JPS63307084A - 食品用包装容器 - Google Patents

食品用包装容器

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Publication number
JPS63307084A
JPS63307084A JP62138237A JP13823787A JPS63307084A JP S63307084 A JPS63307084 A JP S63307084A JP 62138237 A JP62138237 A JP 62138237A JP 13823787 A JP13823787 A JP 13823787A JP S63307084 A JPS63307084 A JP S63307084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
absorbing material
layer
packing container
water absorbing
Prior art date
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Pending
Application number
JP62138237A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Inoue
利明 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HANKYU KYOEI BUSSAN KK
Original Assignee
HANKYU KYOEI BUSSAN KK
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、食品用包装容器に関するものである。
本発明は、各種の食品、特に肉、魚介類、冷凍食品類の
ように、汁液が出たり、経時変化が激しく鮮度維持が困
難なような食品、または焼きたてのパン、蒸したての万
頭のように、さめやすく、蒸気の発生のために一部ふや
けたりする食品等の包装容器に関するものである。
したがって、本発明は、食品包装業界、及び、食品業界
の各技術分野において広く重用されるものである。
(従来の技術) 生の肉類、魚介類からは肉汁等かにじみ出し、時間とと
もに古くなって行き、それを新鮮な状態で長時間包装に
よって保存することは全く不可能なことである。
また、冷凍食品では解凍すれば肉汁等かにじみ出したり
、更に冷凍すれば包装材がはりついたりして、良好に保
存することは困難であった。
一方、焼きたてのパン、蒸したての万頭のように蒸気を
発生する温い食品も、それを出来たてそのままの状態で
長時間包装によって保存することは全く不可能なこと″
であった。
また、できたその弁当を発泡スチレン容器で密封しても
蒸気でむれて、水分で一部ふやけたりしている。
本発明は、温度変化を少くし、水分を分離することを可
能となし、できるだけ新鮮な状態で各種食品を保存する
ことを可能にした新規食品用包装容器である。
このような包装容器は食品工業界でもまた包装工業界で
も全く知られておらず新規である。
(発明が解決しようとする問題点) 通常の食品類の包装の場合はもとより、例えば、生肉や
新鮮な魚介類は、わずかづつ汁液を出して、その汁液の
ついたところを変質させたりする。そこで、現在ではパ
ルプ等の汁液吸収材で包み、簡単に包装するなどなされ
ている。しかし、単に吸収材で包装したのでは、汁液は
やはり、肉類、魚介類に接触し、好ましいものではない
また、肉類、魚介類、冷凍食品を包装して、凍結すると
、包装材と食品が強く付着し、とれにくくなり、困る場
合が非常に多い。
また、焼きたてのパン等蒸気を発生する温い出来たての
食品は、従来、プラスチックフィルム製の袋に入れて包
装されているが、このような従来からの包装システムで
は保温ができないことはもちろんのこと、密封して放置
すると、袋内部の水蒸気が凝縮してパン等の食品が濡れ
てしまい、商品価値がなくなってしまう。そこで、現在
ではやむを得ず、焼きたてのパンを放冷した後に袋詰め
したり、袋に入れてしばらく開封した後に密封したりし
ているが、これでは包装するまでに時間がかかり、製造
工程の長時間化は避けられない。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、通常の食品はもとより、上記したように包装
するのが不可能ないし極めて困難な食品等すべての食品
を品質低下させることなく維持包装できる新規包装容器
を提供するものである。
本発明の食品用包装容器は、ポリスチレン、発泡スチレ
ン等の包装容器基材の上に吸水材、更にその上に透水材
を接着等接合させた3層構造をその基本構成とし、かつ
容器として成型されてなるものである。
吸水材の層を形成するには、吸水材のみを粉末状又は薄
層としたものを接着させるか、又は吸水材と透水材を一
体に形成させた膜状物を接着させる方法がとられる。
吸水材を包装容器基材の上に接着させるには、その他の
添加料と接着剤を混合して基材上に塗布するようにすれ
ばよい。
吸水材としては、シリカゲル、木炭、澱粉、活性アルミ
ナ、無水硫酸カルシウム、無水塩化カルシウム、酸化カ
ルシウム、寒天その他の化学系吸湿材のほか、次のよう
な吸湿吸水性ポリマーが使用できる:澱粉−アクリル酸
グラフト共重合体、ポリアクリル酸塩系、酢ビ−アクリ
ル酸塩共重合体、イソブチレン−無水マレイン酸共重合
体、PVA−無水マレイン酸共重合体、澱粉−アクリロ
ニトリルグラフト重合体、ポリエチレンオキサイド系、
ポリアクリロニトリル加水分解物、CMC架橋体その他
が使用され、高重合度ポリアクリル酸ナトリウム架橋体
(澱粉を混入してもよいし又混入しなくてもよい)吸取
紙、ティシュペーパー、パルプ。
フェルトパルプ、紙又はその加工品、天然又は合成の不
織布、高重合度ポリアクリル酸ナトリウム架橋体、これ
らの同種又は異種間での積層体が使用される。又吸水材
