JPS63227563A - 環状テルペン化合物の製造方法 - Google Patents

環状テルペン化合物の製造方法

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JPS63227563A
JPS63227563A JP62063417A JP6341787A JPS63227563A JP S63227563 A JPS63227563 A JP S63227563A JP 62063417 A JP62063417 A JP 62063417A JP 6341787 A JP6341787 A JP 6341787A JP S63227563 A JPS63227563 A JP S63227563A
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大西 孝志
Shigeaki Suzuki
繁昭 鈴木
Toshiki Mori
俊樹 森
Yoshiji Fujita
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    • C07C317/00Sulfones; Sulfoxides

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般式(I) (式中、Rは水素原子又は低級アルキル基を表わす) で示される環状テルペン化合物の製造方法に関する。
前記一般式(I)で示される環状テルペン化合物は、医
薬、飼料添加剤として使用されているビタミンA酸およ
びビタミンAアセテートの合成中間体として有用である
(例えば、天寿ら、 J、 Am−Chem、5oc−
,106,3670(I984):天寿ら、J、Org
、Chem、、51.3834(I986)を参照)。
〔従来の技術〕
従来、環状テルペン化合物は次に示すような方法によシ
製造されることが知られている。
(2+ 、!、の収率93係、兄と乏の生′成比率はシ
化寓5/1、特公昭57−48549号公報の実施例8
参照) (見+ゑ+4の収率95係、兄とえと4の生成比車兄/
乏/A −86/ 9 / 5、宇根山ら、 Bull
、 Chem。
Soc、Jpn、、58.1859(I985)参照)
〔発明が解決しようとする問題点〕 上記従来技術に基づく環状テルペン化合物の製造は、い
ずれも鎖状テルペン化合物を出発原料とする酸性条件下
の閉環反応によって行われている。
前記したように、ビタミンA酸およびビタミンAアセテ
ート合成に必要な環状テルペン化合物は一般式(I)の
化合物(以後、β一体と略記することがある)である。
しかしながら、従来の技術にしたがう環状テルペン化合
物の製造は、β一体の他に一般式(II) (式中、Rは前記定義のとおシである)で示される環状
テルペン化合物(以後、α一体と略記することがある)
の副生を伴う。したがって、閉環反応によるβ一体の反
応収率は低く、また副生ずるα一体との分離はシリカゲ
ルクロマトグラフィーなどの煩雑な手段を必要とした。
しかして、本発明の目的はビタミンA酸およびビタミン
Aアセテート合成の原料であるβ一体を、収率よく、工
業的なスケールで製造する方法を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、上記の目的は、一般式(n)(式中、
Rは水素原′子又は低級アルキル基を表わす) で示される環状テルペン化合物を優位に含有する一般式
(I) (式中、Rは上記定義のとおシである)で示される環状
テルペン化合物との混合物に酸を作用させ、得られる一
般式(I)の環状テルペン化合物を優位に含有する一般
式([)の環状テルペン化合物との混合物から晶析によ
シ一般式(I)の環状テルペン化合物を分離することに
よシ達成される。さらに本発明によれば、上記目的は、
一般式(III) (式中、Rは水素原子又は低級アルキル基を表わす) で示される鎖状テルペン化合物と上記一般式(I)およ
び一般式(II)で示される環状テルペン化合物との混
合物に酸を作用させ、得られる一般式(I)の環状テル
ペン化合物を優位に含有する一般式(II)の環状テル
ペン化合物との混合物から晶析によシ一般式(I)の環
状テルペン化合物を分離することによっても達成される
ことが見出された。
ここで一般式I(β一体)、一般式■(α一体)および
一般式■の鎖状テルペン化合物におけるRについて説明
する。Rは水素原子:メチル基、エチル基、n−プロピ
ル基、1−プロピル基、n −グチル基、l−グチル基
およびt−グチル基などの低級アルキル基であシ、これ
らの低級アルキル基はスルホン基に対してオルト位(0
−)、メタ位(m−)およびパラ位(p−)のいずれの
位置に置換されていてもよい。この内、最も重要なRは
水素原子およびp−メチル基である。
本発明は下記の2つの操作によシ構成される。
1) α一体を優位に含むβ一体との混合物、もしくは
それらの混合物に一般式■の鎖状テルペン化合物を混合
して、酸を作用させることによってβ一体を優位に含有
するα一体との混合物を得る操作。
2)1)の操作によシ得た混合物から晶析によってβ一
体を分離する操作、さらに晶析母液からα一体を優位に
含むβ一体との混合物を回収する操作 上記2)の晶析母液から回収されるα一体を優位に含む
β一体との混合物は再び上記l)の操作を行うことによ
ってβ一体を優位に含む混合物に変えられる。このよう
な操作を繰返すことによシ、β一体のみを結晶として収
率よく、工業的スケールで確保することができる。
β一体を優位に含有するα一体との混合物は、α一体を
優位に含むβ一体との混合物に酸を作用させ、あるいは
それらの混合物に一般式■の鎖状テルペン化合物を混合
して酸を作用させることによって製造することができる
。酸は硫酸;硫酸とギ酸、酢酸などの低級脂肪族カル?
