JP4558979B2 - 保温鍋 - Google Patents

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    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J27/12Multiple-unit cooking vessels
    • A47J27/13Tier cooking-vessels
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J27/002Construction of cooking-vessels; Methods or processes of manufacturing specially adapted for cooking-vessels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K1/00Soldering, e.g. brazing, or unsoldering
    • B23K1/0008Soldering, e.g. brazing, or unsoldering specially adapted for particular articles or work

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、保温鍋に関し、特に、食材を加熱調理した後、更に加熱することなく、その食材を保温することができる保温鍋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、食材を加熱調理した後、更に加熱することなく、その食材を保温することができる保温鍋が提案されている。
【0003】
その一つとして、実開昭59−133133号公報に記載された保温鍋を図6に示す。図6は同保温鍋の分解斜視図(図6(A))と縦断面図(図6(B))である。
【0004】
図6に示すように、この保温鍋は、フランジ部1aを有する有底円筒の内鍋1と、有底円筒の外鍋2とからなり、外鍋2の内側に内鍋1が配置される。フランジ部1aと外鍋2の上端部2aとが溶接その他の方法により接合されることにより、内鍋1と外鍋2とが結合されている。
【0005】
内鍋1の外周側面と外鍋2の内周側面との間には空間3が形成されており、内鍋1の底面と外鍋2の底面との間には空間3aが形成されている。
【0006】
図6に示した保温鍋によれば、熱源により加熱された空気が空間3及び3aに閉じこめられるため、この加熱空気により内鍋1の内部に入れられている食材の保温が行われるというものである。
【0007】
図7は、他の保温鍋の例としての特開平9−206201号公報に記載されている保温鍋の断面図である。
【0008】
この保温鍋は、内鍋6と、外鍋7と、蓄熱材9と、からなっている。
【0009】
内鍋6は、上方が開口しているとともに、底面には、下方から見て凹状の凹部6aが形成されている。内鍋6は一枚の金属板から形成されている。
外鍋7は、上方が開口している有底円筒形状をなしている。内鍋6と外鍋7とは、蓄熱材9が内鍋6の凹部6aに収納された状態で双方の上端が接合されることにより、相互に結合されている。外鍋7の内径は内鍋6の外径よりも大きく設定されているため、内鍋6と外鍋7とを結合させた状態においては、内鍋6と外鍋7との間にリング状の空間8が形成される。
【0010】
内鍋6を一枚の金属板から成型されているため、内鍋6の底面の凹部6aは絞り加工により形成される。
【0011】
外鍋7の内周面の底部と蓄熱材9との間、また、蓄熱材9と凹部6aとの間はろう材を介して溶接されている。また、内鍋6の上端部は曲げ加工を施したうえで、ろう材を介して、外鍋7の上端部に溶接されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図6に示した保温鍋においては、内鍋1の底部と外鍋2の底部との間に空間3aが形成されているため、熱源からの熱は外鍋2の底部を加熱し、その熱が空間3aの内部の空気を高温にし、次いで、その高温に熱せられた空気から内鍋1の底部に熱が伝達され、最後に、内鍋1の内部の食材や水分を加熱する。すなわち、内鍋1の底部と外鍋2の底部との間に空間3aが形成されているため、熱源からの熱は内鍋1の中の食材に直接的には伝導しにくい。
【0013】
