JPS6320560B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6320560B2 JPS6320560B2 JP53101064A JP10106478A JPS6320560B2 JP S6320560 B2 JPS6320560 B2 JP S6320560B2 JP 53101064 A JP53101064 A JP 53101064A JP 10106478 A JP10106478 A JP 10106478A JP S6320560 B2 JPS6320560 B2 JP S6320560B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- abnormal rotation
- dehydration
- drive current
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 claims description 27
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 claims description 23
- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 claims description 23
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000010981 drying operation Methods 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はモータによつて脱水槽を回転駆動する
遠心脱水装置に関し、脱水行程時のモータ駆動電
流を検出し、その電流の変化率の値をとらえるこ
とによつて、脱水時の負荷のかたよりによつて生
じる異常回転を検知し、脱水動作を自動的に停止
させようとするものである。
遠心脱水装置に関し、脱水行程時のモータ駆動電
流を検出し、その電流の変化率の値をとらえるこ
とによつて、脱水時の負荷のかたよりによつて生
じる異常回転を検知し、脱水動作を自動的に停止
させようとするものである。
従来の電気洗たく機では、脱水時に負荷がかた
よつた場合、第１図に示すように、脱水槽１のふ
れ回りを異常回転検知装置２によつて機械的に検
知し、モータへの電流投入回路を機械的に解放す
るようなモータ制御装置３によつてモータ４を停
止している。
よつた場合、第１図に示すように、脱水槽１のふ
れ回りを異常回転検知装置２によつて機械的に検
知し、モータへの電流投入回路を機械的に解放す
るようなモータ制御装置３によつてモータ４を停
止している。
しかるにこの場合、異常回転検知装置２が機械
的スイツチで構成されているため、異常回転検知
レバー５と脱水槽１との間隔が検知性能に直接影
響を及ぼすことになる。ところが脱水槽１は、モ
ータ４の起動時に布負荷が均一化するまである程
度のふれ回りを生ずるため、検知レバー５はこの
ふれ回りを検知しない程度に脱水槽１との間隔を
保つ必要がある。このため、異常回転の検知性能
が大幅に制限され、多少の異常回転では検知せ
ず、異常状態のままで回転し続けることになり、
モータ４及び脱水槽１の支持枠等の余分な負担を
かける結果となつている。さらに機械的動作によ
つてスイツチを開放してしまうため、再起動する
ためには人為的にスイツチを元の状態に復帰させ
てやらねばならず、たとえば異常回転検知によつ
て再度給水洗たくをやり直し、異常を取り除いた
後再度脱水を行なう等の異常回転自動修正機能等
を付加しようとする場合、スイツチの自動復帰が
できない等の問題点がある。
的スイツチで構成されているため、異常回転検知
レバー５と脱水槽１との間隔が検知性能に直接影
響を及ぼすことになる。ところが脱水槽１は、モ
ータ４の起動時に布負荷が均一化するまである程
度のふれ回りを生ずるため、検知レバー５はこの
ふれ回りを検知しない程度に脱水槽１との間隔を
保つ必要がある。このため、異常回転の検知性能
が大幅に制限され、多少の異常回転では検知せ
ず、異常状態のままで回転し続けることになり、
モータ４及び脱水槽１の支持枠等の余分な負担を
かける結果となつている。さらに機械的動作によ
つてスイツチを開放してしまうため、再起動する
ためには人為的にスイツチを元の状態に復帰させ
てやらねばならず、たとえば異常回転検知によつ
て再度給水洗たくをやり直し、異常を取り除いた
後再度脱水を行なう等の異常回転自動修正機能等
を付加しようとする場合、スイツチの自動復帰が
できない等の問題点がある。
本発明は上記従来の欠点を解消するもので、以
下にその一実施例を説明する。
下にその一実施例を説明する。
第２図において、１１はモータ１２によつて駆
動される脱水槽で、実施例では、二槽式洗濯機に
おいて、洗濯槽とは別個に設けた槽よりなるが、
洗濯と脱水を兼ねた槽であつても良い。１３はモ
