JP3539173B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗濯時の機械力による衣類の損傷や絡みを極力少なくすると共に、洗濯水の効果的な作用によって汚れの除去を効率的に行う洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からの代表的な洗濯方式の一つであるパルセーター式洗濯機の構成を図15を参照しながら説明する。
【0003】
図15に示すように、外槽30は、底部に撹拌翼31を回転自在に配設した洗濯兼脱水槽32を内包し、吊り棒33により洗濯機外枠34に吊り下げている。モータ35は、Vベルト36および減速機構兼クラッチ37を介して、撹拌翼31または洗濯兼脱水槽32を駆動する。排水弁38は洗濯兼脱水槽32内の洗濯水を排水し、給水弁39は洗濯兼脱水槽32内に給水するものである。洗濯兼脱水槽32には脱水時の振動を低減させるための流体バランサー40を設け、洗濯兼脱水槽32の上部には蓋41を配設している。制御装置42は、モータ35、排水弁38、給水弁39などを制御して、洗濯、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御するものである。
【0004】
上記構成において動作を説明すると、洗濯兼脱水槽32に洗濯物と所定量の洗剤を投入した後、洗濯を開始すると制御装置42により給水弁39が制御されて洗濯兼脱水槽32内に所定量の水が給水され、その後制御装置42により、モータ35が制御されて撹拌翼31が回転する。撹拌翼31の回転によって洗濯兼脱水槽32内の洗濯物と水とが撹拌され、この撹拌によって洗剤が徐々に溶解して洗濯水となり、洗濯物の汚れに作用することとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この構成の洗濯機の場合、投入された洗剤を溶解するために、撹拌翼31を高速で回転させて洗濯物や水を撹拌するのが一般的であり、この場合、洗濯物に過度の機械力が加わらないようにするため、洗濯兼脱水槽32に所定量の水を給水してから撹拌翼31による撹拌を行っていた。
【0006】
つまり、所定量の水が給水されるまでは撹拌翼31を撹拌させないため、この給水時間は洗濯物の汚れ除去の観点からは、意味を持たないものとなっていた。また、給水された水は洗濯物にそのまましみ込むことになり、この場合、撹拌開始によって溶解しはじめた洗剤が、洗濯物全体に浸透し、汚れ除去に必要な濃度に均一化されるまで所定の時間が必要となり、この場合も汚れ除去の観点からすると無駄な時間となっていた。
【0007】
また、洗剤が洗濯物に十分に作用していない状態から撹拌翼31による撹拌を開始することは、洗濯物の傷みという観点からも、非効率である。つまり、洗濯物に洗剤がしみ込んでいない状態で洗濯物を撹拌すると大きな摩擦力が洗濯物表面に加わることになり、その結果として洗濯物表面に毛羽立ちなどの傷みが生じてしまうという問題点があった。
【0008】
本発明は上記課題を解決するもので、撹拌翼を回転させることなく給水開始と同時に洗剤を溶解し、また、溶解した洗濯水を撹拌翼を回転させることなくまんべんに洗濯物へと散水することで洗濯時間の有効活用、および洗浄力の確保や洗いむらの低減を行うと共に、洗濯物に加える摩擦力を少なくすることで洗濯物の損傷や絡みを低減し、さらに機体に無理な負荷を加えることなく使用することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、外槽内に洗濯兼脱水槽を回転自在に設け、この洗濯兼脱水槽の内底部に撹拌翼を回転自在に設け、洗濯兼脱水槽および撹拌翼を駆動手段により駆動し、制御手段により洗濯兼脱水槽内に給水する給水手段、駆動手段などの動作を制御して行程を制御するよう構成し、制御手段は、洗濯兼脱水槽内に給水しながら洗濯兼脱水槽をその上端からその内部に洗濯水が散水されない回転数で回転させる第1の行程と、洗濯兼脱水槽の回転により外槽と洗濯兼脱水槽の間の洗濯水が上昇し、洗濯兼脱水槽の上端からその内部へ前記洗濯水が散水され、この散水された洗濯水が前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の中を通過し、この洗濯水の通過により、前記洗濯物に付着した汚れが除去される第2の行程と、撹拌翼を回転させる第3の行程とを有し、前記第2の行程において、その行程途中に水位が第1の水位からそれより高い第2の水位に上昇するもので、前記第1の水位における前記洗濯兼脱水槽の回転数が、前記第2の水位における前記洗濯兼脱水槽の回転数よりも、高くなるように設定したものである。
