JPS63220129A - 発泡シ−ト体及び感光性シ−トフイルム包装体 - Google Patents

発泡シ−ト体及び感光性シ−トフイルム包装体

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JPS63220129A
JPS63220129A JP5286887A JP5286887A JPS63220129A JP S63220129 A JPS63220129 A JP S63220129A JP 5286887 A JP5286887 A JP 5286887A JP 5286887 A JP5286887 A JP 5286887A JP S63220129 A JPS63220129 A JP S63220129A
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photosensitive sheet
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睦男 赤尾
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光に感光するシート材料、例えば、X線写真フ
ィルム、リスフィルム、カットフィルム、印画紙、ps
版、感光性樹脂フィルム等を真空吸着機構で給出するマ
ガジンに用いる発泡シート体及びこの発泡シート体を用
いた感光性シートフィルムの包装体に関する。特に、X
線写真フィルムやリスフィルム等を明室下で撮影装置、
画像記録装置等に装填するシステムに用いる発泡シート
体及び感光性シートフィルムの包装体に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、マガジンに収納した感光性シートフィルムを給出
するには、真空吸着機構を用いて感光性シートフィルム
を一枚ずつ吸引して取り出していた。しかし、この方法
では感光性シートフィルムが無くなった状態で、吸着盤
がマガジン底部を吸着し続け、吸引系内に設けられた真
空ポンプ等が破損するものであった。このため真空ポン
プ等の破損を防止する種々の提案がなされていた。
例えば、実開昭50−127378号で提案されている
シート感光材料収納マガジンがあった。このマガジンは
、マガジン底部の吸着盤が接触する位置に該マガジン底
部を貫通しない空気漏洩用の溝状凹部を設けることによ
り、吸引系内に大気を流入させるようにして吸引系の真
空ポナブ等の破損を防止するものである。
また、実公昭56−1624号で提案されているシート
材料収納マガジンがあった。このマガジンは、マガジン
底部の吸着盤が接する位置に、吸着盤の吸着面内に完全
には含まれない大きさを有する、表面に比較的細かい凹
凸を有する部材または表面に植毛された部材から成る吸
入空気漏洩手段を設けたものである。
さらに、感光性シートフィルムを保護あて紙を介してマ
ガジンに収納し、この保護あて紙の吸着盤が接触する位
置に穿孔を施したものがあった(実開昭56−7931
号公報、実開昭56−40535号公報)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、第1番目の溝状凹部を設けたマガジンは、マガ
ジンの製作に工数がかかり高価となり、また溝状凹部の
あとが感光性シートフィルムに濃度むらとして発生する
だけでなく擦傷も発生するという問題点があった。
第2番目の吸入空気漏洩手段を設けたマガジンは、吸入
空気漏洩手段の盛り上がりにより感光性シートフィルム
に圧力かぶりが発生し、また、吸入空気漏洩手段が剥が
れたり、接着剤がはみ出して感光性シートフィルムに付
着したり、残溜溶剤や揮発成分等によるかぶりや感光度
の増減等の問題点があった。
また、これらのマガジンを用いる場合は、感光性シート
フィルムの輸送過程において板紙等からなる保護あて紙
が用いられおり、輸送中の振動により感光性シートフィ
ルムに摩擦かぶり、擦傷が発生し、また、板紙中の水分
やガスによるかぶりの発生や板紙表面の繊維が離脱して
感光性シートフィルムに付着し現像阻害やスポット故障
が発生した。
