JP2676258B2 - 積層体 - Google Patents

積層体

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JP2676258B2 JP1206676A JP20667689A JP2676258B2 JP 2676258 B2 JP2676258 B2 JP 2676258B2 JP 1206676 A JP1206676 A JP 1206676A JP 20667689 A JP20667689 A JP 20667689A JP 2676258 B2 JP2676258 B2 JP 2676258B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光物質用包装材料、写真用支持体等に好
適な積層体に関する。
〔従来の技術〕
感光物質のように、光に曝されるとその品質価値を失
うものについては、光を完全に遮る包装材料が包装に使
用されている。この包装材料には上記遮光性のほか、感
光物質の大きさや重量に応じて十分な物理強度、即ち引
張強度、引裂き強度、衝撃穴あけ強度等が必要であり、
さらにヒートシールによる密封を行う関係上、ヒートシ
ール適性が必要である。
さらに、スタチック故障等を防止するために、帯電防
止性を有することが必要であった。
従来、このような帯電防止性を有する感光物質用包装
材料としては、ポリオレフィン樹脂遮光フィルムとアル
ミニウム箔と晒クラフト紙とを接着剤で積層した包装材
料や、アルミニウム箔の替わりにアルミニウム蒸着フィ
ルムを積層した包装材料(特開昭63−30482号、特開昭6
3−247033号、特公昭63−26697号等)があった。
また、アルミニウム蒸着フィルム等の替わりに帯電防
止剤を添加した包装材料もあった。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の帯電防止剤を添加した包装材料は、帯電防止剤
が経時ととにスタチック故障を防止する以上に過剰にブ
リードアウトするので、ヒートシール性が悪化し、かつ
外観や触感を悪くし、さらに写真感光材料に用いた場合
は写真感光乳剤層に付着して現像阻害を起こすものであ
った。
また、WP紙等の印画紙用支持体や、PETベース、TACベ
ース等の写真用支持体の場合は、帯電防止剤の過剰なブ
リードアウトにより、乳剤層との密着不良やスジ故障が
発生した。
本発明は以上の問題点を解決し、スタチック防止効果
を有するだけのブリードアウトを行う積層体を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は上記目的を達成するために、界面活性剤系
の帯電防止剤の添加量がブリードアウトに与える影響に
ついて鋭意研究した。
その結果、2層以上の多層共押出しフィルムの場合、
一の層の界面活性剤系の帯電防止剤の添加量を他の層の
界面活性剤系の帯電防止剤の添加量より多くすると界面
活性剤系の帯電防止剤の表面へのブリードアウトは短時
間でスタチック防止効果を有するまでになるが、それ以
後はほとんど変化しないことを見い出した。
本発明は以上の研究の結果なされたもので、多層共押
出しフィルムが少なくとも一方の表面側に設けられ、該
多層共押出しフィルムの表面層の界面活性剤系の帯電防
止剤の含有量(重量%)が、0.03〜0.6重量%であると
ともに共押出しされた他の層の界面活性剤系の帯電防止
剤の含有量(重量%)より20%以上多く、かつ経時での
表面層の界面活性剤系の帯電防止剤の濃度が0.02〜0.35
重量%であり、該多層共押出しフィルムの一層以上に滑
剤が含有されていることを特徴として構成されている。
多層共押出しフィルムは積層体の少なくとも一方の表
面側に設けられている。すなわち、積層体が多層共押出
しフィルムのみからなる場合は、多層共押出しフィルム
が両方の表面に位置し、積層体が多層共押出しフィルム
とフレキシブルシートの積層フィルムの場合は、一方の
表面にのみ多層共押出しフィルムが位置する。
