JPH06104050A - 治具締めコネクタ - Google Patents

治具締めコネクタ

Info

Publication number
JPH06104050A
JPH06104050A JP24776192A JP24776192A JPH06104050A JP H06104050 A JPH06104050 A JP H06104050A JP 24776192 A JP24776192 A JP 24776192A JP 24776192 A JP24776192 A JP 24776192A JP H06104050 A JPH06104050 A JP H06104050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
fitting
connectors
jig
male
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP24776192A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuto Otaka
一人 大▲高▼
正訓 ▲鮫▼島
Masakuni Samejima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP24776192A priority Critical patent/JPH06104050A/ja
Publication of JPH06104050A publication Critical patent/JPH06104050A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 抜き差し可能な締付治具により低力でコネク
タ嵌合させ得る治具締めコネクタを提供する。 【構成】 雄・雌両コネクタ1,2にコネクタ嵌合方向
の貫通孔6,7と貫通切欠溝8,9とを連成すると共
に、一方のコネクタ1の外壁10に、貫通切欠溝に続く
切欠端部12を有する螺旋状部11を貫通孔を中心とし
て設けて、貫通孔に対する挿通軸20と、挿通軸の先方
に突設されて貫通切欠溝に挿通可能な係合突部21と、
他方のコネクタ2の外壁23に対する当接部24とを有
する締付治具3により嵌合させる構造を基本とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抜き差し可能な締付治
具により低力でコネクタ嵌合させ得る治具締めコネクタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、実開平4−10977号公報に
記載された従来の治具締めコネクタを示すものである。
該コネクタ36は、雌端子(図示せず)を収容する雄コ
ネクタ37の中央に、螺旋状のカム溝38を刻設したT
バー状の金属製締付治具39を回動自在に設け、雄端子
40を植設した相手雌コネクタ41に、該締付治具39
のカム溝38に対する係合突部42を設けてなるもので
ある。該締付治具39はU字状の固定ピン43とワッシ
ャ44とで雄コネクタ37に組み付けられ、回動により
カム溝38に係合突部42を螺入させて両コネクタ3
7,41を嵌合させる。
【0003】しかしながら、上記従来の構造にあって
は、締付治具39が雄コネクタ37に一体的に組み付け
られているためにがさ張り且つ重いという問題があっ
た。また、締付治具39のカム溝38の加工が難しく、
しかも該カム溝38に対する係合突部42も強度を要す
るため金属で別部材として製造しなければならず、全体
的に構造が複雑でコスト高になるという欠点があった。
さらに、コネクタ37,41が完全に嵌合したか否かは
作業者の手感に頼っており、不完全嵌合の心配があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、締付治具を脱着でき、且つ構造が簡単でコスト
的に有利で、しかも嵌合したか否かを容易に確認できる
治具締めコネクタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、雄・雌両コネクタにコネクタ嵌合方向の
貫通孔と貫通切欠溝とを連成すると共に、一方の該コネ
クタの外壁に、該貫通切欠溝に続く切欠端部を有する螺
旋状部を該貫通孔を中心として設けて、該貫通孔に対す
る挿通軸と、該挿通軸の先方に突設されて該貫通切欠溝
に挿通可能な係合突部と、他方の該コネクタの外壁に対
する当接部とを有する締付治具により嵌合させる構造を
基本とする。そして、前記螺旋状部に対向して螺入溝を
形成してなる構造も可能である。
【0006】
【作用】両コネクタを仮嵌合させた状態で締付治具の挿
通軸を貫通孔に挿通させる。挿通軸の係合突部は貫通切
欠溝を経て螺旋状部の切欠端部に位置し、当接部は他方
のコネクタの外壁に当接する。この状態から締付治具を
回動させると、係合突部が螺旋状部に沿って回動し、一
方のコネクタを嵌合方向に押圧移動させる。嵌合が完了
すると締付治具は係合突部を切欠端部から貫通切欠溝を
通して容易に抜き出せる。締付治具は嵌合途中で抜ける
ことがなく、嵌合完了を容易に確認し得る。また、該係
合突部に対する螺入溝を形成すれば、コネクタ嵌合状態
から締付治具を逆方向に回動させ、対向する螺旋状部を
係合突起で離脱方向に押圧してコネクタの離脱を図るこ
とができる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明に係る治具締めコネクタの一
実施例を示すものである。図で、1は、仮嵌合した状態
の雄コネクタ、2は同じく雌コネクタ、3は、両コネク
タ1,2に対する金属製の締付治具を示す。
【0008】該雄、雌両コネクタ1,2の各合成樹脂ハ
ウジング4,5の中央には、コネクタ嵌合方向に断面円
形の貫通孔6,7と該貫通孔6,7に連通する断面矩形
状の貫通切欠溝8,9とを同心に設けている。該雄コネ
クタ1のハウジング外壁(上壁)10には、貫通孔6を
中心として該貫通孔6の開口6aの周囲に突出した螺旋
状部11を型成形により一体に設けている。該螺旋状部
11は、貫通切欠溝8の開口8aを始点として反時計廻
りに漸次その高さを増して一周する如く形成され、始端
部11aと対向した終端部11bに該貫通切欠溝8に連
通する切欠端部12を有している。
【0009】該雄コネクタ1のハウジング側壁13には
一つの仮係止突起14と二つの本係止突起15,15と
を嵌合方向に間隔をおいて設けてあり、相手雌コネクタ
2のハウジング側壁16には、各係止突起14,15に
対する各係合溝17,18を設けている。図1の仮嵌合
状態において該仮係止突起14は係合溝17の上端方に