第3番目の穿孔を施した保護あて紙を介して感光性シー
トフィルムをマガジンに収納するものは、保護あて紙と
して剛性の大きい板紙や合成樹脂シート等のシートを用
いるので穿孔の跡が圧力かぶりとして発生したり、保護
あて紙中の水分やガスによりかぶりが発生したり、表面
から離脱した繊維や穿孔部分から発生した穿孔くずが感
光性シートフィルムに付着して現像阻害やスポット故障
等が発生するという問題点がある。
さらに、この保護あて紙は感光性シートフィルムの包装
体においても用いられているので、感光性シートフィル
ムの輸送中においても前記穿孔の跡が圧力かぶりとして
発生する等の問題点があった。
本発明は、以上の問題点を解決し、感光性シートフィル
ムをマガジンに収納した状態において真空ポンプの破損
防止を保持しつつ感光性シートフィルムに悪影響を与え
ない発泡シート体、及び感光性シートフィルムの輸送時
においてシートフィルムに悪影響を与えない感光性シー
トフィルム包装体を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するために、吸着空気漏洩手
段を設けて発泡シート体を構成し、かつこの発泡シート
体を用いて感光性シートフィルム包装体を構成した。
すなわち、本発明の発泡シート体は、真空吸着機構とシ
ート材料移送機構とを有するシート材料移送装置により
給出するようにした感光性シートフィルムの包装体と共
に用いられるものであって、吸着空気漏洩手段が設けら
れたことを特徴として構成されている。
また、本発明の感光性シートフィルム包装体は、多数枚
積重した感光性シートフィルムと、その最外側に位置す
るフィルムの少な(とも一方に接触する、前記した発泡
シート体と、該シート体の更に外側に設けられた保護あ
て紙とを具備することを特徴として構成されている。
発泡シート体は、感光性シートフィルムに接し、接触す
る感光性シートフィルムに水分やガスや圧力や摩擦等に
よるかぶりを発生させないためのものである。
この発泡シート体には吸着空気漏洩手段が設けられ、こ
の吸着空気漏洩手段は穿孔又は凹部で構成されている。
この穿孔は、保護あて紙と発泡シート体の間に空間を有
する場合は、吸着盤の吸着面内に完全に含まれるもので
あってもよいが、保護あて紙と発泡シート体を全面接着
する場合は、吸着面内に完全に含まれず一部が吸着面外
に位置するものでなければならない。穿孔の形状は円形
三角形、正方形、長方形、花形、スリット形、星形、蛇
行スリット形等あらゆる形状が使用可能である。
前記凹部は、穿孔と同様にその形状は問わないが、吸着
盤の吸着面内に完全に含まれず一部が吸着面外に位置す
るように形成されなければならない。要するに、穿孔で
あっても凹部であっても、吸着盤が何らかの経路で大気
と連通し、大気が吸着盤に流入するように構成されてい
ればよい。
発泡シート体は、例えば各種ポリエチレン樹脂及び各種
ポリプロピレン樹脂、各種ポリエチレン樹脂、ポリブテ
ン樹脂等のポリオレフィン系樹脂、又はエチレン−プロ
ピレン共重合体樹脂、エチレン−ブテン共重合体樹脂、
エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン−アクリ
ル酸エステル共重合体樹脂等のポリオレフィン系共重合
体樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂等のエチレンを主成分
とする共重合体樹脂、プロピレンを主成分とする共重合
体樹脂、あるいはポリアミド樹脂等上述の1種又は2種
以上の混合樹脂、ポリウレタン、天然ゴム(ゴムの原液
ラテックスから製造されるスポンジ状のもの) 、SB
R等を、発泡剤を用いてシート状に形成したものである
本発明が効果的に適用しうる好ましい発泡シートは実質
的にポリスチレン樹脂、高密度、中密度、低密度の各種
ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン(L−L
UPH)樹脂、ポリプロピレン樹脂、プロピレン・エチ
レン共重合体樹脂、エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂
、エチレン−アクリル酸エステル共重合体樹脂を主成分