【0010】
これにより、給水行程の開始段階から洗濯水を洗濯物の汚れに作用させることが可能となり、また、洗濯水を洗濯物にまんべんなく散水させて汚れに作用させることにより洗濯物の洗いむらを少なくすることができる。また、洗濯水を洗濯物に十分に散水した後に撹拌翼を回転させるため、洗濯物表面の摩擦力が少なくなり洗濯物の傷みを少なくすることができるとともに、機体に無理な負荷を加えることなく使用することができる
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、外槽内に回転自在に設けた洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽の内底部に回転自在に設けた撹拌翼と、前記洗濯兼脱水槽内に給水する給水手段と、前記洗濯兼脱水槽および撹拌翼を駆動する駆動手段と、前記給水手段、駆動手段などの動作を制御し行程を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記洗濯兼脱水槽内に給水しながら前記洗濯兼脱水槽をその上端からその内部に洗濯水が散水されない回転数で回転させる第1の行程と、前記洗濯兼脱水槽の回転により、前記外槽と洗濯兼脱水槽の間の洗濯水が上昇し、前記洗濯兼脱水槽の上端からその内部へ前記洗濯水が散水され、この散水された洗濯水が前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の中を通過し、この洗濯水の通過により、前記洗濯物に付着した汚れが除去される第2の行程と、前記撹拌翼を回転させる第3の行程とを有し、前記第2の行程において、その行程途中に水位が第1の水位からそれより高い第2の水位に上昇するもので、前記第1の水位における前記洗濯兼脱水槽の回転数が、前記第2の水位における前記洗濯兼脱水槽の回転数よりも、高くなるように設定したものであり、第1の行程で、給水行程の開始段階から洗濯水を洗濯物の汚れに作用させることが可能となり、第2の行程で、洗濯水を洗濯物にまんべんなく散水させて汚れに作用させることにより洗濯物の洗いむらを少なくすることができ、また、第3の行程で、洗濯水を洗濯物に十分に散水した後に撹拌翼を回転させるため、洗濯物表面の摩擦力が少なくなり洗濯物の傷みを少なくすることができるとともに、特に第2の行程において、最適な洗濯水の散水を行うことができるので、機体に無理な負荷を加えることなく使用することができる
【0012】
請求項に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、制御手段は、第2の行程において、洗濯兼脱水槽の上端からその内部への散水を実行している期間中に、前記洗濯兼脱水槽の上端からその内部へ散水されない回転数で前記洗濯兼脱水槽を回転させる期間を、間欠的に設けたものであり、洗濯水の泡立ちをコントロールすることができる。
【0013】
請求項に記載の発明は、上記請求項1または2に記載の発明において、制御手段は、第1の行程、第2の行程および第3の行程をこの順序で実行するようにしたものであり、第1の行程、第2の行程によって洗濯開始と同時に洗剤溶解が行え、洗濯物に洗剤が十分しみ込ませてから、第3の行程で撹拌翼により撹拌を行うため、洗剤が洗濯物間の潤滑剤として作用し、洗濯物表面の摩擦力を弱めることができる。
【0014】
請求項に記載の発明は、上記請求項1〜のいずれか1つに記載の発明において、制御手段は、第2の行程を間欠的に実行し、その中断時に第3の行程を実行するようにしたものであり、第3の行程によって洗濯兼脱水槽内での洗濯物の位置が変化するため第2行程の洗濯水の散水をよりまんべんなく行うことができるとともに、洗濯水が洗濯物に散水されてから機械力が加わるため、常に洗剤を洗濯物の潤滑剤として働かせることができる。
【0015】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0016】
(実施例1)
