JPH0695302A - 感光材料用包装材料 - Google Patents

感光材料用包装材料

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JPH0695302A
JPH0695302A JP23967391A JP23967391A JPH0695302A JP H0695302 A JPH0695302 A JP H0695302A JP 23967391 A JP23967391 A JP 23967391A JP 23967391 A JP23967391 A JP 23967391A JP H0695302 A JPH0695302 A JP H0695302A
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layer
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resin
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JP23967391A
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Masahiko Taguchi
征彦 田口
Yasuhiro Oka
靖博 岡
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 防湿遮光包装材料を設計するに当り、フレキ
シブルシート層に無機物蒸着層を設けた層を少なくとも
1層有し、感光材料用包装材料によって達成。尚本発明
の好ましい態様としては、上記フレキシブルシートを介
して上下又は片側にフレキシブルシートを積層するこ
と、又少なくとも一方の最外層が熱可塑性樹脂で形成さ
れ、又遮光性物質を含む層を有することが挙げられる。 【効果】 高温高湿下における長期保存でも写真性能に
悪影響を及ぼすことなく、かつ使用後の焼却処理が容易
な写真感光材料包装材料を提供。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも1層の無機
物蒸着フレキシブルシート層を有する感光材料用包装材
料に関し、詳しくは写真感光材料、感光性樹脂、感光性
感熱材料等の防湿遮光袋として最適な感光材料用包装材
料に関する。
【0002】
【発明の背景】写真感光材料用包装材料の中で防湿機能
及び遮光機能を有するバリヤ袋は物理強度確保、防湿、
遮光性確保等のため種々の技術が開発されて来た。例え
ば強度確保のために延伸したフィルムを使用した材料と
して実開昭55-21168号、特開昭56-32139号、同56-11525
7号、同57-6754号、同57-38134号、同59-201848号、同6
0-79942号、同60-83939号、同60-111242号、同60-19633
5号、実開昭60-114727号、同61-167649号、特開昭61-23
7640、実開昭62-25538号、特開昭62-181944号、同63-28
3944号に記載されている如き材料が挙げられ、フィルム
物性の優れた線状低密度ポリエチレン(以下LLDPEと称
す)を使用した材料としては、特開昭58-132555号、同5
8-173653号、実開昭61-170536号、特開昭61-64438号、
同61-78635号、同61-110541号、同61-177236号、同61-1
89936号、同62-53829号、同62-124946号、同62-18546
号、同62-18547号、実開昭62-48532号、特開昭63-28954
8号、同63-290741号、特開平1-270535号、同1-94341
号、同1-260438号、同2-64537号、同1-214435号に記載
されている如き材料で構成された包装材料が知られてい
る。
【0003】又遮光性を得るために特開昭58-186744
号、同59-201848号、同60-83939号、同60-196335号、同
60-35728号、実開昭61-167649号、同61-170536号、特開
昭62-18548号、同62-124946号、同62-18546号、同62-18
547号、実開昭62-48532号、特開昭63-289548号、同63-1
82145号、同63-85539号、特開昭64-82935号、特開平1-2
09134号、同1-270535号、同1-94341号、同2-165140号、
同2-56456号、同2-221956号、特開昭63-121048号に記載
されている如き、遮光物質が使用されている。防湿性を
