JP3168409U - 冷却バンド - Google Patents
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Abstract
【課題】吸水時にバンドに凹凸を生じないように吸水性ポリマーを指でしごく必要が無く、冷え具合が一様であり、吸水性が十分で、使用時間が長く、構造が簡易で、製造コストが低く、しかも、1回の使用で使い捨てにできるので、カビや雑菌が繁殖したり、不快な匂いを発生したり、使用後の収納が面倒である等という問題を全く生じることがない冷却バンドを提供する。【解決手段】帯状の透水性シートを袋状にしてなる本体バンド2と、該本体バンド内に収容された、2枚の帯状の不織布又は紙の間に粉状乃至は粒状の吸水性ポリマーを挟み込んでなる吸水性ポリマーシート3と、前記本体バンドの両末端に設けられた繋止部とを備えた冷却バンド。【選択図】図1
Description
本考案は、冷却バンドに関し、詳しくは、首、頭等の身体部分を、長時間に渡って、冷却することができる冷却バンドに関する。
従来から、暑い場所や季節において、作業、スポーツ、釣り、家事等を行う際の熱中症予防、集中力確保、エアコンの温度上昇による節電等のために、首、頭等を冷やす冷却バンドが用いられている。このような冷却バンドは、通常、使用時に、該バンドに水を吸収させ、首等に巻くことによって、水の蒸発に伴う気化熱の効果等によって、首等を冷やすものである。
この種の冷却バンドとしては、例えば、透水性シートを長手方向に二つ折りした帯状の本体と、該本体の中程を縫い目で仕切ってなる袋部と、該袋部内に収納された粒子状の高吸水性ポリマーとからなる冷却用ネックバンドが公知である(特許文献1参照)。しかし、この冷却用ネックバンドには、粒子状高吸水性ポリマーの分布が一様ではなく、該ポリマーが偏在しているので、吸水後のバンドに凹凸を生じないようにするため、吸水時に、該ポリマーを指でしごいて均一にする必要があり不便である、冷え具合が一様でない場合がある等という欠点がある。
また、二重の帯状の布である本体バンドと、該本体バンドの二重の布の間に挟まれ縫い合わされた吸水性を有する帯状の布である保水部とからなり、本体バンドの末端に係留部材が設けられている保冷バンドが公知である(特許文献2及び3参照)。しかし、この保冷バンドには、吸水性が不十分で、使用時間が短く、度々吸水させる必要があるという欠点がある。
また、不透水性布地からなる平面状の周囲が閉止された本体である袋体内に、吸水ポリマーを含むシート状吸水体を挟み込み、不透水性布地とシート状吸水体とをステッチ糸で縫合して平面視で複数のエリアに分割し、シート状吸水体がステッチ縫合部分を吸水経路として、水分を吸収する吸水パッドが公知である(特許文献4参照)。しかし、この吸水パッドには、構造が複雑で、製造コストが高いという問題がある。
更に、上記特許文献1のネックバンド、特許文献2及び3の保冷バンド、及び特許文献4の吸水パッドは、いずれも、通常、本体が織布製であり、一旦使用後に再使用すべく、適宜洗浄し、乾燥する場合に、完全には乾燥させ難いため、カビや雑菌が繁殖したり、不快な匂いを発生したりし、又使用後の収納が面倒である等という問題がある。
本考案の目的は、吸水時にバンドに凹凸を生じないように吸水性ポリマーを指でしごく必要が無く、冷え具合が一様であり、吸水性が十分で、使用時間が長く、構造が簡易で、製造コストが低く、しかも、1回の使用で使い捨てにできるので、カビや雑菌が繁殖したり、不快な匂いを発生したりすることがなく、更に、使用後の収納が面倒である等という問題を全く生じることがない、冷却バンドを提供することにある。
本考案者は、上記目的を達成するため、鋭意研究した結果、帯状の透水性シートを袋状にしてなる本体バンドと、その本体バンド内に収納された、粉状乃至は粒状の吸水性ポリマーを2枚の帯状の不織布又は紙の間に挟み込んでなる吸水性ポリマーシートと、本体バンド両末端に設けられた繋止部と、を備えた冷却バンドによれば、上記目的を達成できることを見出し、本考案を完成するに至った。
本考案は、以下に示す冷却バンドを提供するものである。
1.帯状の透水性シートを袋状にしてなる本体バンドと、該本体バンド内に収容された、2枚の帯状の不織布又は紙の間に粉状乃至は粒状の吸水性ポリマーを挟み込んでなる吸水性ポリマーシートと、該本体バンドの両末端に設けられた繋止部と、を備えた冷却バンド。
