JP2731943B2 - 写真感光材料用包装材料 - Google Patents
写真感光材料用包装材料Info
- Publication number
- JP2731943B2 JP2731943B2 JP1101010A JP10101089A JP2731943B2 JP 2731943 B2 JP2731943 B2 JP 2731943B2 JP 1101010 A JP1101010 A JP 1101010A JP 10101089 A JP10101089 A JP 10101089A JP 2731943 B2 JP2731943 B2 JP 2731943B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- film
- shielding
- resin
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真感光材料を包装する包装材料に関するも
のである。
のである。
写真感光材料のように光に曝されるとその品質価値を
失うものについては、光を完全に遮る包装材料が使用さ
れている。この包装材料には上記遮光性のほかピンホー
ルを生ぜず密封性、防湿性、ガスバリヤ性を有し、十分
な物理強度とスタチック（火花放電）防止性を有する等
の諸性質が必要である。
失うものについては、光を完全に遮る包装材料が使用さ
れている。この包装材料には上記遮光性のほかピンホー
ルを生ぜず密封性、防湿性、ガスバリヤ性を有し、十分
な物理強度とスタチック（火花放電）防止性を有する等
の諸性質が必要である。
従来、写真感光材料用包装材料としては、アルミニウ
ム箔の両面にフレキシブルシート又はカーボンブラック
入のLDPE樹脂フィルムを積層した包装材料や、１重量％
以上の遮光性物質と50重量％以上のＬ−LDPE樹脂を含む
遮光性フィルムを積層した包装材料があった。例えば、
第５図に示すように、遮光性物質を含むポリエチレン樹
脂フィルム9aに、二軸延伸ナイロン樹脂フィルム４にア
ルミニウム真空蒸着膜５を施したアルミニウム真空蒸着
二軸延伸ナイロンフィルム６を接着剤層７を介して積層
した包装材料である。
ム箔の両面にフレキシブルシート又はカーボンブラック
入のLDPE樹脂フィルムを積層した包装材料や、１重量％
以上の遮光性物質と50重量％以上のＬ−LDPE樹脂を含む
遮光性フィルムを積層した包装材料があった。例えば、
第５図に示すように、遮光性物質を含むポリエチレン樹
脂フィルム9aに、二軸延伸ナイロン樹脂フィルム４にア
ルミニウム真空蒸着膜５を施したアルミニウム真空蒸着
二軸延伸ナイロンフィルム６を接着剤層７を介して積層
した包装材料である。
しかし、これらの包装材料は重量のあるシャープなエ
ッジを有するロール状及びシート状の写真感光材料用の
包装材料として用いた場合、ピンホールや、シャープな
エッジにより遮光フィルムが伸ばされ薄くなるため、遮
光不足となって光カブリが発生するので高価な二重袋と
して用いなければならなかった。
ッジを有するロール状及びシート状の写真感光材料用の
包装材料として用いた場合、ピンホールや、シャープな
エッジにより遮光フィルムが伸ばされ薄くなるため、遮
光不足となって光カブリが発生するので高価な二重袋と
して用いなければならなかった。
また、アルミニウム箔の両面に遮光性Ｌ−LDPE樹脂フ
ィルムを積層した包装材料（特開昭60−189438号公報）
もあったが、この包装材料も二重袋として用いなければ
品質を確保できなかった。
ィルムを積層した包装材料（特開昭60−189438号公報）
もあったが、この包装材料も二重袋として用いなければ
品質を確保できなかった。
そこで、一重袋で品質を確保できる包装材料として、
Ｌ−LDPE樹脂フィルムとポリプロピレン樹脂フィルム等
の二層共押出しフィルムを有する包装材料を提案した
（特開昭62−18548号公報）。例えば、第６図に示すよ
うに、遮光性物質を含むHDPE樹脂フィルム10aと遮光性
物質を含むＬ−LDPE樹脂フィルム11aとからなる遮光性
二層共押出しフィルム12aに、アルミニウム真空蒸着二
軸延伸ナイロン樹脂フィルム６を接着剤層７を介して積
層した包装材料があった。
Ｌ−LDPE樹脂フィルムとポリプロピレン樹脂フィルム等
の二層共押出しフィルムを有する包装材料を提案した
（特開昭62−18548号公報）。例えば、第６図に示すよ
うに、遮光性物質を含むHDPE樹脂フィルム10aと遮光性
物質を含むＬ−LDPE樹脂フィルム11aとからなる遮光性
二層共押出しフィルム12aに、アルミニウム真空蒸着二
軸延伸ナイロン樹脂フィルム６を接着剤層７を介して積
層した包装材料があった。
上述した従来の遮光性二層共押出しフィルムを有する
包装材料は、輸出や国内長距離の輸送中の振動、衝撃
や、宅急便、航空便等のように落下やほうりなげされる
荷扱いの悪化や、ボール箱や段ボール箱との空間による
衝撃強度の増加等により、シート状の場合はシャープな
エッジやコーナー部によりピンホールや遮光層の肉薄
化、ロール状の場合もシャープなエッジや巻芯のコーナ
ー等による切断やピンホールや摩耗により遮光性や防湿
性の確保ができなかった。
包装材料は、輸出や国内長距離の輸送中の振動、衝撃
や、宅急便、航空便等のように落下やほうりなげされる
荷扱いの悪化や、ボール箱や段ボール箱との空間による
衝撃強度の増加等により、シート状の場合はシャープな
エッジやコーナー部によりピンホールや遮光層の肉薄
化、ロール状の場合もシャープなエッジや巻芯のコーナ
ー等による切断やピンホールや摩耗により遮光性や防湿
性の確保ができなかった。
本発明は以上の問題点を解決し、長期に亘る輸送状態
にあっても、遮光性、防湿性等を完全に確保できる包装
材料を提供することを目的とする。
にあっても、遮光性、防湿性等を完全に確保できる包装
材料を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたもので、
ヤング率が60kg/mm2以上の中間高ヤング率熱可塑性樹脂
層とその両側に積層された遮光性物質を含む熱可塑性樹
脂層とからなる多層共押出しフィルムに、ヤング率が60
kg/mm2以上の高ヤング率フレキシブルシートを積層した
ことを特徴として構成されている。
ヤング率が60kg/mm2以上の中間高ヤング率熱可塑性樹脂
層とその両側に積層された遮光性物質を含む熱可塑性樹
脂層とからなる多層共押出しフィルムに、ヤング率が60
kg/mm2以上の高ヤング率フレキシブルシートを積層した
ことを特徴として構成されている。
中間高ヤング率熱可塑性樹脂層及び高ヤング率フレキ