このため、食材への加熱温度が低く抑えられ、加熱の際の熱伝導率も低下せざるを得なかった。
【0014】
このように、図6に示した保温鍋は、加熱調理に長時間を要するだけではなく、内鍋1の内部の食材を高温で加熱し難いという問題点を有していた。
【0015】
また、図7に示した保温鍋においては、絞り加工を施した内鍋6の折り返し部分6bに水分が進入したり、あるいは、食材かすが挟まりやすいうえに、折り返し部分6bは洗浄することが極めて困難であるため、図7に示した保温鍋は衛生面での問題点を有していた。
【0016】
さらに、内鍋6は外鍋7の内部に全体が挿入されることになるため、内鍋6の最下端(すなわち、凹部6aの頂部)と外鍋7の底面とを溶接することは極めて困難であった。このため、内鍋6と外鍋7とは、それぞれの上端部においてのみ相互に接合されていたが、これだけでは、内鍋6と外鍋7との接合強度は十分ではなかった。
【0017】
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、内鍋の中の食材への熱伝達効率を上げることができるとともに、蓄熱材を内鍋と外鍋との間に挟み込んだ状態で内鍋と外鍋とを容易に結合させることが可能な保温鍋を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明は、請求項1において、内鍋と、前記内鍋の外側に配置される外鍋と、前記内鍋と前記外鍋との間に配置される蓄熱材と、を備える保温鍋であって、前記内鍋は、第一の内径と第一の深さとを有する円筒状の有底の鍋からなり、前記外鍋は、外鍋本体と、前記外鍋本体の底部から下方に突出している突出部とからなり、前記外鍋本体の上端と前記内鍋の上端とは相互に接合されており、前記外鍋本体は、前記第一の内径よりも大きい第二の内径と前記第一の深さよりも深い第二の深さとを有しており、前記突出部は、前記第二の内径よりも小さい第三の内径と、第一の高さとを有しており、前記蓄熱材は前記第三の内径と等しい外径を有する円板形状をなしており、前記蓄熱材は、(前記第一の高さ)+(前記第二の深さ)−(前記第一の深さ)で表される高さを有しており、前記蓄熱材は、前記突出部に収納された状態で前記内鍋の底面と前記突出部の底面との間に挟まれて配置されている保温鍋を提供する。
【0019】
本請求項に係る保温鍋によれば、熱源からの熱は外鍋及び蓄熱材を経て内鍋に伝達し、内鍋の中の食材を加熱する。熱源からの熱の一部は蓄熱材に蓄積されるため、この蓄積された熱により、一旦加熱された食材が保温される。
【0020】
このように、本請求項に係る保温鍋によれば、図6に示した従来の保温鍋とは異なり、熱源からの熱はほぼ直接的に内鍋の中の食材に伝達されるため、熱伝達効率を上げることができる。
【0021】
さらに、本請求項に係る保温鍋においては、蓄熱材は外鍋の突出部に収納されるので、蓄熱材を容易に位置決めすることができ、かつ、安定的に保持することが可能である。
【0022】
また、本請求項に係る保温鍋によれば、蓄熱材を内鍋の外周面の底部に接合させた後に外鍋を内鍋に結合させることができるので、図7に示した従来の保温鍋とは異なり、内鍋と外鍋とを十分な接合強度をもって相互に結合することが可能である。
【0023】
例えば、請求項2に記載されているように、前記第三の内径及び前記蓄熱材の外径は前記第一の内径よりも小さく設定することができる。
【0024】
あるいは、請求項3に記載されているように、前記第三の内径及び前記蓄熱材の外径は前記第一の内径に等しく設定することもできる。
【0025】
請求項4に記載されているように、本発明に係る保温鍋は、前記蓄熱材を前記内鍋の底面及び前記突出部に接着させる接着剤層をさらに備えることができる。
【0026】
このように接着剤層を設けることにより、蓄熱材を内鍋に対して位置決めしたうえで、確実に内鍋に接合させることが可能である。また、蓄熱材と内鍋及び突出部との間の接合力を向上させることができる。
【0027】
請求項5に記載されているように、前記突出部には凸部を形成し、前記蓄熱材の底面には、前記凸部に嵌合する凹部を形成することができる。
【0028】
この凸部と凹部との組み合わせにより、蓄熱材を突出部の内部に配置する場合に、蓄熱材を容易に突出部に対して位置決めすることができるとともに、蓄熱材の突出部に対する保持力を向上させることができる。
【0029】
