JPS63206213A - 金属製二重カップの製造方法 - Google Patents

金属製二重カップの製造方法

Info

Publication number
JPS63206213A
JPS63206213A JP4053487A JP4053487A JPS63206213A JP S63206213 A JPS63206213 A JP S63206213A JP 4053487 A JP4053487 A JP 4053487A JP 4053487 A JP4053487 A JP 4053487A JP S63206213 A JPS63206213 A JP S63206213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
vacuum
solder material
double
double container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4053487A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0628610B2 (ja
Inventor
柳 良三
宮地 賢一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NISSAN THERMO KK
Original Assignee
NISSAN THERMO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NISSAN THERMO KK filed Critical NISSAN THERMO KK
Priority to JP62040534A priority Critical patent/JPH0628610B2/ja
Publication of JPS63206213A publication Critical patent/JPS63206213A/ja
Publication of JPH0628610B2 publication Critical patent/JPH0628610B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Table Devices Or Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は内、外容器間に真空Itli熱層を設けるカッ
プ等の金属製二重容器の製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、金属製の内、外容器間に空気断熱層を設けた二重
容器として、実開昭54−95481号公報のコーヒー
カップが公知である。
このコーヒーカップは、台磐に外容器の下端を固着し、
この外容器の内側に別体である内容器を嵌合すると共に
、前記内、外容器の上縁を溶着して一体化したものであ
る。
さらに、真空な断熱層を設けた金y、!I&!二重容器
として特開昭58−192516号公報の金属製魔法瓶
の製造方法が公知である。この製造方法は上縁相互を溶
着して内容器の外側に別体の外容器を設け、前記外容器
の底部に排気孔を形成すると共に、この排気孔の廻りに
固型鑞材を盛り、これを真空加熱炉内で加熱処理して、
固型鑞材が溶融することにより重力で封止板が排気孔の
接合部に密着し、真空封止できるものである。
(発明が解決しようとする問題点) 従来技術においては、別体である内容器と外容器の」−
縁相互を?7J着して一体化するために、内容器と外容
器の芯ずれが生じ易く、嵌合精度の不良に伴って内、外
容器が接触し易い問題点がある。さらに従来技術では内
、外容器の上縁を相互に溶着しなければならないため、
口元部が肉厚になるうえ、美感が損なわれる。このため
に突切り、研摩等によって口元部を再度仕上げなければ
ならず、また内。
外容器を各々別体に製作した後、これらを一体化しなけ
ればならず、製作工程が増す等の問題点がある。
本発明は前記問題点に基づいて成されたものであり、内
、外容器が芯ずれ等がする虞れがなく、また口元部を溶
接することなく製造できる金属製二重容器の製造方法を
提供することを目的とする。
「発明の構成」 (問題点を解決するための手段) 素材板1を深絞り加工して外容器8を構成する有底な筒
体3を形成した後、前記筒体3を逆絞り加工して小径の
内容器6を形成して二重容器本体11を形成した後、前
記二重容器本体11の底部開口部10に封止体12を真
空加熱処理する。
(作 用) 深絞りにより外容器8を形成し逆絞りによって有底な内
容器6を形成して二重容器本体11を一体成形した後、
真空加熱処理によって底部開口部10に封止体12を溶
着する。
(実施例) 第1図ないし第3図は第1実施例を示しており、第1図
(A)に示すように1枚の素材板1、例えば鉄板、ステ
ンレス鋼板、銅板。
アルミニウム板等の金属板を深絞り加工して底部2を有
する筒体3を形成する。
次に第1図(B)に示すように、前記底部2にポンチ4
を上側より当てて逆絞り加工する。このようにして第1
図(C)に示す様に内側に底部5を有する内容器6の外
側に上縁7を連設して前記内容器6より全高の大きい外
容器8を一体形成する。そして第1図(D)に示すよう
に外容器8の下縁9を内側に折り曲げ加工して底部開口
部10を有する金属製の二重容器本体11を形成する。
次に第1図(E)に示すように前記底部開口部10には
金属製、例えば鉄板、高温強度の優れるステンレス鋼板
、銅板、アルミニウム板等金属製の封止体である封止板
12を設ける。そして前記二重容器本体11の上縁7を
下向きにし、封止板12を上に置いた状態で底部開口部
10と封止板12との接合部の間に固型鑞材13を置い
て隙間りを保ち、この隙間りより内、外容器6,8間の
空間内の空気が排気されるように真空加熱炉14内に置
き、真空加熱炉14内を例えば10−27I”orr以
下に保った上、高周波加熱、電子ビーム加熱あるいは抵
抗線による輻射加熱等により鑞材の融点より高温に加熱
する。
この真空加熱によって内、外容器6.8内の空気も固型
鑞材13が形成した隙間りより吸気されるので真空加熱
炉14内と同等の真空度に保持されると共に、内、外容
器6.8の金属板表面に付着していた不純物は蒸発して
表面が清浄化され鏡面状となり輻射断熱効果が高まる。
また高温下で真空排気されるために、金属表面よりの脱
ガスが行われ、該ガスは吸引排気されるので、使用経時
にしたがって生ずる脱ガスによる真空度低下に伴う断熱
性能の悪化を防ぐことができる。さらに高温まで真空下
で加熱処理すると底部開口部10と封止板12との間の
固型鑞材13が溶融し底部開口部10は封止板12の自
重によって塞がれ、その接合部で溶融した固型鑞材13
によりシールされる。このようにして内、外容器6.8
の間は高真空に保たれたまま完全にシールされて真空断
熱M15が形成される。尚16は取手である。
したがって、温かい飲料を内容器6に注いで収容すると
