JPH0722861Y2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH0722861Y2
JPH0722861Y2 JP12538287U JP12538287U JPH0722861Y2 JP H0722861 Y2 JPH0722861 Y2 JP H0722861Y2 JP 12538287 U JP12538287 U JP 12538287U JP 12538287 U JP12538287 U JP 12538287U JP H0722861 Y2 JPH0722861 Y2 JP H0722861Y2
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JP
Japan
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connector
housing
rotating ring
mating connector
panel
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JPS6429788U (ja
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豊 市山
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は相手側コネクタと軸方向において嵌合離脱す
る円柱状のコネクタに関する。
「従来の技術」 従来この種のコネクタを第5図、第6図を参照して説明
する。
相手側コネクタ11にはピンコンタクト12が設けられ、そ
の前面に円形の嵌合凹部13が形成され、嵌合凹部13を構
成しているその周壁14の外周面に突起15が突出され、ま
た相手側コネクタ11の軸方向の中間部外周につば16が一
体に形成されている。パネル17に形成されたコネクタ取
付孔18に相手側コネクタ11の前半部が挿入され、つば16
がパネル17に対接され、つば16はパネル17にねじ止めさ
れる。
一方相手側コネクタ11に接続すべきコネクタ21には、図
に示してないが相手側コネクタ11のピンコンタクト12と
互いに結合されるべきソケットコンタクトが設けられ、
コネクタ21の前方部は相手側コネクタ11の嵌合凹部13内
に嵌合されるべきハウジング22の嵌合部22aとされてい
る。ハウジング22の外側に同軸心に結合ナット23が軸方
向に移動自在、かつ回動自在に取付けられている。結合
ナット23の内周面にその前方端面より螺旋溝25が形成さ
れている。ハウジング22内のソケットコンタクトに接続
されたケーブル26はエンドベル28(ハウジング22にねじ
止めされている)により外被が保持され、その後方から
導出されている。
相手側コネクタ11の突起15に結合ナット23の螺旋溝25の
始端を対向させ(第6図A)、嵌合凹部13内にコネクタ
21の嵌合部22aを浅く嵌合し(第6図B)、結合ナット2
3を相手側コネクタ11側に押しながら回転させると、突
起15と螺旋溝25との係合により、コネクタ21が軸方向に
移動し(第5図C)、最終位置、つまりピンコンタクト
とソケットコンタクトとが十分結合した状態になるまで
嵌合部22aは嵌合凹部13内に嵌合される(第5図D)。
この結合方式はバヨネット結合と呼ばれている。
螺旋溝25の効果により、相手側コネクタ11にコネクタ21
を直接軸方向から結合する場合よりも力が軽減される。
「考案が解決しようとする問題点」 従来のコネクタにおいては、相手側コネクタ11のパネル
17からの突出長Xは嵌合部22aの前面が嵌合凹部13内を
軸方向に移動される距離にほぼ等しく、両コネクタを安
定に結合させるためにはこれを余り小さくすることはで
きない。従ってパネル17と他物体27との間隔Hは、コネ
クタ21の前面及びケーブル26の背面間の距離Lと突出長
Xとの和より大きくなり、間隔Hが小さい所では相手側
コネクタ11とコネクタ21とを挿抜させることができなく
なる。この考案の目的は、パネルと他物体との間隔Hが
小さい所でもコネクタ相互の挿抜が比較的容易なコネク
タを提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 この考案のコネクタは、コンタクトが収容された円柱状
のハウジング(41)と、そのハウジング(41)の外側に
同軸心に取付けられた円筒状の回動リング(42)とより
成るコネクタ(40)である。
上記回動リング(42)には、相手コネクタのハウジング
又はそれが取付けられたパネルのコネクタ取付孔(18)
に係合し、回動自在に取付け可能な係止手段(44及び4
5)が、前方外周に設けられている。
上記ハウジング(41)及び回動リング(42)の一方の対
向面に螺旋溝(48)が、他方の対向面に突起(46)がそ