とする熱可塑性樹脂発泡シートである。
特に発泡ポリスチレンシート(発泡ポリスチレンペーパ
ー)と発泡ポリエチレンシートがコスト、特性の点で好
ましい。
なお、この熱可塑性樹脂には、変性、架橋、放射線照射
樹脂も含まれる。
発泡シートの発泡倍率は、クツシラン性、すべり特性、
機械的強度に対する影響が大きいので製品の用途にあわ
せて選択するが、2〜50倍の範囲である。50倍以上
では発泡シート自体の強度低下が大きく、他のフィルム
と積層した場合層間剥離の原因となる。2倍以下では、
耐衝撃性特にゲルボテスト強度が低下し、他の特性も発
泡シートとしての効果を失ない且つ高価で一般のフィル
ムに近づく。
発泡シート体は、発泡シートの単一層であっても、発泡
シートに各種フィルムを積層した積層シートであっても
、さらに多層共押出しで成形された積層シートであって
もよい。前記各種フィルム及び/又は積層シートの表面
が凹凸状に形成されている発泡シート体が特に好ましい
。特に無塵性を確保したり、各種の特性を良化させるた
めには表面層を無塵性の合成樹脂フィルムとすることが
好ましい0合成樹脂発泡シートを表面に有する発泡シー
ト体の場合は発泡倍率が2倍未満にすることが防塵のた
めには好ましい。
前記各種フィルムを積層して発泡シートを形成するには
、例えば熱接着法(熱板接着法、火炎処理接着法、熱風
加熱接着法、インパルス接着法。
超音波接着法)、接着剤による方法(湿式ラミネート法
、乾式ラミネート法、ホットメルトラミネート決、エク
ストルージッンラミネート法、共押出ラミネート法も含
む)、等が使われる。
接着剤の代表的なものとして、各種ポリエチレン樹脂、
ポリプロピレン樹脂、ポリブテン樹脂等のポリオレフィ
ン系熱可塑性樹脂熱溶融接着剤、エチレン−プロピレン
共重合体樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エ
チレン−エチルアクリレート共重合体樹脂等のオレフィ
ン共重合体樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体樹脂、
アイオノマー樹脂等の熱可塑性樹脂熱溶融接着剤、その
地熱溶融型ゴム系接着剤がある。また、溶液状接着剤と
しては、ウェットラミネート用接着剤があリ、これはエ
マジッン、ラテックス状の接着剤である。エマルジョン
型接着剤の代表例としては、ポリ酢酸ビニル樹脂、酢酸
ビニル−エチレン共重合体樹脂、酢酸ビニル樹脂とアク
リル酸エステル共重合体樹脂、酢酸ビニル樹脂とマレイ
ン酸エステル共重合体樹脂、アクリル酸共重合体樹脂、
エチレン−アクリル酸共重合体樹脂等のエマルジョンが
ある。ラテックス型接着剤の代表例としては、天然ゴム
、スチレンブタジェンゴム(SBR) 、アクリロニト
リルブタジェンゴム(NBR) 、クロロプレンゴム(
CR)等のゴムラテックスがある。又、ドライラミネー
ト用接着剤としてはポリウレタン接着剤等がある。その
他、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワック
ス、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン−エ
チルアクリレート共重合体樹脂等をブレンドしたホット
メルトラミネート接着剤、感圧接着剤、感熱接着剤等公
知の接着剤を用いることもできる。エクストルージョン
ラミネート用ポリオレフィン系樹脂接着剤は、より具体
的にいえば、各種ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹
脂、ポリブチレン樹脂などポリオレフィン樹脂及びエチ
レン共重合体(EVA、 BEA。
HMA、 BAA等)樹脂の他、L−LDPR樹脂の如
く、エチレンの他に一部他のモノマー(α−オレフィン
)を共重合させたもの、[)upont社のサーリン、
三井ポリケミカル社のハイミラン等のアイオノマー樹脂
(イオン共重合体樹脂)及び三井石油化学社の接着性ポ
リオレフィン/ADMHR等も含む。
保護あて紙としては本発明ではあらゆるシート状のもの
を用いることが可能である。然し感光性シートフィルム
