JPH119879A - 脱水兼用洗濯機 - Google Patents

脱水兼用洗濯機

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Publication number
JPH119879A
JPH119879A JP9169818A JP16981897A JPH119879A JP H119879 A JPH119879 A JP H119879A JP 9169818 A JP9169818 A JP 9169818A JP 16981897 A JP16981897 A JP 16981897A JP H119879 A JPH119879 A JP H119879A
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JP
Japan
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motor
washing
rotation speed
dehydration
spin
Prior art date
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Pending
Application number
JP9169818A
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English (en)
Inventor
Junji Kamiya
純司 神谷
Kazutoshi Adachi
一利 足立
Katsuya Saito
克哉 齋藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パルセーターを回転自在に配置した洗濯兼脱
水槽を回転して脱水可能とした脱水兼用洗濯機におい
て、脱水行程において多量の泡の発生を防止し、安定し
た脱水動作を行わせるとともに、脱水起動不良による脱
水中の異常振動を防止し、モータの異常温度上昇を防止
する。 【解決手段】 パルセーター2を回転自在に配置した洗
濯兼脱水槽1を水槽3に内包し、パルセーター2または
洗濯兼脱水槽1をモータ5により駆動し、モータ5の回
転数を回転数検知手段により検知する。制御手段は、洗
濯、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御し、脱水行程にお
いて、モータ5のオン、オフ制御を複数回繰り返して洗
濯兼脱水槽1の回転数を所定回転数に維持するととも
に、脱水が立ち上がるまで複数の所定回転数で回転さ
せ、所定回転数に維持するとき、電源周波数50Hzよ
り60Hzのオン、オフ繰り返し回数を多くしたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パルセーターを回
転自在に配置した洗濯兼脱水槽を回転して脱水可能とし
た脱水兼用洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に脱水兼用洗濯機においては、洗
濯、排水後に脱水行程に移行するが、脱水行程はモータ
のオン、オフを繰り返しながら洗濯物から洗濯液や水分
を少しずつ出し、脱水回転数をある程度まで徐々に高め
ていく、いわゆる間欠脱水を行ったあと、連続脱水を行
うのが通常である。
【0003】従来の脱水兼用洗濯機では、布量検知手段
により検知された布量に応じてのみモータのオン、オフ
制御を時間で行っていた。つまり、図10に示すよう
に、一定時間t1だけモータオンにしたあとに一定時間
t2だけモータをオフにする。つぎに、一定時間t3だけ
モータをオンにして、さらに一定時間t4だけモータを
オフにする。さらにはt3と同じ時間だけモータをオン
し、t4と同じ時間だけモータをオフする。所定回転数
時のモータのオン、オフを数回くり返した後、一定時間
t5モータをオンし、つぎの所定回転数まで立ち上がっ
たところで、前述の所定回転数時のモータのオン、オフ
を繰り返し、脱水回転数を徐々に高めていくものであ
り、布量検知手段により検知された布量に応じて、モー
タのオン、オフ時間と繰り返し回数を変化させるように
していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の脱水
兼用洗濯機では、布量検知手段により検知された布量に
応じて、モータのオン、オフ時間や繰り返し回数を変化
させているだけであり、電源周波数の異なる場合に、モ