れぞれ形成され、その螺旋溝(48)内にその突起(46)
が挿入係合され、上記回動リング(42)の回動により、
上記ハウジング(41)を回動リング(42)に対して軸方
向に移動させる。
「実施例」 この考案のコネクタを結合すべき相手側コネクタ11は第
1図、第2図に示すように、周壁14がその前縁より外側
に直角に折曲げ延長されて段部30が形成され、その段部
30の先端が前方に直角に折曲げ延長されて大周壁31が形
成され、その大周壁31の前縁より前方に一対の弾性係止
片32が一体に突出される。大周壁31の内部には収納室33
が嵌合凹部13と連通して設けられる。パネル17には大周
壁31の内周面よりやや小さく、追って詳述するこの考案
のコネクタの回動リングの外周面より僅かに小さい円形
のコネクタ取付孔18が形成され、そのコネクタ取付孔18
の周縁に一対の係止穴34が連通して形成されている。相
手側コネクタ11の弾性係止片32の先端を係止穴34に挿入
して、相手側コネクタ11のハウジングをパネル17側に押
圧すると、弾性係止片32は係止穴34内に押し込まれ、弾
性係止片32の外周面に形成されている係合溝32aが係止
孔34の周縁と係合し、相手側コネクタ11はパネル17に係
止される(第2図B)。コネクタ取付孔18の周縁の係止
穴34より90度ずらされた位置にこの考案のコネクタを取
付けるために使用される一対の案内穴35が形成されてい
る。
この考案のコネクタ40を第1図乃至第4図を参照して説
明しよう。円柱状のハウジング41内に相手側コネクタ11
のピンコンタクト12と結合されるべきソケットコンタク
トが収容され、そのハウジング41の外側に、円筒状の回
動リング42が同軸心で回動自在にかつ軸方向に移動自在
に取付けられる。その回動リング42の前端面43より前方
に一対の係止片44が一体に突出形成されると共に、回動
リング42の前端の外周縁の一部には係止穴44と隣接して
一対の突堤45が形成される。
係止片44は第4図に示すように、回動リング42の前端面
43よりl(パネル17の板厚より僅かに大きい寸法)だけ
前方に突出されると外側に急に厚味が増加して段部44a
が形成される。
突堤45の前面45aは回動リング42の前端面42と同じ平面
上で一体に連接される。第3図Aに示すように係止片44
をパネル17の案内穴35に対向させて、回動リング42をパ
ネル17側に移動させれば、係止片44は案内穴35内に挿入
され、突堤45の前面45aはコネクタ取付孔18の周縁に当
接してストッパーとなり、それ以上回動リング42をコネ
クタ取付孔18内に挿入することはできない(第3図
B)。この状態で回動リング42を回動させれば、コネク
タ取付孔18の周縁部が係止片44の段部44a(第4図)に
対接し、回動リング42がコネクタ取付孔18より抜けない
ようにされる。このようにして回動リング42はパネル17
に回動自在に取付けられると共に軸方向への移動は防止
される。以上のように係止片44と突堤45とは回動リング
42をコネクタ取付孔18の周縁に係止させるための係止手
段を構成している。
回動リング42の内周面に突起46が一体に設けられ、また
ハウジング41の外周面に螺旋溝48が形成され、突起46は
螺旋溝48内に挿入係合される。回動リング42を回動させ
ることにより突起46を回動させれば、螺旋溝48が突起46
と係合しているので、ハウジング41は回動リング42に対
して前方に移送される(第3図C)。これにより、ハウ
ジング41に収容されたソケットコンタクト(図示せず)
が相手側コネクタ11のピンコンタクト12と係合され、突
起46が螺旋溝48の終端まで回動されると、ハウジング41
の前面は係合凹部13の底面と対接される(第3図D)。
回動リング42を前と逆方向に回動させれば、ハウジング
41は相手側コネクタ11より抜き出される。上記の回動リ
ング42の突起46とハウジング41の螺旋溝48とはハウジン
グ41を回動リング42に対し軸方向に移動させる挿抜手段
を構成するものである。
コネクタ40が小形化され、回動リング42を操作しにくい
場合には、第1図に示すように、回動リング42の外周面
より複数の突起状摘み50を突出させ、この摘みを操作す
るようにしてもよい。
以上の説明では回動リング42の内周面に突起46を、ハウ
ジング41の外周面に螺旋溝48をそれぞれ設けるものとし
たが、これとは逆に回動リング42の内周面に螺旋溝を、
ハウジング41の外周面に突起を設けてもよいことは明ら
かである。また実施例では相手側コネクタ11にピンコン
タクト12が、考案に係るコネクタ40にソケットコンタク
トがそれぞれ収容されるものとしたが、逆に相手側コネ
クタ11にソケットコンタクトが、考案に係るコネクタ40
にピンコンタクトが収容されていてもよいことも明らか
である。また実施例では回動リング42に設けられた係止
