JPS63223099A - 柔軟剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種衣料、毛髪等に幅広く柔軟性を付与でき
る柔軟剤組成物、特に粘度特性を改良した高濃度の柔軟
剤組成物に関するものである。

〔従来の技術〕

従来のカチオン性柔軟化剤を４重量％程度含む液状の柔
軟剤に代って、柔軟化剤の配合量を高めた、いわゆる高
濃度タイプの柔軟剤の開発が、最近盛んに行なわれてい
る。これは、高濃度化によって、輸送経費の軽減等を主
目的とするものであるが、カチオン性柔軟化剤を含有す
る水性液体の挙動は複雑であり、高濃度化には多大の困
難が伴っている。

すなわち、特に水不溶性又は水難溶性のカチオン柔軟化
剤を微分散させた水性液体では、高濃度化や他の添加物
の配合によって又は温度変化によって急激に増粘したり
、液分離を生ずるからである。そこで、これらの点を解
決するための技術が種々提案されている。

例えば、カチオン性柔軟剤として、第４級アンモニウム
塩とイミダゾリニウム塩を用い、これにプロトン化した
ポリオキシエチレンアルキルアミン及び低級アルコール
を加えたもの（特開昭５５−５１８７７号）、第４級ア
ンモニウム塩に脂肪酸アミンのポリグリコールエーテル
、脂肪アルコール又は脂肪酸のポリグリコール付加物、
低級アルコール及び酸を加えたもの（特開昭５８−２０
８４６８号）、カチオン系柔軟化剤に、短鎖ポリアルキ
レンオキシド（７モル以下）付加型ノニオン、電解質及
び低級１価アルカノールを加えたもの（特開昭５９−１
３０３６９号）、水不溶性柔軟化剤にポリオキシアルキ
レンアミンを用い、更に高アルキレンオキシド付加（２
５〜７５モル）脂肪アルコール（又はアルキルフェノー
ル）型ノニオン及び低アルキレンオキシド付加（１〜５
モル）脂肪アルコール（又ハアルキルフェノール）型ノ
ニオンを加えたもの（欧州特許ＥＰ−０１２８２３１号
）等である。

しかしながら、これらの方法では、カチオン性柔軟剤を
高濃度で含んだ状態での温度変化による増粘の防止及び
液分離の防止の点について充分とはいえなかった。・特
に、柔軟剤系が凍結してしまう様な条件下では、系が再
び融点以上に暖められても、ゲル状になってしまい、凍
結前の液状には復元しない。この耐凍結性については、
冬期の気象条件によっても左右されるが、一般に通常の
倉庫保管を考慮した場合、−１５℃の凍結復元性に耐え
る必要がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従って、本発明は、カチオン性柔軟化剤を高濃度で含ん
だ状態での温度変化による液分離や増粘の防止、及び凍
結復元性を改良した柔軟剤組成物を提供することを目的
とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、ポリアルキレンオキシド付加型で、アルキル
基が一本の直鎖状であるノニオン界面活性剤とアルキル
鎖を複数、又は分岐アルキル鎖を有することで親油基部
分が崇高くなっているノニオン界面活性剤とを併用し、
かつ無機電解質を組合せると、カチオン性柔軟剤を高濃
度で含む系の上記問題点を効果的に解消できるとの知見
に基づくものである。

すなわち、本発明は、 （Ａ）カチオン性柔軟化剤　　　　　７〜５０重量％（
Ｂ）ポリアルキレンオキシド付加（平均付加モル数２０
８０モル）型で、且つ親油基のアルキル基が１つで直鎖
状であるノニオン界面活性剤０．０２〜１０重量％ （Ｃ）次の１群及び■群より選ばれるノニオン界面活性
剤　　　　　　　　　　　０．０２〜１０重量％■群）
ポリアルキレンオキシド付加（平均付加モル数２０〜８
０モル）型で、複数のアルキル鎖を親油基として有する
ノニオン界面活性剤 ■群）ポリアルキレンオキシド付加（平均付加モル数２
０〜８０モル）型で、分岐鎖を有するアルキル鎖を親油
基に持つノニオン界面活性剤 （Ｄ）無機電解質　　　　　　　０．００５〜５重量％
（Ｅ）水性ベヒクル を含有することを特徴とする柔軟剤組成物を提供するも
のである。