得るために特開昭60-151045号、同60-189438号、同61-5
4934号、同63-30842号、同63-247033号、同63-272668
号、同63-283936号、同63-193144号、同63-183839号、
同64-16641号、特開平1-93348号、特開昭64-77532号、
特開平1-251031号、同1-267031号、同2-186338号、同2-
235048号、同2-278256号、実開平1-152336号、同2-2164
5号、同2-44738号に記載されている如きアルミニウムの
箔又は蒸着膜を使用した包装材料が知られている。
【0004】上記した各種積層体フィルム、遮光物質、
防湿材料を使用し、出来た写真感光材料用包装材料は
光、湿度に対して安定であり、又輸送安定性に優れてい
る。写真感光材料の物質を長期間にわたって確保すると
いう点からは非常に優れた包装材料である。そしてこれ
ら包装材料は、使用後は一般ゴミ又は産業廃棄物とな
り、再利用されることなく焼却か埋め立てにより処理さ
れて来たが最近では埋め立て地の不足により焼却が盛ん
に行なわれるようになってきた。
【0005】写真感光材料用防湿包装材料の場合、食品
業界等とくらべ使用量が少ないため、一般ゴミとして廃
棄される場合は殆んど問題とされなかったが、病院、印
刷所ラボ等から一度に大量の防湿包装材料が廃棄され、
それが焼却処理される場合、防湿の目的のために使用し
たアルミニウム箔及び蒸着層が残渣として残り、炉の排
気口に詰ったり、炉内のスノコに詰ったりして炉の焼却
効率を下げるという問題が生ずる。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、写真感光材料用包装材
料に用いる材料として、高温、高湿度条件下における長
期保存において、写真性能に悪影響を与える事なく、又
使用後焼却処理を行う場合焼却炉内で詰る事なく焼却渣
も通常の砂と同じ組成となり、残渣を含め処理し易くし
た無機物蒸着フィルムを用いた写真感光材料用包装材料
を提供することである。
【0007】
【発明の構成】本発明の上記目的は、防湿遮光包装材料
を設計するに当り、フレキシブルシート層に無機物蒸着
層を設けた層を少くとも1層有することを特徴とする、
感光材料用包装材料によって達成された。尚本発明の好
ましい態様としては、上記フレキシブルシートを介して
上下又は片側にフレキシブルシートを積層すること、又
少くとも一方の最外層が熱可塑性樹脂で形成され、又遮
光性物質を含む層を有することが挙げられる。
【0008】以下、本発明に使用する包装材料の具体的
な構成を示す。
【0009】無機物蒸着膜としては薄膜ハンドブックp
879〜p901(日本学術振興会)、真空技術ハンドブック
p502〜p509、p612、p810(日刊工業新聞社)、真空
ハンドブック増訂版p132〜p134(ULVAC 日本真空技
術K.K)に記載されている如き無機膜が挙げられ、例え
ばCr2O3,SixOy(x1,y=1.5〜2.0)、Ta2O3、ZrN、SiC、Ti
C、PSG、Si3N4、単結晶Si、単結晶Si、アモルファスS
i、W、Al2O3等が用いられる。
【0010】ベースフィルムとしてはエチレン、テトラ
フルオロエチル共重合体(ETFE)、高密度ポリエチル(HDP
E)、2軸延伸ポリプロピル(OPP)、ポリスチレン(PS)、
ポリメチルメタクリレート(PMMA)、2軸延伸ナイロン
6、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネ
ート(PC)、ポリイミド、ポリエーテルスチレン(PES)な
ど一般の包装用フィルムに使用されているフィルム材料
を使用する事が出来る。
【0011】蒸着膜を作る方法としては真空技術ハンド
ブック及び包装技術Vol29-No.8に記載されている如き、
一般的な方法、例えば抵抗または高周波誘導加熱法、エ
レクトロビーム(EB)法、プラズマ(PCVD)法等により作る
事が出来る。蒸着膜の厚さとしては400Å〜2000Åの範
囲が好ましく、より好ましくは500Å〜1800Åの範囲で
ある。
【0012】蒸着フレキシブルシートを介して用いられ
るフレキシブルシートとしては一般の包装材料として使
用されている高分子フィルムである低密度ポリエチレン
(LDPE)、高密度ポリスチレン(HDPE)、線状低密度ポリエ
チレン(LLDPE)、中密度ポリエチレン、未延伸ポリプロ
ピレン(CPP)、延伸ポリプロピレン(OPP)、延伸ナイロン
(ONy)、ポリエステル(PET)、セロハン、ビニロン(PV
A)、延伸ビニロン(OV)、エチレン-酢酸ビニル共重合体
