JPS6322373A - パン等の保温性包装食品 - Google Patents

パン等の保温性包装食品

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JPS6322373A
JPS6322373A JP16193086A JP16193086A JPS6322373A JP S6322373 A JPS6322373 A JP S6322373A JP 16193086 A JP16193086 A JP 16193086A JP 16193086 A JP16193086 A JP 16193086A JP S6322373 A JPS6322373 A JP S6322373A
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JP
Japan
Prior art keywords
bread
food
heat
packaging
moisture
Prior art date
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Pending
Application number
JP16193086A
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English (en)
Inventor
利明 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HANKYU KYOEI BUSSAN KK
Original Assignee
HANKYU KYOEI BUSSAN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、保温性包装食品に関するものであるが、更に
詳細には、出来たてのパン、今用焼、万頭等を長時間出
来たてのままの状態で保持できる全く新規な包装食品に
関するものである。
したがって、本発明は、製菓、製パン、その他の食品業
界、及び、包装、特に食品包装の各技術分野において重
用されるものである。
(従来の技術) 焼きたてのパン、蒸したての万頭のように蒸気を発生す
る温い食品は、それを出来たてそのままの状態で長時間
包装によって保存することは全く不可能なことである。
本発明は、これをはじめて可能にしたものであり、しか
も、衛生用品という食品とは全く関係のない、また包装
とも全く関係のない、技術分野を全く異にする材料を使
用することによって、これをはじめてiF能にしたもの
であり、このような技術は食品]二業界では全く知られ
ておらず新規である。
(発明が解決しようとする問題点) 焼きたてのパン等蒸気を発生する温い出来たての食品は
、従来、プラスチックフィルム製の袋に入れて包装され
ているが、この従来システムでは保温できないことはも
ちろんのこと、密封して放置すると、袋内部の水蒸気が
凝縮してパン等の食品が濡れてしまい、商品価値がなく
なってしまう。
そこで、現在ではやむを得ず、焼きたてのパンを放冷し
た後に袋詰めしたり、袋に入れてしばらく開封した後に
密封したりしているが、これでは包装するまでに時間が
かかり、製造工程の長時間化は避けられない。
本発明はこのような技術の現状に鑑み、出来たての食品
を、温度低下や水分蒸発等品質劣■ζをひき起すことな
く、しかも工業処理に適合するよう簡明な方法によって
、長時間そのままの状態に維持保存することを目的とす
るものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するためになされたものであ
って、従来の食品包装を各種試みてみたがいずれも成功
するには到らなかった。そこで、従来の食品包装の概念
にとられれたのでは所期の目的が達成されないとの感触
を得、180°発想の転換をする必要にせまられ、食品
の技術分野、包装の技術分野をはなれて、これらとは全
く関係のない技術分野から各種検討を加えた。
その結果、全く予期せざることに、いわゆる紙おむつに
焼きたてのパンを包み、更にそれを発泡スチロールフィ
ルムで包装したところ、長時間保温できるだけでなく水
分の、;へ敗や凝縮、パンの錦)れ等の現象が認められ
ず、焼きたての状態か長時間維持てきるという全く新規
な知見を得た。
すなわち、本発明は、この新知見をノ、(礎にして更に
鋭意検1?すの結果完成されたものであり、生理用品、
衛生用品ないし医療用品であるディスポーザブル紙おむ
つという全く食品とは関係のない材料、しかも包装とも
全く関係のない材料を吸湿材として用いる点を重大なポ
イン1〜とするものである。
本発明においては、食品を先ず吸湿材で被覆する。吸湿
材としては、吸取紙、ティシュペーパー、紙又はその加
工品、天然又は合成の不織布、これらの同種又は異種間
での積層体が適宜使用されるが、これらのものに限定さ
れることなく、吸湿性のシー1−であればずへてのもの
が使用できる。中でも特に々f適な吸湿材としては、表
面材(ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニリ
デン、レーヨン、パルプ、紙等を原料とする不織イ11
)、吸水材(パルプ、吸収紙)及び防水材(ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリ117、化ヒニリデン、ポリ
塩化ビニル、ポリエステル、ポリセルロース、塩酸51
1等プラスチックフィルl\)の3者の積層体、及び、
パルプからなる吸収紙を含有した又は含有しないフェル
1−パルプを更にレーヨン紙で包んでなる吸湿材等が挙
げられる。上記した吸湿材は、前者については、例えば
紙おむつとして市販されているものがそのまま使用でき
るし、後者は、市販されている生理バソ1〜の構造が利
用できる。
これら紙おむつ、生理用品は、衛生工業用品に属するも
のであって、食品工業とは全く異にする技術分野に属す
るものであるのみならず、包装材として使用されるもの
でも勿論なく、本発明のように、このような衛生工業用
品を食品に対してしかも包装の用途に使用することは、
新規であるどころか、予想の予想すら不+iJ能であり
、この点が本発明の重要なポイントの】つである。
保温性食品を、これらの吸湿材からなる袋に入れ、又は
吸湿材シー1−で包み、粘着テープ、糊、シール等の方
法を用いて封をし、又は封をすることをせず、ひき続き
、これを同様にして断熱材でraい、封をし、又は封を
