JPH1142387A - 脱水兼用洗濯機 - Google Patents

脱水兼用洗濯機

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Publication number
JPH1142387A
JPH1142387A JP9199644A JP19964497A JPH1142387A JP H1142387 A JPH1142387 A JP H1142387A JP 9199644 A JP9199644 A JP 9199644A JP 19964497 A JP19964497 A JP 19964497A JP H1142387 A JPH1142387 A JP H1142387A
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JP
Japan
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dehydration
water
drainage
foam
speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP9199644A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutoshi Adachi
一利 足立
Katsuya Saito
克哉 齋藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH1142387A publication Critical patent/JPH1142387A/ja
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯物の条件、排水条件のばらつきなどによ
って生じる水槽内の泡または排水の残水を排出し、脱水
起動不良によるモータの異常温度上昇とモータの臭い、
大きな残水音、異常振動を防止するとともに、次行程の
すすぎが不十分になったり、洗濯兼脱水槽の上部より泡
が溢れ出たりするのを防止する。 【解決手段】 洗濯兼脱水槽を駆動するモータ4の回転
数を回転数検知手段17により検知し、制御手段13に
よりモータ4の動作を制御して洗濯、すすぎ、脱水、給
水、排水などの行程を制御する。制御手段13は、中間
脱水行程において、回転数検知手段17により検知され
た洗濯兼脱水槽の回転数に基づき、水槽内の泡または排
水の残水を検知可能に構成し、泡または排水の残水を検
知したとき、中間脱水行程後に給水弁11を動作させな
がら低回転脱水または低回転間欠脱水を追加して行った
後、ためすすぎ等の次行程に進むようにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水槽に内包した洗
濯兼脱水槽によって洗濯から脱水まで行う脱水兼用洗濯
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、脱水兼用洗濯機においては、洗
濯し排水した後に中間脱水行程に移るが、中間脱水行程
はモータのオン、オフを繰り返し行いながら洗濯物から
水分を少しずつ出し、脱水回転数をある程度まで徐々に
高めていく、いわゆる間欠脱水を行った後、連続脱水を
行うのが通常である。
【0003】従来の脱水兼用洗濯機においては、図14
に示すように、中間脱水行程時間内は、モータのオン、
オフの制御を行う間欠脱水行程の後、モータを連続的に
オンする連続脱水行程を実行し、その後、モータをオフ
して洗濯兼脱水槽の回転数を低下させた後、ブレーキを
オンして洗濯兼脱水槽に所定時間ブレーキをかけ、次行
程に移行するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の脱水
兼用洗濯機では、洗濯物の多い場合と少ない場合、水を
含みやすい洗濯物と含みにくい洗濯物、または排水経路
の良し悪しなど、洗濯物の条件、排水条件に無関係にモ
ータのオン、オフが設定されているため、例えば、定格
容量のタオル、タオルシーツを脱水する場合などでは、
通常より多量の水分が洗濯物に含まれており、排出する
時間が短いときは洗濯物に含まれている泡および水が水
槽の底部に残水するため、図14の実線で示すように洗
濯脱水槽の回転するのを妨げるようになり、脱水泡起動
が悪くなり、モータが異常温度上昇するとともに、モー
タの臭いや大きな残水音、異常振動が発生するという問
題を有していた。
【0005】また、脱水時の泡による起動性能が悪く、
脱水不十分のため、衣類に洗剤分が多く含んだまま、次
行程のすすぎ行程に入るため、すすぎが不十分になった
り、泡が洗濯兼脱水槽の上より湧き出したりという問題
を有していた。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、洗濯
物の条件、排水条件のばらつきなどによって生じる水槽
内の泡または排水の残水を排出し、脱水起動不良による
モータの異常温度上昇とモータの臭い、大きな残水音、
異常振動を防止するとともに、次行程のすすぎが不十分
になったり、洗濯兼脱水槽の上部より泡が溢れ出たりす
るのを防止することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、中央底部にパルセータを回転自在に配設し
た洗濯兼脱水槽を水槽に内包し、水槽を防振装置を有す
る吊り棒により支持し、パルセーターまたは洗濯兼脱水
槽をモータにより駆動する。モータの回転数を回転数検
知手段により検知し、制御手段によりモータの動作を制
御して洗濯、すすぎ、脱水、給水、排水などの行程を制
御する。制御手段は、中間脱水行程において、回転数検
知手段により検知された洗濯兼脱水槽の回転数に基づ
き、水槽内の泡または排水の残水を検知可能に構成し、
泡または排水の残水を検知したとき、中間脱水行程後に
給水手段を動作させながら低回転脱水または低回転間欠
脱水を追加して行った後、ためすすぎ等の次行程に進む
ようにしたものである。
【0008】これにより、洗濯物の条件、排水条件のば
らつきなどによって生じる水槽内の泡または排水の残水
を排出することができ、脱水起動不良によるモータの異
常温度上昇やモータの臭いと大きな残水音、異常振動を
防止できるとともに、次行程のすすぎが不十分になった
り、洗濯兼脱水槽の上部より泡が溢れ出るのを防止する
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、中央底部にパルセータを回転自在に配設した洗濯兼
脱水槽を内包した水槽と、防振装置を有し前記水槽など
を支持する吊り棒と、前記パルセーターまたは洗濯兼脱
水槽を駆動するモータと、前記モータの回転数を検知す
る回転数検知手段と、前記洗濯兼脱水槽内に給水する給
水手段と、前記モータの動作を制御して洗濯、すすぎ、
脱水、給水、排水などの行程を制御する制御手段とを備
え、前記制御手段は、中間脱水行程において、前記回転