鹸化物(EVOH)、塩化ビニリデン(PVDC)等が使用出来る。
又これらフレキシブルシートは前述の特許に記載されて
いる如く、必要に応じて異種フィルムと共押出しで作っ
た多層フィルム、延伸角度を変えて貼り合せて作った多
層フィルム等も当然使用出来、さらに必要とする包装材
料の物性を得るために使用するフィルムの密度、分子量
分布を組合せて作る事も当然可能である。最外層の熱溶
融性フィルムとしては低密度ポリエチレン(LDPE)、線状
低密度ポリエチレン(LLDPE)、単層又は混合使用及び高
密度ポリエチレン(HDPE)との混合使用のフィルムが使わ
れている。
【0013】使用される遮光物質としては下記のものが
挙げられる。
【0014】カーボンブラックの中でも遊離イオウ含有
量が200ppm以下、平均粒子径が10〜120mμ,pHが6.0〜
9.0、平均粒子径10〜100mμ,吸油量が60ml/100g以
上、揮発成分が3.0%以下のファーネスカーボンブラッ
クが特に好ましい。
【0015】遮光性物質として前記カーボンブラックの
他、下記に示す物質を用いることができる。
【0016】(1)無機化合物 A.水酸化物・・・・・水酸化アルミニウム、水酸化マグネ
シウム、塩基性炭酸マグネシウム等 B.酸化物・・・・・・・シリカ、ケイ藻土、アルミナ、酸化
チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化ア
ンチモン、バリウムフェライト、ストロンチウムフェラ
イト、酸化ベリリウム、軽石、軽石バルーン、アルミナ
繊維等 C.炭酸塩・・・・・・・炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、ドロマイト、ドーソナイト等 D.ケイ酸塩・・・・・タルク、クレー、マイカ、アスペス
ト、ガラス繊維、ガラスバルーン、ガラスビーズ、ケイ
酸カルシウム、モンモリロナイト 、ペントナイト等 E.(亜)硫酸塩・・・硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫
酸アンモニウム、亜硫酸カルシウム等 F.炭素・・・・・・・・・グラファイト、炭素繊維、炭素中空
球等 G.その他・・・・・・・鉄粉、銅粉、鉛粉、錫粉、ステンレ
ス粉、パール顔料、アルミニウム粉、硫化モリブデン、
ポロン繊維、炭化ケイ素繊維、黄銅繊維、チタン酸カリ
ウム、チタン酸ジルコン酸鉛、ホウ酸亜鉛 、メタホウ
酸バリウム、ホウ酸カルシウム、ホウ酸ナトリウム、ア
ルミニウムペースト等 光吸収性遮光性物質として特に好ましいカーボンブラッ
クについて詳述する。
【0017】添加量は0.05〜20重量%が好ましい。0.05
重量%未満では、遮光性、帯電防止性、ブロッキング防
止性、酸化防止性が不十分で混練費アップになるだけで
ある(包装部材の肉厚が200mμ以下の場合は0.5重量%
以上が好ましい。)20重量%を越えると、物理強度を低
下させ、成形性を悪化させ、発塵が多くなり、写真感光
材料を黒色に汚染する。さらに吸湿量が多くなり、成形
時に発泡したり、外観を悪化させるだけでなく、遊離イ
オウの発生が多くなり写真感光材料の保存性を悪化させ
る。
【0018】カーボンブラックの使用形態はドライカラ
ー、リキッドカラー、ペーストカラー、マスターバッチ
ペレット、コンパウンドカラーペレット、顆粒状カラー
ペレット等があるが、マスターバッチペレットを使用す
るマスターバッチ法がコスト、作業場の汚染防止等の点
で好ましい。特公昭40-26196号公報では有機溶媒に溶解
した重合体の溶液中にカーボンブラックを分離せしめ
て、重合体−カーボンブラックのマスターバッチをつく
る方法を、特公昭43-10362号にはカーボンブラックをポ
リエチレン樹脂に分散してマスターバッチをつくる方法
が記載されている。
【0019】カーボンブラックを原料により分類する
と、ガスファーネスブラック、オイルファーネスブラッ
ク、チャンネルブラック、アントラセンブラック、アセ
チレンブラック、ケッチェンカーボンブラック、導電性
カーボンブラック、サーマルブラック、ランプブラッ
ク、油煙、松煙、アニマルブラック、ベジタブルブラッ
ク等がある。
【0020】本発明では遮光性、コスト、物性向上の目
的ではファーネスカーボンブラックが好ましく、高価で
あるが帯電防止効果を有するカーボンブラックとしては
アセチレンカーボンブラック、導電性カーボンブラッ
ク、変性副生カーボンブラックであるケッチェンカーボ
ンブラックが好ましい。必要により2種以上を必要特性
に従ってミックスすることも好ましい。
【0021】本発明の包装材料には必要に応じて各種添
加剤を添加することができる。