図1に示すように、外槽1は、回転自在に配設した洗濯兼脱水槽2を内包し、吊り棒3により洗濯機外枠4に吊り下げている。モータ(駆動手段)5は、Vベルト6および減速機構7を介して洗濯兼脱水槽2、および洗濯兼脱水槽2の内底部に回転自在に配設した撹拌翼8を回転駆動する。カバー体9は、外槽1の上部に設けられた散水用の吐出部を形成するもので、給水弁(給水手段)10は、洗濯兼脱水槽2内に水を給水するものであり、水位検知手段11は、水外槽1内の水位を検知するもので、排水弁12は水外槽1内の洗濯水を排水するものである。
【0017】
制御装置13は、図2に示すように構成しており、制御手段14は、マイクロコンピュータで構成し、パワースイッチング手段15を介してモータ5、給水弁10、排水弁12などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水などの一連の行程を逐次制御する。入力設定手段16は、運転コース等を設定するもので、制御手段14は入力設定手段16からの情報を入力して、その情報を基に表示手段17で表示して使用者に知らせる。記憶手段18は、制御手段14により制御するのに必要なデータを記憶している。なお、19は商用電源、20は電源スイッチである。
【0018】
ここで、制御手段14は、洗濯行程において、給水しながら洗濯兼脱水槽2を回転させる第1の行程と、洗濯兼脱水槽2の回転により外槽1と洗濯兼脱水槽2との間から洗濯兼脱水槽2内へ洗濯水を散水する第2の行程と、撹拌翼8を回転させる第3の行程を有している。
【0019】
上記構成において図3を参照しながら動作を説明すると、洗濯兼脱水槽2に洗濯物と洗剤を投入した後、給水弁10を作動して洗濯兼脱水槽2内に給水しながら洗濯兼脱水槽2を回転させる第1の行程を実行する。図3(a)に示すように、洗濯兼脱水槽2内の水位が設定水位S1に達するT1までの間、洗濯兼脱水槽2は、図3(b)に示すように回転数R1で回転する。このように洗濯兼脱水槽2を回転しながら給水を行った場合、洗濯兼脱水槽2の回転によって生じる撹拌力によって、投入された洗剤が溶解し始め、図3(c)に示すように、洗濯兼脱水槽2内の洗濯水濃度は、回転開始と同時に上昇する。そして、一時的に100%を超える高濃度状態を経て、最終的には、ほぼ100%の濃度に達する。
【0020】
この洗濯兼脱水槽2を回転させながら設定水位まで給水を行うことが第1の行程の動作である。この第1の行程T1までの間に高濃度の洗濯水が洗濯物へ徐々に浸透して汚れに作用し、洗濯兼脱水槽2の回転によって生じる遠心力によって洗濯水が洗濯物を通過し、洗濯物の汚れに作用する。また、この第1の行程では、洗濯物に直接摩擦力が加わえられないため、洗濯物を傷めることはない。
【0021】
つぎに、第2の行程の動作について説明すると、洗濯兼脱水槽2内の水位がS1に達したT1の時点で、給水弁10を停止し、洗濯兼脱水槽2の回転数が上昇する。洗濯兼脱水槽2の回転数が上昇することにより洗濯兼脱水槽2の洗濯水を撹拌する力が増大し、洗濯兼脱水槽2内の水面は、図4に示すように、中央部が下降し、洗濯兼脱水槽2と外槽1との間が上昇し、ついには洗濯兼脱水槽2の上端部の高さを越えて、洗濯兼脱水槽2内部へと散水される。回転数R2は、あらかじめ洗濯兼脱水槽2内に洗濯水が散水される回転数に設定されている。
【0022】
このようにT1からT2までの間に洗濯水が洗濯兼脱水槽2の上部から散水されて、洗濯物の中を通過循環する行程が第2の行程の動作である。この行程によって、洗濯物への洗濯水の供給がまんべんなく行えると共に、散水された洗濯水が洗濯兼脱水槽2の回転による遠心力によって洗濯物の中を繰り返し通過循環し、この洗濯水の繰り返し通過によって洗濯物に付着する汚れが除去される。また、この第2の行程でも洗濯水の散水、通過時に洗濯物が直接撹拌されないため、洗濯物を傷めることない。
【0023】
つぎに、第3の行程の動作について説明すると、洗濯兼脱水槽2を回転して洗濯物への洗濯水の散水、通過循環を所定時間行った後、洗濯兼脱水槽2の回転を停止する。その後、図5に示すように、撹拌翼8を動作させ、洗濯物を撹拌する。図3に示すようにT2からT3までの間、撹拌翼8で洗濯物を撹拌して汚れを除去する行程が第3の行程の動作である。
【0024】
