JPH07179784A - 反応染料組成物およびそれを用いる繊維材料の染色または捺染方法 - Google Patents

反応染料組成物およびそれを用いる繊維材料の染色または捺染方法

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JPH07179784A
JPH07179784A JP34637093A JP34637093A JPH07179784A JP H07179784 A JPH07179784 A JP H07179784A JP 34637093 A JP34637093 A JP 34637093A JP 34637093 A JP34637093 A JP 34637093A JP H07179784 A JPH07179784 A JP H07179784A
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reactive dyes
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JP34637093A
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Takeshi Washimi
武志 鷲見
Shuhei Hashizume
修平 橋爪
Masayuki Miki
雅之 三木
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P1/00General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed
    • D06P1/38General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using reactive dyes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0033Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions
    • C09B67/0046Mixtures of two or more azo dyes
    • C09B67/0051Mixtures of two or more azo dyes mixture of two or more monoazo dyes
    • C09B67/0052Mixtures of two or more reactive monoazo dyes

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 セルロース系繊維材料又はそれを含有する繊
維材料を均一に、少量の無機塩の添加で濃く、再現性良
く染色又は捺染し、且つ優れた堅牢度の染色又は捺染物
を与える反応染料組成物を提供する。 【構成】 遊離酸の形で下式(I)など (式中、R1 、R2 は水素、アルキル、ウレイドなど、
1 はハロゲン、Y1 は−SO2 CH=CH2 、−SO
2 CH2 CH2 OZ(Zはアルカリで脱離する基)、m
1 〜m4 は1〜3の整数、nは0又は1を表す。)から
選ばれる反応染料を含有し、黄色染料及び青色染料をそ
れぞれ少なくとも1種含有し、赤色反応染料を少なくと
も2種含有する反応染料組成物及びそれを用いることを
特徴とする染色又は捺染方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は反応染料組成物及びそれ
を用いる繊維材料の染色又は捺染方法に関する。
【0002】
【従来の技術】反応染料は、その優れた染料特性の故
に、繊維材料、とりわけ、セルロース系繊維の染色に多
用されている。反応染料を用いる繊維材料の染色におい
ては、黄色、赤色および青色の反応染料を三原色として
用い、それらを適宜組み合わせて染色又は捺染する方法
が有用であることが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】三原色に使用される反
応染料に関しては、各染料のビルドアップ性、及び均染
性、染色温度依存性及び浴比依存性が良好で染色の再現
性が優れていること、三原色の染着速度が等しく、染色
温度依存性が優れていることが揃っており相容性が良好
であること、三原色の耐光堅牢度や汗と日光との複合堅
牢度、洗濯堅牢度、塩素堅牢度など諸堅牢度が優れてお
り、且つそれらの堅牢度のレベルが揃っていることなど
が必要とされている。特に均染性や染色の再現性につい
ては、近年、素材の種類や形態の多様化及び工場の自動
化、染色時間短縮による操作の簡略化などに伴い、より
均染性がよく、染色の再現性のよい反応染料が強く望ま
れている。三原色の各染料のビルドアップ性が各々の染
料で異なり、また、各々の染料を単独で用いて染色した
ときと適宜組み合わせて染色したときにおいて染色性が
一致しない場合は、近年多用されているコンピューター
カラーマッチングシステムによる色合わせが困難にな
り、それらの三原色染料の染着速度、染色温度依存性が
各々異なる場合は、染色途中に斑染めが生じるという均
染性の問題や染色ロット間で色違いを生じる等のレベル
が揃っていない場合は、耐光堅牢度や汗日光堅牢度、洗
濯堅牢度、塩素堅牢度の全てにおいて変色が目立ち、良
好な染色物を得ることが困難である等の問題が生じる。
一方、反応染料を用いた染色、特に染色濃度が高い場合
には、多量の無機中性塩を必要とするが、多量の無機中
性塩の添加は、多大な時間と労力を要するので、染色作
業の操作性を著しく低下させる。また多量の無機中性塩
の添加は、染色排水への無機中性塩の含量を増大させ、
環境問題を考えると好ましくない。従って、少量の無機
