JP3055376U - 食品梱包用シート及び食品梱包容器 - Google Patents

食品梱包用シート及び食品梱包容器

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JP3055376U JP1998005151U JP515198U JP3055376U JP 3055376 U JP3055376 U JP 3055376U JP 1998005151 U JP1998005151 U JP 1998005151U JP 515198 U JP515198 U JP 515198U JP 3055376 U JP3055376 U JP 3055376U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 野菜又は果物等の食品の水分を保持し、長期
保存を可能とする食品梱包用シート及び食品梱包容器を
提供する。 【解決手段】 上層が透水性を有し十分強度を有する耐
水性シート11、中層が一定の厚みを有する吸水性の良
い保水シート12、下層が合成樹脂シート又はゴムシー
トからなる非透水性シート13からなって、しかも、耐
水性シート11、保水シート12、及び非透水性シート
13は重合状態で固定されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、食品を保存するための食品梱包用シート及び食品梱包容器に関する 。
【0002】
【従来の技術】
現在、野菜又は果物等の食品は、スーパーマーケット等で、ラップに包まれた 状態又はラップに包まれずそのままの状態で陳列及び販売されている。そして、 これらの陳列及び販売されている食品を購入した者は、一般に購入したときの状 態のままで冷蔵庫の中に保存する。また、一度使って残った食品は、ラップに包 んで冷蔵庫の中に保存するのが一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ラップに包まれることなくそのままの状態で冷蔵庫に保存され る野菜又は果物等の食品は、水分が蒸発し乾燥してしまい、また、ラップに包ま れた食品も多少は水分の蒸発を抑えることができるものの限界があり、保存期間 は物にもよるが一週間程度が目安となっている。 また、交通の不便な所に住んでいる者にとっては、一度にたくさんの野菜又は 果物等の食品を買う必要があるため、野菜又は果物等の食品の長期保存が可能に なることを望んでいる。 本考案はかかる事情に鑑みてなされたもので、野菜又は果物等の食品の水分を 保持し、長期保存を可能とする食品梱包用シート及び食品梱包容器を提供するこ とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載の食品梱包用シートは、上層が透水性を有し十分 強度を有する耐水性シート、中層が一定の厚みを有する吸水性の良い保水シート 、下層が合成樹脂シート又はゴムシートからなる非透水性シートからなって、し かも、前記耐水性シート、前記保水シート、及び前記非透水性シートは重合状態 で固定されている。 また、請求項2記載の食品梱包用シートは、請求項1記載の食品梱包用シート において、前記耐水性シートは、薄い不織布からなっている。 請求項3記載の食品梱包用シートは、請求項2記載の食品梱包用シートにおい て、前記一定の厚みを有する吸水性の良い保水シートは、新聞用紙、再生紙、ち り紙用紙、又は吸水紙の1又は2以上を、複数枚重ねて形成され、前記耐水性シ ート、該保水シート、及び前記非透水性シートが縫合されている。 請求項4記載の食品梱包用シートは、請求項2記載の食品梱包用シートにおい て、前記耐水性シートは熱可塑性の合成繊維素材を用いた不織布から、前記一定 の厚みを有する吸水性の良い保水シートは複数枚の吸水紙から、前記非透水性シ ートは熱可塑性の合成樹脂シートからそれぞれ構成されて、しかも、前記耐水性 シート及び前記非透水性シートには熱溶着ラインが形成され、該熱溶着ラインに よって、これらの耐水性シート及び非透水性シートがそれぞれ上層側及び下層側 の前記吸水紙に貼着固定されている。 請求項5記載の食品梱包用シートは、請求項4記載の食品梱包用シートにおい て、前記熱溶着ラインは、格子状又はジグザグ状に形成されている。
