JP3081227B2 - 自動車用インサイドドアハンドル装置の製造法 - Google Patents

自動車用インサイドドアハンドル装置の製造法

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はハンドル装置の製造法、特に部品数を削減
できる自動車用インサイドドアハンドル装置の製造法に
関連する。
従来の技術 例えば、実開平1−154771号公報には車両用インサイ
ドハンドル装置が示されている。このような従来のイン
サイドハンドル装置の製造法を第6図及び第7図につい
て説明すると、合成樹脂で形成したボディ1のピン挿入
孔1a及びハンドル2の孔部2aに金属製のピン3が第6図
から第7図のように挿入される。ピン3の端部にはロー
レット加工部3aが形成され、ローレット加工部3aがピン
挿入孔1aに圧入されて、ピン3の抜けが防止される。第
8図はこのように製造した自動車用インサイドドアハン
ドル装置の正面図、第9図は第8図のA−A線に沿う断
面図、第10図は側面図である。
発明が解決しようとする課題 従来の製造方法ではピン3を金属材料により製造する
ため、製造に時間がかかり、インサイドドアハンドル装
置の価格上昇の原因となっていた。また、ピン3をロー
レット加工部3aの圧入によりピン挿入孔1a内に固定する
ので、車両の振動等によりピン3が脱落する危険があっ
た。
この発明は部品数を削減できかつピンの脱落を防止で
きる自動車用インサイドドアハンドル装置の製造法を提
供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この発明による自動車用インサイドドアハンドル装置
の製造法は、ボディ(10)に形成されたピン挿入孔(10
a)及びハンドル(2)に形成された孔部(2a)にピン
(10b)を挿入してハンドル(2)をボディ(10)に軸
着する工程を含む。更に、ピン挿入孔(10a)に隣接し
てかつ同軸上に合成樹脂によりピン(10b)をボディ(1
0)と一体成形する工程と、一体成形したピン(10b)と
ボディ(10)との接続部(10e)を破断してボディ(1
0)のピン挿入孔(10a)内にピン(10b)を押圧するこ
とによりハンドル(2)をボディ(10)に軸着する工程
とを含む。
また、この製造法では、ボディ(10)の一方の側壁
(10f)に接続するピン(10b)の一端に弾性爪部(10
c)を形成すると共に、ピン(10b)の他端にフランジ
(10d)を形成する工程と、ボディ(10)の一方の側壁
(10f)及び他方の側壁(10g)に形成されたピン挿入孔
(10a)内にピン(10b)を挿入したとき、フランジ(10
d)をボディ(10)の一方の側壁(10f)に係止する工程
と、弾性爪部(10c)をボディ(10)の他方の側壁(10
g)に係止する工程とを含んでもよい。
作用 ピン挿入孔(10a)に隣接してピン(10b)を一体成形
したボディ(10)を製造した後、ボディ(10)、ハンド
ル(2)及びスプリング(4)を組み立て、一体成形し
たピン(10b)とボディ(10)との接続部(10e)を破断
してボディ(10)のピン挿入孔(10a)内にピン(10b)
を押圧することによりハンドル(2)をボディ(10)に
軸着する。従って、自動車用インサイドドアハンドル装
置の製造が容易で製造時間が短縮でき、部品数も削減さ
れる。
実 施 例 以下、この発明の実施例を第1図〜第5図について説
明する。
第1図に示すように、ボディ10のピン挿入孔10aに隣
接してかつ同軸上に合成樹脂によりピン10bが一体成形
されたボディ10が作られる。この製造法では、ボディ10
の一方の側壁10fに接続するピン10bの一端に弾性爪部10
cが形成されると共に、ピン10bの他端にフランジ10dが
形成される。第3図に示すように、ピン10bはボディ10
にわずかな接続部10eで連結されている。
次に、ボディ10、ハンドル2及びスプリング4が組み
立てられる。続いて、一体成形したピン10bとボディ10
との接続部10eを破断してボディ10のピン挿入孔10a内に
ピン10bを押圧することによりピン挿入孔10a及びハンド
ル2に形成された孔部2aにピン10bを挿入して、ハンド
ル2をボディ10に軸着する。ここで、ボディ10の一方の
側壁10f及び他方の側壁10gに形成されたピン挿入孔10a
内にピン10bを挿入したとき、フランジ10dはボディ10の
一方の側壁10fに係止し、弾性爪部10cはボディ10の他方
の側壁10gに係止する。
本実施例では、ピン挿入孔10aに隣接してピン10bを一
体成形したボディ10を製造した後、ボディ10、ハンドル
2及びスプリング4を組み立て、一体成形したピン10b
とボディ10との接続部10eを破断してボディ10のピン挿
入孔10a内にピン10bを押圧することによりハンドル2を
ボディ10に軸着する。従って、自動車用インサイドドア
ハンドル装置の製造が容易であり、部品数も削減され
る。
第4図及び第5図はこの発明の他の実施例を示す。こ
の例では、弾性爪部10c及びフランジ10dをピン10bに形
成せずにエスカッション11の縁部11aによりピン10bの脱
落を防止している。
発明の効果 上記のようにこの発明では、自動車用インサイドドア
ハンドル装置の製造時間を短縮し、部品数を低減できる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明により製造される自動車用インサイド
ドアハンドル装置の製造工程においてピンを押圧する前
の状態を示す断面図、第2図はピンを押圧した後の状態
を示す断面図、第3図はピンとボディとの連結部を示す
部分的拡大図、第4図はこの発明の他の実施例を示す製
造工程においてピンを押圧する前の状態を示す断面図、
第5図はピンを押圧した後の状態を示す断面図、第6図
は従来の自動車用インサイドドアハンドル装置の製造工
程においてピンを押圧する前の状態を示す断面図、第7
図は第6図のピンを押圧した後の状態を示す第9図のB
−B線に沿う断面図、第8図は自動車用インサイドドア
ハンドル装置の正面図、第9図は第8図のA−A線に沿
う断面図、第10図は側面図である。 2……ハンドル、4……スプリング、10……ボディ、10
a……ピン挿入孔、10b……ピン、10c……弾性爪部、10d
……フランジ、10e……接続部、

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボディに形成されたピン挿入孔及びハンド
    ルに形成された孔部にピンを挿入してハンドルをボディ
    に軸着する工程を含む自動車用インサイドドアハンドル
    装置の製造法において、 ピン挿入孔に隣接してかつ同軸上に合成樹脂によりピン
    をボディと一体成形する工程と、 一体成形したピンとボディとの接続部を破断してボディ
    のピン挿入孔内にピンを押圧することによりハンドルを
    ボディに軸着する工程とを含むことを特徴とする自動車
    用インサイドドアハンドル装置の製造法。
  2. 【請求項2】ボディの一方の側壁に接続するピンの一端
    に弾性爪部を形成すると共に、ピンの他端にフランジを
    形成する工程と、 ボディの一方の側壁及び他方の側壁に形成されたピン挿
    入孔内にピンを挿入したとき、フランジをボディの一方
    の側壁に係止する工程と、弾性爪部をボディの他方の側
    壁に係止する工程とを含む請求項(1)に記載の自動車
    用インサイドドアハンドル装置の製造法。
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