請求項6に記載されているように、本保温鍋は、前記外鍋の底面を覆い、前記外鍋本体の外縁において接合される二重底部材と、前記二重底部材と前記突出部の底面との間に挟み込まれた第二蓄熱材と、をさらに備えることが可能である。
【0030】
このように、第二蓄熱材を設けることにより、本保温鍋の蓄熱量を増すことができるので、本保温鍋の保温効率を上げることができる。
【0031】
また、第二蓄熱材は、内鍋及び外鍋とは別個の部品である二重底部材を介して保持されるので、上記の保温鍋に対して、容易に第二蓄熱材を追加させることができる。
【0032】
また、請求項7に記載されているように、前記二重底部材の上面には凸部を形成し、前記第二蓄熱材の底面には、前記凸部に嵌合する凹部を形成することができる。
【0033】
この凸部と凹部との組み合わせにより、第二蓄熱材を容易に二重底部材に対して位置決めすることができるとともに、第二蓄熱材の二重底部材に対する保持力を向上させることができる。
【0034】
本保温鍋は、請求項8に記載されているように、前記第二蓄熱材を前記二重底部材及び前記突出部の底面に接着させる第二接着剤層をさらに備えることが好ましい。
【0035】
このように第二接着剤層を設けることにより、第二蓄熱材を突出部の外周面の底面に対して位置決めしたうえで、確実に二重底部材に接合させることが可能である。また、第二蓄熱材と二重底部材及び突出部との間の接合力を向上させることができる。
【0036】
前記接着剤層及び前記第二接着剤層としては、請求項9に記載されているように、アルミニウム、アルミニウム合金、四フッ化アルミニウムカリウム若しくはそれらの粉体、銀、銅、酸化ベリリウム、スチール、ハンダ、酸化アルミニウム、ポリイミド、ポリベンツイミダゾール、シリコーン、変性シリコーン、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ノボラック、酸無水物、ニトリル、N−メチルピロリドン、石英ガラス、パイレックス、ソーダガラス、チタン酸バリウム、フェライト、炭素銅、ジェラルミン、真鍮及びこれらの誘導体の中から一つまたは二つ以上の組み合わせを選択することができる。
【0047】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第一の実施形態に係る保温鍋10の縦断面図である。なお、特に明記しない限り、以下に述べる実施形態においては材料の肉厚は考慮しないものとする。
【0048】
本実施形態に係る保温鍋10は、内鍋11と、内鍋11の外側において、内鍋11と同心に配置される外鍋12と、内鍋11と外鍋12との間に配置される蓄熱材13と、外鍋12の一直径方向の両端において外鍋12に取り付けられている一対の取っ手14と、を備えている。
【0049】
内鍋11及び外鍋12は何れもステンレス鋼などの熱伝導率が大きい材料からつくられており、蓄熱材13も同様にアルミニウム合金などの熱伝導率が大きい材料からつくられている。これに対して、取っ手14は、合成樹脂などの熱伝導性の小さい材料からつくられている。
【0050】
内鍋11は、第一の内径R1と第一の深さD1とを有する円筒状の有底の鍋からなる。
【0051】
外鍋12は、外鍋本体12aと、外鍋本体12aの底部から下方に突出している突出部12bとからなっている。
【0052】
外鍋本体12aは、第一の内径R1よりも大きい第二の内径R2と第一の深さD1よりも深い第二の深さD2とを有している。
【0053】
また、突出部12bは、第一の内径R1よりも小さい第三の内径R3と、第一の高さH1とを有している。
【0054】
内鍋11は、その上端よりもやや下方においてクランク状に屈曲しており、かつ、その上端12cは外側に折り曲げられている。外鍋本体12aも、内鍋11と同様に、その上端よりもやや下方においてクランク状に屈曲している。内鍋11と外鍋12とは、外鍋本体12aの上端が内鍋11の折り曲げられた上端12cの内部に挿入され、必要に応じて、さらに、溶接することにより、相互に結合されている。
【0055】
内鍋11の折り曲げられた上端12cがなす円形領域の面積は、内鍋11の屈曲箇所におかれる蓋(図示せず)の占有面積よりも約1.5倍ほど広くなるように設定されている。
【0056】
蓄熱材13は円板形状をなしており、第三の内径R3と等しい外径と次式で表される高さH2とを有している。
【0057】
H2=H1+(D2−D1)
蓄熱材13は突出部12bに収納された状態で、内鍋11の外周底面と突出部12bとの間に挟み込まれている。
【0058】