中性塩の添加で高濃度の染色物が得られる反応染料に対
して強い要望がある。また、近年の環境問題への関心の
高まりから、染色排水の着色負荷に対する規則も厳しく
なる傾向にあり、固着率が高く、染色排水の着色度の低
い反応染料が強く望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、三原色を
用いた反応染料の染色及び捺染における反応染料の種々
の問題点を解決する目的で鋭意検討した結果、本発明を
完成するに至った。
【0005】本発明は、それぞれ遊離酸の形で下記一般
式(I)乃至(VII)、
【0006】
【化15】
【0007】〔式中、m1 は1〜3の整数、R1 及びR
2 は各々独立に水素原子、アルキル基、アルコキシ基、
アシルアミノ基 またはウレイド基、R3 は水素原子又
は置換されていてもよいアルキル基、Aは置換されてい
てもよいフェニレン又はナフチレン基、X1 はハロゲン
原子、Y1 は−SO2 CH=CH2 又は−SO2 CH2
CH2 1 (Z1 はアルカリの作用で脱離する基を表
す)を表す。〕、
【0008】
【化16】
【0009】〔式中、m2 は1〜3の整数、R4 及びR
5 はそれぞれに独立に水素原子、スルホ基、アルキル基
又はアルコキシ基、R6 は水素原子又は置換されていて
もよいアルキル基、Bは置換されていてもよいフェニレ
ン又はナフチレン基、X2 はハロゲン原子、Y2 は−S
2 CH=CH2 又は−SO2 CH2 CH2 2 (Z2
はアルカリの作用で脱離する基を表す)を表す。〕、
【0010】
【化17】
【0011】〔式中、nは0又は1、R7 は水素原子、
アルキル基又はアルコキシ基、R8 は水素原子又は置換
されていてもよいアルキル基、Dは置換されていてもよ
いフェニレン又はナフチレン基、X3 はハロゲン原子、
3 は−SO2 CH=CH2 又は−SO2 CH2 CH2
3 (Z3 はアルカリの作用で脱離する基を表す)を表
す。〕、
【0012】
【化18】
【0013】〔式中、m3 は1〜3の整数、R9 は水素
原子又は置換されていてもよいアルキル基、Eは置換さ
れていてもよいフェニレン又はナフチレン基、X4 は−
NR1011, −OR12(式中、R10、R11及びR12は互
いに独立に水素原子、又はヒドロキシ基、シアノ基、ア
ルコキシ基、カルボキシル基、カルバモイル基、アルコ
キシカルボニル基、アルキルカルボニルオキシ基、スル
ホ基、スルファモイル基もしくはハロゲン原子で置換さ
れてもよいアルキル、フェニル又はナフチル基を表
す。)、置換されてもよいピリジニオ基、モルホリノ基
又はピペリジノ基、Y4 は−SO2 CH=CH2 又は−
SO2 CH2 CH2 4 (Z4 はアルカリの作用で脱離
する基を表す)を表す。〕、
【0014】
【化19】
【0015】〔式中、R13は水素原子又は置換されてい
てもよいアルキル基、R14は−O−又 素原子、Gは置換されていてもよいフェニレン又はナフ
チレン基、Meは原子番号が27〜29の金属イオン、
5 はハロゲン原子、Y5 は−SO2 CH=CH2 又は
−SO2 CH2 CH2 5 (Z5 はアルカリの作用で脱
離する基を表す)を表す。〕、
【0016】
【化20】
【0017】〔式中、Jは置換されていてもよいフェニ
レン又はナフチレン基、Y6 は−SO2 CH=CH2
は−SO2 CH2 CH2 6 (Z6 はアルカリの作用で
脱離する基を表す)を表す。〕、
【0018】
【化21】
【0019】〔式中、m4 は1〜3の整数、R16は水素
原子又は置換されていてもよいアルキル基、Lは置換さ
れていてもよいフェニレン又はナフチレン基、X6 はハ
ロゲン原子、Y7 は−SO2 CH=CH2 又は−SO2
CH2 CH2 7 (Z7 はアルカリの作用で脱離する基
を表す)を表す。〕、で示される反応染料群から選ばれ
る少なくとも4種の反応染料を含有する組成物にして、
上記一般式(I)及び(II)で示される反応染料群か
ら選ばれる黄色反応染料及び上記一般式(V)乃至(V
II)で示される反応染料群から選ばれる青色反応染料
をそれぞれ少なくとも1種含有し、上記一般式(II
I)及び(IV)で示される反応染料群から各々選ばれ
る赤色反応染料を少なくとも2種含有する反応染料組成
物及びそれを用いる繊維材料の染色又は捺染方法に関す
る。
【0020】前記一般式(I)、(II)、(II
I)、(IV)、(V)、(VI)及び(VII)にお
いて、R1 、R2 、R4 及びR5 で表されるアルキル基
及びアルコキシ基としてはメチル、エチル、メトキシ、
エトキシなどのC1 〜C4 アルキル及び、C1 〜C4
ルコキシ基を挙げることができ、とりわけ、メチル基、
メトキシ基が好ましい。
【0021】R1 及びR2 で表されるアシルアミノ基と
してはアセチルアミノ、プロピオニルアミノなどを挙げ
ることができ、R1 、R2 としては、一方が水素原子で
他方がウレイド基であることがとりわけ好ましい。R4
及びR5 としては、どちらか一方がスルホ基であること
が好ましい。R3 、R6 、R8 、R9 、R13及びR16
しては、例えば、水素原子、メチル基、エチル基、n-プ
ロピル基、iso-プロピル基、n-ブチル基、iso-ブチル
基、sec-ブチル基、2-ヒドロキシエチル基、2-ヒドロキ
シプロピル基、3-ヒドロキシプロピル基、2-ヒドロキシ
ブチル基、3-ヒドロキシブチル基、4-ヒドロキシブチル
基、2,3-ジヒドロキシブチル基、3,4-ジヒドロキシブチ
ル基、シアノメチル基、2-シアノエチル基、3-シアノプ
ロピル基、メトキシメチル基、エトキシメチル基、2-メ
トキシエチル基、2-エトキシエチル基、3-メトキシプロ
ピル基、3-エトキシプロピル基、2-ヒドロキシ3-メトキ