【0022】帯電防止剤としては、特開昭62-286042号
に記載されている如き4級アンモニウム塩、4級アンモ
ニウム塩ポリマー、脂肪酸アマイド誘導体、ポリアミン
誘導体などの陽イオン活性剤、アルキルホスヘートなど
のアニオン活性剤、グリセロボレートアルチレート、ポ
リエチレングリコールソルビタン脂肪酸エステル、アル
キルアミン誘導体、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビ
タン脂肪酸エステルなどの非イオン活性剤、ベタイン型
両性界面活性剤、イミダゾリン型両性界面活性剤などの
両面活性剤等がある。特に好ましいのは滑剤と帯電防止
剤との両方の機能を有するアルキルアミン系の花王石鹸
(株)製エレクトロストリッパーTS(商品名)等があ
る。
【0023】これら帯電防止剤の添加量は、0.05〜0.5
重量%である事が好ましい。
【0024】滑剤としては、公知の各種滑剤を使用する
ことができる。例えばシリコーン系、オレイン酸アミド
系、エルカ酸アミド系、ステアリン酸アミド系、ビス脂
肪酸アミド系、アルキルアミン系、炭化水素系、脂肪酸
系、エステル系、金属石鹸系等があり、これらはそれぞ
れ各社より各種滑剤が市販されてしる。この滑剤の添加
量は、0.03〜2wt%であることが好ましい。酸化防止剤
を、ブツやフィッシュアイ発生防止と着色故障等を防止
するために添加することが好ましい。この酸化防止剤に
ついても公知のものが使用できる。例えばフェノール
系、ケトンアミン縮合系、アリルアミン系、イミダゾー
ル系、ホスファイト系、チオ尿素系、硫黄系、燐系、チ
オエーテル系、金属不活性化剤等があり、特に好ましい
酸化防止剤はフェノール系の酸化防止剤であり、市販品
としてはチバガイギー社のイルガノックス各種と住友化
学(株)のSumilizer BHT,Smuilizer BHー76,Sumilizer WX
-R,Sumilizer BP-101等である。
【0025】また、2,6-ジ-ヒブチル-p-クレゾール(BH
T)、低揮発性の高分子量フェノール型酸化防止剤(商品
名 Ireganox 1010,Ireganox 1076,Topanol CA,Ionox 33
0 等)、ジラウリルチオジプロピオネート、ジステアリ
ルチオプロピオネート、ジアルキルフォスフェート等の
1種以上、特に2種以上を併用するのが効果的である。
フェノール系酸化防止剤と燐系酸化防止剤と併用すると
酸化防止剤効果が特に優れたものになるので好ましい。
添加量は例えば、ポリオレフィン系樹脂接着剤層や遮光
性ポリオレフィン系樹脂フィルムに添加する場合、約0.
003〜約2.0重量%である。添加量が約0.003重量%未満
では添加効果がほとんどない。一方、添加量が約2.0重
量%をこえると酸化、還元作用を利用する写真フィルム
に悪影響があり写真性能に異常が発生する場合がある。
このため酸化防止剤は着色故障やブツやフィッシュアイ
が発生しない最少量を添加するようにすることが好まし
い。
【0026】さらにカーボンブラック等と併用すると酸
化防止が相乗的に効果を発揮する。特にフェノール系酸
化防止剤とカーボンブラックと燐系酸化防止剤と併用す
ると酸化防止効果が相乗的に発揮され好ましい。
【0027】その他プラスチック データ ハンドブッ
ク(KK工業調査会発行)の794〜799ページに開示された
各種酸化防止剤やプラスチック添加剤データー集(KK化
学工業社発行)の327〜329ページに開示された各種酸化
防止剤やPLASTICS AGE ENCYCLOPEDIA 進歩編 1986(KKプ
ラスチック・エージ社発行)の211〜212ページに開示さ
れた各種酸化防止剤等を選択して用いることが可能であ
る。
【0028】次に、添加剤の代表例を以下に記載する
が、本発明はこれに限定されるものではなく、公知のあ
らゆるもののなかから選択できる。
【0029】 (添加剤種類) (代表例) (1)可塑剤 ;フタル酸エステル、グリコールエステル、脂肪酸エ ステル、リン酸エステル等 (2)安定剤 ;鉛系、カドミウム系、亜鉛系、アルカリ土類金属系 、有機スズ系等 (3)難燃剤 ;燐酸エステル、ハロゲン化燐酸エステル、ハロゲン 化物、無機物、含燐ポリオール等 (4)充填剤 ;アルミナ、カオリン、クレー、炭酸カルシウム、マ イカ、タルク、酸化チタン、シリカ等 (5)補強剤 ;ガラスローピング、金属繊維、ガラス繊維、ガラス ミルドファイバー、炭素繊維等 (6)発泡剤 ;無機発泡剤(炭酸アンモニア、重炭酸ソーダ)、有 機発泡剤(ニトロソ系、アゾ系)等 (7)加硫剤 ;加硫促進剤、促進助剤等 (8)劣化防止剤 ;紫外線吸収剤、金属不活性化剤、過酸化物分解剤等 (9)カップリング剤 ;シラン系、チタネート系、クロム系、アルミニウム 系等 (10)各種の熱可塑性樹脂、ゴム等 (11)造核剤 ;有機造核剤(ジベンジリデンソルビトール化合物等 )、無機造核剤(炭酸カルシウム等) (積層フィルムの製造方法)無機物を蒸着したフィルム
