替器１２２を介してモデム１３
に送出される。

このようにして正常な構成部分を使用してデータの送受
信が確保される。

全く同様にしてデータ処理部２１およびモデム１３に異
常が発生した場合もデータ処理部１１とモデム２３０組
合せによってデータ送受信ができるように回線が切替え
られる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上述した従来のデータ伝送方式において
は、たとえばデータ集配信装置１のデータ処理部１１に
異常を発生したとき、データ集配信装置２の動作状態を
監視しないまま切替えると、正常なデータ集配信装置２
自体のデータ入出力と、モデム１３とデータ処理部２１
によって行なわれているデータ入出力とが衝突すること
がアリ、両系統の双方向通信が不可能となってしまう。

従って、異常発生に対応してデータ回線を切替えるため
には２系列のデータ集配信装置が常に互いに相手系の異
常状態をその各構成部分について監視する必要があり、
これに要するハードウェアの切替制御ならびに２系列間
の制御信号の授受が双方向通信の回線数に対応しつつ膨
大化するとともにシステム運用上の保守性、信頼性の劣
化が避けられないという欠点がある。

本発明の目的は上述した欠点を除去し、保守性と信頼性
とを著しく向上せしめ、しかも簡素な構成で回線増設に
対する柔軟性も大幅に改善したデータ伝送方式を提供す
ることにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明のデータ伝送方式は、各種端末と、前記端末に第
一の入出力線を介して接続され、前記端末からの各種デ
ータを変調して第一のデータ入力とし、第一のデータ出
力を変調して前記端末に送出する第一のモデム、前記第
一のデータ入力に所定のデータ処理を施して前記第一の
データ出力とする第一のデータ処理手段、および前記第
一のデータ処理手段および第一のモデムの間に配置し、
前記第一のデータ入力、第一のデータ出力の切替を行う
第一の切替手段を有する第一のデータ集配信装置と、前
記端末に第二の入出力線を介して接続され、前記端末か
らの各種データを変調して第二のデータ入力とし、第二
のデータ出力を変調して前記端末に送出する第二のモデ
ム、前記第二のデータ入力に所定のデータ処理を施して
前記第二のデータ出力とする第二のデータ処理手段、お
よび前記第二のデータ処理手段および第二のモデムの間
に配置し、前記第二のデータ入力、第二のデータ出力の
切替を行う第二の切替手段を有する第二のデータ集配信
装置とを具備するデータ伝送方式において、前記第一、
第二のデータ集配信装置間に配置したデータバスを具備
し、前記第一〇切替手段が、前記第一のデータ集配信装
置の正常時に、前記第一のモデムからの前記第一のデー
タ入力を前記第一のデータ処理手段に、前記第一のデー
タ処理手段からの前記第一のデータ出力を前記第一のモ
デムに供給し、前記データバスの内部への接続を断ち、
前記第一のデータ処理手段への前記第一のデータ入力の
返送がない異常時に、前記第一のモデムからの前記第一
のデータ入力の信号線を前記データバスに接続し、前記
第一のデータ処理手段からの前記第一のデータ出力の信
号線を前記データバスに接続し、前記第二のモデムから
の前記第二のデータ入力の信号線を前記データバスを介
して前記第一のデータ処理手段に接続し、前記第二のデ
ータ処理手段からの前記第二のデータ出力の信号線を前
記データバスを介して前記第一のモデムに接続し、前記
第二の切替手段が、前記第二のデータ集配信装置の正常
時に、前記第二のモデムからの前記第二のデータ入力を
前記第二のデータ処理手段に、前記第二のデータ処理手
段からの前記第二のデータ出力を前記第二のモデムに供
給し、前記データバスの内部への接続を断ち、前記第二
のデータ処理手段への前記第二のデータ入力の返送がな
い異常時に、前記第二のモデムからの前記第二のデータ
入力の信号線を前記データバスに接続し、前記第二のデ
ータ処理手段からの前記第二のデータ出力の信号線を前
記データバスに接続し、前記第一のモデムからの前記第
一のデータ入力の信号線を前記データバスを介して前記
第二のデータ処理手段に接続し、前記第一のデータ処理
手段からの前記第一のデータ出力の信号線を前記データ
バスを介して前記第二のモデムに接続するようにしたこ
とを特徴とするものである。

〔実施例〕

次に図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明によるデータ伝送方式の一実施例を示す
ブロック図である。