そして、多層共押出しフィルムの表面層(多層共押出
しフィルムが両表面に位置する場合は一方の表面に位置
する層)の界面活性剤系の帯電防止剤の含有量(重量
%)が、多層共押出しフィルムの共押出しされた他の層
の界面活性剤系の帯電防止剤の含有量(重量%)より多
くなっている。この界面活性剤系の帯電防止剤の含有量
及びそれらの比は、表面層と他の層の樹脂の密度、厚さ
等により変化するが、過剰なブリードアウトが生じない
範囲でその含有量及び比が決定される。例えば、表面層
に0.03〜0.6重量%の界面活性剤系の帯電防止剤を添加
し、他の層には界面活性剤系の帯電防止剤を添加しなか
ったり、表面層の界面活性剤系の帯電防止剤の濃度を他
の層の濃度の1.2倍以上にする。このようにして経時で
の表面層の最表面(感光物質等に接触する表面)の界面
活性剤系の帯電防止剤濃度を0.02重量%〜0.35重量%の
範囲になるよう各層の組成や厚さを調整する。
本発明に用いることが可能な界面活性剤系の帯電防止
剤の代表例を以下に記載する。
(1)ノニオン系(=非イオン系) アルキルアミン誘導体:T−B103(松本油脂)、 T−B104(松本油脂) アルキルアミド型 ポリオキシエチレンアルキルアミン: アーモスタット310(ライオン樹脂) 3級アミン(ラウリルアミン): アーモスタット400(ライオン油脂) N,N−bis(2−hydroxyethyl cocoamine): アーモスタット410(ライオン油脂) CATANAC 477(アメリカン・ジアナミド) 3級アミン:ANTISTATIC273C、273、 273E(FineOrg.Chem) 〔R=C10〜12以下のアルキル・アルケニル,X+Y≧2
5〕: Belg.P.465,800(ソルペー) N−hydroxyhexadecyl−di−ethanol−amine: Belg.P.654,049 N−hydroxyoctadecyl−di−ethanol−amine: (National Dist.) 脂肪酸アマイド誘導体:TB−115(松本油脂)、エレガ
ンP100(日本油脂)、エリークSM−2(吉村油化学)、 シュウ酸−N,N′−ジステアリルアミドブチルエステ
ル:ヘキスト ポリオキシエチレンアルキルアミド 伊藤忠ほか エーテル型 ポリオキシエチレンアルキルエーテル RO(CH2CH2O)nH ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル 特殊非イオン型:レジスタット104,PE100,116〜118(第
一工業製薬)、レジスタットPE132,139(第一工業製
薬)、エレガンE115,ケミスタット1005(日本油脂)、
エリークBM−1(吉村油化学)、エレクトロストリッパ
ーTS,TS2,3,5,EA,EA2,3(花王石鹸) 多価アルコールエステル型 グリセリン脂肪酸エステル:モノグリ((日本樟脳)、
TB−123(松本油脂)、レジスタット113(第一工業製
薬) ソルビタン脂肪酸エステル 特殊エステル:エリークBS−1(吉村油化学) 1,−ヒドロキシエチル−2−ドデシルグリオキサゾリ
ン:ブリティシュ・セロファン GAFSTAT AS−610(ゼネラルアニリンフィルム) GAFSTAT AS−710(ゼネラルアニリンフィルム) (2)アニオン系 スルホン酸類 アルキルスルホネート RSO3Na アルキルベンゼンスルホネート アルキルサルフェート ROSO3Na リン酸エステル型 アルキルホスフェート ROPO3K2 (3)カチオン系 アミド型カチオン: レジスタットPE300,401,402,406,411(第一工業製薬) 四級アンモニウム塩 第4級アンモニウムクロライド 〔NO3−R10・N(CH33 +Cl- ETHOGUAD C/12(アーマー) 第4級アンモニウムサルフェート 第4級アンモニウムナイトレート カチミンCSM−9(吉村油化学)、CATANAC609(アメリ
カン・シアナミド)、デノン314C(丸菱油化)、アーモ
スタット300(ライオン油脂)、100V(アーマー)、エ