を介してフィルムを積層させる方法としては一般的に知
られている各種の方法が用いられ、例えばウェットラミ
ネート法、ドライラミネート法、ホットメルトラミネー
ト法、押出しラミネート法、熱ラミネート法を利用して
作る事が可能である。
【0030】積層する際に使用される接着剤としては一
般的に知られている接着剤が使用出来る。例えば各種ポ
リエチレン樹脂、各種ポリプロピレン樹脂等のポリオレ
フィン系熱可塑性樹脂熱溶解接着剤、エチレン-プロピ
レン共重合体樹脂、エチレン-酢酸ビニル共重合体樹
脂、エチレン-エチルアクリレート共重合体樹脂等のエ
チレン共重合体樹脂、エチレン-アクリル酸共重合体樹
脂、アイオノマー樹脂等の熱可塑性樹脂熱溶融接着剤、
その他熱溶融型ゴム系接着剤等がある。エマルジョン、
ラテックス状の接着剤であるエマルジョン型接着剤の代
表例としては、ポリ酢酸ビニル樹脂、酢酸ビニル-エチ
レン共重合体樹脂、酢酸ビニルとアクリル酸エステル共
重合体樹脂、酢酸ビニルとマレイン酸エステル共重合体
樹脂、アクリル酸共重合物、エチレン-アクリル酸共重
合物等のエマルジョンがある。ラテックス型接着剤の代
表例としては、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム(SB
R)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、クロロ
プレンゴム(CR)等のゴムラテックスがある。又、ドライ
ラミネート用接着剤としてはイソシアネート系接着剤、
ウレタン系接着剤、ポリエステル系接着剤等があり、そ
の他、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワッ
クス、エチレン-酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン-エ
チルアクリレート共重合体樹脂等をブレンドしたホット
メルトラミネート接着剤、感圧接着剤、感熱接着剤等公
知の接着剤を用いることもできる。エクストルージョン
ラミネート用ポリオレフィン系樹脂接着剤はより具体的
にいえば、各種ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹
脂、ポリブチレン樹脂などのポリオレフィン樹脂からな
る重合物及びエチレン共重合体(EVA、EEA、等)樹脂の
他、L-LDPE樹脂の如く、エチレンと他のモノマー(α-
オレフィン)を共重合させたもの、Dupot社のサーリ
ン、三井ポリケミカル社のハイミラン等のアイオノマー
樹脂(イオン共重合体樹脂)及び三井石油化学(株)のア
ドマー(接着性ポリマー)等がある。その他紫外線硬化
型接着剤も最近使われはじめた。特にLDPE樹脂とL-LDPE
樹脂が安価でラミネート適性に優れているので好まし
い。又前記記載樹脂を2種以上ブレンドして各樹脂の欠
点をカバーした混合樹脂は特に好ましい。例えばL-LDPE
樹脂とLDPE樹脂をブレンドすると延展性が向上し、ネッ
クインが小さくなるのでラミネート速度が向上し、ピン
ホールが少なくなる。
【0031】上記接着剤を用いて各層を接着する時、接
着強度は350g/15mm巾以下になる様に積層することが好
ましい。本発明による写真感光材料用包装材料を使用す
る場合、1重平袋、2重平袋、自立袋、1重ガゼット
袋、2重ガゼット袋、積層フィルムのまま、防湿箱の内
貼り、明室装填遮光箱の内貼り、リーダー紙等の公知の
あらゆる形態に使用可能である。
【0032】製袋の方法は使用する積層フィルムの性質
に応じて、ヒートシール、溶断シール、インパルスシー
ル、超音波シール、高周波シールなど、従来公知のプラ
スチックフィルムのシール法による。なお、また適宜の
接着剤、粘着剤などを使用して製袋することも可能であ
る。
【0033】図1及び図2は、それぞれ本発明の包装材
料の構成を示す断面図である。
【0034】図1はフレキシブルシートB5の上に接着
剤2を介して、無機物蒸着層3と無機物蒸着用フレキシ
ブルシート4を積層し、その上にフレキシブルシートA
を接着して構成されている。図2は、無機物蒸着層3を
有するフレキシブルシート4に接着層を介してフレキシ
ブルシートAを接着し、構成した例を示す。
【0035】
【実施例】以下、実施例により本発明の効果を例証する