、真空断熱層15によって熱の放出が妨げられ、この結
果飲料を保温することができる。
以上のように、1枚の素材板1を絞り加工して外容器8
と略同形の有底な筒体3を形成した後、該筒体3を逆絞
り加工し上縁7を連設して底部5を有する内容器6を形
成することによって、1枚の素材板1より内、外客器6
.8を上縁7を連設して形成することができる。このた
めに従来技術における上端相互の溶接が不要となり、内
、外容器6,8の芯ずれはなく、嵌合精度の不良に伴う
内、外円筒部6A、8Aの接触の虞れもなく、内、外円
筒部6A、8A間のクリアランスを小さくしかも正確に
でき、この結果二重容器をコンパクトに形成できる。
さらに上縁7相互は予め連設しているため、口元部に溶
接のビード、鑞材を設ける必要はなく、このため口元部
の突切り、研摩等の仕上げ加工が不要になり製造工程を
省略できると共に、口元部を肉薄化でき熱伝導面積を小
さくして放熱作用を抑えることができる。また1枚の素
材板1によって内、外容器6,8を形成するため、例え
ばより薄い素材板1を用いることができる等材料費、加
工費を低減化でき、軽量化、コストタウンを図ることが
できる。
しかも、底部開口部10に別体の封止板12を固型鑞材
13を利用して塞ぐことができるため、真空断熱W41
5の真空引き及び真空封止等の製造工程を全く一工程で
出来る。さらに、高温高真空下で処理するなめ清浄な金
属面が得られ、これにより良好な輻射断熱効果が得られ
る。また封止板12は二重容器本体11と別体なため、
封止板12の厚み、材質等を任意に設定でき、例えばス
テンレス鋼板を用いれば底の高温強度をもたせることが
でき、さらに厚みを大きくすることによって底部の強度
を向上できる等の効果を発揮できる。
第4図ない1−第10図は第2ないし第8実施例を示し
ており、前記第1実施例と同一機能を有する部分には同
一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
第4図の第2実施例において、内容器6の深さより外容
器8を浅く形成して二重容器本体11を形成し、外容器
8の下縁9に径小な立上り壁12Aを鑞材13を介して
嵌合状態で固定して封止板12を真空加熱手段により鑞
材13を溶融して溶着するものである。
第5図の第3実施例において、内容器6の深さより外容
器8を浅くして二重容器本体11を形成し、前記外容器
の8の下縁9を外側に張出す、−力対止板12の立上り
壁12Aの上縁も外側へ張出し、これらを鑞材13を介
して突き合わせ状態で固定して真空加熱手段により鑞材
13を溶融して、溶着するものである。
第6図の第4実施例において、内、外容器6.8より成
る二重容器本体11の底部開口部10に中央部に凸所1
2Bを形成した封止板12の縁部12Cを鑞材13を介
して内嵌状態で固定して、真空加熱手段により鑞材13
を溶融して溶着するものである。
第7図の第5実施例において、内、外容器6.8より成
る二重容器本体11の底部開口部10に縁部に立上り壁
12Aを形成した封止板12を鑞材13を介して外嵌状
態で固定して、真空加熱手段により該鑞材13を溶融し
て、溶着するものである。
第8図の第6実゛施例において、外容器8の下縁9を外
側に張出し形成し、該下縁9に平板状の封止板12を鑞
材13を介して当接状態で固定して、真空加熱手段によ
り該鑞材13を溶融して溶着するものである。
第9図の第7実施例において、外容器8の下縁9を内側
に折曲げて底部開口部1oを形成し、−力対止板12に
前記底部開口部10に嵌合する立上り壁12Aを形成し
、そして底部開口部10と立−FV)壁12Aを鑞材1
3を介して嵌合状態で固定して、真空加熱手段により該
鑞材13を溶融して、溶着するものである。
第10図の第8実施例において、底部開口部4゜10の
廻りを凸段して段部10Aを形成し、該段部10Aに封
止板12を鑞材13を介して嵌合状態で固定して、真空
加熱手段により該鑞材13を溶融して溶着するものであ
る。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、例
えば内容器、外容器、封止板の形状等を適宜変形したり
、また封止板は金属製二重容器の厚みと同一あるいは薄
くしてもよい等種々の変形が可能である。
[発明の効果] 本発明は金属製二重容器における内容器及び外容器から
成る二重容器本体を1枚の素材板を絞り出し加工及び逆
絞り加工して形成したことによって、内、外容器の上縁
相互を溶接する必要がなくなり、製造工程を簡略化でき
、内、外容器の芯はずれによる嵌合精度の不良の虞れは
なく、また口元部の加工が自由になり、形状等の自由度
を広げること等ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は第1実施例を示しており、第1図
(A)ないし第1図(D)は第1工程ないし第4工程を
示す説明図、第1図(E)は第5工程を示す断面図、第
2図は縦断面図、第3図は底面図、第4図は第2実施例
の断面図、第5図は第3実施例の断面図、第6図は第4
実施例の断面図、第7図は第5実施例の断面図、第8図
は第6実施例の断面図、第9図は第7実施例の断面図、
第10図は第8実施例の断面図である。 1・・・素材板 6・・・内容器 7 ・・・」ユ   縁 8・・・外容器 11・・・二重容器本体 12・・・封止板(封止体)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)深絞り加工により素材板を外容器と略同径の有底
    筒形状に形成した後、逆絞り加工によって小径の内容器
    を形成して二重容器本体を一体形成し、該二重容器本体
    の底部開口部に封止体を真空加熱処理により溶着するこ
    とを特徴とする金属製二重容器の製造方法。
  2. (2)前記封止体が前記二重容器本体の材質および、ま
    たは板厚と異なることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の金属製二重容器の製造方法。
JP62040534A 1987-02-20 1987-02-20 金属製二重カップの製造方法 Expired - Lifetime JPH0628610B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62040534A JPH0628610B2 (ja) 1987-02-20 1987-02-20 金属製二重カップの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62040534A JPH0628610B2 (ja) 1987-02-20 1987-02-20 金属製二重カップの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63206213A true JPS63206213A (ja) 1988-08-25
JPH0628610B2 JPH0628610B2 (ja) 1994-04-20