レクトロストリッパーES(花王石鹸)、ケミスタット20
09A(日本油脂)Stearamido propyl−dimethyl−β−hy
droxye thyl ammonium nitrate: CATANAC・SN(アメリカン・ジアナミド) (4)両性イオン系 アルキルペタイン型: イミダゾリン型: レオスタット53,523(ライオン油脂)、AMS53(ライオ
ン油脂)、AMS 303,313(ライオン油脂) アルキルイミダゾリン型 金属塩 AMS 576(ライオン油脂) レオスタット826,923(ライオン油脂) (RNR′CH2CH2CH2NCH2COO)2MgR≧C,R′=Hまたは(CH
2)mCOO−;ライオン油脂 ;三菱油化 R=C3〜8炭化水素、A=酸素またはイミノ基、M=
有機アミンまたは金属 アルキルアラニン型 表面層及び他の共押出し層は、熱可塑性樹脂フィル
ム、例えば各種ポリエチレン樹脂、エチレン共重合体樹
脂、ポリプロピレン樹脂、プロピレン共重合体樹脂、ポ
リ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリアミ
ド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、及
びこれらの変性樹脂等で形成される。
表面層には、エチレン共重合体樹脂が好ましく、特
に、エチレン・αオレフィン共重合体樹脂が10重量%以
上含まれていることがヒートシール性向上の点で好まし
い。
また、表面層の界面活性剤系の帯電防止剤の他の層へ
の移行を容易にするので、表面層の平均樹脂密度は他の
層の平均樹脂密度より高いことが好ましい。
本発明の積層体は、多層共押出しフィルムのみで構成
されても、多層共押出しフィルムにフレキシブルシート
を積層した構成であってもよい。このフレキシブルシー
トとしては、例えば、アルミニウム蒸着二軸又は一軸分
子配向(含む延伸)熱可塑性樹脂フィルム、各種の紙
(グラシン紙、無塵紙、中性紙、金属合紙、晒クラフト
紙、半晒クラフト紙、未晒クラフト紙、クルパック紙、
キャストコート紙、塗工紙、デュオストレス紙、和紙、
写真用原紙、遮光紙、撥水紙、上質紙等)、各種不織
布、各種熱可塑性樹脂フィルム、セロハン、合成紙、金
属箔、発泡シート等がある。
また、このフレキシブルシートは、製袋適性、破袋強
度向上等の点から、多層共押出しフィルムの表面層より
融点が10℃以上高いものが好ましく、特に20℃以上高い
ものが好ましい。
多層共押出しフィルムには、帯電防止性の相乗効果と
フィルム成形性及びブリードアウト量を減少させること
ができるので、滑剤を添加することが好ましい。
市販の代表的滑剤名と製造メーカー名を以下に記載す
る。
(1)シリコーン系滑剤; 各種グレードのジメチルポリシロキサン及びその変性
物(信越シリコーン、東レシリコーン) (2)オレイン酸アミド滑剤; アーモスリップCP(ライオン・アクゾ)、ニュートロ
ン(日本精化)、ニュートロンE−18(日本精化)、ア
マイドO(日東化学)、アルフロE−10(日本油脂)、
ダイヤミッドO−200(日本化成)、ダイヤミッドG−2
00(日本化成)等 (3)エルカ酸アミド系滑剤; アルフロ−P−10(日本油脂)等 (4)ステアリン酸アミド系滑剤; アルフロ−S−10(日本油脂)、ニュートロン2(日
本精化)、ダイヤミッド200(日本化成)等 (5)ビス脂肪酸アミド系滑剤; ビスアマイド(日本化成)、ダイヤミッド200ビス
(日本化成)、アーモワックスEBS(ライオン・アク
ゾ)等 (6)非イオン界面活性剤系滑剤; エレクトロストリッパーTS−2、エレクトロストリッ
パーTS−3(花王石鹸)等 (7)炭化水素系滑剤; 流動パラフィン、天然パラフィン、マイクロワック
ス、合成パラフィン、ポリエチレンワックス、ポリプロ
ピレンワックス、塩素化炭化水素、フルオロカルボン (8)脂肪酸系滑剤; 高級脂肪酸(C12以上が好ましい)、オキシ脂肪酸 (9)エステル系滑剤; 脂肪酸の低級アルコールエステル、脂肪酸の多価アル
