JPS63213008A - レバー装着ノブとその製作方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 手刈−≠隼景 （技術分野） 本発明は、ノブさらにとくには自動車操作レバーに装着
される制御ノブに関する。

（従来技術の説明） 現在自動車操作レバーに装着使用されているノブには基
本的に３種類のタイプがある。第１のタイプは、ノブの
内面とレバーの外面との間の摩擦はめおいてノブをレバ
ー上の位置に維持するように操作レバーの端部に圧入し
て組立てられる通常の摩擦はめあいノブである。摩擦は
めあいノブは製作は容易ではあるが、取外しや取付けが
むずかしいことがわかっている。さらにこれらは、ある
期間使用後にその最初のはめあい密着度を失なってきわ
めて抜けやすくなる。

第２のタイプは、第２図に示すような通常のねじ込みノ
ブである。ノブ本体は制御ノブを装着する操作レバーの
端部上に通常機械加工される雄ねじ部材をその中に受入
れるように設けられた雄ねじインサートを有するので、
ノブ上のねじのために複数部分が必要となる。雄ねじ部
分と雌ねじインサートとのはめあいを形成するために、
雌ねじインサートと操作レバ一端部とは精度よく機械加
工されなければならない。これらの追加の部分および製
作工程のためにねじ込みノブのコストが増加し、したが
って比較的信頼性があり使用性の点でも問題ないにもか
かわらずねじ込みノブは使われにくくなっている。

最後のタイプは、セットねじのような機械式締付は具を
有する通常のノブである。このノブもねじ込みノブと同
様に多種類の部分と精度の高い製作方法とが必要である
。さらに、セットねじを使用するとき、ノブの操作レバ
ーからの取外しのことを考慮してノブ取付けのときに少
なくとも１つの追加工具が必要となる。最後にねじ込み
ノブと同様に、比較的信頼性があるにもかかわらずこの
タイプのノブもまた、製作費用がかかりかつ追加工具を
必要とするので比較的装着しにくいことから使われにく
くなっている。

したがって、簡単かつ経済的に製作可能であシ、−個構
成構造を有し、操作レバーに対し容易かつ選択的に着脱
可能であり、操作レバーに対し固定結合を提供し、それ
の操作レバーとの着脱に追加工具を必要とせず、および
ノブを操作レバーに固定装着するために操作レバーを含
む部品の精度の高い加工を必要としない、操作レバーに
装着用の改良型ノブの必要性が出てくる。

（発明の目的） したがって本発明の主たる目的は、低コストで製作可能
であり、レバーに対し容易に着脱可能であシ、ノブをレ
バーに対し着脱するのに特殊工具を必要とせず、レバー
への取付けが容易であり、ノブをレバーに固定するが着
脱式に装着するためにレバーを含めいかなる部品につい
ても精度の高い機械加工を必要としない改良型ノブを提
供することである。

（発明の構成、作用及び効果） 本発明に係るノブは、その基本的構成として、はめあい
手段を有するレバー上に装着されるノブであって、 ノブ本体と、前記本体に取付けられ、レバーのはめあい
手段を含む部分を受入れる手段と、前記本体に取付けら
れて、前記ノブを前記レバーに弾性的に固定装着するた
めの弾性手段と、からなることを特徴としている。

本発明の制御ノブは、−個構成射出成形法によりきわめ
て低い費用で製作可能である。ノブの組立にインサート
などの追加部品は必要とせずまたノブの操作レバーとの
着脱に特殊工具を必要としない。

とくに本発明の好ましい実施例は、内部に形成された空
洞と外部に形成された伸長部とを有するｍ個構成成形ノ
ブ本体を含む。ノブを操作レバーに固定するために、操
作レバーと係合する突起が伸長部上に形成される。ノブ
がレバー上に装着されると、突起はレバー内に形成され
たはめあい部分により受止められる。はめあい部分と突
起とにより形成された結合によシ、ノブはレバーから容
易には抜けなくなる０伸長部には空洞方向へバイヤス荷
重が常に負荷されるように、突起を有する伸長部はノブ
本体に対し弾性結合される。ノブをレバーから取外すと
きにバイヤス荷重に打勝ってはめあい部分と突起との間
のはめあい接触を立ち切るためには、力の付加が必要で
ある。ノブのレバーからの取外しは、突起から伸長部の
端部にかけて伸長するテーパ部により容易になる。

