JP2018007954A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を維持したまま、サイドフラップ部の肌触りを良好にし、通気性を向上させるとともに、肌トラブルを改善する。【解決手段】吸収体4と、吸収体4の肌側を覆う透液性トップシート3と、吸収体4の非肌側を覆う防水シート6と、この防水シート6の非肌側に配置された不織布からなるバックシート2と、肌側の両側部にそれぞれ肌側に起立する立体ギャザーBSを形成するギャザーシート7とを備えた使い捨ておむつ1である。ギャザーシート7はバックシート2よりも耐水圧が高く、バックシート2の幅方向両端部をそれぞれ肌側に折り返した折り返し部20がギャザーシート7と重なり代Sを有しながら肌側に配置されるとともに、使い捨ておむつ1の両側部にそれぞれ、非肌側に配置されたバックシート2部分と折り返し部20のバックシート2部分とが積層されたバックシート2の2重シート部が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、バックシートの幅方向両端部をそれぞれ肌側に折り返した折り返し部が肌側の両側部に配置されるようにした使い捨ておむつに関する。
従来より、市場に提供されている使い捨ておむつは、図6および図7に示されるように、非肌側に配置されるポリエチレン等からなる防水シート51と、肌側に配置される不織布等からなる透液性トップシート52と、これら防水シート51とトップシート52との間に配置された略長方形状の吸収体53と、製品の最外面を形成する通気性のバックシート54とから主に構成され、おむつの両側部においては、肌側に設けられた不織布等からなるギャザーシート55と、その内側端縁に沿って配設された弾性伸縮部材56とにより肌面側に起立する立体ギャザーBSが形成されるとともに、吸収体53の側縁よりも側方に延在された前記バックシート54部分と、前記ギャザーシート55部分とにより吸収体53の介在しないサイドフラップ部SFが形成され、かつこのサイドフラップ部SFに複数条の弾性伸縮部材57,57…がおむつ長手方向に沿って配置されることにより、前記サイドフラップ部SFにひだ状の平面ギャザーGKが形成されている。このような構造の使い捨ておむつとしては、たとえば下記特許文献1などを挙げることができる。
特開2015−66197号公報
前述したように従来の使い捨ておむつ構造の場合には、前記ギャザーシート55が使い捨ておむつの側縁まで延在しているが、このギャザーシート55は、一般的に立体ギャザーとしてのバリア性を高めるために液不透過性の高い素材、具体的には繊維が細く高密度な素材が用いられているため、耐水圧や破断強度は高いが、肌触りがゴワゴワと悪く、通気性に欠けるなどの問題があった。
また、平面ギャザーGKに配置された弾性伸縮部材57によって脚の付け根の内側部分に締め付け跡が残ったり、汗疹、肌荒れ等の肌トラブルが生ずる問題があった。
これらの問題を対処する方策として、サイドフラップの肌面側にギャザーシート材料とは別の柔軟性のある別部材を貼設することも考えられるが、部品点数が増えてコスト高となるため好ましくない。
そこで本発明の主たる課題は、部品点数を維持したまま、サイドフラップ部の肌触りを良好にし、通気性を向上させるとともに、肌トラブルを改善した使い捨ておむつを提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、吸収体と、前記吸収体の肌側を覆う透液性トップシートと、前記吸収体の非肌側を覆う防水シートと、この防水シートの非肌側に配置された不織布からなるバックシートと、肌側の両側部にそれぞれ肌側に起立する立体ギャザーを形成するギャザーシートとが備えられた使い捨ておむつにおいて、
前記ギャザーシートは前記バックシートよりも耐水圧が高く、
前記バックシートの幅方向両端部をそれぞれ肌側に折り返した折り返し部が前記ギャザーシートと重なり代を有しながら肌側に配置されるとともに、使い捨ておむつの両側部にそれぞれ、非肌側に配置されたバックシート部分と前記折り返し部のバックシート部分とが積層された前記バックシートの2重シート部が形成されていることを特徴とする使い捨ておむつが提供される。
上記請求項1記載の発明では、前記ギャザーシートとしてバックシートよりも耐水圧が高い素材、すなわちバックシートと比較して肌触りがゴワゴワし通気性に欠ける素材を用いているが、前記バックシートの折り返し部が前記ギャザーシートと重なり代を有しながら肌側に配置されているため、従来の使い捨ておむつのように、使い捨ておむつの側縁までギャザーシートを延在させたものと比較して、肌触りの良いバックシートが肌側のおむつ両側部に配置されるので、部品点数を増加させることなく、また、無駄に部品の連結部を設けることなく、サイドフラップ部の肌触りを良好にすることができる。