Family

ID=12583122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62040534A Expired - Lifetime JPH0628610B2 (ja) 1987-02-20 1987-02-20 金属製二重カップの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0628610B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01150426A (ja) * 1987-12-07 1989-06-13 Toyo Rikagaku Kenkyusho:Kk 金属製の二重中空容器の製造法
JPH03254322A (ja) * 1990-03-02 1991-11-13 Furukawa Alum Co Ltd 多重飲食缶の製造方法
JPH0615571U (ja) * 1992-08-06 1994-03-01 行治 小川 コップ
JPH07327803A (ja) * 1994-06-14 1995-12-19 Sugiyama Kinzoku Kk マグカップ及びその製造法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58171082U (ja) * 1982-05-10 1983-11-15 オクス工業株式会社 ジヨツキ
JPS61199276U (ja) * 1985-05-31 1986-12-12
JPS6210841U (ja) * 1985-07-03 1987-01-23
JPS6216376U (ja) * 1985-07-13 1987-01-31

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58171082U (ja) * 1982-05-10 1983-11-15 オクス工業株式会社 ジヨツキ
JPS61199276U (ja) * 1985-05-31 1986-12-12
JPS6210841U (ja) * 1985-07-03 1987-01-23
JPS6216376U (ja) * 1985-07-13 1987-01-31

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01150426A (ja) * 1987-12-07 1989-06-13 Toyo Rikagaku Kenkyusho:Kk 金属製の二重中空容器の製造法
JPH03254322A (ja) * 1990-03-02 1991-11-13 Furukawa Alum Co Ltd 多重飲食缶の製造方法
JPH0615571U (ja) * 1992-08-06 1994-03-01 行治 小川 コップ
JPH07327803A (ja) * 1994-06-14 1995-12-19 Sugiyama Kinzoku Kk マグカップ及びその製造法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0628610B2 (ja) 1994-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6145710A (ja) 真空断熱調理器具の製造方法
JPH11221667A (ja) 金属製真空二重容器の製造方法
US20140361020A1 (en) Partially Insulated Cooking Vessel
JP2008161678A (ja) 断熱調理容器
JPS63206213A (ja) 金属製二重カップの製造方法
JPH11164784A (ja) 金属製真空二重容器
JP4558979B2 (ja) 保温鍋
JPH0255153B2 (ja)
JPS59103634A (ja) 真空断熱容器
JPH0274223A (ja) 保冷・保温用金属製二重容器の製造方法
JPH0744279Y2 (ja) 二重構造断熱容器
JP3723112B2 (ja) 容器体の製造方法
JPH0510794B2 (ja)
JPS5931157Y2 (ja) 金属製魔法瓶
JPS61106119A (ja) ステンレス鋼製真空二重容器の製造方法
JPH08117091A (ja)
JP2022132920A (ja) 断熱容器の製造方法
JPS63206214A (ja) 金属製二重カップの製造方法
CN219594261U (zh) 一种容器外壳及容器
JPH0314112Y2 (ja)
CN217565577U (zh) 一种复合保温杯
JPS5936529B2 (ja) 金属製魔法瓶の製造方法
JPH04276222A (ja) 合成樹脂製真空断熱容器およびその製造方法
JPS6087968A (ja) ろう付け方法
JPH06156487A (ja) 合成樹脂製二重壁容器およびその製造方法