JP2002282137A - 携帯用保温容器 - Google Patents
携帯用保温容器Info
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- JP2002282137A JP2002282137A JP2001086743A JP2001086743A JP2002282137A JP 2002282137 A JP2002282137 A JP 2002282137A JP 2001086743 A JP2001086743 A JP 2001086743A JP 2001086743 A JP2001086743 A JP 2001086743A JP 2002282137 A JP2002282137 A JP 2002282137A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- heat insulating
- insulating container
- heat
- curved surface
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 断熱容器体に口を付けて飲用に供する携帯用
保温容器において、口当たりの改善と製造工程の簡易化
を実現する 【解決手段】 金属製内外容器１１，１２の上縁部分を
溶着して形成した断熱容器体１と、断熱容器体の上部開
口部に装着可能で且つ適宜な断熱構造を備えた蓋体２と
で構成されたコップ型の携帯用保温容器において、断熱
容器体の内容器上端部分をフレアー状曲面１１３とし
て、端面１１４を外容器内面１２４に当接させて溶着
し、溶着箇所Ａを研磨して曲面形状Ｂとしてなる。
保温容器において、口当たりの改善と製造工程の簡易化
を実現する 【解決手段】 金属製内外容器１１，１２の上縁部分を
溶着して形成した断熱容器体１と、断熱容器体の上部開
口部に装着可能で且つ適宜な断熱構造を備えた蓋体２と
で構成されたコップ型の携帯用保温容器において、断熱
容器体の内容器上端部分をフレアー状曲面１１３とし
て、端面１１４を外容器内面１２４に当接させて溶着
し、溶着箇所Ａを研磨して曲面形状Ｂとしてなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、直接容器に口を付けて
飲用するコップ形状の携帯用保温容器に関するものであ
る。
飲用するコップ形状の携帯用保温容器に関するものであ
る。
【０００２】
【従来技術及び発明が外決しようとする課題】飲料を保
温状態で携帯する器具として種々の断熱容器が知られて
いる。特にコップの様に直接口を付けて飲用する保温コ
ップとしては、実開平５−１４３５号公報に開示されて
いるように、内外容器で形成されるコップ形状の金属製
真空二重壁容器体と、容器体開口部に螺合装着する蓋体
とで構成されている。
温状態で携帯する器具として種々の断熱容器が知られて
いる。特にコップの様に直接口を付けて飲用する保温コ
ップとしては、実開平５−１４３５号公報に開示されて
いるように、内外容器で形成されるコップ形状の金属製
真空二重壁容器体と、容器体開口部に螺合装着する蓋体
とで構成されている。
【０００３】ところで前記の保温コップや栓を使用する
金属製二重容器は、図３に例示する通り内外容器ａ，ｂ
の上縁部分ｃを重ね合わせて溶着していると共に、外側
に段差部分ｄが形成されている。このため直接口にあた
る部分が薄く、且つ凹凸面となっているので飲み難く、
また上端縁が薄金属端面となっているので、研磨を精度
良く行わないと口に傷を付ける虞がある。
金属製二重容器は、図３に例示する通り内外容器ａ，ｂ
の上縁部分ｃを重ね合わせて溶着していると共に、外側
に段差部分ｄが形成されている。このため直接口にあた
る部分が薄く、且つ凹凸面となっているので飲み難く、
また上端縁が薄金属端面となっているので、研磨を精度
良く行わないと口に傷を付ける虞がある。
【０００４】そこで本発明は、口当たりが良く飲みやす
いコップ使用可能な携帯用保温容器を提案したものであ
る。
いコップ使用可能な携帯用保温容器を提案したものであ
る。
【０００５】
【課題を解決する手段】本発明に係る携帯用保温容器
は、金属製内外容器の上縁部分を溶着して形成した断熱
容器体と、断熱容器体の上部開口部に装着可能で且つ適
宜な断熱構造を備えた蓋体とで構成されたコップ型の携
帯用保温容器において、断熱容器体の内容器上端部分を
フレアー状曲面として、端面を外容器内面に当接させて
溶着し、溶着箇所を研磨して曲面状としてなることを特
徴としたものである。
は、金属製内外容器の上縁部分を溶着して形成した断熱
容器体と、断熱容器体の上部開口部に装着可能で且つ適
宜な断熱構造を備えた蓋体とで構成されたコップ型の携
帯用保温容器において、断熱容器体の内容器上端部分を
フレアー状曲面として、端面を外容器内面に当接させて
溶着し、溶着箇所を研磨して曲面状としてなることを特
徴としたものである。
【０００６】従って飲用時に口が直接あたる容器体の上
縁部分は、通常の陶磁器飲用具と同様な厚みを備えた形
状となり、飲みやすくなる。
