JP3034534B2 - 同軸コネクタ接栓 - Google Patents

同軸コネクタ接栓

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聖純 千野
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宇呂電子工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は同軸コネクタ対に係り、とくにF型コネクタ
と共用できる同軸コネクタに関する。
〔従来の技術〕
TV信号等の高周波信号を取り扱う際に同軸ケーブル同
士を結合するには、各種コネクタが利用されている。そ
のうちで価格等の点からF型コネクタが最も普及してい
て、TV共聴装置の分岐器、分配器には多数のF型コネク
タが並べられて取り付けられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
F型コネクタは、ねじ締め構造であるから複数の座が
並んでいるときに、とくに内側に配された座に接続作業
を行う場合には栓側のリングを回しずらく作業がし難
い。そしてねじの締め具合が甘いと接続不良となり、と
くにアース側が浮いて信号線路へのノイズ混入の原因と
なる。
本発明は上述の点を考慮してなされたもので、F型コ
ネクタと互換性を有しかつ接続作業をより簡便確実に行
える同軸コネクタ座と同軸コネクタ栓との対を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的達成のため、本発明では、 同軸ケーブルを中心位置に固定しかつ該ケーブルの外
側導体に接続されるケーブル連結部と、F型コネクタ座
のねじのねじ山よりも若干大なる内径を有するほぼリン
グ状をなし、端面近傍の内方にある前記ねじの谷の深さ
程度突出した小突起を有し、前記ケーブル連結部の外周
に軸方向に移動可能にかつ円周方向に回動可能に支持さ
れた係合部と、内周径が前記ケーブル連結部の外周より
も若干大であり、外周径が前記係合部の内周径よりも若
干小であって前記ケーブル連結部の外周上に緩く嵌合
し、かつ一対の止めリングにより軸方向に保持された少
なくとも1枚のリング状皿ばね、および前記係合部の内
周よりも若干小さい外径であって前記係合部内の前記ケ
ーブル連結部の端面位置に配され前記F型コネクタ座の
先端面に当接して緩衝作用を行う菊型ばねを有し、前記
ケーブル連結部と前記係合部との間の弾性緩衝作用を行
う弾性部材と、をそなえた同軸コネクタ接栓、 を提供するものである。
〔作 用〕
コネクタ座には、ねじ面に導入部、誘導部および係止
部を一連に有する溝が設けられており、一方コネクタ栓
にはこの溝に係合する係止片付きのリング状係合部が設
けられている。
そしてコネクタ座にコネクタ栓を接続するには、コネ
クタ栓の係合部に設けられた係止片をコネクタ座の溝に
係合させる。そしてコネクタ栓を軸方向に押し込むと、
コネクタ栓の係止片はコネクタ座の溝の導入部から誘導
部に沿って係止部まで導かれ、係止部に係止する。係止
変が溝に係合を始めるとまもなくコネクタ栓の弾性押圧
部材の押圧作用を受け、この作用は係止後も続くからコ
ネクタ栓の係止片はコネクタ座の溝を誘導部の方向へ戻
ることはない。
コネクタ栓をコネクタ座から外すには、係合部をコネ
クタ座の軸方向に押し込んでから接続時と反対方向に回
動する。これによりコネクタ栓の係止片はコネクタ座の
溝における係止部から外れて誘導部に至り、さらに導入
部に達する。そこでコネクタ栓とコネクタ座から軸方向
に引き抜けばよい。
〔発明の効果〕
本発明のコネクタ接栓は、リング状係合部を回転操作
するだけで同軸コネクタ座に接続することができ、しか
も強固に固定できる点で優れている。しかもこの接栓
は、その内周部に係止片としての小突起を有し、外周側
に突出部分を有しない点で類似構造のBNCコネクタに比
べて取扱易いという利点も有する。そして、同軸ケーブ
ルに連結されるケーブル連結部と、F型コネクタ座に係
合する係合部とを止めリングにより軸方向に保持された
皿ばね、およびF型コネクタ座の先端面に当接する菊型
ばねによってケーブル連結部と係合部との間の弾性緩衝
作用を行うようにしたため、円滑に脱着操作を行い得る
同軸コネクタ接栓を提供することができる。
〔実施例〕
第1図は本発明に係る同軸コネクタ座を高周波機器の
ケーシングに一体的に取り付けた状態を示すもので、10
が本発明に係る同軸コネクタ座であり、基本構造は従来
のF型コネクタであるがそのねじ溝部に、概ね英字
「J」に似た形状の溝12を形成してある。そしてこのJ
型溝の末端位置に相当するケーシング面にはマーク13が
設けられている。このマークはこのコネクタ座10にコネ
クタ栓を差し込んだ時に正しい固定位置で固定されたこ
とを確認するためのものである。
第2図(a)、(b)はこのJ字型形状の溝の詳細を
示した図であり、この溝はコネクタの軸方向に沿ってコ
ネクタ栓を挿入し固定するために利用されるもので、同
図(a)に示すようにコネクタの径方向に関して一対の
溝が設けられている。
そしてJ字の縦の直線に相当する部分は導入部12aで
あり、コネクタ栓に設けられた内方への小突起が係合し
てコネクタ座の軸方向に進行するようにするものであ
る。この導入部に続く図において左側に曲がった部分は
誘導部12bであり、係止部12cに連なる。誘導部12bは、
コネクタ栓の内方への小突起を導入部12aから係止部12c
へ誘導するためのもので、コネクタの軸方向に対して約