蓄熱材13は、溶接により、内鍋11に固定されている。溶接方法としては、ロウ剤を介して行う半田付け溶接、アーク溶接またはガス溶接を選択することができる。
【0059】
本実施形態に係る保温鍋10においては、熱源(図示せず)からの熱は外鍋12の突出部12bの底面及び蓄熱材13を経て内鍋11に伝達し、内鍋11の中の食材を加熱する。熱が内鍋11に伝達する際、熱源からの熱の一部は蓄熱材13に蓄積される。この蓄積された熱によって、一旦加熱された、内鍋11の中の食材が保温される。
【0060】
また、本実施形態に係る保温鍋10によれば、図6に示した従来の保温鍋とは異なり、熱源からの熱はほぼ直接的に内鍋11の中の食材に伝達される。このため、熱伝達効率を上げることができる。
【0061】
さらに、本実施形態に係る保温鍋10においては、蓄熱材13は外鍋12の突出部12bに収納されるので、蓄熱材13を容易に位置決めすることができ、かつ、安定的に保持することが可能である。
【0062】
また、蓄熱材13を内鍋11の外周面の底部に接合させた後に外鍋12を内鍋11に結合させることができるので、図7に示した従来の保温鍋とは異なり、内鍋11と外鍋12とを十分な接合強度をもって相互に結合することが可能である。
【0063】
なお、本実施形態に係る保温鍋10においては、第三の内径R3及び蓄熱材13の外径は第一の内径R1よりも小さく設定されているが、第三の内径R3及び蓄熱材13の外径は第一の内径R1に等しく設定することも可能である。
【0064】
さらに、蓄熱材13は、接着剤を介して、内鍋11の底面及び突出部12bの内面に接着させることが可能である。
【0065】
図2は、接着剤層16を介して、蓄熱材13を内鍋11の底面及び突出部12bの内面に接着させた場合の部分的な拡大断面図である。
【0066】
図2に示すように、接着剤層16を設けることにより、例えば、最初に蓄熱材13を内鍋11に対して接着し、次いで、突出部12bに接着させることができる。このため、蓄熱材13を内鍋11に対して位置決めしたうえで、確実に内鍋11に接合させることが可能である。
【0067】
また、蓄熱材13と内鍋11及び突出部12bとの間の接合力を向上させることができる。
【0068】
さらに、接着剤層16をなす接着剤が蓄熱材13と内鍋11との間、あるいは、蓄熱材13と突出部12bとの間から漏れ出たとしても、接着剤は内鍋11と外鍋12との間の空間に漏れ出るので、保温鍋10の品質または性能に何ら悪影響を与えることはない。
【0069】
なお、接着剤層16の成分は、アルミニウム、アルミニウム合金、四フッ化アルミニウムカリウム若しくはそれらの粉体、銀、銅、酸化ベリリウム、スチール、ハンダ、酸化アルミニウム、ポリイミド、ポリベンツイミダゾール、シリコーン、変性シリコーン、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ノボラック、酸無水物、ニトリル、N−メチルピロリドン、石英ガラス、パイレックス、ソーダガラス、チタン酸バリウム、フェライト、炭素銅、ジェラルミン、真鍮及びこれらの誘導体の一又は二以上の組合せから選択することができる。
【0070】
以下、本実施形態に係る保温鍋10の製造方法を説明する。
【0071】
先ず、内鍋11の開口部を下向きにして、底部を上向きにする。
【0072】
次いで、内鍋11の底部の外周面にアルミニウム合金の粉末の接着剤を塗布し、円板状の蓄熱材13を内鍋11と同心になるように接着する。
【0073】
このとき、接着面はプラズマなどの活性ガスを用いて洗浄し、有機物の残渣を完全に除去しておく。この洗浄が不十分であると、接着面にボイド(気泡)が多発するからである。以下も同様に、接着面は、事前に十分に洗浄しておく。さらに、内鍋11の内面は、傷が付きにくいように保護しておく。
【0074】
次に、外鍋12の底部の内周面にアルミニウム合金粉末の接着剤を塗布し、蓄熱材13が接着された内鍋11を外鍋12の中に嵌入する。このとき、蓄熱材13が外鍋12の底部の突出部12bに嵌入するようにゆっくり挿入するとともに、外鍋12の上端が内鍋11の折り曲げられた上端12cに挿入されるようにする。
【0075】
蓄熱材13の突出部12bへの嵌入が確認された後、外鍋12の底部の外周面に上方より押圧をかける。押圧のための圧力は、0.5×103kg/cm2乃至1.0×103kg/cm2の範囲内とする。この値は、本発明の発明者が実験により求めた最適範囲である。