の品質確保と保護の点から保護あて紙の厚さは200μ
m以上の半端又は晒バルブを抄き合わせた原紙が合成樹
脂シートを用いたものが好ましい。
保護あて紙の表面形状は、凹凸筋が平行に形付けられて
いても絹目その他の凹凸がエンボスされていてもよい、
さらに穿孔されていてもよい。
特に保護あて紙と発泡シート体が完全に全面接着されな
い場合は、空気がこの凹凸のすき間を通して発泡シート
体の穿孔から吸着盤に容易に吸入されるので好ましい。
保護あて紙の形状は吸着盤を用いることが可能ならあら
ゆる形状使用可能である0例えば、特開昭59−522
44号、特開昭59−86518号、特開昭59−31
950号、特開昭59−31951号、特開昭59−3
4535号、特開昭56−40535号等に開示されて
いる保護あて紙である。
発泡シート体及び保護あて紙には各種の添加剤を含ませ
ることができる。
添加剤の代表例を以下に記載するが、本発明はこれに限
定されるものではなく、公知のあらゆる者の中から選択
できる。
(添加剤種類)     (代 表 例)(1)可 塑
 剤;フタル酸エステル、グリコールエステル、脂肪酸
エステル、リン酸 エステル等 (2)安 定 剤;鉛系、カドミウム系、亜鉛系、アル
カリ土類金属系、有機スズ系等 (3)帯電防止剤:陽イオン系界面活性剤、陰イオン系
界面活性剤、非イオン系界面活 性剤、両面活性剤、各種カーボン ブラック、金属粉末、グラフアイ ト等 (4)難 燃 剤;燐酸エステル、ハロゲン化燐酸エス
テル、ハロゲン化物、無機物、 含燐ポリオール等 (5)充 填 剤;アルミナ、カオリン、クルー、炭酸
カルシウム、マイカ、タルク、 酸化チタン、シリカ等 (6)補 強 剤;ガラスロービング、金属繊維、ガラ
ス繊維、ガラスミルドファイバ ー、炭素繊維等 (7)着 色 剤;無機顔料(AI、 Fetus +
 TtOz 1ZnO、CdS等)、有機顔料(カー ボン、染料等) (8)発 泡 剤;無機発泡剤(炭酸アンモニア、重炭
酸ソーダ)有機発泡剤にトロ ソ系、アゾ系)、等 (9)加 硫 剤;加硫促進剤、促進助剤等a1劣化防
止剤;紫外線吸収剤、酸化防止剤、金属不活性化剤、過
酸化物分解剤等 αυ滑   剤;パラフィン・ワックス、脂肪酸系、脂
肪酸アミド系、シリコーン系、 エステル系、高級アルコール等 α乃カップリング剤;シラン系、チタネート系、クロム
系、アルミニウム系等 Q31各種の熱可塑性樹脂、ゴム等 以上のような発泡シート体及び保護あて紙を用いて感光
性シートフィルムを包装するには、保護あて紙に発泡シ
ート体を介して感光性シートフィルムを積重し、この状
態で防湿遮光袋に収納したり、又は発泡シート体が底部
に位置する状態で感光性シートフィルム用のマガジンに
直接収納して包装する。そして、上記防湿遮光袋に収納
した場合は、防湿遮光袋を開封し発泡シート体を底部に
位置させた状態で感光性シートフィルムをマガジンに収
納し、この状態で真空吸着機構を用いて感光性シートフ
ィルムを取り出す。発泡シート体と保護あて紙は一体化
されていても、粘着テープや接着剤で部分点に接着され
ていても、単に保護あて祇の上に発泡シート体を置いた
状態であってもよい。
〔作 用〕
本発明では、発泡シート体がその吸着空気漏洩手段で真
空吸着機構の吸着盤を大気に連通させ、真空ポンプが破
損するのを防止し、かつマガジン収納時及び輸送時にお
いて外部からの圧力を弱めること等により圧力かぶり等
の感光性シートフィルムへの悪影響を防止する。
〔実施例〕
本発明の発泡シート体及び感光性シートフィルム包装体
の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は発泡シート体を用いた感光性シートフィルム包
装体の斜視図である。
図において、符号1は保護あて紙で、厚さ450μmの
1枚の板紙を、−側面及びこれに続く上面が開口する箱
状に折曲して形成されている。この保護あて紙1の底面
に発泡シート体2が両面粘着テープ(図示せず)で貼着
されている。この発泡シート体2は保護あて祇1の底面
の略全面を被い、両側近傍であって真空吸着機構の吸着
盤が当接する部位に3個の吸着空気漏洩手段としての穿
