JP2844862B2 - 遠方監視制御システムの設備切替方式 - Google Patents

遠方監視制御システムの設備切替方式

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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、流動群構成の遠方監視制御システムに係
り、特にシステムの運用を継続しながら制御所側の現設
備を新設備に切り替える設備更新のための切替方式に関
する。
B.発明の概要 本発明は、制御所側の現設備を新設備に切り替えるに
おいて、 現設備の親局と新設備の親局とを子局に対して直列接
続,分岐接続又は直列・分岐切替接続を行うことによ
り、 現設備から新設備への切替えにシステム運用状態を確
保しながら確実,容易に切替えできるようにしたもので
ある。
C.従来の技術 第4図は流動群構成の遠方監視制御システムの回線構
成例を示す。同図(A)は回線の正常状態を示す。3つ
の親局11〜13に対して8つの子局21〜28が3つのグルー
プG1〜G3即ちループ回線31〜33で夫々一つの親局11〜13
に属して結合される。ループ回線31〜33には送受信デー
タが一方向(矢印で示す)で巡回され、子局23,26は両
方のループ回線に所属する端末モードの動作にされ、こ
れら子局を除く子局21,22,24,25,27,28は中継モードの
動作にされる。
又、端末モードにおいて、親局との連絡を行う方を本
属、行わない方を兼属と称する。同様に、中継モードに
おいて、親局と連絡を行う方を主系、行わない方を従系
と称する。
こうした構成において、回線断等の回線異常には各ル
ープ回線31〜33に対する子局の所属を変えることで全子
局に対する通信機能を回復する。第4図(B)は子局21
と22間の回線異常発生による回線構成変形途中状態を示
し、子局21と22は中継モードから端末モードに変化して
回線異常部を健全回路から分離する。しかし、このまま
では、子局22はどの親局とも接続されていないので、子
局22に対する通信機能はない。第4図(C)は通信機能
回復後の回線構成状態例を示す。同図(C)では子局21
と22間の回線異常と判定した場合の回復回線構成を示
し、子局21はループ回線31で親局へ所属し、子局22と23
はループ回線32で親局12へ所属される。
親局11〜13は制御所側設備として1箇所に集中配置さ
れ、マンマシンインターフェースによりシステム運転状
態等の監視がなされる。
ここで、制御所側設備を新設備に切替える場合、現設
備によるシステム運転状態のまま新設備への検証しなが
らの切替えが要望され、従来の切替方式は第5図に示す
ようにグループ毎の順次切替えがなされている。同図
中、親局11〜13と子局21,2K,2K+1,2nとの接続によりス
イッチSW1〜SW3の切替部4を設け、新設備5の親局61
63と現設備7の親局11〜13とをスイッチSW1〜SW3の順次
切替えと検証を行うことで新設備5への移行を行う。8,
9は現設備,新設備のマンマシンインターフェースであ
る。
D.発明が解決しようとする課題 従来の切替方式において、新設備5が現設備7とは別
のビルなど離れた位置に設置される場合が多い。この場
合には切替部4による切替途中、例えばスイッチSW1
み新設備5側に切替えた状態で次のような問題があっ
た。
(1)現設備7側では親局11を通した子局21側との運用
状態が判らず、新設備5側では親局12,13を通した運用
状態が判らない。このような状態では回線異常の発生に
前述の群構成の変更処理を現設備7及び新設備5の双方
共に実行することができず、設備5及び7の双方の運用
者が互いに連絡を頻繁に行いながら対応処理するという
煩わしさがある。
(2)グループ境の双方親局に制御を指令する場合、切
替前では当該スイッチを1回操作することで済むが、切
替途中では現設備7側と新設備5側の双方から操作しな
ければならない。
(3)切替途中で新設備側での検証中に問題が発生した
とき、スイッチSW1を現設備7側へ戻すことになるが、
次のような運用中断になる。
(3a)流動群構成の性質上、スイッチの切替えで群流動
を発生し、約2分間の連絡機能中断が発生する。
(3b)新設備5側で運用されている間の親局11側の状態
を現設備7側で全て把握するまでに数分間を必要とす
る。
(4)子局21〜2n間の情報授受は、回線異常でマンマシ
ンインターフェースを通して親局間のルートで迂回する
ことができるが、切替途中では該迂回ルートの形成がで
きない。
なお、子局に対し、現設備の親局に新設備の対応する
親局を単に直列接続又は切り替える冗長構成では、シス
テム運用状態を確保しながら新設備の機能検証ができな