シブルシートは高ヤング率を有している。この高ヤング
率は約60Kg/mm2（ISO R1184−1970、以下同様）以上を
いう。また、遮光性熱可塑性樹脂フィルムは中間高ヤン
グ率熱可塑性樹脂フィルム及び高ヤング率フレキシブル
シートよりヤング率が10％以上低いことが好ましい。
シブルシートは高ヤング率を有している。この高ヤング
率は約60Kg/mm2（ISO R1184−1970、以下同様）以上を
いう。また、遮光性熱可塑性樹脂フィルムは中間高ヤン
グ率熱可塑性樹脂フィルム及び高ヤング率フレキシブル
シートよりヤング率が10％以上低いことが好ましい。
中間高ヤング率熱可塑性樹脂層は厚さがフィルム全厚
の５〜90％、特に10〜50％が好ましい。
の５〜90％、特に10〜50％が好ましい。
この中間高ヤング率熱可塑性樹脂層としては、各種ポ
リアミド樹脂（ナイロン−６、ナイロン−66、ナイロン
−12、ナイロン−11、ナイロン−610、ナイロン−6/66
等）、各種ポリエステル樹脂、各種ポリプロピレン樹脂
（プロピレン・αオレフィン共重合体樹脂も含む）、密
度0.940g/cm3以上のポリエチレン樹脂（エチレン・αオ
レフィン共重合体樹脂も含む）、ポリスチレン樹脂等か
らなるフィルムで無延伸でも一軸又は二軸分子配向（含
む一軸延伸又は二軸延伸）いずれでもよい。
リアミド樹脂（ナイロン−６、ナイロン−66、ナイロン
−12、ナイロン−11、ナイロン−610、ナイロン−6/66
等）、各種ポリエステル樹脂、各種ポリプロピレン樹脂
（プロピレン・αオレフィン共重合体樹脂も含む）、密
度0.940g/cm3以上のポリエチレン樹脂（エチレン・αオ
レフィン共重合体樹脂も含む）、ポリスチレン樹脂等か
らなるフィルムで無延伸でも一軸又は二軸分子配向（含
む一軸延伸又は二軸延伸）いずれでもよい。
低ヤング率熱可塑性樹脂フィルムとしては、度0.940g
/cm3未満、好ましくは0.930g/cm3以下のホモポリエチレ
ン樹脂、密度0.940g/cm3未満、好ましくは0.930g/cm3以
下のエチレン・αオレフィン共重合体樹脂、エチレン・
アクリル酸エステル共重合体樹脂（エチレン・アクリル
酸エチル共重合体樹脂、エチレン・アクリル酸メチル共
重合体樹脂等）、超低密度ポリエチレン樹脂、エチレン
・酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン・アクリル酸共重
合体樹脂、アイオノマー樹脂、接着性ポリオレフィン樹
脂、（グラフト変性ポリオレフィン樹脂等の１つ以上を
含むフィルムである。好ましくは50％以上含むフィルム
である。
/cm3未満、好ましくは0.930g/cm3以下のホモポリエチレ
ン樹脂、密度0.940g/cm3未満、好ましくは0.930g/cm3以
下のエチレン・αオレフィン共重合体樹脂、エチレン・
アクリル酸エステル共重合体樹脂（エチレン・アクリル
酸エチル共重合体樹脂、エチレン・アクリル酸メチル共
重合体樹脂等）、超低密度ポリエチレン樹脂、エチレン
・酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン・アクリル酸共重
合体樹脂、アイオノマー樹脂、接着性ポリオレフィン樹
脂、（グラフト変性ポリオレフィン樹脂等の１つ以上を
含むフィルムである。好ましくは50％以上含むフィルム
である。
遮光性物質を含む熱可塑性樹脂フィルムとしては、各
種ポリオレフィン樹脂｛低・中・高密度ホモポリエチレ
ン樹脂、超低密度ポリエチレン樹脂、エチレン・αオレ
フィン共重合体樹脂、ホモポリプロピレン樹脂、プロピ
レン・αオレフィン共重合体樹脂、エチレン・酢酸ビニ
ル共重合体樹脂、エチレン・エチルアクリレート共重合
体樹脂、エチレン・アクリル酸共重合体樹脂、アイオノ
マー樹脂、接着性ポリオレフィン樹脂（酸変性ポリオレ
フィン樹脂）｝等の１つ以上を含むヒートシール性を有
するフィルムである。特にエチレン・αオレフィン共重
合体樹脂を10重量％以上とカーボンブラックや金属粉末
等の遮光性物質を１重量％〜10重量％含む遮光性ポリオ
レフィン樹脂フィルムがヒートシール適性、経時ヒート
シール強度、物理強度等が優れているので好ましい。
種ポリオレフィン樹脂｛低・中・高密度ホモポリエチレ
ン樹脂、超低密度ポリエチレン樹脂、エチレン・αオレ
フィン共重合体樹脂、ホモポリプロピレン樹脂、プロピ
レン・αオレフィン共重合体樹脂、エチレン・酢酸ビニ
ル共重合体樹脂、エチレン・エチルアクリレート共重合
体樹脂、エチレン・アクリル酸共重合体樹脂、アイオノ
マー樹脂、接着性ポリオレフィン樹脂（酸変性ポリオレ
フィン樹脂）｝等の１つ以上を含むヒートシール性を有
するフィルムである。特にエチレン・αオレフィン共重
合体樹脂を10重量％以上とカーボンブラックや金属粉末
等の遮光性物質を１重量％〜10重量％含む遮光性ポリオ
レフィン樹脂フィルムがヒートシール適性、経時ヒート
シール強度、物理強度等が優れているので好ましい。
これらの４つの熱可塑性樹脂フィルムは各々のフィル
ムをエクストルージョンラミネート法により積層しても
よいが経済性の点から四層共押出しフィルムとして用い
るのが好ましい。
ムをエクストルージョンラミネート法により積層しても
よいが経済性の点から四層共押出しフィルムとして用い
るのが好ましい。
また、高ヤング率フレキシブルシート側の遮光性物質
を含む熱可塑性樹脂層は、厚さがフィルム全厚の10％以
上、特に好ましくは20％以上、最も好ましくは25〜50％
である。
を含む熱可塑性樹脂層は、厚さがフィルム全厚の10％以
上、特に好ましくは20％以上、最も好ましくは25〜50％
である。
高ヤング率フレキシブルシートとしては、一軸又は二
軸分子配向（含む延伸）各種熱可塑性樹脂フィルム、
（各種ポリアミド樹脂、各種ポリエステル樹脂、各種ポ
リエチレン樹脂、各種ポリプロピレン樹脂、各種エチレ
ン共重合体樹脂、各種プロピレン共重合体樹脂、各種ポ
リカーボネート樹脂、各種ポリスチレン樹脂、塩化ビニ
ル樹脂等）無延伸の各種ポリアミド樹脂や各種ポリエス
テル樹脂や高密度ポリエチレン樹脂や各種ポリプロピレ
ン樹脂等のフィルム、各種の紙、合成紙、各種アルミニ
ウム蒸着一軸又は二軸分子配向（含む延伸）熱可塑性樹
脂フィルム、各種金属箔、各種フィラー添加熱可塑性樹
脂フィルム、セロハン、トリアセテートフィルム等を用
いることができる。
軸分子配向（含む延伸）各種熱可塑性樹脂フィルム、
（各種ポリアミド樹脂、各種ポリエステル樹脂、各種ポ
リエチレン樹脂、各種ポリプロピレン樹脂、各種エチレ
ン共重合体樹脂、各種プロピレン共重合体樹脂、各種ポ