2.前記本体バンド内における前記吸水性ポリマーシートの移動を制限する様に、該本体バンドの内面を接着又は融着した接合部を、前記吸水性ポリマーシートの長手方向両端近傍に設けている上記項1に記載の冷却バンド。
3.前記吸水性ポリマーシートが長手方向に三分割されて前記本体バンド内に収容され、該本体バンド内における各吸水性ポリマーシートの移動を制限する様に、該本体バンドの内面を接着又は融着した接合部を、各吸水性ポリマーシートの長手方向両端近傍に設けている上記項1に記載の冷却バンド。
4.前記透水性シートの材質が、不織布又は紙である上記項1〜3のいずれかに記載の冷却バンド。
5.前記吸水性ポリマーシートが、2枚重ねて収容されている上記項1〜4のいずれかに記載の冷却バンド。
6.前記吸水性ポリマーシートが、2枚の帯状の不織布又は紙の間に粉状乃至は粒状の吸水性ポリマーを挟み込み次いでエンボス加工してサンドイッチ構造としてなる上記項1〜5のいずれかに記載の冷却バンド。
7.前記繋止部が、本体バンドの一端がテーパー状にされている先端部と、本体バンドの他端が本体バンドの長手方向に沿って並列に設けられている2個のスリット穴と、からなっている上記項1〜6のいずれかに記載の冷却バンド。
本考案によれば、以下の如き格別顕著な効果が得られる。
(1)本考案の冷却バンドは、2枚の帯状の不織布又は紙の間に粉状乃至は粒状の吸水性ポリマーを挟み込んでなる吸水性ポリマーシートを用いていることによって、吸水性ポリマーが一様に分布しており、偏在していないので、吸水時にバンドに凹凸を生じないように吸水性ポリマーを指でしごく必要が全く無く、冷え具合も一様である。
(2)本考案の冷却バンドは、上記吸水性ポリマーシートを用いていることによって、吸水性が十分であり、従来よりも使用時間が大幅に長くなっている。また、必要であれば、吸水性ポリマーシートを複数枚重ねて用いることによって、使用時間を更に長くすることができる。
(3)本考案の冷却バンドは、構造が簡易で、製造コストが低い。
(4)更に、本考案の冷却バンドは、本体バンドを構成する透水性シートの材質を、不織布又は紙とすることにより、製造コストをより低下でき、1回の使用で使い捨てすることを前提にできるので、カビや雑菌が繁殖したり、不快な匂いを発生したりすることを完全に防止できる。従って、極めて衛生的である。加えて、使用後の収納が面倒である等という問題を生じることも全くない。
本考案に係る冷却バンドの実施形態について、以下に、図1〜9を参照して説明する。
図1は、本考案に係る冷却バンドの一例を示す平面図である。図1の冷却バンド1は、帯状の透水性シートを袋状にしてなる本体バンド2と、該本体バンド内に収容された、2枚の帯状の不織布又は紙の間に吸水性ポリマーを挟み込んでなる吸水性ポリマーシート3と、本体バンド両末端に設けられた繋止部と、を備えている。この繋止部は、本実施形態においては、本体バンドの一端がテーパー状にされている先端部6と、本体バンドの他端が本体バンドの長手方向に沿って並列に設けられている2個のスリット穴5とからなっている。スリット穴5の長さは、通常、冷却バンドの幅の長さの0.8〜1.2倍程度の長さとするのが、好ましい。また、図1において、吸水性ポリマーシートの移動を制限するために、本体バンドの長手方向の2箇所に、長手方向に対してほぼ直角に横断する線に沿って、該本体バンドの内面を接着又は融着した接合部4が設けられている。2箇所に設けられた一対の接合部4は、その離間距離が吸水性ポリマーシートの長手方向の長さよりやや長くなる様に、吸水性ポリマーシートの長手方向両端近傍において、重ねた透水性シートの対向する内面同士を接合する部分である。
図2は、本考案に係る冷却バンドの他の一例を示す平面図である。図2の冷却バンド1は、帯状の透水性シートを袋状にしてなる本体バンド2と、該本体バンド内に収容された、2枚の帯状の不織布又は紙の間に吸水性ポリマーを挟み込んでなる吸水性ポリマーシート3と、本体バンド両末端に設けられた繋止部と、を備えている。この繋止部は、本実施形態においては、本体バンドの一端がテーパー状にされている先端部6と、本体バンドの他端が本体バンドの長手方向に沿って並列に設けられている2個のスリット穴5とからなっている。スリット穴5の長さは、通常、冷却バンドの幅の長さの0.8〜1.2倍程度の長さとするのが、好ましい。図2において、吸水性ポリマーシート3は、長手方向に三分割されている。この例では、真ん中のやや長い該シートとその両側のやや短い該シートとに三分割されているが、分割する数や分割する該シートのそれぞれの長さは、特に制限されず、いずれも任意である。