更に、使い捨ておむつの両側部にそれぞれ、バックシート同士を積層したバックシートの2重シート部が形成されているため、おむつ両側部の肌触りをより一層滑らかにすることができるとともに、ギャザーシートが介在しないため両側部の通気性が向上するようになる。
請求項2に係る本発明として、前記ギャザーシートのおむつ幅方向の外方側端縁が前記防水シートの側端と同等又はこれより内側に位置し、前記防水シートよりおむつ幅方向の外側に、前記バックシートの2重シート部が形成されている請求項1記載の使い捨ておむつが提供される。
上記請求項2記載の発明では、前記ギャザーシートを防水シートの側端と同等又はこれより内側に配置することによって、サイドフラップ部の通気性が確実に向上するようにしている。また、バックシートの2重シート部が前記防水シートの外側に配置されるため、脚周りの柔軟性を高めることができるようになる。
請求項3に係る本発明として、前記バックシートの2重シート部のうち、折り返し端から内側への距離Lが3〜15mmでは、前記バックシート同士が非接着とされている請求項1、2いずれかに記載の使い捨ておむつが提供される。
上記請求項3記載の発明では、前記バックシートの2重シート部のうち、折り返し端から内側への距離Lが3〜15mmでは、バックシート同士を非接着とすることによって、接着剤で折り目が固定されて硬化することによる悪影響がなくなり、肌触り感をより良好にすることができる。
請求項4に係る本発明として、前記吸収体の両側部に前記吸収体が存在しないサイドフラップ部が形成されるとともに、このサイドフラップ部に長手方向に沿って弾性伸縮部材が配置された平面ギャザーが形成され、前記バックシートの折り返し部が前記平面ギャザーと重なっている、請求項1〜3いずれかに記載の使い捨ておむつ。
上記請求項4記載の発明では、サイドフラップ部の肌側面の平面ギャザーと重なる位置に肌触りの良いバックシートと同じ材料が配置されるため、サイドフラップ部において平面ギャザーを形成する弾性伸縮部材によって肌トラブルが発生するのが軽減できるようになる。
請求項5に係る本発明として、前記弾性伸縮部材は、前記バックシートの折り返し部とギャザーシートとの重なり代に重なる領域であって、前記防水シートとギャザーシートとの間に配置されている請求項4記載の使い捨ておむつが提供される。
上記請求項5記載の発明では、サイドフラップ部において平面ギャザーを形成する弾性伸縮部材の配置位置として、弾性伸縮部材による脚の付け根の内側部分に締め付け跡をできなくするとともに、汗疹や肌荒れ等の肌トラブルを軽減するため、前記バックシートの折り返し部とギャザーシートとの重なり代に重なる領域であって、前記防水シートとギャザーシートとの間に配置するのが好ましい。
請求項6に係る本発明として、前記弾性伸縮部材の配置領域と重なる領域では、前記バックシートとギャザーシートとが非接着とされている請求項4、5いずれかに記載の使い捨ておむつが提供される。
上記請求項6記載の発明では、前記弾性伸縮部材の配置領域と重なる領域では、前記バックシートとギャザーシートとを非接着としているため、平面ギャザーの肌当たりをより柔軟にすることができる。
請求項7に係る本発明として、背側の前記吸収体より非肌側におむつ幅方向に伸縮性を有するウエストシートが配置され、前記ウエストシートが前記防水シートよりおむつ幅方向の外側であって、前記バックシートの2重シート部に延在して配置されている請求項1〜6いずれかに記載の使い捨ておむつが提供される。
上記請求項7記載の発明では、背側のウエスト回りに伸縮性を与えるウエストシートを配置した場合において、ウエスト回りの伸縮性をサイドフラップ部にも付与するため、前記ウエストシートを防水シートよりおむつ幅方向の外側であって、バックシートの2重シート部に延在して配置している。
以上詳説のとおり本発明によれば、部品点数を維持したまま、サイドフラップ部の肌触りが良好になり、通気性が向上するとともに、肌トラブルが改善できるようになる。
本発明に係る使い捨ておむつ1の一部破断展開図である。 図1のII−II線矢視図である。 図1のIII−III線矢視図である。 バックシート2の折り返し部20に柔軟化エンボス加工を施した使い捨ておむつ1の半断面図(その1)である。 バックシート2全体に柔軟化エンボス加工を施した使い捨ておむつ1の半断面図(その2)である。 従来の使い捨ておむつの展開図である。 従来の使い捨ておむつの断面図(図6のVII−VII線矢視図)である。
