JPH08168886A - インダイレクト式抵抗スポット溶接装置 - Google Patents
インダイレクト式抵抗スポット溶接装置Info
- Publication number
- JPH08168886A JPH08168886A JP6316271A JP31627194A JPH08168886A JP H08168886 A JPH08168886 A JP H08168886A JP 6316271 A JP6316271 A JP 6316271A JP 31627194 A JP31627194 A JP 31627194A JP H08168886 A JPH08168886 A JP H08168886A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- spot welding
- electrode
- resistance spot
- guide
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】インダイレクト式抵抗スポット溶接装置におい
てワ−クの歪と変形を減少させ抵抗スポット溶接後の外
観品質の向上を図る。 【構成】ガイド1が抵抗スポット溶接用の電極4の周囲
を加圧し、ワ−ク7と治具6を密着させた状態で、その
中を電極4にてインダイレクト式抵抗スポット溶接を行
う。
てワ−クの歪と変形を減少させ抵抗スポット溶接後の外
観品質の向上を図る。 【構成】ガイド1が抵抗スポット溶接用の電極4の周囲
を加圧し、ワ−ク7と治具6を密着させた状態で、その
中を電極4にてインダイレクト式抵抗スポット溶接を行
う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インダイレクト式抵抗
スポット溶接装置のワ−クの拘束装置に係り、特にワ−
クに発生する歪と変形を減少させるに好適なインダイレ
クト式抵抗スポット溶接装置に関するものである。
スポット溶接装置のワ−クの拘束装置に係り、特にワ−
クに発生する歪と変形を減少させるに好適なインダイレ
クト式抵抗スポット溶接装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインダイレクト式抵抗スポット溶
接では、治具の上にワ−クを配置し、ワ−クの上から抵
抗スポット溶接用電極をワ−クに対して加圧、通電し抵
抗スポット溶接を行っていた。
接では、治具の上にワ−クを配置し、ワ−クの上から抵
抗スポット溶接用電極をワ−クに対して加圧、通電し抵
抗スポット溶接を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、治具
の上にワ−クを配置すると、治具やワ−クの変形などに
よって治具とワ−クの間に隙間が発生する。その隙間が
発生した状態で、抵抗スポット溶接用電極先端部分の面
積だけ加圧し通電することになるので、その部分だけに
圧力、熱が加わりワ−クの弾性変形の限度を超える。こ
のためワ−クに歪、変形発生し、抵抗スポット溶接後の
外観上の不具合を生じる。
の上にワ−クを配置すると、治具やワ−クの変形などに
よって治具とワ−クの間に隙間が発生する。その隙間が
発生した状態で、抵抗スポット溶接用電極先端部分の面
積だけ加圧し通電することになるので、その部分だけに
圧力、熱が加わりワ−クの弾性変形の限度を超える。こ
のためワ−クに歪、変形発生し、抵抗スポット溶接後の
外観上の不具合を生じる。
【0004】本発明の目的は、インダイレクト式抵抗ス
ポット溶接においてワークに発生する歪と変形を減少さ
せる抵抗スポット溶接装置を提供することにある。
ポット溶接においてワークに発生する歪と変形を減少さ
せる抵抗スポット溶接装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、抵抗スポット溶接用電極周囲に設置した筒状のガイ
ドで、ワ−クを押えてワ−クと治具とを密着させ、この
状態で抵抗スポット溶接を行うようにしたものである。
に、抵抗スポット溶接用電極周囲に設置した筒状のガイ
ドで、ワ−クを押えてワ−クと治具とを密着させ、この
状態で抵抗スポット溶接を行うようにしたものである。
【0006】
【作用】抵抗スポット溶接用電極がワ−クを加圧する前
に、ガイドで抵抗スポット溶接用電極周囲を加圧し、治
具に密着させておく。この状態で抵抗スポット溶接用電
極によって通電する。それによりワ−クの歪と変形を減
少させ、抵抗スポット溶接後の外観品質を、向上させる
ことができる。
に、ガイドで抵抗スポット溶接用電極周囲を加圧し、治
具に密着させておく。この状態で抵抗スポット溶接用電
極によって通電する。それによりワ−クの歪と変形を減
少させ、抵抗スポット溶接後の外観品質を、向上させる
ことができる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図3により説
明する。図1においては、インダイレクト式抵抗スポッ
ト溶接装置は、金属製のガイド1、ゴム2、コイルばね
3、抵抗スポット溶接用の電極4、および加圧装置5に
より構成されている。
明する。図1においては、インダイレクト式抵抗スポッ
ト溶接装置は、金属製のガイド1、ゴム2、コイルばね
3、抵抗スポット溶接用の電極4、および加圧装置5に
より構成されている。
【0008】スポット溶接装置は公知の加圧装置5に取
付けた電極4と、これの外周に配置したガイド1とガイ
ド1を加圧装置5に吊り下げたコイルばね3、およびガ
イド1の下端に設けたリング状のゴム2とからなる。
付けた電極4と、これの外周に配置したガイド1とガイ
ド1を加圧装置5に吊り下げたコイルばね3、およびガ
イド1の下端に設けたリング状のゴム2とからなる。
【0009】ガイド1は筒状であり電極4に対して伸縮
自在である。ゴム2の下端はガイド1の下端よりも下方
に突出している。ゴム2はリング状であり、ガイド1の
下端の凸部に嵌め合わされ、ガイド1との接触面は接着
剤で接合されている。
自在である。ゴム2の下端はガイド1の下端よりも下方
に突出している。ゴム2はリング状であり、ガイド1の
下端の凸部に嵌め合わされ、ガイド1との接触面は接着
剤で接合されている。
【0010】かかる構成において、治具6上に置いたワ
−ク7に対して加圧装置5によって電極4などを下降さ
せると、先ず、ゴム2がワーク7に接触し、ワ−ク7を
幅広く押え、図2のようになる。次いで、ゴム2とコイ
ルばね3の弾性量を超えると電極4がワ−ク7に接触
し、ワ−ク7を押える。この状態で抵抗スポット溶接を
する。この時、ゴム2が溶けるのを防ぐため、ガイド1
の断面形状を図1に示すようにしている。
−ク7に対して加圧装置5によって電極4などを下降さ
せると、先ず、ゴム2がワーク7に接触し、ワ−ク7を
幅広く押え、図2のようになる。次いで、ゴム2とコイ
ルばね3の弾性量を超えると電極4がワ−ク7に接触
