JP2926130B2 - 高周波溶着装置 - Google Patents

高周波溶着装置

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JP2926130B2 JP2147647A JP14764790A JP2926130B2 JP 2926130 B2 JP2926130 B2 JP 2926130B2 JP 2147647 A JP2147647 A JP 2147647A JP 14764790 A JP14764790 A JP 14764790A JP 2926130 B2 JP2926130 B2 JP 2926130B2
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武夫 八杉
栄 山内
守 藤田
義行 市沢
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Shimada Rika Kogyo KK
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本願発明は,合成樹脂製容器胴部の開口部に,金属層
を有する合成樹脂製蓋体を高周波誘導加熱により溶着す
る高周波溶着装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の一般的な技術を第2図に示す。これは,容器胴
部6が載置する受台1,胴部6の上端外周面部分を押圧す
る押圧治具2,加熱コイル5を有し有底短筒形状の蓋体の
短筒状の周端部に当接する組付治具3,およびその組付治
具3中央部に位置し,蓋体7を押圧して胴部6に組付け
る中子4とから構成されている。
この従来装置において,内容物が充填されその開口部
に蓋体7が載せられた胴部6がまず受台1上に載置され
る。次に,その受台1が上昇する。この受台1の上昇に
よって中子4が蓋体7の中央凹部上面を押圧すると共に
組付治具3が蓋体7の周端部上面を押圧し,これによっ
て蓋体7が胴部6に嵌合される。そして,中子4と押圧
治具2とによって胴部6上端部と蓋体7周端部とを圧着
した状態で加熱コイル5に高周波電流を流し,それによ
る誘導加熱で両者を溶着するものである。
溶着完了後は,押圧治具2を後退させると共に受台1
を下降し,その受台1と共に下降した容器(胴部6と蓋
体7との一体物)を取り出すものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
こうした従来技術における問題は,最初の段階で蓋体
7が胴部6に正確に載せられていないと,その蓋体7が
胴部6に対して歪んだ姿勢で組付けられることである。
蓋体7が正しく胴部6に載せられないと,中子4が蓋体
7の一部を押圧しながら両者の嵌合を達成させることに
なるからである。胴部6の機械的強度が高い場合は,こ
うした状況にあっても,蓋体7が強引に胴部6に嵌合さ
れるが,胴部6が肉薄でその機械的強度が弱い場合は,
蓋体7の一部が押圧された状態にあっては,その部分側
が弾性変形してしまうのでなおさらこうした傾向は強
い。
又,従来装置におけるもう一つの問題は,溶着完了後
に容器を取り出すために受台1を下降した際,容器が中
子4に嵌まったままで受台1と共に下降しないことであ
る。こうした点を解決するために,従来では容器を受台
1で把持するための別の装置を設ける必要があり,よっ
て装置が大型で複雑化する等の問題があった。
本願発明は,こうした問題を解決するために創案され
たもので,胴部6が肉薄であっても,常に蓋体7を胴部
6に正確に嵌合することが出来ると共に,溶着後の容器
を,専用の装置なく,受台1と共に移動することの出来
る高周波溶着装置を提供することをその課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記技術的課題を解決する本発明の手段は、 合成樹脂製容器胴部の開口部に、金属層を有し、短筒
状の周端部を設けた有底短筒形状の合成樹脂製蓋体を高
周波誘導加熱により溶着する装置であること、 容器の胴部を正立姿勢で載置する受台を有すること、 胴部の上端外周面部分を押圧すべく、放射方向に後退
移動自在で複数に分割された押圧治具を有すること、 蓋体の周端部上面を押圧して、この蓋体を胴部の開口
部に嵌合させるべく、受台の上方に受台と平行に位置し
かつ上下に相対移動自在に設けられると共に、加熱コイ
ルを有するリング状の組付治具を有すること、 この組付治具に昇降変位自在に内装組付けされ、蓋体
の周端部を胴部の内面に押圧すべく、押圧治具に対して
昇降動自在に設けられると共に、蓋体の周端部に嵌入す
る周面下部が下方に縮径したテーパ状に設定された中子
を有すること、 にある。
〔作用〕
本願発明の作用を,第1図を参照しながら説明する。
まず受台1に,内容物が充填され蓋体7が載せられた
胴部6を載置する。次に,受台1と組付治具3とが上下
に相対移動し,この相対移動により蓋体7上面周端部が
組付治具3によって下方に押圧され,胴部6と嵌合す
る。最初の段階で,蓋体7が胴部6に不正確(例えば,
傾斜した姿勢)に載せられた場合においては,組付治具
3がまず蓋体7の片側を押圧してその蓋体7を水平な姿
勢とし,その水平姿勢を保ちながら全周端部を均等に押
圧し,これによって胴部6に正確に嵌合する。この場
合,従来のように中子4で蓋体7の中央凹部を押圧する
ことなく,組付治具3で、蓋体7の上端でかつ周端に位