ータの駆動電流を検出する駆動電流検出装置であ
る。１４は前記駆動電流検出装置１３によつて得
られるモータ電流の変化率の値から脱水槽１１の
異常回転を検知し、モータ制御信号を発生する異
常回転検知装置で、１５は前記異常回転検知装置
１４からのモータ制御信号を受けてモータの駆動
を制御するモータ制御装置である。
動される脱水槽で、実施例では、二槽式洗濯機に
おいて、洗濯槽とは別個に設けた槽よりなるが、
洗濯と脱水を兼ねた槽であつても良い。１３はモ
ータの駆動電流を検出する駆動電流検出装置であ
る。１４は前記駆動電流検出装置１３によつて得
られるモータ電流の変化率の値から脱水槽１１の
異常回転を検知し、モータ制御信号を発生する異
常回転検知装置で、１５は前記異常回転検知装置
１４からのモータ制御信号を受けてモータの駆動
を制御するモータ制御装置である。
また、第３図は脱水行程の進行にともないモー
タ１２の駆動電流が変化する様子を示したもので
あり、特性Ａは正常回転時、特性Ｂは異常回転時
である。
タ１２の駆動電流が変化する様子を示したもので
あり、特性Ａは正常回転時、特性Ｂは異常回転時
である。
上記構成において、脱水槽１１に洗たく物を入
れ、モータ１２を駆動すると、脱水槽１１が回転
し始める。この時、起動時においては脱水槽本体
および洗たく物の重量による慣性で、モータ１２
に加わる負荷が大きく、モータの駆動にはかなり
の電流を要する。しかるに脱水槽１１が正常に回
転している場合は、脱水の進行に従つて洗たく物
の重量が軽くなるため、モータの駆動電流は徐々
に減少してゆき、脱水能力が限界に達すると電流
の変化は極めて小さなものとなる。しかし脱水槽
１１が異常回転をしている場合、脱水槽１１のふ
れ回りがおさまらず、一定時間後のモータの駆動
電流値もしくはその変化率は正常回転時のそれに
比して大きな差異を生じる。
れ、モータ１２を駆動すると、脱水槽１１が回転
し始める。この時、起動時においては脱水槽本体
および洗たく物の重量による慣性で、モータ１２
に加わる負荷が大きく、モータの駆動にはかなり
の電流を要する。しかるに脱水槽１１が正常に回
転している場合は、脱水の進行に従つて洗たく物
の重量が軽くなるため、モータの駆動電流は徐々
に減少してゆき、脱水能力が限界に達すると電流
の変化は極めて小さなものとなる。しかし脱水槽
１１が異常回転をしている場合、脱水槽１１のふ
れ回りがおさまらず、一定時間後のモータの駆動
電流値もしくはその変化率は正常回転時のそれに
比して大きな差異を生じる。
例えば、第３図に示すように正常回転時にはＡ
で示したような電流変化をたどるのに対して、異
常回転時にはＢで示したような電流変化をたど
る。すなわち、電流値は常に異常回転時のときが
正常回転時のときを上回り、この電流値を検出す
れば異常回転を検出できる。また、電流変化率を
見ると、正常回転時において、安定回転に達する
時点ta（起動後２〜３秒）の変化率は、常に異常
回転時の方が立上りが悪いために ΔIB／Δta＞ΔIB／Δta なる関係が成立する。よつて、この一定時間ta時
点の電流変化率を検出しても異常回転の検出を行
える。
で示したような電流変化をたどるのに対して、異
常回転時にはＢで示したような電流変化をたど
る。すなわち、電流値は常に異常回転時のときが
正常回転時のときを上回り、この電流値を検出す
れば異常回転を検出できる。また、電流変化率を
見ると、正常回転時において、安定回転に達する
時点ta（起動後２〜３秒）の変化率は、常に異常
回転時の方が立上りが悪いために ΔIB／Δta＞ΔIB／Δta なる関係が成立する。よつて、この一定時間ta時
点の電流変化率を検出しても異常回転の検出を行
える。
したがつて、起動後一定時間経過した後のモー
タの駆動電流変化率を正常回転の場合の電流変化
率と比較することによつて、脱水槽１１の異常回
転を検知することができ、モータ制御装置１５を
通じてモータ１２を停止させることができる。
タの駆動電流変化率を正常回転の場合の電流変化
率と比較することによつて、脱水槽１１の異常回
転を検知することができ、モータ制御装置１５を
通じてモータ１２を停止させることができる。
上記したように本発明は、脱水槽を駆動するモ
ータの駆動電流を、駆動電流検出装置によつて検
出し、この電流の時間的変化をとらえることによ
つて、脱水槽の異常回転を検知し、モータ制御装
置によつてモータ駆動を停止するものであり、従
来の検知装置にくらべ大幅に検知感度が向上し、
また検知に要する時間が短かいため脱水槽のふれ
回り等による脱水槽支持枠、洗たく機本体等の振
動を最小限におさえることができる。さらに従来
のような機械的方法による検知と異なり、電気的
に異常回転を検知する方式であるため、モータ停
止後再起動する場合でも人為的にスイツチを復帰
させなくても電気的に処理することができ、モー
タの再起動が容易であり、また異常回転の検知感
度調節も簡単である。即ち、本発明によれば脱水