係合し、本係止突起15は係合溝18に未嵌合である。
【0010】該仮係止突起14と本係止突起15との嵌
合方向の間隔はコネクタ仮嵌合時における雄、雌コネク
タ1,2の隙間sとほぼ一致し、該隙間sは螺旋状部1
1の切欠端部12の高さhと等しい。すなわち、図示し
ない雄、雌両端子の接続開始点まで両コネクタ1,2は
手作業で押し込まれ、雄コネクタ1が雌コネクタ2の嵌
合室19内に初期的に嵌入(仮嵌合)される。それ以降
は締付治具3の操作によって本嵌合が行われる。
【0011】該締付治具3は、コネクタ1,2の貫通孔
6,7に挿通可能な挿通軸20の先端部に、貫通切欠溝
8,9に挿通可能な係合ピン21を直交方向に突設する
と共に、該挿通軸20の基端方に太径部22を連成して
雌コネクタ2のハウジング外壁(下壁)23に対する当
接段部24を形成させ、該太径部22の先端にハンドル
25を設けてなるものである。
【0012】該係合ピン21から当接段部24までの距
離L1 は、仮嵌合状態の両コネクタ1,2の全長L2
ほぼ一致する。該係合ピン21の突出長さは、螺旋状部
11の傾斜面26の幅とほぼ同一である。
【0013】図2は、締付治具3をコネクタ1,2の貫
通孔6,7に差し込んで回動させる状態を示すものであ
る。締付治具3を差し込んで当接段部24をハウジング
外壁23に付き当てた状態で治具先端の係合ピン21は
貫通切欠溝8の開口部8aから外部へ若干突出し、螺旋
状部11の最下点である始端部11aに位置する。この
状態からハンドル25を時計廻りに廻すことにより、係
合ピン21が螺旋状部11の傾斜面26上を頂点である
終端部11bに向けて摺動する。係合ピン21と当接段
部24との間隔L1 は不変であるから、雄コネクタ1は
該係合ピン21に押圧されて雌コネクタ2側に移動し嵌
合していく。
【0014】図3に示す如く、ハンドル25を一回転さ
せた時点でコネクタ1,2は完全に嵌合し、係合ピン2
1が螺旋状部11の切欠端部12から貫通切欠溝8,9
内に入って、締付治具3を自由に(ハンドル25が下向
きの場合は自然落下により)抜き出すことができる。こ
こでハウジング側壁13の本係止突起15は係合溝18
に係合してコネクタ相互の抜け止めを図る。また嵌合途
中においては、係合ピン21が螺旋状部11の傾斜面2
6に係合しているため、締付治具3を抜き出すことがで
きない。従って、締付治具3を抜き出すことによりコネ
クタ1,2が完全嵌合したことを検知できるのである。
【0015】図4は、本発明に係る治具締めコネクタの
他の実施例を示すものである。この構造は、上記実施例
で示したと同様な雄コネクタ1′の螺旋状部11′に対
向して対称形状の突出した螺旋状部27を配設して、両
螺旋状部11′,27の間に前例同様の締付治具3の係
合ピン21に対する螺入溝28を形成させたものであ
る。
【0016】該対称形状の螺旋状部27は合成樹脂製の
カバー29の天井内面30に型成形により一体に設けら
れる。該カバー29の下端縁には前後左右各一対の係止
爪31を設けてあり、対向する雄コネクタ1′のハウジ
ング外壁10′には該係止爪31に対する係合孔32を
設けている。そして該カバー29の組付により螺旋状部
11′,27が相互に対向し、上記螺入溝28を形成さ
せる。
【0017】該螺入溝28によりコネクタ嵌合操作のみ
ならずコネクタ解除操作も可能となる。すなわち、図3
で示した如くのコネクタ嵌合状態から締付治具3のハン
ドル25を逆方向(反時計方向)に廻すことにより、係
合ピン21が該螺入溝28内をカバー29側の螺旋状部
27の傾斜面33に沿って摺動し、該螺旋状部27をコ
ネクタ離脱方向に押し上げ、一回転でコネクタ1′,
2′を解除させる。解除と同時に締付治具3は貫通孔
6′,7′から抜き出される。
【0018】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、コネク
タ嵌合ないし解除後に締付治具を抜き出せるからコネク
タを軽量コンパクトな状態で使用することができる。ま
た、螺旋状部をコネクタハウジングに一体成形できるか
ら、製造が容易で且つ部品点数も少なく構造が簡単で低
コスト化を達成できる。さらに、コネクタ嵌合を完了し
ないと締付治具が抜けないから、コネクタの不完全嵌合
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る治具締めコネクタの一実施例を示
す分解斜視図である。
【図2】同じく締付治具により嵌合を始める状態の斜視
図である。
【図3】同じく嵌合を完了した状態の斜視図である。
【図4】本発明に係る治具締めコネクタの他の実施例を
示す斜視図である。
【図5】従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1,1′ 雄コネクタ 2,2′ 雌コネクタ 3 締付治具 6,7 貫通孔 8,9 貫通切欠溝 10,23 ハウジング外壁 11,27 螺旋状部 12 切欠端部 20 挿通軸 21 係合ピン 24 当接段部 28 螺入溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄・雌両コネクタにコネクタ嵌合方向の
    貫通孔と貫通切欠溝とを連成すると共に、一方の該コネ
    クタの外壁に、該貫通切欠溝に続く切欠端部を有する螺
    旋状部を該貫通孔を中心として設けて、該貫通孔に対す
    る挿通軸と、該挿通軸の先方に突設されて該貫通切欠溝
    に挿通可能な係合突部と、他方の該コネクタの外壁に対
    する当接部とを有する締付治具により嵌合させることを
    特徴とする治具締めコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記螺旋状部に対向して螺入溝を形成し
    てなる請求項1記載の治具締めコネクタ。
JP24776192A 1992-09-17 1992-09-17 治具締めコネクタ Withdrawn JPH06104050A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24776192A JPH06104050A (ja) 1992-09-17 1992-09-17 治具締めコネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24776192A JPH06104050A (ja) 1992-09-17 1992-09-17 治具締めコネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06104050A true JPH06104050A (ja) 1994-04-15