【0076】
例えば、外鍋12の外径が約20cmであれば、約200トン乃至400トンの重量で外鍋12を押圧する。
【0077】
これにより、蓄熱材13と内鍋11の底部との接着面及び蓄熱材13と外鍋12の底部との接着面に気体が入り込むことなく、また、保温鍋10を変形させることなく、蓄熱材13を内鍋11及び突出部12bの双方に接着させることができる。
【0078】
次いで、接着剤を400℃乃至500℃に加熱溶融し、蓄熱材13と内鍋11との間、及び、蓄熱材13と突出部12bとの間を密に接着させる。
【0079】
その後、内鍋11の折り曲げられた上端12cに挿入されている外鍋12の上端を溶接により接合する。なお、この溶接は、内鍋11及び外鍋12の双方の上端が完全に密着する程度に行う必要はなく、内鍋11と外鍋12との間に形成されている空間15が外気と僅かにでも連通し得る程度に緩やかに接合させておくことが好ましい。
【0080】
図3は、本発明の第二の実施形態に係る保温鍋20の縦断面図である。
【0081】
本実施形態に係る保温鍋20は、図1に示した第一の実施形態に係る保温鍋10の構造に加えて、外鍋12の底面全体を覆い、周縁において外鍋本体12aの外縁において接合される二重底部材21と、二重底部材21と突出部12bの底面との間に挟み込まれた第二蓄熱材22と、をさらに備えている。
【0082】
二重底部材21は上方が開口している円錐台形状をなしている。
【0083】
なお、本実施形態においては、保温鍋10の構造は図1に示した第一の実施形態に係る保温鍋10の構造と次の2点において異なっている。
【0084】
第一の点は、蓄熱材13の外径R3が内鍋11の内径R1とほぼ等しく設定されている点である。
【0085】
第二の点は、外鍋12の深さD2と内鍋11の深さD1とがほぼ等しく設定され、さらに、蓄熱材13の高さH2が突出部12bの高さH1にほぼ等しく設定されている点である。
【0086】
これら2つの点を除いて、本実施形態における保温鍋10は図1に示した第一の実施形態に係る保温鍋10と同一の構造を有している。
【0087】
本実施形態に係る保温鍋20によれば、蓄熱材13に加えて第二蓄熱材22が設けられているので、保温鍋20の蓄熱量を増すことができ、保温効率を上げることができる。
【0088】
また、第二蓄熱材22は、内鍋11及び外鍋12とは別個の部品である二重底部材21を介して保持されるので、例えば、第一の実施形態に係る保温鍋10に対して、容易に第二蓄熱材22を追加させることができる。
【0089】
なお、蓄熱材13と第二蓄熱材22とは同じ大きさのものを使用することができる。このように、大きさを同じにすることにより、部品点数の増加を防止でき、ひいては、本保温鍋20の製造効率を上げることができる。
【0090】
第二蓄熱材22は、接着剤を介して、二重底部材21及び突出部12bの底面に接着させることができる。
【0091】
図4は、接着剤層24を介して、第二蓄熱材22を二重底部材21及び突出部12bの底面に接着させた場合の部分的な拡大断面図である。
【0092】
図4に示すように、蓄熱材13も接着剤層16を介して内鍋11の外周底面及び突出部12bに接着されている。
【0093】
このように、接着剤層16、24を介して蓄熱材13及び第二蓄熱材22を固定することにより、蓄熱材13及び第二蓄熱材22と周囲の部材との間の接合力を向上させることができる。
【0094】
さらに、接着剤層24をなす接着剤が蓄熱材22と突出部12bの外周底面との間、あるいは、蓄熱材22と二重底部材21との間から漏れ出たとしても、接着剤は外鍋12と二重底部材21との間の空間に漏れ出るので、保温鍋20の品質または性能に何ら悪影響を与えることはない。
【0095】
なお、接着剤層24の成分は接着剤層16の成分と同様の成分とすることができる。
【0096】
次いで、本実施形態に係る保温鍋20の寸法の一例を以下に示す。
【0097】
内鍋11の内径R1=230mm
内鍋11の深さD1=115mm
内鍋11の開口部の内径=250mm
外鍋12の内径L2=250mm
外鍋12の深さD2=115mm
突出部12bの高さH1=4mm
突出部12bの外径=230mm
蓄熱材13の内径R3=229.5mm
蓄熱材13の高さH2=4mm
第二蓄熱材22の内径=230mm
第二蓄熱材22の高さ=4mm
二重底部材21の高さ=20mm
二重底部材21の外径=250mm
二重底部材21の底部の外径=230mm