このように吸水性ポリマーシートを長手方向に分割しておくことによって、得られた冷却バンドを首等に装着するのが容易になり、首等への密着性も向上するという利点が得られる。また、図2において、各吸水性ポリマーシートの移動を制限するために、本体バンドの長手方向の4箇所に、長手方向に対してほぼ直角に横断する線に沿って、該本体バンドの内面を接着又は融着した接合部4が設けられている。接合部4は、真ん中のやや長い該シートとその両側のやや短い該シートとの間は、それぞれ1箇所でよいので、合計4箇所に設けられている。4箇所に設けられた各接合部4は、それぞれの離間距離が三分割された各吸水性ポリマーシートの長手方向の長さよりやや長くなる様に、三分割された各吸水性ポリマーシートの長手方向両端近傍において、重ねた透水性シートの対向する内面同士を接合する部分である。
図1又は図2の本考案冷却バンドにおいて、帯状の透水性シートを袋状にしてなる本体バンド2は、例えば、一枚の透水性シートを長手方向に二つ折りして二重の帯状透水性シートとした後、折り目以外の幅方向及び長手方向の各辺の各端部を接着又は融着することによって、容易に袋状の本体バンドとすることができる。また、本体バンドの平面形状をした二枚の透水性シートを重ねて、各辺の各端部を接着又は融着することによっても、容易に袋状の本体バンドとすることができる。この本体バンドを袋状とする際に、当該袋内に収容する吸水性ポリマーシートが移動しないように、1枚又は分割された複数枚の吸水性ポリマーシートの長さよりもやや長めになる様に、各接合部4を、同時に設けるのがよい。本体バンドを、袋状とする場合及び接合部を設ける場合には、予め、1枚又は複数枚の吸水性ポリマーシートを、該バンドの長手方向に沿って、二重又は二枚の透水性シートの間に入れておくことが必要である。また、吸水性ポリマーシートは、該バンドの厚み方向に複数枚重ねて(積層して)入れておいてもよい。
本体バンドを形成する透水性シートの材質としては、例えば、不織布、紙等を用いることができる。不織布としては、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン繊維;ポリエステル繊維;セルロース繊維;ナイロン繊維;レーヨン繊維等の繊維の1種又は2種以上を組み合わせて用いて得られた各種不織布を用いることができる。不織布は、エンボス加工しておくことによって、柔軟性、耐久性等を向上させることができる。また、紙としては、透水性があって、水に濡れても容易に破れることがないものであれば、いずれも使用可能である。透水性シートを接着によって接合する場合、接着するための接着剤としては、特に限定されることはなく、不織布や紙を接着できるものであれば、いずれも使用することができる。また、透水性シートを融着によって接合する場合、通常、該シートの材質に応じた温度で、熱融着することによって、容易に接合できる。
図3は、図1の冷却バンドのA−A線の拡大断面図である。図3の態様の本体バンド2は、一枚の帯状の透水性シートを、長手方向に二つ折りして、二重の帯状の透水性シートとし、折り目反対側の幅方向の辺の端部を接合することによって、袋状の本体バンドとしていることがわかる。また、図3より、吸水性ポリマーシート3が、2枚重ねて積層状態で収容されていることがわかる。この吸水性ポリマーシートの厚み方向の収容枚数は、1枚であっても複数枚であってもよい。厚み方向に複数枚重ねて(積層して)収容することによって、より長時間の冷却効果を得ることができる。吸水性ポリマーシートの厚み方向の収容枚数は、1〜3枚程度であるのが好ましく、2枚であるのがより好ましい。
図4は、図1の冷却バンドの吸水性ポリマーシートを、模式的に、示す平面図である。また、図5は、図4の吸水性ポリマーシートのB−B線の拡大断面を模式的に示す図である。図5(a)は吸水前の断面図であり、図5(b)は吸水後の断面図である。図4及び図5より、吸水性ポリマーシート3の表面が、エンボス加工されていることがわかる。また、図5より、吸水性ポリマーシート3は、2枚の不織布又は紙7の間に粉状乃至は粒状の吸水性ポリマー8を挟み込んでなることがわかる。吸水性ポリマーシートをエンボス加工することによって、粉状乃至は粒状の吸水性ポリマーの保持性や安定性、該シートの平滑性等が向上する。但し、吸水性ポリマーシートは、2枚の帯状の不織布又は紙の間に該吸水性ポリマーを挟み込んでなるものである限り、エンボス加工したものに限定されるものではない。
