JPH02251444A - 食品包装材料 - Google Patents

食品包装材料

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JPH02251444A
JPH02251444A JP7226789A JP7226789A JPH02251444A JP H02251444 A JPH02251444 A JP H02251444A JP 7226789 A JP7226789 A JP 7226789A JP 7226789 A JP7226789 A JP 7226789A JP H02251444 A JPH02251444 A JP H02251444A
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JP
Japan
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layer
heat
sealable
polymer film
bag
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JP7226789A
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English (en)
Inventor
Hideki Fujii
秀樹 藤井
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MEIWA KASEI INSATSU KK
Original Assignee
MEIWA KASEI INSATSU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷蔵または冷凍食品の包装用に適した包装材
料に関するものである。
従来の技術 食肉、魚介類等の冷凍食品は、その凍結時、解凍時およ
び解凍後にうまみ成分がドリップとなって流出しやすい
、冷蔵食品にあっても、その保存中にうまみ成分が失わ
れやすい。
うまみ成分が失われる原因に食品中の余分な水分がある
と考えられており、この余分の水分を浸透圧を利用して
除去しようとする試みがなされている。
たとえば、r高分子新素材One Po1nt−4、高
吸水性ポリマー、高分子学会編集、1987年11月1
5日発行」の94〜95頁には、半透膜を表面材とし、
その内部に食用糖類などの高浸透圧物質と高吸水性ポリ
マーとを共存させた脱水シートについて示されており、
この脱水シートは、脱水性のみならず、冷凍時の組織破
、壊防止、ドリップ発生量の低減、色調向上と変色防止
にも良好で旨記載されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述の脱水シートは、一般に半透膜を通
しての内部への水分の移行速度が遅いという問題点があ
り、まな、内部への水分の移行性の比較的良い半透膜は
湿潤時にべとつきを生じやすく、一方べとつきにくい半
透膜は内部への水分の移行性が劣るという傾向があり、
目的に合った半透膜を得ることが難しかった。
そして、この脱水シートの出現当時に比し市場の要求は
さらに高まっており、さらにすぐれた冷凍または冷蔵食
品用の包装材料の開発が要望されている。
本発明は、このような状況に鑑み、冷凍または冷蔵食品
のうまみを保持する包装材料を提供することを主たる目
的になされたものである。
課題を解決するための手段 本発明は、 「遠赤外線放射性セラミックス粉末または/およびエチ
レンガス吸収性セラミックス粉末が内添され、かつ無数
の小孔(1a)を設けてあるヒートシール性高分子フィ
ルム層(1)、 ヒートシール可能な不織布(21)またはこれと高吸水
性高分子層(22)とからなる吸水性層(2)。
および、 ヒートシール性高分子フィルム(31)またはこれと基
材層(32)とからなるヒートシール性基材層(3) がこの順に配設されると共に、その少なくとも両端縁に
形成したヒートシール部(0により各層の配設状態が保
持されるようにした配設体(5)からなる食品包装材料
、」をその要旨とするものである。
以下本発明の詳細な説明する。
ヒートシール性高分子フィルム層(1)としては、ヒー
トシール性を有するポリオレフィン、その他の樹脂をマ
トリックスとするものがあげられ、殊にポリエチレンを
マトリックスとするものが重要である。
このヒートシール性高分子フィルム層(1)としては、
遠赤外線放射性セラミックス粉末または/およびエチレ
ンガス吸収性セラミックス粉末(大谷石、ゼオライト等
)を内添して成形したものが用いられる。