第１図に示す実施例は集配信装置３および集配信装置４
によって構成される２系列構成のデータ伝送方式を示し
、データ集配信装置３お工びデータ集配信装置４はそれ
ぞれ、同一内容のデータ処理部１１’および２１′、切
替器１２２および２２２゜モデム１３および２３２等を
備えて構成され、さらにデータ処理部１１′および２１
′はそれぞれ、ＣＰＵＩＩＩおよび２１１．モデム制御
部１１４および２１４のほか、切替器１３２および２３
２を備えて構成される。なお上述した切替器１２２およ
び２２２はそれぞれ切替器１３２および２３２と連動し
て切替えられる。

さて、データ処理部１１′と２１′とはそれぞれＣＰＵ
ＩＩＩ、２１１の内蔵プログラムの制御のもとに、次の
ようにして、常時は自系側に切替器１３２．１２２を接
続し、自系データの送受信を行ない、各構成部分を監視
する。

たとえばデータ集配信装置３においては、ＣＰＵ１１１
の制御のもとにモデム制御部１１４を介して切替器１３
２が実線で示す如く自系側に接続せしめられ、さらにこ
れと連動する切替器１２２も自系側に接続せしめられる
。こうしてデータ集配信装置３は自系のデータ入出力す
なわち双方向通信を実施する。

ＣＰＵＩ　１１は内蔵プログラムの制御のもとに送信デ
ータに対して予め設定した形式のチェックデータを付与
しこれを入出カライン１１１２を介してパラレルデータ
としてモデム制御部１１４に供給する。モデム制御部１
１４はパラレルデータとして入力したチェックコード付
き送信データをシリアルデータに変換しデータ出力とし
て切替器１３２に供給する０ 切替器１２２，１３２は通常は実線に示す接続状態に保
持され、モデム制御部１４からのデータ出力はモデム１
３に供給されることとなり、このデータ出力は所定の形
式の変調を施されたうえ入出力回線１００を介して所定
の端末機器、センサ等に供給される。

こうして所定の端末機器、センサ等にデータ出力が供給
されると端末機器、センサ等からはチェックデータが付
与された応答データが入出力回線１００を介してモデム
１３に供給される。

モデム１３はこうして入力したチェックデータ付応答デ
ータを復調したうえデータ入力として切替器１２２，１
３２を介してモデム制御部１１４に供給し、モデム制御
部１１４はこうして入力したシリアルデータ形式のデー
タ入力を所定の形式のパラレルデータに変換して入出カ
ライン１１１２を介してＣＰＵＩＩＩに送出する。

このようにして双方向通信を実現している場合、データ
入力としての返送がないときにはＣＰＵ１１１は内蔵プ
ログラムの制御のもとに切替制御信号を送出して切替器
１２２，１３２を破線で示す状態に切替えさせ、この切
替えに工ってＣＰＵ１１１とモデム１３から切替器１３
２を介して送出されるデータ出力はデータ集配信装置４
に供給されるが、データ集配信装置４もデータ集配信装
置３と全く同様に、ＣＰＵ２１１．モデム制御部２１４
、切替器２３２，２２２およびモデム２３によってデー
タ出力を入出力回線２００に送出し、またこの入出力回
線２００に接続された前記端末装置、センナ群からのデ
ータ入力を受けつつあり、この送受信系列に異常が無い
場合、切替器２２２゜２３２は実線に示す接続状態とな
っており、上述したデータ集配信装置３の切替が行なわ
れても、これに影響されることなく、データの入出力は
正常なデータ集配信装置４によって確保されることにな
る。

次に、もしデータ集配信装置２の双方向通信においてデ
ータ入力としての返送がない場合には切替制御信号を切
替器２２２，２３２に送出して破線の状態に切替える。

両系における異常発生部位が相互に異るときにはこの切
替によって形成されるデータ入出力ルートによって双方
向通信が可能となる０つ１９自系に異常が発生したとき
には常に切替器１３２，２３２ならびに切替器１２２゜
２２２を他系側に切替えることによって互いに他系の動
作状態の監視を行なうことなくデータの双方向通信が可
能となる。