孔3がそれぞれ穿設されている。この穿孔3は円形に穿
設されており、その直径は301)mである。
この発泡シート体2の上面において保護あて祇1に一部
包囲された状態で感光性シートフィルム4が折重されて
いる。そしてこの感光性シートフィルム4、発泡シート
体2及び保護あて紙1を防湿遮光袋5で被包している。
第2図は発泡シート体の他の実施例の斜視図である。こ
の発泡シート体2は、側端近傍に巾3IImで長さ17
cIMのスリット状の穿孔3が穿設されている。
第3図も発泡シート体の他の実施例の斜視図である。こ
の発泡シート体2は、対角線状に対向する隅角部近傍に
直径30mの円形状の穿孔3が穿設されている。
第4図及び第5図は発泡シート体の層構成の例を示す部
分断面図である。
第4図の発泡シート体2は、発泡シートN6の両側にH
DPR樹脂フィルム層7とL−LDPII!樹脂フィル
ム層8からなる2層共押出しフィルム層9が接着層10
を介して積層されている。
第5図の発泡シート体2は、発泡シート層6にアルミニ
ウム蒸着膜層1)を形成した二輪延伸フィルム層12が
接着層10を介して積層されている。
次に、本発明品1.n、m、従来品1.  n、 mの
特性を比較した実験結果について説明する。
本発明品夏 発泡シート体2の層構成は第4図に相当する。
発泡シート層6は、厚さ1fi発泡倍率30倍の発泡ポ
リエチレンシートである。HDPE樹脂フィルム層7は
、カーボンブラック3重量%、オレイン酸アミド系滑剤
0.05重量%添加されたHDPR樹脂で厚さ25μm
に形成されている。L−LDPE樹脂フィルム層8は、
カーボンブラック3重量%、オレイン酸アミド系滑剤O
,OS重量%添加されたエチレンと4メチルペンテン−
1の共重合体樹脂で厚さ25μmに形成されている。接
着層10はLDPE樹脂が用いられ厚さ15μmに形成
されている。
発泡シート体2の穿孔3は、第1図に示すように、直径
3(Inの円形状に6個穿設されている。
保護あて祇1は、晒バルブを抄き合せた厚さ40μmの
板紙で形成されている。
防湿遮光袋5は、厚さ7μmのアルミニウム箔の両側に
厚さ15μmのLDPI!樹脂接着層を介してカーボン
ブランク3重量%、オレイン酸アミド系滑剤0.1%重
量%添加した厚さ50μmのL−LDPR樹脂フィルム
層を積層したものである。
本発明品■ 発泡シート体2の層構成は本発明品Iと同一である。
発泡シート体2の穿孔3は、第2図に示すように、巾3
酊で長さ171のスリット状に2個穿設されている。
保護あて紙l及び防湿遮光袋5は、本発明品■と同一で
ある。
なお、発泡シート体2は両面粘着テープで保護あて祇1
に貼着されている。
本発明品■ 発泡シート体2の層構成は第5図に相当する。
発泡シート層6は、厚さ0.5 mm発泡倍率20倍の
発泡ポリエチレンシートである。アルミニウム蒸着膜層
1)は厚さ400人に形成されている。二輪低延伸フィ
ルム層12は、ポリエステル樹脂が用いられ厚さ15μ
mに形成されている。接着層10は、LDPR樹脂が用
いられ厚さ15μmに形成されている。
発泡シート体2の穿孔3は、第3図に示すように、直径
30mの円形状であり、対角線状に2個穿設されている
保護あて祇1は、厚さ200μmのポリプロピレンシー
トで形成されている。
なお、発泡シート体2は対角線状に設けた両面粘着テー
プで保護あて紙に貼着している。
従来品l 保護あて紙1は、晒バルブを抄き合せた厚さ450μm
の板紙で形成され、穿孔は穿設されていない。
防湿遮光袋5は、カーボンブロックが3重量%添加され
た厚さ70μmのLDPE樹脂フィルム層に、厚さ7μ
mのアルミニウム箔及び35 g/m”の晒クラフト紙
を厚さ15μmのLDPE樹脂接着層を介して積層した
ものである。
従来品■ 保護あて紙lは、晒バルブを抄き合せた厚さ450μm
の板紙で形成され、本発明品■の発泡シート体2の穿孔
3と同様に直径30nの円形状の穿孔が6個穿設されて
いる。
防湿遮光袋は従来品■と同一である。
従来品■ 保護あて紙1は、厚さ300μmのポリプロピレンシー
トで形成され、本発明品Iの発泡シート体2の穿孔3と
同様に直径30mの円形状の穿孔が6個穿設されている
防湿遮光袋は従来品■と同一である。