リカーボネート樹脂、各種ポリスチレン樹脂、塩化ビニ
ル樹脂等）無延伸の各種ポリアミド樹脂や各種ポリエス
テル樹脂や高密度ポリエチレン樹脂や各種ポリプロピレ
ン樹脂等のフィルム、各種の紙、合成紙、各種アルミニ
ウム蒸着一軸又は二軸分子配向（含む延伸）熱可塑性樹
脂フィルム、各種金属箔、各種フィラー添加熱可塑性樹
脂フィルム、セロハン、トリアセテートフィルム等を用
いることができる。
熱可塑性樹脂層に添加する遮光性物質の例を以下に示
す。
す。
（１）無機化合物 A.酸化物…シリカ、ケイ藻土、アルミナ、酸化チタン、
酸化鉄、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化アンチモ
ン、バリウムフェライト、ストロンチウムフェライト、
酸化ベリリウム、軽石、軽石バルーン、アルミナ繊維 B.水酸化物…水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ム、塩基性炭酸マグネシウム C.炭酸塩…炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ドロマ
イト、ドーソナイト D.（亜）硫酸塩…硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸
アンモニウム、亜硫酸カルシウム E.ケイ酸塩…タルク、クレー、マイカ、アスベスト、ガ
ラス繊維、ガラスバルーン、ガラスビーズ、ケイ酸カル
シウム、モンモリロナイト、ベントナイト F.炭素…カーボンブラック、グラファイト、炭素繊維、
炭素中空球 G.その他…鉄粉、銅粉、鉛粉、錫粉、ステンレス粉、パ
ール顔料、アルミニウム粉、硫化モリブデン、ポロン繊
維、炭化ケイ素繊維、黄銅繊維、チタン酸カリウム、チ
タン酸ジルコン酸鉛、ホウ酸亜鉛、メタホウ酸バリウ
ム、ホウ酸カルシウム、ホウ酸ナトリウム、アルミニウ
ムペースト、タルク （２）有機化合物 木粉（松、樫、ノコギリクズなど）、殻繊維（アーモ
ンド、ピーナッツ、モミ殻など）、着色した各種の繊維
例えば木綿、ジュート、紙細片、セロハン片、ナイロン
繊維、ポリプロピレン繊維、デンプン、芳香族ポリアミ
ド繊維 これらの遮光性物質の中で、不透明化する無機化合物
が好ましく、特に、耐熱性、耐光性が優れ比較的不活性
な物質である、光吸収性のカーボンブラックと窒化チタ
ンとグラファイトが好ましい。
酸化鉄、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化アンチモ
ン、バリウムフェライト、ストロンチウムフェライト、
酸化ベリリウム、軽石、軽石バルーン、アルミナ繊維 B.水酸化物…水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ム、塩基性炭酸マグネシウム C.炭酸塩…炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ドロマ
イト、ドーソナイト D.（亜）硫酸塩…硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸
アンモニウム、亜硫酸カルシウム E.ケイ酸塩…タルク、クレー、マイカ、アスベスト、ガ
ラス繊維、ガラスバルーン、ガラスビーズ、ケイ酸カル
シウム、モンモリロナイト、ベントナイト F.炭素…カーボンブラック、グラファイト、炭素繊維、
炭素中空球 G.その他…鉄粉、銅粉、鉛粉、錫粉、ステンレス粉、パ
ール顔料、アルミニウム粉、硫化モリブデン、ポロン繊
維、炭化ケイ素繊維、黄銅繊維、チタン酸カリウム、チ
タン酸ジルコン酸鉛、ホウ酸亜鉛、メタホウ酸バリウ
ム、ホウ酸カルシウム、ホウ酸ナトリウム、アルミニウ
ムペースト、タルク （２）有機化合物 木粉（松、樫、ノコギリクズなど）、殻繊維（アーモ
ンド、ピーナッツ、モミ殻など）、着色した各種の繊維
例えば木綿、ジュート、紙細片、セロハン片、ナイロン
繊維、ポリプロピレン繊維、デンプン、芳香族ポリアミ
ド繊維 これらの遮光性物質の中で、不透明化する無機化合物
が好ましく、特に、耐熱性、耐光性が優れ比較的不活性
な物質である、光吸収性のカーボンブラックと窒化チタ
ンとグラファイトが好ましい。
特に好ましいカーボンブラックの原料による分類例を
あげるとガスブラック、ファーネスブラック、チャンネ
ルブラック、アントラセンブラック、アセチレンブラッ
ク、ケッチェンカーボンブラック、サーマルブラック、
ランプブラック、油煙、松煙、アニマルブラック、ベジ
タブルブラック等がある。本発明では遮光性、コスト、
物性向上の目的ではファーネスカーボンブラックが好ま
しく、高価であるが帯電防止効果を有する遮光性物質と
してはアセチレンカーボンブラック、変性副生カーボン
ブラックであるケッチェンカーボンブラックが好まし
い。必要により前者と後者を必要特性に従ってミックス
することも好ましい。
あげるとガスブラック、ファーネスブラック、チャンネ
ルブラック、アントラセンブラック、アセチレンブラッ
ク、ケッチェンカーボンブラック、サーマルブラック、
ランプブラック、油煙、松煙、アニマルブラック、ベジ
タブルブラック等がある。本発明では遮光性、コスト、
物性向上の目的ではファーネスカーボンブラックが好ま
しく、高価であるが帯電防止効果を有する遮光性物質と
してはアセチレンカーボンブラック、変性副生カーボン
ブラックであるケッチェンカーボンブラックが好まし
い。必要により前者と後者を必要特性に従ってミックス
することも好ましい。
遮光性物質を配合する形態は種々あるが、マスターバ
ッチ法がコスト、作業場の汚染防止等の点で好ましい。
公知文献の特公昭40−26196号では有機溶媒に溶解した
重合体の溶液中にカーボンブラックを分散せしめて、重
合体−カーボンブラックのマスターバッチをつくる方法
を、特公昭43−10362号にはカーボンブラックをポリエ
チレンに分散してマスターバッチをつくる方法を述べて
いる。
ッチ法がコスト、作業場の汚染防止等の点で好ましい。
公知文献の特公昭40−26196号では有機溶媒に溶解した
重合体の溶液中にカーボンブラックを分散せしめて、重
合体−カーボンブラックのマスターバッチをつくる方法
を、特公昭43−10362号にはカーボンブラックをポリエ
チレンに分散してマスターバッチをつくる方法を述べて
いる。
本発明の写真感光材料用包装材料として使用する上で
カブリの発生が少なく、感光度の増減の発生が少なく、
遮光能力が大きく、カーボンブラックの固り（ブツ）の
発生やフィッシュアイ等フィルム中にピンホールが発生
しにくい点でカーボンブラックの中でも特にpH6.0〜9.