本発明の成分（Ａ）として、各種アミン塩、第４級アン
モニウム塩等繊維や毛髪などに柔軟性を付与できるもの
はすべて使用可能である。通常は、水難溶性又は水不溶
性の第４級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤、例え
ば炭素数８〜２６のアルキル基またはアルケニル基を分
子内に少なくとも２個有する第４級アンモニウム塩が使
用される。

これろのうち炭素数１０〜２４のアルキル基またはアル
ケニル基を分子内に２個有する第４級アンモニウム塩が
好ましく、例えば次の一般式（Ｉ）で表わされるアンモ
ニウム塩、アミドアンモニウム塩、及び一般式（ＩＩ）
　　（ＩＩＩ）で表わされるイミダゾリニウム塩があげ
られる。

（式Ｉ、■、■中、Ｒ１、Ｒ２はそれぞれ炭素数ｌＯ〜
２４のアルキル基、ヒドロキシアルキル基またはアルケ
ニル基、Ｒ３、Ｒ４はそれぞれ炭素数１〜３のアルキル
基、ヒドロキシアルキル基またはベンジル基、−（Ｃ２
Ｈ４０）　　β３Ｈ（β３＝１〜５）で示される基、Ｙ
、ＳＹ２はそれぞれエチレン基またはプロピレン基、ｉ
ｔ　ＳＬは０または１の数、Ｘはハロゲンまたは炭素数
１〜３のモノアルキル硫酸基を示す。〉 具体的には、ジラウリルジメチルアンモニウムクロライ
ド、シバルミチルメチルヒドロキシエチルアンモニウム
メチルサルフェート、ジ水素添加牛脂アルキルジメチル
アンモニウムクロライド、ジステアリルメチルポリオキ
シエチレン（平均重合度５モル）アンモニウムクロライ
ド、ジ水素添加牛脂アルキルエチルベンジルアンモニウ
ムクロライド、ジテトラデシルジメチルアンモニウムク
ロライド、ジ〔（２−ドデカノイルアミド）エチル〕ジ
メチルアンモニウムクロライド、ジ〔（２−オクタデカ
ノイルアミド）エチルフジメチルアンモニウムメトサル
フェート、エチル−１−オクタデカノイルアミドエチル
−２−ヘプタデシルイミダゾリニウムエトサルフェート
、メチル−１−牛脂アミドエチル−２−牛脂アルキルイ
ミダゾリニウムメトサルフェート、メチル−１−オレイ
ルアミドエチル−２−オレイルイミダゾリニウムメトサ
ルフェート、メチル−１−（２−イソステアロイルアミ
ノエチル）−２−インヘプタデシルイミダゾリニウムメ
トサルフェードなどの１種または２種以上の混合物で、
ある。

柔軟剤組成物中の配合量は７〜５０重量％（以下重量％
を％と称する。）、好ましくは８〜３０％である。なお
、水難溶性又は水不溶性第４級アンモニウム塩は水性柔
軟剤組成物において、公知の分散手段により平均粒径１
０μ以下、好ましくは５μ以下の微粒子として分散され
ているのが望ましい。

本発明の成分（Ｂ）及び成分（Ｃ）は共に、ポリアルキ
レンオキシド付加型ノニオン界面活性剤である。アルキ
レンオキシドとしては、エチレンオキシド、プロピレン
オキシド、ブチレンオキシド及びこれらの混合付加物が
通常使用されるが、エチレンオキシドが好ましい。又、
アルキレンオキシドの平均付加モル数は２０〜８０モル
、好ましくは３０〜６０モルである。アルキレンオキシ
ドがこれ以上短くなると、一般に低温保存下で粘度が増
加する傾向にあるので、２０モル以上であることが好ま
しい。

成分（Ｂ）の親油基であるアルキル鎖が一つで直鎖型で
あるノニオン界面活性剤としては、アルキル基の炭素数
が、１２〜２２、好ましくは、１４〜１８の直鎖状の第
一級アルコール、脂肪酸、第一級アミン及び脂肪酸アミ
ド等にアルキレンオキシドを２０〜８０モル付加させた
ちの一種又は、二種以上である。具体的には、ポリオキ
シエチレン（Ｐ＝５０）ヘキサデシルエーテル、ポリオ
キシエチレン（Ｐ＝４０）ステアリン酸エステル、ポリ
オキシエチレン（Ｐ＝５０）オクタデシルアミン及びポ
リオキシエチレン（Ｐ＝５０）硬化牛脂アミド等である
。成分（Ｂ）の柔軟剤組成物中の配合量は０．０２〜１
０％、好ましくは、０．０５〜６％である。尚、Ｐはア
ルキレンオキシドの平均付加モル数を示す。