ータの立ち上がりが50Hzより60Hzのときにはや
く、水槽内に排出される洗濯液も多く、脱水行程におい
て泡が多量に発生し水槽底部に残った泡が摩擦抵抗とし
て働き、脱水が所定回転に達しなかったり、異常振動を
起こしたり、モータが異常温度上昇するという問題を有
していた。
【0005】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、脱水行程において多量の泡の発生を防止し、安定し
た脱水動作を行わせるとともに、脱水起動不良による脱
水中の異常振動を防止し、モータの異常温度上昇を防止
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、中央底部にパルセーターを回転自在に配置
した洗濯兼脱水槽を水槽に内包し、防振装置を有する吊
り棒で水槽などを支持し、パルセーターまたは洗濯兼脱
水槽をモータにより駆動し、モータの回転数を回転数検
知手段により検知する。制御手段は、洗濯、すすぎ、脱
水の各行程を逐次制御するとともに、脱水行程におい
て、モータのオン、オフ制御を複数回繰り返して洗濯兼
脱水槽の回転数を所定回転数に維持するとともに、脱水
が立ち上がるまで複数の所定回転数で回転させ、所定回
転数に維持するとき、電源周波数50Hzより60Hz
のオン、オフ繰り返し回数を多くしたものである。
【0007】これにより、脱水行程において多量の泡の
発生を防止し、安定した脱水動作を行わせることがで
き、脱水起動不良による脱水中の異常振動を防止し、モ
ータの異常温度上昇を防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、中央底部にパルセーターを回転自在に配置した洗濯
兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を内包した水槽と、防振
装置を有し前記水槽などを支持する吊り棒と、前記パル
セーターまたは洗濯兼脱水槽を駆動するモータと、前記
モータの回転数を検知する回転数検知手段と、洗濯、す
すぎ、脱水の各行程を逐次制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、脱水行程において、モータのオン、オ
フ制御を複数回繰り返して前記洗濯兼脱水槽の回転数を
所定回転数に維持するとともに、脱水が立ち上がるまで
複数の所定回転数で回転させ、所定回転数に維持すると
き、電源周波数50Hzより60Hzのオン、オフ繰り
返し回数を多くしたものであり、水槽内の洗濯液の量に
合わせ複数の所定回転数での回転時の泡排水時間を延長
することで、脱水行程における多量の泡が一度に発生す
ることを防止することができ、安定した脱水回転動作を
行わせ、脱水起動不良による脱水中の異常振動を防止で
きるとともに、モータの異常温度上昇を防止することが
できる。
【0009】請求項2に記載の発明は、中央底部にパル
セーターを回転自在に配置した洗濯兼脱水槽と、前記洗
濯兼脱水槽を内包した水槽と、防振装置を有し前記水槽
などを支持する吊り棒と、前記パルセーターまたは洗濯
兼脱水槽を駆動するモータと、前記モータの回転数を検
知する回転数検知手段と、洗濯、すすぎ、脱水の各行程
を逐次制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、脱
水行程において、モータのオン、オフ制御を複数回繰り
返して前記洗濯兼脱水槽の回転数を所定回転数に維持す
るとともに、脱水が立ち上がるまで複数の所定回転数で
回転させ、所定回転数に維持するとき、前記洗濯兼脱水
槽内の洗濯物の量と前記モータの最初の回転数の立ち上
がりの傾きとで、モータのオン、オフ回数を設定するよ
うにしたものであり、布量および布の含水状態に合わせ
て安定した脱水回転動作を行うことができ、脱水起動不
良による脱水中の異常振動を防止できるとともに、モー
タの異常温度上昇を防止することができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、制御手段は、脱水行程において、モー
タをオン、オフ制御して所定回転数に維持するとき、洗
濯兼脱水槽内の洗濯物の量と前記モータの最初の回転数
の立ち上がりの傾きとで、モータのオフ時間とオン、オ
フ回数とを設定するようにしたものであり、布量および
布の含水状態に合わせて安定した脱水回転動作を行うこ
とができ、脱水起動不良による脱水中の異常振動を防止
できるとともに、モータの異常温度上昇を防止すること