〔吸収性物品の基本構成〕
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。本書において、「長手方向」とは使い捨ておむつ1の前側と後側を結ぶ方向を意味し、「幅方向」とは長手方向と直交する方向(使い捨ておむつ1の展開時の左右方向)を意味する。
図1〜図3に示されるように、本使い捨ておむつ1(以下、単におむつともいう。)は、綿状パルプ等からなり、たとえば砂時計形状(または長方形状等)のある程度の剛性を有するとともに、クレープ紙や不織布などからなる被包シート5によって囲繞された吸収体4と、該吸収体4の肌側(使用面側)を覆う有孔または無孔の不織布等からなる透液性トップシート3と、前記吸収体4の非肌側(裏面側)を覆うポリエチレン等からなる防水シート6と、この防水シート6の非肌側に配置された不織布からなるとともに、おむつ外形を画成するバックシート2と、肌側の両側部にそれぞれ肌側に起立する立体ギャザーBS、BSを形成するとともに、前記透液性トップシート3より幅方向外側に延びるギャザーシート7、7と、前記透液性トップシート3の非肌側に隣接して配置された親水性の不織布からなるセカンドシート14と、おむつ背側両側部に設けられた機械接合式のファスニングテープ10,10とから主に構成され、かつ前記吸収体4の周囲においては、その上下端縁部では前記バックシート2、防水シート6及び透液性トップシート3の外縁部がホットメルトなどの接着剤やヒートシール、超音波シール等の接合手段によって接合されることにより、吸収体4が存在しないエンドフラップ部EFが形成されるとともに、前記吸収体4の両側縁部では吸収体4よりも側方に延出している前記バックシート2、防水シート6及びギャザーシート7の外縁部がホットメルトなどの接着剤やヒートシール、超音波シール等の接合手段によって接合されることにより、吸収体が介在しないサイドフラップ部SFが形成されたものである。
装着に当たっては、おむつ1の前身頃および後身頃をそれぞれ着用者の身体に当てがった後、前記ファスニングテープ10,10を腹側に持ち込み、バックシート2の外面側に設けられたフロントターゲットテープ11に係合させておむつを装着する。
以下、更に各構成部材について具体的に詳述すると、
前記バックシート2としては有孔又は無孔の不織布が用いられる。不織布の目付は15〜35g/m2、特に20〜30g/m2程度とするのが好ましい。
不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、繊維の太さは1.2〜4.4dtex程度が好ましく、エアスルー法、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法(ポイントボンド法)、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。バックシート用不織布には、ふんわりとした感触で嵩高なもの(低密度なもの)が好適に用いられるため、エアスルー法やスパンレース法によるものが好ましい。これらの不織布の中でも、不織布製造時にドラム搬送過程で加熱空気を送り繊維同士を熱融着させるエアスルー法により製造された不織布が特に好ましく、高温空気の熱によって繊維同士を融着させるため、空間割合が高くふんわりとした感触と、嵩高であるなどの利点を有する。スパンボンド法やサーマルボンド法など、熱エンボスにより繊維を固定する方式の不織布は、柔軟性やドレープ性に優れるが薄く高密度なものになりがちだが、エンボス率が低い(12%以下程度)ものは、比較的嵩高になるため好ましい。
不織布の厚み(自動厚み測定器KES−G5 ハンディ圧縮計測プログラムを用い、荷重:10gf/cm2、及び加圧面積:2cm2の条件下で測定)は0.5〜1.5mmが好ましく、この数字で不織布の目付を割って求められる密度は、0.01〜0.05g/m3程度である。また、JIS L 1096 通気性A法(フラジール形法)に準じて測定される通気度が50cc/cm2・sec以上、特に60cc/cm2・sec以上と通気度の高いものが好ましい。
このバックシート2の構造については、後段で更に詳細に説明する。
