JPS63210170A - 反応染料組成物及びそれを用いる染色又は捺染法 - Google Patents

反応染料組成物及びそれを用いる染色又は捺染法

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JPS63210170A
JPS63210170A JP62044616A JP4461687A JPS63210170A JP S63210170 A JPS63210170 A JP S63210170A JP 62044616 A JP62044616 A JP 62044616A JP 4461687 A JP4461687 A JP 4461687A JP S63210170 A JPS63210170 A JP S63210170A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、反応染料組成物及びそれを用いるセルロース
系w4雑の工業的有利な染色または捺染方法に関する。
〈従来技術〉 セルロース系繊維を反応染料を用いて染色することはよ
く知られているが、通常、目的とする色調や堅牢性が第
一番目に重視されて、この目的にかなう染料が選択され
ている。この場合、夫々の染料のセルロース系繊維との
反応性の大小の差によって生じる、或いは、染色装置内
にしばしば発生する染液の温度むらによって生じる均染
性や再現性の不良を向上させるために、吸尽染色加工プ
ロセス作業では特に、染浴内へ添加する無1a塩やアル
カリ剤を適宜細かく分割して添加したり、染色装置に特
別な染液攪拌装置を取り付けて温度斑を小さくする等の
多くの労力を要する。或いは特開昭60−259687
に記載のように無機塩やアルカリ剤を正または負の指数
、対数または累乗関数に従って添加する細かい作業が知
られている。
また、連続染色加工プロセスや、コールドパッチアップ
染色加工プロセスでは、反応染料とセルロース系繊維と
の親和性の大小によって反始部と反末部の色違い現象で
ある所謂、テーリング現象を防止する為に、加工プロセ
ス途中で消費された染料を追加したり、或いは新たに染
色浴を作成するという煩雑な操作が行なわれている。ま
た、使用する反応染料の反応性の違いにより固着処理時
間や処理温度のわずかな振れにより目的とする色や濃度
が得られない場合がしばしばあることが知られている。
捺染加工プロセスでは、使用する反応染料の反応性の違
いにより、固着工程時の処一時間や処理温度のわずかな
振れにより、目的とする色や濃度が得られない場合がし
ばしばあることが知られている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、従来知られている公知の技術では、染色加工操
作に多大な時間と作業を費やし、しかも、均染性や再現
性の点で常に満足できる染色や捺染が行なわれることが
少なかった。
本発明者らは、反応染料を用いてセルロース系繊維を染
色または捺染する方法において、上記の問題を解決すべ
く染色または捺染操作の簡素化、染色や捺染での再現性
や均染性の向上方法について鋭意検討した結果、特定の
異種染料を配合してなる反応染料組成物が目的を達成す
ることを見い出し本先明を完成するに至った。
〈問題を解決するための手段〉 本発明は、下記一般式(I) c式中、DIはスノ゛・ホン酸基を有する有機染料の残
基、Rt 、 R2及びR8は互いに独立に水累又は置
換基を有していてもよい低級アルキル、Bs及びB2は
互いに独立に、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、
クロロ、ブロモ、ニトロ、カルボキシ及びスルホの群か
ら選ばれる1又は2個の置換基により置換されていても
(lO) よいナフチレン、Zl及び2gは互いに独立にビニル又
は−CHgCHttL (Lはアルカリの作用で脱離す
る基)、nは1〜8を表わす。〕で示される反応染料、
及び下記一般式体)[式中、B2はスルホン酸基を有す
る有機染料の残基、R4及びR6は互いに独立に水素又
は置換基を有していてもよい低級アルキル、B8はメチ