槽の異常回転を短時間で確実に検知することがで
き、さらに異常回転検知後の洗たく機の動作を処
理する上でも極めて大きな効果を奏するものであ
る。
ータの駆動電流を、駆動電流検出装置によつて検
出し、この電流の時間的変化をとらえることによ
つて、脱水槽の異常回転を検知し、モータ制御装
置によつてモータ駆動を停止するものであり、従
来の検知装置にくらべ大幅に検知感度が向上し、
また検知に要する時間が短かいため脱水槽のふれ
回り等による脱水槽支持枠、洗たく機本体等の振
動を最小限におさえることができる。さらに従来
のような機械的方法による検知と異なり、電気的
に異常回転を検知する方式であるため、モータ停
止後再起動する場合でも人為的にスイツチを復帰
させなくても電気的に処理することができ、モー
タの再起動が容易であり、また異常回転の検知感
度調節も簡単である。即ち、本発明によれば脱水
槽の異常回転を短時間で確実に検知することがで
き、さらに異常回転検知後の洗たく機の動作を処
理する上でも極めて大きな効果を奏するものであ
る。
第１図は、従来の電気洗たく機における遠心脱
水装置の一例を示した概略図、第２図は本発明に
よる遠心脱水装置の一実施例を示す概略図、第３
図はそのモータの駆動電流と脱水率との関係を示
す図である。 １１……脱水槽、１２……モータ、１３……駆
動電流検出装置、１４……異常回転検知装置、１
５……モータ制御装置。
水装置の一例を示した概略図、第２図は本発明に
よる遠心脱水装置の一実施例を示す概略図、第３
図はそのモータの駆動電流と脱水率との関係を示
す図である。 １１……脱水槽、１２……モータ、１３……駆
動電流検出装置、１４……異常回転検知装置、１
５……モータ制御装置。
Claims (1)
- １ モータによつて回転駆動される脱水槽と、前
記モータの駆動電流検出装置と、モータ制御装置
とを備え、脱水行程の際の遠心脱水装置の負荷の
かたよりによる異常回転をモータ駆動電流値もし
くはモータ駆動開始から一定時間後のモータ駆動
電流の変化率から検知し、前記モータ制御装置に
モータ停止信号を送る異常回転検知装置を具備し
た遠心脱水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10106478A JPS5529310A (en) | 1978-08-18 | 1978-08-18 | Electric washing machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10106478A JPS5529310A (en) | 1978-08-18 | 1978-08-18 | Electric washing machine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5529310A JPS5529310A (en) | 1980-03-01 |
| JPS6320560B2 true JPS6320560B2 (ja) | 1988-04-28 |
Family
ID=14290669
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10106478A Granted JPS5529310A (en) | 1978-08-18 | 1978-08-18 | Electric washing machine |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5529310A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5819291A (ja) * | 1981-07-27 | 1983-02-04 | 松下電器産業株式会社 | 洗濯脱水機の脱水制御装置 |
| JPS58203255A (ja) * | 1982-05-21 | 1983-11-26 | Nissan Motor Co Ltd | 自動変速機の変速制御装置 |
| JPH0671511B2 (ja) * | 1985-08-07 | 1994-09-14 | 株式会社東芝 | 脱水兼用洗濯機の脱水制御方法 |
| JPS62163085U (ja) * | 1986-04-03 | 1987-10-16 | ||
| KR920008251A (ko) * | 1990-10-26 | 1992-05-27 | 강진구 | 세탁기의 세탁통 불균형 감지장치 및 그 방법 |
-
1978
- 1978-08-18 JP JP10106478A patent/JPS5529310A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5529310A (en) | 1980-03-01 |
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