75度程度傾斜している。そして係止部12cは誘導部12bの
先端つまり図における下端から図における上方向に曲が
っていてその上端部でコネクタ栓の小突起が係止する。
第3図はこの同軸コネクタ座10の軸部分縦断面を示し
ており、従来のF型コネクタにおけるねじ山が一部除か
れて平坦になっている。この平坦部が第1図および第2
図で示した溝12であり、図から分かるようにねじ山の高
さと溝の深さとが同一になっている。これは、同軸コネ
クタの機械的強度を落とさないためであり、機械的強度
を材料で高めるなどの手段を講じれば更に溝を深くして
もよい。
第4図(a)および(b)は上記コネクタ座10に接続
する新規なコネクタ栓20を縦断面図および部品分解図で
示している。同図において、21はリング状係合部であ
り、全体的に円筒型をしていて一方の端部近くには内方
に突出した一対の突起が設けられている。この突起がコ
ネクタ座の溝12(第1図ないし第3図)と係合する。他
方の端部は、後述するケーブル連結部22と係合するよう
に介挿部材を抱持するようにかしめられ、外周は摘みに
なっており回動される。
23ないし26は介挿部材であり、そのうち23は止めリン
グ、24は皿ばね、25は2つ割り止めリングであり、この
2つ割り止めリング25の図における左側には菊型ばね26
が嵌め込まれる。皿ばね24と菊ばね26とによりリング状
係合部21はケーブル連結部22に対して軸方向に移動でき
るようになっている。
すなわちこのコネクタ栓20をコネクタ座10に差し込む
には、コネクタ栓20のリング状係合部21端部に設けられ
た小突起21aを、コネクタ座10の溝12の導入部12a端部に
係合させてコネクタ栓20を軸方向に押し込む。次いでリ
ング状係合部21を時計方向に回動させて小突起21aを溝1
2の導入部12aから誘導部12bに向かわせる。そして更に
リング状係合部21を回動させると、ばね24および26の反
発力が作用し、これらばねを圧縮するようにしながら小
突起21aは誘導部12bから係止部12cに向かう。ここで、
リング状係合部21の回動操作を止めると、ばね24、26の
作用力によってコネクタ栓20はコネクタ座10から軸方向
に離れて係止部12cの末端に係合する。
この係合状態は、BNCコネクタにおけるそれと共通で
ある。
第5図(a)、(b)はコネクタ栓20をコネクタ座10
に接続した状態を示したもので、これら両者はリング状
係合部21の外周ローレットの形状が異なる点および内部
介挿部材が第4図の菊型ばね26を変形したもののみで構
成され皿ばね24、止めリング23および25を用いていない
点を除いて基本的に共通する構造を有する。
コネクタ座10は高周波機器のケーシングに取り付けら
れており、コネクタ栓20はコネクタ座10に対して直角に
差し込まれる。コネクタ栓20の右側の一点鎖線は同軸ケ
ーブルを示している。この図では、同軸コネクタを横方
向から見ており、1個だけのコネクタを図示している
が、この種のコネクタが多数並設されていてもリング状
係合部21のローレット21bを回動することは容易であ
り、F型コネクタの場合のように締め込み不足となるこ
とはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る同軸コネクタ接栓と組み合わさ
れる同軸コネクタ座を高周波機器のケーシングに取り付
けた状態を示す図、第2図(a)、(b)は第1図のコ
ネクタ座の構造をより詳細に示した側面図および平面
図、第3図は同じく同軸コネクタ座の縦断面図、第4図
(a)および(b)は本発明の同軸コネクタ接栓の説明
図、第5図(a)、(b)は本発明の同軸コネクタ座に
本発明の同軸コネクタ栓を接続した状態を示す図であ
る。 10……同軸コネクタ座、11……ねじ、12……溝、13……
マーク、20……同軸コネクタ接栓、21……リング状係合
部、21a……小突起、21b……ローレット、22……同軸ケ
ーブル連結部、23,25……止めリング、24,26……ばね。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同軸ケーブルを中心位置に固定しかつ該ケ
    ーブルの外側導体に接続されるケーブル連結部と、 F型コネクタ座のねじのねじ山よりも若干大なる内径を
    有するほぼリング状をなし、端面近傍の内方にある前記
    ねじの谷の深さ程度突出した小突起を有し、前記ケーブ
    ル連結部の外周に軸方向に移動可能にかつ円周方向に回
    動可能に支持された係合部と、 内周径が前記ケーブル連結部の外周よりも若干大であ
    り、外周径が前記係合部の内周径よりも若干小であって
    前記ケーブル連結部の外周上に緩く嵌合し、かつ一対の
    止めリングにより軸方向に保持された少なくとも1枚の
    リング状皿ばね、および前記係合部の内周よりも若干小
    さい外径であって前記係合部内の前記ケーブル連結部の
    端面位置に配され前記F型コネクタ座の先端面に当接す
    る菊型ばねを有し、前記ケーブル連結部と前記係合部と
    の間の弾性緩衝作用を行う弾性部材と、 をそなえた同軸コネクタ接栓。
  2. 【請求項2】請求項1記載の同軸コネクタ接栓におい
    て、 前記一対の止めリングは、前記ケーブル連結部の基部寄
    りのものが1枚のリング状であって先端部寄りのものが
    直径方向に分割された2枚の半片からなるリング状であ
    る同軸コネクタ接栓。
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