成分（Ｃ）は、１群のように複数のアルキル鎖を存する
か、■群のように分岐鎖を有することにより、いずれも
親油基が成分（Ｂ）と異なって崇高くなっているノニオ
ン界面活性剤である。このうち、１群は、複数のアルキ
ル鎖を有するノニオン界面活性剤で、各アルキル鎖が炭
素数４〜２２、好ましくは、６〜１８である第二級アミ
ン及び多価アルコールのエステルにアルキレンオキシド
を２０〜８０モル付加させたノニオン界面活性剤である
。具体的には、ポリオキシエチレン（Ｐ＝５０）ジ牛脂
アルキルアミン、ポリオキシエチレン（１’＝４０）グ
リセリルトリオレート等である。

■群は、アルキル主鎖の途中から１箇所以上の分岐鎖を
有するアルキレンオキシドを２０〜８０モル付加させた
ノニオン界面活性剤である。尚、ポリオキシアルキレン
第二級アルキルエーテルといった、第二級アルコール型
のノニオンは、主鎖の第−位炭素から分岐鎖が生じてい
るものと解釈し、■群に包括される。又、分岐鎖型ノニ
オン界面活性剤の場合、その炭素数は、主鎖が６〜２２
好ましくは８〜１８であり、分岐鎖の炭素数は１〜１２
、好ましくは１〜８である。具体的には、ポリオキシエ
チレン（Ｐ＝２５）２−へキシルデシルエーテノベ炭素
数１２から１４のｎ−パラフィンを空気酸化して得られ
る第二級アルコールにエチレンオキシドを５０モル付加
させたもの（日本触媒＠：商品名ソフタノール５００）
等である。

成分（Ｃ）は、１群及び■群より選定されるノニオン界
面活性剤一種又は二種以上から成り、成分（Ｃ）の柔軟
剤組成物中の配合量は０．０２〜１０％、好ましくは、
０．０５〜６％である。

又、成分（Ｂ）のノニオン界面活性剤と成分（Ｃ）のノ
ニオン界面活性剤とは、それぞれ一種以上を混合して用
いるが、その混合比率はモル比で（Ｂ）　／　（Ｃ）　
＝９．５１０．５〜１／９、好ましくは、９／１〜２／
８が望ましい。尚、本発明で用いる成分（Ｂ）及び成分
（Ｃ）は混合して用いても良いが、α−オレフィンやｎ
−オレフィンをオキソ法で酸化して得られる合成アルコ
ールは、１ｓｏ−分岐を３０〜５０％程度含んでいる（
シェル製：商品名ドパノール等）ので、これらの合成ア
ルコールにアルキレンオキシドを付加させたノニオン界
面活性剤は、成分（Ｂ）と成分（Ｃ）の混合物として得
られるので、混合する手間が省は便利である。

本発明の成分（Ｄ）としては、水性ベヒクル中で解離可
能なすべての無機電解質が使用される。

例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシ
ウム、塩化アルミニウム、硫酸ナトリウム、硫酸アンモ
ニウム、硫酸カリウム等である。特に塩化ナトリウムが
好ましい。柔軟剤組成物中の成分（Ｄ）の配合量は、０
．００５〜５％、好ましくは０．１〜３％である。

本発明の柔軟剤組成物は、上記４成分を必須とし、前述
した（Ｂ）／　（Ｃ）成分の混合比以外にも、重量比で
（Ａ）／　（Ｂ＋Ｃ）＝１５０／１〜３／１、好ましく
は、２０／１〜５／１、（Ａ）／　（Ｄ）＝１０００／
１〜１０／１、好ましくは、１００／１〜１５／１とす
るのが望ましい。本発明の柔軟剤には、これら４成分の
他に、通常は水である水性ベヒクル（Ｅ）を残部として
配合するものである。ここで、水性ベヒクルには凍結融
解時の増粘を抑制する為にエチレングリコーノベプロピ
レングリコーノベグリセリン、ヘキシレングリコール等
の多価アルコールを１〜５０％好ましくは、３〜２０％
含めるのが望ましい。