シプロピル基、クロロメチル基、ブロモメチル基、2-ク
ロロエチル基、2-ブロモエチル基、3-クロロプロピル
基、3-ブロモプロピル基、4-クロロブチル基、4-ブロモ
ブチル基、カルボキシメチル基、2-カルボキシエチル
基、3-カルボキシプロピル基、4-カルボキシブチル基、
1,2-ジカルボキシエチル基、カルバモイルメチル基、2-
カルバモイルエチル基、3-カルバモイルプロピル基、4-
カルバモイルブチル基、メトキシカルボニルメチル基、
エトキシカルボニルメチル基、2-メトキシカルボニルエ
チル基、2-エトキシカルボニルエチル基、3-メトキシカ
ルボニルプロピル基、3-エトキシカルボニルプロピル
基、4-メトキシカルボニルブチル基、4-エトキシカルボ
ニルブチル基、メチルカルボニルオキシメチル基、2−
メチルカルボニルオキシエチル基、2−エチルカルボニ
ルオキシエチル基、3−メチルカルボニルオキシプロピ
ル基、3−エチルカルボニルオキシプロピル基、4−エ
チルカルボニルオキシブチル基、スルホメチル基、2−
スルホエチル基、3−スルホプロピル基、4−スルホブ
チル基、スルファモイルメチル基、2−スルファモイル
エチル基、3−スルファモイルプロピル基、4−スルフ
ァモイルブチル基など、ヒドロキシ、シアノ、C1 〜C
4アルコキシ、カルボキシ、カルバモイル、C1 〜C4
アルコキシカルボニル、C1 〜C4 アルキルカルボニル
オキシ、スルホ、スルファモイルもしくはハロゲンで置
換されていてもよいC1 〜C4 アルキル基を挙げること
ができ、とりわけ、水素原子、メチル基、エチル基の場
合が好ましい。R7 で表されるアルキル基及びアルコキ
シ基としてはC1 〜C2 のアルコキシ基を挙げることが
でき、メチル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基が
好ましい。R14としては特にカルボニ 発明に於て前記一般式(I)、(II)、(III)、
(IV)、(V)、(VI)及び(VII)において、
A、B、D、E、G、J、Lで表される置換されていて
もよいフェニレン基とは、互いに独立に、好ましくはメ
チル基、エチル基等のC1 〜C4 アルキル基、塩素、臭
素等のハロゲン及びスルホ基の群から選ばれる、1又は
2個の置換基により置換されていてもよいフェニレン基
であり、例えば、
【0022】
【化22】
【0023】(式中、星印で示した結合は、各々−
1 、−Y2 、−Y3 、−Y4 、−Y5 、−Y6 、−Y
7 に通じている結合を意味する。)等を挙げることがで
きる。又、ナフチレン基はスルホ基1個で置換されてい
てもよく、例えば、
【0024】
【化23】
【0025】(式中、星印で示した結合は、各々−
1 、−Y2 、−Y3 、−Y4 、−Y5 、−Y6 、−Y
7 に通じている結合を意味する。)等を挙げることがで
きる。前記一般式(V)においてMeで表される原子番
号27〜29の金属イオンのうち好ましい金属イオンは
銅イオンである。
【0026】また、Z1 、Z2 、Z3 、Z4 、Z5 、Z
6 、Z7 で表されるアルカリの作用によって脱離する基
としては、例えば、硫酸エステル基、チオ硫酸エステル
基、燐酸エステル基、酢酸エステル基、ハロゲン原子等
を挙げることができる。
【0027】本発明において、アルキル基及びアルコキ
シ基は特記しない限りそれぞれC1〜C4 アルキル及び
アルコキシ基を意味する。
【0028】一般式(I)で示される反応染料は特開昭
56−15481号公報、(II)で示される反応染料
は特開昭61−155469号公報、(III)で示さ
れる反応染料は特開昭50−178号公報、(IV)で
示される反応染料は特開平5−117538号公報、
(V)で示される反応染料は特開昭59−15451号
公報、(VI)で示される反応染料は特公昭26−19
89号公報、(VII)で示される反応染料は特開昭5
6−128380号公報等に記載されて既に公知であ
り、それらに記載の方法に従って製造することができ
る。
【0029】本発明において用いられる一般式(I)で
示される反応染料としては、限定されるものではない
が、特に遊離酸の形で下式(VIII)
【0030】
【化24】
【0031】(式中、R3 、Y1 は前記の意味を有す
る。)で示される染料が好ましく、更には、遊離酸の形
で式(XV)
【0032】
【化25】
【0033】で示される染料が好ましい。本発明におい
て用いられる一般式(II)で示される反応染料として
は、限定されるものではないが、特に遊離酸の形で式
(IX)
【0034】
【化26】
【0035】(式中、R6 、Y2 は前記の意味を有す
る。)で示される染料が好ましく、更には、遊離酸の形
で式(XVI)
【0036】
【化27】
【0037】(式中、R6 は前記の意味を有するが、と
りわけ水素原子、メチル基及びエチル基が好ましい。)
で示される染料が好ましい。
【0038】本発明において用いられる一般式(II
I)で示される反応染料としては、限定されるものでは
ないが、特に遊離酸の形で式(X)
【0039】
【化28】
【0040】(式中、R8 、Y3 は前記の意味を有す
る。)で示される染料が好ましく、更には、遊離酸の形
で式(XVII)
【0041】
【化29】
【0042】で示される染料が好ましい。
【0043】本発明において用いられる一般式(IV)
で示される反応染料としては、限定されるものではない
が、特に遊離酸の形で式(XI)
【0044】
【化30】
【0045】(式中、R9 、Y4 は前記の意味を有す
る。)で示される染料が好ましく、更には、遊離酸の形
で式(XVIII)
【0046】
【化31】
【0047】で示される染料が好ましい。
【0048】本発明において用いられる一般式(V)で
示される反応染料としては、限定されるものではない