が、これらに限定されない。
【0036】無機物蒸着用フレキシブルシートとして次
のフィルムを用意した。
【0037】1.無機物蒸着フレキシブルシート (1)大日本印刷(株)製 IB フィルム NB (2)大日本印刷(株)製 IB フィルム RR (3)凸版印刷(株)製 GL フィルム (4)東洋インキ製造(株) GT フィルム (5)東洋メタライジング(株)製 1011タイプフィ
ルム (6)東洋メタライジング(株)製 1711タイプフィ
ルム 2.フレキシブルフィルム 内側に使用する熱溶融性フレキシブルシートとして次の
フィルムを用意した。
【0038】試料1 エチレン-プロピレン系ゴム(A)、L-LDPE(B)、MDPE
(C)及びファーネスカーボンブラックを表1に示す割合
で混合し、押し出し長さ(L)とスクリュー径(D)の
比L/Dが24以上の多層押し出し機を使用して、1種3
層が併層された厚さ100μmの遮光性フィルム(試料1)
を作成した。
【0039】試料2〜5 混合される樹脂の種類及び混合割合を表1のようにかえ
た以外は試料1と同様にして試料2〜5を作成した。
【0040】但し、ここで試料を作成するために用いら
れたそれぞれの樹脂の密度、メルトインデックス、ムー
ニー粘度及びヨウ素価などは必要に応じて表2に示して
ある。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】比較試料6 LDPE(D)58.0重量%、L-LDPE(B)38.0重量%及びファーネ
スカーボンブラック4.0重量%を混合し、押し出し機を
使用して1層の厚さ80μmの熱可塑性樹脂からなる遮光
性フィルムを作成した。
【0044】比較試料7 45度に斜配向させた2層のHDPE(E)を斜配向軸が互いに
直角になるように、厚さ10μmのLDPEでラミネートし、
次にファーネスカーボンブラック4.0重量%を含む厚さ6
0μmのLDPE(F)フィルムを厚さ15μmのLDPEでラミネート
して試料7を作成した。
【0045】比較試料8 L-LDPE(G)26.0重量%、HDPE(E)70.0重量%及びファーネ
スカーボンブラック4.0重量%から成る樹脂2層をそれ
ぞれ45度に斜配向させ、その斜配向軸が互いに直角とな
るように厚さ10μmのLDPEでラミネートして比較試料3
を作成した。
【0046】試料9 H100%からなる樹脂を45°に斜配向させ、厚さ33μmの
フィルムをつくり、斜配向軸が90°になるように10μm
のp樹脂でラミネートしたものに、更にI樹脂96重量
%、ファーネスカーボンブラック4.0重量%からなる60
μmのフィルムを15μmのQ樹脂でラミネートした材料。
【0047】試料10 H100%からなる樹脂を45°に斜配向させ、厚さ33μmの
フィルムをつくり、斜配向軸が90°になるように10μm
のp樹脂でラミネートしたものに、更にJ樹脂70重量
%、K樹脂26%、ファーネスカーボンブラック4.0重量
%からなる60μmのフィルムを15μmのQ樹脂でラミネー
トした材料。
【0048】試料11 L樹脂40重量%、H樹脂56重量%、ファーネスカーボン
ブラック4.0重量%からなる樹脂を45°に斜配向させ、4
5μmのフィルムをつくり、斜配向軸が90°になるように
10μmのp樹脂でラミネートした材料。
【0049】試料12 M樹脂43.0重量%、N樹脂10.0重量%、O樹脂43.0重量
%、ファーネスカーボンブラック4.0重量%からなる樹
脂を45°に斜配向させ、45μmのフィルムをつくり、斜
配向軸が90°になるように10μmのp樹脂でラミネート
した材料。
【0050】試料13 M樹脂23.0重量%、N樹脂30.0%重量%、O樹脂43.0重
量%、ファーネスカーボンブラック4.0重量%からなる
樹脂を45°に斜配向させ、45μmのフィルムをつくり、
斜配向軸が90°になるように10μmのp樹脂でラミネー
トした材料。
【0051】試料14 M樹脂43.0重量%、N樹脂30.0%重量%、O樹脂23.0重
量%、ファーネスカーボンブラック4.0重量%からなる
樹脂を45°に斜配向させ、45μmのフィルムをつくり、
斜配向軸が90°になるように10μmのp樹脂でラミネー
トした材料。
【0052】 試料No.(15)2軸延伸ポリプロピレン 厚さ 40μm (16)2軸延伸ポリエステル 厚さ 30μm (17)一軸延伸高密度ポリエチレン 厚さ 20μm (18)クルパック紙 73g/m2 (19)未晒クラフト紙 70g/m2 3 接着剤 ウレタン系接着剤 4 遮光物質 オイルファーネスカーボンブラック 4.0w% 5 酸化防止剤 IRGANOX 1010(チバガイギー社) 0.04w% 6 滑剤 (1)オレイン酸アミド 0.05w% (2)エルカ酸アミド 0.05w% (3)ステアリン酸アミド 0.06w% 実施例1 前記フレキシブルシート(F.S)を用いて、以下に示す組