コールエステル、脂肪酸のポリグリコールエステル、脂
肪酸の脂肪アルコールエステル (10)アルコール系滑剤; 多価アルコール、ポリグリコール、ポリグリセロール (11)金属石けん; ラウリン酸、ステアリン酸、リシノール酸、ナフテン
酸、オレイン酸等の高級脂肪酸とLi、Mg、Ca、Sr、Ba、
Zn、Cd、Al、Sn、Pb等の金属との化合物 本発明の積層体を感光物質用包装材料に用いる場合
は、遮光性物質を添加して遮光性を確保したり、遮光性
向上、帯電防止、ガスバリヤ性向上、防湿性向上、折り
込み適性向上等の目的のために金属箔や金属蒸着フィル
ムを積層する。
遮光性物質の代表例を以下に記載する。
(1)無機化合物 A.酸化物…シリカ、ケイ藻土、アルミナ、酸化チタン、 酸化鉄、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化アンチ モン、バリウムフェライト、ストロンチウムフェライ ト、酸化ベリリウム、軽石、軽石バルーン、アルミナ 繊維等 B.水酸化物…水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ ム、塩基性炭酸マグネシウム等 C.炭酸塩…炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ドロマ イト、ドーソナイト等 D.(亜)硫酸塩…硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸 アンモニウム、亜硫酸カルシウム等 E.ケイ酸塩…タルク、クレー、マイカ、アスベスト、ガ ラス繊維、ガラスバルーン、ガラスビーズ、ケイ酸カ ルシウム、モンモリロナイト、ベントナイト等 F.炭素…カーボンブラック、グラファイト、炭素繊維、 炭素中空球等 G.その他…鉄粉、銅粉、鉛粉、錫粉、ステンレス粉、パ ール顔料、アルミニウム粉、硫化モリブデン、ポロン 繊維、炭化ケイ素繊維、黄銅繊維、チタン酸カリウム 、チタン酸ジルコン酸鉛、ホウ酸亜鉛、メタホウ酸 バリウム、ホウ酸カルシウム、ホウ酸ナトリウム、ア ルミニウムペースト、タルク等 (2)有機化合物 木粉(松、樫、ノコギリクズなど)、殻繊維(アーモ
ンド、ピーナッツ、モミ殻など)、着色した各種の繊維
例えば木綿、ジュート、紙細片、セロハン片、ナイロン
繊維、ポリプロピレン繊維、デンプン、芳香族ポリアミ
ド繊維等 これらの遮光性物質のなかで、感光物質の品質を低下
させない樹脂の酸化防止、帯電防止、遮光能力が大きく
安価、ブリードアウト量を減少させることができるの
で、カーボンブラックが好ましい。
特に好ましいカーボンブラックの原料による分類例を
あげるとガスブラック、ファーネスブラック、チャンネ
ルブラック、アントラセンブラック、アセチレンブラッ
ク、ケッチェンカーボンブラック、サーマルブラック、
導電性カーボンブラック(DBP吸油量が400ml/100g以
上、重金属含有量が500ppm以下)、ランプブラック、油
煙、松煙、アニマルブラック、ベジタブルブラック等が
ある。本発明では遮光性、コスト、物性向上の目的では
ファーネスカーボンブラックが好ましく、高価であるが
帯電防止効果を有する遮光性物質としてはアセチレンカ
ーボンブラック、導電性カーボンブラック、変性副生カ
ーボンブラックであるケッチェンカーボンブラックが好
ましい。必要により2種以上を必要特性に従ってミック
スすることも好ましい。
遮光性物質を配合する形態は種々あるが、マスターバ
ッチ法がコスト、作業場の汚染防止等の点で好ましい。
公知文献の特公昭40−26196号では有機溶媒に溶解した
重合体の溶液中にカーボンブラックを分散せしめて、重
合体−カーボンブラックのマスターバッチをつくる方法
を、特公昭43−10362号にはカーボンブラックをポリエ
チレンに分散してマスターバッチをつくる方法を述べて
いる。カーボンブラックの中でも特にpH6.0〜9.0、平均
粒子径10〜120mμ、揮発成分2.0%以下、DBP吸油量50ml
