JPH11188195A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
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- JPH11188195A JPH11188195A JP9359611A JP35961197A JPH11188195A JP H11188195 A JPH11188195 A JP H11188195A JP 9359611 A JP9359611 A JP 9359611A JP 35961197 A JP35961197 A JP 35961197A JP H11188195 A JPH11188195 A JP H11188195A
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- Japan
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- washing
- laundry
- water
- dewatering tub
- stirring blade
- Prior art date
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- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 給水行程の開始段階から洗濯水を洗濯物の汚
れに作用させることが可能とし、また、洗濯水を洗濯物
に十分に浸透させた後に撹拌翼を回転させることで、洗
濯物表面の摩擦力が少なく、洗濯物の傷みや絡みを低減
する。 【解決手段】 外槽1内に洗濯兼脱水槽2を回転自在に
設け、この洗濯兼脱水槽2の内底部に攪拌翼8を回転自
在に設け、洗濯兼脱水槽2および攪拌翼8をモータ5に
より駆動し、制御手段により洗濯兼脱水槽2内に給水す
る給水弁10、モータ5などの動作を制御して行程を制
御する。制御手段は、給水しながら洗濯兼脱水槽2を回
転させる第1の行程と、攪拌翼8を回転させる第2の行
程とを有するものである。
れに作用させることが可能とし、また、洗濯水を洗濯物
に十分に浸透させた後に撹拌翼を回転させることで、洗
濯物表面の摩擦力が少なく、洗濯物の傷みや絡みを低減
する。 【解決手段】 外槽1内に洗濯兼脱水槽2を回転自在に
設け、この洗濯兼脱水槽2の内底部に攪拌翼8を回転自
在に設け、洗濯兼脱水槽2および攪拌翼8をモータ5に
より駆動し、制御手段により洗濯兼脱水槽2内に給水す
る給水弁10、モータ5などの動作を制御して行程を制
御する。制御手段は、給水しながら洗濯兼脱水槽2を回
転させる第1の行程と、攪拌翼8を回転させる第2の行
程とを有するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯時の機械力に
よる衣類の損傷や絡みを極力少なくすると共に、洗濯水
の効果的な作用によって汚れの除去を効率的に行う洗濯
機に関する。
よる衣類の損傷や絡みを極力少なくすると共に、洗濯水
の効果的な作用によって汚れの除去を効率的に行う洗濯
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からの代表的な洗濯方式の一つであ
るパルセーターと呼ばれる攪拌翼を回転させて洗濯する
洗濯機の構成を図11を参照しながら説明する。
るパルセーターと呼ばれる攪拌翼を回転させて洗濯する
洗濯機の構成を図11を参照しながら説明する。
【0003】図11に示すように、外槽30は、底部に
攪拌翼31を回転自在に配設した洗濯兼脱水槽32を内
包し、吊り棒33により洗濯機外枠34に吊り下げてい
る。モータ35は、Vベルト36および減速機構兼クラ
ッチ37を介して、攪拌翼31または洗濯兼脱水槽32
を駆動する。排水弁38は洗濯兼脱水槽32内の洗濯水
を排水し、給水弁39は洗濯兼脱水槽32内に給水する
ものである。洗濯兼脱水槽32には脱水時の振動を低減
させるための流体バランサー40を設け、洗濯兼脱水槽
32の上部には蓋41を配設している。制御装置42
は、モータ35、排水弁38、給水弁39などを制御し
て、洗濯、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御するもので
ある。
攪拌翼31を回転自在に配設した洗濯兼脱水槽32を内
包し、吊り棒33により洗濯機外枠34に吊り下げてい
る。モータ35は、Vベルト36および減速機構兼クラ
ッチ37を介して、攪拌翼31または洗濯兼脱水槽32
を駆動する。排水弁38は洗濯兼脱水槽32内の洗濯水