ル、エチル、メトキシ、エトキシ、クロロ、ブロモ、ニ
トロ、カルボキシ及びスルホの群から選ばれるl又は2
個の置換基により置換されていてもよいフェニレン又は
スルホで置換されていてもよいナフチレン、Zsはビニ
ル又は−CHgCHgL (Lは前記の意味を有する。
)、Xは塩素、臭素、フッ素または第4級窒素原子を有
する非芳香族又は芳香族の第8級窒素化合物残基を表わ
し、nは前記の意味を有する。コ で示される反応染料、及び下記一般式(2)C式中、B
8はスルホン酸基を有する有機染料の残基、Re、Rr
及びR8は互いに独立に水素又は置換基を有していても
よい低級アルキル、B4はメチル、エチル、メトキシ、
エトキシ、クロロ、ブロモ、ニトロ、カルボキシ及びス
ルホの群から選ばれる1又は2個の置換基により置換さ
れていてもよいフェニレン又ハスルホで置換されていて
もよいナフチレン、B5は、低級アルキル、低級アルコ
キシ、ニトロ、シアノ、カルボキシ及びスルホの群から
選ばれる少なくとも1個の置換基により置換されていて
もよいフェニレン又はスルホで置換されていてもよいナ
フチレン、Z4はビニル又は−CHs+CHs+L (
Lは前記の意味を有する。)を表わし、nは前記の意味
を有する。コ で示される反応染料の内、一般式(I)、α)及び(ロ
)で示される反応染料の少なくとも2種を含有してなる
反応染料組成物及びそれを用いるセルロース系線維の染
色又は捺染法を提供する。
本発明によれば、吸尽染色では染料と、用いられる無機
塩やアルカリ剤、又場合により用いられる公知の染色助
剤を染色プロセスの初めから染浴内に添加できる作業性
の簡素な方法が採用でき、しかも、均染性や再現性や温
度感性が極めて良好な染色物が提供される。又、連続染
色やコールドバッチアップ染色では、消費された染料を
染浴内に追加したり、或いは新たに染色浴を作成するこ
となしに一回の染色浴の作成だけで反始部から反末部ま
で全体に均一で同じ濃度を有し、同じ色相を有する所謂
テーリング現象のない染色物が提供される。更に、捺染
では、固着工程時の処理時間や処理温度の振れに対して
も、均一で同じ濃度を有し、同じ色相を有する捺染物が
提供される。
本発明において、R1,Rg、 Rs、 R4,R6,
Re。
R7,R8で表わされる低級アルキル基としては、1−
4個′の炭素原子を有するアルキル基が好ましく、置換
されていてもよい基としては、ヒドロキシ基、シアノ基
、アルコキシ基、ハロゲン、カルボキシ基、カルバモイ
ル基、アルコキシカルボニル基、アルキルカルボニルオ
キシ基、スルホン酸基、スルファモイル基が好ましい。
R1,R1,Rm、 R<、 Rs、 Re、 R7,
Raとしては、たとえば、水素原子、メチル基、エチル
基、n−ブロビル基、1so−プロピル基、n−ブチル
基、jso−ブチル基、5ec−ブチル基、2−ヒドロ
キシエチル基、2−ヒドロキシプロピル基、8−ヒドロ
キシプロピル基、2−ヒドロキシブチル基、8−ヒドロ
キシブチル基、4−ヒドロキシブチル基、2,8−ジヒ
ドロキシプロピル基、8,4−ジヒドロキシブチル基、
シアノメチル基、2−シアノエチル基、8−シアノプロ
ピル基、メトキシメチル基、エトキシメチル基、2−メ
トキシエチル基、2−エトキシエチル基、8−メトキシ
プロピル基、8−エトキシプロピル基、2−ヒドロキシ
−8−メトキシプロピル基、クロロメチル基、ブロモメ
チル基、2−クロロエチル基、2−ブロモエチル基、8
−クロロプロピル基、8−ブロモプロピル基、4−クロ
ロブチル基、4−ブロモブチル基、カルボキシメチル基
、2−カルボキシエチル基、8−カルボキシプロピル基
、4−カルボキシブチル基、1.2−ジカルボキシエチ
ル基、カルバモイルメチル基、2−カルバモイルエチル
基、8−カルバモイルプロピル基、4−カルバモイルブ
チル基、メトキシカルボニルメチル基、エトキシカルボ
ニルメチル基、2−メトキシカルボニルエチル基、2−
エトキシカルボニルエチル基、8−メトキシカルボニル
プロピル基、8−エトキシカルボニルプロビル基、4−
メトキシカルボニルブチル基、4−エトキシカルボニル