【0005】 請求項6記載の食品梱包容器は、上層が透水性及び耐水性を有し十分強度を有 する熱可塑性の合成繊維素材からなる不織布、中層が一定の厚みを有し、複数枚 の吸水紙からなる保水シート、下層が熱可塑性の合成樹脂シートからなる非透水 性シートからなって、しかも、前記不織布及び前記非透水性シートは熱溶着ライ ンが形成され、該熱溶着ラインを介してこれらの不織布及び非透水性シートが、 それぞれ上層側及び下層側の前記吸水紙に貼着固定された食品梱包用シートを使 用し、しかも前記不織布が内側になるようにして全体を袋状に形成している。 請求項7記載の食品梱包容器は、上層が透水性及び耐水性を有し十分強度を有 する熱可塑性の合成繊維素材からなる不織布、中層が一定の厚みを有し、複数枚 の吸水紙からなる保水シート、下層が熱可塑性の合成樹脂シートからなる非透水 性シートからなって、しかも、前記不織布及び前記非透水性シートは熱溶着ライ ンが形成され、該熱溶着ラインを介してこれらの不織布及び非透水性シートが、 それぞれ上層側及び下層側の前記吸水紙に貼着固定された長方形の食品梱包用シ ートを用い、長手方向両側を折り畳んでその端部が蓋部となるように重合させ、 しかもこの重合させた端部を除く部分の短手方向両端部を固着し、全体を前記蓋 部付きの容器としている。 請求項8記載の食品梱包容器は、上層が透水性及び耐水性を有し十分強度を有 する熱可塑性の合成繊維素材からなる不織布、中層が一定の厚みを有し、複数枚 の吸水紙からなる保水シート、下層が熱可塑性の合成樹脂シートからなる非透水 性シートからなって、しかも、前記不織布及び前記非透水性シートは熱溶着ライ ンが形成され、該熱溶着ラインを介してこれらの不織布及び非透水性シートが、 それぞれ上層側及び下層側の前記吸水紙に貼着固定された食品梱包用シートを、 前記不織布が内側になるようにして、一定の形を有する箱又は容器内に内張りし ている。
【0006】
【考案の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施の形態につき説 明し、本考案の理解に供する。 ここに、図1は本考案の第1の実施の形態に係る食品梱包用シートの斜視図、 図2は同断面図、図3は本考案の第2の実施の形態に係る食品梱包容器の斜視図 、図4は同断面図、図5は本考案の第3の実施の形態に係る食品梱包容器の斜視 図、図6は同断面図、図7は本考案の第4の実施の形態に係る食品梱包容器の平 面図、図8は同断面図である。
【0007】 図1及び図2に示すように、本考案の第1の実施の形態に係る食品梱包用シー ト10は、上層に透水性を有し十分強度を有する耐水性シートの一例である薄い 不織布11と、中層に一定の厚みを有する吸水性の良い保水シートの一例である 再生紙12と、下層に合成樹脂シート又はゴムシートからなる非透水性シートの 一例であるポリエチレンシート13とを有している。ここで、再生紙12は保水 性を高めるため3〜10枚程度重ねて使用するのが望ましい。 食品梱包用シート10は、まず、再生紙12の一面が再生紙12より少し大き めの不織布11によりその面及び周辺を覆われ、再生紙12の他面がポリエチレ ンシート13により重ね合わせられることにより構成されている。これら不織布 11、再生紙12及びポリエチレンシート13は、重なり合った縁部が糸14で 縫い合わされることにより固定され、更に縁部を除く内側部分は不織布11及び 再生紙12が糸15で縫い合わされていることにより固定がより強化されている 。なお、本実施の形態において前記内側部分では、不織布11及び再生紙12を 糸15で縫い合わせているが、不織布11、再生紙12及びポリエチレンシート 13を縫い合わせてもよく、更に、平面視して渦巻き状に縫っているが格子状又 はジグザグ状等に縫うことも可能である。 食品梱包用シート10を使用するには、まず、霧吹きを用いて、再生紙12全 体にいきわたる程度の水を不織布11側の面に吹きかけ、不織布11及び再生紙 12を水で濡らす。そして、不織布11を上にして広げ、その上に野菜又は果物 等の食品をのせて梱包する。食品は、梱包された状態でビニール袋等に入れられ 冷蔵庫の中に保存される。