一方、一般に、１価の低級脂肪族アルコール、例えばエ
タノールおよびインプロパツールを液体柔軟剤組成物に
配合するのが普通である。事実、（Ａ＞の柔軟剤成分は
、低級アルコールが希釈剤である７０％〜９０％のペー
ストの形態として通常調整される。本発明の組成物は実
質上低級脂肪族アルコールを含むのは好ましくなく、こ
れらのアルコールは前記組成物内に約５％、好ましくは
約３％を超える量で存在すべきではない。（Ａ）の柔軟
剤成分が本発明の最終組成物内に約５％を超えるアルコ
ール量を生ずるアルコール量の分散液として混入される
場合には、本発明の組成物の調製に使用する前に若干ま
たはすべてのアルコールを除去すべきである（例えば、
加熱補助蒸発により）。低級アルコールは貯蔵時に（特
に高い貯蔵温度において）粘度を増大させる傾向があり
、そしてアルコールがイソプロピルアルコールである場
合には最終製品につけられた臭いは望ましくない。この
ほか、尿素、ｐＨ調整剤、ＰＥＧのような乾燥凝固防止
剤、シリコーン類、炭化水素、セルロース誘導体、殺菌
剤、顔料、染料、香料、酸化防止剤、紫外線吸収剤、螢
光増白剤などを適宜配合することができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、カチオン性柔軟剤を多量に含有しても
粘度変化が少ないので、プラスチックボトルなどへの充
填操作が容易であり、使用時にボトルから容易に取り出
せて取り扱いが楽である上溶液の分離も生じないので、
大きな商品価値を有するものである。

次に実施例により本発明を説明するが、本発明はこれら
に限定されるものではない。

〔実施例〕

実施例における柔軟剤組成物の調製方法、粘度変化及び
分離の有無の判定は次の方法によった。

０　水性分散液の調製方法 成分（Ａ）以外の成分を水に溶かし、これを４５℃に加
温し、攪拌しながらこれに少量の低級アルコールと水を
含有する成分（Ａ）の溶融混合物を滴下して均一に分散
させた後２５℃まで冷却した。

０　粘度の測定方法 粘度は、それぞれの保存温度で１ケ月保存した後、Ｂ型
粘度計（東京計器製）を用いて３０ｒｐｍで測定した。

０　分離の判定方法 内径４５ｍｍの透明なシリンダーボトルに底から７　ｃ
ｍまで試料を入れ、各保存条件下で１ヶ月静置保存後、
分離長を測定した。

判定 ○：分離せず △：分離長３＋ｍｍ未満 ×：分離長３ｍｍ以上 実施例１ （、へ）ジ硬化牛脂アルキルジメチ ルアンモニウムクロライド　　　　　　１３（％）（Ｂ
）ＰＯＥ　（Ｆ＝５０）ステア リルエーテル（平均分子量＝ ２４７０）　　　　　　　　　　　　　０〜１（％）（
Ｃ）　Ｐ　ＯＥ　（Ｐ＝　５０　）　Ｃ＋□、。

第二級アルキルエーテル（平 均分多量＝２３８０）　　　　　　０〜０．９６４（％
）（Ｄ）塩化ナトリウム　　　　　　　　　０．４（％
）（Ｅ）エチレングリコール　１０ （％）及び残部が水 より成る、水性柔軟剤組成物を成分（Ｂ）及び成分（Ｃ
）の量をモル比で（Ｂ）／　（Ｃ）＝１０１０〜０／１
０まで変化させて調整し、保存安定性を評価した。尚、
この組成中には、（Ａ）成分より混入するイソプロピル
アルコールヲ１．７（％）含有する。尚、ＰＯＥはポリ
オキシエチレンを、Ｐはエチレンオキシドの平均付加モ
ル数を示す。表＝１に結果を示す。

一般に柔軟剤の粘度は、商品価値上約１５００ｃＰ以下
であることが望ましい。表−１より、（Ｂ）成分だけで
は、凍結融解及び５℃といった低温保存下で増粘し、一
方（Ｃ）成分だけでは、４５℃といった、高温保存下で
増粘するのに対して、（Ｂ）（Ｃ）成分を共に含む本発
明品によれば、高温あるいは低温保存にもかかわらず、
増粘を１５００ｃＰ以下に抑制でき、且つ分離等の異常
現象も生じないので、長期保存安定性が優れていること
がわかる。

実施例２ 配合量等を種々変化させた組成物を調製し、性能を評価
した。結果をまとめて表−２に示す。尚、表中の数字は
配合量（％）を、１−ＰｒＯＨはイソプロピルアルコー
ルを、ＥｔＯＨはエタノールを示す。又、抗菌剤として
はインチアゾロン系抗菌剤を用いた。