前記透液性トップシート3は、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、たとえばポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、エアスルー法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンボンド法やサーマルボンド法によるものは柔軟性、ドレープ性に富む点で優れ、エアスルー法やスパンレース法によるものは嵩高でソフトである点で優れている。前記透液性トップシート3としては、ロール表面に凸部が複数設けられた凸ロールと、ロール表面に前記凸部が嵌入する凹部が複数設けられた凹ロールとからなるエンボスロールを通過させることにより表面に凹凸のエンボスが付与されているものを用いるのが望ましい。トップシート表面に形成された凹凸が軟便の表面拡散速度を抑え、排便領域の近傍で吸収体に吸収され易くなる。
前記吸収体4は、たとえばフラッフ状パルプ等の吸収性繊維と高吸収性ポリマーとにより構成され、図示例では脚回りへの当たりを和らげるために、おむつ長手方向の中間両側部にそれぞれ幅方向内側へ窪む凹状の切欠き部19を有する略砂時計状とされている。前記高吸収性ポリマーは例えば粒状粉とされ、吸収体4を構成するパルプ中に混入されている。
前記吸収体4を囲繞する被包シート5としては、クレープ紙、親水性不織布等、吸収体4への体液吸収を阻害することなく、体液等を透過させ、かつ吸収体4が崩れないように形状保持するものであればどのようなシートを用いてもよい。この被包シート5は、無孔シートの他、多数の開孔が形成された多孔シートを用いることができる。
前記防水シート6は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂シートなどの少なくとも遮水性を有するシート材が用いられ、漏れを防止するために少なくとも吸収体4の全面積を覆う範囲に設置される。近年は、ムレ防止の点から透湿性を有するものが好適に用いられる。この遮水・透湿性シートは、たとえばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン樹脂中に無機充填材を溶融混練してシートを形成した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートであり、仮にシート厚が同じであれば無孔シートよりも剛性が低下するため、柔軟性の点で勝るものとなる。
前記透液性トップシート3の幅寸法は、図示例では、図2及び図3の横断面図に示されるように、吸収体4の幅よりも若干長めとされ、防水シート6よりは狭く、吸収体4を覆うだけに止まり、それより外方側は前記透液性トップシート3とは別のギャザーシート7、具体的には体液が浸透するのを防止する、あるいは肌触り感を高めるなどの目的に応じて、適宜の撥水処理または親水処理を施した不織布素材を用いて構成されたギャザーシート7が配設されている。
前記ギャザーシート7は、前記吸収体4の側縁部近傍よりも外側に延び、前記防水シート6及びバックシート2と接合固着され、これらの積層シート部分によってサイドフラップSFを構成している。このサイドフラップ部SFにおいては、おむつ長手方向に沿って複数本、図示の例では2本の弾性伸縮部材8,8が配設されることにより、平面ギャザーGKが形成されている。この平面ギャザーGKは、着用した際におむつをきっちりと脚周りにて保持することにより、フィット性を向上させおむつがずれるのを防止する。
他方、前記ギャザーシート7の前記固着部よりも内方側の不織布シート部分によって表面側に起立する立体ギャザーBSが形成されている。この立体ギャザーBSは、吸収体4の側縁近傍位置に起立端を有し、その先端がおむつ長手方向に沿って2重に折り返され、この折り返し部の内方に1本または複数本の、図示例では1本の弾性伸縮部材9を配設することにより、その伸縮力を利用して立体ギャザーBSを起立させるようになっている。
前記弾性伸縮部材8,9としては、通常使用されるスチレン系ゴム、オレフィン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シリコン、ポリエステル等の素材を用いることができる。
また、前記ギャザーシート7としては、バリア性の高い不織布が用いられる。耐水圧(JIS L 1092)は80mmH2O以上、好ましくは100mmH2O以上あり、バックシート2よりも高い。そのため、肌触り、ふんわりとした嵩高感、通気性など、装着時の快適性に関する品質項目のいずれかでは、前記バックシート2よりも劣ることが多い。
不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、アミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンボンド法、サーマルボンド法、エアスルー法、メルトブローン法、SMS法等の適宜の加工方法により得られた不織布を用いることができる。ギャザーシート用不織布には、適当なバリア性を得るために、繊維の太さが2.2dtex以下であるものが好ましい。また、スパンボンド法やサーマルボンド法、メルトブローン法によるものが薄くドレープ性に優れ高密度であるため好ましく、スパンボンド不織布とメルトブローン法を複合したSMS法によるものが特に好ましい。