帯状の吸水性ポリマーシートの厚さ及び幅は、本体バンドを構成する袋状透水性シートにおいて接合部4で形成される空間中に、吸水前後を通じて、収納できる厚さ及び幅であればよい。該吸水性ポリマーシートの厚さは、通常、吸水前で、0.1〜1.0mm程度であり、吸水後で、5〜20mm程度である。また、該吸水性ポリマーシートの幅は、通常、20〜80mm程度である。また、該吸水性ポリマーシートの長さは、特に限定されず、得られる冷却バンドを用いて冷却すべき身体部分に合わせて適宜決定すればよい。
吸水性ポリマーシートにおいて、吸水性ポリマーを、サンドイッチ状に挟んでいる不織布としては、前記透水性シートの場合と同様に、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン繊維;ポリエステル繊維;セルロース繊維;ナイロン繊維;レーヨン繊維等の繊維の1種又は2種以上を組み合わせて用いて得られた各種不織布を用いることができる。また、紙としては、透水性があって、水に濡れても容易に破れることがないものであれば、いずれも使用可能である。また、吸水性ポリマーとしては、デンプン−アクリロニトリルグラフト共重合体、デンプン−アクリル酸グラフト共重合体、デンプン−アクリルアミドグラフト共重合体、セルロース−アクリロニトリルグラフト共重合体、カルボキシメチルセルロース架橋体、ポリビニルアルコール架橋体、アクリル酸−ビニルアルコール共重合体、ポリアクリル酸ナトリウム架橋体、N−置換アクリルアミド架橋体等を用いることができる。また、吸水性ポリマーとしては、粉状乃至は粒状のものを使用する。
図6は、図1の冷却バンドの本体バンド2の一端がテーパー状にされている先端部6を、その他端に本体バンドの長手方向に沿って並列に設けられている2個のスリット穴5に、順次貫通させている状態を示す斜視図である。図7は、図6の状態を反対側から見た斜視図であり、矢印で示す様に、先端部6を折り返してスリット穴5に差し込むことを示している。図8は、図7の斜視図において、先端部6を折り返してより遠い位置にあるスリット穴5に差し込んだ状態を示す斜視図である。また、図9は、図1の冷却バンドを、図6〜8の様にして、首の回りに装着している使用状態を示す斜視図である。尚、図6〜8より、本体バンドの長手方向と並列に設けられている2個のスリット穴5は、本体バンドを構成する二重又は二枚の透水性シートの両方を、貫通していることが分かる。
図6〜8より、本考案の冷却バンドにおいて、本体バンドの両末端を結合又は固定するために設けられた繋止部として、本体バンドの一端がテーパー状にされている先端部6と、本体バンドの他端が本体バンドの長手方向に沿って並列に設けられている2個のスリット穴5との組み合わせからなっていることによって、先端部6をスリット穴5に貫通させ、次いで、先端部6を折り返してスリット穴5に差し込むという簡単な手順により、冷却バンドを、首等の身体部分に、容易に装着することができることが分かる。また、図9より、本考案の冷却バンドが、首回りに好適に装着されていることが分かる。
本考案の冷却バンドにおいて、本体バンド2の両末端に設けられる繋止部としては、上記のような先端部6とスリット穴5との組み合わせに限定されるものではない。即ち、繋止部としては、冷却バンドを首等の身体部分に装着できる限りにおいて、何ら限定されず、例えば、面ファスナー、両面テープ等でもよいし、又両末端を結んだり、スカーフリングに差し込んだりするものでもよい。
本考案の冷却バンドの大きさは、使用する人の性別、年齢等や装着する身体の箇所、体格等によって、変動するが、通常、長さが40〜80cm程度で、幅が2.5〜8.5cm程度の範囲とするのが適当である。
本考案の冷却バンドは、使用するに当たって、水に浸して、吸水性ポリマーシートに吸水させた状態で、冷却したい身体部分に巻きつけ、繋止部により、装着することによって、水の蒸発に伴う気化熱の効果、吸水した吸水性ポリマーシート自体の冷気等により、当該身体部分を、長時間に渡って、冷やすことができる。より効果的に冷却するために、吸水性ポリマーシートに吸水させた後、使用前に、冷蔵庫に入れて、より冷たくしておくこともできる。冷却する身体部分としては、例えば、首、頭、腕、足等を挙げることができる。特に、首の回りに装着して、頸動脈を冷やすことによって、体全体が冷感を感じることができる。また、頭の回りに鉢巻き状に装着して、頭を冷やすことも効果的である。