この行程の前までに、洗濯物には、まんべんなく洗濯水がしみ込んでいるため、洗濯物に撹拌力が加わることにより汚れが効率的に除去される。また、撹拌によって洗濯物に機械力が加わることになるが、洗濯物にまんべんなくしみ込んだ洗濯水の潤滑作用によって洗濯物表面に加わる摩擦力が小さくなり、過度の摩擦力によって生じる傷みを防止することができる。
【0025】
(実施例2)
図6に示すように、回転検知手段21はホールICなどで構成し、モータ5に取り付けている。布量検知手段22は、洗濯兼脱水槽2内の洗濯物の量を検知するもので、回転検知手段21の出力を入力し、洗濯兼脱水槽2内に洗濯物を投入した状態でモータ5により撹拌翼8を駆動した後、駆動を停止したときの撹拌翼8の回転数の低下度合いにより洗濯兼脱水槽2内の洗濯物の量を検知する。制御手段23は、布量検知手段22の信号を受けて複数存在する洗濯水位をどの水位に設定するか決定し、布量検知後に第1の行程を開始するようにしている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0026】
上記構成において動作を説明すると、洗濯兼脱水槽2内に洗濯物と洗剤を投入した後、運転を開始すると、制御手段23によってモータ5が作動して撹拌翼8が撹拌され、洗濯物を一定時間撹拌する。このとき、回転検知手段21に生じる信号は布量検知手段22に送られ、その信号によって洗濯兼脱水槽2内の洗濯物の量を検知する。
【0027】
布量検知手段22によって洗濯物の量を検知した後、制御手段23は洗濯物の量に応じた洗濯時の水位を設定し、給水弁10を作動させて給水を開始し、同時に洗濯兼脱水槽2が回転を始めて第1の行程を開始する。
【0028】
したがって、洗濯物の量に見合った水位まで給水しながら洗濯兼脱水槽2を回転させることで、給水開始と同時に洗濯水を直接洗濯物にしみ込ませることができる。
【0029】
(実施例3)
図7に示すように、制御手段24は、モータ5の回転数を制御する回転制御手段25を備えており、回転制御手段25は、図8に示すように、回転検知手段の出力より回転数を検知する回転数検知手段26と、水位検知手段11の出力より回転数を設定する回転数設定手段27と、回転数検知手段26の出力と回転数設定手段27の出力とを比較する回転数比較手段28と、回転数比較手段28の出力によりパワースイッチング手段15の導通角を設定する導通角設定手段29とで構成している。
【0030】
洗濯兼脱水槽2内の水位は水位検知手段11によって検知され、その情報はを、回転数設定手段27に送られる。回転数設定手段27には、水位に応じた適正なモータ5の回転数が設定されており、第1または第2の行程の少なくとも一方を水位に応じて、洗濯兼脱水槽2の回転数を可変可能としている。
【0031】
上記構成において、給水しながら洗濯兼脱水槽2を回転する第1の行程での動作を図9を参照しながら説明する。
【0032】
洗濯兼脱水槽2内に洗濯物と洗剤を投入した後、運転を開始すると、制御手段24によって給水弁10が作動して洗濯兼脱水槽2内に水を給水する。同時にモータ5が作動して洗濯兼脱水槽2が回転を始める。時間が経過するにつれて洗濯兼脱水槽2内の水位はS2へと上昇していく。洗濯兼脱水槽2内の水位は、水位検知手段11によって検知され、その情報は回転数設定手段27へ伝達される。
【0033】
回転数設定手段27には、あらかじめ水位に応じた適正な回転数が設定されており、水位検知手段11からの水位情報を受けて回転数設定手段27から回転数比較手段28に適正回転数の情報が送られ、回転数比較手段28によって回転数検知手段26の出力と比較し、導通角設定手段29によりパワースイッチング手段15の導通角を設定して、モータ5の回転数を制御する。
【0034】
図9は第1の行程での洗濯兼脱水槽2内の水位の変化に応じて洗濯兼脱水槽2の回転数を変化させた1つの事例を示したものである。洗濯兼脱水槽2を一定速度で回転させながら給水を行う場合、洗濯兼脱水槽2内の水位が徐々に上昇するにつれて外槽1と洗濯兼脱水槽2の間の水面も上昇し、この水が洗濯兼脱水槽2の回転を妨げる抵抗となる。洗濯兼脱水槽2を一定速度で回転させ続けた場合、モータ5の消費電力が著しく増大したり、また、モータ5の温度が著しく上昇して許容範囲をオーバーした場合には故障するなどの問題が生じることがある。
【0035】