各々のノブの代替実施例も開示される。２つの実施例の
間の主要な相違点は、伸長部がノブ本体に結合されると
きのノブ本体上の結合位置である。

好ましい実施例においては、伸長部の端部が空洞への侵
入部の下側にだかだかわずかだけ突出するように伸長部
がノブ本体に結合される。

（実施例） 以下、本発明を添付図面に示した実施例に基づき詳細に
説明する。

第１図は、種々の操作レバー２８に装着された本発明の
複数のノブ２２，２４、および２６を有する乗込式草刈
り機２０を示す。ノブ２２，２４゜２６の各々は、伝動
モードおよび／または速度を選択し、装備の草刈り機デ
ツキを位置決めし、また通常乗込式草刈り機上に設けら
れるＰＴＯ（動力取出し口）または他の機能を係合した
りまたは係合を解放したりするためのレバーのような、
乗込式草刈９機に付属の特殊機能部を形成するために、
操作レバー上に装着されたところが図示されている。

第２図は従来技術によるねじ込みノブ４０を示す。ノブ
４０は、ノブ本体４２と、第２３図に示されるような操
作レバー２８の一端に設けられ雄ねじ部分（図示なし）
を受入れるようにねじが切られた雌ねじインサート４４
との２部分からなる。

ねじ込みノブ４０はきわめて耐久性がちシ使用性がよい
ことがわかっている。しかしながら前記のようにこのタ
イプのノブ４０は、インサート４４はノブ本体４２内に
精度よく位置決めされ正確に固定されること、およびノ
ブが装着される操作レバー２８は高い精度で機械加工さ
れた雄ねじ部分をもたなければならないこと、を必要と
する。したがって、ねじ込みノブ４０は耐久性があシか
つ使用性がよいけれども、複数部分があることおよび製
作時に精度の高い機械加工が必要なことにより製作およ
び組立てにきわめて費用がかかることがわかっている。

とくに特定ノブ２２，２４．２６が図示されているが、
これらの特定ノブは単なる例示の目的で選定されたこと
、および単なる例示であるこれらのノブの中に存在する
本発明の概念が真の発明であること、を理解すべきであ
る。特定機能を達成させるために、種々の操作レバーに
装着されたノブ２２．２４．２６の各々は少しずつ異な
る外形輪郭と部品設計とを有するが、各ノブはその中に
本発明のすべての特徴を組込んでいる。

とくに第３図ないし第６図および第７図ないし第１０図
に示すように１速度制御ノブ２２はその中に形成された
空洞５２を有するノブ本体５０からなる。空洞５２の形
状は、特定制御ノブ２２゜２４．２６が装着される操作
レバー２８の形状に依存する（第２３図参照）。第４図
、第６図、第８図および第１０図に示すように、空洞５
２の内面はその上に形成される複数のナイフェツジ部材
５４を有してもよい。これらのナイフェツジ部材５４は
、空洞寸法を受入れ操作レバー２８の寸法より小さくす
ることにより、ノブ２２，２４゜２６と操作レバー２８
との間の締まりばめを確実にするように使用されるのが
好ましい。したがって、ノブ２２，２４．２６が操作レ
バー２８に組立てられるときにナイフェツジ５４は押し
つぶされ、これによシレバー２８を個々のノブによシ確
実に杷握可能である。ノブ構造のこの特徴はノブおよび
レバーの製作に必要な許容差を軽減する。

本発明により使用性および信頼性を適切でかつ許容しう
るレベルに維持しながらノブ２２，２４゜２６の製作費
を顕著に低減させるところの本発明の１つの重要な特徴
は、伸長部５８のノブ本体５０との弾性結合である。第
４図および第５図に示すように、伸長部５８のノブ本体
５０との最も好ましい結合点はノブ本体側面５６のほぼ
中点である。この好ましい位置により、伸長部５８の端
点６６は空洞５２への入口かられずかに突出するにすぎ
ない。

速度制御ノブ２２は面５６上のほぼ中点に結合部を有す
るように図示されているけれども、結合点６０はノブ本
体５０の相対長さに応じて変更可能であることを理解す
べきである。しかしながら、他の種々の好ましいノブ２
４．２６構造においては、端点６６は空洞５２への入口
から下方に比較的小さい距離だけ突出させるべきである
。

