JP2912679B2 - 高周波溶着装置 - Google Patents

高周波溶着装置

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JP2912679B2 JP2147646A JP14764690A JP2912679B2 JP 2912679 B2 JP2912679 B2 JP 2912679B2 JP 2147646 A JP2147646 A JP 2147646A JP 14764690 A JP14764690 A JP 14764690A JP 2912679 B2 JP2912679 B2 JP 2912679B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本願発明は,合成樹脂製容器胴部の開口部に,金属層
を有する合成樹脂製蓋体を高周波誘導加熱により溶着す
る高周波溶着装置に関するものである。
〔従来の技術〕
一般的な従来技術を第4図に示す。これは,容器胴部
11を載置する載置台1,蓋体10の中央凹部に嵌入して蓋体
10を胴部11開口部に嵌合すると共に,加熱コイル9によ
ってその蓋体10と胴部11とを溶着する加圧体2,および容
器の外周面上端部に近接位置し,その側方に設けられた
駆動装置によって作動して容器外周面上端部を押圧する
押圧部材16とから構成されている。この押圧部材16は複
数に分割されたものである。
この従来装置においては,まず内容物が充填されその
開口部に蓋体10が載せられた胴部11が載置台1上に載置
される。次に、載置台1が上昇する。この載置台1の上
昇により加圧体2が蓋体10の中央凹部上面を加圧し,こ
れによって蓋体10が胴部11に嵌合される。次に,複数の
押圧部材16が前進して容器上端部を押圧した状態で加圧
コイル9に高周波電流を流し,それによる誘導加熱で両
者を溶着するものである。
溶着完了後は,押圧部材16を後退させると共に載置台
1を下降し,容器を取り出すこととしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
こうした従来装置における問題は,押圧部材16の後退
移動を,その側方に設けられ径方向に作動する駆動装置
によって達成しているため装置が大型化して,大きな設
置面積を必要とし,他の装置等と干渉してしまうことで
ある。工場等においては,装置等を設置する面積におの
ずと限界があり,より良い作業環境を得るためには極力
装置の小型化が望まれる。
又,従来装置にあっては,容器上端部を押圧する押圧
部材16が複数に分割されているため,それぞれを単体と
して取扱い,取付けや位置合わせも別々に行う必要があ
る。特に,位置合わせにおいては,各押圧部材16の組付
け位置を均一に設定しなければならず,その作業が極め
て面倒なものとなっている。
本願発明はこうした問題に鑑み創案されたもので,装
置を小型化して設置面積を小さくすると共に,押圧部材
16の位置合わせ等の取扱いを容易にした高周波溶着装置
を提供することをその課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのための手段として載置台1,加圧体2,弾性体3およ
び昇降体4とから構成した。
載置台1は,胴部11を正立姿勢で載置するものであ
る。加圧体2は,蓋体10を胴部11開口部に溶着すべく,
蓋体10の中央凹部に嵌入してその蓋体10を下方に加圧す
るものであると共に,加熱コイル9を有する。弾性体3
は,胴部11と蓋体10とで構成される容器の外周面上端部
を押圧する押圧片5を内周面下端部に有すると共に外周
面下部に下方に拡がるテーパ面6を有し,さらに上方に
開放されたものと下方に開放されたものとを交互に配列
した複数の縦割溝7を有し弾力性に富み縮径自在であ
る。そして昇降体4は,弾性体テーパ面6を押接する押
接部8を下端部に有し,昇降動自在である。
〔作用〕
本願発明の作用を,第1図を参照しながら説明する。
まず,内容物が充填され蓋体10が載せられた胴部11を
載置台1に載置する。次に,載置台1と加圧体1が相対
的に上下移動することによって加圧体2が蓋体10の中央
凹部に嵌入してその蓋体10を押圧し,胴部11開口部に嵌
合する。それと同時に,容器上端部が押圧片5に対向位
置する。この状態から,昇降体4が下降し,その押接部
8が弾性体3のテーパ面6を押圧する。この押圧力によ
って弾性体3はその下端部が縮径し,その下端部に位置
する押圧片5が容器外周面上端部を押圧する。
押圧片5を作動する昇降体4は縦方向に昇降動するも
のであるので,従来の横方向に進退移動して押圧片5を
作動する装置と比較して装置の幅を小さくすることが出
