JP3099467B2 - 全自動洗濯機 - Google Patents

全自動洗濯機

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JP3099467B2 JP03285900A JP28590091A JP3099467B2 JP 3099467 B2 JP3099467 B2 JP 3099467B2 JP 03285900 A JP03285900 A JP 03285900A JP 28590091 A JP28590091 A JP 28590091A JP 3099467 B2 JP3099467 B2 JP 3099467B2
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱水時の振動を少なく
した全自動洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、全自動洗濯機においては、洗濯
し排水した後に脱水行程へと移るが、脱水行程はモータ
のオン、オフを繰り返し行いながら洗濯物から水分を少
しずつ出し、脱水回転数をある程度まで徐々に高めてい
く、いわゆる間欠脱水を行った後、連続脱水を行うのが
通常である。従来の全自動洗濯機においてはモータのオ
ン、オフの制御を時間で行っていた。つまり、図7に示
すように、一定時間t1だけモータオンにした後に一定
時間t2だけモータをオフにし、つぎに、同じ時間モー
タをオンにして、同じ時間モータをオフにする。これを
数回繰り返しながら、脱水回転数を徐々に高めていくも
のであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような全自動洗濯
機の制御方法では、洗濯物が多い場合と少ない場合、水
を含みやすい洗濯物と含みにくい洗濯物、排水経路など
の排水条件の良し悪しなど、洗濯物の条件、排水条件に
無関係にモータのオン、オフ時間が設定されているた
め、たとえば、洗濯物が多いときに洗濯物の偏りによっ
ては、間欠脱水では回転数がなかなか上がらず、水槽な
どの振動共振点を複数回通過するため、この振動共振点
での振動が大きくなって水槽などが外枠に当たったり、
上部カバーへの突き上げが発生し、騒音が大きく、脱水
起動ができないという問題を有していた。
【0004】この解決策として、図8に示すように、回
転検知手段を設けておき、間欠脱水時にモータをオンに
して予め設定された回転数V1に達したことを回転検知
手段で検知した後、一定時間t3だけモータをオフに
し、再びモータをオンにして回転数V1より高く設定さ
れた回転数V2に達したことを回転検知手段で検知した
後、一定時間t3だけモータをオフにして再びモータを
オンにする。つぎに回転数V2より高く設定された回転
数V3に達したことを回転検知手段で検知した後、一定
時間t3だけモータをオフにして再びモータをオンにす
る。これをn回繰り返して回転数を徐々に高くした後、
モータを連続的にオンにして規定の回転数Viまで立ち
上げて脱水を行うようにしていた。
【0005】このものにあっては、振動共振点を複数回
通過させないように回転数V1、2を設定すれば、回転数
を一度に上げるため、残水が多くなって脱水泡起動が悪
くなり、図8の破線で示すように回転数が上がらなくな
り、モータが異常温度上昇するとともに、大きな残水音
が発生するという問題を有していた。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、洗濯
物の条件、排水条件にばらつきがあっても安定して脱水
動作を行わせるとともに、脱水時間が極端に長くなるの
を防止することを第1の目的としている。
【0007】また、脱水起動不良によるモータの異常温
度上昇と大きな残水音を防止することを第2の目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、中央底部にパルセータを回転自在に
配設した洗濯兼脱水槽を内包した水槽と、防振装置を有
し前記水槽などを支持する吊り棒と、マイクロコンピュ
ータよりなる信号制御手段と、前記洗濯兼脱水槽を駆動
し脱水動作を行うモータと、モータ回転数を検知する回
転検知手段とを備え、前記信号制御手段は、脱水行程に
おいて前記モータをオンにして前記水槽などの振動共振
点より低い回転数V1に達すると前記振動共振点以下の
回転数で前記モータのオン・オフを複数回繰り返し、そ
の後、前記モータをオンにして回転数を前記振動共振点
より高くし、その回転数が振動共振点より高い回転数V