ン酸との混合酸を例示することができる。酸の使用量は
、α一体とβ一体の合計モル数、もしくはα一体、β一
体および一般式■の鎖状テルペン化合物の合計モル数に
対して0.5〜20モル倍、好ましくは0.5〜5モル
倍の酸が使用される。酸との反応温度は使用する酸の種
類および使用量によって変化するが、通常−10〜15
0℃の範囲で行なわれ、反応時間は1分乃至5時間であ
る。反応は溶媒を必ずしも必要としないが、系の粘度を
下げて攪拌状態をよくすること、および低沸点の溶媒を
加えることによって反応温度のコントロールを容易にす
ることなどを目的として溶媒を使用することは好ましい
。この目的に使用しうる溶媒としてブタン、ペンタン、
ヘキサン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水素;メチルクロ
リド、プロピルクロリド、メチレンジクロリドなどのハ
ロダン化炭化水素;メチルエーテル、エチルエ・−チル
、プロピルエーテルなどの脂肪族エーテル;アセトン、
メチルエチルケトン、メチルプロピルケトン、ジイソプ
ロピルケトンなどの脂肪族ケトン;酢酸メチル、酢酸エ
チルなどの脂肪族力/l/&l/エンテルなど、反応系
中で安定であシ、反応を阻害しない溶媒を例示すること
ができる。溶媒の使用量は使用する酸に対して0.1〜
50容量倍であシ、0.5〜10容量倍が実際的である
本発明に従えば、酸との反応後においてα一体とβ一体
の比率をα一体/β一体=20〜40/80〜60とす
ることができる。このようにしてβ一体の比率を高めた
反応後の混合物は晶析に付すことによシ、β一体を結晶
として単離することができる。
晶析溶媒には、ヘキサン、ヘプタンなどの脂肪族R化水
i;ベンゼン、トルエン、キシレンナトの芳香族炭化水
素;エチルエーテル、プロピルエーテルなどの脂肪族エ
ーテル:メタノール、エタノール、プロパツールなどの
脂肪族アルコール:アセトン、メチルエチルケトンなど
の脂肪族ケトン;酢酸メチル、酢酸エチルなどの脂肪族
カルデン酸エステルなどを、単独もしくはこれらの混合
液で使用することができる。晶析温度は使用する溶媒に
よって異なるが、通常、溶媒の還流温度から一50℃の
範囲で実施できる。溶媒の使用量はα一体とβ一体の合
計量に対して0.1乃至200容量倍の範囲で用いられ
る。なおα一体とβ一体の晶析分離は溶媒をしないでも
実施することができるが、一般的には溶媒を用いる方が
高純度のβ一体を単離することができる。また晶析は高
圧条件下でも実施できる。
β一体を結晶として得た晶析の母液から、溶媒を使用し
た場合には溶媒を常圧もしくは減圧下に留去することに
よシ、α一体を優位に含有するβ一体との混合物を回収
することができる。かくして得られた混合物はそのまま
、もしくは一般式■の鎖状テルペン化合物と混合して上
記の如く酸と反応させることによシβ一体を優位に含む
α一体との混合物に交換出来、前記と同様な条件下で晶
析することによシ、β一体を結晶として得ることができ
る。上記の操作の繰シ返しによシ、実質的にβ一体のみ
を収率よく、工業的スケールで確保することができる。
なお晶析母液よシ回収した混合物はそのまま使用しても
よいが、さらに分子蒸留などで高沸点物を除去したのち
使用してもよい。
以下実施例によシ本発明を説明する。
実施例1 300−の三つロフラスコに濃硫酸32.1.9(I7
,5yd)、酢酸18.4 J (I−7,5td)お
よびペンタン50tdをとった。次いで激しく攪拌しな
がら、室温下、この中にα−シクロrラニルフェニルス
/l/ ホy C!、) トβ−シクロゲラニルフェニ
ルスルホン(、!、)の見/乏−54/46の混合物7
1.5g(純度83係、純量59.a、lおよびペンタ
ン10〇−を5分間で加えた。内温は38℃に達した。
5分後に反応混合物を氷−酢酸エチ/L/(300gと
300−)の中に加えた。フラスコ内を冷水で2回洗浄
し、あわせて酢酸エチ、yy300−で抽出した。有機
層を水500ゴで、次いで10%重曹水300−で洗浄
したのち、無水硫酸マグネシウム上で乾燥した。無水硫
酸マグネシウムをF別し、溶媒を留去することによシ、
黄かつ色の粘稠油69. I Ii(純度85.5%、
純量59.1g)を得た。ガスクロマド分析の結果、こ
のものに含まれる兄とゑの比率は見/5=29/71で
ありた。
ガスクロマド条件;カラム、サーモン1000,1mカ
ラム温度150〜250℃、 昇温速度16℃/分 α−シクロゲラニルフェニルスルホンCA)   。
β−シクロゲラニルフェニルスルホン(工)上記の方法
で得た粘稠油をヘキサンとベンゼンの混合液(容量比へ
キサン/ベンゼン=97/3)300−に還流下に溶か
し、徐々に冷却し、10℃で5時間保持したのち、析出
した結晶をガラスフィルターで炉別して白色結晶30.