ヒートシール性高分子フィルム(1)層には、無数の小
孔(1a)を設け、内部へ水分が浸透するようにする。
孔径はたとえば1〜8mm程度が適当であり、フィルム
の開孔率は、水分の浸透性とフィルムの強度とのバラン
スから、たとえば1〜30%程度が適当である。
吸水性層(2)は、ヒートシール可能な′不織布(21
)またはこれと高吸水性高分子層(22)とからなる、
被包装食品からのドリップ量が少ないときは不織* (
21)のみで充分であり、ドリップ量が多いときは高吸
水性高分子層(22)を付加することが望ましい、後者
の場合、被包装食品と高吸水性高分子層(22)との接
触を避けるために、不織布(21)側を上述のヒートシ
ール性高分子フィルム層(1)側に配置する方が有利で
ある。
ヒートシール可能な不織布(21)としては、低融点の
繊維を少なくとも一部(たとえば10重量%以上)含む
不織布が用いられる。他の繊維の材質は、ポリアミド、
ポリエステル、ポリレフイン、アクリル、セルロース系
′等が例示される。この不織布(21)の重量に特に限
定はないが、目付け10〜150g/m’程度のものを
用いることが多い。
高吸水性高分子層(22)としては、高吸水性高分子自
体を製膜して得たフィルム、高吸水性を有する紙または
不織布、支持フィルムに高吸水性高分子の溶液または高
吸水性高分子粉末を含む皮膜形成性ポリで一溶液をコー
ティングして得たフィルム、紙や不織布等の2枚の支持
層間に高吸水性高分子粉末をはさんだものなどが用いら
れる。支持フィルムまたは支持層を用いる場合は、少な
くとも前記の不織布(21)側は通水性を有するものを
用いる。なお支持フィルムまたは支持層は、前記の不織
布(21)で兼ねることもできる。
ヒートシール性&材Mt(3)は、ヒートシール性高分
子フィルム(31)またはこれと基材層(32)とから
なる、フラットシートとして用いるときはヒートシール
性高分子フィルム(31)のみでも充分であるが、袋に
形成するときは基材層(32)を付加した方が有利であ
る。
ヒートシール性高分子フィルム(31)としては、ヒー
トシール性を有するポリオレフィン、その他のフィルム
が用いられ、殊にポリエチレンフィルムが好適である。
基材層(32)としては、ポリアミドフィルム、ポリエ
ステルフィルム、ポリプロピレンフィルム、金属箔など
があげられる。
基材層(32)を付加するときは、予め該基材層(32
)上にヒートシー・ル性高分子をエクストルージョンコ
ーティングしてヒートシール性高分子フィルム(31)
を形成するか、基材層(32)上にヒートシール性高分
子フィルムをドライラミネートしておくのが通常である
各5(1)、 (2)、 (3)は、この順に配設され
る。
この場合、吸水性層(2)の高吸水性高分子層(22)
がヒートシール性を有しないときは、その巾を若干狭く
する。なお、本発明の趣旨を損なわない限りにおいて、
各層の間に他の暦を付加することもできる。
そして、各層が配設された状態で、その少なくとも両端
縁にヒートシール部(4)を設け、各層の配設状態を保
持するようにする。これにより配設体(5)が得られる
端縁に設けたヒートシール部(4)のほか、配設体(5
)の一部の面または全面に型押し状のヒートシール部(
4a)を付加してもよい。
フラットシートを得る場合、それが長尺物の場合は両端
縁にヒートシール部(4)を設け、短尺の場合は4縁の
うちの2〜4縁にヒートシール部(4)を設ける。ヒー
トシール部(0は、連続シールのほか、断続シールとし
てもよい。
フラットシートのほか、全体を袋に形成することもでき
る。この場合、袋の少なくとも半面が配設体(5)で構
成されるようにし、その際には、ヒートシール性高分子
フィルム層(1)側が袋の内面側となるようにする。
袋に形成する場合、袋の半面を配設体(5)で構成しく
ヒートシール性高分子フィルム層(1)側を袋の内面側
となるようにする)、袋の残りの半面を、遠赤外線放射
性セラミックス粉末または/およびエチレンガス吸収性
セラミックス粉末が内添されているヒートシール性高分
子フィルム(61)と透視可能な基材層(62)との積
層フィルム(6)で構成することが好ましい(ヒートシ
ール性高分子フィルム(61)側を袋の内面側とする)
ここでヒートシール性高分子フィルム(131)として
は、ヒートシール性を有するポリオレフィン、その他の
フィルムが用いられ、殊にポリエチレンフィルムが好適
である。透視可能な基材J! (62)としては、ポリ
アミドフィルム、ポリエステルフィルム、ポリプロピレ
ンフィルムなどが用いられる。
本発明の食品包装材料は、冷凍または冷蔵食品の包装用
に最適である。