2に達した後、再び、前記振動共振点以上の回転数でモ
ータのオン・オフを複数回繰り返し、その後、前記モー
タを連続的にオンにして脱水を行うようにし、かつ脱水
工程開始からの所要時間が所定時間txを超えたとき、
前記モータを連続的にオンするようにしたことを第1の
課題解決手段としている
【0009】また、第2の目的を達成するために、中央
底部にパルセータを回転自在に配設した洗濯兼脱水槽を
内包した水槽と、防振装置を有し前記水槽などを支持す
る吊り棒と、マイクロコンピュータよりなる信号制御手
段と、前記洗濯兼脱水槽を駆動し脱水動作を行うモータ
と、モータ回転数を検知する回転検知手段とを備え、前
記信号制御手段は、脱水行程において前記モータをオン
にして前記水槽などの振動共振点より低い回転数V1に
達すると前記振動共振点以下の回転数で前記モータのオ
ン・オフを複数回繰り返し、その後、前記モータをオン
にして回転数を前記振動共振点より高くし、その回転数
が振動共振点より高い回転数V2に達した後、再び、前
記振動共振点以上の回転数でモータのオン・オフを複数
回繰り返し、その後、前記モータを連続的にオンにして
脱水を行うようにし、かつ回転数がV1またはV2に達す
るまでの時間が予め決められたそれぞれの所定時間ty
またはtzを超えたとき、連続的にオンして一気に回転
数を上げ脱水を行なうようにしたことを第2の課題解決
手段としている。
【0010】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
洗濯物の多い、少ないあるいは水を含みやすい洗濯物と
含みにくい洗濯物あるいは排水経路などの排水条件の良
し悪しなど、洗濯物の条件、排水条件にばらつきがあっ
ても、間欠脱時の振動共振点より低い回転数で洗濯物に
含まれる水分をあらかじめ少なくでき、しかも洗濯兼脱
水槽と水槽との間の水を十分排水できて振動共振点を一
度に通過させても起動不良や残水音が発生することがな
く、また、振動共振点を通過することにより充満した水
を十分排水でき、振動共振点より高い回転数での起動不
良や残水音が発生することを防止でき、さらに、間欠脱
水時間を含めて全脱水時間が極端に長くなるのを防止で
きる。
【0011】また、第2の課題解決手段により、洗濯物
の条件、排水条件にばらつきがあっても、間欠脱時の振
動共振点より低い回転数で洗濯物に含まれる水分をあら
かじめ少なくでき、しかも洗濯兼脱水槽と水槽との間の
水を十分排水できて振動共振点を一度に通過させても起
動不良や残水音が発生することがなく、また、振動共振
点を通過することにより充満した水を十分排水でき、振
動共振点より高い回転数での起動不良や残水音が発生す
ることを防止でき、さらに、オン、オフ時間制御により
起動不良を防止できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2を
参照しながら説明する。
【0013】図に示すように、洗濯兼脱水槽1は、中央
底部にパルセータ2を回転自在に配設している。水槽3
は洗濯兼脱水槽1を内包し、この水槽3の外底部には基
板4が固着され、駆動用モータ5、排水弁6、洗濯兼脱
水切替機構7などを配設しており、基板4の外縁部は防
振装置8、吊り棒9を介して外枠10の上部角隅より垂
下支持している。外枠10の上部に上部カバー11を設
け、給水弁12、電源スイッチ13、制御装置14など
を配設している。制御装置14はマイクロコンピュータ
よりなる信号制御手段15と、操作パネル16内におさ
められたキースイッチおよび表示装置などからなる操作
表示手段17と、信号制御手段15からの信号によりモ
ータ5、排水弁6、給水弁12などを制御するパワース
イッチング手段18と、モータ回転数を検知する回転検
知手段19、布量検知手段20、水位検知手段21、記
憶手段22、汚れ検知手段23などにより構成してお
り、信号制御手段15は、脱水行程においてモータ5を
オンにして水槽3などの振動共振点より低い回転数V1
に達した後、一定時間tiだけモータ5をオフにして再
びモータ5をオンし、これをn回繰り返した後、モータ
5をオンにして回転数を振動共振点より高い回転数で回
転させ、回転数V2に達した後所定時間tjだけモータ5
をオフにして再びモータ5をオンにし、これをn回繰り
返した後モータ5を連続的にオンにして脱水を行うよう
にし、かつ脱水工程開始からの所要時間が所定時間tx
を超えたとき、前記モータを連続的にオンするようにし
ている。なお、24は交流電源、25はモータ5の進相
コンデンサである。
【0014】上記構成において図3を参照しながら動作