不織布の目付は8〜20g/m2、特に10〜15g/m2程度とするのが好ましい。不織布の厚み(自動厚み測定器KES−G5 ハンディ圧縮計測プログラムを用い、荷重:10gf/cm2、及び加圧面積:2cm2の条件下で測定)は0.1〜0.4mmが好ましく、この数字で不織布の目付を割って求められる密度は、0.05〜0.15g/m3程度である。また、JIS L 1096 通気性A法(フラジール形法)に準じて測定される通気度が40cc/cm2・sec以下、特に30cc/cm2・sec以下と通気度の低いものが好ましい。
また、前記透液性トップシート3と吸収体4との間であって前記透液性トップシート3の非肌側に隣接して、親水性不織布からなるセカンドシート14を介在させることができる。このセカンドシート14は、無孔シートの他、多数の開孔が形成された多孔シートを用いることができる。前記親水性不織布としては、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることにより素材自体に親水性を有するものを用いるか、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維を親水化剤によって表面処理し親水性を付与した繊維を用いることにより親水性を有するようにしたものを好適に用いることができる。
前記機械接合式のファスニングテープ10は、図1に示されるように、プラスチック、ポリラミ不織布、不織布、紙等のファスニング基材10Aの基部がおむつに接合されている。前記ファスニング基材10Aの突出片部分でかつ肌側(透液性トップシート3側の面)にフック要素10Bを有する。前記フック要素10Bは、ファスニング基材10Aに接着剤により剥離不能に接着されている。前記フック要素10Bは、その外面に多数の係合片10b、10b…を有する。前記ファスニングテープ10は製品状態では、透液性トップシート3側に折り畳まれ、前記フック要素10Bがバックシート2に対して剥離可能に接合された状態となっている。
〔バックシート2〕
前記バックシート2は、詳細には図3に示されるように、幅方向両端部をそれぞれ肌側に折り返した折り返し部20が前記ギャザーシート7と重なり代Sを有しながら肌側に配置されるとともに、使い捨ておむつ1の両側部にそれぞれ、非肌側に配置されたバックシート2部分と前記折り返し部20のバックシート2部分とが積層されたバックシート2の2重シート部21が形成されている。
前記バックシート2の2重シート部21は、非肌側に配置されたバックシート2部分と、肌側に折り返した折り返し部20のバックシート2部分とが直接積層された前記ギャザーシート7及び防水シート6が介在しない部分である。前記2重シート部21において、バックシート2、2同士は、所定範囲がホットメルト接着剤などによって接合されている。前記2重シート部21は、前記防水シート6及びギャザーシート7よりおむつ幅方向の外側に形成され、かつおむつ長手方向のほぼ全長に亘って形成されるのが好ましい。この場合、前記2重シート部21は、おむつ長手方向の両端部(前後端部)では、図3に示されるように、バックシート2の折り返し端部がおむつ側縁を巻き込むようにして連続して覆っているが、おむつ長手方向の中間部では、図2に示されるように、脚周りのフィット性を考慮しておむつ両側縁に幅方向内側に括れた切欠き部19を設けるため、折り返し端部を含むおむつ両側縁部が切り取られることによって、非肌側と肌側のそれぞれにバックシート2、2を積層した構造となっている。
本使い捨ておむつ1では、前記バックシート2の折り返し部20がギャザーシート7と重なり代Sを有しながら肌側に配置されているため、従来の使い捨ておむつのように、使い捨ておむつの側縁までギャザーシートを延在させたものと比較して、部品点数を増加させることなく、肌触りの良いバックシート2の折り返し部20によってサイドフラップ部SFの肌触りが良好になる。また、サイドフラップ部SFの肌側面に肌触りの良いバックシート2の折り返し部20が配置されているため、サイドフラップ部SFにおいて平面ギャザーGKと折り返し部20が重なっていると、弾性伸縮部材8、8によって肌トラブルが発生するのが軽減できるようになる。