ノブをレバーに固定するために、伸長部５８はその上に
形成された突起６２を有する。突起６２は操作レバー２
８内に形成された対応のはめあい部分３０とはめおいを
なすように設計される。制御ノブ２２，２４．２６を操
作レバー２８に緩みなく装着するだめに、伸長部５８は
、突起６２が空洞５２の方向に弾性的にバイヤス荷重が
負荷されるように本体５０に結合される。

伸長部５８には空洞５２の方向へ、したがって操作レバ
ー２８が空洞５２内へ位置決めされたときは操作レバー
２８の外面の方向へ弾性的にバイヤス荷重が負荷される
ので、突起６２をはめあい部分３０から切離す手段が設
けられなければならない○ 第３図ないし第５図および第７図ないし第９図に示すよ
うに、伸長部５８上で、本体５ｏがら最も離れた伸長部
５８の端部６６とその点から突起６２の方向へ延長した
点との間の位置にテーバ部６４が形成される。

速度制御ノブ２２だけを詳細に説明してきたけれども、
例示のようなノブ２４．２６はノブ２２と同一の基本構
造特徴を組込んでいて相対的な寸法および形状が異なる
のみである。したがって各ノブの詳細説明は不要であろ
う。

本発明のノブ２２，２４．２６は射出成形により製作す
るのが好ましい。伸長部５８を本体５゜に結合する方法
として他の方法も利用可能であることは理解すべきであ
るが、この射出成形法によれば伸長部５８はノブ本体５
０と一体に成形可能であって、空洞５２は本体５０と同
時に本体５゜内に精度よく成形される。射出成形法自体
は、空洞５２と、突起６２と、および伸長部５８上のテ
ーパ部と、を精度よく成形可能なので、個々のノブ２２
，２４．２６が型から一旦抜出しただけで、さらに加工
工程は必要ではない。

本発明のノブの好ましい製作方法は、必要とされる各特
定ノブに対して少なくとも１つの型を作ることからなる
。この型は、中に形成された任意のナイフェツジ５４を
含む空洞５２と、および伸長部５８に空洞５２の方向へ
バイヤス荷重を負荷する手段ならびに伸長部５８上で伸
長部の本体５０との結合部から最も遠い端部の突起６２
付近に形成されたテーパ部６４を含めてその上に形成さ
れた突起６２を有する伸長部５８と、を有するノブ本体
５０を形成する手段をその中に組込んでいるであろう。

制御ノブ２２，２４．２６を操作レバー２８に組立てる
には、組立者は操作レバー２８の端部を空洞５２に合わ
せ、伸長部６２がレバー２８内に形成されたはめあい部
分３０、好捷しくけ開口と係合するまでノブをレバー２
８上に滑べらせる。

この点で制御ノブ２２，２４．２６は固定されるがしか
し容易に取外しが可能なように操作レバー２８上に組立
てられよう。

制御ノブ２２，２４．２６を操作レバー２８から取外す
には、操作者はテーパ部６４を利用して伸長部５８の端
部を掴みかつその伸長部を操作レバー２８の表面から遠
くへ引上げることにより突起６２ははめあい部３０から
切離され、同時にノブ本体５０を握シながらノブ本体５
０を操作レバー２８の端部から引張ればよい。