これらの問題を解決するには、モータ5に加わる負荷を一定量以下に制御することが必要である。つまり、図9に示すように、洗濯兼脱水槽2内の水位の上昇を検知して洗濯兼脱水槽2の回転数を所定の回転数R3からR4へと徐々に減速することが有効な手段であることを発明者らは確認している。
【0036】
つぎに、洗濯兼脱水槽2の回転により外槽1と洗濯兼脱水槽2との間から洗濯兼脱水槽2内に洗濯水を散水する第2の行程での動作について図10を参照しながら説明する。
【0037】
図10(a)に示すように、洗濯兼脱水槽2内の水位がS3に達したT1”の時点で、この水位情報は水位検知手段11より回転数設定手段27へ送られ、あらかじめ水位S3に応じた適正回転数R5になるように回転数比較手段28へ信号が送られる。回転数比較手段28は、回転数検知手段26の出力と比較し、導通角設定手段29によりパワースイッチング手段15の導通角を設定して、T1”からT2”までの間、洗濯兼脱水槽2の回転数がR5になるように制御する。
【0038】
また、図10(b)に示すように、T2”からT3”の時間変化で洗濯兼脱水槽2内の水位がS4へと上昇した場合、水位検知手段11より回転数設定手段27へと送られ、水位S4に対応した回転数であるR6に回転制御するように回転数比較手段28へ信号が送られる。回転数比較手段28は、回転数検知手段26の出力と比較し、導通角設定手段29によりパワースイッチング手段15の導通角を設定して、T3”からT4”までの間、洗濯兼脱水槽2の回転数がR6になるようにモータ5を制御する。
【0039】
(実施例4)
図2における制御手段14は、図11に示すように、洗濯開始からt1までに第1の行程を実行した後、t1からt6までの第2の行程の間に、t2からt3およびt4からt5の間で第3の行程を実行するように構成している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0040】
上記構成の動作について説明すると、洗濯開始からt1まで給水しながら洗濯兼脱水槽2を回転させる第1の行程を実行することによって投入された洗剤が素早く溶解し、洗濯物にしみ込む。t1からt2までの間、洗濯兼脱水槽2の回転数をR7まで上げて、外槽1と洗濯兼脱水槽2との間から洗濯兼脱水槽2内に洗濯水を散水する第2の行程を実行する。
【0041】
この第2の行程によって洗濯物にまんべんなく洗濯水が散水され、同時に散水された洗濯水が洗濯兼脱水槽2の回転によって生じる遠心力によって洗濯物を通過循環し、この時に洗濯水が汚れに作用する。この洗濯水の散水、通過循環を繰り返し実行することによって洗濯物の汚れが除去されていく。
【0042】
しかしながら、第2の行程を実行している時は、洗濯物は遠心力によって洗濯兼脱水槽2の内面に押しつけられており、その位置は第2の行程が継続して行われた場合、常に同じ位置となる。洗濯物への洗濯水の散水、および洗濯水の通過をまんべんなく実行するには洗濯物の位置を時折、変化させることが有効であることから、本発明では、図11に示すように、第2の行程の間に、撹拌翼の回転によって洗濯兼脱水槽2内における洗濯物の位置を変化させることを目的とした第3の行程を数回実行する。このことにより、洗濯物への洗濯水の散水、および洗濯水の通過循環がまんべんなく行え、洗いむらを少なくすることができる。
【0043】
なお、本実施例では、上記実施例1の第2の行程の間に第3の行程を実行するようにしているが、上記実施例2の第2の行程の間に第3の行程を実行するようにしてもよい。
【0044】
(実施例5)
図2における制御手段14は、図12に示すように、洗濯開始からt1’までに第1の行程を実行した後、t1’からt6’までの第2の行程の間に、回転数がR8となるt1’からt2’、t3’からt4’、およびt5’からt6’の期間と、回転数がR8からR9の間で制御するt2’からt3’、t4’からt5’の期間を実行するように構成し、第2の行程において、上方からの散水を間欠的に行うようにしている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0045】
上記構成の動作について説明すると、洗濯開始からt1’まで給水しながら洗濯兼脱水槽2を回転させる第1の行程を実行することによって投入された洗剤が素早く溶解し、洗濯物にしみ込むことになる。t1’からt2’までの間、洗濯兼脱水槽2の回転数をR8まで上げることにより、外槽1と洗濯兼脱水槽2との間から洗濯兼脱水槽2内に洗濯水を散水する第2の行程を実行する。