更に、使い捨ておむつ1の両側部にそれぞれ、折り返したバックシート同士を積層したバックシート2の2重シート部21が設けられているため、おむつ両側部の肌触りをより一層滑らかなものとすることができるとともに、両側部の通気性が向上するようになる。
前記ギャザーシート7は、おむつ幅方向の外方側端縁が防水シート6の側端と同等又はこれより内側に位置するように配置するのが好ましい。つまり、前記ギャザーシート7は、防水シート6よりおむつ幅方向の外側に延在しないように、防水シート6と重なる領域に配置するのが好ましい。これによって、サイドフラップ部SFにギャザーシート7が介在する範囲が少なくなり、サイドフラップ部SFの通気性を確実に向上させることができるようになる。これに伴い、前記防水シート6よりおむつ幅方向の外側に、前記バックシート2の2重シート部21が形成されるようになり、脚周りの柔軟性を更に高めることが可能になる。ギャザーシート7のおむつ幅方向外方側端縁を防水シート6の側端より内側に位置させた場合、ギャザーシート7の端縁と防水シート6の側端とのおむつ幅方向の離間長さは、20mm以内、好ましくは10mm以内とするのがよい。20mmより長く離間して内側に配置した場合には、ギャザーシート7と防水シート6との積層部分に弾性伸縮部材8、8を配置することにより形成される平面ギャザーGKが内側に偏り過ぎるようになる。
前記バックシート2の2重シート部21では、バックシート同士を全面に亘ってホットメルト接着剤などで接合してもよいが、図3に示されるように、前記バックシート2の2重シート部21のうち、バックシート2の折り返し端から内側に所定の範囲(距離Lの範囲)では、バックシート同士を非接着とし、それより内側の範囲を接合するのが好ましい。これにより、前身頃及び後身頃のおむつ側縁の肌当たりを柔らかくすることができる。折り返し端から内側への距離Lとしては、3〜15mm(少なくとも3mmで最大15mm)、好ましくは5〜10mmとするのがよい。また、おむつ長手方向の中間両側部にそれぞれ幅方向内側へ窪む凹状の切欠き部19を形成した場合において、前記切欠き部19から内側へ1〜10mm以内、好ましくは2〜5mm以内の範囲の前記バックシート同士を非接着としてもよい。これにより、脚周りの肌当たりを和らげることができる。
前記バックシート2の折り返し部20とギャザーシート7との重なり代Sは、前記防水シート6と重なる範囲に形成するのが好ましい。前記重なり代Sの幅W(おむつ幅方向の長さ)は、10〜30mmとするのが好ましい。図示例では、透液性トップシート3より幅方向外側に延在したギャザーシート7部分によって前記重なり代Sが形成されているが、透液性トップシート3との積層部分を含むギャザーシート7によって前記重なり代Sを形成してもよい。この重なり代Sと重なる範囲に、平面ギャザーGKを形成する弾性伸縮部材8、8を配置するのが望ましい。
前記重なり代Sでは、バックシート2とギャザーシート7とを全面に亘ってホットメルト接着剤などで接合してもよいが、図2に示されるように、前記弾性伸縮部材8,8の配置領域と重なる領域は、バックシート2とギャザーシート7との非接着領域22とするのが好ましい。これによって、ギャザーシート7に接合されないバックシート2部分によって、弾性伸縮部材8、8の肌当たりがより柔らかくなり、脚周りの柔軟性を更に向上させることができるようになる。なお、前記非接着部は、前記重なり代Sの外縁、特におむつ幅方向の内側の端縁に達しない重なり代Sの中間部に設けるのが好ましい。すなわち、重なり代Sにおいて前記バックシート2とギャザーシート7とは、少なくとも前記弾性伸縮部材8、8が配置されない長手方向の両端部及びバックシート折り返し部20の折り返し端縁に沿った部分で接着されるようにするのが好ましい。
ところで、本使い捨ておむつ1では、図1及び図3に示されるように、背側の吸収体4より非肌側におむつ幅方向に伸縮性を有するウエストシート12を配置するのが好ましい。前記ウエストシート12は、通気性不織布間に、おむつ幅方向に伸縮する伸縮部材が伸長状態でおむつ長手方向に間隔を置いて複数配置されたものである。前記ウエストシート12を配置するに当たって、該ウエストシート12の両側部が、前記防水シート6よりおむつ幅方向の外側であって、前記バックシート2の2重シート部21に延在して配置されるようにするのが好ましい。これにより、背側において、両側のバックシート2の2重シート部21、21間に亘っておむつ幅方向の伸縮性が付与されるため、ウエスト回りのフィット性が良好になる。
前記ファスニングテープ10を背側の両側部に取り付ける際、図3に示されるように、ファスニング基材10Aの基部を、非肌側に配置されたバックシート2の外面側に接合するのが好ましい。