【0008】 食品梱包用シート10は、ポリエチレンシート13が設けられているので野菜 又は果物等の食品の水分が蒸発するのを抑制することができ、更には、再生紙1 2に保持されている水分が不織布11を介して食品に適度に供給されることによ り、食品の長期保存が可能となる。また、食品としては、魚介類や肉類等にも使 用可能であり、食品梱包用シート10は、図1に示すように、長方形としている が、正方形、円形、楕円形等とすることもできる。
【0009】 図3及び図4に示すように、本考案の第2の実施の形態に係る食品梱包容器1 6は、上層を透水性及び耐水性を有し十分強度を有する熱可塑性の合成繊維素材 からなる不織布17、中層を吸水紙を複数枚重ねて形成された保水シート18、 下層を熱可塑性の合成樹脂シートからなる非透水性シートの一例であるポリエチ レンシート19としてそれぞれのシートを重ね合わせて熱溶着により貼着固定し て作成した食品梱包用シートを使用している。 この食品梱包用シートは、縁部を除く内側部分で不織布17と保水シート18 の上面(上層面)、ポリエチレンシート19と保水シート18の下面(下層面) が、不織布17とポリエチレンシート19に格子状又はジグザグ状に形成された ライン19a部分を熱溶着することによりそれぞれ貼着固定され、更に縁部を不 織布17とポリエチレンシート19を熱溶着することにより全体を一体としてい る。この食品梱包用シートを不織布17が内側になるようにして2枚重ね合わせ 3辺の縁部を更に熱溶着することにより、全体を袋状としている。なお、1枚の 食品梱包用シートにより袋とすることも可能であり、蓋付きとすることも可能で ある。 この食品梱包容器16を使用するには、まず、容器の内側、即ち不織布17及 び保水シート18を水で濡らす。そして、食品梱包容器16内に野菜又は果物等 の食品を入れ、袋口を閉じて冷蔵庫の中で保存する。
【0010】 食品梱包容器16には、ポリエチレンシート19が設けられているので野菜又 は果物等の食品の水分が蒸発するのを抑制することができ、更には、保水シート 18に保持されている水分が不織布17を介して食品に適度に供給されることに より、食品の長期保存が可能となる。また、食品としては、魚介類や肉類等にも 使用可能であり、食品梱包容器16は、梱包する食品の形状に合わせた形状の袋 とすることもできる。
【0011】 図5及び図6に示すように、本考案の第3の実施の形態に係る食品梱包容器2 0は、上層が透水性及び耐水性を有し十分強度を有する熱可塑性の合成繊維素材 からなる不織布21、中層が一定の厚みを有し、吸水紙を複数枚重ねて形成され た保水シート22、下層が熱可塑性の合成樹脂シートからなる非透水性シートの 一例であるポリエチレンシート23からなって、しかも、不織布21、保水シー ト22、及びポリエチレンシート23を重ね合わせて熱溶着された食品梱包用シ ート24が不織布21が内側になるようにして一定の形を有する箱又は容器の一 例であるプラスチックケース25内に接着剤で内張りされて構成されている。こ こで、食品梱包用シート24は、縁部を除く内側部分で不織布21と保水シート 22の上面、ポリエチレンシート23と保水シート22の下面が、格子状に形成 されたライン部分を熱溶着することによりそれぞれ貼着固定され、更に縁部を不 織布21とポリエチレンシート23を熱溶着することにより全体を一体としてい る。 プラスチックケース25の一部である収納体26内側の5つの面には、食品梱 包用シート24が不織布21が内側になるように接着剤を介して貼着されており 、また、プラスチックケース25の蓋27内面には、上面にのみ食品梱包用シー ト24が不織布21が内側になるように接着剤を介して貼着されている。 この食品梱包容器20を使用するには、まず、収納体26及び蓋27の内側に 貼着された食品梱包用シート24を水で濡らす。そして食品梱包容器20内に野 菜又は果物等の食品を入れ、蓋27で食品梱包容器20を閉じ、冷蔵庫の中に入 れて保存する。