0、平均粒子径10〜120mμ、揮発成分が2.0％以下、吸油
量が50ml/100g以上のファーネスカーボンブラックが好
ましい。
カブリの発生が少なく、感光度の増減の発生が少なく、
遮光能力が大きく、カーボンブラックの固り（ブツ）の
発生やフィッシュアイ等フィルム中にピンホールが発生
しにくい点でカーボンブラックの中でも特にpH6.0〜9.
0、平均粒子径10〜120mμ、揮発成分が2.0％以下、吸油
量が50ml/100g以上のファーネスカーボンブラックが好
ましい。
遮光性物質の添加量は、物理強度、ヒートシール性、
経済性、遮光能力等のバランスから0.01〜30重量％、好
ましくは0.5〜15重量％、特に好ましくは1.0〜８重量％
である。これらの添加剤は熱可塑性樹脂フィルムの種
類、厚さ、遮光能力の必要度によって選択される。いず
れにしても包装材料としては、光を完全に遮光する必要
がある。高ヤング率熱可塑性樹脂フィルムには必ずしも
添加する必要はない。
経済性、遮光能力等のバランスから0.01〜30重量％、好
ましくは0.5〜15重量％、特に好ましくは1.0〜８重量％
である。これらの添加剤は熱可塑性樹脂フィルムの種
類、厚さ、遮光能力の必要度によって選択される。いず
れにしても包装材料としては、光を完全に遮光する必要
がある。高ヤング率熱可塑性樹脂フィルムには必ずしも
添加する必要はない。
遮光性熱可塑性樹脂層等に成形性、ブロッキング防止
等のために滑剤を添加することができる。
等のために滑剤を添加することができる。
写真感光材料に悪影響を与えない市販の代表的滑剤名
と製造メーカー名を以下に記載する。
と製造メーカー名を以下に記載する。
（１）シリコーン系滑剤； 各種グレードのジメチルポリシロキサン及びその変性
物（信越シリコーン、東レシリコーン） （２）オレイン酸アミド系滑剤； アーモスリップCP（ライオン・アクゾ）、ニュートロ
ン（日本精化）、ニュートロンＥ−18（日本精化）、ア
マイドＯ（日東化学）、アルフロＥ−10（日本油脂）、
ダイヤミッドＯ−200（日本化成）、ダイヤミッドＧ−2
00（日本化成）等 （３）エルカ酸アミド系滑剤； アルフロ−Ｐ−10（日本油脂）等 （４）ステアリン酸アミド系滑剤； アルフロ−Ｓ−10（日本油脂）、ニュートロン２（日
本精化）、ダイヤミッド200（日本化成）等 （５）ビス脂肪酸アミド系滑剤； ビスアマイド（日本化成）、ダイヤミッド200ビス
（日本化成）、アーモワックスEBS（ライオン・アク
ゾ）等 （６）アルキルアミン系滑剤； エレクトロストリッパ−TS−２、エレクトロストリッ
パ−TS−３（花王石鹸）等 （７）炭化水素系滑剤； 流動パラフィン、天然パラフィン、マイクロワック
ス、合成パリフィン、ポリエチレンワックス、ポリプロ
ピレンワックス、塩素化炭化水素、フルオロカルボン （８）脂肪酸系滑剤； 高級脂肪酸（C12以上が好ましい）、オキシ脂肪酸 （９）エステル系滑剤； 脂肪酸の低級アルコールエステル、脂肪酸の多価アル
コールエステル、脂肪酸のポリグリコールエステル、脂
肪酸の脂肪アルコールエステル （10）アルコール系滑剤； 多価アルコール、ポリグリコール、ポリグリセロール （11）金属石けん； ラウリン酸、ステアリン酸、リシノール酸、ナフテン
酸、オレイン酸等の高級脂肪酸とLi、Mg、Ca、Sr、Ba、
Zn、Cd、Al、Sn、Pb等の金属との化合物 その他、本発明では必要により各種添加剤を用いるこ
とができる。
物（信越シリコーン、東レシリコーン） （２）オレイン酸アミド系滑剤； アーモスリップCP（ライオン・アクゾ）、ニュートロ
ン（日本精化）、ニュートロンＥ−18（日本精化）、ア
マイドＯ（日東化学）、アルフロＥ−10（日本油脂）、
ダイヤミッドＯ−200（日本化成）、ダイヤミッドＧ−2
00（日本化成）等 （３）エルカ酸アミド系滑剤； アルフロ−Ｐ−10（日本油脂）等 （４）ステアリン酸アミド系滑剤； アルフロ−Ｓ−10（日本油脂）、ニュートロン２（日
本精化）、ダイヤミッド200（日本化成）等 （５）ビス脂肪酸アミド系滑剤； ビスアマイド（日本化成）、ダイヤミッド200ビス
（日本化成）、アーモワックスEBS（ライオン・アク
ゾ）等 （６）アルキルアミン系滑剤； エレクトロストリッパ−TS−２、エレクトロストリッ
パ−TS−３（花王石鹸）等 （７）炭化水素系滑剤； 流動パラフィン、天然パラフィン、マイクロワック
ス、合成パリフィン、ポリエチレンワックス、ポリプロ
ピレンワックス、塩素化炭化水素、フルオロカルボン （８）脂肪酸系滑剤； 高級脂肪酸（C12以上が好ましい）、オキシ脂肪酸 （９）エステル系滑剤； 脂肪酸の低級アルコールエステル、脂肪酸の多価アル
コールエステル、脂肪酸のポリグリコールエステル、脂
肪酸の脂肪アルコールエステル （10）アルコール系滑剤； 多価アルコール、ポリグリコール、ポリグリセロール （11）金属石けん； ラウリン酸、ステアリン酸、リシノール酸、ナフテン
酸、オレイン酸等の高級脂肪酸とLi、Mg、Ca、Sr、Ba、
Zn、Cd、Al、Sn、Pb等の金属との化合物 その他、本発明では必要により各種添加剤を用いるこ
とができる。
次に、添加剤の代表例を以下に記載するが、本発明は
これに限定されるものではなく、公知のあらゆるものの
中から選択できる。
これに限定されるものではなく、公知のあらゆるものの
中から選択できる。
本発明に係る写真感光材料用包装材料を用いて包装す
る写真感光材料の代表例を以下に示す。
る写真感光材料の代表例を以下に示す。
＊ハロゲン化銀写真感光材料（レントゲン写真フィル
ム、印刷用フィルム、白黒及びカラー印画紙、カラーフ
ィルム、印刷用マスター紙、DTR感光材料、電算写植フ
ィルム及びペーパー、マイクロフィルム、映画用フィル
ム、自己現像型写真感光材料、直接ポジ型フィルム及び
ペーパー等） ＊ジアゾニウム写真感光材料（４−モルフォリノベンゼ
ンジアゾニウムマイクロフィルム、マイクロフィルム、
複写用フィルム、印刷用版材等） ＊アジド、ジアジド系写真感光材料（パラアジドベンゾ
エード、4,4′ジアジドスチルベン等を含む感光材料、
例えば複写用フィルム、印刷用版材等） ＊キノンジアジド系写真感光材料（オルソーキノンジア
ジド、オルソーナフトキノンジアジド系化合物、例えば
ベンゾキノン（1,2）−ジアジド−（２）−４−スルフ
ォン酸フェニルエーテル等を含む感光材料、例えば印刷
用版材、複写用フィルム、密着用フィルム等） ＊フォトポリマー（ビニル系モノマー等を含む感光材
