JP3063171U - 鍋用着脱把手 - Google Patents

鍋用着脱把手

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JP3063171U
JP3063171U JP1999002589U JP258999U JP3063171U JP 3063171 U JP3063171 U JP 3063171U JP 1999002589 U JP1999002589 U JP 1999002589U JP 258999 U JP258999 U JP 258999U JP 3063171 U JP3063171 U JP 3063171U
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JP1999002589U
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久雄 高波
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パール金属株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鍋用着脱式把手において、安全性を充分確保
して、把手のデザイン変更に対する対応性を備える。 【構成】 把手本体1が、移動体の装着孔12と、装着
孔と連通するビス孔13とを備え、把手先部体2が、差
込板部22と、先部底面に形成した受け面部23と、中
間部に上下貫通したスライド透孔24と、下方に形成し
たスライド溝25と、後部に突設した挿着部27とを備
え、移動体3が、スライド透孔に挿入する本体部31
と、操作用の摘み部32と、本体部の後部面に装着した
圧縮発条33と、スライド透孔に挿入した本体部の底面
に連結した係止板4とを備えてなる

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、着脱方式の鍋用把手に関するものである。
【0002】
【従来技術及び考案が解決しようとする課題】
着脱式把手は、従前より種々の形式のものが提案されているが、本考案は、特 に鍋本体側には、通常の把手取付箇所に連結板を突設すると共に、連結板に横長 透孔を穿設しており、一方把手側には、前記横長透孔に差し入れる段差を有する L状差込板と、差込板を透孔に差し入れた状態で、差込板の上部段差部分とで連 結板を挟持する係止板とを設けており、この係止板は、挟持方法に付勢されてお り、把手先端に形成した操作摘みを指で操作することで挟持解除を行っているも のである(実開昭55−50606号、実開平7−9239号)。
【0003】 ところで鍋などの台所用品は、単に所定の機能を備えていれば十分ではなく、 相応のデザイン処理がなされていなければ、購買力を刺激するものではない。特 に同一機能を備えていた場合には、当然そのデザインに着目して物品の購入動機 としている。従って同一機能を備えた同一物品に置いても、デザインの異なる他 品種製造に対応できる必要があり、しかもその製造が容易でなければ、デザイン の豊富化自体が製造コストを高めることになり、更に充分な安全性も確保しなけ ればならない。
【0004】 そこで前記した着脱式把手について着目すると、把手本体の先部に直接操作部 分及び先端差込板を組み込んでいるものであり、形態相違に対する対応性に欠け る。即ち両者は共に把手本体にスライド透孔を穿設しているので、形態に相違す る把手本体を必要とする場合に、複雑な形状のスライド透孔を含んだ複雑な形状 の別の製造型を必要とする。しかも実開平7−9239号の考案では、先部差込 板が把手本体全体に内設されているので、安全性の点では十分であるが、前記の 把手本体の変更製造には不適当である。
【0005】 また実開昭55−50506号の考案では、把手本体の先部に直接差込板を組 み込むようにしたものであるから、スライド透孔形成箇所が極端に弱くなり、安 全上問題がある。
【0006】 そこで本考案は、把手本体の内先端部分を別部材とすることで、別デザインへ の対応性に優れた新規な着脱把手を提案したものである。
【0007】
【課題を解決する手段】
本考案に係る鍋用着脱把手は、把手本体と、把手先部体と、移動体と、係止板 とで構成され、把手本体が、移動体の装着穴と、装着穴と連通するビス孔とを備 え、把手先部体が、L状差込板部と、先部底面に形成した受け面部と、中間部に 上下貫通したスライド透孔と、スライド透孔の下方開口部縁に形成したスライド 溝と、後部に突設した挿着部とを備え、移動体が、前記スライド透孔に挿入する 本体部と、操作用の摘み部と、本体部の後部面に装着した圧縮発条と、スライド 透孔に挿入した本体部の底面に連結した係止板とを備えてなることを特徴とする ものである。
【0008】 従って把手先部体のスライド透孔に移動体の本体部を差し入れ、本体部の底面 に係止板を固着する摘み部の前後操作で係止板が出没動作をなして鍋への着脱が 可能である。また特にこの先部体を把手本体に装着するようにしたので、把手本 体のデザインを変更したとしても、先部体及び移動体は共通部品として使用でき る。
【0009】 また本考案は 特に前記着脱把手において、把手先部体のL状係止板と挿着部 とを、一枚の金属板で形成し、この金属板のインサート成型で把手先部体を形成 したものである。
【0010】 従って最も力が加わる差込板部を 把手本体と一体に連結することになり、充 分な安全性が容易に確保できる。
【0011】
【実施例】
次に本考案の実施例についてに説明する。実施例に示した鍋用着脱把手は、把 手本体1と、把手先部体2と、移動体3と、係止板4と、これらを組み立てる複 数のビス5から構成され、着脱対象となる鍋Aは、図5に例示するとおり把手取 付箇所に連結板Bを突設すると共に、連結板Bに横長透孔Cを穿設したものであ る。
【0012】 把手本体1は、適宜な細長棒状形態の把手部11に、装着孔12及びビス孔1 3を形成したものである。装着孔12は、把手部11の前端面から後述する把手 先部体2の挿着部が挿入され、把手本体1と先部体2とが充分な強度で連結され る程度充分に深く穿設したものであり、ビス孔13は、前記装着穴12と連通す るように複数個設けたものである。
【0013】 把手先部体2は、本体部21と、差込板部22と、受け面部23と、スライド 透孔24と、スライド溝25と、受け凹部26と、挿着部27とで構成され、本 体部21は樹脂製で、差込板部22と挿着部27を構成する金属板aのインサー ト成形で、金属板aと一体に形成されたものである。
【0014】 差込板部22は、本体部21の先端に突出させてなり、先端面が受け面部23 の位置より連結板Bの厚さ分だけ下方に位置するようにしたL状に形成したもの である。受け面部23は、本体先部底面に前記連結板Bが安定良く当接可能な形 状としたものである。またスライド透孔24は、本体部21の中間部で、前記受 け面部23の後方に上下貫通して設けたものである。
【0015】 スライド溝25は、スライド透孔24の下方開口部縁に、透孔24より幅広と して且つ前方に移動可能とした本体部底面である。受け凹部26は、透孔24内 の後方内壁面に形成した凹部である。挿着部27は、本体部21の後方に突設し たもので、前記装着孔12と対応するもので、特に金属板aを大きく後方に突出 させてなり、且つ前記ビス孔13と対応する位置に各々螺孔28を設けてなる。
【0016】 移動体3は、本体部31と、摘み部32と、圧縮発条33とを備えたもので、 本体部31は、スライド透孔24内に挿入して、前後移動可能とした大きさで、 その底面が受け面部23と同一面に位置するようにしたものである。摘み部32 は、本体部31を吊り下げるようにスライド透孔24の上方開口縁に載置された 形態で、本体部31の前後移動操作を行うものである。また圧縮発条は、本体部 背面の凹部26と対応する位置に突設したものである。
【0017】 係止板4は、先端部を下方に折曲し、スライド透孔24に差し入れて圧縮発条 で付勢された本体部31の底面に固着した際に、先部が受け面部23とで連結板 Bを挟持できる間隔としたものである。
【0018】 而して把手本体1の装着孔12に、把手先部体2の挿着部27を挿入し、ビス 孔13を通し各螺孔28にビス5を螺合緊締した把手本体1と把手先部体2を連 結固定する。移動体3は、その本体部31をスライド透孔24に挿入すると共に 、本体部31と受け凹部26間に圧縮発条33を介設して、本体部31を前方側 に付勢する。そして本体部31の底面に係止板4をビス5で固着して全体を組み 合わせるものである。
【0019】 従って摘み部32を発条33の付勢力に抗して後退操作すると、係止板4が受 け面部23の対向位置から後退することになる。そこで図5に例示するとおり従 前と同様の機能を以て着脱操作を行うものである。
【0020】
【考案の効果】
以上のとおり本考案は、着脱把手を所定の構造とした各部材で形成するように したもので、特に把手本体と、着脱機能を発揮する部分とを分離すると共に、分 離部分の連結を充分強度を有する構造としたもので、把手本体のデザイン変更が 容易であり、着脱機能部分は共通部品として使用できることになり、デザイン変 更に対して柔軟に対応できたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の全体の分解正面図。
【図2】同要部分解断面図。
【図3】同要部組立断面図(移動部材の通常状態)。
【図4】同要部組立断面図(移動部材の操作後退状
態)。
【図5】同使用状態の説明図。
【符号の説明】
1 把手本体 11 把手部 12 装着孔 13 ビス孔 2 把手先部体 21 本体部 22 差込板部 23 受け面部 24 スライド透孔 25 スライド溝 26 受け凹部 27 挿着部 28 螺孔 3 移動体 31 本体部 32 摘み部 33 圧縮発条 4 係止板 5 ビス