したがって上記の説明から、本発明の目的はすべて達成
されることは明らかである。

ここに説明した方法および物品は本発明の好ましい実施
例を構成するけれども、本発明はこの方法および物品に
厳密に限定されることなく、特許請求の範囲に記載の本
発明の範囲から逸脱することなくこの中の変更が可能で
あることを理解すべきである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のノブを使用する小型路上外向動車を示
す等角図； 第２図は従来技術のねじ込みノブの側断面図；第３図は
速度制御ノブの好ましい実施例の側面図； 第４図は第３図の速度制御ノブの好ましい実施例を示す
断面図； 第５図は第３図および第４図のノブの好ましい実施例の
第３図とは反対の側からみた側面図；第６図は第３図な
いし第５図のノブの底面図；第７図は第３図ないし第６
図の速度制御ノブの代替実施例の側面図； 第８図は第７図のノブの断面図； 第９図は第７図および第８図のノブの第７図とは反対の
側からみた側面図； 第１０図は第７図ないし第９図のノブの底面図；第１１
図は本発明の草刈り桟用調節ノブの好丑しい実施例の断
面図； 第１２図は第１１図の草刈り桟用調節ノブの好ましい実
施例の側面図； 第１３図は第１１図および第１２図の草刈り桟用調節ノ
ブの好ましい実施例の底面図；第１４図は第１１図ない
し第１３図の草刈り桟用調節ノブの代替実施例の断面図
； 第１５図は第１４図の代替実施例の側面図；（Ｉ７） 第１６図は第１４図および第１５図のノブの代替実施例
の底面図； 第１７図は本発明のＰＴＯ制御ノブの好ましい実施例の
側面図； 第１８図は第１７図のＰＴＯ制御ノブの好捷しい実施例
の断面図； 第１９図は第１７図および第１８図のＰＴＯ制御ノブの
好ましい実施例の底面図； 第２０図は第１７図ないし第１９図のＰＴＯ制御ノブの
代替実施例の側面図； 第２１図は第１８図のノブの代替実施例の断面図； 第２２図は第２０図および第２１図のノブの底面図；お
よび 第２３図は第３図ないし第２２図のノブが装着可能な代
表的な操作レバーの側面図である。 ２２．２４．．２６・・ノ　ブ ２８　レバー　　　　　３０・はめあい手段５０・ノブ
本体　　　　５２・・空　洞５４・・ナイフェツジ　　
５８・・・伸長部６０・・・結合部　　　　　６２・・
・突　起６４・・・テーパ部 （外４名）

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. （１）はめあい手段を有するレバー上に装着されるノブ
   であって、 ノブ本体と； 前記本体に取付けられ、レバーのはめあい手段を含む部
   分を受入れる手段と；および 前記本体に取付けられて、前記ノブを前記レバーに弾性
   的に固定装着するための弾性手段と；からなるレバー装
   着ノブ。
2. （２）前記受入れ手段は： 前記本体内に形成された空洞； を含むようにした特許請求の範囲第１項に記載のノブ。
3. （３）前記空洞は； 前記空洞の内面上に形成された、前記レバーと係合する
   ための複数のナイフエッジ； を有するようにした特許請求の範囲第２項に記載のノブ
   。
4. （４）前記弾性装着手段は： 前記本体に取付けられて前記ノブを前記レバーに選択的
   に固定装着するための手段を有する伸長部； を有するようにした特許請求の範囲第１項に記載のノブ
   。
5. （５）前記装着手段は： 前記伸長部に取付けられて前記はめあい手段と係合する
   突起； を含むようにした特許請求の範囲第４項に記載のノブ。
6. （６）前記装着手段は： 前記伸長部に結合されて、前記突起を前記はめ合い手段
   から選択的に切離すことにより前記ノブを前記レバーか
   ら容易に取外すための手段；を含むようにした特許請求
   の範囲第５項に記載のノブ。
7. （７）前記取外し手段は： 前記伸長部が前記本体に結合される点から最も遠い前記
   伸長部の端部上に形成されたテーパ部； を含むようにした特許請求の範囲第６項に記載のノブ。
8. （８）はめあい手段を有するレバー上に装着されるノブ
   であって、 ノブ本体と； 前記本体内に形成された空洞と； 前記本体に取付けられかつ前記空洞の方向にバイヤス荷
   重が負荷された伸長部と； 前記はめあい手段と係合するために前記伸長部に取付け
   られた突起と；および 前記伸長部と前記本体との間の結合部から最も遠い前記
   伸長部の端部上に配置されて、前記ノブを前記レバーに
   容易にかつ選択的に組立および切離しを行なうためのテ
   ーパ部と； からなるレバー装着ノブ。
9. （９）前記空洞内に形成された、前記レバーと係合する
   ための複数のナイフエッジ； をさらに含むようにした特許請求の範囲第８項に記載の
   ノブ。
10. （１０）少くとも１つの型を設けること； 空洞を有するノブであって、前記空洞の方向へバイヤス
    荷重がかけられた伸長部と、伸長部上に形成される突起
    と、前記伸長部と前記本体との間の結合部から最も遠い
    前記伸長部の端部上に一体に形成されたテーパ部とを有
    するノブを形成するための手段を、前記空洞内に設ける
    こと； 前記型内に材料を注入すること； 前記型を開放すること；および 完成されたノブを型から抜取ること； の工程からなる、改良型ノブの製作方法。
11. （１１）完成されたノブを操作レバーに組立てること； の工程を含む特許請求の範囲第１０項に記載の方法。