料、印刷用版材、密着用フィルム等） ＊ポリビニル桂皮酸エステル系（例えば印刷用フィル
ム、IC用レジスト等） 〔作用〕 本発明の写真感光材料用包装材料では、第１及び第２
の遮光性物質を含む熱可塑性樹脂フィルム層が帯電防止
性、遮光性、ブロッキング防止性を優れたものにし、且
つ遮光性物質側の前記第２のフィルム層はヒートシール
性も優れたものにしている。中間高ヤング率熱可塑性樹
脂フィルム層と高ヤング率フレキシブルシートによりこ
の２つの間に配置される遮光性物質を含む熱可塑性樹脂
フィルム層を内、外からの衝撃や振動や突きさし等の力
に対し保護されるので写真感光材料用包装材料のような
非常に多くの特性を必要とする場合でも必要特性を総て
確保できるようにしている。
ム、印刷用フィルム、白黒及びカラー印画紙、カラーフ
ィルム、印刷用マスター紙、DTR感光材料、電算写植フ
ィルム及びペーパー、マイクロフィルム、映画用フィル
ム、自己現像型写真感光材料、直接ポジ型フィルム及び
ペーパー等） ＊ジアゾニウム写真感光材料（４−モルフォリノベンゼ
ンジアゾニウムマイクロフィルム、マイクロフィルム、
複写用フィルム、印刷用版材等） ＊アジド、ジアジド系写真感光材料（パラアジドベンゾ
エード、4,4′ジアジドスチルベン等を含む感光材料、
例えば複写用フィルム、印刷用版材等） ＊キノンジアジド系写真感光材料（オルソーキノンジア
ジド、オルソーナフトキノンジアジド系化合物、例えば
ベンゾキノン（1,2）−ジアジド−（２）−４−スルフ
ォン酸フェニルエーテル等を含む感光材料、例えば印刷
用版材、複写用フィルム、密着用フィルム等） ＊フォトポリマー（ビニル系モノマー等を含む感光材
料、印刷用版材、密着用フィルム等） ＊ポリビニル桂皮酸エステル系（例えば印刷用フィル
ム、IC用レジスト等） 〔作用〕 本発明の写真感光材料用包装材料では、第１及び第２
の遮光性物質を含む熱可塑性樹脂フィルム層が帯電防止
性、遮光性、ブロッキング防止性を優れたものにし、且
つ遮光性物質側の前記第２のフィルム層はヒートシール
性も優れたものにしている。中間高ヤング率熱可塑性樹
脂フィルム層と高ヤング率フレキシブルシートによりこ
の２つの間に配置される遮光性物質を含む熱可塑性樹脂
フィルム層を内、外からの衝撃や振動や突きさし等の力
に対し保護されるので写真感光材料用包装材料のような
非常に多くの特性を必要とする場合でも必要特性を総て
確保できるようにしている。
本発明の写真感光材料用包装材料の実施例を第１図か
ら第４図に基づいて説明する。
ら第４図に基づいて説明する。
第１図から第４図は、写真感光材料用包装材料の層構
成を示す部分断面図である。
成を示す部分断面図である。
第１図に示す写真感光材料用包装材料は、遮光性物質
を含有する中間高ヤング率熱可塑性樹脂フィルム1aの両
側に第１遮光性熱可塑性樹脂フィルム2aと第２遮光性熱
可塑性樹脂フィルム3aを積層した多層共押出しフィルム
1aに、高ヤング率フレキシブルシートとしての二軸延伸
ポリエステル樹脂フィルム４にアルミニウム真空蒸着膜
５を施したアルミニウム真空蒸着二軸延伸ポリエステル
樹脂フィルム６を、接着剤層７を介して積層した構成で
ある。
を含有する中間高ヤング率熱可塑性樹脂フィルム1aの両
側に第１遮光性熱可塑性樹脂フィルム2aと第２遮光性熱
可塑性樹脂フィルム3aを積層した多層共押出しフィルム
1aに、高ヤング率フレキシブルシートとしての二軸延伸
ポリエステル樹脂フィルム４にアルミニウム真空蒸着膜
５を施したアルミニウム真空蒸着二軸延伸ポリエステル
樹脂フィルム６を、接着剤層７を介して積層した構成で
ある。
第２図に示す写真感光材料用包装材料は、遮光性物質
を含有する中間高ヤング率熱可塑性樹脂層1aと遮光性物
質を含有しない中間高ヤング率熱可塑性樹脂層１との両
側に、第１遮光性熱可塑性樹脂層2aと第２遮光性熱可塑
性樹脂層3aを積層した多層共押出しフィルムI aに、高
ヤング率フレキシブルシートとしてのアルミニウム蒸着
二軸延伸ポリエステル樹脂層６を接着剤層７を介して積
層した構成である。
を含有する中間高ヤング率熱可塑性樹脂層1aと遮光性物
質を含有しない中間高ヤング率熱可塑性樹脂層１との両
側に、第１遮光性熱可塑性樹脂層2aと第２遮光性熱可塑
性樹脂層3aを積層した多層共押出しフィルムI aに、高
ヤング率フレキシブルシートとしてのアルミニウム蒸着
二軸延伸ポリエステル樹脂層６を接着剤層７を介して積
層した構成である。
第３図に示す写真感光材料用包装材料は、遮光性物質
を含む接着剤層7aと高ヤング率フレキシブルシートとし
て晒クラフト紙８を用いた他は第１図に示す写真感光材
料用包装材料と同一である。
を含む接着剤層7aと高ヤング率フレキシブルシートとし
て晒クラフト紙８を用いた他は第１図に示す写真感光材
料用包装材料と同一である。
第４図に示す写真感光材料用包装材料は、高ヤング率
フレキシブルシートとして酸化チタンを含む二軸延伸ポ
リエステル樹脂フィルム8aを用いた他は第２図に示す写
真感光材料用包装材料と同一である。
フレキシブルシートとして酸化チタンを含む二軸延伸ポ
リエステル樹脂フィルム8aを用いた他は第２図に示す写
真感光材料用包装材料と同一である。
次に、本発明品Ｉ〜IV、従来品Ｉ〜IIIの特性を比較
した実験結果について説明する。
した実験結果について説明する。
本発明品Ｉ 層構成は第１図に相当する。
遮光性物質を含む中間高ヤング率熱可塑性樹脂層1a
は、MFR（JIS K6760＝ASTMD1238、以下同様）が0.4g/10
分、密度（JIS K6760＝ASTMD1505、以下同様）が0.964g
/cm3、ヤング率が150Kg/mm2のHDPE樹脂97重量％とファ
ーネスカーボンブラック３重量％とからなる厚さ30μｍ
の遮光性HDPE樹脂フィルムを用いた。
は、MFR（JIS K6760＝ASTMD1238、以下同様）が0.4g/10
分、密度（JIS K6760＝ASTMD1505、以下同様）が0.964g
/cm3、ヤング率が150Kg/mm2のHDPE樹脂97重量％とファ
ーネスカーボンブラック３重量％とからなる厚さ30μｍ
の遮光性HDPE樹脂フィルムを用いた。
第１及び第２遮光性熱可塑性樹脂層2a、3aはMFRが2.1
g/10分、密度が0.920g/cm3の低圧法エチレン・４メチル
ペンテン−１共重合体樹脂89.85重量％、ブロッキング
防止剤としてエルカ酸アミド0.05重量％、合成シリカ0.