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把手本体と、把手先部体と、移動体と、
    係止板とで構成され、把手本体が、前端面が適宜な深さ
    まで穿設した把手先部体の装着穴と、底面に穿設して前
    記装着穴と連通するビス孔とを備えてなり、把手先部体
    が、先部に突設したL状差込板部と、先部底面に前記L
    状差込板部の係止先端と対応する高さに形成した受け面
    部と、中間部に上下貫通して形成したスライド透孔と、
    スライド透孔の下方開口部縁に透孔より幅広移動基準面
    を有するスライド溝と、透孔内の後壁面に設けた発条受
    け凹部と、後部に前記装着長孔に対応した形状に突設
    し、且つビス孔と対応する位置に螺孔を設けた挿着部と
    を備え、移動体が、前記スライド透孔に前後移動可能に
    挿入される本体部と、本体部の上部に透孔上部開口部上
    をスライド移動可能に形成した摘み部と、本体部の後部
    面に前記発条受け凹部位置に対応する位置に装着した圧
    縮発条と、スライド透孔に挿入した本体部の底面に連結
    して、受け面部下方に出没自在にスライドする係止板と
    を備えてなることを特徴とする鍋用着脱把手。
  2. 【請求項2】 把手先部体のL状差込板と挿着部とを、
    一枚の金属板で形成し、この金属板のインサート成型で
    把手先部体を形成したことを特徴とする鍋用着脱把手。
JP1999002589U 1999-04-19 1999-04-19 鍋用着脱把手 Expired - Lifetime JP3063171U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100927708B1 (ko) * 2009-07-02 2009-11-18 이상만 조리용기용 손잡이
WO2011025113A1 (ko) * 2009-08-31 2011-03-03 Lee Sang Man 조리용기용 손잡이

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KR100927708B1 (ko) * 2009-07-02 2009-11-18 이상만 조리용기용 손잡이
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