/100g以上のファーネスカーボンブラックが写真感光材
料に悪影響を与えず、遮光能力が大きく安価なので好ま
しい。
その他、本発明では必要により各種添加剤を用いるこ
とができる。
次に、添加剤の代表例を以下に記載するが、本発明は
これに限定されるものではなく、公知のあらゆるものの
中から選択できる。
本発明の積層体は、感光物質用包装材料、印画紙用支
持体、写真用支持体等の界面活性剤系の帯電防止剤が添
加される各種フィルム又はシート状製品に利用される。
感光物質用包装材料として適用可能な感光物質の代表
例を以下に示す。
(a)ハロゲン化銀写真感光材料{レンドゲン写真フィ
ルム、印刷用フィルム(リスフィルム)、白黒及びカラ
ー印画紙、カラーフィルム、印刷用マスター紙、DTR感
光材料、電算写植フィルム及びペーパー、マイクロフィ
ルム、映画用フィルム、自己現像型写真感光材料、直接
ポジ型フィルム及びペーパー等} (b)ジアゾニウム写真感光材料(4−モリフォリノベ
ンゼンジアゾニウムマイクロフィルム、マイクロフィル
ム、複写用フィルム、印刷用版材等) (c)アジド、ジアジド系写真感光材料(パラアジドベ
ンゾエード、4,4′ジアジドスチルベン等を含む感光材
料、例えば複写用フィルム、印刷用版材等) (d)キノンジアジド系写真感光材料(オキソーキノン
ジアジド、オルソ−ナフトキノンジアジド系化合物、例
えばベンゾキノン(1,2)−ジアジド−(2)−4−ス
ルフォン酸フェニルエーテル等を含む感光材料、例えば
印刷用版材、複写用フィルム、密着用フィルム等) (e)フォトポリマー(ビニル系モノマー等を含む感光
材料、印刷用版材、密着用フィルム等) (f)ポリビニル桂皮酸エステル系(例えば印刷用フィ
ルム、IC用レジスト等) (g)その他、各種の光や酸素や亜硫酸ガス等により変
質、劣化する感光物質、例えば食品(バター、ピーナッ
ツ用袋、マーガリン、スナック製品、ツマミ、菓子、お
茶、ノリ等)、医薬品(胃腸薬、カゼ薬等の粉末状、顆
粒状の袋入薬品)、染料、写真プリント、カラー印刷
物、顔料、写真現像薬品、写真定着薬品、トナー等にも
適用することができる。
また、印画紙用支持体としてはWP紙等、写真フィルム
用支持体としてはPETベース、TACベース等がある。
〔作用〕
本発明の積層体では、多層積層フィルムの表面層に添
加された界面活性剤系の帯電防止剤が短時間でスタチッ
ク故障を防止できるだけブリードアウトするとともに、
経時しても他の層へ移行することによりブリードアウト
の量がほとんど増加しない。
〔実施例〕
本発明による積層体の実施例を第1図から第11図に基
づいて説明する。
第1図から第11図はそれぞれ積層体の層構成を示す部
分断面図である。
第1図に示す積層体は、遮光性物質を含まない表面層
1と遮光性物質を含まない熱可塑性樹脂フィルム層2と
からなる多層共押出しフィルム3のみで構成されてい
る。
第2図に示す積層体は、遮光性物質を含む表面層1aと
遮光性物質を含まない熱可塑性樹脂フィルム層2とから
なる多層共押出しフィルム3aのみで構成されている。
第3図に示す積層体は、遮光性物質を含む表面層1aと
遮光性物質を含む熱可塑性樹脂フィルム層2aとからなる
多層共押出しフィルム3aのみで構成されている。
第4図に示す積層体は、遮光性物質を含まない表面層
1と熱可塑性樹脂フィルム層2の間に、遮光性物質を含
まない中間層4を設けた多層共押出しフィルム3のみで
構成されている。
第5図に示す積層体は、遮光性物質を含む表面層1aと
遮光性物質を含まない熱可塑性樹脂フィルム層2の間
に、遮光性物質を含まない中間層4を設けた多層共押出
しフィルム3aのみで構成されている。
第6図に示す積層体は、遮光性物質を含む表面層1aと
遮光性物質を含まない熱可塑性樹脂フィルム層2の間
に、遮光性物質を含む中間層4aを設けた多層共押出しフ
ィルム3aのみで構成されている。
第7図に示す積層体は、遮光性物質を含まない表面層
1と熱可塑性樹脂フィルム層2とからなる多層共押出し
フィルム3に、遮光性物質を含む接着剤層5aを介してフ