が、特に遊離酸の形で式(XII)
【0049】
【化32】
【0050】(式中、R13、Y5 は前記の意味を有す
る。)で示される染料が好ましく、更には、遊離酸の形
で式(XIX)
【0051】
【化33】
【0052】で示される染料が好ましい。
【0053】本発明において用いられる一般式(VI)
で示される反応染料としては、限定されるものではない
が、特に遊離酸の形で式(XIII)
【0054】
【化34】
【0055】(式中、Y6 は前記の意味を有する。)で
示される染料が好ましく、更には、遊離酸の形で式(X
X)
【0056】
【化35】
【0057】で示される染料が好ましい。
【0058】本発明において用いられる一般式(VI
I)で示される反応染料としては、限定されるものでは
ないが、特に遊離酸の形で式(XIV)
【0059】
【化36】
【0060】(式中、R16、Y7 は前記の意味を有す
る。)で示される染料が好ましく、更には、遊離酸の形
で式(XXI)
【0061】
【化37】
【0062】で示される染料が好ましい。
【0063】本発明において一般式(I)、(II)、
(III)、(IV)、(V)、(VI)及び(VI
I)で示される反応染料は、遊離酸の形で又はその塩の
形で存在し、特にアルカリ金属及びアルカリ土類金属
塩、特にナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩が好ま
しい。
【0064】本発明において反応染料の混合方法は特に
限定されるものではないが、染色に用いられる前に予め
混合しておいてもよいし、又は、染色時に混合して使用
しても差し支えない。
【0065】本発明の反応染料組成物は、前記一般式
(I)及び(II)で示される反応染料群から選ばれる
少なくとも1種の反応染料を黄色反応染料とし、前記一
般式(III)及び(IV)で示される反応染料群から
各々選ばれる少なくとも2種の反応染料を赤色反応染料
とし、前記一般式(V)及至(VII)で示される反応
染料群から選ばれる少なくとも1種の反応染料を青色反
応染料とし、全体で4種以上の反応染料を含有してな
る。本発明においては、とりわけ、前記一般式(I)か
ら選ばれる黄色反応染料、前記一般式(III)及び
(IV)それぞれから選ばれる赤色反応染料及び前記一
般式(V)及び/又は(VII)から選ばれる青色反応
染料からなる4種又は5種の反応染料を含有する組成物
が好ましい。
【0066】黄色、赤色及び青色反応染料の混合割合は
所望の色相及び所望の染色および染料特性に応じて適宜
決定することができ、また、各々が2種またはそれ以上
の反応染料からなるときは、1種の反応染料と他の1種
の反応染料またはそれ以上のそれぞれの反応染料との混
合重量割合は独立に1:1〜30であることが好ましい。
【0067】本発明の反応染料組成物は、必要に応じ、
芒硝や食塩等の無機塩、ナフタレンスルホン酸ソーダ/
ホルマリン縮合物、アルキルナフタレンスルホン酸ソー
ダ/ホルマリン縮合物、アセチルアミノナフトール系化
合物等の分散剤、ジ−2−エチルヘキシルテレフタレー
ト系等の粉塵飛散防止剤、酢酸ナトリウム塩、燐酸ナト
リウム塩等のpH緩衝剤、ポリ燐酸塩等の硬水軟化剤、
公知の染色助剤、そのほかの染料等を含有することがで
きる。
【0068】本発明の反応染料組成物はその形態におい
て特に限定されるものではなく、例えば、粉末状であっ
ても顆粒状であっても、又、液体状であっても差し支え
ない。
【0069】本発明の反応染料組成物は繊維材料、特に
セルロース系繊維材料及びそれを含有する繊維材料の染
色または捺染に有用である。セルロース系繊維材料は特
に限定されるものではないが、木綿、リネン、麻、ジュ
ード、ラミー繊維、ビスコース人絹、ベンベルグ等の天
然あるいは再生セルロース繊維及びこれらの混交品が例
示される。又、セルロース系繊維を含有する繊維材料と
しては、木綿/ポリエステル、木綿/ナイロン、木綿/
アクリル混交品等が例示される。
【0070】本発明における染色及び捺染方法としては
公知のいずれの方法でもよい。吸尽染色方法では、無水
芒硝や食塩等の公知の無機中性塩、及び、炭酸ソーダ、
重炭酸ソーダ、苛性ソーダ、第三燐酸ソーダ等の公知の
酸結合剤を単独に、あるいは併用して染色する方法が例
示される。この際に用いる無機中性塩や酸結合剤の使用
量についても制約はないが、少なくとも1g/L以上が
好ましく、又、100g/L以上用いてもよい。又、こ
れらの無機中性塩や酸結合剤の染浴への投入は一度に行
ってもよいし、又、常法により分割して投入してもよ
い。又、その他、均染剤、緩染剤、浴中柔軟剤等の染色
助剤を公知の方法で併用してもよいが、染色助剤として
は特にこれらのものに限定されない。又、染色温度は通
常40〜90℃であるが好ましくは40〜70℃であ
る。コールドバッチアップ染色法では無水芒硝や食塩等
の公知の無機中性塩及び、苛性ソーダや珪酸ソーダ等の
公知の酸結合剤を用いてパジング後、密閉包装材料中に
0〜90℃の温度で好ましくは10〜40℃の温度で放
置して染色する方法が例示される。連続染色方法では炭
酸ソーダ、重炭酸ソーダ、苛性ソーダ等の公知の酸結合
剤を染料パジング液に混合し、公知の方法でパジング
後、乾熱または蒸熱により染色する一浴パジング法及
び、染料パジング後、無水芒硝や食塩等の公知の無機中
性塩及び、苛性ソーダや珪酸ソーダ等の公知の酸結合剤
をパジングし、公知の方法で乾熱または蒸熱により染色
する二浴パジング法が例示されるが、染色方法としては
これらに限定されない。捺染方法では、炭酸ソーダ、重
炭酸ソーダ等の公知の酸結合剤を含む捺染ペーストを印
捺後、乾燥後蒸熱して捺染する一相捺染法、及び捺染ペ
ーストを印捺後、無水芒硝や食塩等の公知の無機中性
塩、及び苛性ソーダや珪酸ソーダ等の公知の酸結合剤溶