ブチル基、メチルカルボニルオキシメチル基、エチルカ
ルボニルオキシメチル基、2−メチルカルボニルオキシ
エチル基、2−エチルカルボニルオキシエチル基、8−
メチルカルボニルオキシプロピル基、8−エチルカルボ
ニルオキシプロビル基、4−メチルカルボニルオキシブ
チル基、4−エチルカルボニルオキシブチル基、スルホ
メチル基、2−スルホエチル基、8−スルホプロピル基
、4−スルホブチル基、スルファモイルメチル基、2−
スルフ1モイルエチル基、8−スルフ1モイルプロピル
基、4−スルファモイルブチル基等をあげることができ
、とりわけ、水素原子、メチル基、エチル基の場合が好
ましい。
本発明において、Bi、 Bg、 B8. B4で表わ
される基とは、例えば * (式中、星印で示した結合は、それぞれ−8Og−Z1
〜4に通じている結合を意味する。)等をあげることが
できる。
本発明においてB5で表わされる基とは、例えば、フェ
ニル基としては、1〜4個の炭素原子を有するアルキル
基、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基、スルホ
ン酸基、カルボン酸基、シノア基、ニトロ基及び塩素原
子の群から選ばれる、1又は2個の置換基により置換さ
れていてもよいフェニル基が好ましい。
ナフチル基としては、1,2又は8個のスルホン酸基に
より置換されていてもよいナフチル基であり、中でも特
に好ましくは、2−.8+。
4−、5 +、 6−、7−又は8−スルホ−1−ナフ
チル基、1−.5−.6−.7−又は8−スルホ−2−
ナフチル基、2,4−15.7−。
6.8−14,8−14,7−18.8−14゜6−1
8,7−又は8,6−ジスルホ−2−ナフチル基、4 
、6 、8−12,4,7−又は8゜6.8−トリスル
ホ−1−ナフチル基、1.5゜7−14,6,8−又は
8,6,8−トリスルホ−2−ナフチル基等が挙げられ
る。
本発明において、Dl、Dg及びDlで表わされるスル
ホン酸基を有する有機染料としては、モノ又はポリアゾ
系、金属錯塩系、ホルマザン系、アントラキノン系、フ
タロシアニン系、スチルベン系、オキサジン系、ジオキ
サジン系、トリフェニルメタン系、ニトロ系又はアゾメ
チン系のスルホン酸基を持った染料が挙げられる。
この中で、特にモノ又はポリアゾ系、金属錯塩系、ホル
マザン系、フタロシアニン系の染料は錯化合物形成性中
心原子としてCu%Cr、Co1Ni又はFeなどを有
する形で存在できる。
前記一般式(1) # (i e及び(2)においてL
で示されるアルカリの作用によって脱離する基としては
、たとえば、硫酸エステル基、チオ硫酸エステル基、リ
ン酸エステル基、酢酸エステル基、ハロゲン原子等がこ
れに該当する。
一般式(I)で示される反応染料は、下式、(式中、D
I、 R1,Rs、 Rj、 B1. Bx、 Zl、
Ztおよびnは前記の意味を有する。) で示される化合物、一般式(n)で示される反応染料は
下式 (式中、pg、 R4,R5,Bll、 Ztt及びn
は前記の意味を有する。) で示される化合物及び所望により第4級窒素原子を有す
る非芳香族又は第8級窒素原子を有する芳香族化合物、
一般式(2)で示される反応染料は、 (式中、Ds、 Re、 Ry、 R8,B4. B5
. Za及ヒnは前記の意味を有する。) で示される化合物を用いて塩化シアヌルのような1,8
.5−トリハロゲノ−8−トリアジンを逐次常法に従っ
て縮合させて夫々容易に製造することができる。
本発明の反応染料組成物は、一般式(Z) # (I[
) e(ロ)で示される反応染料の少なくとも2種、好
ましくは一般式(I)で示される反応染料と、一般式(
If)で示される反応染料及び/又は一般式(ロ)で示
される反応染料とを混合することによって得られる。
一般式(I) I (II)及び(ロ)で示される反応
染料の混合比率には特に制限はないが、好ましくは混合
される一成分が5重量%以上である。
本発明の反応染料組成物は染色性に影響がない限り一般
式(I)、(IF)及び(2)以外の公知の反応染料の
外に、溶解助剤などの染料改良剤、染色助剤などを含有
することができる。
