JPH07327803A - マグカップ及びその製造法 - Google Patents
マグカップ及びその製造法Info
- Publication number
- JPH07327803A JPH07327803A JP15428894A JP15428894A JPH07327803A JP H07327803 A JPH07327803 A JP H07327803A JP 15428894 A JP15428894 A JP 15428894A JP 15428894 A JP15428894 A JP 15428894A JP H07327803 A JPH07327803 A JP H07327803A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cup material
- top end
- shape
- step portion
- inner cup
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、内外二重構造に成るマグカップに
おいて、その製造工程を簡易にするとともにその製品の
使用上の効果を向上させることを目的とする。 【構成】 本発明は、合成樹脂材により成形した把手部
付きの外器体の内側方に適当空間部をおいて内器体を、
その上端部は高く延長するとともにこれを外側方に逆Ｕ
字形に弯曲折して口端空間部を形成し、この弯曲折部の
先端段部を前記外器体の上端縁部に埋設固着して成るも
のである。また、周縁部分に段部を形成した金属器材を
金型に逆様状に置きその底面外側部から型プレスして周
縁段部を上側部に形成した内カップ材を成形し、他方、
把手部を一体に成形した合成樹脂製の外カップ材を用意
し、この外カップ材の上端縁部内に前記内カップ材の周
縁段部を固着して成る製造法である。
おいて、その製造工程を簡易にするとともにその製品の
使用上の効果を向上させることを目的とする。 【構成】 本発明は、合成樹脂材により成形した把手部
付きの外器体の内側方に適当空間部をおいて内器体を、
その上端部は高く延長するとともにこれを外側方に逆Ｕ
字形に弯曲折して口端空間部を形成し、この弯曲折部の
先端段部を前記外器体の上端縁部に埋設固着して成るも
のである。また、周縁部分に段部を形成した金属器材を
金型に逆様状に置きその底面外側部から型プレスして周
縁段部を上側部に形成した内カップ材を成形し、他方、
把手部を一体に成形した合成樹脂製の外カップ材を用意
し、この外カップ材の上端縁部内に前記内カップ材の周
縁段部を固着して成る製造法である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、マグカップ及びその製
造法に関するものである。
造法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から存する内外二重構造に成るマグ
カップは、ステンレス鋼板をプレスして内カップ材と外
カップ材とを成形するため、把手を外カップ材面に接合
するときは、図４，図５に示すように、内カップ材と外
カップ材との中間部の一部にステンレス鋼の補助板を介
装するとともに外カップ材の外側面に把手基板を当接
し、この四者間をスポット熔接して固着した後、合成樹
脂製把手の基端部を前記把手基板の上下両側端部に螺着
して完成するという多くの部品と製作工程が必要であっ
た。しかし、これではコスト高となるため、実用性に欠
けるうらみがあった。
カップは、ステンレス鋼板をプレスして内カップ材と外
カップ材とを成形するため、把手を外カップ材面に接合
するときは、図４，図５に示すように、内カップ材と外
カップ材との中間部の一部にステンレス鋼の補助板を介
装するとともに外カップ材の外側面に把手基板を当接
し、この四者間をスポット熔接して固着した後、合成樹
脂製把手の基端部を前記把手基板の上下両側端部に螺着
して完成するという多くの部品と製作工程が必要であっ
た。しかし、これではコスト高となるため、実用性に欠
けるうらみがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、従
来品の製作に使用される部品を無くしかつ工程を短縮す
ることによってコストが安価でかつ使用性のよいマグカ
ップを提供することを目的とするものである。
来品の製作に使用される部品を無くしかつ工程を短縮す
ることによってコストが安価でかつ使用性のよいマグカ
ップを提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、合成樹脂材に
より成形した把手部付きの外器体の内側方に適当空間部
をおいて内器体を、その上端部は高く延長するとともに
これを外側方に逆Ｕ字形に弯曲折して口端空間部を形成
し、この弯曲折部の先端段部を前記外器体の上端縁部に
埋設固着して成るものである。
より成形した把手部付きの外器体の内側方に適当空間部
をおいて内器体を、その上端部は高く延長するとともに
これを外側方に逆Ｕ字形に弯曲折して口端空間部を形成
し、この弯曲折部の先端段部を前記外器体の上端縁部に
埋設固着して成るものである。
【０００５】
【作用】予め周縁部分に形成した段部を有する金属製の
器材を金型に逆様に置いて底面外側からプレスして内カ
ップ材を成形し、他方用意した把手部が一体の金属樹脂
製の外カップ材の上端縁部内に前記内カップ材の先端段
部を高周波熔接するものである。
器材を金型に逆様に置いて底面外側からプレスして内カ
ップ材を成形し、他方用意した把手部が一体の金属樹脂
製の外カップ材の上端縁部内に前記内カップ材の先端段
部を高周波熔接するものである。
【０００６】
【実施例】１は一部に把手部２を一体に成形した合成樹
脂材製の外カップ材（外器体）で、その大きさや形状は
任意である。
脂材製の外カップ材（外器体）で、その大きさや形状は
任意である。
【０００７】３は前記外カップ材（外器体）１の内側方
に適当間隔の空間部４をおいて設置した金属材（例えば
ステンレス鋼材）製の内カップ材（内器体）で、その上
端部は上方に高く延長するとともにこれを外側方に逆Ｕ
字形に弯曲折５して口端空間部８を形成し、前記弯曲折
部５の先端段部６は前記外カップ材（外器体）１の上端
縁部７に高周波熔接によって固着する。
に適当間隔の空間部４をおいて設置した金属材（例えば
ステンレス鋼材）製の内カップ材（内器体）で、その上
端部は上方に高く延長するとともにこれを外側方に逆Ｕ
