JP2769847B2 - 感光物質用包装材料 - Google Patents
感光物質用包装材料Info
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Description
のである。
失うものについては、光を完全に遮る包装材料が使用さ
れている。この包装材料には上記遮光性のほかピンホー
ルを生ぜず密封性、防湿性、ガスバリヤ性を有し、十分
な物理強度とスタチック(火花放電)防止性を有する等
の諸性質が必要である。
ム箔の両面にフレキシブルシート又はカーボンブラック
入のLDPE樹脂フィルムを積層した包装材料や、1重量%
以上の遮光性物質と50重量%以上のL−LDPE樹脂を含む
遮光性フィルムを積層した包装材料であった。例えば、
第5図に示すように、遮光性物質を含むポリエチレン樹
脂フィルム7aに、二軸延伸ナイロン樹脂フィルム8にア
ルミニウム真空蒸着膜9を施したアルミニウム真空蒸着
二軸延伸ナイロン樹脂フィルム10を接着剤層5を介して
積層した包装材料である。
ッジを有するロール状及びシート状の写真感光材料用の
包装材料として用いた場合、ピンホールや、シャープな
エッジにより遮光フィルムが伸ばされ薄くなるため、遮
光不足となって光カブリが発生するため高価な二重袋と
して用いなければならなかった。
ィルムを積層した包装材料(特開昭60−189438号公報)
もあったが、この包装材料も二重袋として用いなければ
品質を保持できなかった。
L−LDPE樹脂フィルムとポリプロピレン樹脂フィルム等
の二層共押出しフィルムを有する包装材料を提案した
(特開昭62−18548号公報)。例えば、第6図に示すよ
うに、遮光性物質を含むHDPE樹脂フィルム11aと遮光性
物質を含むL−LDPE樹脂フィルム12aとからなる遮光性
二層共押出しフィルム13aにアルミニウム真空蒸着二軸
延伸ナイロン樹脂フィルム10を接着剤層5を介して積層
した包装材料があった。
包装材料は、輸出や国内長距離の輸送中の振動、衝撃
や、宅急便、航空便等のように落下や放りなげされる荷
扱いの悪化や、ボール箱や段ボール箱との空間による衝
撃強度の増加等により、シート状の場合はシャープなエ
ッジやコーナー部によりピンホールや遮光層の肉薄化、
ロール状の場合もシャープなエッジや巻芯のコーナー等
による切断やピンホールや摩耗により遮光性や防湿性の
確保ができなかった。
にあっても、遮光性、防湿性等を完全に確保できる写真
感光材料用包装材料を提供することを目的とする。
遮光性物質を含みヒートシール性を有するヒートシール
熱可塑性樹脂フィルムと、ヤング率が60kg/mm2以上の高
ヤング率熱可塑性樹脂フィルムと、遮光性物質を含む低
ヤング率熱可塑性樹脂フィルムと、ヤング率が60kg/mm2
以上の高ヤング率熱可塑性樹脂フィルムとが順次積層さ
れ、前記低ヤング率熱可塑性樹脂フィルムのヤング率が
いずれの高ヤング率熱可塑性樹脂フィルムのヤング率よ
りも10%以上小さいことを特徴として構成されている。
R 1184−1970、以下同様)が約60kg/mm2以上、好ま
しくは80kg/mm2以上、特に好ましくは100kg/mm2以上で
ある。
ング率熱可塑性樹脂フィルムのヤング率より10%以上、
好ましくは20%以上、特に好ましくは30%以上小さい。
ヤング率熱可塑性樹脂フィルムを合わせた厚さがフィル
ム総厚の5〜90%、好ましくは10〜80%、特に好ましく
は20〜70%である。
アミド樹脂(ナイロン−6、ナイロン−66、ナイロン−
12、ナイロン−11、ナイロン−610、ナイロン−6/66
等)、各種ポリエステル樹脂、各種ポリプロピレン樹脂
(プロピレン・αオレフィン共重合体樹脂も含む)、密
度0.940g/cm3以上のポリエチレン樹脂(エチレン・αオ
レフィン共重合体樹脂も含む)、ポリスチレン樹脂等か
らなるフィルムで、無延伸でも一軸又は二軸分子配向
(含む一軸延伸又は二次延伸)いずれでもよい。
0g/cm3未満、好ましくは0.930g/cm3以下のモポリエチレ
ン機能、密度0.940g/cm3未満、好ましくは0.930g/cm3以