ができ、さらに、脱水時間が長くなるのを防止し、脱水
時間を短くできる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0012】(実施例1)図1に示すように、洗濯兼脱
水槽1は、中央底部にパルセーター2を回転自在に配置
している。水槽3は洗濯兼脱水槽1を内包し、この水槽
3は外底部には基板4を固着し、モータ5、排水弁6、
洗濯脱水切替機構7などを配置しており、基板4の外縁
部は防振装置8、吊り棒9を介して外枠10の上部角隅
より垂下支持している。外枠10の上部に上部カバー1
1を設け、給水弁12、電源スイッチ13、制御装置1
4などを配置している。
【0013】制御装置14は、図2に示すように構成し
ており、制御手段15は、マイクロコンピュータで構成
し、パワースイッチング手段16を介してモータ5、排
水弁6、給水弁12などを制御し、洗濯、すすぎ、脱水
の各行程を逐次制御する。操作表示手段17は、操作パ
ネル18内に収納されたキースイッチ、表示装置などで
構成している。周波数検知手段20は商用電源21の周
波数を検知するものである。
【0014】布量検知手段22は、洗濯兼脱水槽1内の
洗濯物の量(布量)を検知するものである。記憶手段2
3は、行程を制御するのに必要なデータを記憶してい
る。回転センサ(回転数検知手段)24は、モータ5の
回転数を検知するものである。なお、25はモータ5の
進相用コンデンサ、26は電源スイッチである。
【0015】制御手段15は、図3に示すように、脱水
行程において、モータ5のオン、オフ制御を複数回繰り
返して、洗濯兼脱水槽1の回転数を所定回転数V1、V
2、・・に維持するとともに、脱水が立ち上がるまで複数
の所定回転数V1、V2、・・で回転させ、所定回転数V
1、V2、・・に維持するとき、電源周波数50Hzより6
0Hzのオン、オフ繰り返し回数を多くしている。
【0016】上記構成について図4を参照しながら動作
を説明すると、図4のステップ30にて動作を開始し、
ステップ31で周波数検知手段20により電源周波数を
検知し、記憶手段23に記憶する。ステップ32で、布
量検知手段22によりモータ5の回転による布量を検知
し、ステップ33で検知した布量により複数の所定回転
数Viと、モータ5のオフ時間tiと、所定回転数での
繰り返し回数niと、補正繰り返し回数Δniと、所定
回転数の繰り返し回数Nとを設定する。ただし、i=
1、2、3、・・・・Nとする。
【0017】ステップ44で脱水行程がスタートする
と、ステップ35でi=1とし、ステップ36でモータ
5をオンして間欠脱水をスタートする。ステップ37で
回転数がV1(Vi)に達すると、ステップ38でモー
タ5をオフする。ステップ39でモータ5のオフ時間が
t1(ti)に達すると、ステップ40で所定回転数V1
でモータ5のオン、オフをn1回(ni回)繰り返した
かを判定し、n1回繰り返すまで、ステップ36からス
テップ39までの動作を繰り返す。
【0018】ステップ40で所定回転数V1でモータ5
のオン、オフをn1回(ni回)繰り返すと、ステップ
41へ進み電源周波数が50Hzであるかを判定し、5
0Hzであれば、ステップ42でiに1を加え、ステッ
プ36からステップ42までの動作を繰り返す。ステッ
プ43でi=Nになると、間欠脱水を終了して次行程へ
進む。
【0019】ステップ41で電源周波数が50Hzでな
く、60Hzであればステップ44で、補正繰り返し回
数Δniを加えて、n1+Δni回繰り返すまで、ステ
ップ36からステップ39までの動作を繰り返した後、
ステップ42でiに1を加え、ステップ36からステッ
プ42までの動作を繰り返す。ステップ43でi=Nに
なると、間欠脱水を終了して次行程へ進む。
【0020】このように本実施例によれば、水槽3内の
洗濯液の量に合わせ数数の所定回転時の泡排水時間を延
長し、脱水行程における多量の泡が一度に発生すること
を防止し、安定した脱水回転動作を行わせ、脱水起動不
良による脱水中の異常振動を防止するとともにモータ5
の異常温度上昇を防止することができる。
【0021】なお、本実施例では、モータ5のオフ時間
ti、所定回転数での繰り返し回数ni、補正繰り返し
回数Δniを所定回転数Viに応じて変えているが、こ
れらは一定であってもよい。
【0022】(実施例2)図5に示すように、脱水起動
検知手段27は、モータ5に連結した回転センサ24の
出力を入力し、モータ5の回転数の立ち上がりを検知す
るもので、その出力を制御手段28に入力している。