手段は相手側コネクタ11が取付けられたパネル17のコネ
クタ取付孔18に係合するものとして説明したが、相手側
コネクタのハウジングにコネクタ取付孔が設けられてい
る場合にはその孔に係合させればよい。
「考案の効果」 この考案によれば回動リング42の回動によりハウジング
41を回動リング42に対して軸方向に移動させることがで
きるので、相手コネクタ11の周壁14及び嵌合凹部13がパ
ネル17の板面より後退した位置に配されていても、回動
リング42をパネル又は相手側コネクタのハウジングの孔
に係合させ、回動リング42を回動させてその嵌合凹部13
内にハウジング41を送り出すことによってコンタクト相
互を確実に結合できる。この考案によれば、コネクタを
着脱するに必要なパネルと他物体との間隔Hは、従来例
においてパネルより相手コネクタが突出していた距離X
だけ短くすることができる。この考案のコネクタは狭い
場所で使用するコネクタに好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のコネクタの実施例を相手側コネクタ
と共に示した斜視図、第2図は第1図の相手側コネクタ
11の断面図、第3図は第1図のコネクタ40を相手側コネ
クタ11に結合させる過程の説明に供するための両コネク
タの断面図、第4図はこの考案のコネクタに用いられる
回動リングの断面図、第5図は従来のコネクタ及びそれ
と結合される相手側コネクタの斜視図、第6図は従来の
コネクタを相手側コネクタに結合させる過程の説明に供
するための両コネクタの断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンタクトが収容された円柱状のハウジン
    グ(41)と、そのハウジング(41)の外側に同軸心に取
    付けられた円筒状の回動リング(42)とより成るコネク
    タ(40)であって、 上記回動リング(42)には、相手コネクタのハウジング
    又はそれが取付けられたパネルのコネクタ取付孔(18)
    に係合し、回動自在に取付け可能な係止手段(44及び4
    5)が、前方外周に設けられており、 上記ハウジング(41)及び回動リング(42)の一方の対
    向面に螺施溝(48)が、他方の対向面に突起(46)がそ
    れぞれ形成され、その螺施溝(48)内にその突起(46)
    が挿入係合され、 上記回動リング(42)の回動により、上記ハウジング
    (41)を回動リング(42)に対して軸方向に移動させる
    ようにしたことを特徴とする、 コネクタ。
JP12538287U 1987-08-17 1987-08-17 コネクタ Expired - Lifetime JPH0722861Y2 (ja)

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JP12538287U JPH0722861Y2 (ja) 1987-08-17 1987-08-17 コネクタ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12538287U JPH0722861Y2 (ja) 1987-08-17 1987-08-17 コネクタ

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Publication Number Publication Date
JPS6429788U JPS6429788U (ja) 1989-02-22
JPH0722861Y2 true JPH0722861Y2 (ja) 1995-05-24

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ID=31375942

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JP12538287U Expired - Lifetime JPH0722861Y2 (ja) 1987-08-17 1987-08-17 コネクタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102019123779A1 (de) * 2019-09-05 2021-03-11 Harting Electric Gmbh & Co. Kg Variabler Steckverbinder zur Verbindung von Energieeinheiten

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JPS6429788U (ja) 1989-02-22

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