下のエチレン・αオレフィン共重合体樹脂、エチレン・
アクリル酸エステル共重合体樹脂(エチレン・アクリル
酸エチル共重合体樹脂、エチレン・アクリル酸メチル共
重合体樹脂等)、超低密度ポリエチレン樹脂、エチレン
・酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン・アクリル酸共重
合体樹脂、アイオノマー樹脂、接着性ポリオレフィン樹
脂(グラフト変性ポリオレフィン樹脂等の1つ以上を含
む。)フィルムであり、好ましくはこれらを50%以上含
むフィルムである。
リオレフィン樹脂{低・中・高密度ホモポリエチレン樹
脂、超低密度ポリエチレン樹脂、エチレン・αオレフィ
ン共重合体樹脂、ホモポリプロピレン樹脂、プロピレン
・αオレフィン共重合体樹脂、エチレン・酢酸ビニル共
重合体樹脂、エチレン・エチルアクリレート共重合体樹
脂、エチレン・アクリル酸共重合体樹脂、アイオノマー
樹脂、接着性ポリオレフィン樹脂(酸変性ポリオレフィ
ン樹脂)}等の1つ以上を含むヒートシール性を有する
フィルムである。特にエチレン・αオレフィン共重合体
樹脂を10重量%以上とカーボンブラックや金属粉末等の
遮光性物質を1重量%〜10重量%含む遮光性ポリオレフ
ィン樹脂フィルムがヒートシール適性、経時ヒートシー
ル強度、物理強度等が優れているので好ましい。
以下に示す。
タン、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化アン
チモン、バリウムフェライト、ストロンチウムフェライ
ト、酸化ベリリウム、軽石、軽石バルーン、アルミナ繊
維 B.水酸化物 …水酸化アルミニウム、水酸化マグネシ
ウム、塩基性炭酸マグネシウム C.炭 酸 塩 …炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、
ドロマイト、ドーソナイト D.(亜)硫酸塩…硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸
アンモニウム、亜硫酸カルシウム E.ケイ酸塩 …タルク、クレー、マイカ、アスベス
ト、ガラス繊維、ガラスバルーン、ガラスビーズ、ケイ
酸カルシウム、モンモリロナイト、ベントナイト F.炭 素…カーボンブラック、グラファイト、炭
素繊維、炭素中空球 G.そ の 他 …鉄粉、銅粉、鉛粉、錫粉、ステンレス
粉、パール顔料、アルミニウム粉、硫化モリブデン、ポ
ロン繊維、炭化ケイ素繊維、黄銅繊維、チタン酸カリウ
ム、チタン酸ジルコン酸鉛、ホウ酸亜鉛、メタホウ酸バ
リウム、ホウ酸カルシウム、ホウ酸ナトリウム、アルミ
ニウムペースト (2) 有機化合物 木粉(松、樫、ノコギリクズなど)、殻繊維(アーモ
ンド、ピーナッツ、モミ殻など)、着色した各種の繊維
例えば木綿、ジュート、紙細片、セロハン片、ナイロン
繊維、ポリプロピレン繊維、デンプン、芳香族ポリアミ
ド繊維 これらの遮光性物質の中で、不透明化する無機化合物
が好ましく、特に、耐熱性、耐光性が優れ比較的不活性
な物質である、光吸収性のカーボンブラックと窒化チタ
ンとグラファイトが好ましい。
あげるとガスブラック、ファーネスブラック、チャンネ
ルブラック、アントラセンブラック、アセチレンブラッ
ク、ケッチェンカーボンブラック、サーマルブラック、
ランプブラック、油煙、松煙、アニマルブラック、ベジ
タブルブラック等がある。本発明では、遮光性、コス
ト、物性向上の目的ではファーネスカーボンブラックが
好ましく、高価であるが帯電防止効果を有する遮光性物
質としては、アセチレンカーボンブラック、変性副生カ
ーボンブラックであるケッチェンカーボンブラックが好
ましい。必要により前者と後者を必要特性に従ってミッ
クスすることも好ましい。
ッチ法がコスト、作業場の汚染防止等の点で好ましい。
特公昭40−26196号公報では有機溶媒に溶解した重合体
の溶液中にカーボンブラックを分散せしめて、重合体−
カーボンブラックのマスターバッチをつくる方法を、特
公昭43−10362号公報にはカーボンブラックをポリエチ