合せによる積層フィルムを作った。
【0053】 No. 無機物蒸着FS FS−B FS−A 滑 剤 1 (1) (15) (1) (3) 2 (1) (17) (5) (2) 3 (2) (18) (7) (3) 4 (2) (16) (4) (1) 5 (3) (16) (9) (3) 6 (3) (10) (16) (3) 7 (3) (10) (15) (3) 8 (3) (−) (12) (2) 9 (3) (19) (13) (2) 10 (3) (14) (19) (2) 11 (4) (19) (2) (1) 12 (4) (3) (15) (1) 13 (5) (15) (6) (2) 14 (5) (−) (8) (2) 15 (5) (2) (16) (3) 16 (5) (15) (4) (3) 17 (6) (16) (1) (3) 18 (6) (−) (3) (3) 19 (6) (17) (7) (3) 20 (6) (19) (13) (3) 備考 *1 No.8,14,18は図2の構成による袋であり、そ
の他は図1の構成の袋である。
【0054】*2 接着剤 ウレタン系接着剤 *3 遮光物質(フレキシブルシート1〜14に使用) オイルファーネスカーボンブラック 4.0w% *4 酸化防止剤 IRGA NOX 1010(チドガイギー社) 0.04w% 尚各試料の比較としてはAlをPET20μに蒸着(1000Å)
したフィルムを本テストの無機物蒸着FSの代わりに使
用し、他の構成は夫々上記と同じ積層体をそれぞれの比
較試料とした。
【0055】上記試料を以下の条件にて試験した。
【0056】(袋の作成) 図1及び図2に示す構成
の各積層フィルムをヒートシールして、袋を作成した。
【0057】(使用フィルム)コニカカラーフィルムス
ーパーDD 400 (試料の状態) 23±2℃ 55±5%RHの条件下でフィル
ム及び袋を12時間放置した後同条件で袋に入れ、ヒート
シールにて密封した。
【0058】 (保存条件) 40℃ 80%RH 1ケ月 2ケ月 30℃ 70%RH 1ケ月 2ケ月 6ケ月 自放 6ケ月 1年 2年 (測定) 試験後、通常の現像処理を行ない得ら
れたフィルムの濃度をコニカ濃度計PDA-65にてブルー濃
度を測定し、基準試料との濃度差を測定した。
【0059】保存処理後得られたフィルム濃度−基準試
料濃度=変化濃度 (基準試料) 冷凍庫に保存し、試験試料と同一現像
処理を行ない得られた試料。
【0060】(評価基準) ○:濃度増加 +0.03
以下 △:濃度増加 +0.04〜0.05 ×:濃度増加 +0.05以上 結果を以下に示す。
【0061】
【表3】
【0062】
【表4】
【0063】表3,表4の結果より、従来一般的に使用
されているAl蒸着フィルム使用積層材が高温、高湿下の
条件で長期間保存された場合、濃度増加が認められ、製
品上好ましくないのに対して、意外にも本発明に使用す
る無機蒸着膜の場合には高温、高湿下の条件で長期保存
された場合でも濃度増加は認められず又高温条件で保存
されても濃度増加が認められたが、写真感光材料の包装
材料に最適な材料である事を確認した。
【0064】実施例2 実施例1で作成した試料の内試料No.4、9、12、15を
用いて次の条件にて試験を行なった。
【0065】(使用フィルム)コニカRSPスキャナーフ
ィルム (試料の状態) 実施例1と同一条件 (測定) 実施例1と同じ。但し測定は白光濃度
で行った。
【0066】(基準試料) 実施例1と同じ処理を行
い得られた試料。
【0067】(クッツキ) 試料30枚を重ね上記積層
材で密閉包装し上記保存条件にて放置後、視感測定し
た。
【0068】(写真性能) 保存した試料をウェッジ
露光後、現像処理し、センシトメトリーを行ない濃度変
化及び感度変動を確認した。
【0069】結果を以下に示す。
【0070】
【表5】
【0071】
【表6】
【0072】
【表7】
【0073】上記結果より従来一般的に使用されている
Al蒸着フィルム使用積層材料と比べ本発明に使用した無
機蒸着膜の場合総合的に現行包装材料よりも優れている
ことが判り、写真感光材料の包装材料に最適な材料であ
る事を確認した。
【0074】実施例3 実施例1の試料(3)において無機物蒸着フィルムを次の
無機物蒸着フィルムに代え、他は全く同じ構成として積
層フィルムを作成した。