〔発明の効果〕

以上説明した如く本発明によれば、２系列構成のデータ
集配信装置がそれぞれ同一データの双方向通信を行なっ
ている場合、この２系列のデータ集配信装置のそれぞれ
が互いに異る構成部分に異常を発生しても正常な部分を
使用して双方向通信を確保するデータ伝送方式において
、自己の系列におけるデータ応答を監視しつつ、この応
答が欠如したときは自系列の異常な構成部分を他系列の
正常な当該構成部分と接続するように切替える手段を備
えることによって、他系列の異常発生の常時監視を根本
的に不要とし、従って２系列間の切替制御のための信号
授受が根本的に不要となって、このためのグープル工事
処理が不要となると乏もにシステム運用上の保守性、信
頼度を著しく改善しうるほか、切替回路の構成を大幅に
単純化し得て、さらに回線増設等のシステム拡張に対し
ても著しく柔軟性の高いデータ伝送方式が実現できると
いう効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック図、第配信装置
、１１．１１’、２１．２１’・・・・・・データ処理
部、１２，２２・・・・・・回線制御部、１３．２３・
・・・・・モデム、１４Ａ、１４Ｂ、２４Ａ、２４Ｂ・
・・・・・信号分岐回路、１１１，２１１・・・・・・
ＣＰＵ。 １１２．１１４，２１２，２１４・・・・・・モデム制
御部、１１３，２１３・・・・・・０几回路、１１４，
２１４・・・・・・モデム制御部、１２１，１２２，１
３２゜２２１．２２２，２３２・・・・・・切替器。 佑１回

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 各種端末と、前記端末に第一の入出力線を介して接続さ
   れ、前記端末からの各種データを変調して第一のデータ
   入力とし、第一のデータ出力を変調して前記端末に送出
   する第一のモデム、前記第一のデータ入力に所定のデー
   タ処理を施して前記第一のデータ出力とする第一のデー
   タ処理手段、および前記第一のデータ処理手段および第
   一のモデムの間に配置し、前記第一のデータ入力、第一
   のデータ出力の切替を行う第一の切替手段を有する第一
   のデータ集配信装置と、前記端末に第二の入出力線を介
   して接続され、前記端末からの各種データを変調して第
   二のデータ入力とし、第二のデータ出力を変調して前記
   端末に送出する第二のモデム、前記第二のデータ入力に
   所定のデータ処理を施して前記第二のデータ出力とする
   第二のデータ処理手段、および前記第二のデータ処理手
   段および第二のモデムの間に配置し、前記第二のデータ
   入力、第二のデータ出力の切替を行う第二の切替手段を
   有する第二のデータ集配信装置とを具備するデータ伝送
   方式において、前記第一、第二のデータ集配信装置間に
   配置したデータバスを具備し、前記第一の切替手段が、
   前記第一のデータ集配信装置の正常時に、前記第一のモ
   デムからの前記第一のデータ入力を前記第一のデータ処
   理手段に、前記第一のデータ処理手段からの前記第一の
   データ出力を前記第一のモデムに供給し、前記データバ
   スの内部への接続を断ち、前記第一のデータ処理手段へ
   の前記第一のデータ入力の返送がない異常時に、前記第
   一のモデムからの前記第一のデータ入力の信号線を前記
   データバスに接続し、前記第一のデータ処理手段からの
   前記第一のデータ出力の信号線を前記データバスに接続
   し、前記第二のモデムからの前記第二のデータ入力の信
   号線を前記データバスを介して前記第一のデータ処理手
   段に接続し、前記第二のデータ処理手段からの前記第二
   のデータ出力の信号線を前記データバスを介して前記第
   一のモデムに接続し、前記第二の切替手段が、前記第二
   のデータ集配信装置の正常時に、前記第二のモデムから
   の前記第二のデータ入力を前記第二のデータ処理手段に
   、前記第二のデータ処理手段からの前記第二のデータ出
   力を前記第二のモデムに供給し、前記データバスの内部
   への接続を断ち、前記第二のデータ処理手段への前記第
   二のデータ入力の返送がない異常時に、前記第二のモデ
   ムからの前記第二のデータ入力の信号線を前記データバ
   スに接続し、前記第二のデータ処理手段からの前記第二
   のデータ出力の信号線を前記データバスに接続し、前記
   第一のモデムからの前記第一のデータ入力の信号線を前
   記データバスを介して前記第二のデータ処理手段に接続
   し、前記第一のデータ処理手段からの前記第一のデータ
   出力の信号線を前記データバスを介して前記第二のモデ
   ムに接続するようにしたことを特徴とするデータ伝送方
   式。