【0046】
この第2の行程によって洗濯物にまんべんなく洗濯水を散水し、同時に散水した洗濯水が洗濯兼脱水槽2の回転によって生じる遠心力によって洗濯物を通過循環し、この時に洗濯水が汚れに作用する。この洗濯水の散水、通過循環を繰り返し実行することによって洗濯物の汚れが除去される。
【0047】
しかしながら、第2の行程を実行している時に、散水した洗濯水によって洗濯兼脱水槽2内に洗剤成分による泡が多量に発生する場合がある。このように泡が多量に発生した場合、洗濯兼脱水槽2の外に泡が流出したり、また、発生した泡が外槽1と洗濯兼脱水槽2内の間に入り込んで洗濯兼脱水槽2の回転を妨げる抵抗となり、結果としてモータ5に過大な負荷をかける要因となることがある。
【0048】
そこで、本発明では、図12に示すように、第2の行程を実行している期間に洗濯兼脱水槽2の上方からの散水が行われなくなる回転数R9の期間を設けて、洗濯水の散水が間欠的に行われるようにし、洗濯兼脱水槽2内の泡発生をコントロールする。このことにより、洗濯兼脱水槽2の外への泡の流出や泡が洗濯兼脱水槽2の回転の抵抗となって、モータ5に過大な負荷をかける要因となることが防止できる。
【0049】
なお、本実施例では、上記実施例1の第2の行程において、上方からの散水を間欠的に行うようにしているが、上記実施例2または3の第2の行程において、上方からの散水を間欠的に行うようにしてもよい。
【0050】
(実施例6)
図2における制御手段14は、図13に示すように、洗濯開始からt1”までに第1の行程を実行した後、t1”からt5”までの期間に第2の行程を間欠的に実行し、その中断時に第3の行程をt2”からt3”およびt4”からt5”までの期間に実行するよう構成している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0051】
上記構成の動作について説明すると、洗濯開始からt1’まで給水しながら洗濯兼脱水槽2を回転させる第1の行程を実行することによって投入された洗剤が素早く溶解し、洗濯物にしみ込むことになる。t1”からt2”までの間、洗濯兼脱水槽2の回転数をR10まで上げて、外槽1と洗濯兼脱水槽2との間から洗濯兼脱水槽2内に洗濯水を散水する第2の行程を実行する。
【0052】
この第2の行程によって洗濯物にまんべんなく洗濯水が散水され、同時に散水された洗濯水が洗濯兼脱水槽2の回転によって生じる遠心力によって洗濯物を通過循環し、この時に洗濯水が汚れに作用する。この洗濯水の散水、通過循環を繰り返し実行することによって洗濯物の汚れが除去される。
【0053】
しかしながら、洗濯水の通過循環だけでは、洗濯物に付着する泥汚れなどの固体粒子汚れは除去できない。そこで、第2の行程を中断し、撹拌翼8を作動して洗濯物を撹拌する第3の行程を実行する。この場合、洗濯物には洗濯水がすでにまんべんなくしみ込んでいるため、洗濯物に撹拌力を加わえることにより固体粒子汚れは効率的に洗濯物表面から除去される。また、撹拌によって洗濯物に機械力が加わることになるが、洗濯物にしみ込んだ洗濯水の潤滑作用によって洗濯物表面に加わる摩擦力が小さくなり、過度の摩擦力によって生じる傷みを防止することができる。
【0054】
このように、第2の行程による洗濯水の散水を間欠的に行い、その中断時に第3の行程による洗濯物の撹拌を実行することにより、泥汚れなどの固体粒子汚れについても効果的に除去することができる。
【0055】
なお、本実施例では、上記実施例1の第2の行程を間欠的に実行し、その中断時に第3の行程を実行するよう構成しているが、上記実施例2または3の第2の行程を間欠的に実行し、その中断時に第3の行程を実行するよう構成してもよい。
【0056】
(実施例7)
図7における制御手段24は、第3の行程において、水位に応じて撹拌翼8の回転数を可変可能としている。他の構成は上記実施例3と同じである。
【0057】
上記構成において図14を参照しながら動作を説明する。洗濯開始からta1までの期間は、水位がS8になるように給水しながら洗濯兼脱水槽2を回転する第1の行程を実行する。これにより投入された洗剤が素早く溶解し、洗濯物にしみ込むことになる。
【0058】