を説明すると、脱水行程はモータ5のオン、オフを繰り
返し行いながら洗濯物から水分を少しずつ出し、脱水回
転数をある程度まで徐々に高めていく、いわゆる間欠脱
水を行った後に、規定の回転数まで高めて連続脱水を行
う。つまり、図3の実線で示すように、モータ5をオン
にして水槽3などの振動共振点より低い回転数V1に達
したことを回転検知手段19で検知した後、所定時間t
iだけモータ5をオフにする。このオフのときにも洗濯
物から絞られた水が排水される。そして再びモータ5を
オンにし、回転数V1に達したことを回転検知手段19
で検知した後、所定時間tiだけモータ5をオフにして
再びモータ5をオンにする。これをm回繰り返した後、
つぎに回転数V1より高く設定され水槽3などの振動共
振点より高い回転数V2に達したことを回転検知手段1
9で検知した後、所定時間tjだけモータ5をオフにし
て、再びモータ5をオンにする。これをn回繰り返した
後、モータ5を連続的にオンにして規定の回転数Viま
で立ち上げて脱水を行う。ここで、洗濯物の量、残水量
などが多く、間欠脱水における回転数が図3の破線で示
すような場合には、回転数V2での2回目(n−1回
目)のモータ5のオフ時までの時間が所定時間txを超
えるため、モータ5をを連続的にオンし、連続脱水を行
なって全脱水時間が極端に長くなるのを防止する。
【0015】図4は上記動作のフローチャートで、脱水
がスタートするとステップ101でタイマーTスタート
の後、ステップ102で排水弁6を動作して排水が始ま
る。ステップ103で排水が終了すると、ステップ10
4へ進みモータ5をオンして間欠脱水が始まる。そし
て、ステップ105で振動共振点より低い回転数V1に
達したことを回転検知手段19で検知すると、ステップ
106へ進みモータ5をオフにする。ステップ107で
所定時間tiが経過したと判定すると、ステップ108
へ進み、経過時間が所定時間tx経過したかどうかを判
定し、所定時間tx以下であればステップ109へ進
み、ステップ104からステップ109までの動作をM
回繰り返す。ステップ108で経過時間が所定時間tx
以上と判定されるとステップ110へ進み、モータ5を
オンにし、脱水終了まで連続的に脱水を行う。
【0016】ステップ104からステップ109までを
M回繰り返すとステップ112へ進み、再びモータ5を
オンにする。そして、ステップ113で振動共振点より
高い回転数V2に達したことを回転検知手段19で検知
すると、ステップ114へ進みモータ5をオフにする。
ステップ115で所定時間tjが経過したと判定する
と、ステップ113へ進み、経過時間が所定時間tx経
過したかどうかを判定し、所定時間tx以下であればス
テップ117へ進み、ステップ112からステップ11
7までの動作をN回繰り返す。N回繰り返すとステップ
110へ進み再びモータ5をオンにし、脱水終了まで連
続的に脱水を行う。ステップ116で経過時間が所定時
間tx以上と判定されるとステップ110へ進み、モー
タ5をオンにし、脱水終了まで連続的に脱水を行う。
【0017】なお、上記実施例では、振動共振点より高
い回転数V2でN回繰り返した後、モータ5を連続回転
させているが、その後間欠脱水により徐々に回転数を上
昇させるようにしてもよい。また、モータ5をオフする
所定時間ti、tjは同じであってもよい。さらに回転数
V1,V2は、モ−タ5をオンするごとに、それぞれ除々
にまたは段階的に上昇させてもよい。そして、これらの
場合においても、脱水工程開始からの所要時間が所定時
間txを越えたとき、モ−タ5を連続的にオンするよう
にしている。
【0018】つぎに、本発明の他の実施例を説明する。
【0019】図2における信号制御手段15は、脱水行
程においてモータ5をオンにして水槽3などの振動共振
点より低い回転数V1に達した後、所定時間tiだけモー
タ5をオフにして再びモータをオンし、これをm回繰り
返した後、モータ5をオンにして回転数を振動共振点よ
り高い回転数で回転させ、回転数V2に達した後所定時
間tjだけモータ5をオフにして再びモータをオンに
し、これをn回繰り返した後モータを連続的にオンにし
て脱水を行うようにし、かつ回転数がV1またはV2に達
するまでの時間が所定時間tyまたはtzを超えたとき、
モータ5を時間制御によりオン、オフした後、連続的に
オンして脱水を行なうようにしている。他の構成は上記
実施例と同じである。
【0020】上記構成において図5を参照しながら動作
を説明すると、図5における実線で示したのは、図3の
実線で示したものと同じであるので説明を省略する。間