1重量％、MFRが2.4g/10分、密度が0.923g/cm2の高圧法
分岐状低密度ホモポリエチレン樹脂６重量％、ファーネ
スカーボンブラック４重量％（カーボンブラック濃度40
％のLDPE樹脂マスターバッチを10重量％使用）からなる
厚さ20μｍの熱可塑性樹脂フィルムを用いた。
g/10分、密度が0.920g/cm3の低圧法エチレン・４メチル
ペンテン−１共重合体樹脂89.85重量％、ブロッキング
防止剤としてエルカ酸アミド0.05重量％、合成シリカ0.
1重量％、MFRが2.4g/10分、密度が0.923g/cm2の高圧法
分岐状低密度ホモポリエチレン樹脂６重量％、ファーネ
スカーボンブラック４重量％（カーボンブラック濃度40
％のLDPE樹脂マスターバッチを10重量％使用）からなる
厚さ20μｍの熱可塑性樹脂フィルムを用いた。
多層共押出し層I aは、以上の層構成であるインフレ
ーションフィルムを用いた。
ーションフィルムを用いた。
アルミニウム真空蒸着二軸延伸ポリエステル樹脂層６
は、二軸延伸ポリエステル樹脂層４を厚さ12μｍとし、
アルミニウム真空蒸着膜５をアンカーコート層を介して
400Åの厚さ施したものを用いた。
は、二軸延伸ポリエステル樹脂層４を厚さ12μｍとし、
アルミニウム真空蒸着膜５をアンカーコート層を介して
400Åの厚さ施したものを用いた。
接着剤層５は、MFRが5.1g/10分、密度が0.919g/cm3の
高圧法分岐状低密度ホモポリエチレン樹脂からなる厚さ
15μｍのエクストルージョンラミネート接着剤層を用い
た。
高圧法分岐状低密度ホモポリエチレン樹脂からなる厚さ
15μｍのエクストルージョンラミネート接着剤層を用い
た。
本発明品II 層構成は第１図に相当する。
遮光性熱可塑性樹脂層2a、3aにMFRが4.0g/10分、密度
が0.925g/cm3のエチレン・オクテン−１共重合体樹脂80
重量％、MFRが1.1g/10分、密度が0.954g/cm3のHDPE樹脂
が10重量％、LDPE樹脂が６重量％、ファーネスカーボン
ブラックが４重量％より成る厚さ20μｍの遮光性Ｌ−LD
PE系樹脂層を用いた他は本発明品Ｉと同一である。
が0.925g/cm3のエチレン・オクテン−１共重合体樹脂80
重量％、MFRが1.1g/10分、密度が0.954g/cm3のHDPE樹脂
が10重量％、LDPE樹脂が６重量％、ファーネスカーボン
ブラックが４重量％より成る厚さ20μｍの遮光性Ｌ−LD
PE系樹脂層を用いた他は本発明品Ｉと同一である。
本発明品III 層構成は第１図に相当する。
遮光性物質を含む中間高ヤング率熱可塑性樹脂層1a
に、ナイロン６樹脂60重量％、接着性樹脂（エチレン変
性樹脂の三井石油化学製アドマー）32.5重量％、本発明
品Ｉと同一のLDPE樹脂4.5重量％、ファーネスカーボン
ブラック３重量％からなる厚さ30μｍの遮光性ナイロン
６系樹脂層を用いた他は本発明品IIと同一である。
に、ナイロン６樹脂60重量％、接着性樹脂（エチレン変
性樹脂の三井石油化学製アドマー）32.5重量％、本発明
品Ｉと同一のLDPE樹脂4.5重量％、ファーネスカーボン
ブラック３重量％からなる厚さ30μｍの遮光性ナイロン
６系樹脂層を用いた他は本発明品IIと同一である。
本発明品IV 層構成は第２図に相当する。
遮光性物質を含む中間高ヤング率熱可塑性樹脂層1aと
して、本発明品Ｉと同一樹脂組成で厚さ20μｍの遮光性
HDPE樹脂層を用い、遮光性物質を含まない中間高ヤング
率熱可塑性樹脂層１として、ナイロン６樹脂60重量％、
接着性樹脂（エチレン変性樹脂の三井石油化学製アドマ
ー）40重量％からなる厚さ10μｍのナイロン６系樹脂フ
ィルムを用いた他は本発明品IIと同一である。
して、本発明品Ｉと同一樹脂組成で厚さ20μｍの遮光性
HDPE樹脂層を用い、遮光性物質を含まない中間高ヤング
率熱可塑性樹脂層１として、ナイロン６樹脂60重量％、
接着性樹脂（エチレン変性樹脂の三井石油化学製アドマ
ー）40重量％からなる厚さ10μｍのナイロン６系樹脂フ
ィルムを用いた他は本発明品IIと同一である。
従来品Ｉ 層構成は第５図に相当する。
遮光性物質を含むポリエチレン樹脂フィルム9aは、MF
Rが2.4g/10分、密度が0.923g/cm3のLDPE樹脂97重量％、
ファーネスカーボンブラック３重量％からなる厚さ70μ
ｍの遮光性LDPE樹脂インフレーションフィルムを用い
た。
Rが2.4g/10分、密度が0.923g/cm3のLDPE樹脂97重量％、
ファーネスカーボンブラック３重量％からなる厚さ70μ
ｍの遮光性LDPE樹脂インフレーションフィルムを用い
た。
アルミニウム真空蒸着二軸延伸ポリエチレン樹脂フィ
ルム６及び接着剤層７は本発明品Ｉと同一である。
ルム６及び接着剤層７は本発明品Ｉと同一である。
従来品II 層構成は第５図に相当する。
遮光性物質を含むポリエチレン樹脂フィルム9aは、MF
Rが2.1g/10分、密度が0.920g/cm3の低圧法エチレン・４
メチルペンテン−１共重合体樹脂89.85重量％、ブロッ
キング防止剤としてエルカ酸アミド0.05重量％、合成シ
リカ0.1重量％、MFRが2.4g/10分、密度が0.923g/cm3の
高圧法分岐状低密度ホモポリエチレン樹脂６重量％、フ
ァーネスカーボンブラック４重量％（カーボンブラック
濃度40％のLDPE樹脂マスターバッチを10重量％使用）か
らなる厚さ20μｍの熱可塑性樹脂フィルムを用いた。
Rが2.1g/10分、密度が0.920g/cm3の低圧法エチレン・４
メチルペンテン−１共重合体樹脂89.85重量％、ブロッ
キング防止剤としてエルカ酸アミド0.05重量％、合成シ
リカ0.1重量％、MFRが2.4g/10分、密度が0.923g/cm3の
高圧法分岐状低密度ホモポリエチレン樹脂６重量％、フ
ァーネスカーボンブラック４重量％（カーボンブラック
濃度40％のLDPE樹脂マスターバッチを10重量％使用）か
らなる厚さ20μｍの熱可塑性樹脂フィルムを用いた。
アルミニウム真空蒸着二軸延伸ポリエチレン樹脂フィ
ルム６及び接着剤層７は本発明品Ｉと同一である。
ルム６及び接着剤層７は本発明品Ｉと同一である。
従来品III 層構成は第６図に相当する。
遮光性二層共押出しインフレーションフィルム12a
は、遮光性物質を含むHDPE樹脂フィルム10aにMFRが0.4g
/10分、0.964g/cm3、ヤング率が150Kg/mm2のHDPE樹脂97
重量％とファーネスカーボンブラック３重量％とからな
る厚さ30μｍの遮光性HDPE樹脂フィルムを用い、遮光性
物質を含むＬ−LDPE樹脂フィルム11aに、MFRが2.1g/10
分、密度が0.920g/cm3の低圧法のエチレン・４メチルペ
ンテン−１共重合体樹脂89.85重量％、ブロッキング防
止剤としてエルカ酸アミド0.05重量％、合成シリカ0.1
重量％、MFRが2.4g/10分、密度が0.923g/cm3の高圧法分
岐状低密度ホモポリエチレン（以後LDPEと表示）樹脂６
重量％、ファーネスカーボンブラック４重量％（カーボ