し、ワ−ク7を押える。この状態で抵抗スポット溶接を
する。この時、ゴム2が溶けるのを防ぐため、ガイド1
の断面形状を図1に示すようにしている。
【0011】以上のような方法によってインダイレクト
式抵抗スポット溶接を行うことにより、図3のようにワ
−ク7の変形は滑らかな状態であるので、抵抗スポット
溶接後の変形を減少でき、ワ−ク7と治具6が密着した
平面上を抵抗スポット溶接するので熱による歪は少なく
なる。よって、外観品質を向上させることができる。
式抵抗スポット溶接を行うことにより、図3のようにワ
−ク7の変形は滑らかな状態であるので、抵抗スポット
溶接後の変形を減少でき、ワ−ク7と治具6が密着した
平面上を抵抗スポット溶接するので熱による歪は少なく
なる。よって、外観品質を向上させることができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればイ
ンダイレクト式抵抗スポット溶接後のワ−クの歪と変形
を減少させ、外観品質を向上させることができるという
効果がある。
ンダイレクト式抵抗スポット溶接後のワ−クの歪と変形
を減少させ、外観品質を向上させることができるという
効果がある。
【図1】本発明の一実施例のインダイレクト式抵抗スポ
ット溶接装置の正面図である。
ット溶接装置の正面図である。
【図2】本発明による加圧状態を示す断面図である。
【図3】本発明によるワ−ク加圧状態の拡大図である。
1…ガイド、2…ゴム、3…コイルばね、4…電極、5
…加圧装置、6…治具、7…ワ−ク。
…加圧装置、6…治具、7…ワ−ク。
Claims (1)
- 【請求項1】抵抗スポット溶接用電極の周囲に設置した
筒状のガイドを電極の押え方向に対して設け、このガイ
ドは電極よりも突出していて、電極がワ−クに接する前
にガイドでワ−クを加圧するようにコイルばねを設けた
こと、を特徴とするインダイレクト式抵抗スポット溶接
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6316271A JPH08168886A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | インダイレクト式抵抗スポット溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6316271A JPH08168886A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | インダイレクト式抵抗スポット溶接装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08168886A true JPH08168886A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=18075249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6316271A Pending JPH08168886A (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | インダイレクト式抵抗スポット溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08168886A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100308453B1 (ko) * | 1999-06-03 | 2001-09-26 | 이계안 | 패널 가이드 구조를 갖는 풋 스폿 용접기 |
JP2006272345A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Kyoei Ind Co Ltd | 抵抗溶接機 |
JP2007152397A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Daihatsu Motor Co Ltd | プレス成形方法およびプレス成形用プレス素材 |
KR200460391Y1 (ko) * | 2009-12-10 | 2012-05-24 | 현대로템 주식회사 | 철도차량 루프패널용 스폿 용접장치 |
KR101432091B1 (ko) * | 2014-03-14 | 2014-08-22 | 한양대학교 산학협력단 | 스폿 용접용 다중 가압 전극 |
KR101448926B1 (ko) * | 2008-12-05 | 2014-10-14 | 현대자동차 주식회사 | 스폿 용접건 장치 |
JP2015044215A (ja) * | 2013-08-28 | 2015-03-12 | 株式会社神戸製鋼所 | シリーズスポット溶接またはインダイレクトスポット溶接方法 |
CN105579181A (zh) * | 2013-09-25 | 2016-05-11 | 新日铁住金株式会社 | 电阻点焊装置、复合电极以及电阻点焊方法 |
KR20160117575A (ko) * | 2014-03-14 | 2016-10-10 | 신닛테츠스미킨 카부시키카이샤 | 용접 구조체 및 용접 구조체의 제조 방법 |
CN108608102A (zh) * | 2016-12-13 | 2018-10-02 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种凸焊工装 |
-
1994
- 1994-12-20 JP JP6316271A patent/JPH08168886A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US20160221110A1 (en) * | 2013-09-25 | 2016-08-04 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Resistance spot welding apparatus, composite electrode, and resistance spot welding method |
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CN108608102A (zh) * | 2016-12-13 | 2018-10-02 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种凸焊工装 |
CN108608102B (zh) * | 2016-12-13 | 2020-07-28 | 宁波方太厨具有限公司 | 一种凸焊工装 |
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