ta1からta2までの期間は、水位をS8のまま、洗濯兼脱水槽2の回転数をR11として、外槽1と洗濯兼脱水槽2との間から洗濯兼脱水槽2内に洗濯水を散水する第2の行程を実行する。これにより洗濯物にまんべんなく洗濯水が散水され、同時に散水された洗濯水が洗濯兼脱水槽2の回転によって生じる遠心力によって洗濯物を通過循環して汚れに作用する。この洗濯水の散水、通過循環を繰り返し実行することによって洗濯物の汚れが除去される。
【0059】
しかしながら、洗濯水の通過循環だけでは、洗濯物に付着する泥汚れなどの固体粒子汚れは除去できない。そこでta2からta3までの期間に、撹拌翼8を作動して洗濯物を撹拌する第3の行程を実行する。この期間に、給水弁10を作動させて洗濯兼脱水槽2内の水位を上昇させる。この時、洗濯兼脱水槽2内の水位変化は、水位検知手段11により検知する。
【0060】
水位検知手段11の情報は、回転数設定手段27に送られ、回転数設定手段27から回転数比較手段28に適正回転数の情報が送られ、回転数比較手段28によって回転数検知手段26の出力と比較し、導通角設定手段29によりパワースイッチング手段15の導通角を設定して、モータ5の回転数を制御する。その結果、水位がS8からS9までは撹拌翼8の回転数はP1となり、S9からS10まではP2、S10からS11まではP3になるようにモータ5の回転数が制御される。
【0061】
このように水位に応じて撹拌翼8の回転数を変化させるのは、洗濯物に過度の撹拌力が加わって傷みが発生するのを防止するためである。たとえば、洗濯兼脱水槽2内の洗濯水の濃度を高濃度にするために第3の行程の開始時の水位を所定より低いS8に設定した場合、洗浄の観点からは、水の少ない高濃度状態、いわゆる低浴比状態は汚れ除去には好ましい状態である。
【0062】
しかしながら、洗濯物の傷みの観点からは、低浴比状態で撹拌翼8を高速回転することは洗濯物に過度の負荷を加えて傷みを生じさせてしまう場合がある。このため低浴比の状態では、撹拌翼8の回転数は低く設定しておくことが好ましい。ta2からta3に向けて洗濯兼脱水槽2内に水が給水され、洗濯物と洗濯水との関係が低浴比から高浴比へと進むにつれて撹拌翼8の回転数はP1、P2、P3と徐々に上げていく。つまり浴比が大きくなるにつれて、撹拌翼8の作動による洗濯物の移動がスムースに行えて洗濯物に過度の負荷が加わることがなくなるからである。
【0063】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、外槽内に回転自在に設けた洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽の内底部に回転自在に設けた撹拌翼と、前記洗濯兼脱水槽内に給水する給水手段と、前記洗濯兼脱水槽および撹拌翼を駆動する駆動手段と、前記給水手段、駆動手段などの動作を制御し行程を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記洗濯兼脱水槽内に給水しながら前記洗濯兼脱水槽をその上端からその内部に洗濯水が散水されない回転数で回転させる第1の行程と、前記洗濯兼脱水槽の回転により、前記外槽と洗濯兼脱水槽の間の洗濯水が上昇し、前記洗濯兼脱水槽の上端からその内部へ前記洗濯水が散水され、この散水された洗濯水が前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の中を通過し、この洗濯水の通過により、前記洗濯物に付着した汚れが除去される第2の行程と、前記撹拌翼を回転させる第3の行程とを有し、前記第2の行程において、その行程途中に水位が第1の水位からそれより高い第2の水位に上昇するもので、前記第1の水位における前記洗濯兼脱水槽の回転数が、前記第2の水位における前記洗濯兼脱水槽の回転数よりも、高くなるように設定したから、第1の行程で、給水行程の開始段階から洗濯水を洗濯物の汚れに作用させることが可能となり、第2の行程で、洗濯水を洗濯物にまんべんなく散水させて汚れに作用させることにより洗濯物の洗いむらを少なくすることができ、また、第3の行程で、洗濯水を洗濯物に十分に散水した後に撹拌翼を回転させるため、洗濯物表面の摩擦力が少なくなり洗濯物の傷みを少なくすることが可能となるとともに、第2の行程において、最適な洗濯水の散水を行うことができ、機体に無理な負荷を加えることなく使用することができる
【0064】