レキシブルシート6を積層して構成されている。
第8図に示す積層体は、遮光性物質を含む表面層1aと
熱可塑性樹脂フィルム層2aとからなる多層共押出しフィ
ルム3aに、接着剤層5を介してフレキシブルシート6を
積層して構成されている。
第9図に示す積層体は、遮光性物質を含まない表面層
1と遮光性物質を含む熱可塑性樹脂フィルム層2aからな
る多層共押出しフィルム3aに、接着剤層5を介してフレ
キシブルシート6を積層して構成されている。
第10図に示す積層体は、遮光性物質を含む表面層1aと
遮光性物質を含まない熱可塑性樹脂フィルム層2と中間
層4とからなる多層共押出しフィルム3aに、接着剤層5
を介してフレキシブルシート6を積層して構成されてい
る。
第11図に示す積層体は、遮光性物質を含む表面層1aと
熱可塑性樹脂フィルム層2aとからなる多層共押出しフィ
ルム3aに、接着剤層5を介してフレキシブルシート6を
積層するとともに、さらに接着剤層5を介してフレキシ
ブルシート6を積層して構成されている。
次に、本発明品I〜III、比較品I〜III及び従来品I
の特性を比較した実験結果について説明する。
本発明品I 本発明品Iは第3図の層構成に相当する。
表面層1aは、MFRが2.1g/10分、密度が0.920g/cm3のエ
チレン・4−メチルペンテン−1共重合体樹脂22.5重量
%、MFRが2.4g/10分、密度が0.923g/cm3のホモポリエチ
レン樹脂74.25重量%、エルカ酸アミド0.05重量%、非
イオン界面活性剤系の帯電防止剤(花王製エレクトロス
トリッパーTS−3)0.2重量%、ファーネスカーボンブ
ラック3重量%からなる厚さ50μmのフィルム層を用い
た。
熱可塑性樹脂フィルム層2aは、MFRが2.0g/10分、密度
が0.92g/cm3のエチレン・ヘキセン−1共重合体樹脂72.
5重量%、MFRが1.1g/10分、密度が0.954g/cm3のホモポ
リエチレン樹脂20重量%、MFRが2.4g/10分、密度が0.92
3g/cm3のホモポリエチレン樹脂4.5重量、ファーネスカ
ーボンブラック3重量%からなる厚さ50μmのフィルム
層を用いた。
本発明品II 本発明品IIは第8図の層構成に相当する。
多層共押出しフィルム3aは本発明品Iと同一である。
フレキシブルシート6は、厚さ12μmのアルミニウム
真空蒸着(蒸着厚さ400Å)二軸延伸ポリエステルフィ
ルムを用いた。
接着剤層5は、厚さ13μmのホモポリエチレン樹脂エ
クストルージョンラミネート接着剤層を用いた。
本発明品III 本発明品IIIは第5図の層構成に相当する。
表面層1aは、MFRが1.1g/10分、密度が0.954g/cm3のホ
モポリエチレン樹脂20重量%、MFRが2.1g/10分、密度が
0.920g/cm3のエチレン・4−メチルペンテン−1共重合
体樹脂72.3重量%、MFRが2.4g/10分、密度が0.923g/cm3
のホモポリエチレン樹脂4.5重量%、ファーネスカーボ
ンブラック3重量%、界面活性剤系の帯電防止剤が非イ
オン界面活性剤系の帯電防止剤(花王製エレクトロスト
リッパーTS−3)0.15重量%、脂肪酸アミド0.05重量%
からなる厚さ70μmのフィルム層を用いた。
熱可塑性樹脂フィルム層2は、厚さ15μmのナイロン
樹脂フィルム層(三菱化成製NOVAMID1023CAX)を用い
た。
中間層4は、厚さ15μmの接着性樹脂{三井石油化学
製不飽和カルボン酸変性ポリオレフィン樹脂(商品名ア
ドマーNF 300)}を用いた。
比較品I 比較品Iは、本発明品Iの表面層1aと同一の樹脂組成
からなる厚さ100μmの単層のインフレーションフィル
ムを用いた。
比較品II 比較品IIは、表面層に界面活性剤系の帯電防止剤を添
加しない他は本発明品IIIと同一である。
比較品III 比較品IIIはMFRが2.4g/10分、密度が0.923g/cm3のホ
モポリエチレン樹脂96.8重量%、ファーネスカーボンブ
ラック3重量%、非イオン界面活性剤系の帯電防止剤
(花王製エレクトロストリッパーTS−3)0.2重量%か