作   用 本発明の食品包装材料を使用するにあたっては、それが
フラットシート状であるときは、ヒートシール性高分子
フィルムa(1)の側に食品を置き、端部を折り曲げて
食品を包み込むようにすればよい、ヒートシール性高分
子フィルム層(1)を内面側にした袋に形成したときは
、袋内に食品を入れればよい0袋に形成した場合は、真
空包装も可能である。
本発明の食品包装材料を用いて食肉、魚介類等の食品を
包装すると、食品中に含まれる余分の水分はヒートシー
ル性高分子フィルム層(1)の小孔(la)を通して内
部に入り込んで吸水性層(2)に吸収され、うまみ成分
の保持が図られる。
また、ヒートシール性高分子フィルム層(1)に含まれ
ている遠赤外線放射性セラミックス粉末または/および
エチレンガス吸収性セラミックス粉末によっても、食品
の鮮度保持、冷凍時の組織破壊防止、ドリップ発生量の
低減1色調向上、変色防止が因られる。
実施例 次に実施例をあげて本発明をさらに説明する。
実施例1 第1図は本発明の食品包装材料の一例を示した正面図、
第2図は一牛のA−A断面図である。
(1)ifヒートシール性性分分子フィルム層あり、遠
赤外線放射性セラミックス粉末を2重量%配合して成形
した厚さ30終1のポリエチレンフィルムからなる。こ
の高分子フィルム層(1)には、孔径3■φの小孔(1
a)を15mm間隔で全面にわたって設けてある。
(2)は吸水性層であって、ポリエチレンays30重
量%、ポリエステル繊維50重量%およびレーヨン20
重量%からなるヒートシール可能な目付け20g/m”
の不織布(21)と、支持体としての薄い水溶性紙に高
吸水性高分子粉末を付着させた高吸水性高分子層(22
)とからなる。
(3)はヒートシール性基材層であって、厚さ30終曹
のポリエチレンフィルレム製のヒートシール性高分子フ
ィルム(31)から°なる。
これら各層(1)、 (21)、 (22)、 (31
)はいずれも長尺物を用いており、この順に重ね合せら
れた状態で、両端縁においてヒートシールされている。
(4)はそのヒートシール部である。なお、高吸水性高
分子層(22)は、巾をヒートシール部(0の分だけ狭
くしてあり、該高吸水性高分子層(22)はヒートシー
ルされていない。
(4a)は、積層物全面にわたって一定間隔で設ける型
押し状のヒートシール部であるが、この実施例1の構成
は高吸水性高分子層(22)を含むので。
省略するのが普通である。
上記構成の配設体(5)からなる食品包装材料は、ロー
ル巻きした状態で製品となり、使用に際しては必要長さ
の分だけを繰り出して切断する。
使用にあたっては、ヒートシール性高分子フィルム層(
1)の側に食品を置き、端部を折り返して食品を包み込
む。
このようにして包装した冷凍食品(牛肉)を冷蔵室に静
置して時間をかけて解凍したところ、ポリ塙化ビニリデ
ンフィルムに包んで解凍した場合と比較して、ドリップ
の流出量は約50%減少し、また解凍後の牛肉の色調の
向上、変色防止の点でも好ましい結果が得られた。
実施例2 ヒートシール性高分子フィルム層(1)として、大谷石
(エチレンガス吸収性セラミックス粉末)を5重量%配
合して成形し、かつ孔径3■φの小孔(1a)を15m
m間隔で全面にわたって設けたものを用いたほかは、実
施例1を繰り返した。
この包装材料を用いて包装した冷凍食品(牛肉)を冷蔵
室に静置して時間をかけて解凍したところ、ポリ塩化ビ
ニリデンフィルムに包んで解凍した場合と比較して、ド
リップの流出量は約25%減少し、また解凍後の牛肉の
色調の向上、変色防止の点でも好ましい結果が得られた
実施例3 吸水性層(2)として、高吸水性高分子層(22)を省
略し、不織布(21) (ただし目付け60g/m″の
ものを使用)のみを用いたほかは実施例1を繰り返し、
配設体(5)を得た。なおこの実施例3においては、第
1図のように、積層物全面にわたって一定間隔で型押し
状のヒートシール部(4a)を設けた。
この配設体(5)からなる包装材料を用いて、包装した
冷凍食品(牛肉)を冷蔵室に静置して時間をかけて解凍
したところ、ポリ塩化ビニリデンフィルムに包んで解凍
した場合と比較して、ドリップの流出量は約50%減少
し、またドリップが肉面にたまることもなかった。解凍
後の牛肉の色調の向上、変色防止の点でも好ましい結果
が得られた。
実施例4 第3図は本発明の食品包装材料の他の一例を示した断面
図である。
厚さ25終■の二軸延伸ポリアミドフィルムからなる基
材層(32)上にポリエチレンをエクストルージ言ンコ
ーティングして厚さ25JJ、11のヒートシール性高
分子層(31)を形成させ、ヒートシール性基材層(3
)となした。