以上において、感光性シートフィルムはX線写真フィル
ムを用い、それぞれ150枚包装した。
実験結果を第1表に示す。
評価は下記による。
◎・・・非常に優れている ○・・・優れている ・・・・実用限度内 ム・・・問題あり、改良必要 ×・・・実用不可 ※A  擦傷防止性 X線写真フィルムを150枚包装し、 段ボールに5箱(1000枚)入れた後JISZ−02
32による振動試験を行った後に、X線写真フィルムに
発生したすり傷から判定。
※B  耐圧縮性 X線写真フィルムを150枚包装し、 このボール箱の上に5 kgの重さのシート荷重を2週
間かけて放置後、現像処理を施し圧力による濃度変化(
かぶり)を検査。
※C水分によるかぶり 保護あて紙に設けた開口部からの水分 透過によるかぶりを前記Bと同一方式で比較検査。
※D  摩擦かぶり Aの試験を施したX線写真シートフィ ルムを現像処理し、を湿度変化を検査。
※E  吸入空気漏洩性 感光性シートフィルムを全て排出した シートフィルムが無くなった状態でも吸引系を破損する
ことなく吸入空気漏洩により感光性シートフィルム取出
し終了の検出が正確にできるかを検査。
※F  ゴミ発生防止性 各包装体をボール箱に150枚入れた 後、段ボール5箱入れJIS Z−0232による振動
試験を行った後に明室装填装置で処理した後のゴミ付着
による現像阻害によるスボント発生数から判定。
なお、感光性シートフィルムとしてリスフィルムやカッ
トフィルム等を用いた時もxH写真フィルムを用いた時
と略同様の結果を得た。
〔発明の効果〕
本発明は、以上のように構成したので、真空吸着機構の
真空ポンプの破損防止を保持しつつ、感光性シートフィ
ルムに圧力がふり、ガスがぶり、摩擦かぶり、擦傷等が
発生するのを防止する。また、無塵性を確保し、感光性
シートフィルムの取出し終了の検出が正確にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の感光性シートフィルム包装体の一実施
例の斜視図、第2図及び第3図は本発明の発泡シート体
の一実施例の斜視図、第4図及び第5図は同上層構成を
示す部分断面図である。 1・・・保護あて紙、2・・・発泡シート体、3・・・
穿孔、4・・・感光性シートフィルム、5・・・防湿遮
光袋。 特許出願人  富士写真フィルム株式会社代理人 弁理
士  1)中 政 弘 はか1名第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)真空吸着機構とシート材料移送機構とを有するシ
    ート材料移送装置により給出するようにした感光性シー
    トフィルムの包装体と共に用いられる発泡シート体であ
    って、吸着空気漏洩手段を設けたことを特徴とする発泡
    シート体。
  2. (2)多数枚積重した感光性シートフィルムと、その最
    外側に位置するフィルムの少なくとも一方に接触する発
    泡シート体と、該シート体の更に外側に設けた保護あて
    紙とを有する感光性シートフィルム包装体において、該
    発泡シート体は吸着空気漏洩手段を設けたことを特徴と
    する感光性シートフィルム包装体。
JP62052868A 1987-03-10 1987-03-10 感光性シートフィルム包装体用発泡シート及び感光性シートフィルム包装体 Expired - Fee Related JP2676200B2 (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57133038U (ja) * 1981-02-16 1982-08-19
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JPS6070447A (ja) * 1983-09-27 1985-04-22 Toppan Printing Co Ltd 写真感光フィルム保護シ−ト
JPS60196335A (ja) * 1984-03-21 1985-10-04 富士写真フイルム株式会社 積層フイルム

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