を排水し、給水弁39は洗濯兼脱水槽32内に給水する
ものである。洗濯兼脱水槽32には脱水時の振動を低減
させるための流体バランサー40を設け、洗濯兼脱水槽
32の上部には蓋41を配設している。制御装置42
は、モータ35、排水弁38、給水弁39などを制御し
て、洗濯、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御するもので
ある。
【0004】上記構成において動作を説明すると、洗濯
兼脱水槽32に洗濯物と所定量の洗剤を投入した後、洗
濯を開始すると制御装置42により給水弁39が制御さ
れて洗濯兼脱水槽32内に所定量の水が給水され、その
後制御装置42により、モータ35が制御されて攪拌翼
31が回転する。攪拌翼31の回転によって洗濯兼脱水
槽32内の洗濯物と水とが攪拌され、この撹拌によって
洗剤が徐々に溶解して洗濯水となり、洗濯物の汚れに作
用することとなる。
兼脱水槽32に洗濯物と所定量の洗剤を投入した後、洗
濯を開始すると制御装置42により給水弁39が制御さ
れて洗濯兼脱水槽32内に所定量の水が給水され、その
後制御装置42により、モータ35が制御されて攪拌翼
31が回転する。攪拌翼31の回転によって洗濯兼脱水
槽32内の洗濯物と水とが攪拌され、この撹拌によって
洗剤が徐々に溶解して洗濯水となり、洗濯物の汚れに作
用することとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
成の洗濯機の場合、投入された洗剤を溶解するために、
攪拌翼31を高速で回転させて洗濯物や水を撹拌するの
が一般的であり、この場合、洗濯物に過度の機械力が加
わらないようにするため、洗濯兼脱水槽32に所定量の
水を給水してから攪拌翼31による撹拌を行っていた。
成の洗濯機の場合、投入された洗剤を溶解するために、
攪拌翼31を高速で回転させて洗濯物や水を撹拌するの
が一般的であり、この場合、洗濯物に過度の機械力が加
わらないようにするため、洗濯兼脱水槽32に所定量の
水を給水してから攪拌翼31による撹拌を行っていた。
【0006】つまり、所定量の水が給水されるまでは攪
拌翼31を撹拌させないため、この給水時間は洗濯物の
汚れ除去の観点からは、意味を持たないものとなってい
た。また、給水された水は洗濯物にそのまましみ込むこ
とになり、この場合、撹拌開始によって溶解しはじめた
洗剤が、洗濯物全体に浸透し、汚れ除去に必要な濃度に
均一化されるまで所定の時間が必要となり、この場合も
汚れ除去の観点からすると無駄な時間となっていた。
拌翼31を撹拌させないため、この給水時間は洗濯物の
汚れ除去の観点からは、意味を持たないものとなってい
た。また、給水された水は洗濯物にそのまましみ込むこ
とになり、この場合、撹拌開始によって溶解しはじめた
洗剤が、洗濯物全体に浸透し、汚れ除去に必要な濃度に
均一化されるまで所定の時間が必要となり、この場合も
汚れ除去の観点からすると無駄な時間となっていた。
【0007】また、洗剤が洗濯物に十分に作用していな
い状態から攪拌翼31による撹拌を開始することは、洗
濯物の傷みという観点からも、非効率である。つまり、
洗濯物に洗剤がしみ込んでいない状態で洗濯物を撹拌す
ると大きな摩擦力が洗濯物表面に加わることになり、そ
の結果として洗濯物表面に毛羽立ちなどの傷みが生じて
まうという問題点があった。
い状態から攪拌翼31による撹拌を開始することは、洗
濯物の傷みという観点からも、非効率である。つまり、
洗濯物に洗剤がしみ込んでいない状態で洗濯物を撹拌す
ると大きな摩擦力が洗濯物表面に加わることになり、そ
の結果として洗濯物表面に毛羽立ちなどの傷みが生じて
まうという問題点があった。
【0008】本発明は上記課題を解決するもので、給水
行程の開始段階から洗濯水を洗濯物の汚れに作用させる
ことが可能とし、また、洗濯水を洗濯物に十分に浸透さ
せた後に撹拌翼を回転させることで、洗濯物表面の摩擦
力が少なく、洗濯物の傷みや絡みを低減することを目的
としている。
行程の開始段階から洗濯水を洗濯物の汚れに作用させる
ことが可能とし、また、洗濯水を洗濯物に十分に浸透さ
せた後に撹拌翼を回転させることで、洗濯物表面の摩擦
力が少なく、洗濯物の傷みや絡みを低減することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、外槽内に洗濯兼脱水槽を回転自在に設け、
この洗濯兼脱水槽の内底部に攪拌翼を回転自在に設け、
洗濯兼脱水槽および攪拌翼を駆動手段により駆動し、制
御手段により洗濯兼脱水槽内に給水する給水手段、駆動
手段などの動作を制御して行程を制御するよう構成し、