来,それに伴い設置面積を小さくすることが出来る。
又,弾性体3は,筒体に複数の縦割溝7を形成して構成
した単体であるので組付けや位置合わせ等の取扱いを,
従来の複数個から成る押圧部材16と比較して容易かつ正
確に行うことが出来る。
容器上端部が押圧片5と加圧体2とで圧着された状態
で加熱コイル9に高周波電流を流し,それによって蓋体
10の金属層を誘導加熱し,その熱によって蓋体10と胴部
11とを溶着する。
溶着完了後は,昇降体4を上昇させる。この上昇によ
って押接部8とテーパ面6との押圧が解除され,弾性体
3は弾性によって原形に復帰し,押圧片5も容器から離
れる。その後,載置台1と加圧体2とが相対的に逆方向
に移動し,加圧体2から離脱した容器が載置台1上に残
り,最後にその容器が次工程に移されるものである。
〔実施例〕
第1図に本願発明の一実施例を示す。
この装置においては載置台1を昇降動自在とすると共
に加圧体2を不動に固定することによって両者の相対的
な上下移動を達成している。この相対移動は,加圧体2
のみあるいは両者の昇降動によって達成することも出来
る。
弾性体3は,第2図および第3図に示す如く,弾性材
製の円筒体に複数の縦割溝7を形成したものである。こ
の縦割溝7は上方に開放されたものと下方に開放された
ものとを交互に形成し,これによって弾性体3の全体が
均等に弾性変形し易くし,その下端部の縮径によって無
理な応力が作用するのを防止している。
弾性体3下端部には複数の押圧片5を設けるが,この
両者の組付けは,弾性体3下端部に組付溝14を形成し,
その組付溝14に押圧片5を嵌合するものとしている。従
って,その両者の組付けおよび位置合わせは容易かつ極
めて正確に達成される。尚,押圧片5を一体的に成形し
た弾性体3とすることも出来る。
この弾性体3は,その上端部に形成した周溝15を固定
部材13に摺動自在に嵌合することによって達成してい
る。固定部材13の肉厚を周溝15の縦幅よりやや小さく設
定することによって,固定部材13によって弾性体3を保
持すると共にその弾性体3の弾性変形を自在なものとし
ている。
昇降体4は,昇降装置12によって駆動している。昇降
体4の下端部に形成した押接部8は,弾性体3に形成し
たテーパ面6に合体する傾斜面で構成しており,この押
接部8が下降することによってテーパ面6を押圧して押
圧片5を縮径方向に移動させるものである。尚,押接部
8はこうした傾斜面に限定する必要はない。
〔発明の効果〕
このように本願発明装置においては,押圧片を作動す
る昇降体を縦方向に昇降動するものとしたので,従来の
横方向から作動する装置と比較して装置の幅を小さくす
ることが出来,それに伴い設置面積を小さくすることが
出来る。これによって他の装置等との干渉をなくし,作
業環境の改善を図ることが出来る。
又,この弾性体は,筒体に複数の縦割溝を形成して構
成した単体であるので組付けや位置合わせ等の取扱い
が,従来の複数個から成る押圧部材と比較して容易であ
り,特に位置合わせ等はより正確に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図,第2図はその
弾性体を示す平面図,第3図はその部分断面正面図,第
4図は従来技術を示す断面図である。 符号の説明 1:載置台,2:加圧体,3:弾性体,4:昇降体,5:押圧片,6:テ
ーパ面,7:縦割溝,8:押接部,9:加熱コイル,10:蓋体,11:
胴部,12:昇降装置,13:固定部材,14:組付溝,15:周溝,16:
押圧部材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属層を有する合成樹脂製蓋体(10)を合
    成樹脂製胴部(11)に高周波誘導加熱によって溶着する
    装置であって、前記胴部(11)を正立姿勢で載置する載
    置台(1)と、前記蓋体(10)を前記胴部(11)開口部
    に溶着すべく、該蓋体(10)の中央凹部に嵌入して該蓋
    体(10)を下方に加圧すると共に加熱コイル(9)を有
    する加圧体(2)と、前記胴部(11)と蓋体(10)とで
    構成される容器の外周面上端部を押圧する押圧片(5)
    を内周面下端部に有すると共に外周面下部に下方に拡が
    るテーパ面(6)を有し、さらに上方に開放されたもの
    と下方に開放されたものとを交互に配列した複数の縦割
    溝(7)を有して弾力性に富み縮径自在な筒形状の弾性
    体(3)と、前記弾性体テーパ面(6)を押接する押接
    部(8)を下端部に有し、昇降自在な昇降体(4)と、
    から成る高周波溶着装置。
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