これらの組成物は、いずれも配合直後の粘度が８０〜２
００ｃＰであり、１ケ月保存品の粘度もＬ５００ｃＰ以
下であり、分離等の異常現象も認められず、良好な保存
安定性を示した。

手続補正書 特許庁長官　　小　川　邦　夫　　殿 １、事件の表示　　　昭和６２年特許願第５７６０６号
２、発明の名称　　柔軟剤組成物 ３、補正をする者 事件との関係　　出願人 名称　（６７６）ライオン株式会社 ４、代理人 ５、補正命令の日付　　自　　　発 （１）明細書第６頁第７行目の“数２０８０モル”を「
数２０〜８０モル」と訂正する。

（２）　　同書第１２頁第６行目の“グリセリルトリオ
レート”の次に「ポリオキシエチレン（Ｐ＝３０）硬化
ヒマシ油」を挿入する。

（３）特許請求の範囲をＸ’Ｍｋｉ’）　Ｊうｌ二旙正
する・特許請求の範囲 （１）　（Ａ）　　カチオン性柔軟化剤　　　　７〜５
０重量％（ト））　ポリアルキレンオキシド付加（平均
付加モル数２０〜８０モル）型で且つ親油基のアルキル
基が１つで直鎖状であるノニオン界面活性剤　　　　　
　　　　／　　０．０２〜１０重量％（Ｃ）　　次の１
群及び■群より選ばれるノニオン界面活性剤　　　　　
　　　　０．０２〜１０重量％■群）ポリアルキレンオ
キシド付加（平均付加モル数２０〜８０モル）型で、複
数 のアルキル鎖を親油基として有するノ ニオン界面活性剤 ■群〉ポリアルキレンオキシド付加（平均付加モル数２
０〜８０モル）型で、分岐 鎖を有するアルキル鎖を親油基に持つ ノニオン界面活性剤 （Ｄ）無機電解質　　　　　０．００５〜５重量％（Ｅ
）水性ベヒクル を含有することを特徴とする柔軟剤組成物。

（２）成分（Ｂ）がポリオキシアルキレン直鎖アルキル
エーテル、ポリオキシアルキレン直鎖脂肪酸エステル、
ポリオキシアルキレン直鎖アルキルアミド、又はポリオ
キシアルキレン直鎖アルキルアミンである特許請求の範
囲第（１）項記載の柔軟剤組成物。

（３）成分（Ｊ３）及び成分（Ｃ）のアルキレンオキシ
ドがエチレンオキシドである特許請求の範囲第（１）項
又は第（２）項記載の柔軟剤組成物。

（４）水性ベヒクルが炭素数２〜６の多価アルコールを
含有してなる特許請求の範囲第〔１）項記載の柔軟剤組
成物。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）（Ａ）カチオン性柔軟化剤７〜５０重量％（Ｂ）
   ポリアルキレンオキシド付加（平均付加モル数２０８０
   モル）型で、且つ親油基のアルキル基が１つで直鎖状で
   あるノニオン界面活性剤０．０２〜１０重量％ （Ｃ）次の I 群及びII群より選ばれるノニオン界面活
   性剤０．０２〜１０重量％ I 群）ポリアルキレンオキシド付加（平均付加モル数
   ２０〜８０モル）型で、複数 のアルキル鎖を親油基として有するノ ニオン界面活性剤 II群）ポリアルキレンオキシド付加（平均付加モル数２
   ０〜８０モル）型で、分岐 鎖を有するアルキル鎖を親油基に持つ ノニオン界面活性剤 （Ｄ）無機電解質０．００５〜５重量％ （Ｅ）水性ベヒクル を含有することを特徴とする柔軟剤組成物。
2. （２）成分（Ｂ）がポリオキシアルキレン直鎖アルキル
   エーテル、ポリオキシアルキレン直鎖脂肪酸エステル、
   ポリオキシアルキレン直鎖アルキルアミド、又はポリオ
   キシアルキレン直鎖アルキルアミンである特許請求の範
   囲第（１）項記載の柔軟剤組成物。
3. （３）成分（Ｂ）及び成分（Ｃ）のアルキレンオキシド
   がエチレンオキシドである特許請求の範囲第（１）項又
   は第（２）項記載の柔軟剤組成物。
4. （４）水性ベヒクルが、炭素数２〜６の多価アルコール
   を含有してなる特許請求の範囲第（１）項記載の柔軟剤
   組成物。