することなく、包装料を用いてりyに包覆するのである
断熱材としては、ポリ塩化ビニリデン、lid酸コム、
ポリエチレン、セルロースアセテ−1−、ポリ塩化ビニ
ル、セロファン、ポリエステル、ポリカーポネー1〜、
ポリアミド、ポリプロピレン、ビニロン、ポリビニルア
ルコール、ポリウレタン、ポリスチレン、その他のプラ
スチック断熱材が適宜使用できる。断熱ヰ4は、フィル
ムないしシー1〜状のまま使用してもよいが、フオーム
を形成せしめたり、ハネカム構造としたり、中空部を設
けたりして更に断熱効果を高めることもできる。そのほ
か、ハネカム構造を有する紙製品や柔かい段ボール紙も
使用可能である。また、必要に応じてこれらのラミネー
1−1金属済とのラミネートも使用できる。
包装材としては、断熱材と同様のものが使用できるが、
これらに限定されるものではなく、食品に限らず包装材
であればすべてのものが使用できる。また、フィルムの
ほか、箔、容器といったハード体も適宜使用することが
できる。ただ、本発明においては、断熱月包覆の段階で
充分に所期の目的が達成されるので、この包装材処理は
必らずしも必要なものではないが、包装材処理をしてお
くと更に完壁なものとする。包装材で包覆した後は、1
−記した方法により封をしておくのが好ましい。
本発明においては、このように吸湿材、断熱材、包装材
で逐次食品を包覆してもよいが、予じめ吸湿材と断熱材
、必要に応じて更に包装材を積層しておき、この積層体
を用いて食品を一回の操作で被覆しても、あるいは、こ
のM層体からなる容器内に食品を直接入れて包装しても
良好な効果が得られる。
本発明は、保温と保湿とを同時に必要とする食品に対し
て広く適用することができ、出来たての風味、食感をそ
のまま長時間保持できる。本発明に係る保温性食品とし
ては、例えば次のようなものが挙げられる二食パン、菓
子パン、クロワツサン、揚げパン等パン類;今川焼、万
頭、ドーナツ、クレープ、蒸しパン、玄米パン、あんマ
ン等菓子類;肉マン、ピロシキ、フレンチフライドポテ
ト、較子、フライIへチキン等惣菜類;赤飯、飯等こは
ん類;犬学芋、焼芋、天津甘栗等。
実施例] 1ユ質の吸湿性バルブを、ポリプロピレン不織布からな
る表面材とポリエチレンフィルムからなる防水材でサン
1へインチ状にはさんで吸湿材を調製した。焼きたての
今川焼を10個ずつ、この吸湿材で包覆し、次いでポリ
スチレン製の断熱フィルムを用いて更に包覆し、これを
粘着テープで直ちに密封した。
半に1経過後開封したところ、今川焼には水分の蒸散も
認められず、保温も充分で、皮のみならず中のあんも焼
きたてのままの状態であり、今川焼相互間での付着も認
められなかった。
実施例2 市販の紙おむつに市販の断熱フィルムを積層し、更にそ
の外側にアルミ箔をラミネー1〜した積層体を調製した
この積層体を用いて、焼きたての食パンを1ブロツクず
つ包覆し、これを粘着テープを用いて直ちに密封した。
5峙間後に開封したところ、食パンは、先ず外観は全く
異常がなく、水分の蒸散も認められず、保温状態もよく
、そのうえ風味食感の劣化も認められず、5時間経過後
も、食パンのすべてのファクターについて、焼きたてそ
のままの状態か維持されていた。
(発明の効果) 本発明は、従来、食品工業、包装工業のいずれにおいて
も全く使用されたことのない全く新しい材料を食品包装
に応用して、水分の高い保温性食品を長時間作りたての
状態で保存することに成功したものである。
したがって本発明によれは、従来保存維持かできなかっ
た食パンその他の食品を、温度、湿度、風味、食感、組
織等を全くそこなうことなく長時間維持することができ
る。換j″すれば、長時間経過後も作りたての食品が提
供できるという著効が奏されるのである。
従来、食パン等は、時間の経過とともに温度か低下する
ことはもちろんのこと、水分が蒸発してパサパサの食感
、組織を12−シ、商品価値か劣化し。
てしまっていたのである。しかしなから本発明によれは
、生産側からめれは、−挙に大量のパンを製造すること
かできて生産コス1〜の犬111低減かIIJ能となり
、また消費省側からみれは、焼きたてのパンを買うため
にいちいちパン製造所に行くことなく、常に新しい焼き
たてのパンを人手することができるという利点がある。
また、パンを包装する場合、従来はパンを放冷しなけれ
は、パンか♂゛。
の水分によってプラスチック包装フィルム内か41、露
して商品価値がなくなってし5まうため、製パン工程に
は長時間の放冷工程が必要であったが、本発明によれば
、熱いまま直ちに包装できるので、この点からしても、
製造工程のスピー1〜アップ及び生産コストの低下効果
か更に奏されるという利点がある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 保温性食品を、吸湿材、断熱材、必要に応じて包装材、
    によって包装してなることを特徴とする保温性包装食品
JP16193086A 1986-07-11 1986-07-11 パン等の保温性包装食品 Pending JPS6322373A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16193086A JPS6322373A (ja) 1986-07-11 1986-07-11 パン等の保温性包装食品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16193086A JPS6322373A (ja) 1986-07-11 1986-07-11 パン等の保温性包装食品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6322373A true JPS6322373A (ja) 1988-01-29

Family

ID=15744739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16193086A Pending JPS6322373A (ja) 1986-07-11 1986-07-11 パン等の保温性包装食品

Country Status (1)

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JP (1) JPS6322373A (ja)

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