置する周端部の上面のみを、直下に押圧するので、この
押圧力は蓋体7の傾いた姿勢を水平姿勢に矯正する方向
に力を作用させ、これにより蓋体7は、その姿勢を適正
に矯正されながら胴部6に嵌合組付けされる。
すなわち、従来技術においては,中子4によって蓋体
7中央凹部の一部に押圧力が加わると,胴部6に径方向
の力が不均一に作用して胴部が歪に弾性変形してしま
い,そのために両者の嵌合がうまく達成出来ない。その
点本願発明の場合,押圧される蓋体7周端部は胴部6の
直上に位置し,よってこの力は胴部6を真下方向に押圧
し,その真下方向に作用する押圧力によっては胴部6は
弾性変形し難いからである。従って,本願発明にあって
は,胴部6が肉薄であっても蓋体7の嵌合を正確に行う
ことが可能である。
組付治具3によって蓋体7を嵌合した後,中子4を下
降して蓋体7中央凹部に嵌入すると共に,押圧治具2に
よって胴部6上端部分を押圧する。これによって蓋体7
周端部が胴部6上端部に圧着される。この状態で組付治
具3の加熱コイル5に高周波電流を流して蓋体7を構成
している金属層を加熱し,その熱で蓋体7の合成樹脂層
と胴部6とを溶着するものである。
蓋体7と胴部6との溶着が完了したら,押圧治具2を
後退させると共に中子4を上昇させる。この時,組付治
具3は蓋体7周端部に当接した状態にあるので,中子4
は蓋体7凹部から容易に離れる。そして最後に,受台1
と組付治具3を上下に相対移動させ,中子4から離脱し
て受台1上に位置する容器を取り出すものである。
〔実施例〕
第1図に本願発明の一実施例を示す。
本実施例にあっては,組付治具3を不動に固定し受台
1を昇降動するものとしており,これによって両者を上
下に相対移動自在としている。逆に,受台1を固定して
組付治具3を昇降動するもの,あるいは両者を昇降動す
るものとしても良い。加熱コイル5,この組付治具3の内
端下端部の蓋体7に近接する位置に設けている。
中子4は,昇降装置8によって昇降動自在に設定され
ている。テーパ状に設定された中子4下端部はその下端
を蓋体7凹部の径よりやや小さく上端をそれよりやや大
きく設定しており,こうすることによって蓋体7と胴部
6との圧着を確実かつ強固なものとしている。
押圧治具2は,駆動装置9によって胴部6の軸心に対
して進退移動自在としている。この押圧治具2は複数に
分割された円形リング状に設定している。
尚,本実施例に示す蓋体7は,その周端部に,胴部6
に嵌合する溝部を有する形状のものとしているが,本願
発明に係る装置はこうした形状の蓋体7の使用のみに限
定されるものではなく,溝部はなくとも中央凹部を有す
る蓋体に対して使用出来るものである。
〔発明の効果〕
このように,本願発明にあっては,組付治具によって
蓋体周端部を押圧して胴部との嵌合を達成するものとし
ているので,両者の嵌合を正確に行うことが出来る。
又,この手段によると,蓋体を肉薄の胴部に対しても確
実に嵌合させることが可能である。
さらに,組付治具を蓋体周端部に当接した状態で中子
を上昇させることとしているので,中子と容器との離脱
を容易に行うことが出来,従来のように容器を把持する
装置を設ける必要がなく,よってその構成を簡素化出来
て経済的である等,多くの優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願発明の一実施例を示す断面図,第2図は従
来技術を示す断面図である。 符号の説明 1:受台,2:押圧治具,3:組付治具,4:中子,5:加熱コイル,
6:胴部,7:蓋体,8:昇降装置,9:駆動装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 守 東京都江東区大島3丁目2番6号 株式 会社吉野工業所内 (72)発明者 市沢 義行 東京都江東区大島3丁目2番6号 株式 会社吉野工業所内 (56)参考文献 特開 平1−267127(JP,A) 実開 昭49−105563(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65B 51/00 - 51/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂製容器胴部(6)の開口部に、金
    属層を有し、短筒状の周端部を設けた有底短筒形状の合
    成樹脂製蓋体(7)を高周波誘導加熱により溶着する装
    置であって、前記胴部(6)を正立姿勢で載置する受台
    (1)と、前記胴部(6)の上端外周面部分を押圧すべ
    く放射方向に進退移動自在で複数に分割された押圧治具
    (2)と、前記蓋体(7)の周端部上面を押圧して該蓋
    体(7)を前記胴部(6)の開口部に嵌合させるべく、
    前記受台(1)の上方に該受台(1)と平行に位置しか
    つ上下に相対移動自在に設けられると共に、加熱コイル
    (5)を有するリング状の組付治具(3)と、該組付治
    具(3)に昇降変位自在に内装組付けされ、前記蓋体
    (7)の周端部を前記胴部(6)の内面に押圧すべく、
    前記押圧治具(2)に対して昇降動自在に設けられると
    共に、前記蓋体(7)の周端部に嵌入する周面下部が下
    方に縮径したテーパ状に設定された中子(4)と、から
    成る高周波溶着装置。
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