レンに分散してマスターバッチをつくる方法を述べてい
る。
で、カブリの発生が少なく、感光度の増減の発生が少な
く、遮光能力が大きく、カーボンブラックの固り(ブ
ツ)の発生やフィッシュアイ等フィルム中にピンホール
が発生しにくい点で、カーボンブラックの中でも特にpH
6.0〜9.0、平均粒子径10〜120μm、揮発成分が2.0%以
下、吸油量が50ml/100g以上のファーネスカーボンブラ
ックが好ましい。
経済性、遮光能力等のバランスから0.01〜30重量%、好
ましくは0.5〜15重量%、特に好ましくは1.0〜8重量%
である。これらの添加剤は熱可塑性樹脂フィルムの種
類、厚さ、遮光能力の必要度によって選択される。いず
れにしても写真感光材料用包装材料としては、光を完全
に遮断する必要がある。高ヤング率熱可塑性樹脂フィル
ムには必ずしも添加する必要はない。
ルム成形性、ブロッキング防止等のために滑剤を添加す
ることができる。
と製造メーカー名を以下に記載する。
物(信越シリコーン、東レシリコーン) (2) オレイン酸アミド系滑剤; アーモスリップCP(ライオン・アクゾ)、ニュートロ
ン(日本精化)、ニュートロンE−18(日本精化)、ア
マイドO(日東化学)、アルフロ−E−10(日本油
脂)、ダイヤミッドO−200(日本化成)、ダイヤミッ
ドG−200(日本化成)等 (3) エルカ酸アミド系滑剤; アルフロ−P−10(日本油脂)等 (4) ステアリン酸アミド系滑剤; アルフロ−S−10(日本油脂)、ニュートロン2(日
本精化)、ダイヤミッド200(日本化成)等 (5) ビス脂肪酸アミド系滑剤; ビスアマイド(日本化成)、ダイヤミッド200ビス
(日本化成)、アーモワックスEBS(ライオン・アク
ゾ)等 (6) アルキルアミン系滑剤; エレクトロストリッパ−TS−2、エレクトロストリッ
パ−TS−3(花王石鹸)等 (7) 炭化水素系滑剤; 流動パラフィン、天然パラフィン、マイクロワック
ス、合成パラフィン、ポリエチレンワックス、ポリプロ
ピレンワックス、塩素化炭化水素、フルオロカルボン等 (8) 脂肪酸系滑剤; 高級脂肪酸(C12以上が好ましい)、オキシ脂肪酸等 (9) エステル系滑剤; 脂肪酸の低級アルコールエステル、脂肪酸の多価アル
コールエステル、脂肪酸のポリグリコールエステル、脂
肪酸の脂肪アルコールエステル等 (10) アルコール系滑剤; 多価アルコール、ポリグリコール、ポリグリセロール
等 (11) 金属石けん; ラウリン酸、ステアリン酸、リシノール酸、ナフテン
酸、オレイン酸等の高級脂肪酸とLi、Mg、Ca、Sr、Ba、
Zn、Cd、Al、Sn、Pb等の金属との化合物 その他、本発明では必要により各種添加剤を用いるこ
とができる。
これに限定されるものではなく、公知のあらゆるものの
中から選択できる。
ステル、脂肪酸エステル、リン酸エステル等 (2) 安 定 剤;鉛系、カドミウム系、亜鉛系、ア
ルカリ土類金属系、有機スズ系等 (3) 可 燃 剤;燐酸エステル、ハロゲン化燐酸エ
ステル、ハロゲン化物、無機物、含燐ポリオール等 (4) 充 填 剤;アルミナ、カオリン、クレー、炭
酸カルシウム、マイカ、タルク、酸化チタン、シリカ等 (5) 補 強 剤;ガラスロービング、金属繊維、ガ
ラス繊維、ガラスミルドファイバー、炭素繊維等 (6) 発 泡 剤;無機発泡剤(炭酸アンモニア、重
炭酸ソーダ)、有機発泡剤(ニトロソ系、アゾ系)等 (7) 加 硫 剤;加硫促進剤、促進助剤等 (8) 劣化防止剤;紫外線吸収剤、酸化防止剤、金属
不活性化剤、過酸化物分解剤等 (9) カップリンク剤;シラン系、チタネート系、ク
ロム系、アルミニウム系等 (10) 各種の熱可塑性樹脂、ゴム等 (11) 造 核 剤;有機造核剤(ジベンジリデンソル
ビトール化合物等)、無機造核剤(炭酸カルシウム等)
等 本発明に係る写真感光材料用包装材料を用いて包装す
る写真感光材料の代表例を以下に示す。
ム、印刷用フィルム、白黒及びカラー印画紙、カラーフ
ィルム、印刷用マスター紙、DTR感光材料、電算写植フ
ィルム及びペーパー、マイクロフィルム、映画用フィル