本発明方法におけるセルロース系繊維としては、特に限
定されるものではないが、木綿、リネン、麻、シェード
、ラミー繊維、ビスコース等の再生セルロース、および
それらと他の繊維との混交品などが例示される。
本発明方法における染色またはなり東方法としては、公
知の方法でよいが、吸尽染色法では無水芒硝や食塩等の
公知の無機中性塩および、JR酸ソーダ、苛性ソーダ、
第三燐酸ソーダ等の公知の酸結合剤を用いて染色する方
法が例示される。コールドパッチングアップ染色法では
、無水芒硝や食塩等の公知の無機中性塩および、苛性ソ
ーダ、硅酸ソーダ等の公知の酸結合剤を用いてパジング
後、密閉包装材料中に一定温度で放置して染色する方法
が例示される。連続染色法では、炭酸ソーダや爪炭酸ソ
ーダ等の公知の酸結合剤を染料パジング液に混合し、公
知の方法でパジング後、乾熱または蒸熱により染色する
一浴パジング法及び、染料パジング後、無水芒硝や食塩
等の公知の無機中性塩および苛性ソーダや硅酸ソーダ等
の公知の酸結合剤をパジングし、公知の方法で乾熱また
は蒸熱により染色する二浴パジング法等が例示される。
なり染法では、重炭酸ソーダ等の公知の酸結合剤を含む
なっ染ペーストを印なつ後、乾熱または蒸熱によりなっ
染する一相なっ染法及び、なっ染ペーストを印なつ後、
食塩等の無機中性塩および苛性ソーダや硅酸ソーダ等の
公知の酸結合剤の90℃以上の高温中に投入してなっ染
する二相なっ染法等が例示される。
本発明によれば通常工業的に行なわれている方法に比べ
て、作業操作が極めて容易であり、しかも染色やなり染
において、再現性よく均染性の良好な染色物またはなっ
染物が得られる。
以下実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発
明はこれらの実施例に限定されるものではない。尚、例
中、部および%は夫々重量部および重j1%を意味する
実施例1 遊離酸の形で式(1−1) で示される染料50部に遊離酸の形で式(1で示される
染料50部を十分混合した。
セルロース繊維からなる編物100部をウィンス式染色
装置にセットし、浴比1:15、水温を80℃にした。
予め溶解させた上記で得られた染料8部、無水芒硝76
部及び、炭酸ナトリウム80部を一括して公知の方法で
浴中に投入した後、80分間で60℃迄昇温し、この温
度で40分間編物を処理し、染色を終了した。得られた
染色物は常法で洗浄して仕上げた。かくして得られた染
色物は斑のない均一な濃い帯緑味の黄色であった。
比較例1 実施例1中の式(1−2)で示される染料を用いて実施
例1と同じセルロース繊維からなる編物を実施例1と同
じ操作で染色し、常法で洗浄して仕上げた。かくして得
られた染色物はところどころに斑のある帯緑味の黄色で
あった。
実施例2 遊離酸の形で式(2−1) で示される染料60部に遊離酸の形で式(21LJs5 で示される染料20部に遊離酸の形で式(2で示される
染料20部を十分混合した。
得られた染料50部を熱水で溶解し25℃に冷却する。
これに82.5%苛性ソーダ水溶液15容量部及び50
度ボーメの水ガラス150部を添加し、更に水を加えて
全量を25℃で1000容量部とした直後にこの液をパ
ジング液として用いてシルケット加工木綿織物をパジン
グする。パジングした木綿織物を巻き上げ、ポリエチレ
ンフィルムで密閉して20℃の室温に20時間放置後、
染色物を常法で洗浄し乾燥して仕上げた。得られた染色
物は、反始部から反末部まで全体に同じ色相と同じ濃度
を有する均一な濃い赤色であった。
比較例2 実施例2中の式(2−1)、(2−2)、及び(2−8
)で示される染料を夫々単独で用いて、実施例2と同じ
シルケット加工木綿織物を実施例2と同じ操作で染色し
、常法で洗浄して仕上げた。かくして得られた染色物は
反始部と反末部に濃度の差がある赤色であった。
実施例8 遊lIi酸の形で式(8−1) で示される染料20部に遊離酸の形で式(8で示される
染料40部に遊離酸の形で式(8で示される染料40部
を十分混合した。
得られた染料100部を熱水で溶解し25℃に冷却する
。これにアルギン酸ソーダ1部、メタニトロベンゼンス