9.9を得た。
このものはガスクロマド分析の結果、兄とLの兄/、!
、−5,0/95.0の混合物であった。また晶析母液
から溶媒を減圧下に留去することによシかっ色の粘稠油
33.7II(純度83.7係、純量28.2.9)を
得た。このものはガスクロ分析の結果、兄と見の比率は
芝/、!、 −s 5.3/44.7であった。
200−の三つロフラスコに濃硫酸15.3#(s、3
−)、酢酸8.811(8,3ゴ)およびペンタン24
ゴをとった。次いで激しく攪拌しながら、室温下、この
中に上記の晶析母液よシ回収した粘稠油33.7.9(
純度83.7易、純量28.2.9 。
、!、/、!、 e= 55.3/44.7 )および
ペンタン48mを5分間で加えた。5分後に反応混合物
を氷−酢酸エチ/I/(50jlと50−)中に加えた
。以後、上記の方法と同様な抽出処理を行ない、溶媒留
去ののち、かっ色の粘稠油32.5!i(純度84.0
係、純量27、3.9 )を得た。ガスクロマド分析の
結果、含まれる見とLの比率は兄/ゑ= 27.277
2.8であった。
次いで、この混合物をヘキサンとベンゼンの混合液(容
量比ヘキサン/ベンゼン−97/3)150mに還流下
に溶かし、以後上記と同様の操作を行ない、結晶14.
1.9を得た。ガスクロ分析の結果、このものは兄と見
の2.i、5−4.2/95.8の混合物であった。ま
た晶析母液から溶媒を減圧下に留去することによシかっ
色の粘稠油15.411(純度85.7%、純量13.
2II)を得た。ガスクロ分析の結果、このものに含ま
れる兄と乏の比率は兄/見−51,8/48.2であっ
た。
実施例2 実施例1で得たかっ色の粘稠油15.411(純度85
.7%、純量13.2.9.兄/乏−51,8/48.