また、請求項に記載の発明によれば、制御手段は、第2の行程において、洗濯兼脱水槽の上端からその内部への散水を実行している期間中に、前記洗濯兼脱水槽の上端からその内部へ散水されない回転数で前記洗濯兼脱水槽を回転させる期間を、間欠的に設けたから、洗濯水の泡立ちをコントロールすることができ、運転状態を最適な条件に保つことができる。
【0065】
また、請求項に記載の発明によれば、制御手段は、第1の行程、第2の行程および第3の行程をこの順序で実行するようにしたから、第1の行程、第2の行程によって洗濯開始と同時に洗剤溶解が行え、洗濯物に洗剤が十分しみ込ませてから、撹拌翼により撹拌を行うため、洗剤が洗濯物間の潤滑剤として作用し、洗濯物表面の摩擦力を弱めることができる。
【0066】
また、請求項に記載の発明によれば、制御手段は、第2の行程を間欠的に実行し、その中断時に第3の行程を実行するようにしたから、第3行程で洗濯兼脱水槽内での洗濯物の位置が変化するため第2行程の洗濯水の散水をよりまんべんなく行うことができ、洗浄むらをなくすることができるとともに、洗濯水が洗濯物に散水されてから機械力が加わるため、常に洗剤を洗濯物の潤滑剤として働かせることができ、泥汚れなどの固体粒子汚れの除去についても洗濯物を傷めることなく高い洗浄力を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機の縦断面図
【図2】同洗濯機のブロック回路図
【図3】同洗濯機の要部動作タイムチャート
【図4】同洗濯機の第2の行程の動作状態を示す縦断面図
【図5】同洗濯機の第3の行程の動作状態を示す縦断面図
【図6】本発明の第2の実施例の洗濯機のブロック回路図
【図7】本発明の第3の実施例の洗濯機のブロック回路図
【図8】同洗濯機の回転制御手段のブロック回路図
【図9】同洗濯機の第1の行程を実行するときの要部動作タイムチャート
【図10】同洗濯機の第2の行程まで実行するときの要部動作タイムチャート
【図11】本発明の第4の実施例の洗濯機の要部動作タイムチャート
【図12】本発明の第5の実施例の洗濯機の要部動作タイムチャート
【図13】本発明の第6の実施例の洗濯機の要部動作タイムチャート
【図14】本発明の第7の実施例の洗濯機の要部動作タイムチャート
【図15】従来の洗濯機の縦断面図
【符号の説明】
1 外槽
2 洗濯兼脱水槽
5 モータ(駆動手段)
8 撹拌翼
10 給水弁(給水手段)
14 制御手段

Claims (4)

  1. 外槽内に回転自在に設けた洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽の内底部に回転自在に設けた撹拌翼と、前記洗濯兼脱水槽内に給水する給水手段と、前記洗濯兼脱水槽および撹拌翼を駆動する駆動手段と、前記給水手段、駆動手段などの動作を制御し行程を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記洗濯兼脱水槽内に給水しながら前記洗濯兼脱水槽をその上端からその内部に洗濯水が散水されない回転数で回転させる第1の行程と、前記洗濯兼脱水槽の回転により、前記外槽と洗濯兼脱水槽の間の洗濯水が上昇し、前記洗濯兼脱水槽の上端からその内部へ前記洗濯水が散水され、この散水された洗濯水が前記洗濯兼脱水槽内の洗濯物の中を通過し、この洗濯水の通過により、前記洗濯物に付着した汚れが除去される第2の行程と、前記撹拌翼を回転させる第3の行程とを有し、前記第2の行程において、その行程途中に水位が第1の水位からそれより高い第2の水位に上昇するもので、前記第1の水位における前記洗濯兼脱水槽の回転数が、前記第2の水位における前記洗濯兼脱水槽の回転数よりも、高くなるように設定した洗濯機。
  2. 制御手段は、第2の行程において、洗濯兼脱水槽の上端からその内部への散水を実行している期間中に、前記洗濯兼脱水槽の上端からその内部へ散水されない回転数で前記洗濯兼脱水槽を回転させる期間を、間欠的に設けた請求項1記載の洗濯機。
  3. 制御手段は、第1の行程、第2の行程および第3の行程をこの順序で実行するようにした請求項1または2に記載の洗濯機。
  4. 制御手段は、第1の行程を実行した後、第2の行程を間欠的に実行し、その中断時に第3の行程を実行するようにした請求項1〜のいずれか1項に記載の洗濯機。
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