字形に弯曲折５して口端空間部８を形成し、前記弯曲折
部５の先端段部６は前記外カップ材（外器体）１の上端
縁部７に高周波熔接によって固着する。
【０００８】次に、製作工程について説明する。
【０００９】(1) 周縁部分に予め段部６’を形成した金
属材による円筒形の器材３’を用意し、これを所定の金
型に逆様状に置く。
属材による円筒形の器材３’を用意し、これを所定の金
型に逆様状に置く。
【００１０】(2) このような器材３’の底面外側部分か
ら型プレスし、上端部を外側方に逆Ｕ字形に弯曲折５’
し、前記器材３’の周縁段部６’が上側方に位置するよ
うになったときに停止し、所定の内カップ材３を成形す
る。
ら型プレスし、上端部を外側方に逆Ｕ字形に弯曲折５’
し、前記器材３’の周縁段部６’が上側方に位置するよ
うになったときに停止し、所定の内カップ材３を成形す
る。
【００１１】(3) 他方、前記内カップ材３を内部に設置
する合成樹脂材製の外カップ材１を把手部２とともに一
体に成形する。
する合成樹脂材製の外カップ材１を把手部２とともに一
体に成形する。
【００１２】(4) 前記内カップ材３の先端段部６を、前
記外カップ材１の上端縁部７内において高周波熔接によ
って固着する。
記外カップ材１の上端縁部７内において高周波熔接によ
って固着する。
【００１３】
【発明の効果】本発明はこのような構成から成るもので
あるから、次の効果を発揮する。
あるから、次の効果を発揮する。
【００１４】第１に、金属材による内器体によって、合
成樹脂材の外器体の上端縁部の上側方に高い弯曲折部を
設けて口端空間部を形成しているから、カップ内部のビ
ールや飲料水は冷却状態を保持したまま飲用することが
できる。
成樹脂材の外器体の上端縁部の上側方に高い弯曲折部を
設けて口端空間部を形成しているから、カップ内部のビ
ールや飲料水は冷却状態を保持したまま飲用することが
できる。
【００１５】第２に、マグカップ全体の製作に要する従
来必要だった各種部品は不要となり、内外両カップ材の
周縁部分の熔接を行うだけで確実に製作できるから、そ
の製作工程がきわめて短縮されるとともに、生産コスト
を大巾に安価にすることができる。
来必要だった各種部品は不要となり、内外両カップ材の
周縁部分の熔接を行うだけで確実に製作できるから、そ
の製作工程がきわめて短縮されるとともに、生産コスト
を大巾に安価にすることができる。
【図１】全体の一部切欠の正面図
【図２】全体の正断面図（一部拡大図を含む。）
【図３】(a)(b)(c) は本発明要部の工程順
【図４】従来品の構成部品図
【図５】従来品の正断面図
１ 外カップ材（外器体） ２ 把手部 ３ 内カップ材（内器体） ５ 弯曲折部 ８ 口端空間部
Claims (2)
- 【請求項１】 合成樹脂材により成形した把手部付きの
外器体の内側方に適当空間部をおいて内器体を、その上
端部は高く延長するとともにこれを外側方に逆Ｕ字形に
弯曲折して口端空間部を形成し、この弯曲折部の先端段
部を前記外器体の上端縁部に埋設固着して成るマグカッ
プ。 - 【請求項２】 周縁部分に段部を形成した金属器材を金
型に逆様状に置きその底面外側部から型プレスして周縁
段部を上側部に形成した内カップ材を成形し、他方、把
手部を一体に成形した合成樹脂製の外カップ材を用意
し、この外カップ材の上端縁部内に前記内カップ材の周
縁段部を固着して成るマグカップの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15428894A JPH07327803A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | マグカップ及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15428894A JPH07327803A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | マグカップ及びその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07327803A true JPH07327803A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15580874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15428894A Pending JPH07327803A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | マグカップ及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07327803A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI734547B (zh) * | 2019-07-09 | 2021-07-21 | 日商大越工藝品製造股份有限公司 | 飲用容器 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63206213A (ja) * | 1987-02-20 | 1988-08-25 | 株式会社日酸サ−モ | 金属製二重カップの製造方法 |
| JPH0250271B2 (ja) * | 1983-03-01 | 1990-11-01 | Nagasawa Seisakusho |
-
1994
- 1994-06-14 JP JP15428894A patent/JPH07327803A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0250271B2 (ja) * | 1983-03-01 | 1990-11-01 | Nagasawa Seisakusho | |
| JPS63206213A (ja) * | 1987-02-20 | 1988-08-25 | 株式会社日酸サ−モ | 金属製二重カップの製造方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI734547B (zh) * | 2019-07-09 | 2021-07-21 | 日商大越工藝品製造股份有限公司 | 飲用容器 |
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