ム、自己現像型写真感光材料、直接ポジ型フィルム及び
ペーパー等) *ジアゾニウム写真感光材料(4−モルフォリノベンゼ
ンジアゾニウムマイクロフィルム、マイクロフィルム、
複写用フィルム、印刷用版材等) *アジド、ジアジド系写真感光材料(パラアジドベンゾ
エート、4,4′ジアジドスチルベン等を含む感光材料、
例えば複写用フィルム、印刷用版材等) *キノンジアジド系写真感光材料(オルソーキノンジア
ジド、オルソーナフトキノンジアジド系化合物、例えば
ベンゾキノン(1,2)−ジアジド−(2)−4−スルフ
ォン酸フェニルエーテル等を含む感光材料、例えば印刷
用版材、複写用フィルム、密着用フィルム等) 〔作用〕 本発明の写真感光材料用包装材料では、ヒートシール
熱可塑性樹脂フィルムが帯電防止性、遮光性、ブロッキ
ング防止性、ヒートシール性を優れたものにし、遮光性
物質を含む低ヤング率熱可塑性樹脂フィルムが耐ピンホ
ール性、2つの高ヤング率熱可塑性樹脂フィルムの接
着、引裂き強度や衝撃穴あけ強度やゲルボテスト強度等
の物理強度、遮光性、帯電防止性を優れたものにし、2
つの高ヤング熱可塑性樹脂フィルムが内、外からの衝撃
や振動や突刺し等の力に対し、遮光性物質を含む低ヤン
グ熱可塑性樹脂フィルムを保護し、包装材料全体として
必要特性を総て確保できるようにしている。
ら第4図に基づいて説明する。
構成を示す部分断面図である。
グ率熱可塑性樹脂フィルム1と、遮光性物質を含む低ヤ
ング率熱可塑性樹脂フィルム2aと、遮光性物質を含む第
2高ヤング率熱可塑性樹脂フィルム3aと、遮光性物質を
含むヒートシール熱可塑性樹脂フィルム4aとを直接この
順番で積層した構成である。
を含む第1高ヤング率熱可塑性樹脂フィルムを用いた他
は第1図に示す写真感光材料用包装材料と同一である。
す写真感光材料用包装材料において、第1高ヤング率熱
可塑性樹脂フィルム1に遮光性物質を含む接着剤層5aを
介してフレキシブルシート6を積層した構成である。
す写真感光材料用包装材料において、遮光性物質を含む
接続剤層5aを介してフレキシブルシート6を積層した構
成である。
した実験結果について説明する。
μmのナイロン6樹脂フィルムを用いた。
は、ファーネスカーボンブラック4重量%、MFRが2.4g/
10分、密度が0.923g/cm3のLDPE樹脂6重量%、MFRが2.1
g/10分、密度が0.920g/cm3のエチレン・4メチルペンテ
ン−1共重合体樹脂30重量%、接着性樹脂(エチレン変
性樹脂である三井石油化学製アドマー)60重量%からな
る厚さ30μmのフィルムを用いた。
g/10分、密度が0.954g/cm3のHDPE樹脂92.5重量%、MFR
が2.4g/10分、密度が0.923g/cm3のLDPE樹脂4.5重量%、
ファーネスカーボンブラック3重量%からなる厚さ30μ
mのフィルムを用いた。
10分、密度が0.925g/cm3のエチレン・オクテン−1共重
合体樹脂74.95重量%、エルカ酸アミド0.05重量%、MFR
が1.1g/10分、密度が0.954g/cm3のHDPE樹脂が15重量
%、LDPE樹脂が6重量%、ファーネスカーボンブラック
が4重量%より成る厚さ25μmのフィルムを用いた。
ションフィルムとなっている。
m3でカーボンブラックを3重量%含む厚さ20μmのLDPE
樹脂エクストルージョンラミネート接着剤層を用いた。
ウム真空蒸着膜を施した厚さ12μmのアルミニウム真空
蒸着二軸延伸ポリエステル樹脂フィルムを二軸延伸ポリ
エステル樹脂フィルムが最外表面となるようにして用い
た。
熱可塑性樹脂フィルム2a、第2高ヤング率熱可塑性樹脂
フィルム3a及びヒートシール熱可塑性樹脂フィルム4aは
本発明品Iと同一である。
が0.4g/10分、密度が0.954g/cm3のHDPE樹脂92.5重量
%、MFRが2.4g/10分、密度が0.923g/cm3のLDPE樹脂4.5
重量%、アルミニウム粉末3重量%からなる厚さ15μm
のフィルムを用いた。
熱可塑性樹脂フィルム3a及びヒートシール熱可塑性樹脂
フィルム4aは本発明品Iと同一である。