ルホン酸ソーダ10部及び炭酸水素ナトリウム20部を
添加し、更に水を加えて全量を25′Cで1000容量
部とした直後にこの液をパジング液として用いてレーヨ
ン織物をパジングした。パジングしたレーヨン織物を1
20”Cで2分間乾燥し次いで100℃で5分間スチー
ミングし染料を固着させた。得られた染色物は常法で洗
浄し乾燥して仕上げた。かくして得られた染色物は、反
始部から反末部まで全体に同じ色相と同じ濃度を有する
均一な濃い青色であった。
比較例8 実施例8中の式(8−1)、(8−2)、及び(a−8
)で示される染料を夫々単独で用いて、実施例8と同じ
レーヨン鎗物を実施例3と同じ操作で染色し、常法で洗
浄して仕上げた。かくして得られた染色物は反始部と反
末部に濃度の差のある青色であった。
実施例4 遊離酸の形で式(4−1”) で示される染料40部に遊離酸の形で式(4で示される
染料60部を十分混合した。
(イ)得られた染料50部を熱水で溶解し、次いでアル
ギン酸ソーダ20部、メタニトロベンゼンスルホン酸ソ
ーダ10部、炭酸水素ナトリウム20部を添加し、更に
水を加えて全量を20℃で1000部とした直後に、こ
れを捺染ペーストとして用いてシルケット加工木綿織物
を印捺し乾燥した。次いで100℃で5分間スチーミン
グを行ない染料を固着させた。得られた捺染物は常法で
洗浄し乾燥して仕上げた。かくして得られた捺染物は均
一で濃い緋赤色であった。
(ロ)また100℃で100分間スチーミング行なった
場合も、110℃で5分間スチーミングを行なった場合
も上記0)項と同じ濃度、同じ色相を有する均一で濃い
緋赤の捺染物であった。
比較例4 実施例4中の式(4−1)及び(4−2)で示される染
料を夫々単独で用いて、実施例4と同じシルケット加工
木綿織物を実施例4と同じ操作で捺染し、常法で仕上げ
た。かくして得られた捺染物の濃度を調べたところ、1
00℃で5分間スチーミングを行なった捺染物と100
℃で10分間スチーミングを行なった捺染物と110°
Cで5分間スチーミングを行なった捺染物の間に著しい
濃度差のある緋赤であった。
実施例5〜24 遊離酸の形で表1乃至10に示す染料を用いて実施例1
乃至4に記載した方法に準じて染色及び捺染を行なった
夫々の染料は単独では染色及び捺染で斑や濃度差及び再
現性の不良な染色物及び捺染物であった。
しかしながら、表1乃至10に示す染料を表1乃至10
に示す割合で混合した場合は、染色や捺染での均染性や
再現性の極めて良好な染色物や捺染物であった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、D_1はスルホン酸基を有する有機染料の残基
    、R_1、R_2及びR_3は互いに独立に水素又は置
    換基を有していてもよい低級アルキル、B_1及びB_
    2は互いに独立に、メチル、エチル、メトキシ、エトキ
    シ、クロロ、ブロモ、ニトロ、カルボキシ及びスルホの
    群から選ばれる1又は2個の置換基により置換されてい
    てもよいフェニレン又はスルホで置換されていてもよい
    ナフチレン、Z_1及びZ_2は互いに独立にビニル又
    は−CH_2CH_2L(Lはアルカリの作用で脱離す
    る基)、nは1〜3を表わす。] で示される反応染料、及び下記一般式(II)▲数式、化
    学式、表等があります▼(II) 〔式中、D_2はスルホン酸基を有する有機染料の残基
    、R_4及びR_5は互いに独立に水素又は置換基を有
    していてもよい低級アルキル、B_3はメチル、エチル
    、メトキシ、エトキシ、クロロ、ブロモ、ニトロ、カル
    ボキシ及びスルホの群から選ばれる1又は2個の置換基
    により置換されていてもよいフェニレン又はスルホで置
    換されていてもよいナフチレン、Z_8はビニル又は−
    CH_2CH_2L(Lは前記の意味を有する。)、X
    は塩素、臭素、フッ素または第4級窒素原子を有する非
    芳香族又は芳香族の第3級窒素化合物残基を表わし、n
    は前記の意味を有する。]で示される反応染料、及び下