【0023】制御手段28は、図6に示すように、脱水
行程において、モータ5のオン、オフ制御を複数回繰り
返して洗濯兼脱水槽1の回転数を所定回転数V1、V2、
・・に維持するとともに、脱水が立ち上がるまで複数の所
定回転数V1、V2、・・で回転させ、所定回転数V1、V
2、・・に維持するとき、布量検知手段22により検知し
た洗濯兼脱水槽1内の洗濯物の量と、脱水起動検知手段
27により検知したモータ5の最初の回転数の立ち上が
りの傾き△V/△tとで、モータ5のオン、オフ回数を
設定するようにしている。他の構成は上記実施例1と同
じである。
【0024】上記構成について図7を参照しながら動作
を説明すると、図7のステップ50にて動作を開始し、
ステップ51で布量検知手段22によりモータ5の回転
による布量を検知し、ステップ52で検知した布量によ
り複数の所定回転数Viと、モータ5のオフ時間ti
と、所定回転数の繰り返し回数Nとを設定する。ただ
し、i=1、2、3、・・・・Nとする。
【0025】ステップ53で脱水行程がスタートする
と、ステップ54でi=1とし、ステップ55でモータ
5をオンして間欠脱水をスタートする。ステップ56
で、脱水起動検知手段27により最初のモータ5のオン
時の立ち上がりの傾き△V/△tを検知し、布量検知手
段22により検知した布量より、モータ5のオン時の立
ち上がりの傾き△V/△tによって補正して、(表1)
に示すように、繰り返し回数niを設定する。
【0026】
【表1】
【0027】ステップ57で回転数がV1(Vi)に達
すると、ステップ58でモータ5をオフする。ステップ
59でモータ5のオフ時間がt1(ti)に達すると、
ステップ60で所定回転数V1でモータ5のオン、オフ
をn1回(ni回)繰り返したかを判定し、n1回繰り返
すまで、ステップ55からステップ59までの動作を繰
り返す。このとき、ステップ56は実行しない。
【0028】ステップ60で所定回転数V1でモータ5
のオン、オフをn1回(ni回)繰り返すと、ステップ
61でiに1を加え、ステップ55からステップ61ま
での動作を繰り返す。ステップ62でi=Nになると、
間欠脱水を終了して次行程へ進む。
【0029】脱水行程において、モータ5をオンしたと
きのモータ5の最初の回転数の立ち上がりの傾き△V/
△tは、図8に示すように、電源周波数と、布量および
含水量の差により異なる。図8において、特性aは電源
周波数が60Hzで、布量、願水量が少ないとき、特性
bは電源周波数が60Hzで、布量、願水量が多いと
き、特性cは電源周波数が50Hzで、布量、願水量が
少ないとき、特性dは電源周波数が50Hzで、布量、
願水量が多いときを示している。
【0030】本実施例によれば、図8に示すように、電
源周波数が50Hz、60Hzで、また、布量および含
水量の差により、脱水回転数の立ち上がりの傾きが異な
るため、布量検知手段22の出力より、脱水起動検知手
段27の出力によって補正し、所定回転時に布量別によ
る脱水起動のモータ5のオン、オフ回数を設定すること
で、布量および布の含水状態に合わせた安定した脱水回
転動作を行うことができ、脱水起動不良による脱水中の
異常振動を防止するとともに、モータ5の異常温度上昇
を防止することができる。
【0031】なお、本実施例では、モータ5のオフ時間
ti、所定回転数での繰り返し回数niを所定回転数V
iに応じて変えているが、これらは一定であってもよ
い。
【0032】(実施例3)図5における制御手段28
は、脱水行程において、モータ5のオン、オフ制御を複
数回繰り返して洗濯兼脱水槽1の回転数を所定回転数V
1、V2、・・に維持するとともに、脱水が立ち上がるまで
複数の所定回転数V1、V2、・・で回転させ、所定回転数
V1、V2、・・に維持するとき、布量検知手段22により
検知した洗濯兼脱水槽1内の洗濯物の量と、脱水起動検
知手段27により検知したモータ5の最初の回転数の立
ち上がりの傾き△V/△tとで、モータ5のオフ時間と
オン、オフ回数とを設定するようにしている。他の構成
は上記実施例2と同じである。
【0033】上記構成について図9を参照しながら動作
を説明すると、図9のステップ70にて動作を開始し、
ステップ71で布量検知手段22によりモータ5の回転
による布量を検知し、ステップ72で検知した布量によ
り複数の所定回転数Viと、所定回転数の繰り返し回数
Nとを設定する。ただし、i=1、2、3、・・・・Nとす
る。
【0034】ステップ73で脱水行程がスタートする
と、ステップ74でi=1とし、ステップ75でモータ
