JP2792865B2 - 漬込み用袋 - Google Patents

漬込み用袋

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pickled food
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、味噌漬をはじめ、粕漬、こうじ漬、ぬか味
噌漬などに用いる漬込み用袋に関する。
(従来の技術) 従来から味噌、粕、こうじ、ぬか味噌等(以下これら
を総称して漬込み材という)を用いる漬物においては、
桶、樽等の容器に例えば味噌と肉とを積層状に詰めて密
封し、一定期間漬込むことにより肉に味噌の成分や風味
がしみ込んで独特の味を有する味噌漬肉とするもの、粕
に魚肉を漬込むものなどがある。
このような漬込み食品を、贈答用、土産用、家庭用の
ために小型の外装容器に漬込み材ごと詰めて販売するこ
とが多い。
ところが、一般家庭においてこれを使用するとき、容
器内の味噌等の漬込み材の中から漬込み食品を取り出し
て調理する際に食品に付着した漬込み材を取り除かなけ
ればならず、多くの手数を要するばかりでなく、これを
焼くとき漬込み材が焦げて風味を損ない、また手に漬込
み材が付着して臭いがしみつくなどの問題もあって好ま
しくない。
そこで従来では、容器内に漬込み材を平らに敷きつめ
た上にガーゼを敷き、その上に肉等の漬込み食品を並べ
てその上に再びガーゼを敷き、さらにその上に漬込み材
を敷きつめるようにしたり、あるいは漬込み食品をガー
ゼで包んでから漬込み材の中に入れて包装体としてお
り、食品取り出し時に食品に漬込み材がこびりつかない
ようにされている。
(発明が解決しようとする課題) しかるに上記の包装形態では、漬込み食品を容器に詰
納する際に、漬込み材、ガーゼ、漬込み食品、ガーゼ、
漬込み材と順次敷きつめる程度、あるいは漬込み食品を
ガーゼで包む工程が必要であり、容器詰め工程が煩雑と
なって作業性が悪く、また使用時の漬込み食品の取り出
しも適宜な道具を用いて漬込み材を取り除いたうえガー
ゼを剥ぎ取ることが必要となり、極めて面倒な手数を要
するという不便があった。この問題は肉の味噌漬に限ら
ず、魚の粕漬、野菜の漬物等においても同様である。
本発明はこれに鑑み、漬込み食品の漬込みおよび漬込
み食品の取出しを容易としながら漬込みよる風味を損な
うことのない漬込み用袋を提供することを目的としてな
されたのである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記従来技術が要する課題を解決するため、本発明
は、外面側が非通水性シートで構成され、内面側が漬込
み材のエキスが透過し前記通水性シートに熱溶着可能な
材質からなる多孔性シートで構成された袋体であって、
前記非通性シートと多孔性シートとの間に漬込み材を収
納可能に形成するとともに、袋体内で相対向する多孔シ
ートの面間に漬込み食品を挟み込んで収納するようにし
たことを特徴とする。
前記袋体の前記漬け込み食品を挿入する開口部分の前
記非通水シートにファスナーを設け、袋体内を密封可能
とすることが好ましい。
(作 用) 漬込み用袋は外面側が非通水性シートで構成され、内
面側が多孔性シートで構成されていてその間に漬込み材
が収納されているので、漬込み食品を多孔性シート間に
挟めて漬込んでおくことによりその多孔性シートからし
み出る漬込み材のエキスが漬込み食品にしみ込んで漬物
としての風味を有する食品が得られ、漬込み食品を取り
出すときは袋の開口部を開けることにより漬込み食品が
現われるので取り出しが容易であり、手および漬込み食
品に漬込み材がこびりつくことがなく、家庭などにおい
て手軽に使用することができる。
(実施例) 以下、本発明を図面に示す実施例を参照して説明す
る。
第1図は本発明による漬込み用袋1の外観例を示し、
図2にその縦断面を示しており、この漬込み用袋1は、
適宜大きさの角形状をなすもので、その外面側は非通水
性シート2で構成され、その一辺が開口された袋形態と
なっており、その開口部3部分の平坦な開口辺3a,3aを
除く内面側は前記非通水性シート2に熱溶着可能な材質
で漬込み材のエキスが透過し得る多孔性シート4で構成
され、上記非通水性シート2と多孔性シート4との間に
は適量の漬込み材5が収納されている。
上記開口辺3a,3aの対向面長手方向全域には、互いに
圧入し合うことにより密封し得るファスナー6a,6bが形
成されており、漬込み用袋1の開口部3から多孔性シー
ト4,4間に漬込み食品7を挿入してファスナー6a,6bを閉