い。例えば、子局に対して両親局を単に直列接続するの
では、一方の親局の機能喪失や異常処理がシステムの運
用不能に陥らせる。同様に、子局に対して両親局を単に
切り替えるのでは、システムの運用状態を確保しながら
新設備をモニタした機能検証を行うことができない。
本発明の目的は、現設備から新設備の切替えにシステ
ム運用状態を確保しながら確実,容易に切替えできる切
替方式を提供することにある。
E.課題を解決するための手段と作用 本発明は、前記目的を達成するため、多数の子局を制
御所側の複数の親局の一つに所属させる流動群構成の遠
方監視制御システムにおいて、 前記制御所側の現設備と同等の親局を具えて該現設備
から切り替えられる新設備と、前記子局と現設備の親局
及び新設備の親局とを結合する伝送路に介挿され、該子
局に対して現設備の親局との単独設備から新設備の対応
する親局との直列接続に切替えできる切替部とを備え、
現設備から新設備への切替えに、前記切替部が現設備の
親局と新設備の対応する親局を順次直列接続に切り替え
て新設備の親局による子局との連絡を現設備の親局がモ
ニタすることで新設備の親局に対して新設備の親局の処
理状況をモニタ可能にし、また新設備の検証を可能にす
る。
また、双方の親局を分岐接続又は直列・分岐接続の切
替えを行うことでモニタと検証を可能にする。
F.実施例 第1図は本発明の一実施例を示す回路図である。切替
部4Aは現設備7の親局11と子局21の伝送路のうち下り伝
送路にのみ切替スイッチSW41を設け、該スイッチSW41
よって親局11と子局21を直接接続(単独接続)又は新設
備5の親局61を現設備の親局11に直列接続する。同様
に、切替スイッチSW42は親局12と子局25を直接接続(単
独接続)又は親局62を現設備の親局12に直列接続する切
替えを行う。
上述の構成になる切替部4Aを設け、切替スイッチS
W41,SW42を図示の状態に切替えたとき、グループG1では
現設備7と新設備5の親局11と61とが直列接続され、親
局11と子局21との送受信情報が親局61にも送受信され
る。
ここで、親局11,61の送受信処理として、互いに相手
側の発信信号を受信した場合には発信元コードが自局と
同一であること、かつ自局では発信していないことを条
件に送信完了と等価の処理を行うことで双方の親局存在
にも一つの親局による発信処理とする。また、子局から
の選択信号に対する返信信号を相手側親局が発信する場
合、自局では宛先コードが親局で選択符号と返信符号の
内容の一致性及び時間感覚から返信符号を捨てることに
より、子局からの連絡信号を双方の親局に取り込むこと
ができる 従って、現設備7から新設備5への切替過渡期にも現
設備7側でのシステム運用を行いながら新設備5での親
局61の機能モニタ及び検証を行うことができる。例え
ば、親局11によるグループG1のポスト管理を継続しなが
ら新設備の親局61から子局への制御連絡を行い、この子
局からの制御連絡を現設備の親局11で確認することによ
り新設備の親局61の制御連絡機能の正当性をチェックす
ることができるし、現設備と新設備との間の干渉を起こ
すことなく一方のモニタによる両設備の同一性を検証す
ることができる。
また、切替途中での回線異常が発生する現設備7側で
正当に応動することができる。また、グループ境の双方
親局に制御を指令するにも親局11,61が直列に接続され
ることから一方の親局に指令を渡すことで済む。さら
に、切替途中でのスイッチSW41の復帰にも親局61の取り
除きになって依然として親局11の管理を継続でき、連絡
機能の中断は起きない。
第2図は本発明の他の実施例を示す回路図である。同
図において、切替部4Bは、子局から親局への上がり伝送
路に分岐器D1,D2を具え、この分岐信号を新設備5の対
応するグループの親局61,62への上がり信号として与え
る。また、切替部4Bは、親局から子局への下り伝送路に
切替スイッチSW43,SW44を具え、下り信号を親局11,12
ら親局61,62に切替える。
上述の構成によれば、子局との情報授受は現設備7と
親設備5に分岐接続され何れか一方の親局が実行するこ
とができ、しかも他方の親局は情報授受をモニタするこ
とができる。従って、第1図の直列方式と同様に、第2
図の分岐方式では現設備7から新設備5への切替過渡期
にもシステム運用を継続しながら機能モニタと検証を行
うことができる。
本実施例では前述の直列方式に較べて切替時に新設備
5の親局が夫々のグループに直接に介挿されることがな
く、伝送ルートの改定処理を不要にする。すなわち、第
1図の構成では、切替部4Aを設けることにより、例えば
親局11と61が直列接続になり、現設備の親局11にはこの
直列接続で連絡を可能とする伝送ルートの設定機能が用