5をオンして間欠脱水をスタートする。ステップ76
で、脱水起動検知手段27により最初のモータ5のオン
時の立ち上がりの傾き△V/△tを検知し、布量検知手
段22により検知した布量より、モータ5のオン時の立
ち上がりの傾き△V/△tによって補正して、(表1)
に示すように、繰り返し回数niを設定し、(表2)に
示すように、モータ5のオフ時間tiを設定する。
【0035】
【表2】
【0036】ステップ77で回転数がV1(Vi)に達
すると、ステップ78でモータ5をオフする。ステップ
79でモータ5のオフ時間がt1(ti)に達すると、
ステップ80で所定回転数V1でモータ5のオン、オフ
をn1回(ni回)繰り返したかを判定し、n1回繰り返
すまで、ステップ75からステップ79までの動作を繰
り返す。このとき、ステップ76は実行しない。
【0037】ステップ80で所定回転数V1でモータ5
のオン、オフをn1回(ni回)繰り返すと、ステップ
81でiに1を加え、ステップ75からステップ81ま
での動作を繰り返す。ステップ82でi=Nになると、
間欠脱水を終了して次行程へ進む。
【0038】このように本実施例によれば、図8に示す
ように、電源周波数が50Hz、60Hzで、また、布
量および含水量の差により、脱水回転数の立ち上がりの
傾きが異なるため、布量検知手段22の出力より、脱水
起動検知手段27の出力によって補正し、所定回転時に
布量別による脱水起動のモータ5のオフ時間とオン、オ
フ回数を設定することで、布量および布の含水状態に合
わせた安定した脱水回転動作を行うことができ、脱水起
動不良による脱水中の異常振動を防止するとともに、モ
ータ5の異常温度上昇を防止することができ、さらに、
脱水時間が長くなるのを防止できて、脱水時間を短くで
きる。
【0039】なお、本実施例では、モータ5のオフ時間
ti、所定回転数での繰り返し回数niを所定回転数V
iに応じて変えているが、これらは一定であってもよ
い。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、中央底部にパルセーターを回転自在に配
置した洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を内包した水
槽と、防振装置を有し前記水槽などを支持する吊り棒
と、前記パルセーターまたは洗濯兼脱水槽を駆動するモ
ータと、前記モータの回転数を検知する回転数検知手段
と、洗濯、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する制御手
段とを備え、前記制御手段は、脱水行程において、モー
タのオン、オフ制御を複数回繰り返して前記洗濯兼脱水
槽の回転数を所定回転数に維持するとともに、脱水が立
ち上がるまで複数の所定回転数で回転させ、所定回転数
に維持するとき、電源周波数50Hzより60Hzのオ
ン、オフ繰り返し回数を多くしたから、水槽内の洗濯液
の量に合わせ複数の所定回転数での回転時の泡排水時間
を延長することで、脱水行程における多量の泡が一度に
発生することを防止することができ、安定した脱水回転
動作を行わせ、脱水起動不良による脱水中の異常振動を
防止できるとともに、モータの異常温度上昇を防止する
ことができる。
【0041】また、請求項2に記載の発明によれば、中
央底部にパルセーターを回転自在に配置した洗濯兼脱水
槽と、前記洗濯兼脱水槽を内包した水槽と、防振装置を
有し前記水槽などを支持する吊り棒と、前記パルセータ
ーまたは洗濯兼脱水槽を駆動するモータと、前記モータ
の回転数を検知する回転数検知手段と、洗濯、すすぎ、
脱水の各行程を逐次制御する制御手段とを備え、前記制
御手段は、脱水行程において、モータのオン、オフ制御
を複数回繰り返して前記洗濯兼脱水槽の回転数を所定回
転数に維持するとともに、脱水が立ち上がるまで複数の
所定回転数で回転させ、所定回転数に維持するとき、前
記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量と前記モータの最初の回
転数の立ち上がりの傾きとで、モータのオン、オフ回数
を設定するようにしたから、布量および布の含水状態に
合わせて安定した脱水回転動作を行うことができ、脱水
起動不良による脱水中の異常振動を防止できるととも
に、モータの異常温度上昇を防止することができる。
【0042】また、請求項3に記載の発明によれば、制
御手段は、脱水行程において、モータをオン、オフ制御