    記一般式(III)、▲数式、化学式、表等があります▼
    (III) [式中、D_3はスルホン酸基を有する有機染料の残基
    、R_6、R_7及びR_8は互いに独立に水素又は置
    換基を有していてもよい低級アルキル、B_4はメチル
    、エチル、メトキシ、エトキシ、クロロ、ブロモ、ニト
    ロ、カルボキシ及びスルホの群から選ばれる1又は2個
    の置換基により置換されていてもよいフェニレン又はス
    ルホで置換されていてもよいナフチレン、B_5は、低
    級アルキル、低級アルコキシ、ニトロ、シアノ、カルボ
    キシ及びスルホの群から選ばれる少なくとも1個の置換
    基により置換されていてもよいフェニレン又はスルホで
    置換されていてもよいナフチレン、Z_4はビニル又は
    −CH_2CH_2L(Lは前記の意味を有する。)を
    表わし、 nは前記の意味を有する。] で示される反応染料の内、一般式( I )、(II)及び
    (III)で示される反応染料の少なくとも2種を含有し
    てなる反応染料組成物。
  2. (2)下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、D_1はスルホン酸基を有する有機染料の残基
    、R_1、R_2及びR_3は互いに独立に水素又は置
    換基を有していてもよい低級アルキル、B_1及びB_
    2は互いに独立に、メチル、エチル、メトキシ、エトキ
    シ、クロロ、ブロモ、ニトロ、カルボキシ及びスルホの
    群から選ばれる1又は2個の置換基により置換されてい
    てもよいフェニレン又はスルホで置換されていてもよい
    ナフチレン、Z_1及びZ_2は互いに独立にビニル又
    は−CH_2CH_2L(Lはアルカリの作用で脱離す
    る基)、nは1〜3を表わす。] で示される反応染料、及び下記一般式(II)▲数式、化
    学式、表等があります▼(II) 〔式中、D_2はスルホン酸基を有する有機染料の残基
    、R_4及びR_5は互いに独立に水素又は置換基を有
    していてもよい低級アルキル、B_3は、メチル、エチ
    ル、メトキシ、エトキシ、クロロ、ブロモ、ニトロ、カ
    ルボキシ及びスルホの群から選ばれる1又は2個の置換
    基により置換されていてもよいフェニレン又はスルホで
    置換されていてもよいナフチレン、Z_3はビニル又は
    −CH_2CH_2L(Lは前記の意味を有する。)、
    Xは塩素、臭素、フッ素または第4級窒素原子を有する
    非芳香族又は芳香族の第3級窒素化合物 残基を表わし、nは前記の意味を有する。]で示される
    反応染料、及び下記一般式(III)▲数式、化学式、表
    等があります▼(III) 〔式中、D_3はスルホン酸基を有する有機染料の残基
    、R_6、R_7及びR_8は互いに独立に水素又は置
    換基を有していてもよい低級アルキル、B_4は、メチ
    ル、エチル、メトキシ、エトキシ、クロロ、ブロモ、ニ
    トロ、カルボキシ及びスルホの群から選ばれる1又は2
    個の置換基により置換されていてもよいフェニレン又は
    スルホで置換されていてもよいナフチレン、R_5は、
    低級アルキル、低級アルコキシ、ニトロ、シアノ、カル
    ボキシ及びスルホの群から選ばれる少なくとも1個の置
    換基により置換されていてもよいフェニレン又はスルホ
    で置換されていてもよいナフチレン、Z_4はビニル又
    は−CH_2CH_2L(Lは前記の意味を有する。)
    を表わし、 nは前記の意味を有する。] で示される反応染料の内、一般式( I )、(II)及び
    (III)で示される反応染料の少なくとも2種を含有し
    てなる反応染料組成物を用いることを特徴とするセルロ
    ース系繊維の染色又は捺染法。
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