【0012】 食品梱包容器20には、ポリエチレンシート23が設けられているので野菜又 は果物等の食品の水分が蒸発するのを抑制することができ、更には、保水シート 22に保持されている水分が不織布21を介して食品に適度に供給されることに より、食品を長期保存することが可能となる。また、食品としては、魚介類や肉 類等にも使用可能であり、一定の形を有する箱又は容器としては、段ボール箱又 は発泡スチロール箱等を使用することもできる。
【0013】 図7及び図8に示すように、本考案の第4の実施の形態に係る食品梱包容器2 8は、上層に透水性及び耐水性を有し十分強度を有する熱可塑性の合成繊維素材 からなる不織布29と、中層に一定の厚みを有し、複数枚の吸水紙からなる保水 シート30と、下層に熱可塑性の合成樹脂シートからなる非透水性シートの一例 であるポリエチレンシート31とを有し、それぞれのシートが格子状に形成され たライン32部分を熱溶着により固定した一枚の長方形の食品梱包用シートを用 いている。この食品梱包用シートは、縁部を除く内側部分で不織布29と保水シ ート30の上面、ポリエチレンシート31と保水シート30の下面が、格子状に 形成されたライン32部分を熱溶着することによりそれぞれ貼着固定され、更に 縁部を不織布29とポリエチレンシート31を熱溶着することにより全体を一体 としている。 この食品梱包容器28は、まず、この食品梱包用シートの長手方向両側を折り 畳んでその端部が重なり合うように折り畳む。そして、この重なり合った食品梱 包用シート端部の上側部分(蓋部)を除いた食品梱包用シートの短手方向両端部 を熱溶着により貼着固定し、全体を蓋部付きの容器としている。 この食品梱包容器28を使用するには、まず、容器の内側、即ち不織布29及 び保水シート30を水で濡らす。そして、食品梱包容器28内に野菜又は果物等 の食品を入れ、蓋を閉じて冷蔵庫の中で保存する。
【0014】 食品梱包容器28は、ポリエチレンシート31が設けられているので野菜又は 果物等の食品の水分が蒸発するのを抑制することができ、更には、保水シート3 0に保持されている水分が不織布29を介して食品に適度に供給されることによ り、食品の長期保存が可能となる。また、食品としては、魚介類や肉類等にも使 用可能である。
【0015】 なお、前記第1〜4の実施の形態においては、非透水性シートにはポリエチレ ンシートを用いているが、ポリスチレンシート、塩化ビニルシート又はポリプロ ピレンシートを用いることもできる。また、食品梱包用シートを濡らす際には、 霧吹きを用いたが、貯めている水にそのまま食品梱包用シートをつけて濡らすこ とも可能である。また、保水シートとして、吸水紙以外に、新聞用紙、再生紙、 ちり紙用紙を用いることも可能で、これらの1又は2以上を、複数枚重ねて形成 することもできる。
【0016】
【考案の効果】
請求項1〜5記載の食品梱包用シートにおいては、上層が透水性を有し十分強 度を有する耐水性シートからなるので、保水シートの水分を食品に伝えると共に 、保水シートを保護する。また、中層が一定の厚みを有する吸水性の良い保水シ ートからなるので、食品を冷蔵庫の中に保存する場合、保水シートに含まれてい る水分が食品に供給され、食品の乾燥を抑制することができ、長期保存が可能と なる。そして、下層が合成樹脂シート又はゴムシートからなる非透水性シートか らなるので、食品の水分が蒸発するのを抑制することができ、長期保存を可能と する。しかも、耐水性シート、保水シート、及び非透水性シートは重合状態で固 定されているので、それぞれのシートがばらけることなく、保水シートが偏るこ ともない。 特に、請求項2記載の食品梱包用シートにおいては、耐水性シートは、薄い不 織布からなるなるので、十分に透水性、耐水性及び強度を備えている。 