液の80℃以上の高温中に投入して捺染する二相捺染法
等で捺染する公知の方法が例示される。又、染色又は捺
染においては公知の均染剤、緩染剤、浴中柔軟剤を公知
の方法で併用してもよい。
【0071】セルロース繊維上に本発明の反応染料組成
物を固定させるのに適した酸結合剤は、例えばアルカリ
金属又はアルカリ土類金属と無機塩又は有機酸あるいは
加熱状態でアルカリを遊離する化合物との水溶性塩基性
塩である。特に、アルカリ金属の水酸化物及び弱ないし
中程度の強さの無機又は有機酸のアルカリ金属が挙げら
れ、そのうち、特にソーダ塩及びカリウム塩が好まし
い。この様な酸結合剤として、例えば、苛性ソーダ、苛
性カリ、重曹、炭酸ソーダ、蟻酸ソーダ、炭酸カリ、第
一、第二又は第三燐酸ソーダ、珪酸ソーダ、トリクロロ
酢酸ソーダ等が挙げられる。
【0072】本発明の反応染料組成物は、繊維材料の染
色及び捺染において相容性、均染性及び再現性が極めて
良好であり、ビルドアップ性も良好であるなどの各種染
料特性に優れ、且つ諸堅牢度の良好な染色物及び捺染物
を与える。特に、吸尽染色において染色温度依存性及び
浴比依存性が小さく再現性に優れ、高い染色濃度でも少
ない中性無機塩の添加で十分なカラーイールドが得ら
れ、固着率が高いので染色排水の着色負荷が小さい。
【0073】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。尚、例中、%及び部は特記しない限り各々重量%
及び重量部を表す。
【0074】実施例1 綿繊維からなる編み物100部を低浴比型液流染色装置
にセットし、浴比1:10、、水温を60℃にした。予
め溶解させた遊離酸の形で式(1)
【0075】
【化38】
【0076】で示される染料2.8部、及び予め溶解さ
せた遊離酸の形で式(2)
【0077】
【化39】
【0078】で示される染料0.8部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(3)
【0079】
【化40】
【0080】で示される染料2.5部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(4)
【0081】
【化41】
【0082】で示される染料1.8部、及び、無水芒硝
30部を公知の方法で浴中に投入した後、この温度で2
0分間編み物を処理し、公知の方法で炭酸ソーダ20部
を浴中に投入した。次いでこの温度で60分間編み物を
処理し、染色を終了した。染色の途中において、染料の
相容性を確認したところ、各染料の染着速度は揃ってお
り良好であった。得られた染色物は常法で洗浄して仕上
げた。得られた染色物は斑のない均一で濃い紫味の茶色
であった。得られた染色物の耐光、塩素、洗濯堅牢度は
いずれも良好であった。又、上記の染色を繰り返し行っ
たがいずれも染色の再現性が良好であった。
【0083】実施例2 綿繊維からなる編み物100部を低浴比型液流染色装置
にセットし、浴比1:6、水温60℃にした。予め溶解
させた遊離酸の形で式(5)
【0084】
【化42】
【0085】で示される染料0.7部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(6)
【0086】
【化43】
【0087】で示される染料0.2部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(7)
【0088】
【化44】
【0089】で示される染料0.2部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(8)
【0090】
【化45】
【0091】で示される染料0.7部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(9)
【0092】
【化46】
【0093】で示される染料0.2部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(10)
【0094】
【化47】
【0095】で示される染料0.5部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(11)
【0096】
【化48】
【0097】で示される染料0.1部、及び、無水芒硝
18部を公知の方法で浴中に投入した後、この温度で2
0分間編み物を処理し、公知の方法で炭酸ソーダ2.5
部、38度ボーメの苛性ソーダ0.4容量部を浴中に投
入した。次いで、この温度で50分間編み物を処理し、
染色を終了した。染色の途中において、染料の相容性を
確認したところ、各染料の染着速度は揃っており良好で
あった。得られた染色物は常法で洗浄して仕上げた。得
られた染色物は斑の無い均一な紫味の茶色であった。得
られた染色物の耐光、汗日光、塩素、洗濯堅牢度はいず
れも良好であった。又、上記の染色を繰り返し行ったが
いずれも染色の再現性が良好であった。
【0098】実施例3 綿繊維からなる糸100部をチーズ染色装置にセット
し、浴比1:10、水温60℃にセットした。予め溶解
させた遊離酸の形で式(12)
【0099】
【化49】
【0100】で示される染料1.8部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(13)
【0101】
【化50】
【0102】で示される染料0.1部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(14)
【0103】
【化51】
【0104】で示される染料0.2部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(15)
【0105】
【化52】