として活性炭又は活性炭素繊維を含有したパルプ、不織
布等を使用すれば脱臭効果もある包装容器が得られる。
透水材としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
ビニルアセテート、エチレンビニルアセテート、ポリス
チレン、発泡スチレン等を多孔性フィルム状に表面接着
加工するか、これら樹脂の多孔性フィルムを吸湿材の表
面に接着加工してもよい。
また、薄いパルプ層の上に薄い多孔性ポリエチレン層を
積層したものが市販されているので、これは吸水材と透
水材を兼ねているので、簡便には、このような積層物を
基材の上に接着するだけでもよい。 本発明の食品用包
装容器を製造するには、ポリスチレン、発泡スチレン等
の包装容器基材上に、まず吸水材層を形成させる。吸水
材、その他の添加料を熱溶融接着剤又は接着剤有機溶媒
混合液に添加混合して適宜量塗布すれば、吸水材層は形
成される。
吸水材層が形成されたら、接着剤が接着する間に透水材
を接着させるのがよい。透水材としては、小さい穴を多
数もつポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム
、その他、不織布、ポリエチレンを薄く接着加工した不
織布、ポリプロピレンを薄く接着加工したパルプ層など
がよい、又は、まず透水材と吸水材を形成した薄層物に
他の添加料を加えた熱溶融接着剤又は有機溶媒溶融接着
剤でポリスチレン、発泡スチレン等の基材に接着加工し
てもよい。
吸水材層及び透水材層を順次設けた包装容器基材は1次
いで、トレイ状1箱状、筒状等の容器に成型される。
成型は、吸水材層及び透水材層を順次設けた包装容器基
材を80〜150℃に加熱できるトンネルを通し、熱詩
型成型するのがよい。
また、本発明では、発泡スチレンであらかじめ加熱成型
したベントウ箱等の食品容器の内側に熱溶融性接着剤等
に高重合度ポリアクリル酸ナトリウム架橋体等を混合し
たものを塗布して吸水材層を形成させ1次いでポリエチ
レン薄層コーティング不織布を接着させて透水材層を形
成させて食品用包装容器とすることもできる。
第1図は、フライドチキンの包装容器の縦断面図である
1は発泡スチレン層で、2はその内側に設けられた吸水
材層で、3は透水材層である。4はフライドチキンであ
る。
本発明の食品用包装容器を使用すれば揚げたでの熱いフ
ライドチキンを入れて蓋をしても、発生する水蒸気はす
べて透水材を通して吸水材で吸収してしまい、熱は発泡
スチレンの断熱効果で保持するために、いつまでも保温
され、水分でふやけるといったことも全く防止できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はフライドチキンを入れた本発明の食品用包装容
器の縦断面図である。 1・・・発泡スチレン層    2・・・吸水材層3・
・・透水材層       4・・・フライドチキン代
理人 弁理士 戸 1)親 男 第  1  図 手&+A+tti正書 昭和63年 6月29日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリスチレン、発泡スチレン等の包装容器基材上
    に吸水材及び透水材を接合させ、次いでトレイ状、箱状
    、筒状等に成型してなる食品用包装容器。
  2. (2)トレイ状、箱状、筒状等に成型してなる容器の内
    側に吸水材及び透水材を接合させてなる食品用包装容器
JP62138237A 1987-06-03 1987-06-03 食品用包装容器 Pending JPS63307084A (ja)

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JP62138237A JPS63307084A (ja) 1987-06-03 1987-06-03 食品用包装容器

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JP62138237A JPS63307084A (ja) 1987-06-03 1987-06-03 食品用包装容器

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JPS63307084A true JPS63307084A (ja) 1988-12-14

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ID=15217284

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4013799A1 (de) * 1990-04-28 1991-10-31 Gaplast Gmbh Behaelter und behaelterverschluss aus kunststoff, insbesondere fuer arznei- und genussmittel
CN109287730A (zh) * 2018-11-18 2019-02-01 林光琴 一种酱卤肉制品保鲜气调包装

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4013799A1 (de) * 1990-04-28 1991-10-31 Gaplast Gmbh Behaelter und behaelterverschluss aus kunststoff, insbesondere fuer arznei- und genussmittel
CN109287730A (zh) * 2018-11-18 2019-02-01 林光琴 一种酱卤肉制品保鲜气调包装
CN109287730B (zh) * 2018-11-18 2022-07-26 广东益膳食品有限公司 一种酱卤肉制品保鲜气调包装

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