数検知手段により検知された前記洗濯兼脱水槽の回転数
に基づき前記水槽内の泡または排水の残水を検知可能に
構成し、泡または排水の残水を検知したとき、中間脱水
行程後に泡または排水の残水を排出させるため、前記給
水手段を動作させながら低回転脱水または低回転間欠脱
水を追加して行なった後、ためすすぎ等の次行程に進む
ようにしたものであり、中間脱水行程において、洗濯物
の条件、排水条件のばらつきなどによって水槽の底部に
泡または排水の残水が残ったとき、これを検知して給水
低回転脱水または給水低回転間欠脱水により泡を消泡お
よび希釈させながら排出することができ、次行程のすす
ぎが不十分になるのを防止することができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、制御手段は、水槽内の泡または排
水の残水を検知した場合、中間脱水行程後に泡または排
水の残水を排出させるため、中間脱水行程後に給水手段
を動作させながら低回転脱水または低回転間欠脱水と排
水行程を複数回追加して行った後、ためすすぎ等の次行
程に進むように構成したものであり、泡を消泡および希
釈させながら排出することができるとともに、自然排水
行程を加えることで、次行程での水槽内でのさらなる泡
立ちを抑えることができ、洗濯兼脱水槽の上部より泡が
溢れ出るのを防止することができる。
【0011】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、制御手段は、水槽内の泡
または排水の残水を検知した場合、中間脱水行程後に泡
または排水の残水を排出させるため、中間脱水行程後
に、回転数検知手段による回転数の出力に応じて決定し
た排水時間を有する排水行程を追加して行うようにした
ものであり、回転数に応じて適切に水槽内の泡量または
排水の残水量を自然排出し、その後に消泡および希釈さ
せながら排出することで、水槽内でのさらなる泡立ちを
抑えることができ、次行程での脱水起動不良によるモー
タの異常温度上昇と大きな残水音、異常振動を防止でき
る。
【0012】請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、制御手段は、水槽内の泡また
は排水の残水を検知した場合、中間脱水行程後に泡また
は排水の残水を排出させるため、回転数検知手段による
回転数の出力に応じて、中間脱水行程後に給水手段を動
作させながら低回転脱水または低回転間欠脱水を行う時
間と排水行程の時間を変更して行うようにしたものであ
り、回転数に応じて適切に消泡および希釈させながら排
出することで、水槽内のさらなる泡立ちを確実に抑える
ことができるとともに、回転数が高い場合は、時間短縮
と節水が可能となる。
【0013】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、制御手段は、水槽内の泡また
は排水の残水を検知した場合、中間脱水行程後に泡また
は排水の残水を排出させるため、回転数検知手段による
回転数の出力に応じて、中間脱水行程後に給水手段を動
作させながら低回転脱水または低回転間欠脱水と排水行
程の回数を決定して行うようにしたものであり、回転数
に応じた泡の発生量を徐々に排出することで、給水低回
転脱水の泡の進展を抑え、確実に排水することができる
とともに、さらにモータへの負荷低減を図ることができ
る。
【0014】請求項6に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、制御手段は、水槽内の泡また
は排水の残水を検知した場合、中間脱水行程後に泡また
は排水の残水を排出させるため、回転数検知手段による
回転数の出力に応じて、中間脱水行程後に給水手段を動
作させながら低回転脱水または低回転間欠脱水を行な
い、その脱水回転数を変更して行うようにしたものであ
り、泡の量に合わせた回転数により、水槽内の泡の進展
を抑えながら時間短縮、省エネルギー、節水を図ること
ができる。
【0015】請求項7に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、洗濯兼脱水槽内の負荷量を検
知する負荷量検知手段を備え、制御手段は、水槽内の泡
または排水の残水を検知した場合、中間脱水行程後に泡
または排水の残水を排出させるため、前記負荷量検知手
段による負荷量の出力に応じて、中間脱水行程後に給水
手段を動作させながら低回転脱水または低回転間欠脱水
を行う時間と排水行程の時間を変更して行うようにした
ものであり、給水低回転時に発生する負荷量に応じた泡
または排水の残水を消泡および希釈させながら排出する
ことができる。
【0016】請求項8に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、洗濯兼脱水槽内の負荷量を検
知する負荷量検知手段を備え、制御手段は、水槽内の泡
または排水の残水を検知した場合、中間脱水行程後に泡
または排水の残水を排出させるため、前記負荷量検知手
段による負荷量の出力に応じて、中間脱水行程後に給水
手段を動作させながら低回転脱水または低回転間欠脱水
と排水行程の回数を決定して行うようにしたものであ
り、負荷量に応じた給水低回転脱水時の泡の発生量を泡
を立てることなく排出することで、給水低回転脱水の泡
の進展を抑え、確実に排水することができる。
【0017】請求項9に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、洗濯兼脱水槽内の負荷量を検
知する負荷量検知手段を備え、制御手段は、水槽内の泡
または排水の残水を検知した場合、中間脱水行程後に泡
または排水の残水を排出させるため、前記負荷量検知手
段による負荷量の出力に応じて、中間脱水行程後に給水
手段を動作させながら低回転脱水または低回転間欠脱水
を行ない、その脱水回転数を変更して行うようにしたも
のであり、負荷量に応じた給水低回転脱水時の泡の発生
量を徐々に排出することで、給水低回転脱水の泡の進展
を抑え、確実に排水することができるとともに、さらに
モータへの負荷低減を図ることができる。
【0018】請求項10に記載の発明は、上記請求項1
〜9に記載の発明において、制御手段は、水槽内の泡ま
たは排水の残水を検知した場合、中間脱水行程後に泡ま
たは排水の残水を排出させるため、前記負荷量検知手段
による負荷量の出力および前記回転数検知による回転数
に応じて、中間脱水行程後に前記給水手段を動作させな
がら低回転脱水または低回転間欠脱水と排水行程を行な
い、その低回転脱水と排水の時間や回数や給水時間、排
水時間、脱水回転数を変更して行うようにしたものであ
り、負荷量や回転数に応じた泡の発生量を適切に消泡お
よび希釈させながら排出することで、水槽内のさらなる
泡立ちを抑えることができ、さらには、一定なすすぎ効
率となる適切な時間で洗濯が終了することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0020】(実施例1)図2に示すように、洗濯兼脱
水槽1は、中央底部にパルセータ2を回転自在に配設し
ている。水槽3は洗濯兼脱水槽1を内包し、この水槽3
の外底部にはモータ4、排水弁5、洗濯兼脱水切替機構
6などを配設しており、防振装置7、吊り棒8を介して
外枠9の上部角隅より垂下支持している。外枠9の上部
に上部カバー10を設け、給水弁(給水手段)11、制
御装置12などを配設している。
【0021】制御装置12は、図1に示すように構成し
ており、制御手段13は、操作パネル14内におさめら
れたキースイッチおよび表示装置などからなる操作表示
手段15からの入力により、パワースイッチング手段1
6を介して、モータ4、排水弁5、給水弁11などの動
作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水などの行程を制御す
る。
【0022】回転数検知手段17は、モータ4の回転数
を検知することで洗濯兼脱水槽1の回転数を検知するも
のであり、負荷量検知手段18は、モータ4を駆動した
後、通電を遮断したときの惰性回転時のモータ4の進相
コンデンサ19の両端の電圧からのパルス数により洗濯
兼脱水槽1内の負荷量を検知するものであり、水位検知
手段20は、洗濯兼脱水槽1内の水位を検知するもので
あり、それぞれ出力を制御手段13に入力している。記
憶手段21は、一連の制御に必要なデータを記憶してい
る。なお、22は電源スイッチ、23は商用電源であ
る。
【0023】制御手段13は、図3に示すように、中間
脱水行程においてモータ4をオン、オフを繰り返し行い
ながら洗濯物から水分を少しずつ出し、脱水回転数をあ
る程度まで徐々に高めていく、いわゆる間欠脱水を行
い、間欠脱水時間が所定時間t1になった時点で、回転
数検知手段17により洗濯兼脱水槽1の回転数V1を検
知し、さらに、脱水回転数を立ち上げた後、連続脱水に
入り、所定時間t2になった時点で、回転数検知手段1
7により洗濯兼脱水槽1の回転数V2を検知し、回転数
V1を所定回転数V01と比較し、回転数V2を所定回転数
V02と比較することで、水槽3内の泡または排水の残水
を検知するようにしている。
【0024】回転数V1が所定回転数V01以上で、かつ
回転数V2が所定回転数V02以上の場合は、水槽3内の
泡または排水の残水が少ないと判断し、中間脱水終了
後、次行程へ進み、回転数V1が所定回転数V01未満、
または回転数V2が所定回転数V02未満の場合は、水槽
3内の泡または排水の残水が多いと判断し、中間脱水行
程後に泡または排水の残水を排出させるため、給水弁1
1を動作させながら、洗濯兼脱水槽1を、たとえば、回
転数100rpm以下で回転させる低回転脱水を追加し
て行なった後、ためすすぎ等の次行程に進むようにして
いる。
【0025】上記構成において図3および図4を参照し
ながら動作を説明する。図4のステップ30で洗濯を終
了し排水弁5をオンして排水した後、中間脱水行程に入
り、ステップ31でモータ4をオン、オフする間欠脱水
行程を行う。間欠脱水行程では、図3に示すように、洗
濯兼脱水槽1の回転数を立ち上げ、所定時間が経過する
とモータ4をオフし、再度モータ4をオンする動作を繰
り返して洗濯兼脱水槽1を一定の回転数で駆動し、洗濯
物から水分を少しずつ排出した後、洗濯兼脱水槽1の回
転数を高い回転数に立ち上げ、同様にしてモータ4のオ
ン、オフを繰り返して、洗濯物からさらに水分を排出す
る。
【0026】ステップ32で間欠脱水時間が所定時間t
1になった時点で、ステップ33へ進み、回転数検知手
段17により洗濯兼脱水槽1の回転数V1を検知し、記
憶手段21に記憶する。その後、ステップ34にてモー
タ4のオン、オフを繰り返しながら脱水回転数を立ち上
げ、ステップ35で洗濯兼脱水槽1を連続的に駆動する
連続脱水行程に入り、ステップ36で所定時間t2にな
ると、ステップ37へ進み、回転数検知手段17により
洗濯兼脱水槽1の回転数V2を検知し、記憶手段21に
記憶する。
【0027】ステップ38にてモータ4をオフして回転
数低下行程に入り、洗濯兼脱水槽1の回転数を徐々に低
下させ、ステップ39で所定時間t3になると、ステッ
プ40にて排水弁5をオフしてブレーキ行程に入る。ス
テップ41で所定時間t4になると、洗濯兼脱水槽1は
完全に停止する。
【0028】ステップ42で、回転数V1と所定回転数
V01とを比較し、回転数V1が所定回転数V01以上のと
きはステップ43へ進み、回転数V2と所定回転数V02
とを比較し、回転数V2が所定回転数V02以上の場合
は、水槽3内の泡または排水の残水が少ないと判断し、
次行程へ進む。ステップ42で回転数V1が所定回転数
V01未満の場合、またはステップ43で回転数V2が所
定回転数V02未満の場合は、水槽3内の泡または排水の
残水が多いと判断してステップ44へ進む。
【0029】ステップ44にて、給水弁11をオンして
洗濯兼脱水槽1内に給水しながら、ステップ45にて、
モータ4と排水弁5をオンすることにより低回転脱水行
程を行う。ステップ46で低回転脱水時間が経過する
と、ステップ47で給水弁11、モータ4、排水弁5を
オフして給水低回転脱水行程を終了し、次行程に進む。
【0030】このように本実施例によれば、間欠脱水で
の回転数V1が所定回転数V01未満、または連続脱水で
の回転数V2が所定回転数V02未満の場合は、水槽3内
の泡または排水の残水が多いと判断し、中間脱水行程後
に泡または排水の残水を排出させるため、給水弁11を
動作させながら低回転脱水を追加して行なった後、ため
すすぎ等の次行程に進むようにしているので、水槽3の
底部に泡または排水の残水が残ったとき、泡を消泡およ
び希釈させながら排出することができ、次行程のすすぎ
が不十分になるのを防止することができる。
【0031】なお、本実施例では、回転数V1が所定回
転数V01未満、または回転数V2が所定回転数V02未満
の場合に、給水弁11を動作させながら低回転脱水を追
加しているが、給水弁11を動作させながら低回転間欠
脱水を追加してもよい。
【0032】また、間欠脱水での回転数V1と連続脱水
での回転数V2とを検知し、それぞれ所定回転数V01、
V02と比較して水槽3内の泡または排水の残水を判定し
ているが、いずれか一方だけで判定するようにしてもよ
い。
【0033】(実施例2)図1における制御手段13
は、水槽3内の泡または排水の残水を検知した場合、中
間脱水行程後に泡または排水の残水を排出させるため、
中間脱水行程後に給水弁11を動作させながら低回転脱
水と排水行程を複数回追加して行った後、ためすすぎ等
の次行程に進むようにしている。他の構成は上記実施例
1と同じである。
【0034】上記構成において図5を参照しながら動作
を説明する。なお、図5のステップ30からステップ4
5までの動作は上記実施例1の動作と同じであるので説
明を省略する。
【0035】ステップ42で回転数V1が所定回転数V0
1未満の場合、またはステップ43で回転数V2が所定回
転数V02未満の場合は、水槽3内の泡または排水の残水
が多いと判断してステップ44へ進み、給水弁11をオ
ンして洗濯兼脱水槽1内に給水しながら、ステップ45
にて、モータ4と排水弁5をオンすることにより低回転
脱水行程を行う。ステップ46で低回転脱水時間が経過
すると、ステップ48で給水弁11とモータ4をオフし
て排水行程に入る。ステップ49で排水時間が経過する
と、ステップ50で排水行程を終了する。ステップ51
で、ステップ44からステップ50までの動作を複数回
(たとえば、2回)繰り返した後、次行程に進む。
【0036】このように本実施例では、水槽3内の泡ま
たは排水の残水を検知した場合、中間脱水行程後に給水
低回転脱水と排水行程を複数回行った後、ためすすぎ等
の次行程に進むようにしているので、泡を消泡および希
釈させながら排出することができるとともに、排水行程
を加えることで、次行程での水槽3内でのさらなる泡立
ちを抑えることができ、洗濯兼脱水槽1の上部より泡が
溢れ出るのを防止することができる。
【0037】なお、本実施例では、回転数V1が所定回
転数V01未満、または回転数V2が所定回転数V02未満
の場合に、給水弁11を動作させながら低回転脱水を追
加しているが、給水弁11を動作させながら低回転間欠
脱水を追加してもよい。
【0038】また、間欠脱水での回転数V1と連続脱水
での回転数V2とを検知し、それぞれ所定回転数V01、
V02と比較して水槽3内の泡または排水の残水を判定し
ているが、いずれか一方だけで判定するようにしてもよ
い。
【0039】(実施例3)図6に示すように、中間脱水
行程での洗濯兼脱水槽1の回転数がD1、D2、D3の場
合は、図1における制御手段13は、水槽3内の泡また
は排水の残水があると判定し、洗濯兼脱水槽1の回転数
がD4の場合は、水槽3内の泡または排水の残水がない
と判定する。水槽3内の泡または排水の残水があると判
定した場合、中間脱水行程後に泡または排水の残水を排
出させるため、中間脱水行程後に、排水行程を追加して
行うようにし、この排水行程の排水時間は、(表1)に
示すように、連続脱水行程で回転数検知手段17により
検知した洗濯兼脱水槽1の回転数V2により決定するよ
うにしている。他の構成は上記実施例1または2と同じ
である。ただし、t11<t12<t13である。
【0040】
【表1】
【0041】上記構成において図7を参照しながら動作
を説明する。なお、図7のステップ30、31、ステッ
プ34からステップ41までの動作は上記実施例1の動
作と同じであるので、説明を省略する。
【0042】ステップ43で、回転数V2と所定回転数
V02とを比較し、回転数V2が所定回転数V02以上の場
合は、水槽3内の泡または排水の残水が少ないと判断
し、次行程へ進む。ステップ43で回転数V2が所定回
転数V02未満の場合は、水槽3内の泡または排水の残水
が多いと判断してステップ52へ進む。
【0043】ステップ52で回転数V2に応じて、(表
1)に基づいて排水時間を決定し、ステップ53で排水
弁5をオンして排水行程に入る。ステップ54で(表
1)に基づく排水時間が経過すると、ステップ55で排
水行程を終了し、次行程に進む。
【0044】このように本実施例によれば、水槽3内の
泡または排水の残水を検知した場合、中間脱水行程後に
泡または排水の残水を排出させるため、中間脱水行程後
に、回転数検知手段17による回転数の出力に応じて決
定した排水時間を有する排水行程を追加して行うこと
で、回転数に応じて適切に水槽3内の泡量または排水の
残水量を自然排出することができ、その後に消泡および
希釈させながら排出することで、水槽3内でのさらなる
泡立ちを抑えることができ、次行程での脱水起動不良に
よるモータの異常温度上昇と大きな残水音、異常振動を
防止できる。
【0045】なお、本実施例では、水槽3内の泡または
排水の残水を検知した場合、中間脱水行程後に、排水行
程を追加して次行程に進んでいるが、排水行程の後に、
給水低回転脱水行程、または給水低回転脱水行程と排水
行程を複数回行ったてもよい。
【0046】(実施例4)図1における制御手段13
は、中間脱水行程での洗濯兼脱水槽1の回転数が、図6
に示すように、D1、D2、D3の場合で、水槽3内の泡
または排水の残水があると判定したとき、中間脱水行程
後に泡または排水の残水を排出させるため、回転数検知
手段17による回転数の出力に応じて、中間脱水行程後
に給水弁11を動作させながら、(表2)に示すよう
に、低回転脱水行程の時間と排水行程の時間を変更して
行うようにしている。他の構成は上記実施例1または2
と同じである。ただし、t11<t12<t13であり、t21
<t22<t23である。
【0047】
【表2】
【0048】上記構成において図8を参照しながら動作
を説明する。なお、図8のステップ30、31、ステッ
プ34からステップ41までの動作は上記実施例1また
は3の動作と同じであるので、説明を省略する。
【0049】ステップ43で、回転数V2と所定回転数
V02とを比較し、回転数V2が所定回転数V02以上の場
合は、水槽3内の泡または排水の残水が少ないと判断
し、次行程へ進む。ステップ43で回転数V2が所定回
転数V02未満の場合は、水槽3内の泡または排水の残水
が多いと判断してステップ56へ進む。
【0050】ステップ56で回転数V2に応じて、(表
2)に基づいて、低回転脱水行程の時間と排水行程の時
間を変更する。その後、上記実施例2と同様に、ステッ
プ44へ進み、給水弁11をオンして洗濯兼脱水槽1内
に給水しながら、ステップ45にて、モータ4と排水弁
5をオンすることにより低回転脱水行程を行う。ステッ
プ46で低回転脱水時間が経過すると、ステップ48で
給水弁11とモータ4をオフして排水行程に入る。ステ
ップ49で排水時間が経過すると、ステップ50で排水
行程を終了する。ステップ51で、ステップ44からス
テップ50までの動作を複数回(たとえば、2回)繰り
返した後、次行程に進む。
【0051】このように本実施例によれば、水槽3内の
泡または排水の残水を検知した場合、中間脱水行程後
に、回転数検知手段17による回転数の出力に応じて、
給水弁11を動作させながら低回転間欠脱水を行う時間
と排水行程の時間を変更することで、回転数に応じて適
切に消泡および希釈させながら排出することで、水槽3
内のさらなる泡立ちを確実に抑えることができるととも
に、回転数が高い場合は、時間短縮と節水が可能とな
る。
【0052】なお、本実施例では、水槽3内の泡または
排水の残水を検知した場合、給水弁11を動作させなが
ら低回転脱水を行っているが、給水弁11を動作させな
がら低回転間欠脱水を行ってもよい。
【0053】(実施例5)図1における制御手段13
は、中間脱水行程での洗濯兼脱水槽1の回転数が、図6
に示すように、D1、D2、D3の場合で、水槽3内の泡
または排水の残水があると判定したとき、中間脱水行程
後に泡または排水の残水を排出させるため、回転数検知
手段17による回転数の出力に応じて、中間脱水行程後
に給水弁11を動作させながら、(表3)に示すよう
に、低回転脱水と排水行程の回数を決定して行うように
している。他の構成は上記実施例1または2と同じであ
る。
【0054】
【表3】
【0055】上記構成において図9を参照しながら動作
を説明する。なお、図9のステップ30、31、ステッ
プ34からステップ41までの動作は上記実施例1また
は3の動作と同じであるので、説明を省略する。
【0056】図1における制御手段13は、水槽3内の
泡または排水の残水を検知したとき、残りの脱水行程時
間内はモータ4の駆動を停止し、自然排水行程としてい
る。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0057】ステップ43で、回転数V2と所定回転数
V02とを比較し、回転数V2が所定回転数V02以上の場
合は、水槽3内の泡または排水の残水が少ないと判断
し、次行程へ進む。ステップ43で回転数V2が所定回
転数V02未満の場合は、水槽3内の泡または排水の残水
が多いと判断してステップ57へ進む。
【0058】ステップ57で回転数V2に応じて、(表
3)に基づいて、低回転脱水行程と排水行程の回数を変
更する。その後、上記実施例2と同様に、ステップ44
へ進み、給水弁11をオンして洗濯兼脱水槽1内に給水
しながら、ステップ45にて、モータ4と排水弁5をオ
ンすることにより低回転脱水行程を行う。ステップ46
で低回転脱水時間が経過すると、ステップ48で給水弁
11とモータ4をオフして排水行程に入る。ステップ4
9で排水時間が経過すると、ステップ50で排水行程を
終了する。ステップ58で、ステップ44からステップ
50までの動作を(表3)に基づく回数繰り返した後、
次行程に進む。
【0059】このように本実施例によれば、水槽3内の
泡または排水の残水を検知した場合、中間脱水行程後
に、回転数検知手段17による回転数の出力に応じて、
給水弁11を動作させながら低回転間欠脱水と排水行程
の回数を決定して行うことで、回転数に応じた泡の発生
量を徐々に排出することができ、給水低回転脱水の泡の
進展を抑え、確実に排水することができるとともに、さ
らにモータ4への負荷低減を図ることができる。
【0060】なお、本実施例では、水槽3内の泡または
排水の残水を検知した場合、給水弁11を動作させなが
ら低回転脱水を行っているが、給水弁11を動作させな
がら低回転間欠脱水を行ってもよい。
【0061】(実施例6)図1における制御手段13
は、中間脱水行程での洗濯兼脱水槽1の回転数が、図6
に示すように、D1、D2、D3の場合で、水槽3内の泡
または排水の残水があると判定したとき、中間脱水行程
後に泡または排水の残水を排出させるため、回転数検知
手段17による回転数の出力に応じて、中間脱水行程後
に給水弁11を動作させながら低回転脱水を行ない、
(表4)に示すように、その脱水回転数を変更して行う
ようにしている。ただし、N1>N2>N3である。他の
構成は上記実施例1または2と同じである。
【0062】
【表4】
【0063】上記構成において図10を参照しながら動
作を説明する。なお、図10のステップ30、31、ス
テップ34からステップ41までの動作は上記実施例1
または3の動作と同じであるので、説明を省略する。
【0064】ステップ43で、回転数V2と所定回転数
V02とを比較し、回転数V2が所定回転数V02以上の場
合は、水槽3内の泡または排水の残水が少ないと判断
し、次行程へ進む。ステップ43で回転数V2が所定回
転数V02未満の場合は、水槽3内の泡または排水の残水
が多いと判断してステップ59へ進む。
【0065】ステップ59で回転数V2に応じて、(表
4)に基づいて、低回転脱水行程の回転数を決定し、上
記実施例1と同様に、ステップ44にて、給水弁11を
オンして洗濯兼脱水槽1内に給水しながら、ステップ4
5にて、モータ4と排水弁5をオンすることにより低回
転脱水行程を行う。ステップ46で低回転脱水時間が経
過すると、ステップ47で給水弁11、モータ4、排水
弁5をオフして給水低回転脱水行程を終了し、次行程に
進む。
【0066】このように本実施例によれば、水槽3内の
泡または排水の残水を検知した場合、中間脱水行程後
に、回転数検知手段17による回転数の出力に応じて、
給水弁11を動作させながら低回転間欠脱水行程の回転
数を決定して行うことで、泡の量に合わせた回転数によ
り、水槽3内の泡の進展を抑えながら時間短縮、省エネ
ルギー、節水を図ることができる。
【0067】なお、本実施例では、水槽3内の泡または
排水の残水を検知した場合、給水弁11を動作させなが
ら低回転脱水を行っているが、給水弁11を動作させな
がら低回転間欠脱水を行ってもよい。
【0068】(実施例7)図1における制御手段13
は、水槽1内の泡または排水の残水を検知した場合、中
間脱水行程後に泡または排水の残水を排出させるため、
中間脱水行程後に給水弁11を動作させながら低回転脱
水と排水行程とを行い、負荷量検知手段18による負荷
量の出力に応じて、(表5)に示すように、低回転間欠
脱水の時間と排水行程の時間を変更している。他の構成
は上記実施例1、2または4と同じである。
【0069】
【表5】
【0070】上記構成において図11を参照しながら動
作を説明する。なお、図11のステップ31、ステップ
34からステップ41までの動作は上記実施例1または
3の動作と同じであるので、説明を省略する。
【0071】ステップ60で動作を開始し、ステップ6
1で負荷量検知手段18により、モータ4を駆動した
後、通電を遮断したときの惰性回転時のモータ4の進相
コンデンサ19の両端の電圧からのパルス数により洗濯
兼脱水槽1内の負荷量を検知する。その後、ステップ6
2で洗濯行程を行い、ステップ63で排水行程を行った
後、ステップ31で間欠脱水行程に入る。
【0072】ステップ43で、回転数V2と所定回転数
V02とを比較し、回転数V2が所定回転数V02以上の場
合は、水槽3内の泡または排水の残水が少ないと判断
し、次行程へ進む。ステップ43で回転数V2が所定回
転数V02未満の場合は、水槽3内の泡または排水の残水
が多いと判断してステップ64へ進む。
【0073】ステップ64で負荷量に応じて、(表5)
に基づいて、低回転脱水行程の時間と排水行程の時間を
変更する。その後、上記実施例2と同様に、ステップ4
4へ進み、給水弁11をオンして洗濯兼脱水槽1内に給
水しながら、ステップ45にて、モータ4と排水弁5を
オンすることにより低回転脱水行程を行う。ステップ4
6で低回転脱水時間が経過すると、ステップ48で給水
弁11とモータ4をオフして排水行程に入る。ステップ
49で排水時間が経過すると、ステップ50で排水行程
を終了する。ステップ51で、ステップ44からステッ
プ50までの動作を複数回(たとえば、2回)繰り返し
た後、次行程に進む。
【0074】このように本実施例によれば、水槽3内の
泡または排水の残水を検知した場合、中間脱水行程後に
泡または排水の残水を排出させるため、負荷量検知手段
18による負荷量の出力に応じて、中間脱水行程後に給
水弁11を動作させながら低回転脱水を行う時間と排水
行程の時間を変更して行うようにしたことで、給水低回
転時に発生する負荷量に応じた泡または排水の残水を消
泡および希釈させながら排出することができる。
【0075】なお、本実施例では、水槽3内の泡または
排水の残水を検知した場合、給水弁11を動作させなが
ら低回転脱水を行っているが、給水弁11を動作させな
がら低回転間欠脱水を行ってもよい。
【0076】(実施例8)図1における制御手段13
は、水槽1内の泡または排水の残水を検知した場合、中
間脱水行程後に泡または排水の残水を排出させるため、
中間脱水行程後に給水弁11を動作させながら低回転脱
水と排水行程とを行い、負荷量検知手段18による負荷
量の出力に応じて、(表6)に示すように、低回転間欠
脱水と排水行程の回数を変更している。他の構成は上記
実施例1、2または5と同じである。
【0077】
【表6】
【0078】上記構成において図12を参照しながら動
作を説明する。なお、図12のステップ31、ステップ
34からステップ41までの動作は上記実施例1または
3の動作と同じであるので、説明を省略する。
【0079】ステップ60で動作を開始し、ステップ6
1で負荷量検知手段18により、モータ4を駆動した
後、通電を遮断したときの惰性回転時のモータ4の進相
コンデンサ19の両端の電圧からのパルス数により洗濯
兼脱水槽1内の負荷量を検知する。その後、ステップ6
2で洗濯行程を行い、ステップ63で排水行程を行った
後、ステップ31で間欠脱水行程に入る。
【0080】ステップ43で、回転数V2と所定回転数
V02とを比較し、回転数V2が所定回転数V02以上の場
合は、水槽3内の泡または排水の残水が少ないと判断
し、次行程へ進む。ステップ43で回転数V2が所定回
転数V02未満の場合は、水槽3内の泡または排水の残水
が多いと判断してステップ65へ進む。
【0081】ステップ65で負荷量に応じて、(表6)
に基づいて、低回転脱水行程と排水行程の回数を変更す
る。その後、上記実施例2と同様に、ステップ44へ進
み、給水弁11をオンして洗濯兼脱水槽1内に給水しな
がら、ステップ45にて、モータ4と排水弁5をオンす
ることにより低回転脱水行程を行う。ステップ46で低
回転脱水時間が経過すると、ステップ48で給水弁11
とモータ4をオフして排水行程に入る。ステップ49で
排水時間が経過すると、ステップ50で排水行程を終了
する。ステップ51で、ステップ44からステップ50
までの動作を所定回数繰り返した後、次行程に進む。
【0082】このように本実施例によれば、水槽3内の
泡または排水の残水を検知した場合、中間脱水行程後に
泡または排水の残水を排出させるため、負荷量検知手段
18による負荷量の出力に応じて、中間脱水行程後に給
水弁11を動作させながら低回転脱水と排水行程の回数
を決定して行うことで、負荷量に応じた給水低回転脱水
時の泡の発生量を泡を立てることなく排出することがで
き、給水低回転脱水の泡の進展を抑え、確実に排水する
ことができる。
【0083】なお、本実施例では、水槽3内の泡または
排水の残水を検知した場合、給水弁11を動作させなが
ら低回転脱水を行っているが、給水弁11を動作させな
がら低回転間欠脱水を行ってもよい。
【0084】(実施例9)図1における制御手段13
は、水槽1内の泡または排水の残水を検知した場合、中
間脱水行程後に泡または排水の残水を排出させるため、
中間脱水行程後に給水弁11を動作させながら低回転脱
水を行い、負荷量検知手段18による負荷量の出力に応
じて、(表7)に示すように、低回転間欠脱水の脱水回
転数を変更している。他の構成は上記実施例1、2また
は6と同じである。
【0085】
【表7】
【0086】上記構成において図13を参照しながら動
作を説明する。なお、図13のステップ31、ステップ
34からステップ41までの動作は上記実施例1または
3の動作と同じであるので、説明を省略する。
【0087】ステップ60で動作を開始し、ステップ6
1で負荷量検知手段18により、モータ4を駆動した
後、通電を遮断したときの惰性回転時のモータ4の進相
コンデンサ19の両端の電圧からのパルス数により洗濯
兼脱水槽1内の負荷量を検知する。その後、ステップ6
2で洗濯行程を行い、ステップ63で排水行程を行った
後、ステップ31で間欠脱水行程に入る。
【0088】ステップ43で、回転数V2と所定回転数
V02とを比較し、回転数V2が所定回転数V02以上の場
合は、水槽3内の泡または排水の残水が少ないと判断
し、次行程へ進む。ステップ43で回転数V2が所定回
転数V02未満の場合は、水槽3内の泡または排水の残水
が多いと判断してステップ67へ進む。
【0089】ステップ67で負荷量に応じて、(表7)
に基づいて、低回転脱水行程の脱水回転数を変更する。
その後、上記実施例1と同様に、ステップ44へ進み、
給水弁11をオンして洗濯兼脱水槽1内に給水しなが
ら、ステップ45にて、モータ4と排水弁5をオンする
ことにより低回転脱水行程を行う。ステップ46で低回
転脱水時間が経過すると、ステップ47で給水弁11、
モータ4、排水弁5をオフして給水低回転脱水行程を終
了し、次行程に進む。
【0090】このように本実施例によれば、水槽3内の
泡または排水の残水を検知した場合、中間脱水行程後に
泡または排水の残水を排出させるため、負荷量検知手段
18による負荷量の出力に応じて、中間脱水行程後に給
水弁11を動作させながら低回転脱水を行ない、その脱
水回転数を変更して行うことで、負荷量に応じた給水低
回転脱水時の泡の発生量を徐々に排出することで、給水
低回転脱水の泡の進展を抑え、確実に排水することがで
きるとともに、さらにモータ4への負荷低減を図ること
ができる。
【0091】なお、本実施例では、水槽3内の泡または
排水の残水を検知した場合、給水弁11を動作させなが
ら低回転脱水を行っているが、給水弁11を動作させな
がら低回転間欠脱水を行ってもよい。
【0092】なお、上記各実施例では、水槽3内の泡ま
たは排水の残水を検知した場合、中間脱水行程後に泡ま
たは排水の残水を排出させるため、負荷量検知手段18
による負荷量の出力、または回転数検知による回転数に
応じて、中間脱水行程後に給水弁11を動作させながら
低回転脱水または低回転間欠脱水と排水行程を行ない、
その低回転脱水と排水の時間、回数または脱水回転数を
変更して行うようにしているが、負荷量検知手段18に
よる負荷量の出力および回転数検知による回転数に応じ
て、中間脱水行程後に給水弁11を動作させながら、低
回転脱水または低回転間欠脱水と排水行程を行ない、そ
の低回転脱水と排水の時間、回数、給水時間、排水時
間、脱水回転数を変更して行うことにより、負荷量や回
転数に応じた泡の発生量を適切に消泡および希釈させな
がら排出することができ、水槽3内のさらなる泡立ちを
抑えることができ、さらには、一定なすすぎ効率となる
適切な時間で洗濯が終了することができる。
【0093】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、中央底部にパルセータを回転自在に配設
した洗濯兼脱水槽を内包した水槽と、防振装置を有し前
記水槽などを支持する吊り棒と、前記パルセーターまた
は洗濯兼脱水槽を駆動するモータと、前記モータの回転
数を検知する回転数検知手段と、前記洗濯兼脱水槽内に
給水する給水手段と、前記モータの動作を制御して洗
濯、すすぎ、脱水、給水、排水などの行程を制御する制
御手段とを備え、前記制御手段は、中間脱水行程におい
て、前記回転数検知手段により検知された前記洗濯兼脱
水槽の回転数に基づき前記水槽内の泡または排水の残水
を検知可能に構成し、泡または排水の残水を検知したと
き、中間脱水行程後に泡または排水の残水を排出させる
ため、前記給水手段を動作させながら低回転脱水または
低回転間欠脱水を追加して行なった後、ためすすぎ等の
次行程に進むようにしているので、中間脱水行程におい
て、洗濯物の条件、排水条件のばらつきなどによって水
槽の底部に泡または排水の残水が残ったとき、これを検
知して泡を消泡および希釈させながら排出することがで
き、次行程のすすぎが不十分になるのを防止することが
できる。
【0094】また、請求項2に記載の発明によれば、制
御手段は、水槽内の泡または排水の残水を検知した場
合、中間脱水行程後に泡または排水の残水を排出させる
ため、中間脱水行程後に給水手段を動作させながら低回
転脱水または低回転間欠脱水と排水行程を複数回追加し
て行った後、ためすすぎ等の次行程に進むように構成し
ているので、泡を消泡および希釈させながら排出するこ
とができるとともに、自然排水行程を加えることで、次
行程での水槽内でのさらなる泡立ちを抑えることがで
き、洗濯兼脱水槽の上部より泡が溢れ出るのを防止する
ことができる。
【0095】また、請求項3に記載の発明によれば、制
御手段は、水槽内の泡または排水の残水を検知した場
合、中間脱水行程後に泡または排水の残水を排出させる
ため、中間脱水行程後に、回転数検知手段による回転数
の出力に応じて決定した排水時間を有する排水行程を追
加して行うようにしているので、回転数に応じて適切に
水槽内の泡量または排水の残水量を自然排出し、その後
に消泡および希釈させながら排出することで、水槽内で
のさらなる泡立ちを抑えることができ、次行程での脱水
起動不良によるモータの異常温度上昇と大きな残水音、
異常振動を防止できる。
【0096】また、請求項4に記載の発明によれば、制
御手段は、水槽内の泡または排水の残水を検知した場
合、中間脱水行程後に泡または排水の残水を排出させる
ため、回転数検知手段による回転数の出力に応じて、中
間脱水行程後に給水手段を動作させながら低回転脱水ま
たは低回転間欠脱水を行う時間と排水行程の時間を変更
して行うようにしているので、回転数に応じて適切に消
泡および希釈させながら排出することで、水槽内のさら
なる泡立ちを確実に抑えることができるとともに、回転
数が高い場合は、時間短縮と節水が可能となる。
【0097】また、請求項5に記載の発明によれば、制
御手段は、水槽内の泡または排水の残水を検知した場
合、中間脱水行程後に泡または排水の残水を排出させる
ため、回転数検知手段による回転数の出力に応じて、中
間脱水行程後に給水手段を動作させながら低回転脱水ま
たは低回転間欠脱水と排水行程の回数を決定して行うよ
うにしているので、回転数に応じた泡の発生量を徐々に
排出することで、給水低回転脱水の泡の進展を抑え、確
実に排水することができるとともに、さらにモータへの
負荷低減を図ることができる。
【0098】また、請求項6に記載の発明によれば、制
御手段は、水槽内の泡または排水の残水を検知した場
合、中間脱水行程後に泡または排水の残水を排出させる
ため、回転数検知手段による回転数の出力に応じて、中
間脱水行程後に給水手段を動作させながら低回転脱水ま
たは低回転間欠脱水を行ない、その脱水回転数を変更し
て行うようにしているので、泡の量に合わせた回転数に
より、水槽内の泡の進展を抑えながら時間短縮、省エネ
ルギー、節水を図ることができる。
【0099】また、請求項7に記載の発明によれば、洗
濯兼脱水槽内の負荷量を検知する負荷量検知手段を備
え、制御手段は、水槽内の泡または排水の残水を検知し
た場合、中間脱水行程後に泡または排水の残水を排出さ
せるため、前記負荷量検知手段による負荷量の出力に応
じて、中間脱水行程後に給水手段を動作させながら低回
転脱水または低回転間欠脱水を行う時間と排水行程の時
間を変更して行うようにしているので、給水低回転時に
発生する負荷量に応じた泡または排水の残水を消泡およ
び希釈させながら排出することができる。
【0100】また、請求項8に記載の発明によれば、洗
濯兼脱水槽内の負荷量を検知する負荷量検知手段を備
え、制御手段は、水槽内の泡または排水の残水を検知し
た場合、中間脱水行程後に泡または排水の残水を排出さ
せるため、前記負荷量検知手段による負荷量の出力に応
じて、中間脱水行程後に給水手段を動作させながら低回
転脱水または低回転間欠脱水と排水行程の回数を決定し
て行うようにしているので、負荷量に応じた給水低回転
脱水時の泡の発生量を泡を立てることなく排出すること
で、給水低回転脱水の泡の進展を抑え、確実に排水する
ことができる。
【0101】また、請求項9に記載の発明によれば、洗
濯兼脱水槽内の負荷量を検知する負荷量検知手段を備
え、制御手段は、水槽内の泡または排水の残水を検知し
た場合、中間脱水行程後に泡または排水の残水を排出さ
せるため、前記負荷量検知手段による負荷量の出力に応
じて、中間脱水行程後に給水手段を動作させながら低回
転脱水または低回転間欠脱水を行ない、その脱水回転数
を変更して行うようにしているので、負荷量に応じた給
水低回転脱水時の泡の発生量を徐々に排出することで、
給水低回転脱水の泡の進展を抑え、確実に排水すること
ができるとともに、さらにモータへの負荷低減を図るこ
とができる。
【0102】また、請求項10に記載の発明によれば、
制御手段は、水槽内の泡または排水の残水を検知した場
合、中間脱水行程後に泡または排水の残水を排出させる
ため、前記負荷量検知手段による負荷量の出力および前
記回転数検知による回転数に応じて、中間脱水行程後に
前記給水手段を動作させながら低回転脱水または低回転
間欠脱水と排水行程を行ない、その低回転脱水と排水の
時間や回数や給水時間、排水時間、脱水回転数を変更し
て行うようにしているので、負荷量や回転数に応じた泡
の発生量を適切に消泡および希釈させながら排出するこ
とで、水槽内のさらなる泡立ちを抑えることができ、さ
らには、一定なすすぎ効率となる適切な時間で洗濯が終
了することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の脱水兼用洗濯機のブロ
ック回路図
【図2】同脱水兼用洗濯機の断面図
【図3】同脱水兼用洗濯機の要部動作タイムチャート
【図4】同脱水兼用洗濯機の要部動作フローチャート
【図5】本発明の第2の実施例の脱水兼用洗濯機の要部
動作フローチャート
【図6】本発明の第3の実施例の脱水兼用洗濯機の要部
動作タイムチャート
【図7】同脱水兼用洗濯機の要部動作フローチャート
【図8】本発明の第4の実施例の脱水兼用洗濯機の要部
動作フローチャート
【図9】本発明の第5の実施例の脱水兼用洗濯機の要部
動作フローチャート
【図10】本発明の第6の実施例の脱水兼用洗濯機の要
部動作フローチャート
【図11】本発明の第7の実施例の脱水兼用洗濯機の要
部動作フローチャート
【図12】本発明の第8の実施例の脱水兼用洗濯機の要
部動作フローチャート
【図13】本発明の第9の実施例の脱水兼用洗濯機の要
部動作フローチャート
【図14】従来の脱水兼用洗濯機の要部動作タイムチャ
ート
【符号の説明】
1 洗濯兼脱水槽 2 パルセータ 3 水槽 4 モータ 7 防振装置 8 吊り棒 11 給水弁(給水手段) 13 制御手段 17 回転数検知手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央底部にパルセータを回転自在に配設
    した洗濯兼脱水槽を内包した水槽と、防振装置を有し前
    記水槽などを支持する吊り棒と、前記パルセーターまた
    は洗濯兼脱水槽を駆動するモータと、前記モータの回転
    数を検知する回転数検知手段と、前記洗濯兼脱水槽内に
    給水する給水手段と、前記モータの動作を制御して洗
    濯、すすぎ、脱水、給水、排水などの行程を制御する制
    御手段とを備え、前記制御手段は、中間脱水行程におい
    て、前記回転数検知手段により検知された前記洗濯兼脱
    水槽の回転数に基づき前記水槽内の泡または排水の残水
    を検知可能に構成し、泡または排水の残水を検知したと
    き、中間脱水行程後に泡または排水の残水を排出させる
    ため、前記給水手段を動作させながら低回転脱水または
    低回転間欠脱水を追加して行なった後、ためすすぎ等の
    次行程に進むように構成した脱水兼用洗濯機。
  2. 【請求項2】 制御手段は、水槽内の泡または排水の残
    水を検知した場合、中間脱水行程後に泡または排水の残
    水を排出させるため、中間脱水行程後に給水手段を動作
    させながら低回転脱水または低回転間欠脱水と排水行程
    を複数回追加して行った後、ためすすぎ等の次行程に進
    むように構成した請求項1記載の脱水兼用洗濯機。
  3. 【請求項3】 制御手段は、水槽内の泡または排水の残
    水を検知した場合、中間脱水行程後に泡または排水の残
    水を排出させるため、中間脱水行程後に、回転数検知手
    段による回転数の出力に応じて決定した排水時間を有す
    る排水行程を追加して行うようにした請求項1または2
    記載の脱水兼用洗濯機。
  4. 【請求項4】 制御手段は、水槽内の泡または排水の残
    水を検知した場合、中間脱水行程後に泡または排水の残
    水を排出させるため、回転数検知手段による回転数の出
    力に応じて、中間脱水行程後に給水手段を動作させなが
    ら低回転脱水または低回転間欠脱水を行う時間と排水行
    程の時間を変更して行うようにした請求項1〜3のいず
    れか1項に記載の脱水兼用洗濯機。
  5. 【請求項5】 制御手段は、水槽内の泡または排水の残
    水を検知した場合、中間脱水行程後に泡または排水の残
    水を排出させるため、回転数検知手段による回転数の出
    力に応じて、中間脱水行程後に給水手段を動作させなが
    ら低回転脱水または低回転間欠脱水と排水行程の回数を
    決定して行うようにした請求項1〜3のいずれか1項に
    記載の脱水兼用洗濯機。
  6. 【請求項6】 制御手段は、水槽内の泡または排水の残
    水を検知した場合、中間脱水行程後に泡または排水の残
    水を排出させるため、回転数検知手段による回転数の出
    力に応じて、中間脱水行程後に給水手段を動作させなが
    ら低回転脱水または低回転間欠脱水を行ない、その脱水
    回転数を変更して行うようにした請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載の脱水兼用洗濯機。
  7. 【請求項7】 洗濯兼脱水槽内の負荷量を検知する負荷
    量検知手段を備え、制御手段は、水槽内の泡または排水
    の残水を検知した場合、中間脱水行程後に泡または排水
    の残水を排出させるため、前記負荷量検知手段による負
    荷量の出力に応じて、中間脱水行程後に給水手段を動作
    させながら低回転脱水または低回転間欠脱水を行う時間
    と排水行程の時間を変更して行うようにした請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の脱水兼用洗濯機。
  8. 【請求項8】 洗濯兼脱水槽内の負荷量を検知する負荷
    量検知手段を備え、制御手段は、水槽内の泡または排水
    の残水を検知した場合、中間脱水行程後に泡または排水
    の残水を排出させるため、前記負荷量検知手段による負
    荷量の出力に応じて、中間脱水行程後に給水手段を動作
    させながら低回転脱水または低回転間欠脱水と排水行程
    の回数を決定して行うようにした請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載の脱水兼用洗濯機。
  9. 【請求項9】 洗濯兼脱水槽内の負荷量を検知する負荷
    量検知手段を備え、制御手段は、水槽内の泡または排水
    の残水を検知した場合、中間脱水行程後に泡または排水
    の残水を排出させるため、前記負荷量検知手段による負
    荷量の出力に応じて、中間脱水行程後に給水手段を動作
    させながら低回転脱水または低回転間欠脱水を行ない、
    その脱水回転数を変更して行うようにした請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の脱水兼用洗濯機。
  10. 【請求項10】 制御手段は、水槽内の泡または排水の
    残水を検知した場合、中間脱水行程後に泡または排水の
    残水を排出させるため、前記負荷量検知手段による負荷
    量の出力および前記回転数検知による回転数に応じて、
    中間脱水行程後に前記給水手段を動作させながら低回転
    脱水または低回転間欠脱水と排水行程を行ない、その低
    回転脱水と排水の時間や回数や給水時間、排水時間、脱
    水回転数を変更して行うようにした請求項1〜9のいず
    れか1項に記載の脱水兼用洗濯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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