【0106】で示される染料1.2部、及び、食塩50
部を公知の方法で浴中に投入した後、この温度で20分
間糸を処理し、公知の方法で炭酸ソーダ15部を浴中に
投入した。次いで、この温度で60分間糸を処理し、染
色を終了した。染色の途中において、染料の相容性を確
認したところ、各染料の染着速度は揃っており良好であ
った。得られた染色物は常法で洗浄して仕上げた。得ら
れた染色糸はチーズの内外層での濃度差のない均一で暗
んだ緑色であった。得られた染色糸の耐光、汗日光、塩
素、洗濯堅牢度はいずれも良好であった。又、上記の染
色を繰り返し行ったがいずれも染色の再現性が良好であ
った。
【0107】実施例4 綿繊維60%、ポリエステル繊維40%からなる混交編
み物150部を高圧型液流染色装置にセットし、浴比
1:10、水温70℃にして、酢酸を用いてpHを5と
した。予め水に十分分散させた式(16)
【0108】
【化53】
【0109】で示される。分散染料0.5部、及び、予
め水に十分分散させた式(17)
【0110】
【化54】
【0111】で示される分散染料0.8部、及び、予め
水に十分分散させた式(18)
【0112】
【化55】
【0113】で示される分散染料0.2部、及び、分散
剤スミポンTF(住友化学社製)2部を含む分散剤を用
いて40分で130℃まで昇温し、その温度で40分間
ポリエステル側を染色した。次いで染液を排水し、その
後、給水して、浴比1:10、水温60℃にした。予め
溶解させた遊離酸の形で式(19)
【0114】
【化56】
【0115】で示される染料0.6部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(20)
【0116】
【化57】
【0117】で示される染料1.0部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(21)
【0118】
【化58】
【0119】で示される染料0.5部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(22)
【0120】
【化59】
【0121】で示される染料0.8部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(23)
【0122】
【化60】
【0123】で示される染料0.2部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(24)
【0124】
【化61】
【0125】で示される染料0.2部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(25)
【0126】
【化62】
【0127】で示される染料0.2部、及び、無水芒硝
60部を公知の方法で浴中に投入した後、この温度で2
0分間編み物を処理し、公知の方法でエスポロンA−1
71(一方社(株)製)を15部浴中に投入した。次い
で、この温度で60分間編み物を処理し、染色を終了し
た。染色の途中において、染料の相容性を確認したとこ
ろ、各染料の染着速度は揃っており良好であった。得ら
れた染色物は常法で洗浄して仕上げた。得られた染色物
は斑の無い均一で茶色であった。得られた染色物の耐
光、汗日光、塩素、洗濯堅牢度はいずれも良好であっ
た。又、上記の染色を繰り返し行ったがいずれも染色の
再現性が良好であった。
【0128】実施例5 レーヨンからなる編み物200部をウィンス染色装置に
セットし、浴比1:15、水温を60℃にした。予め溶
解させた遊離酸の形で式(26)
【0129】
【化63】
【0130】で示される染料1.8部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(27)
【0131】
【化64】
【0132】で示される染料0.8部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(28)
【0133】
【化65】
【0134】で示される染料2.6部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(29)
【0135】
【化66】
【0136】で示される染料2.5部、及び、無水芒硝
75部を公知の方法で浴中に投入した後、この温度で2
0分間編み物を処理し、公知の方法で炭酸ソーダ30部
を浴中に投入した。次いで、この温度で60分間編み物
を処理し、染色を終了した。染色の途中において、染料
の相容性を確認したところ、各染料の染着速度は揃って
おり良好であった。得られた染色物は常法で洗浄して仕
上げた。得られた染色物は斑の無い均一で青味がかった
濃い灰色であった。得られた染色物の耐光、汗日光、塩
素、洗濯堅牢度はいずれも良好であった。又、上記の染
色を繰り返し行ったがいずれも染色の再現性が良好であ
った。
【0137】実施例6 遊離酸の形で式(30)
【0138】
【化67】
【0139】で示される染料80部に遊離酸の形で式
(31)
【0140】
【化68】
【0141】で示される染料20部を十分混合した。
又、遊離酸の形で式(32)
【0142】
【化69】
【0143】 で示される染料60部に遊離酸の形で式(33)
【0144】
【化70】
【0145】で示される染料40部を十分混合した。
又、遊離酸の形で式(34)
【0146】
【化71】
【0147】で示される染料40部に遊離酸の形で式
(35)
【0148】
【化72】
【0149】で示される染料15部と遊離酸の形で式
(36)
【0150】
【化73】
【0151】で示される染料45部を十分混合した。得
られた反応染料組成物をそれぞれ15部、20部、1部
を熱水で溶解させ25℃に冷却した。これにアルギン酸