実施例1の小孔(1a)付きヒートシール性高分子フィ
ルム!(1) 、  目付け60g/m’(7)不織布
(21)からなる吸水性層(2)および上記のヒートシ
ール性基材層(3)をこの順に重ね合せ、(1)/(2
)/(3)の構成、さらに詳しくは(1)/(21)/
(31)/(32)の構成の配設体(5)を得た。
また、厚さ251L層の二軸延伸ポリアミドフィルムか
らなる透視可能な基材層(62)上に、遠赤外線放射性
セラミックス粉末を2重量%配合したポリエチレンをエ
クストルージ重ンコーティングして厚さ25終■のヒー
トシール性高分子フィルム(B1)を形成させ、積層フ
ィルム(8)となした。
このようにして得られた積層フィルム(6)のヒートシ
ール性高分子フィルム(ei)側と、上記で得た配設体
(5)のヒートシール性高分子フィルム層(1)側とを
対向させて3辺をヒートシールした。これにより、積層
フィルム(8)を半面とし、配設体(5)を半面とする
袋が形成された。(4)はヒートシール部である。
この袋に冷凍食品(牛肉)を収容し、内部を真空にしな
がら開口部をヒートシールした。
この包装体を冷凍室に入れて長時間保存し、ついで冷蔵
室に移して時間をかけて解凍するか、冷水中に浸漬して
解凍した。うまみは極めて好ましいものであった。
発明の効果 本発明の食品包装材料を食肉、魚介類等の冷凍または冷
蔵食品の包装に用いると、凍結時、解凍時および解凍後
あるいは冷蔵時におけるドリップの流出量が著減し、う
まみ成分が容易には失われない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の食品包装材料の一例を示した正面図、
第2図はそのA−A断面図である。 第3図は本発明の食品包装材料の他の一例を示した断面
図である。 (1)・・・ヒートシール性高分子フィルム層、(1a
)・・・小孔、 (2)・・・吸水性層、 (21)・・・ヒートシール可能な不織布、(22)・
・・高吸水性高分子層、 (3)・・・ヒートシール性基材層、 (31)・・・ヒートシール性高分子フィルム。 (32)・・・基材層、 (4)・・・ヒートシール部、 (4a)・・・型押し状のヒートシール部。 (5)・・・配設体、 (8)・・・積層フィルム、 (61)・・・ヒートシール性高分子フィルム、(62
)・・・透視可能な基材層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、遠赤外線放射性セラミックス粉末または/およびエ
    チレンガス吸収性セラミックス粉末が内添され、かつ無
    数の小孔(1a)を設けてあるヒートシール性高分子フ
    ィルム層(1)、 ヒートシール可能な不織布(21)またはこれと高吸水
    性高分子層(22)とからなる吸水性層(2)、および
    、 ヒートシール性高分子フィルム(31)またはこれと基
    材層(32)とからなるヒートシール性基材層(3) がこの順に配設されると共に、その少なくとも両端縁に
    形成したヒートシール部(4)により各層の配設状態が
    保持されるようにした配設体(5)からなる食品包装材
    料。 2、全体がフラットシート状である請求項1記載の食品
    包装材料。 3、全体が袋に形成され、かつ該袋の少なくとも半面が
    、ヒートシール性高分子フィルム層(1)側を袋の内面
    側とする請求項1の配設体(5)で構成されている食品
    包装材料。 4、全体が袋に形成され、該袋の半面が、ヒートシール
    性高分子フィルム層(1)側を袋の内面側とする請求項
    1の配設体(5)で構成され、袋の残りの半面が、遠赤
    外線放射性セラミックス粉末または/およびエチレンガ
    ス吸収性セラミックス粉末が内添されているヒートシー
    ル性高分子フィルム(61)側を袋の内面側とする該ヒ
    ートシール性高分子フィルム(61)と透視可能な基材
    層(62)との積層フィルム(8)で構成されている食
    品包装材料。 5、冷凍または冷蔵食品の包装用である請求項1、2、
    3または4記載の食品包装材料。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100800093B1 (ko) * 2007-01-31 2008-02-01 곽종석 생유체 흡수용 포장지의 제조방법 및 그 제품
KR102246986B1 (ko) 2020-01-13 2021-05-04 주식회사 디아이에이 푸드 패드 제조 장치
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