内鍋11、外鍋12、二重底部材21の肉厚=0.5mm
以下、本実施形態に係る保温鍋20の製造方法を説明する。
【0098】
先ず、上述の製造方法により、第一の実施形態に係る保温鍋10を製造する。
【0099】
その後、外鍋12の底部を上向きにし、外鍋12の突出部12bの外周面に四フッ化アルミニウムカリウム粉末の接着剤を塗布し、第二蓄熱材22を外鍋12と同心になるように、突出部12bの底面に接着させる。このとき、接着面はプラズマなどの活性ガスを用いて洗浄し、有機物の残渣を完全に除去しておく。
【0100】
一方、第二蓄熱材22の表面に接着剤を塗布する。
【0101】
その後、すぐに、二重底部材21を第二蓄熱材22に押圧し、二重底部材21を第二蓄熱材22に接着させるとともに、二重底部材21の先端を外鍋本体12aの外縁に溶接する。
【0102】
図5は、本発明の第三の実施形態に係る保温鍋30の部分的な分解斜視図である。本実施形態に係る保温鍋30は図3に示した第二の実施形態に係る保温鍋20の変形例である。
【0103】
本実施形態に係る保温鍋30においては、内鍋11の突出部12bの内周底面の中央には円筒形状の凸部31が形成されており、この凸部31に対応して、蓄熱材13の中央には貫通孔32が形成されている。貫通孔32は、凸部31の外径と同一の外径を有している。このため、凸部31は貫通孔32に嵌合可能である。
【0104】
同様に、二重底部材21の内周底面の中央には円筒形状の凸部33が形成されており、この凸部33に対応して、第二蓄熱材22の中央には貫通孔34が形成されている。貫通孔34は、凸部33の外径と同一の外径を有している。このため、凸部33は貫通孔34に嵌合可能である。
【0105】
このように、凸部31と凹部32との組み合わせにより、蓄熱材13を突出部12bの内部に配置する場合に、蓄熱材13を容易に突出部12bに対して位置決めすることができるとともに、蓄熱材13を突出部12bに対して容易に固定させることができる。
【0106】
同様に、凸部33と凹部34との組み合わせにより、第二蓄熱材22を容易に二重底部材21に対して位置決めすることができるとともに、第二蓄熱材22を二重底部材21に対して容易に固定させることができる。
【0107】
なお、凸部31、33の形状は必ずしも円筒形状に限定されるものではなく、多角形形状その他の任意の断面形状をとることができる。
【0108】
また、凸部31、33は必ずしも突出部12bまたは二重底部材21の中央に設けることは必要ではなく、中央以外の箇所に設けることも可能である。
【0109】
本実施形態に係る保温鍋30の製造方法は第二の実施形態に係る保温鍋20と同様である。凸部31を凹部32に嵌合させる工程及び凸部33を凹部34に嵌合させる工程とが追加的に加わるだけである。
【0110】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明に係る保温鍋によれば、熱源からの熱は外鍋及び蓄熱材を経て内鍋に伝達し、内鍋の中の食材を加熱する。熱源からの熱の一部は蓄熱材に蓄積されるため、この蓄積された熱により、一旦加熱された食材が保温される。このように、本発明に係る保温鍋によれば、図6に示した従来の保温鍋とは異なり、熱源からの熱はほぼ直接的に内鍋の中の食材に伝達されるため、熱伝達効率を上げることができる。
【0111】
さらに、本発明に係る保温鍋においては、蓄熱材は外鍋の突出部に収納されるので、蓄熱材を容易に位置決めすることができ、かつ、安定的に保持することが可能である。
【0112】
また、本発明に係る保温鍋によれば、蓄熱材を内鍋の外周面の底部に接合させた後に外鍋を内鍋に結合させることができるので、図7に示した従来の保温鍋とは異なり、内鍋と外鍋とを十分な接合強度をもって相互に結合することが可能である。
【0113】
さらに、二重底部材及び第二蓄熱材をさらに設けることにより、本保温鍋の蓄熱量を増すことができるので、本保温鍋の保温効率を上げることができる。
【0114】
また、第二蓄熱材は、内鍋及び外鍋とは別個の部品である二重底部材を介して保持されるので、蓄熱材を一つしか有していない保温鍋に対して、容易に第二蓄熱材を追加させることができる。
【0115】