意されていないため、その設定(改定)が必要となるの
に対し、本実施例では伝送ルートの改定を不要にする。
また、本実施例では、両設備の親局が分岐接続されるた
め、新設備の親局出力をロックしたまま機能検証を可能
にする。
なお、直列方式の利点になる双方の親局による並行運
用による検証ができないが、これには切替部として直列
方式と分岐方式とを切替可能とする直列・分岐併用方式
とすることで済む。第3図は直列・分岐併用方式の要部
回路図を示す。同図中、連動スイッチSW45は直列方式で
図示の状態にあって分岐方式で切替えられ、切替スイッ
チSW46は現設備から新設備への切替えを行う。
G.発明の効果 以上のとおり、本発明は現設備の親局と新設備の親局
とを直列接続又は分岐接続さらには直列・分岐の切替接
続するようにしたため、システム運用を継続しながら双
方の親局によるモニタと新設備の検証ができ、また切替
途中での回線異常等にも対応でき、切替えを確実,容易
にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は本発
明の他の実施例を示す回路図、第3図は他の実施例を示
す直列・分岐併用方式の要部回路図、第4図(A)は流
動群構成の回路構成図、第4図(B)は回線異常発生時
の回線構成変形途中状態図、第4図(C)は回線異常に
よる構成変形図、第5図は従来の切替回路図である。 11,12……親局、21,25……子局、4A,4B,4C……切替部、
5……新設備、61,62……親局、7……現設備、8,9……
マンマシンインターフェース。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の子局を制御所側の複数の親局の一つ
    に所属させる流動群構成の遠方監視制御システムにおい
    て、 前記制御所側の現設備と同等の親局を具えて該現設備か
    ら切り替えられる新設備と、 前記子局と現設備の親局及び新設備の親局とを結合する
    伝送路に介挿され、該子局に対して現設備の親局との単
    独設備から新設備の対応する親局との直列接続に切替え
    できる切替部とを備え、 現設備から新設備への切替えに、前記切替部が現設備の
    親局と新設備の対応する親局を順次直列接続に切り替え
    て新設備の親局による子局との連絡を現設備の親局がモ
    ニタすることで新設備の親局の機能検証を行うことを特
    徴とする遠方監視制御システムの設備切替方式。
  2. 【請求項2】多数の子局を制御所側の複数の親局の一つ
    に所属させる流動群構成の遠方監視制御システムにおい
    て、 前記制御所側の現設備と同等の親局を具えて該現設備か
    ら切替えられる新設備と、 前記子局と現設備の親局及び新設備の親局とを結合する
    伝送路に介挿され、該子局からの連絡を現設備の親局と
    新設備の対応する親局の両方に与える分岐接続をし、か
    つ現設備から親局から該子局への連絡と新設備の対応す
    る親局から該子局への連絡を切替えできる切替部とを備
    え、 現設備の新設備への切替えに、前記子局への連絡を前記
    切替部が現設備の親局から新設備の対応する親局へ切り
    替えて新設備の親局による子局との連絡を現設備の親局
    がモニタすることで新設備の機能検証を行うことを特徴
    とする遠方監視制御システムの設備切替方式。
  3. 【請求項3】多数の子局を制御所側の複数の親局の一つ
    に所属させる流動群構成の遠方監視制御システムにおい
    て、 前記制御所側の現設備と同等の親局を具えて該現設備か
    ら切替えられる新設備と、 前記子局と現設備の親局及び新設備の親局とを結合する
    伝送路に介挿され、該子局に対して現設備の親局との単
    独設備から新設備の対応する親局との直列接続に切替え
    でき、かつ該子局からの連絡を現設備の親局と新設備の
    対応する親局の両方に与える分岐接続をし、かつ現設備
    の親局から該子局への連絡と新設備の対応する親局から
    該子局への連絡を切替えできる切替部とを備え、 現設備から新設備への切替えに、前記切替部が現設備の
    親局と新設備の対応する親局を順次直列接続に切り替え
    て新設備の親局による子局との連絡を現設備の親局がモ
    ニタすること、又は前記子局への連絡を前記切替部が現
    設備の親局から新設備の対応する親局へ切り替えて新設
    備の親局による子局との連絡を現設備の親局がモニタす
    ることで新設備の機能検証を行うことを特徴とする遠方
    監視制御システムの設備切替方式。
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