らなる厚さ100μmの単層のインフレーションフィルム
を用いた。
従来品I 従来品Iは、MFRが2.4g/10分、密度が0.923g/cm3のホ
モポリエチレン樹脂97重量%、ファーネスカーボンブラ
ック3重量%からなる厚さ100μmの単層のインフレー
ションフィルムを用いた。
結果を第1表に示す。
評価は下記による。
◎…非常に優れている ○…優れている ●…可(実用限度内) ▲…問題あり(改良必要) ×…実用不可 試験方法 ※A スタチック発生防止性 シール幅10mmで3方ヒートシール平袋を作成し、25℃
60%RH室内で当ボール包装(50.8cm×40cmのサイズのリ
スフィルム50枚入り)を出し入れした時のスタチック発
生より評価 ※B 製袋適性 シール幅10mmで3方ヒートシールした50.8cm×40cmの
写真フィルム用平袋を作成した時のピンホールの発生し
にくさ、ヒートシール適性(夾雑物シール性、ヒートシ
ール強度、ヒートシール許容温度巾)等より評価 ※C 2ケ月経過後のヒートシール強度 上記Bで作成した3方ヒートシール平袋を20℃60%RH
の恒温恒湿室に2ケ月放置した後のヒートシール強度よ
り評価 ※D 物理強度 引裂き強度(JIS P−8116)及び衝撃穴あけ強度(JIS P
−8134)の総合強度により評価 ※E 2ケ月経過後の外観、触感及び口開き性 外観:目視検査、触感:手で触った感じ、口開き性:実
技テストによる 次に、ブリードアウト量の経時変化の実験結果を第12
図に基づいて説明する。
第12図中領域Aはブリードアウト量が過剰で、ヒート
シール強度の低下等の種々の弊害が発生する範囲であ
る。領域Bは、表面層の最表面の非イオン界面活性剤系
の帯電防止剤濃度が0.02〜0.35重量%でブリードアウト
量が適量で弊害が発生することなくスタチック故障を防
止できる範囲である。領域Cはブリードアウト量が過少
でスタチック故障を防止できない範囲である。
そして、図中a1は、界面活性剤系の帯電防止剤を全層
に多量に添加(例えば0.5重量%)した経時により領域
Aのブリードアウト量が過剰でヒートシール強度の低下
やブロッキング、ピンホールの発生等の種種の弊害が発
生する範囲になる従来の積層体で、a2は、表面層には界
面活性剤系の帯電防止剤が多量に添加(例えば0.5重量
%)されているが、表面層の厚さ以上の界面活性剤系の
帯電防止剤が添加されていない熱可塑性フィルム層に経
時と共に転移又は転写して表面層の最表面の界面活性剤
系の帯電防止剤の濃度が0.35重量%未満になり領域Bの
ブリードアウト量が適量で弊害が発生することなくスタ
チック故障を防止できる範囲になる本発明の積層体であ
る。
b1は、a1よりは界面活性剤系の帯電防止剤の添加量は
少ない(例えば0.44重量%)がa1より長い経時により領
域Aのブリードアウト量が過剰でヒートシール強度の低
下やピンホール、ブロッキングの発生等の種々の弊害が
発生する範囲になる従来の積層体で、b2は例えば、表面
層には界面活性剤系の帯電防止剤が多量に添加(例えば
0.44重量%)されているが、表面層の厚さ以上の界面活
性剤系の帯電防止剤が添加されていない又は界面活性剤
系の帯電防止剤の添加量の少ない熱可塑性樹脂フィルム
層に経時と共に転移又は転写して表面層の最表面の界面
活性剤系の帯電防止剤の濃度が0.25重量%未満になり、
領域Bのブリードアウト量が適量で弊害が発生すること
なくスタチック故障を防止できる範囲になる本発明の積
層体である。
c1は、a1、b1よりさらに界面活性剤系の帯電防止剤の
添加量は少ない(例えば0.40重量%)がa1、b1より長い
経時により領域Aのブリードアウト量が過剰でヒートシ
ール強度の低下やピンホール、ブロッキングの発生等の
種々の弊害が発生する範囲になる従来の積層体で、c2
は、例えば表面層には界面活性剤系の帯電防止剤が多量
に添加(例えば0.40重量%)されているが、表面層の厚
さ前後の界面活性剤系の帯電防止剤が添加されていない
又は界面活性剤系の帯電防止剤の添加量の少ない熱可塑