さらに、外鍋の突出部または二重底部材にそれぞれ凸部を設け、それらの凸部に対応して、蓄熱材または第二蓄熱材にそれぞれ凹部を設けることにより、蓄熱材または第二蓄熱材を容易に突出部または二重底部材に対して位置決めすることができるとともに、蓄熱材または第二蓄熱材を突出部または二重底部材に対して容易に固定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施形態に係る保温鍋の縦断面図である。
【図2】第一の実施形態に係る保温鍋の底部の部分的拡大図である。
【図3】第二の実施形態に係る保温鍋の縦断面図である。
【図4】第二の実施形態に係る保温鍋の底部の部分的拡大図である。
【図5】第三の実施形態に係る保温鍋の部分的な分解斜視図である。
【図6】従来の保温鍋の分解斜視図(図6(A))と縦断面図(図6(B))である。
【図7】他の従来の保温鍋の縦断面図である。
【符号の説明】
10 第一の実施形態に係る保温鍋
11 内鍋
12 外鍋
12a 外鍋本体
12b 突出部
13 蓄熱材
14 取っ手
15 空間
16 接着剤層
20 第二の実施形態に係る保温鍋
21 二重底部材
22 第二蓄熱材
24 第二接着剤層
30 第三の実施形態に係る保温鍋
31、33 凸部
32、34 凹部

Claims (9)

  1. 内鍋と、
    前記内鍋の外側に配置される外鍋と、
    前記内鍋と前記外鍋との間に配置される蓄熱材と、を備える保温鍋であって、
    前記内鍋は、第一の内径と第一の深さとを有する円筒状の有底の鍋からなり、
    前記外鍋は、外鍋本体と、前記外鍋本体の底部から下方に突出している突出部とからなり、
    前記外鍋本体の上端と前記内鍋の上端とは相互に接合されており、
    前記外鍋本体は、前記第一の内径よりも大きい第二の内径と前記第一の深さよりも深い第二の深さとを有しており、
    前記突出部は、前記第二の内径よりも小さい第三の内径と、第一の高さとを有しており、
    前記蓄熱材は前記第三の内径と等しい外径を有する円板形状をなしており、
    前記蓄熱材は、(前記第一の高さ)+(前記第二の深さ)−(前記第一の深さ)で表される高さを有しており、
    前記蓄熱材は、前記突出部に収納された状態で前記内鍋の底面と前記突出部の底面との間に挟まれて配置されている保温鍋。
  2. 前記第三の内径及び前記蓄熱材の外径は前記第一の内径よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の保温鍋。
  3. 前記第三の内径及び前記蓄熱材の外径は前記第一の内径に等しいことを特徴とする請求項1に記載の保温鍋。
  4. 前記蓄熱材を前記内鍋の底面及び前記突出部に接着させる接着剤層をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の保温鍋。
  5. 前記突出部には凸部が形成され、前記蓄熱材の底面には、前記凸部に嵌合する凹部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の保温鍋。
  6. 前記外鍋の底面を覆い、前記外鍋本体の外縁において接合される二重底部材と、前記二重底部材と前記突出部の底面との間に挟み込まれた第二蓄熱材と、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の保温鍋。
  7. 前記二重底部材の上面には凸部が形成され、前記第二蓄熱材の底面には、前記凸部に嵌合する凹部が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の保温鍋。
  8. 前記第二蓄熱材を前記二重底部材及び前記突出部の底面に接着させる第二接着剤層をさらに備えることを特徴とする請求項6または7に記載の保温鍋。
  9. 前記接着剤層及び前記第二接着剤層は、アルミニウム、アルミニウム合金、四フッ化アルミニウムカリウム若しくはそれらの粉体、銀、銅、酸化ベリリウム、スチール、ハンダ、酸化アルミニウム、ポリイミド、ポリベンツイミダゾール、シリコーン、変性シリコーン、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ノボラック、酸無水物、ニトリル、N−メチルピロリドン、石英ガラス、パイレックス(登録商標)、ソーダガラス、チタン酸バリウム、フェライト、炭素銅、ジェラルミン、真鍮及びこれらの誘導体の一又は二以上の組合せからなることを特徴とする請求項4または8に記載の保温鍋。
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