縁部分は、通常の陶磁器飲用具と同様な厚みを備えた形
状となり、飲みやすくなる。
【０００７】
【実施の形態】次に本発明の実施の形態について説明す
る。携帯用保温容器は、断熱容器体１と、蓋体２とで構
成される。
る。携帯用保温容器は、断熱容器体１と、蓋体２とで構
成される。
【０００８】断熱容器体１は、薄金属板で形成した内外
容器１１，１２で形成され、内容器１１は、上部に内面
に突出させた蓋受け突部１１１と、螺旋状に形成した螺
合突部１１２を形成し、特に上端縁１１３は、外周方向
にフレアー状に拡げた曲面としてなる。
容器１１，１２で形成され、内容器１１は、上部に内面
に突出させた蓋受け突部１１１と、螺旋状に形成した螺
合突部１１２を形成し、特に上端縁１１３は、外周方向
にフレアー状に拡げた曲面としてなる。
【０００９】外容器１２は、従前の断熱容器と同様に、
周面部材１２１と、真空密封を行う断熱底面材１２２
と、底面カバー部材１２３とで構成される。
周面部材１２１と、真空密封を行う断熱底面材１２２
と、底面カバー部材１２３とで構成される。
【００１０】そして内容器１１のフレアー状曲面とした
上端縁の端面１１４を、外容器１２の周面部材１２１の
上端内面１２４に当接させて溶着し、溶着箇所Ａを研磨
して適宜な厚みを備えた曲面形状Ｂに仕上げてなるもの
である。勿論前記仕上げ前に、周面部材１２１の下方を
断熱底面材１２２で密閉溶着すると共に、内部空間の真
空処置を施し、更に底面カバー部材１２３を溶着して断
熱容器体１を形成する。
上端縁の端面１１４を、外容器１２の周面部材１２１の
上端内面１２４に当接させて溶着し、溶着箇所Ａを研磨
して適宜な厚みを備えた曲面形状Ｂに仕上げてなるもの
である。勿論前記仕上げ前に、周面部材１２１の下方を
断熱底面材１２２で密閉溶着すると共に、内部空間の真
空処置を施し、更に底面カバー部材１２３を溶着して断
熱容器体１を形成する。
【００１１】蓋体２は従前の蓋体と同様に、容器体１の
開口部に装着するために本体２１の周面に螺条２２が周
設され、底縁外周にシール体２３を装着してなり、更に
本体１の内部には、断熱材２４を内装してなる。
開口部に装着するために本体２１の周面に螺条２２が周
設され、底縁外周にシール体２３を装着してなり、更に
本体１の内部には、断熱材２４を内装してなる。
【００１２】而して前記携帯用容器は、２００〜５００
ｍｍ程度の容量で、容器体１内に所望の飲料を注入し、
蓋体２で密閉して携帯するもので、飲用に供する際に
は、蓋体を外し、容器体１を握持し、容器体開口部に直
接口を付けて容器体１内の飲料を飲むものである。
ｍｍ程度の容量で、容器体１内に所望の飲料を注入し、
蓋体２で密閉して携帯するもので、飲用に供する際に
は、蓋体を外し、容器体１を握持し、容器体開口部に直
接口を付けて容器体１内の飲料を飲むものである。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明は、内外容器の上縁
部分を溶着して形成した断熱容器体と、蓋体とで構成さ
れた携帯用保温コップにおいて、断熱容器体の内容器上
端部分をフレアー状曲面として、端面を外容器内面に当
接させて溶着し、溶着箇所を研磨して曲面状としてなる
もので、飲用時には、口が当たる箇所が陶磁器の飲用食
器と同様の形状を備えることで、違和感無く飲む事がで
き、また口が当たる箇所の溶着後の研磨作業も、突き合
わせ箇所が対象となるので、重ね合わせ箇所を研磨する
従来品に対して軽減される利点を有するものである。
部分を溶着して形成した断熱容器体と、蓋体とで構成さ
れた携帯用保温コップにおいて、断熱容器体の内容器上
端部分をフレアー状曲面として、端面を外容器内面に当
接させて溶着し、溶着箇所を研磨して曲面状としてなる
もので、飲用時には、口が当たる箇所が陶磁器の飲用食
器と同様の形状を備えることで、違和感無く飲む事がで
き、また口が当たる箇所の溶着後の研磨作業も、突き合
わせ箇所が対象となるので、重ね合わせ箇所を研磨する
従来品に対して軽減される利点を有するものである。
【図１】本発明の実施形態の一部切断した正面図。
【図２】同口当て部分の製造過程を示す説明図。
【図３】従来例の要部断面図。
１ 断熱容器体 １１ 内容器 １１１ 蓋受け突部 １１２ 螺合突部 １１３ 上端縁 １１４ 端面 １２ 外容器 １２１ 周面部材 １２２ 断熱底面材 １２３ 底面カバー部材 ２ 蓋体 ２１ 本体 ２２ 螺条 ２３ シール体 ２４ 断熱材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3E067 AA03 AB26 BA03B BA03C BA36C BB11B BB11C BC03B BC03C BC07B BC07C CA04 CA18 EA18 EB22 EB27 ED03 EE40 FA04 FC01 GA01 GA06 GA13 4B002 AA02 BA23 CA50
Claims (1)
- 【請求項１】 金属製内外容器の上縁部分を溶着して形
成した断熱容器体と、断熱容器体の上部開口部に装着可
能で且つ適宜な断熱構造を備えた蓋体とで構成されたコ
ップ型の携帯用保温容器において、断熱容器体の内容器