欠脱水において、洗濯物の量、残水量等が多く、間欠脱
水における回転数が図5の破線で示すような場合には、
回転数V2への1回目のモータ5のオン時の時間t4が所
定時間TZを超えるため、モータ5を時間制御によりオ
ン、オフした後連続的にオンして連続脱水を行なって、
モータ5の異常温度上昇、大きな残水音などを防止す
る。
【0021】図6は上記動作のフローチャートで、ステ
ップ110〜ステップ107、ステップ109〜ステッ
プ115およびステップ117は図4に示したものと同
じであるので説明を省略する。ステップ105で振動共
振点より低い回転数V1に達したことを回転検知手段1
9で検知すると、ステップ118へ進み回転数がV1に
達するまでの時間が所定時間tyを超えているかどうか
を判定する。所定時間tyを超えていなければステップ
107へ進み、超えていればステップ119へ進む。ス
テップ119で異常報知をした後ステップ120へ進
み、モ−タ5を時間制御によりオン、オフして間欠脱水
した後、ステップ110へ進む。また、ステップ113
で振動共振点より高い回転数V2に達したことを回転検
知手段19で検知すると、ステップ121へ進み回転数
がV1に達するまでの時間が所定時間tzを超えているか
どうかを判定する。所定時間tzを超えていなければス
テップ114へ進み、超えていればステップ122へ進
む。ステップ122で異常報知をした後ステップ123
へ進み、モータ5を時間制御によりオン、オフして間欠
脱水した後、ステップ110へ進む。
【0022】なお、上記実施例でも、振動共振点より高
い回転数V2でN回繰り返した後、モータ5を連続回転
させているが、その後間欠脱水により徐々に回転数Vn
を上昇させるようにしてもよい。また、モータ5をオフ
する所定時間ti、tjは同じであってもよい。さらに回
転数V1,V2は、モ−タ5をオンするごとに、それぞれ
除々にまたは段階的に上昇させてもよい。そして、これ
らの場合においても、回転数Vnに達するまでの時間が
所定時間tyを越えたとき、前記モ−タ5を時間制御に
よりオン、オフした後、連続的にオンして脱水を行うよ
うにしている。
【0023】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、中央底部にパルセータを回転自在に配設した
洗濯兼脱水槽を内包した水槽と、防振装置を有し前記水
槽などを支持する吊り棒と、マイクロコンピュータより
なる信号制御手段と、前記洗濯兼脱水槽を駆動し脱水動
作を行うモータと、モータ回転数を検知する回転検知手
段とを備え、前記信号制御手段は、脱水行程において前
記モータをオンにして前記水槽などの振動共振点より低
い回転数V1に達すると前記振動共振点以下の回転数で
前記モータのオン・オフを複数回繰り返し、その後、前
記モータをオンにして回転数を前記振動共振点より高く
し、その回転数が振動共振点より高い回転数V2に達し
た後、再び、前記振動共振点以上の回転数でモータのオ
ン・オフを複数回繰り返し、その後、前記モータを連続
的にオンにして脱水を行うようにし、かつ脱水工程開始
からの所要時間が所定時間txを超えたとき、前記モー
タを連続的にオンするようにした。
【0024】以上より、振動共振点を複数回通過するこ
とがなく、水槽などが共振して外枠に当たったり、上部
カバーへの突き上げがなく低振動、低騒音が実現でき
る。また、振動共振点より低い回転数でモータを複数回
オン、オフするので、洗濯物に含まれる水分をあらかじ
め少なくすることができて洗濯兼脱水槽を軽くでき、か
つ洗濯兼脱水槽と水槽との間の水を十分排水することが
でき、振動共振点を一度に通過させても起動不良、残水
音などが発生することがなく、さらに、振動共振点より
高い回転数でモータを複数回オン、オフするので、振動
共振点を一度に通過させることにより充満した水を十分
排水することができ、振動共振点通過後の起動不良、残
水音などが発生することがなくなる。さらに、脱水時間
が極端に長くなるのを防止することができる。
【0025】また、中央底部にパルセータを回転自在に
配設した洗濯兼脱水槽を内包した水槽と、防振装置を有
し前記水槽などを支持する吊り棒と、マイクロコンピュ
ータよりなる信号制御手段と、前記洗濯兼脱水槽を駆動
し脱水動作を行うモータと、モータ回転数を検知する回
転検知手段とを備え、前記信号制御手段は、脱水行程に
おいて前記モータをオンにして前記水槽などの振動共振
点より低い回転数V1に達すると前記振動共振点以下の
回転数で前記モータのオン・オフを複数回繰り返し、そ