【0075】25μPET/Cr 25μPET/Cu 25μPET/Sn 25μPET/Ti 25μPET/Ni-Cr 得られたフィルムを使用し、実施例1と同じ試験を行っ
た結果、実施例1と同じ結果が得られ、これら無機物蒸
着フィルムを使用した積層材料は写真性能に悪影響を与
える事なく、写真感光材料を長期に渡り保存するのに最
適な材料である事を確認した。
【0076】実施例4 実施例1の試料(7)において無機物蒸着フィルムを次
の無機物蒸着フィルムに代え、他は全く同じ構成として
積層フィルムを作成した。ベースフィルムはPET20μを
使用。
【0077】蒸着膜:酸化インジウム 弗化マグネシウム 酸化マグネシウム 得られたフィルムを使用し実施例1と同じ試験を行った
結果実施例1と同じ結果が得られた。
【0078】実施例5 実施例1の試料No.1において無機物蒸着フィルムを次
の無機物蒸着フィルムに代え、フレキシブルシート-1
より遮光物質を除いて、他は同じ構成にて作成した。
【0079】無機物蒸着フィルム 使用基材フィルム 厚さ 60μ 遮光物質 ファーネストカーボンブラック 4.0w%混練 蒸着物質 Si 得られたフィルムを使用し、実施例1と同じ試験を行な
った結果、実施例1と同じ結果が得られた。
【0080】実施例6 実施例1の試料No.5、No.8に於いてフレキシブルシー
ト-1より遮光物質を除いて積層フィルムを作成した。
尚試料No.5のラミネート側口はグラビア印刷にて意匠
を印刷したシートを用いた。上記シートにて袋を作った
後、コニカ(株)製、レンズ付きフィルム(ナイスショッ
トカメラ)を入れヒートシールにて密閉し40℃80%で1
ケ月、2ケ月保存試験を行ない、フィルムを現像処理し
た結果、写真性能には悪影響は全く及ぼしていなかっ
た。
【0081】
【発明の効果】本発明により、高温高湿下における長期
保存でも写真性能に悪影響を及ぼすことなく、かつ使用
後の焼却処理が容易な写真感光材料包装材料を提供する
ことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】包装材料の構成を示す断面図。
【符号の説明】
1 フレキシブルシートA 2 接着剤層 3 無機物蒸着層 4 無機物蒸着用フレキシブルシート 5 フレキシブルシートB
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】包装材料の構成を示す断面図。
【図2】包装材料の構成を示す断面図。
【符号の説明】 1 フレキシブルシートA 2 接着剤層 3 無機物蒸着層 4 無機物蒸着用フレキシブルシート 5 フレキシブルシートB

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレキシブルシート層に無機物蒸着層を
    設けた層を少なくとも1層を有することを特徴とする感
    光材料用包装材料。
  2. 【請求項2】 無機物蒸着フレキシブルシートを介して
    上下又は片側にフレキシブル層を積層したことを特徴と
    する請求項1記載の感光材料用包装材料。
  3. 【請求項3】 少なくとも一方の最外層が熱可塑性樹脂
    で形成されていること特徴とする請求項1記載の感光材
    料用包装材料。
  4. 【請求項4】 遮光性物質を含む層を有することを特徴
    とする請求項1に記載の感光材料用包装材料。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999000248A1 (en) * 1997-06-30 1999-01-07 Cryovac, Inc. Multilayer abuse resistant high barrier packaging film
EP1126424A2 (en) 2000-01-28 2001-08-22 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Digital content billing system using networks
US7663118B2 (en) 2006-06-28 2010-02-16 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. Scintillator panel
JP2017065174A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 アルプス電気株式会社 防湿フィルムおよびその製造方法

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