本考案の冷却バンドを、上記の如く使用することによって、暑い場所や季節において、各種作業;ゴルフ、野球等のスポーツ又はスポーツ観戦;釣り;家事;学習等を行う際の熱中症予防、集中力確保、エアコンの温度上昇による節電等を効果的に達成することができる。
また、本考案の冷却バンドは、1回の使用毎に、使い捨てすることができるので、カビや雑菌が繁殖することがなく、不快な匂いも発生しない。従って、極めて衛生的であり、洗浄する手間もかからない。加えて、使用後の収納の問題も生じない。
1 冷却バンド
2 本体バンド
3 吸水性ポリマーシート
4 接合部
5 スリット穴
6 先端部
7 不織布又は紙
8 吸水性ポリマー
2 本体バンド
3 吸水性ポリマーシート
4 接合部
5 スリット穴
6 先端部
7 不織布又は紙
8 吸水性ポリマー
Claims (7)
- 帯状の透水性シートを袋状にしてなる本体バンドと、
該本体バンド内に収容された、2枚の帯状の不織布又は紙の間に粉状乃至は粒状の吸水性ポリマーを挟み込んでなる吸水性ポリマーシートと、
該本体バンドの両末端に設けられた繋止部と、を備えた冷却バンド。 - 前記本体バンド内における前記吸水性ポリマーシートの移動を制限する様に、該本体バンドの内面を接着又は融着した接合部を、前記吸水性ポリマーシートの長手方向両端近傍に設けている請求項1に記載の冷却バンド。
- 前記吸水性ポリマーシートが長手方向に三分割されて前記本体バンド内に収容され、該本体バンド内における各吸水性ポリマーシートの移動を制限する様に、該本体バンドの内面を接着又は融着した接合部を、各吸水性ポリマーシートの長手方向両端近傍に設けている請求項1に記載の冷却バンド。
- 前記透水性シートの材質が、不織布又は紙である請求項1〜3のいずれかに記載の冷却バンド。
- 前記吸水性ポリマーシートが、2枚重ねて収容されている請求項1〜4のいずれかに記載の冷却バンド。
- 前記吸水性ポリマーシートが、2枚の帯状の不織布又は紙の間に粉状乃至は粒状の吸水性ポリマーを挟み込み次いでエンボス加工してサンドイッチ構造としてなる請求項1〜5のいずれかに記載の冷却バンド。
- 前記繋止部が、本体バンドの一端がテーパー状にされている先端部と、本体バンドの他端が本体バンドの長手方向に沿って並列に設けられている2個のスリット穴と、からなっている請求項1〜6のいずれかに記載の冷却バンド。
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JP2011001768U JP3168409U (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | 冷却バンド |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2011001768U JP3168409U (ja) | 2011-03-30 | 2011-03-30 | 冷却バンド |
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JP3168409U true JP3168409U (ja) | 2011-06-09 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2013094535A (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-20 | D & F Kk | 冷却シート素材 |
JP5379326B1 (ja) * | 2013-07-11 | 2013-12-25 | 松枝 池野 | 花模様の出来るネッククーラー |
-
2011
- 2011-03-30 JP JP2011001768U patent/JP3168409U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013094535A (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-20 | D & F Kk | 冷却シート素材 |
JP5379326B1 (ja) * | 2013-07-11 | 2013-12-25 | 松枝 池野 | 花模様の出来るネッククーラー |
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