の後、前記モータをオンにして回転数を前記振動共振点
より高くし、その回転数が振動共振点より高い回転数V
2に達した後、再び、前記振動共振点以上の回転数でモ
ータのオン・オフを複数回繰り返し、その後、前記モー
タを連続的にオンにして脱水を行うようにし、かつ回転
数がV1またはV2に達するまでの時間が予め決められた
それぞれの所定時間tyまたはtzを超えたとき、連続
的にオンして一気に回転数を上げ脱水を行なうようにし
たから、脱水起動不良によるモータの異常温度上昇、大
きな残水音などを防止できる。ことを第2の課題解決手
段としている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全自動洗濯機の断面図
【図2】同全自動洗濯機のブロック図
【図3】同全自動洗濯機の脱水行程における時間と脱水
回転数の関係を表すグラフ
【図4】同全自動洗濯機の動作フローチャート
【図5】本発明の他の実施例の全自動洗濯機の脱水行程
における時間と脱水回転数の関係を表すグラフ
【図6】同全自動洗濯機の動作フローチャート
【図7】従来の全自動洗濯機の時間と脱水回転数の関係
の一例を表すグラフ
【図8】従来の全自動洗濯機の時間と脱水回転数の関係
の他の例を表すグラフ
【符号の説明】
1 洗濯兼脱水槽 2 パルセータ 3 水槽 5 モータ 8 防振装置 9 吊り棒 15 信号制御手段 19 回転検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−314599(JP,A) 特開 昭62−122696(JP,A) 特開 昭58−19291(JP,A) 特開 昭62−397(JP,A) 特開 平1−284297(JP,A) 特開 昭59−155288(JP,A) 特開 平1−314598(JP,A) 特開 平2−77297(JP,A) 特開 昭56−70797(JP,A) 特開 平4−105698(JP,A) 特開 平4−150894(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 33/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央底部にパルセータを回転自在に配設
    した洗濯兼脱水槽を内包した水槽と、防振装置を有し前
    記水槽などを支持する吊り棒と、マイクロコンピュータ
    よりなる信号制御手段と、前記洗濯兼脱水槽を駆動し脱
    水動作を行うモータと、モータ回転数を検知する回転検
    知手段とを備え、前記信号制御手段は、脱水行程におい
    て前記モータをオンにして前記水槽などの振動共振点よ
    り低い回転数V1に達すると前記振動共振点以下の回転
    数で前記モータのオン・オフを複数回繰り返し、その
    後、前記モータをオンにして回転数を前記振動共振点よ
    り高くし、その回転数が振動共振点より高い回転数V2
    に達した後、再び、前記振動共振点以上の回転数でモー
    タのオン・オフを複数回繰り返し、その後、前記モータ
    を連続的にオンにして脱水を行うようにし、かつ脱水工
    程開始からの所要時間が所定時間txを超えたとき、前
    記モータを連続的にオンするようにした全自動洗濯機。
  2. 【請求項2】 中央底部にパルセータを回転自在に配設
    した洗濯兼脱水槽を内包した水槽と、防振装置を有し前
    記水槽などを支持する吊り棒と、マイクロコンピュータ
    よりなる信号制御手段と、前記洗濯兼脱水槽を駆動し脱
    水動作を行うモータと、モータ回転数を検知する回転検
    知手段とを備え、前記信号制御手段は、脱水行程におい
    て前記モータをオンにして前記水槽などの振動共振点よ
    り低い回転数V1に達すると前記振動共振点以下の回転
    数で前記モータのオン・オフを複数回繰り返し、その
    後、前記モータをオンにして回転数を前記振動共振点よ
    り高くし、その回転数が振動共振点より高い回転数V2
    に達した後、再び、前記振動共振点以上の回転数でモー
    タのオン・オフを複数回繰り返し、その後、前記モータ
    を連続的にオンにして脱水を行うようにし、かつ回転数
    がV1またはV2に達するまでの時間が予め決められたそ
    れぞれの所定時間tyまたはtzを超えたとき、連続的
    にオンして一気に回転数を上げ脱水を行なうようにした
    全自動洗濯機。
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