して所定回転数に維持するとき、洗濯兼脱水槽内の洗濯
物の量と前記モータの最初の回転数の立ち上がりの傾き
とで、モータのオフ時間とオン、オフ回数とを設定する
ようにしたから、布量および布の含水状態に合わせて安
定した脱水回転動作を行うことができ、脱水起動不良に
よる脱水中の異常振動を防止できるとともに、モータの
異常温度上昇を防止することができ、さらに、脱水時間
が長くなるのを防止し、脱水時間を短くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の脱水兼用洗濯機の断面
【図2】同脱水兼用洗濯機のブロック回路図
【図3】同脱水兼用洗濯機の脱水行程における動作タイ
ムチャート
【図4】同脱水兼用洗濯機の脱水行程における動作フロ
ーチャート
【図5】本発明の第2の実施例の脱水兼用洗濯機のブロ
ック回路図
【図6】同脱水兼用洗濯機の脱水行程における動作タイ
ムチャート
【図7】同脱水兼用洗濯機の脱水行程における動作フロ
ーチャート
【図8】同脱水兼用洗濯機の脱水行程での回転数立ち上
がりを示す特性図
【図9】本発明の第3の実施例の脱水兼用洗濯機の動作
フローチャート
【図10】従来の脱水兼用洗濯機の脱水行程における動
作タイムチャート
【符号の説明】
1 洗濯兼脱水槽 2 パルセーター 3 水槽 5 モータ 8 防振装置 9 吊り棒 15 制御手段 24 回転センサ(回転数検知手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央底部にパルセーターを回転自在に配
    置した洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を内包した水
    槽と、防振装置を有し前記水槽などを支持する吊り棒
    と、前記パルセーターまたは洗濯兼脱水槽を駆動するモ
    ータと、前記モータの回転数を検知する回転数検知手段
    と、洗濯、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する制御手
    段とを備え、前記制御手段は、脱水行程において、モー
    タのオン、オフ制御を複数回繰り返して前記洗濯兼脱水
    槽の回転数を所定回転数に維持するとともに、脱水が立
    ち上がるまで複数の所定回転数で回転させ、所定回転数
    に維持するとき、電源周波数50Hzより60Hzのオ
    ン、オフ繰り返し回数を多くした脱水兼用洗濯機。
  2. 【請求項2】 中央底部にパルセーターを回転自在に配
    置した洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を内包した水
    槽と、防振装置を有し前記水槽などを支持する吊り棒
    と、前記パルセーターまたは洗濯兼脱水槽を駆動するモ
    ータと、前記モータの回転数を検知する回転数検知手段
    と、洗濯、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する制御手
    段とを備え、前記制御手段は、脱水行程において、モー
    タのオン、オフ制御を複数回繰り返して前記洗濯兼脱水
    槽の回転数を所定回転数に維持するとともに、脱水が立
    ち上がるまで複数の所定回転数で回転させ、所定回転数
    に維持するとき、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量と前
    記モータの最初の回転数の立ち上がりの傾きとで、モー
    タのオン、オフ回数を設定するようにした脱水兼用洗濯
    機。
  3. 【請求項3】 制御手段は、脱水行程において、モータ
    をオン、オフ制御して所定回転数に維持するとき、洗濯
    兼脱水槽内の洗濯物の量と前記モータの最初の回転数の
    立ち上がりの傾きとで、モータのオフ時間とオン、オフ
    回数とを設定するようにした請求項2記載の脱水兼用洗
    濯機。
JP9169818A 1997-06-26 1997-06-26 脱水兼用洗濯機 Pending JPH119879A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100471350B1 (ko) * 2002-05-17 2005-03-08 엘지전자 주식회사 드럼세탁기의 탈수 제어방법

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