請求項3記載の食品梱包用シートにおいては、一定の厚みを有する吸水性の良 い保水シートが、新聞用紙、再生紙、ちり紙用紙、又は吸水紙の1又は2以上を 複数枚重ねて形成されているので、水分を適度に保持することができると共に必 要コストの低減が図られる。また、耐水性シート、保水シート、及び非透水性シ ートが縫合されているので、それぞれのシートを確実に固定することができる。 請求項4記載の食品梱包用シートにおいては、耐水性シートは熱可塑性の合成 繊維素材を用いた不織布から、一定の厚みを有する吸水性の良い保水シートは複 数枚の吸水紙から、非透水性シートは熱可塑性の合成樹脂シートからそれぞれ構 成されているので、熱溶着が可能となり、しかも、耐水性シート及び非透水性シ ートには熱溶着ラインが形成され、熱溶着ラインによって、これらの耐水性シー ト及び非透水性シートがそれぞれ上層側及び下層側の前記吸水紙に貼着固定され ているので、容易に確実に固定することができる。 請求項5記載の食品梱包用シートにおいては、熱溶着ラインは、格子状又はジ グザグ状に形成されているので、より確実に固定することができる。 請求項6〜8記載の食品梱包容器においては、上層が不織布、中層が保水シー ト、下層が非透水性シートからなって、しかも、不織布及び非透水性シートは熱 溶着ラインが形成され、熱溶着ラインを介してこれらの不織布及び非透水性シー トが、それぞれ上層側及び下層側の吸水紙に貼着固定された食品梱包用シートを 使用するので、食品を冷蔵庫の中に保存する場合、保水シートに含んでいる水分 が不織布を介して食品に供給され、食品の乾燥を抑制することができ、さらに、 非透水性のシートにより食品の水分の蒸発を抑制することができるので、長期保 存が可能となる。 請求項6記載の食品梱包容器においては、不織布が内側になるようにして全体 を袋状に形成しているので、使い勝手が非常に良い。 請求項7記載の食品梱包容器においては、長方形の食品梱包用シートを用い、 長手方向両側を折り畳んでその端部が蓋部となるように重合させ、しかもこの重 合させた端部を除く部分の短手方向両端部を固着し、全体を蓋部付きの容器とし ているので、簡単に蓋付きの食品梱包容器を製造でき、しかも、食品を容器内に 確実に保持できる。 請求項8記載の食品梱包容器においては、一定の形を有する箱又は容器内に食 品梱包用シートを内張りしているので、食品を傷めることなく保存できると共に 、たくさんの食品を収納することができ、長期保存に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態に係る食品梱包用シ
ートの斜視図である。
【図2】同断面図である。
【図3】本考案の第2の実施の形態に係る食品梱包容器
の斜視図である。
【図4】同断面図である。
【図5】本考案の第3の実施の形態に係る食品梱包容器
の斜視図である。
【図6】同断面図である。
【図7】本考案の第4の実施の形態に係る食品梱包容器
の平面図である。
【図8】同断面図である。
【符号の説明】
10 食品梱包用シート 11 不織布 12 再生紙 13 ポリエチ
レンシート 14 糸 15 糸 16 食品梱包容器 17 不織布 18 保水シート 19 ポリエチ
レンシート 19a ライン 20 食品梱包
容器 21 不織布 22 保水シー
ト 23 ポリエチレンシート 24 食品梱包
用シート 25 プラスチックケース 26 収納体 27 蓋 28 食品梱包
容器 29 不織布 30 保水シー
ト 31 ポリエチレンシート 32 ライン

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上層が透水性を有し十分強度を有する耐
    水性シート、中層が一定の厚みを有する吸水性の良い保
    水シート、下層が合成樹脂シート又はゴムシートからな
    る非透水性シートからなって、しかも、前記耐水性シー
    ト、前記保水シート、及び前記非透水性シートは重合状
    態で固定されていることを特徴とする食品梱包用シー