イド樹脂を2重量%添加した紙力増強晒クラフト紙を用
いた。
酸化チタンを3重量%含む厚さ20μmのLDPE樹脂エクス
トルージョンラミネート接着剤層を用いた。
熱可塑性樹脂フィルム2a、第2高ヤング率熱可塑性樹脂
フィルム3a及びヒートシール熱可塑性樹脂フィルム4a
は、本発明品IIIと同一である。
Rが2.4g/10分、密度が0.923g/cm3のLDPE樹脂97重量%、
ファーネスカーボンブラック3重量%からなる厚さ70μ
mの遮光性LDPE樹脂インフレーションフィルムを用い
た。
ルム10及び接着剤層5は本発明品IIと同一である。但し
接着剤層中には本発明品IIとは異なりカーボンブラック
は含まない。
Rが2.1g/10分、密度が0.920g/cm3の低圧法エチレン・4
メチルペンテン−1共重合体樹脂89.85重量%、ブロッ
キング防止剤としてエルカ酸アミド0.05重量%、合成シ
リカ0.1重量%、MFRが2.4g/10分、密度が0.923g/cm3の
高圧法分岐状低密度ホモポリエチレン樹脂6重量%、フ
ァーネスカーボンブラック4重量%(カーボンブラック
濃度40%のLDPE樹脂マスターバッチを10重量%使用)か
らなる厚さ20μmの熱可塑性樹脂フィルムを用いた。
ルム6及び接着剤層7は本発明品IIと同一である。但し
接着剤層中には本発明品IIとは異なりカーボンブラック
は含まない。
は、遮光性物質を含むHDPE樹脂フィルム11aに、MFRが0.
4g/10分、密度が0.964g/cm3、ヤング率が150kg/mm2のHD
PE樹脂97重量%とファーネスカーボンブラック3重量%
とからなる厚さ30μmの遮光性HDPE樹脂フィルムを用
い、遮光性物質を含むL−LDPE樹脂フィルム12aに、MFR
が2.1g/10分、密度が0.920g/cm3の低圧法のエチレン・
4メチルペンテン−1共重合体樹脂89.85重量%、ブロ
ッキング防止剤としてエルカ酸アミド0.05重量%、合成
シリカ0.1重量%、MFRが2.4g/10分、密度が0.923g/cm3
の高圧法分岐状低密度ホモポリエチレン(以後LDPEと表
示)樹脂6重量%、ファーネスカーボンブラック4重量
%(カーボンブラック濃度40%のLDPE樹脂マスターバッ
チを10重量%使用)からなる厚さ20μmの熱可塑性樹脂
フィルムを用いた。
ルム10及び接着剤層5は本発明品IIと同一である。但し
接着剤層中には本発明品IIとは異なりカーボンブラック
は含まない。
果を第1表に示す。
度、抗張力、ヒートシール強度、破裂強度等相反する物
理特性が優れているので、シート状又はロール状のエッ
ジがシャープな重量製品を包装しても遮光性フィルムが
伸ばされ薄くなって遮光能力が低下して光カブリを生じ
たり、ピンホール等が生じることなく遮光性、防湿性等
を確保できる。
を示す部分断面図、第5図及び第6図は従来例の層構成
を示す部分断面図である。 1、1a……第1高ヤング率熱可塑性樹脂フィルム 2a……低ヤング率熱可塑性樹脂フィルム 3、3a……第2高ヤング率熱可塑性樹脂フィルム 4a……ヒートシール熱可塑性樹脂フィルム aは遮光性物質を含むことを示す。
Claims (1)
- 【請求項1】遮光性物質を含みヒートシール性を有する
ヒートシール熱可塑性樹脂フィルムと、ヤング率が60kg
/mm2以上の高ヤング率熱可塑性樹脂フィルムと、遮光性
物質を含む低ヤング率熱可塑性樹脂フィルムと、ヤング
率が60kg/mm2以上の高ヤング率熱可塑性樹脂フィルムと
が順次積層され、前記低ヤング率熱可塑性樹脂フィルム
のヤング率がいずれの高ヤング率熱可塑性樹脂フィルム
のヤング率よりも10%以上小さいことを特徴とする写真
感光材料用包装材料
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1989
- 1989-04-20 JP JP1101009A patent/JP2769847B2/ja not_active Expired - Fee Related
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