図4及び図5に示されるように、前記バックシート2のうち少なくとも折り返し部20に柔軟化エンボス加工を施すことにより、更にサイドフラップ部SFの肌当たりを和らげることができるようになる。前記柔軟化エンボス加工は、特開2014-104261号公報に開示されるものを好適に用いることができる。その概略について説明すると、前記柔軟化エンボス加工は、前記バックシート2のうち少なくとも折り返し部20を凹凸13に形成したものである。図中の凹凸13が形成されている領域が柔軟化エンボス加工領域である。前記柔軟化エンボス加工は、図4に示されるように、折り返し部20のみに形成してもよいし、図5に示されるように、バックシート2の全体に亘って形成してもよい。前記柔軟化エンボス加工により形成される波形の凹凸は、折り返し部20の延在する方向に沿って延在されるようにするのが好ましい。つまり、幅方向断面が波形となるように形成するのが好ましい。エンボス加工としては、同公報に例示されるように、(1)外周面に凹凸模様を有するエンボスロール(彫刻ロール)と弾性ロール(ゴムロールなど)との間に不織布を挟み、不織布に凹凸を形成する片面エンボス加工、(2)雄柄の凹凸模様を有する雄エンボスロールと、雄柄の凹凸模様と組み合わさる雌柄の凹凸模様を有する雌エンボスロールとの間に不織布を挟み、不織布に凹凸を形成する両面エンボス加工、(3)同一の凹凸模様を有し、同位相で回転する一対のエンボスロール間に不織布を挟み、凸と凸とが合わさる部位のみ挟むことにより不織布に凹凸を形成するtip to tip加工を採用することができるが、中でも柔軟化効果の高い前記両面エンボス加工が好ましい。
1…使い捨ておむつ、2…バックシート、3…透液性トップシート、4…吸収体、5…被包シート、6…防水シート、7…ギャザーシート、8・9…弾性伸縮部材、10…ファスニングテープ、11…フロントターゲットテープ、12…ウエストシート、20…折り返し部、21…2重シート部、22…非接着領域、

Claims (7)

  1. 吸収体と、前記吸収体の肌側を覆う透液性トップシートと、前記吸収体の非肌側を覆う防水シートと、この防水シートの非肌側に配置された不織布からなるバックシートと、肌側の両側部にそれぞれ肌側に起立する立体ギャザーを形成するギャザーシートとが備えられた使い捨ておむつにおいて、
    前記ギャザーシートは前記バックシートよりも耐水圧が高く、
    前記バックシートの幅方向両端部をそれぞれ肌側に折り返した折り返し部が前記ギャザーシートと重なり代を有しながら肌側に配置されるとともに、使い捨ておむつの両側部にそれぞれ、非肌側に配置されたバックシート部分と前記折り返し部のバックシート部分とが積層された前記バックシートの2重シート部が形成されていることを特徴とする使い捨ておむつ。
  2. 前記ギャザーシートのおむつ幅方向の外方側端縁が前記防水シートの側端と同等又はこれより内側に位置し、前記防水シートよりおむつ幅方向の外側に、前記バックシートの2重シート部が形成されている請求項1記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記バックシートの2重シート部のうち、折り返し端から内側への距離Lが3〜15mmでは、前記バックシート同士が非接着とされている請求項1、2いずれかに記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記吸収体の両側部に前記吸収体が存在しないサイドフラップ部が形成されるとともに、このサイドフラップ部に長手方向に沿って弾性伸縮部材が配置された平面ギャザーが形成され、前記バックシートの折り返し部が前記平面ギャザーと重なっている請求項1〜3いずれかに記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記弾性伸縮部材は、前記バックシートの折り返し部とギャザーシートとの重なり代に重なる領域であって、前記防水シートとギャザーシートとの間に配置されている請求項4記載の使い捨ておむつ。
  6. 前記弾性伸縮部材の配置領域と重なる領域では、前記バックシートとギャザーシートとが非接着とされている請求項4、5いずれかに記載の使い捨ておむつ。
  7. 背側の前記吸収体より非肌側におむつ幅方向に伸縮性を有するウエストシートが配置され、前記ウエストシートが前記防水シートよりおむつ幅方向の外側であって、前記バックシートの2重シート部に延在して配置されている請求項1〜6いずれかに記載の使い捨ておむつ。
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