ンブラック濃度40％のLDPE樹脂マスターバッチを10重量
％使用）からなる厚さ20μｍのフィルムを用いた。
は、遮光性物質を含むHDPE樹脂フィルム10aにMFRが0.4g
/10分、0.964g/cm3、ヤング率が150Kg/mm2のHDPE樹脂97
重量％とファーネスカーボンブラック３重量％とからな
る厚さ30μｍの遮光性HDPE樹脂フィルムを用い、遮光性
物質を含むＬ−LDPE樹脂フィルム11aに、MFRが2.1g/10
分、密度が0.920g/cm3の低圧法のエチレン・４メチルペ
ンテン−１共重合体樹脂89.85重量％、ブロッキング防
止剤としてエルカ酸アミド0.05重量％、合成シリカ0.1
重量％、MFRが2.4g/10分、密度が0.923g/cm3の高圧法分
岐状低密度ホモポリエチレン（以後LDPEと表示）樹脂６
重量％、ファーネスカーボンブラック４重量％（カーボ
ンブラック濃度40％のLDPE樹脂マスターバッチを10重量
％使用）からなる厚さ20μｍのフィルムを用いた。
アルミニウム真空蒸着二軸延伸ポリエステル樹脂層６
及び接着剤層７は本発明品Ｉと同一である。
及び接着剤層７は本発明品Ｉと同一である。
本発明品Ｉ〜IV、従来品Ｉ〜IIIの特性を比較した結
果を第１表に示す ◎…非常に優れている ○…優れている ●…可（実用限度内） ▲…問題あり（改良必要） ×…実用不可 試験方法 ※Ａ フィルム成形性Ｉ 各フィルムをダイギャプが1mm、ブロー比が1.5の条件
でインフレーションフィルム成形機を用いて作成した時
のパスロール及び巻き取りフィルムに付着している白
粉、及び白粉のかたまり、押し傷の少ない度合いを目視
検査により評価。
果を第１表に示す ◎…非常に優れている ○…優れている ●…可（実用限度内） ▲…問題あり（改良必要） ×…実用不可 試験方法 ※Ａ フィルム成形性Ｉ 各フィルムをダイギャプが1mm、ブロー比が1.5の条件
でインフレーションフィルム成形機を用いて作成した時
のパスロール及び巻き取りフィルムに付着している白
粉、及び白粉のかたまり、押し傷の少ない度合いを目視
検査により評価。
※Ｂ フィルム成形性II インフレーションフィルム成形時のモーター負荷、バ
ルブの安定性、メルトフラクチャーの発生度合い、フィ
ッシュアイやブツの発生度合いを目視検査により評価。
ルブの安定性、メルトフラクチャーの発生度合い、フィ
ッシュアイやブツの発生度合いを目視検査により評価。
※Ｃ カーリング テストすべきフィルムで直径10cmの円形の試験サンプ
ルを作成し、温度20℃、湿度65％RHの雰囲気中1kgの荷
重平板下に24時間放置した後、上記条件の雰囲気中に円
形の試験サンプルを１枚ごと無荷重で机の上に24時間放
置した後のカーリングの状態により評価。
ルを作成し、温度20℃、湿度65％RHの雰囲気中1kgの荷
重平板下に24時間放置した後、上記条件の雰囲気中に円
形の試験サンプルを１枚ごと無荷重で机の上に24時間放
置した後のカーリングの状態により評価。
※Ｄ 引裂き強度 JIS P−8116に準ずる ※Ｅ ヤング率 ISO R1184−1970に準ずる ※Ｆ ヒートシール強度 シール圧力1Kg/cm2、シール時間１秒でシール強度最
高になるシール温度で測定 ※Ｇ 抗張力 JIS P−8113に準ずる ※Ｈ ヒートシール適性 ヒートシール強度、ホットタック性、夾雑物シール
性、経時ヒートシール強度、ヒートシール可能許容温度
巾等のトータルヒートシール適性から判定。
高になるシール温度で測定 ※Ｇ 抗張力 JIS P−8113に準ずる ※Ｈ ヒートシール適性 ヒートシール強度、ホットタック性、夾雑物シール
性、経時ヒートシール強度、ヒートシール可能許容温度
巾等のトータルヒートシール適性から判定。
※Ｉ 遮光性 感光度ASA100の写真フィルム（135ネガフィルム）を
第１表の各包装材料を用いた完全密封袋に入れた後、８
万ルックスの光に１時間曝光した後、暗室で現像→定着
→水洗→乾燥し、遮光性を写真フィルムのカブリ濃度の
程度により評価した。
第１表の各包装材料を用いた完全密封袋に入れた後、８
万ルックスの光に１時間曝光した後、暗室で現像→定着
→水洗→乾燥し、遮光性を写真フィルムのカブリ濃度の
程度により評価した。
※Ｊ カーリング 1m巾の包装材料を垂直にたらした時のカーリング状態 ※Ｋ 製袋適性 ロール状カラー印画紙をガゼット袋に密封包装する時
の自動製袋作業性、ヒートシール適性、耐ピンホール
性、外観等より評価。
の自動製袋作業性、ヒートシール適性、耐ピンホール
性、外観等より評価。
本発明は以上のように構成することにより、引裂き強
度、抗張力、ヒートシール強度、破裂強度等相反する物
理特性が優れているので、シート状又はロール状のエッ
ジがシャープな重量製品を包装しても２つの遮光性物質
を含む熱可塑性樹脂フィルム層が伸ばされ薄くなって遮
光能力が低下したり、ピンホール等が生じることなく遮
光性、防湿性等を確保できる。
度、抗張力、ヒートシール強度、破裂強度等相反する物
理特性が優れているので、シート状又はロール状のエッ
ジがシャープな重量製品を包装しても２つの遮光性物質
を含む熱可塑性樹脂フィルム層が伸ばされ薄くなって遮
光能力が低下したり、ピンホール等が生じることなく遮
光性、防湿性等を確保できる。
第１図から第４図は本発明の包装材料の実施例の層構成
を示す部分断面図、第５図及び第６図は従来例の層構成
を示す部分断面図である。 1a、１……中間高ヤング率熱可塑性樹脂層 2a、3a……遮光性熱可塑性樹脂層 ６……アルミニウム真空蒸着二軸延伸ポリエステル樹脂
フィルム ７、7a……接着剤層 ８、8a……高ヤング率フレキシブルシート ａは遮光性物質を含むことを示す。
を示す部分断面図、第５図及び第６図は従来例の層構成
を示す部分断面図である。 1a、１……中間高ヤング率熱可塑性樹脂層 2a、3a……遮光性熱可塑性樹脂層 ６……アルミニウム真空蒸着二軸延伸ポリエステル樹脂
フィルム ７、7a……接着剤層 ８、8a……高ヤング率フレキシブルシート ａは遮光性物質を含むことを示す。
Claims (1)
- 【請求項１】ヤング率が60kg/mm2以上の中間高ヤング率
熱可塑性樹脂層とその両側に積層された遮光性物質を含
む熱可塑性樹脂層とからなる多層共押出しフィルムに、
ヤング率が60kg/mm2以上の高ヤング率フレキシブルシー
トを積層したことを特徴とする写真感光材料用包装材料
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1101010A JP2731943B2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | 写真感光材料用包装材料 |
| EP90103474A EP0384472B1 (en) | 1989-02-23 | 1990-02-22 | Resin composition and packaging material for photosensitive materials |