ソーダ1部、メタニトロベンゼンスルホン酸ソーダ10
部、及び、炭酸水素ナトリウム20部を添加し、更に水
を加えて全量を25℃で1000容量部とした直後に、
この液をパジング液として用いて木綿織物をパジングし
た。パジングした、木綿織物を120℃で2分間乾燥
し、次いで100℃で5分間スチーミングし染料を固着
させた。得られた染色物は均一な濃い赤味がかった茶色
であった。得られた染色物の耐光、汗日光、塩素、洗濯
堅牢度はいずれも良好であった。 又、上記の染色を繰
り返し行ったがいずれも染色の再現性が良好であった。
【0152】実施例7 遊離酸の形で式(37)
【0153】
【化74】
【0154】で示される染料35部に、遊離酸の形で式
(38)
【0155】
【化75】
【0156】で示される染料10部と遊離酸の形で式
(39)
【0157】
【化76】
【0158】で示される染料35部と遊離酸の形で式
(40)
【0159】
【化77】
【0160】で示される染料15部と遊離酸の形で式
(41)
【0161】
【化78】
【0162】で示される染料5部を十分混合した。得ら
れた反応染料組成物60部を熱水で溶解し、次いでこれ
にアルギン酸ソーダ20部、メタニトロベンゼンスルホ
ン酸ソーダ10部、炭酸水素ナトリウム20部を添加
し、更に水を加えて全量を20℃で1000部とした直
後にこれを捺染ペーストとして用いて木綿織物を印捺し
乾燥する。次いで100℃で5分間スチーミングを行い
染料を固着させる。得られた捺染物は常法で洗浄し乾燥
して仕上げる。得られた捺染物は均一で濃い橙色であっ
た。又、上記の捺染を繰り返し行ったがいずれも捺染の
再現性が良好であった。
【0163】実施例8 綿繊維からなる編み物100部を低浴比型液流染色装置
にセットし、浴比1:6、水温60℃にした。予め溶解
させた遊離酸の形で式(42)
【0164】
【化79】
【0165】で示される染料1.2部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(43)
【0166】
【化80】
【0167】で示される染料1.2部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(44)
【0168】
【化81】
【0169】で示される染料1 .1部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(45)
【0170】
【化82】
【0171】で示される染料1 .3部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(46)
【0172】
【化83】
【0173】で示される染料1 .2 部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(47)
【0174】
【化84】
【0175】で示される染料0.8部、及び、予め溶解
させた遊離酸の形で式(48)
【0176】
【化85】
【0177】で示される染料0.5部、及び、無水芒硝
18部を公知の方法で浴中に投入した後、この温度で2
0分間編み物を処理し、公知の方法で炭酸ソーダ2.5
部、38度ボーメの苛性ソーダ0.4容量部を浴中に投
入した。次いで、この温度で50分間編み物を処理し、
染色を終了した。染色の途中において、染料の相容性を
確認したところ、各染料の染着速度は揃っており良好で
あった。得られた染色物は常法で洗浄して仕上げた。得
られた染色物は斑の無い均一な紫味の茶色であった。得
られた染色物の耐光、汗日光、塩素、洗濯堅牢度はいず
れも良好であった。又、上記の染色を繰り返し行ったが
いずれも染色の再現性が良好であった。
【0178】実施例9〜17 実施例1の方法と同様の方法により下表に示す反応染料
を用いて染色を行った。得られた染色物は均一で、又、
得られた染色物の耐光、汗日光、洗濯、塩素堅牢度はい
ずれも良好であった。又、この染色を繰り返し行ったが
いずれも染色の再現性が良好であった。
【0179】
【表1】
【0180】
【表2】
【0181】
【表3】
【0182】
【表4】
【0183】
【表5】
【0184】
【表6】
【0185】
【表7】
【0186】
【表8】
【0187】
【表9】
【0188】
【表10】
【0189】
【表11】
【0190】
【表12】
【0191】
【表13】
【0192】
【表14】
【0193】
【表15】
【0194】
【表16】

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ遊離酸の形で下記一般式(I)乃
    至(VII)、 【化1】 〔式中、m1 は1〜3の整数、R1 及びR2 は各々独立
    に水素原子、アルキル基、アルコキシ基、アシルアミノ
    基 またはウレイド基、R3 は水素原子又は置換されて
    いてもよいアルキル基、Aは置換されていてもよいフェ
    ニレン又はナフチレン基、X1 はハロゲン原子、Y1
    −SO2 CH=CH2 又は−SO2 CH2CH2
    1 (Z1 はアルカリの作用で脱離する基を表す)を表
    す。〕、 【化2】 〔式中、m2 は1〜3の整数、R4 及びR5 はそれぞれ
    に独立に水素原子、スルホ基、アルキル基又はアルコキ
    シ基、R6 は水素原子又は置換されていてもよいアルキ
    ル基、Bは置換されていてもよいフェニレン又はナフチ
    レン基、X2 はハロゲン原子、Y2 は−SO2 CH=C
    2 又は−SO2 CH2 CH2 2 (Z2はアルカリの
    作用で脱離する基を表す)を表す。〕、 【化3】 〔式中、nは0又は1、R7 は水素原子、アルキル基又
    はアルコキシ基、R8 は水素原子又は置換されていても