    ト。
  2. 【請求項2】 前記耐水性シートは、薄い不織布からな
    ることを特徴とする請求項1記載の食品梱包用シート。
  3. 【請求項3】 前記一定の厚みを有する吸水性の良い保
    水シートは、新聞用紙、再生紙、ちり紙用紙、又は吸水
    紙の1又は2以上を、複数枚重ねて形成され、前記耐水
    性シート、該保水シート、及び前記非透水性シートが縫
    合されていることを特徴とする請求項2記載の食品梱包
    用シート。
  4. 【請求項4】 前記耐水性シートは熱可塑性の合成繊維
    素材を用いた不織布から、前記一定の厚みを有する吸水
    性の良い保水シートは複数枚の吸水紙から、前記非透水
    性シートは熱可塑性の合成樹脂シートからそれぞれ構成
    されて、しかも、前記耐水性シート及び前記非透水性シ
    ートには熱溶着ラインが形成され、該熱溶着ラインによ
    って、これらの耐水性シート及び非透水性シートがそれ
    ぞれ上層側及び下層側の前記吸水紙に貼着固定されてい
    る請求項2記載の食品梱包用シート。
  5. 【請求項5】 前記熱溶着ラインは、格子状又はジグザ
    グ状に形成されている請求項4記載の食品梱包用シー
    ト。
  6. 【請求項6】 上層が透水性及び耐水性を有し十分強度
    を有する熱可塑性の合成繊維素材からなる不織布、中層
    が一定の厚みを有し、複数枚の吸水紙からなる保水シー
    ト、下層が熱可塑性の合成樹脂シートからなる非透水性
    シートからなって、しかも、前記不織布及び前記非透水
    性シートは熱溶着ラインが形成され、該熱溶着ラインを
    介してこれらの不織布及び非透水性シートが、それぞれ
    上層側及び下層側の前記吸水紙に貼着固定された食品梱
    包用シートを使用し、しかも前記不織布が内側になるよ
    うにして全体を袋状に形成したことを特徴とする食品梱
    包容器。
  7. 【請求項7】 上層が透水性及び耐水性を有し十分強度
    を有する熱可塑性の合成繊維素材からなる不織布、中層
    が一定の厚みを有し、複数枚の吸水紙からなる保水シー
    ト、下層が熱可塑性の合成樹脂シートからなる非透水性
    シートからなって、しかも、前記不織布及び前記非透水
    性シートは熱溶着ラインが形成され、該熱溶着ラインを
    介してこれらの不織布及び非透水性シートが、それぞれ
    上層側及び下層側の前記吸水紙に貼着固定された長方形
    の食品梱包用シートを用い、長手方向両側を折り畳んで
    その端部が蓋部となるように重合させ、しかもこの重合
    させた端部を除く部分の短手方向両端部を固着し、全体
    を前記蓋部付きの容器としたことを特徴とする食品梱包
    容器。
  8. 【請求項8】 上層が透水性及び耐水性を有し十分強度
    を有する熱可塑性の合成繊維素材からなる不織布、中層
    が一定の厚みを有し、複数枚の吸水紙からなる保水シー
    ト、下層が熱可塑性の合成樹脂シートからなる非透水性
    シートからなって、しかも、前記不織布及び前記非透水
    性シートは熱溶着ラインが形成され、該熱溶着ラインを
    介してこれらの不織布及び非透水性シートが、それぞれ
    上層側及び下層側の前記吸水紙に貼着固定された食品梱
    包用シートを、前記不織布が内側になるようにして、一
    定の形を有する箱又は容器内に内張りしたことを特徴と
    するを食品梱包容器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007116904A (ja) * 2005-10-24 2007-05-17 Sachiko Nagao 吸水性シートを用いた簡易保湿フィルター及び簡易保湿フィルターの配置部材またはその使用方法

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