性樹脂フィルム層に経時と共に転移又は転写して表面層
の最表面の界面活性剤系の帯電防止剤の濃度が0.35重量
%未満になり領域Bのブリードアウト量が適量で弊害が
発生することなく、スタチック故障を防止できる範囲に
なる本発明の積層体である。
dは、a1、b1、c1よりさらに界面活性剤系の帯電防止
剤の添加量は少ないが、長い経時により最表面に界面活
性剤系の帯電防止剤がブリードアウトして界面活性剤系
の帯電防止剤の濃度が領域Aのブリードアウト量が過剰
でヒートシール強度の低下やピンホール、ブロッキング
の発生等の種々の弊害が発生する範囲になる従来の積層
体である。
eは、界面活性剤系の帯電防止剤の添加濃度が0.02重
量%未満でどんなに長い経時でも領域Bのブリードアウ
ト量が適量でスタチック故障が防止できる範囲に到達で
きず領域Cのブリードアウト量が過少でスタチック故障
が防止できない範囲にとどまる積層体である。
従来の積層体fは界面活性剤系の帯電防止剤を添加し
ない積層体でありブリードアウトは経時しても0である
がスタチック故障が多発し金属箔と積層したりしないと
高感度の写真感光材料用包装材料としては実用化困難で
ある積層体である。
以上の結果より、従来の積層体a1、b1、c1は、短時間
でスタチック故障を防止できる程度までブリードアウト
するが、その後もブリードアウトを続けブリードアウト
量が過剰となり各種弊害が発生する。また従来の積層体
d、eはスタチック故障を防止できる程度までブリード
アウトする時間が長く、その間にスタチック故障が発生
し易いものであった。
これに対し本発明の積層体a2、b2、c2は、スタチック
故障を防止できる程度までブリードアウトする時間が短
く、かつそれ以後はブリードアウト量がほとんど増加せ
ず、領域B内を変化し弊害が発生しない。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成することにより、界面活性
剤系の帯電防止剤が表面層の表面にスタチックを防止す
るだけブリードアウトし、その後はほとんどブリードア
ウトしないので、ヒートシール強度の低下等の過剰なブ
リードアウトによる弊害を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第11図は本発明による積層体の実施例の層構
成を示す部分断面図、第12図は界面活性剤系の帯電防止
剤のブリードアウト量の経時変化を示す図である。 1……表面層、2……熱可塑性樹脂フィルム層、 3……多層共押出しフィルム、4……中間層、 5……接着剤層、6……フレキシブルシート a……遮光性物質を含む層

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多層共押出しフィルムが少なくとも一方の
    表面側に設けられ、該多層共押出しフィルムの表面層の
    界面活性剤系の帯電防止剤の含有量(重量%)が、0.03
    〜0.6重量%であるとともに共押出しされた他の層の界
    面活性剤系の帯電防止剤の含有量(重量%)より20%以
    上多く、かつ経時での表面層の界面活性剤系の帯電防止
    剤の濃度が0.02〜0.35重量%であり、該多層共押出しフ
    ィルムの一層以上に滑剤が含有されていることを特徴と
    する積層体
  2. 【請求項2】前記多層共押出しフィルムの一層以上にpH
    6.0〜9.0、平均粒子径10〜120mμ、揮発成分2.0%以
    下、DBP吸油量50ml/100g以上のファーネスカーボンブラ
    ックが含有されている請求項1又は2記載の積層体
  3. 【請求項3】前記多層共押出しフィルムの一層以上にDB
    P吸油量400ml/100g以上、重金属含有量が500ppm以下の
    導電性カーボンブラックが含有されている請求項1、2
    又は3記載の積層体
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