2 )色純度90.3 %のゲラニルフェニルスルホン
30.0Ii(純量27.1 g)を混合した。次いで
、このものを激しく攪拌する濃硫酸21.3 、?、酢
酸12.2gおよびペンタン35−の中に室温下で、ペ
ンタン70−とともに3分間で加えた。5分後に反応混
合物を氷−酢酸エチル(300,9と30 oi)中に
注いだ。以後実施例1と同様な抽出操作ののち、溶媒を
減圧下に留去することによシ、かつ色の粘稠油43.1
9(純度86.5%、純量37.3.9 )を得た。ガ
スクロ分析の結果、このものに含まれる兄と見の比率は
兄/、!、 = 23.7/76.3であった。
次いでこの粘稠油をヘキサン250−に還流下に溶かし
た。室温下で放冷し、そのまま24時間室温下に放置し
た。析出した白色結晶をガラスフィルターで炉別し、結
晶22.5IIを得た。ガスクロ分析の結果、このもの
は兄/、!、 = 4.8/95.2の混合物であった
。また晶析母液の溶媒を減圧下に留去することによシ、
かっ色の粘稠油16.5g(純度89.7%、純量14
.8.9)を得た。ガスクロ分析の結果、このものの中
に含まれる兄と池の比は兄/見= 52.4747.6
であった。
実施例3 200−の三つロフラスコに濃硫酸10.OfIおよび
ヘキサン30−をとシ激しく攪拌した。次いでこの中に
内温30℃でα−シクログラニ/l/ 1) −トリル
スルホン(之)とβ−シクロゲラニルp−)リルスルホ
ンC,!L)の:、/見=69/31の混合物26.8
9(純度74%、純量19.819)およびヘキサン3
0+dをすばやく滴下し、内温35℃乃至40℃で5分
間激しく攪拌した。次いでこの中に氷水50−を注いで
5分間攪拌したのち、分液ロートに移し、酢酸エチル2
00−で抽出した。有機層を5%重曹水100−で洗浄
し、さらに水10〇−で2回洗浄したのち、エバポレー
ターで溶媒その他の低沸点成分を除いてかつ色の粘稠油
21.2y(純度83%、純量17.6.9 )を得た
。ガスクロ分析の結果、混合物中に含まれる之と芝の比
率は乏/乏−23/77であった。
ガスクロ条件:カラム、サーモン1000.1mカラム
温度150〜250℃、 昇温速度16℃/分 α−シクロゲラニルD−)リルスルホン(’)   。
β−シクロゲラニルp−)リルスルホン(A)次いで、
上記の方法で得たかっ色粘稠油21.2Iをヘキサン2
00−で還流下に溶かして、徐々に冷却し、室温下で2
0時間放置したのち、析出した結晶をガラスフィルター
で炉別して白色結晶11.5.9を得た。ガスクロ分析
の結果このものは乏/乏−5/95の混合物でありた。
又、晶析母液の溶媒を減圧下に留去することによシ、か
つ色の粘稠油7.2 g(純度85%、純量6.1Jl
を得た。
ガスクロ分析の結果、この油分に含まれる乏と芝の比率
は、!、/乏−56.9/43.1であった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ビタミンA酸およびビタミン^アセテ
ートの合成中間体として有用な一般式(I)で示される
環状テルペン化合物を効果的に製造することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Rは水素原子又は低級アルキル基を表わす。) で示される環状テルペン化合物を優位に含有する一般式
    ( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Rは上記定義のとおりである) で示される環状テルペン化合物との混合物に酸を作用さ
    せ、得られる一般式( I )の環状テルペン化合物を優
    位に含有する一般式(II)の環状テルペン化合物との混
    合物から晶析により一般式( I )の環状テルペン化合
    物を分離することを特徴とする環状テルペン化合物の製
    造方法。 2、晶析母液から回収される一般式(II)の環状テルペ
    ン化合物を優位に含有する一般式( I )の環状テルペ
    ン化合物との混合物に対して、酸を作用させる操作と晶
    析によって一般式( I )の環状テルペン化合物を分離
    する操作を施す特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、一般式(II)で示される環状テルペン化合物を優位
    に含有する一般式( I )で示される環状テルペン化合
    物との混合物に酸を作用させる工程に、晶析母液から回
    収される一般式(II)で示される環状テルペン化合物を
    優位に含有する一般式( I )の環状テルペン化合物と
    の混合物をそのままもしくは溶媒を除した形で再循環さ
    せる特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、Rは水素原子又は低級アルキル基を表わす) で示される鎖状テルペン化合物と一般式( I )および
    一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Rは上記定義のとおりである) で示される環状テルペン化合物との混合物に酸を作用さ
    せ、得られる一般式( I )の環状テルペン化合物を優
    位に含有する一般式(II)の環状テルペン化合物との混
    合物から晶析により一般式( I )の環状テルペン化合
    物を分離することを特徴とする環状テルペン化合物の製
    造方法。 5、晶析母液から回収される一般式(II)の環状テルペ
    ン化合物を優位に含有する一般式( I )の環状テルペ
    ン化合物との混合物、もしくはこれと一般式(III)の
    鎖状テルペン化合物との混合物に対して、酸を作用させ
    る操作と晶析によって一般式( I )の環状テルペン化
    合物を分離する操作を施す特許請求の範囲第4項記載の
    方法。 6、一般式(III)で示される鎖状テルペン化合物と一
    般式( I )および一般式(II)で示される鎖状テルペ
    ン化合物との混合物に酸を作用させる工程に、晶析母液
    から回収される一般式(II)で示される環状テルペン化
    合物を優位に含有する一般式( I )の環状テルペン化
    合物との混合物をそのままもしくは溶媒を除去した形で
    再循環させる特許請求の範囲第4項記載の方法。
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