| DE69031395T DE69031395T2 (de) | 1989-02-23 | 1990-02-22 | Harzzusammensetzung und Verpackungsmaterial für lichtempfindliches Material |
| US07/856,480 US5234750A (en) | 1989-02-23 | 1992-03-24 | Packaging material for photosensitive materials |
| US08/086,130 US5426141A (en) | 1989-02-23 | 1993-07-06 | Resin composition and packaging material for photosensitive materials |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1101010A JP2731943B2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | 写真感光材料用包装材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02278256A JPH02278256A (ja) | 1990-11-14 |
| JP2731943B2 true JP2731943B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=14289268
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1101010A Expired - Fee Related JP2731943B2 (ja) | 1989-02-23 | 1989-04-20 | 写真感光材料用包装材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2731943B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2952614B2 (ja) * | 1991-04-19 | 1999-09-27 | 富士写真フイルム株式会社 | 感光材料用包装材料 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61184676U (ja) * | 1985-05-10 | 1986-11-18 | ||
| JPH0629954B2 (ja) * | 1986-06-23 | 1994-04-20 | 富士写真フイルム株式会社 | 写真感光材料用包装材料及び写真感材料の包装方法 |
| JPH0613200B2 (ja) * | 1987-01-26 | 1994-02-23 | 富士写真フイルム株式会社 | 感光物質用包装材料 |
| JPH0613202B2 (ja) * | 1987-01-23 | 1994-02-23 | 富士写真フイルム株式会社 | 感光物質包装用フイルム |
| JPH0615217B2 (ja) * | 1987-04-03 | 1994-03-02 | 富士写真フイルム株式会社 | 感光物質用包装材料 |
-
1989
- 1989-04-20 JP JP1101010A patent/JP2731943B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02278256A (ja) | 1990-11-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4784906A (en) | Packaging material for photosensitive materials for photographic purpose | |
| EP0508489A2 (en) | Packaging material for photosensitive materials | |
| JP2769872B2 (ja) | 感光物質用包装材料 | |
| US5426141A (en) | Resin composition and packaging material for photosensitive materials | |
| JPH07104573B2 (ja) | 包装材料 | |
| US5234750A (en) | Packaging material for photosensitive materials | |
| JP3777057B2 (ja) | 感光材料用包装材料及びその製造方法並びにそれを用いた感光材料包装体 | |
| JP2731943B2 (ja) | 写真感光材料用包装材料 | |
| JP2967418B2 (ja) | 写真感光材料用包装材料 | |
| JP2769847B2 (ja) | 感光物質用包装材料 | |
| JPS6218546A (ja) | 写真感光材料用包装材料 | |
| JP3070684B2 (ja) | 写真感光材料用包装材料 | |
| JPS631540A (ja) | 写真感光材料用包装材料及び写真感光材料の包装方法 | |
| JP2652566B2 (ja) | 写真感光材料用包装材料 | |
| JP2731939B2 (ja) | 写真感光材料用包装材料 | |
| JPS61237640A (ja) | 写真感光材料用包装材料 | |
| JP2769886B2 (ja) | 感光材料用包装材料 | |
| JP2676258B2 (ja) | 積層体 | |
| JP3269866B2 (ja) | 写真感光材料用遮光袋及びそれを用いた包装体 | |
| JPH0643802Y2 (ja) | 写真感光材料シート包装体 | |
| JPH03160435A (ja) | 感光材料用包装袋 | |
| JP2578332B2 (ja) | 明室装填用のシ−ト状写真感光材料用遮光袋 | |
| JPH1115110A (ja) | 写真感光材料用包装材料及びこれを用いた写真感光材料包装体 | |
| JP2731956B2 (ja) | 写真感光材料用包装材料 | |
| JP2540118Y2 (ja) | 感光シート包装体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071226 Year of fee payment: 10 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071226 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081226 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |