JP2003326076A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2003326076A
JP2003326076A JP2002135140A JP2002135140A JP2003326076A JP 2003326076 A JP2003326076 A JP 2003326076A JP 2002135140 A JP2002135140 A JP 2002135140A JP 2002135140 A JP2002135140 A JP 2002135140A JP 2003326076 A JP2003326076 A JP 2003326076A
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JP
Japan
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washing
dehydrating tub
tub
detergent
dehydrating
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Application number
JP2002135140A
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English (en)
Inventor
Ryuta Yazawa
龍太 矢澤
Shinji Matsuoka
真二 松岡
Koichi Kubo
光市 久保
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗剤泡の作用によって汚れの除去を効率的に
行う洗濯機において、洗剤泡の吐出時間を洗濯兼脱水槽
内の洗濯物の量に応じて変更することにより、洗濯兼脱
水槽から洗剤泡が溢れ出ることを防止する。 【解決手段】 外槽1内に回転自在に設けた洗濯兼脱水
槽3の内底部に攪拌翼2を回転自在に設け、洗濯兼脱水
槽3および撹拌翼2をモータ6により駆動し、制御手段
によりモータ6などの動作を制御し行程を制御する。制
御手段は、洗濯兼脱水槽3内に上方から洗剤泡をかける
行程を有し、洗濯兼脱水槽3内の洗濯物の量を検知する
布量検知手段の出力に応じて洗剤泡の吐出時間を変更可
能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗剤泡の作用によ
って汚れの除去を効率的に行う洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、代表的な洗濯機は、パルセーター
と呼ばれる撹拌翼を回転させて洗濯するものであり、こ
の種の洗濯機の構成を図7を参照しながら説明する。
【0003】図7に示すように、外槽1は、底部に撹拌
翼2を回転自在に配設した洗濯兼脱水槽3を内包し、吊
り棒4により洗濯機外枠5に吊り下げている。モータ6
は、Vベルト7および減速機構兼クラッチ8を介して、
撹拌翼2または洗濯兼脱水槽3を駆動する。排水弁9は
洗濯兼脱水槽3内の洗濯水を排水し、給水弁10は洗濯
兼脱水槽3内に給水するものである。
【0004】洗濯兼脱水槽3の上部に脱水時の振動を低
減させるための流体バランサー11を設けている。制御
装置12は、モータ6、排水弁9、給水弁10などを制
御して、洗濯、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御するも
のである。
【0005】カバー体13は、外槽1の上部に設け、泡
吐出部14を形成するものであり、泡吐出部14は、洗
濯兼脱水槽3内方向に開口している。外槽1の一部を仕
切って縦方向に長い通路15を形成し、この通路15の
底部を外槽1の内底部と連通させ、通路15の上部は、
カバー体13に形成した泡吐出部14に連通している。
通路15の底部に発泡体16を設け、この発泡体16
は、ホース17を通してポンプ18と連通している。
【0006】上記構成において動作を説明すると、洗濯
兼脱水槽3内に洗濯物と洗剤を投入して運転を開始する
と、制御装置12は、給水弁10を作動させて給水を開
始し、同時に、洗濯兼脱水槽3の回転を始める。洗濯兼
脱水槽3内の水位が設定水位に達するまでの間、洗濯兼
脱水槽3を駆動する。このように洗濯兼脱水槽3を回転
しながら給水を行った場合、洗濯兼脱水槽3の回転によ
って生じる撹拌力によって、投入された洗剤が溶解す
る。
【0007】設定水位に達した時点で給水弁10の動作
を停止し、制御装置12によってポンプ18を作動し
て、通路15の底部に設けた洗濯水中の発泡体16にホ
ース17を通して空気が送られる。この結果、図7に示
すように、発泡体16に送られた空気は、発泡体16か
ら出るときに気泡となって上昇し、洗濯水面に達して洗
剤泡が発生する。洗剤泡は通路15を通って上昇し、カ
バー体13の泡吐出部14から洗濯兼脱水槽3内の洗濯
物にかけられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
成の洗濯機の場合、洗濯兼脱水槽3内の洗濯物にかけら
れる洗剤泡の吐出時間を、すべて同じ時間に設定してし
まうと、洗濯物の量を洗濯兼脱水槽3の許容量近く投入
した場合、投入した洗剤泡が洗濯兼脱水槽3から溢れ出
てしまい、床面を濡らしてしまうといった問題を有して
いた。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、洗剤
泡の吐出時間を洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量に応じて変
更することにより、洗濯兼脱水槽から洗剤泡が溢れ出る
のを防止することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、外槽内に回転自在に設けた洗濯兼脱水槽の
内底部に撹拌翼を回転自在に設け、洗濯兼脱水槽および
撹拌翼を駆動手段により駆動し、制御手段により駆動手
段などの動作を制御し行程を制御するよう構成し、制御
手段は、洗濯兼脱水槽内に上方から洗剤泡をかける行程
を有し、洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を検知する布量検
知手段の出力に応じて洗剤泡の吐出時間を変更可能とし
たものである。
【0011】これにより、洗剤泡の吐出時間を洗濯兼脱
水槽内の洗濯物の量に応じて変えることにより、洗濯兼
脱水槽から洗剤泡が溢れ出るのを防止することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、外槽内に回転自在に設けた洗濯兼脱水槽と、この洗
濯兼脱水槽の内底部に回転自在に設けた撹拌翼と、前記
洗濯兼脱水槽および撹拌翼を駆動する駆動手段と、前記
駆動手段などの動作を制御し行程を制御する制御手段
と、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を検知する布量検
知手段とを備え、前記制御手段は、前記洗濯兼脱水槽内
に上方から洗剤泡をかける行程を有し、前記布量検知手
段の出力に応じて洗剤泡の吐出時間を変更可能としたも
のであり、洗剤泡の吐出時間を洗濯兼脱水槽内の洗濯物
の量に応じて変えることにより、洗濯兼脱水槽から洗剤
泡が溢れ出るのを防止することができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、外槽内に回転自
在に設けた洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽の内底部
に回転自在に設けた撹拌翼と、前記洗濯兼脱水槽および
撹拌翼を駆動する駆動手段と、前記駆動手段などの動作
を制御し行程を制御する制御手段と、前記外槽および前
記洗濯兼脱水槽内の水温を検知する水温検知手段とを備
え、前記制御手段は、前記洗濯兼脱水槽内に上方から洗
剤泡をかける行程を有し、前記水温検知手段の出力に応
じて洗剤泡の吐出時間を変更可能としたものであり、洗
剤泡の吐出時間を外槽および洗濯兼脱水槽内の水温に応
じて変えることにより、洗濯兼脱水槽から洗剤泡が溢れ
出るのを防止することができる。
【0014】請求項3に記載の発明は、外槽内に回転自
在に設けた洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽の内底部
に回転自在に設けた撹拌翼と、前記洗濯兼脱水槽および
撹拌翼を駆動する駆動手段と、前記駆動手段などの動作
を制御し行程を制御する制御手段と、洗剤泡を発生させ
る空気を吐出するポンプの電圧を検知する電圧検知手段
とを備え、前記制御手段は、前記洗濯兼脱水槽内に上方
から洗剤泡をかける行程を有し、前記電圧検知手段の出
力に応じて洗剤泡の吐出時間を変更可能としたものであ
り、洗剤泡の吐出時間を洗剤泡を発生させる空気を吐出
するポンプの電圧に応じて変えることにより、洗濯兼脱
水槽から洗剤泡が溢れ出るのを防止することができる。
【0015】請求項4に記載の発明は、外槽内に回転自
在に設けた洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽の内底部
に回転自在に設けた撹拌翼と、前記洗濯兼脱水槽および
撹拌翼を駆動する駆動手段と、前記駆動手段などの動作
を制御し行程を制御する制御手段とを備え、前記制御手
段は、前記洗濯兼脱水槽内に上方から洗剤泡をかける行
程を有し、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を検知する
布量検知手段、前記外槽および前記洗濯兼脱水槽内の水
温を検知する水温検知手段、洗剤泡を発生させる空気を
吐出するポンプの電圧を検知する電圧検知手段の少なく
とも2つの検知手段の出力に応じて洗剤泡の吐出時間を
変更可能としたものであり、洗剤泡の吐出時間を、洗濯
兼脱水槽内の洗濯物の量、外槽および洗濯兼脱水槽内の
水温、洗剤泡を発生させる空気を吐出するポンプの電圧
の少なくとも2つに応じて変えることにより、洗濯兼脱
水槽から洗剤泡が溢れ出るのを防止することができる。
また、1つの検知手段が故障などで動作しなくても、他
の検知手段の出力に応じて洗剤泡の吐出時間を変更する
ことで、洗濯兼脱水槽から洗剤泡が溢れ出るのを防止す
ることができ、より安全性を向上することができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、制御手段は、洗剤泡の吐出時
間を複数回に分けて吐出するようにしたものであり、洗
濯兼脱水槽から洗剤泡が溢れ出るのを防止することがで
きる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0018】(実施例1)図1および図2に示すよう
に、制御装置19は、マイクロコンピューターで構成し
た制御手段20を有し、パワースイッチング手段21を
介してモータ(駆動手段)6、排水弁9、給水弁10、
ポンプ18などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水な
どの一連の行程を逐次制御する。入力設定手段22は、
運転コース等を設定するもので、制御手段20は入力設
定手段22からの情報を入力して、その情報を基に表示
手段23で表示して使用者に知らせる。記憶手段24
は、制御手段20により制御するのに必要なデータを記
憶している。なお、25は商用電源、26は電源スイッ
チである。
【0019】回転検知手段27はホールICなどで構成
し、モータ6に取り付けて、モータ6の回転を検知する
ものである。布量検知手段28は、洗濯兼脱水槽3内の
洗濯物の量を検知するもので、回転検知手段27の出力
を入力し、モータ6により撹拌翼2を駆動した後、駆動
を停止したときの撹拌翼2の回転数の低下度合いにより
洗濯兼脱水槽3内の洗濯物の量を検知する。水位検知手
段29は洗濯兼脱水槽3内の水位を検知するもので、そ
の出力を制御手段20に入力している。
【0020】制御手段20は、布量検知手段28の信号
を受けて複数存在する洗濯パターンや洗濯水位をどのパ
ターンに設定するか決定するようにしている。
【0021】ここで、制御手段20は、洗濯行程におい
て、ポンプ18を動作させて洗剤泡を、カバー体13の
泡吐出部14から洗濯兼脱水槽3内の洗濯物にかける行
程を有している。また、制御手段20は、布量検知手段
28の出力に応じて洗剤泡の吐出行程の時間を変更可能
としている。
【0022】上記構成において動作を説明すると、洗濯
兼脱水槽3内に洗濯物と洗剤を投入して運転を開始する
と、制御手段20によってモータ6を作動して撹拌翼2
を駆動し、洗濯物を一定時間撹拌する。このとき、回転
検知手段27に生じる信号は布量検知手段28に送ら
れ、その信号によって洗濯兼脱水槽3内の洗濯物の布量
を検知する。
【0023】布量検知手段28によって洗濯物の量を検
知した後、制御手段20は洗濯物の量に応じた洗濯時の
水位を設定し、給水弁10を作動させて給水を開始し、
同時に、洗濯兼脱水槽3が回転を始める。水位検知手段
29により検知した洗濯兼脱水槽3内の水位が設定水位
に達するまでの間、洗濯兼脱水槽3を駆動する。このよ
うに洗濯兼脱水槽3を回転しながら給水を行った場合、
洗濯兼脱水槽3の回転によって生じる撹拌力によって、
投入された洗剤が溶解する。
【0024】水位検知手段29により検知した水位が設
定水位に達した時点で給水弁10の動作を停止し、制御
手段20によってポンプ18を作動して、通路15の底
部に設けた洗濯水中の発泡体16にホース17を通して
空気が送られる。この結果、図1に示すように、発泡体
16に送られた空気は、発泡体16から出るときに気泡
となって上昇し、洗濯水面に達して洗剤泡が発生する。
洗剤泡は通路15を通って上昇し、カバー体13の泡吐
出部14から洗濯兼脱水槽3内の洗濯物にかけられる。
【0025】ここで、ポンプ18を作動して空気を吐出
する吐出時間と洗剤泡の量との関係は、図3に示すよう
に、略比例をしており、布量が多い場合、すなわち布量
検知手段28の出力により洗濯兼脱水槽3内の洗濯物の
量が許容量に近い布量と検知した場合、ポンプ18の動
作時間を、布量が少ないときの動作時間t1よりも短い
時間t2(t1>t2)動作する。
【0026】このことにより、布量が多い場合は、洗剤
泡の量を少なくすることができ、洗濯兼脱水槽3から洗
剤泡が溢れ出るのを防止することができる。
【0027】(実施例2)図4に示すように、水温検知
手段30は、外槽1の外底部に設け、外槽1および洗濯
兼脱水槽3内の水温を検知するもので、その出力を制御
装置31を構成する制御手段32に入力している。制御
手段32は、水温検知手段30の出力に応じて、ポンプ
18の動作時間(洗剤泡の吐出時間)を変更可能として
いる。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0028】上記構成において動作を説明すると、洗濯
兼脱水槽3内に洗濯物と洗剤を投入して運転を開始する
と、給水弁10を作動させて給水を開始し、同時に、洗
濯兼脱水槽3が回転を始める。水位検知手段29により
検知した洗濯兼脱水槽3内の水位が設定水位に達するま
での間、洗濯兼脱水槽3を駆動する。このように洗濯兼
脱水槽3を回転しながら給水を行った場合、洗濯兼脱水
槽3の回転によって生じる撹拌力によって、投入された
洗剤が溶解する。
【0029】水位検知手段29により検知した水位が設
定水位に達した時点で給水弁10の動作を停止し、上記
実施例1と同様に、制御手段32によってポンプ18を
作動して、通路15の底部に設けた洗濯水中の発泡体1
6にホース17を通して空気が送られる。この結果、発
泡体16に送られた空気は、発泡体16から出るときに
気泡となって上昇し、洗濯水面に達して洗剤泡が発生す
る。洗剤泡は通路15を通って上昇し、カバー体13の
泡吐出部14から洗濯兼脱水槽3内の洗濯物にかけられ
る。
【0030】ここで、外槽1および洗濯兼脱水槽3内の
水温が高くなると、洗剤は泡立ちやすくなるため、水温
検知手段30の出力により、通常設定温度(例えば0℃
〜20℃)より水温が高い場合、通常ポンプ動作時間よ
り短時間動作させる。逆に、通常設定温度より低い場合
は、ポンプ動作時間を長くする。
【0031】このことにより、水温が高い場合、洗剤が
泡立ちやすくても、ポンプ動作時間を短時間とすること
で、洗剤泡の量を少なくすることができ、洗濯兼脱水槽
3から洗剤泡が溢れ出るのを防止することができる。
【0032】(実施例3)図5に示すように、電圧検知
手段33は、ポンプ18の電圧を検知するもので、その
出力を制御装置34を構成する制御手段35に入力して
いる。制御手段35は、電圧検知手段33の出力に応じ
て、ポンプ18の動作時間(洗剤泡の吐出時間)を変更
可能としている。他の構成は上記実施例1または2と同
じである。
【0033】上記構成において動作を説明する。なお、
洗剤泡を洗濯兼脱水槽3内の洗濯物にかけるまでの動作
は上記実施例2の動作と同じであるので説明を省略す
る。
【0034】ポンプ18にかかる電圧が通常設定電圧
(例えば95V〜100V)より高くなると、ポンプ1
8の回転数が高くなり、同じポンプ動作時間でも洗剤泡
の吐出量が多くなるため、電圧検知手段33の出力によ
りポンプ18の電圧が通常設定電圧より高い場合、通常
ポンプ動作時間より短時間動作させる。
【0035】このことにより、ポンプ18の電圧が高い
場合、洗剤泡の吐出量が多くなっても、通常ポンプ動作
時間より短時間動作させることで、洗剤泡の量を少なく
することができ、洗濯兼脱水槽3から洗剤泡が溢れ出る
のを防止することができる。
【0036】(実施例4)図6に示すように、制御装置
36を構成する制御手段37は、布量検知手段28の出
力、または水温検知手段30の出力、または電圧検知手
段33の出力に応じて、ポンプ18の動作時間(洗剤泡
の吐出時間)を変更可能としている。他の構成は上記実
施例1〜3と同じである。
【0037】上記構成において動作を説明する。なお、
洗剤泡を洗濯兼脱水槽3内の洗濯物にかけるまでの動作
は上記実施例1の動作と同じであるので説明を省略す
る。
【0038】布量検知手段28の出力により洗濯兼脱水
槽3内の洗濯物の量が許容量に近い布量と検知した場
合、または、水温検知手段30の出力により通常設定温
度より水温が高いと検知した場合、または、電圧検知手
段33の出力によりポンプ18の通常設定電圧より電圧
が高い場合は、制御装置36を構成する制御手段37
は、ポンプ18を設定時間より短い時間動作させる。
【0039】このことにより、洗剤泡の量を少なくする
ことができ、洗濯兼脱水槽3から洗剤泡が溢れ出ること
を防止することができる。
【0040】なお、本実施例では、制御手段37は、布
量検知手段28の出力、または水温検知手段30の出
力、または電圧検知手段33の出力に応じて、ポンプ1
8の動作時間を変更可能としているが、布量検知手段2
8、水温検知手段30、電圧検知手段33のいずれか2
つの検知手段の出力に応じて、ポンプ18の動作時間を
変更可能としてもよく、同様に作用効果を得ることがで
きる。
【0041】(実施例5)図6に示す制御手段37は、
洗剤泡の吐出時間を複数回に分けて吐出するようにして
いる。他の構成は上記実施例1〜4と同じである。
【0042】上記構成において動作を説明する。なお、
洗剤泡を洗濯兼脱水槽3内の洗濯物にかけるまでの動作
は上記実施例1の動作と同じであるので説明を省略す
る。
【0043】布量検知手段28の出力により洗濯兼脱水
槽3内の洗濯物の量が許容量に近い布量と検知した場
合、または、水温検知手段30の出力により通常設定温
度より水温が高いと検知した場合、または、電圧検知手
段33の出力によりポンプ18の通常設定電圧より電圧
が高い場合は、ポンプ18を設定時間より短い時間動作
させた後、撹拌翼2または洗濯兼脱水槽3を回転させ
て、洗濯物の上面に溜まった泡を一旦洗濯物に行きわた
らすとともに、洗濯物の上面に溜まった泡の量を減らし
た後、引き続きポンプ18を動作させる。
【0044】この動作を複数回行うことにより、洗濯物
の投入量、水温、ポンプ18の電圧などの条件にかかわ
らず、同じ量の洗剤泡を洗濯兼脱水槽3内に吐出するこ
とができ、洗濯兼脱水槽3の洗濯物を泡にまみれた状態
にできるとともに、洗濯兼脱水槽3から洗剤泡が溢れ出
るのを防止することができる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、外槽内に回転自在に設けた洗濯兼脱水槽
と、この洗濯兼脱水槽の内底部に回転自在に設けた撹拌
翼と、前記洗濯兼脱水槽および撹拌翼を駆動する駆動手
段と、前記駆動手段などの動作を制御し行程を制御する
制御手段と、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を検知す
る布量検知手段とを備え、前記制御手段は、前記洗濯兼
脱水槽内に上方から洗剤泡をかける行程を有し、前記布
量検知手段の出力に応じて洗剤泡の吐出時間を変更可能
としたから、洗剤泡の吐出時間を洗濯兼脱水槽内の洗濯
物の量に応じて変えることにより、洗濯兼脱水槽から洗
剤泡が溢れ出るのを防止することができる。
【0046】また、請求項2に記載の発明によれば、外
槽内に回転自在に設けた洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱
水槽の内底部に回転自在に設けた撹拌翼と、前記洗濯兼
脱水槽および撹拌翼を駆動する駆動手段と、前記駆動手
段などの動作を制御し行程を制御する制御手段と、前記
外槽および前記洗濯兼脱水槽内の水温を検知する水温検
知手段とを備え、前記制御手段は、前記洗濯兼脱水槽内
に上方から洗剤泡をかける行程を有し、前記水温検知手
段の出力に応じて洗剤泡の吐出時間を変更可能としたか
ら、洗剤泡の吐出時間を外槽および洗濯兼脱水槽内の水
温に応じて変えることにより、洗濯兼脱水槽から洗剤泡
が溢れ出るのを防止することができる。
【0047】また、請求項3に記載の発明によれば、外
槽内に回転自在に設けた洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱
水槽の内底部に回転自在に設けた撹拌翼と、前記洗濯兼
脱水槽および撹拌翼を駆動する駆動手段と、前記駆動手
段などの動作を制御し行程を制御する制御手段と、洗剤
泡を発生させる空気を吐出するポンプの電圧を検知する
電圧検知手段とを備え、前記制御手段は、前記洗濯兼脱
水槽内に上方から洗剤泡をかける行程を有し、前記電圧
検知手段の出力に応じて洗剤泡の吐出時間を変更可能と
したから、洗剤泡の吐出時間を洗剤泡を発生させる空気
を吐出するポンプの電圧に応じて変えることにより、洗
濯兼脱水槽から洗剤泡が溢れ出るのを防止することがで
きる。
【0048】また、請求項4に記載の発明によれば、外
槽内に回転自在に設けた洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱
水槽の内底部に回転自在に設けた撹拌翼と、前記洗濯兼
脱水槽および撹拌翼を駆動する駆動手段と、前記駆動手
段などの動作を制御し行程を制御する制御手段とを備
え、前記制御手段は、前記洗濯兼脱水槽内に上方から洗
剤泡をかける行程を有し、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物
の量を検知する布量検知手段、前記外槽および前記洗濯
兼脱水槽内の水温を検知する水温検知手段、洗剤泡を発
生させる空気を吐出するポンプの電圧を検知する電圧検
知手段の少なくとも2つの検知手段の出力に応じて洗剤
泡の吐出時間を変更可能としたから、洗剤泡の吐出時間
を、洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量、外槽および洗濯兼脱
水槽内の水温、洗剤泡を発生させる空気を吐出するポン
プの電圧の少なくとも2つに応じて変えることにより、
洗濯兼脱水槽から洗剤泡が溢れ出るのを防止することが
できる。
【0049】また、請求項5に記載の発明によれば、制
御手段は、洗剤泡の吐出時間を複数回に分けて吐出する
ようにしたから、洗濯兼脱水槽から洗剤泡が溢れ出るの
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機の縦断面図
【図2】同洗濯機のブロック回路図
【図3】同洗濯機の洗剤泡の吐出時間と量との関係特性
【図4】本発明の第2の実施例の洗濯機のブロック回路
【図5】本発明の第3の実施例の洗濯機のブロック回路
【図6】本発明の第4の実施例の洗濯機のブロック回路
【図7】従来の洗濯機の縦断面図
【符号の説明】
1 外槽 2 撹拌翼 3 洗濯兼脱水槽 6 モータ(駆動手段) 20 制御手段 28 布量検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保 光市 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA01 AA21 BA28 CA06 CB06 CB47 DB13 GB09 HB06 KA02 KA12 KB08 LA12 LB02 LC02 MA02 MA05 MA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外槽内に回転自在に設けた洗濯兼脱水槽
    と、この洗濯兼脱水槽の内底部に回転自在に設けた撹拌
    翼と、前記洗濯兼脱水槽および撹拌翼を駆動する駆動手
    段と、前記駆動手段などの動作を制御し行程を制御する
    制御手段と、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を検知す
    る布量検知手段とを備え、前記制御手段は、前記洗濯兼
    脱水槽内に上方から洗剤泡をかける行程を有し、前記布
    量検知手段の出力に応じて洗剤泡の吐出時間を変更可能
    とした洗濯機。
  2. 【請求項2】 外槽内に回転自在に設けた洗濯兼脱水槽
    と、この洗濯兼脱水槽の内底部に回転自在に設けた撹拌
    翼と、前記洗濯兼脱水槽および撹拌翼を駆動する駆動手
    段と、前記駆動手段などの動作を制御し行程を制御する
    制御手段と、前記外槽および前記洗濯兼脱水槽内の水温
    を検知する水温検知手段とを備え、前記制御手段は、前
    記洗濯兼脱水槽内に上方から洗剤泡をかける行程を有
    し、前記水温検知手段の出力に応じて洗剤泡の吐出時間
    を変更可能とした洗濯機。
  3. 【請求項3】 外槽内に回転自在に設けた洗濯兼脱水槽
    と、この洗濯兼脱水槽の内底部に回転自在に設けた撹拌
    翼と、前記洗濯兼脱水槽および撹拌翼を駆動する駆動手
    段と、前記駆動手段などの動作を制御し行程を制御する
    制御手段と、洗剤泡を発生させる空気を吐出するポンプ
    の電圧を検知する電圧検知手段とを備え、前記制御手段
    は、前記洗濯兼脱水槽内に上方から洗剤泡をかける行程
    を有し、前記電圧検知手段の出力に応じて洗剤泡の吐出
    時間を変更可能とした洗濯機。
  4. 【請求項4】 外槽内に回転自在に設けた洗濯兼脱水槽
    と、この洗濯兼脱水槽の内底部に回転自在に設けた撹拌
    翼と、前記洗濯兼脱水槽および撹拌翼を駆動する駆動手
    段と、前記駆動手段などの動作を制御し行程を制御する
    制御手段とを備え、前記制御手段は、前記洗濯兼脱水槽
    内に上方から洗剤泡をかける行程を有し、前記洗濯兼脱
    水槽内の洗濯物の量を検知する布量検知手段、前記外槽
    および前記洗濯兼脱水槽内の水温を検知する水温検知手
    段、洗剤泡を発生させる空気を吐出するポンプの電圧を
    検知する電圧検知手段の少なくとも2つの検知手段の出
    力に応じて洗剤泡の吐出時間を変更可能とした洗濯機。
  5. 【請求項5】 制御手段は、洗剤泡の吐出時間を複数回
    に分けて吐出するようにした請求項1〜4のいずれか1
    項に記載の洗濯機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7802335B2 (en) * 2007-10-12 2010-09-28 General Electric Company Bulk dispense user adjustable controls
US8056747B2 (en) 2007-10-12 2011-11-15 General Electric Company Removable tank for laundry bulk dispenser system
US8056374B2 (en) 2007-10-12 2011-11-15 General Electric Company Multiple compartments wash additives auto-dispenser in washer or dryer pedestal

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