    よいアルキル基、Dは置換されていてもよいフェニレン
    又はナフチレン基、X3 はハロゲン原子、Y3 は−SO
    2 CH=CH2 又は−SO2 CH2 CH2 3 (Z3
    アルカリの作用で脱離する基を表す)を表す。〕、 【化4】 〔式中、m3 は1〜3の整数、R9 は水素原子又は置換
    されていてもよいアルキル基、Eは置換されていてもよ
    いフェニレン又はナフチレン基、X4 は−NR1011,
    −OR12(式中、R10、R11及びR12は互いに独立に水
    素原子、又はヒドロキシ基、シアノ基、アルコキシ基、
    カルボキシル基、カルバモイル基、アルコキシカルボニ
    ル基、アルキルカルボニルオキシ基、スルホ基、スルフ
    ァモイル基もしくはハロゲン原子で置換されてもよいア
    ルキル、フェニル又はナフチル基を表す。)、置換され
    てもよいピリジニオ基、モルホリノ基又はピペリジノ
    基、Y4 は−SO2 CH=CH2 又は−SO2 CH2
    2 4 (Z4 はアルカリの作用で脱離する基を表す)
    を表す。〕、 【化5】 〔式中、R13は水素原子又は置換されていてもよいアル
    キル基、R14は−O−又 素原子、Gは置換されていてもよいフェニレン又はナフ
    チレン基、Meは原子番号が27〜29の金属イオン、
    5 はハロゲン原子、Y5 は−SO2 CH=CH2 又は
    −SO2 CH2 CH2 5 (Z5 はアルカリの作用で脱
    離する基を表す)を表す。〕、 【化6】 〔式中、Jは置換されていてもよいフェニレン又はナフ
    チレン基、Y6 は−SO2 CH=CH2 又は−SO2
    2 CH2 6 (Z6 はアルカリの作用で脱離する基を
    表す)を表す。〕、 【化7】 〔式中、m4 は1〜3の整数、R16は水素原子又は置換
    されていてもよいアルキル基、Lは置換されていてもよ
    いフェニレン又はナフチレン基、X6 はハロゲン原子、
    7 は−SO2 CH=CH2 又は−SO2 CH2 CH2
    7 (Z7 はアルカリの作用で脱離する基を表す)を表
    す。〕、で示される反応染料群から選ばれる少なくとも
    4種の反応染料を含有する組成物にして、上記一般式
    (I)及び(II)で示される反応染料群から選ばれる
    黄色反応染料及び上記一般式(V)乃至(VII)で示
    される反応染料群から選ばれる青色反応染料をそれぞれ
    少なくとも1種含有し、上記一般式(III)及び(I
    V)で示される反応染料群から各々選ばれる赤色反応染
    料を少なくとも2種含有する反応染料組成物。
  2. 【請求項2】黄色反応染料が2種の反応染料からなり、
    それぞれは一般式(I)及び(II)で示されるそれぞ
    れの反応染料群から選ばれる1種の反応染料である請求
    項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】黄色反応染料の1種が遊離酸の形で下記一
    般式(VIII) 【化8】 (式中、R3 及びY1 は請求項1に記載の意味を有す
    る。)で示される反応染料群から選ばれる反応染料であ
    る請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】黄色反応染料の1種が遊離酸の形で下記一
    般式(IX) 【化9】 (式中、R6 及びY2 は請求項1に記載の意味を有す
    る。)で示される反応染料から選ばれる反応染料である
    請求項1又は2に記載の組成物。
  5. 【請求項5】赤色反応染料が2種の反応染料からなり、
    それぞれは一般式(III)及び(IV)で示されるそ
    れぞれの反応染料群から選ばれる1種の反応染料である
    請求項1に記載の組成物。
  6. 【請求項6】赤色反応染料の1種が遊離酸の形で下記一
    般式(X) 【化10】 (式中、R8 及びY3 は請求項1に記載の意味を有す
    る。)で示される反応染料群から選ばれる反応染料であ
    り、赤色反応染料の他の1種が遊離酸の形で下記一般式
    (XI) 【化11】 (式中、R9 及びY4 は請求項1に記載の意味を有す
    る。)で示される反応染料群から選ばれる反応染料であ
    る請求項1又は5に記載の組成物。
  7. 【請求項7】青色反応染料が3種の反応染料からなり、
    それぞれは一般式(V)、(VI)及び(VII)で示
    されるそれぞれの反応染料群から選ばれる1種の反応染
    料である請求項1に記載の組成物。
  8. 【請求項8】青色反応染料の1種が遊離酸の形で下記一
    般式(XII) 【化12】 (式中、R13及びY5 は請求項1に記載の意味を有す
    る。)で示される反応染料群から選ばれる反応染料であ
    る請求項1又は7に記載の組成物。
  9. 【請求項9】青色反応染料の1種が遊離酸の形で下記一
    般式(XIII) 【化13】 (式中、Y6 は請求項1に記載の意味を有する。)で示
    される反応染料から選ばれる反応染料である請求項1又
    は7に記載の組成物。
  10. 【請求項10】青色反応染料の1種が遊離酸の形で下記
    一般式(XIV) 【化14】 (式中、R16及びY7 は請求項1に記載の意味を有す
    る。)で示される反応染料群から選ばれる反応染料であ
    る請求項1又は7に記載の組成物。
  11. 【請求項11】請求項1に記載の組成物を用いることを
    特徴とする繊維材料の染色又は捺染方法。
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