上端部分をフレアー状曲面として、端面を外容器内面に
当接させて溶着し、溶着箇所を研磨して曲面状としてな
ることを特徴とした携帯用保温容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001086743A JP2002282137A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 携帯用保温容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001086743A JP2002282137A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 携帯用保温容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002282137A true JP2002282137A (ja) | 2002-10-02 |
Family
ID=18942074
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001086743A Pending JP2002282137A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 携帯用保温容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002282137A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015131039A (ja) * | 2014-01-15 | 2015-07-23 | サーモス株式会社 | 金属製真空断熱容器 |
| JP2016073594A (ja) * | 2014-10-06 | 2016-05-12 | 阪和ホーロー株式会社 | 水筒 |
| JP2016093336A (ja) * | 2014-11-14 | 2016-05-26 | 象印マホービン株式会社 | 飲料容器 |
| CN108294621A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-07-20 | 浙江绍兴苏泊尔生活电器有限公司 | 电水壶 |
| JP2019136447A (ja) * | 2018-02-15 | 2019-08-22 | 象印マホービン株式会社 | 金属製の二重容器 |
| KR20200120520A (ko) | 2019-04-11 | 2020-10-21 | 서어모스 케이.케이. | 단열 용기 및 덮개 부착 용기 |
| JP2020172305A (ja) * | 2019-04-11 | 2020-10-22 | サーモス株式会社 | キャップ付き容器 |
-
2001
- 2001-03-26 JP JP2001086743A patent/JP2002282137A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015131039A (ja) * | 2014-01-15 | 2015-07-23 | サーモス株式会社 | 金属製真空断熱容器 |
| JP2016073594A (ja) * | 2014-10-06 | 2016-05-12 | 阪和ホーロー株式会社 | 水筒 |
| JP2016093336A (ja) * | 2014-11-14 | 2016-05-26 | 象印マホービン株式会社 | 飲料容器 |
| CN108294621A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-07-20 | 浙江绍兴苏泊尔生活电器有限公司 | 电水壶 |
| CN108294621B (zh) * | 2017-12-26 | 2023-06-27 | 浙江绍兴苏泊尔生活电器有限公司 | 电水壶 |
| JP2019136447A (ja) * | 2018-02-15 | 2019-08-22 | 象印マホービン株式会社 | 金属製の二重容器 |
| JP7103802B2 (ja) | 2018-02-15 | 2022-07-20 | 象印マホービン株式会社 | 金属製の二重容器 |
| KR20200120520A (ko) | 2019-04-11 | 2020-10-21 | 서어모스 케이.케이. | 단열 용기 및 덮개 부착 용기 |
| JP2020172305A (ja) * | 2019-04-11 | 2020-10-22 | サーモス株式会社 | キャップ付き容器 |
| JP7229839B2 (ja) | 2019-04-11 | 2023-02-28 | サーモス株式会社 | キャップ付き容器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040525 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041012 |