じれば、第1図のように内部が密封された状態となる。
前記非通水性シート2としては、例えばポリオレフィ
ン系フィルム、ポリスチレン系フィルム、ポリエステル
系フィルム、ポリアミド系フィルム、ポリカーボネート
系フィルム等のプラスチックフィルム、あるいはこれら
を任意にラミネートしてなる複合フィルムが用いられ
る。
前記多孔性シート4としては、例えばポリプロピレン
繊維を混抄してなる織布乃至不織布、ポリオレフィン系
フィルム(PE、PP、EVA等)、ポリスチレン系フィル
ム、ポリエステル系フィルム、ポリアミド系フィルム、
ポリカーボネート系フィルム等のプラスチックフィルム
あるいはこれらを任意にラミネートしてなる複合フィル
ムで多孔性を有するもの、もしくはこれらと織布乃至不
織布とを任意にラミネートした複合フィルムが用いられ
る。
具体例 非通水性シート(2)にポリ塩化ビニリデンコート2
軸延伸ポリアミド15μ/線状低密度ポリエチレン50μを
用い、多孔性シート(4)にポリエステル/ポリプロピ
レン2層不織布60g/m2(商品名:メルフィット、帝人
製)と有孔低密度ポリエチレン40μ(孔径0.3mmφ、ピ
ッチ1.4mm、新日本アルク製)をヒートラミしたものを
用いて300×400mmの大きさに形成し、内部に漬込み材
(塩分9.8%の味噌と酒粕を1:1の割合で混ぜたもの)1k
gを充填して口部をヒートシールしたのち多孔性シート
4面を内側にして2つ折りして両側縁をヒートシールす
るとともに開口部分にファスナー(6a、6b)を設けるよ
うに構成し、多孔性シート(4、4)間に牛肉500gを挟
むようにして収納したものを5〜8℃の冷蔵庫内で2日
間保存後開封したところ、味噌の付着のない良好な牛肉
味噌漬が得られた。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の漬込み用袋によれば、そ
の多孔性シート面間に漬込み食品を挟むようにすること
により漬込み材のエキスを漬込み食品にしみ込ませるこ
とができ、漬込み食品を使用するときには袋内から漬込
み食品を取出せば漬込み食品に漬込み材が付着していな
いので直ちに使用に供することができ、手を汚すことも
なく、その取扱いが極めて簡単になる。
また漬込み用袋の開口部にファスナーを形成すれば、
漬込み材や漬込み食品の風味が逃げず、おいしさを保つ
ことができ、かつ横倒しにしても汁等の漏出がなく、付
近を汚すこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による漬込み用袋の一実施例を示す外観
斜視図、第2図は第1図のA−A断面図。 である。 1……漬込み用袋、2……非通水性シート、3……開口
部、3a……開口辺、4……多孔性シート、5……漬込み
材、6a,6b……ファスナー、7……漬込み食品。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外面側が非通水性シートで構成され、内面
    側が漬込み材のエキスが透過し前記通水性シートに熱溶
    着可能な材質からなる多孔性シートで構成された袋体で
    あって、前記非通性シートと多孔性シートとの間に漬込
    み材を収納可能に形成するとともに、袋体内で相対向す
    る多孔性シートの面間に漬込み食品を挟み込んで収納す
    るようにしたことを特徴とする漬込み用袋。
  2. 【請求項2】前記袋体の前記漬け込み食品を挿入する開
    口部分の前記非通水シートにファスナーを設け、袋体内
    を密封可能とされている請求項1記載の漬込み用袋。
JP22777088A 1988-09-12 1988-09-12 漬込み用袋 Expired - Fee Related JP2792865B2 (ja)

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JPH0546287U (ja) * 1991-11-06 1993-06-22 大友食品工業株式会社 漬物用マット包装体
JPH0565873U (ja) * 1992-02-12 1993-08-31 大友食品工業株式会社 漬床用袋状容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6167441A (ja) * 1984-09-07 1986-04-07 Eizo Shimizu 糠漬類の製造方法

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