Family

ID=17168273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24776192A Withdrawn JPH06104050A (ja) 1992-09-17 1992-09-17 治具締めコネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06104050A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006030652A1 (ja) * 2004-09-03 2006-03-23 Yazaki Corporation レバー嵌合式コネクタ
JP2008077893A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Jst Mfg Co Ltd 手動圧着工具
JP2012038657A (ja) * 2010-08-10 2012-02-23 Yazaki Corp 低挿入力コネクタ
WO2012118145A1 (ja) * 2011-03-01 2012-09-07 矢崎総業株式会社 コネクタ嵌合治具および低挿入力コネクタ

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006030652A1 (ja) * 2004-09-03 2006-03-23 Yazaki Corporation レバー嵌合式コネクタ
US7749016B2 (en) 2004-09-03 2010-07-06 Yazaki Corporation Lever-fitting type connector with rotatably insertable locking lever
JP2008077893A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Jst Mfg Co Ltd 手動圧着工具
JP2012038657A (ja) * 2010-08-10 2012-02-23 Yazaki Corp 低挿入力コネクタ
WO2012118145A1 (ja) * 2011-03-01 2012-09-07 矢崎総業株式会社 コネクタ嵌合治具および低挿入力コネクタ
JP2012182020A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Yazaki Corp コネクタ嵌合治具および低挿入力コネクタ
CN103403981A (zh) * 2011-03-01 2013-11-20 矢崎总业株式会社 连接器嵌合夹具和低插入力连接器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5190467A (en) Connector
JP2001185297A (ja) コネクタ
JP3651251B2 (ja) 圧接コネクタ
JP2882260B2 (ja) レバー式コネクタ
US5240431A (en) Waterproof connector
JP2000091014A (ja) 端子金具
JP2001237026A (ja) レバー付コネクタ
JPH04292881A (ja) 端子押え具付コネクタ
EP0727846A1 (en) Lever type connector
JP3244632B2 (ja) 多段コネクタ
JPH05129048A (ja) 操作レバーを利用した低挿入力コネクタ
JPH06104050A (ja) 治具締めコネクタ
JP3384529B2 (ja) Lifコネクタ
JP3541695B2 (ja) パネル取付型コネクタ
JP2001043932A (ja) 電気コネクタハウジング及びその嵌合検知方法
JP2002260780A (ja) コネクタ組立体
JP3570534B2 (ja) コネクタ
JP3806912B2 (ja) コネクタ
JP3350876B2 (ja) 取付け板付コネクタ
JPH0722861Y2 (ja) コネクタ
JPH03291875A (ja) 低挿抜力多極電気コネクタ組立体
JPH11185860A (ja) コネクタの分解方法及びコネクタ
JP2595880Y2 (ja) レバー式コネクタ
JP3729330B2 (ja) コネクタ
JP2001060472A (ja) 圧入構造及びコネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991130