制御手段は、給水しながら洗濯兼脱水槽を回転させる第
1の行程と、攪拌翼を回転させる第2の行程とを有する
ものである。
するために、外槽内に洗濯兼脱水槽を回転自在に設け、
この洗濯兼脱水槽の内底部に攪拌翼を回転自在に設け、
洗濯兼脱水槽および攪拌翼を駆動手段により駆動し、制
御手段により洗濯兼脱水槽内に給水する給水手段、駆動
手段などの動作を制御して行程を制御するよう構成し、
制御手段は、給水しながら洗濯兼脱水槽を回転させる第
1の行程と、攪拌翼を回転させる第2の行程とを有する
ものである。
【0010】これにより、給水行程の開始段階から洗濯
水を洗濯物の汚れに作用させることが可能となり、ま
た、洗濯水を洗濯物に十分に浸透させた後に撹拌翼を適
正回転数で回転させるため、洗濯物表面の摩擦力が少な
くなり洗濯物の傷みを少なくすることができる。
水を洗濯物の汚れに作用させることが可能となり、ま
た、洗濯水を洗濯物に十分に浸透させた後に撹拌翼を適
正回転数で回転させるため、洗濯物表面の摩擦力が少な
くなり洗濯物の傷みを少なくすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、外槽内に回転自在に設けた洗濯兼脱水槽と、この洗
濯兼脱水槽の内底部に回転自在に設けた攪拌翼と、前記
洗濯兼脱水槽内に給水する給水手段と、前記洗濯兼脱水
槽および攪拌翼を駆動する駆動手段と、前記給水手段、
駆動手段などの動作を制御し行程を制御する制御手段と
を備え、前記制御手段は、給水しながら洗濯兼脱水槽を
回転させる第1の行程と、前記攪拌翼を回転させる第2
の行程とを有するものであり、攪拌翼を撹拌することな
く洗剤の溶解、洗濯物への洗濯水の浸透を行うことがで
き、また、攪拌翼の撹拌時には洗濯物に浸透した洗剤が
洗濯物間の潤滑剤として作用し、攪拌翼の撹拌によって
生じる洗濯物表面の摩擦機械力を弱めることができる。
は、外槽内に回転自在に設けた洗濯兼脱水槽と、この洗
濯兼脱水槽の内底部に回転自在に設けた攪拌翼と、前記
洗濯兼脱水槽内に給水する給水手段と、前記洗濯兼脱水
槽および攪拌翼を駆動する駆動手段と、前記給水手段、
駆動手段などの動作を制御し行程を制御する制御手段と
を備え、前記制御手段は、給水しながら洗濯兼脱水槽を
回転させる第1の行程と、前記攪拌翼を回転させる第2
の行程とを有するものであり、攪拌翼を撹拌することな
く洗剤の溶解、洗濯物への洗濯水の浸透を行うことがで
き、また、攪拌翼の撹拌時には洗濯物に浸透した洗剤が
洗濯物間の潤滑剤として作用し、攪拌翼の撹拌によって
生じる洗濯物表面の摩擦機械力を弱めることができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を検
知する布量検知手段を備え、制御手段は、布量検知後に
第1の行程を開始するようにしたものであり、給水開始
直後から洗濯水を直接洗濯物にしみ込ませることができ
る。
記載の発明において、洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を検
知する布量検知手段を備え、制御手段は、布量検知後に
第1の行程を開始するようにしたものであり、給水開始
直後から洗濯水を直接洗濯物にしみ込ませることができ
る。
【0013】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、制御手段は、第2の行程
において、攪拌翼の回転数を可変可能としたものであ
り、洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量、および水量の状態に
よって適正な機械力を加えて洗濯物を傷めることなく、
洗浄力を確保できるとともに、洗いむらを低減すること
ができる。
たは2に記載の発明において、制御手段は、第2の行程
において、攪拌翼の回転数を可変可能としたものであ
り、洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量、および水量の状態に
よって適正な機械力を加えて洗濯物を傷めることなく、
洗浄力を確保できるとともに、洗いむらを低減すること
ができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、制御手段は、水位に応じ
て洗濯兼脱水槽の回転数を可変可能としたものであり、
給水時の洗剤溶解がより速く、適正な状態で行うことが
できる。
たは2に記載の発明において、制御手段は、水位に応じ
て洗濯兼脱水槽の回転数を可変可能としたものであり、
給水時の洗剤溶解がより速く、適正な状態で行うことが
できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0016】(実施例1)図1に示すように、外槽1
は、回転自在に配設した洗濯兼脱水槽2を内包し、吊り
棒3により洗濯機外枠4に吊り下げている。モータ(駆
動手段)5は、Vベルト6および減速機構7を介して洗
濯兼脱水槽2、および洗濯兼脱水槽2の内底部に回転自
在に配設した撹拌翼8を回転駆動する。カバー体9は、
外槽1の上部に設けられた散水用の吐出部を形成するも
ので、給水弁(給水手段)10は、洗濯兼脱水槽2内に
水を給水するものであり、水位検知手段11は、水外槽
1内の水位を検知するもので、排水弁12は水外槽1内
の洗濯水を排水するものである。
は、回転自在に配設した洗濯兼脱水槽2を内包し、吊り
棒3により洗濯機外枠4に吊り下げている。モータ(駆
動手段)5は、Vベルト6および減速機構7を介して洗
濯兼脱水槽2、および洗濯兼脱水槽2の内底部に回転自
在に配設した撹拌翼8を回転駆動する。カバー体9は、
外槽1の上部に設けられた散水用の吐出部を形成するも
ので、給水弁(給水手段)10は、洗濯兼脱水槽2内に
水を給水するものであり、水位検知手段11は、水外槽
1内の水位を検知するもので、排水弁12は水外槽1内
の洗濯水を排水するものである。
【0017】制御装置13は、図2に示すように構成し
ており、制御手段14は、マイクロコンピュータで構成
し、パワースイッチング手段15を介してモータ5、給
水弁10、排水弁12などの動作を制御し、洗濯、すす
ぎ、脱水などの一連の行程を逐次制御する。入力設定手
段16は、運転コース等を設定するもので、制御手段1
4は入力設定手段16からの情報を入力して、その情報
を基に表示手段17で表示して使用者に知らせる。記憶
手段18は、制御手段14により制御するのに必要なデ
ータを記憶している。なお、19は商用電源、20は電
源スイッチである。
ており、制御手段14は、マイクロコンピュータで構成
し、パワースイッチング手段15を介してモータ5、給
水弁10、排水弁12などの動作を制御し、洗濯、すす
ぎ、脱水などの一連の行程を逐次制御する。入力設定手
段16は、運転コース等を設定するもので、制御手段1
4は入力設定手段16からの情報を入力して、その情報
を基に表示手段17で表示して使用者に知らせる。記憶
手段18は、制御手段14により制御するのに必要なデ
ータを記憶している。なお、19は商用電源、20は電
源スイッチである。
【0018】ここで、制御手段14は、洗濯行程におい
て、給水しながら洗濯兼脱水槽2を回転させる第1の行
程と、撹拌翼8を回転させる第2の行程を有している。
て、給水しながら洗濯兼脱水槽2を回転させる第1の行
程と、撹拌翼8を回転させる第2の行程を有している。
【0019】上記構成において第1の行程の図3を参照
しながら動作を説明すると、洗濯兼脱水槽2に洗濯物と
洗剤を投入した後、給水弁10を作動して洗濯兼脱水槽
2内に給水しながら洗濯兼脱水槽2を回転させる。図3
(a)に示すように、洗濯兼脱水槽2内の水位が設定水位
S1に達するT1までの間、洗濯兼脱水槽2は、図3
(b)に示すように回転数R1で回転する。このように洗
濯兼脱水槽2を回転しながら給水を行った場合、洗濯兼
脱水槽2の回転によって生じる撹拌力によって、投入さ
れた洗剤が溶解し始め、図3(c)に示すように、洗濯兼
脱水槽2内の洗濯水濃度は、回転開始と同時に上昇す
る。そして、一時的に100%を超える高濃度状態を経
て、最終的には、ほぼ100%の濃度に達する。
しながら動作を説明すると、洗濯兼脱水槽2に洗濯物と
洗剤を投入した後、給水弁10を作動して洗濯兼脱水槽
2内に給水しながら洗濯兼脱水槽2を回転させる。図3
(a)に示すように、洗濯兼脱水槽2内の水位が設定水位
S1に達するT1までの間、洗濯兼脱水槽2は、図3
(b)に示すように回転数R1で回転する。このように洗
濯兼脱水槽2を回転しながら給水を行った場合、洗濯兼
脱水槽2の回転によって生じる撹拌力によって、投入さ
れた洗剤が溶解し始め、図3(c)に示すように、洗濯兼
脱水槽2内の洗濯水濃度は、回転開始と同時に上昇す
る。そして、一時的に100%を超える高濃度状態を経
て、最終的には、ほぼ100%の濃度に達する。
【0020】この洗濯兼脱水槽2を回転させながら設定
水位まで給水を行うことが第1の行程の動作である。こ
の第1の行程T1までの間に高濃度の洗濯水が洗濯物へ
徐々に浸透して汚れに作用し、洗濯兼脱水槽2の回転に
よって生じる遠心力によって洗濯水が洗濯物を通過し、
洗濯物の汚れに作用する。また、この第1の行程では、
洗濯物に直接摩擦力が加えられないため、洗濯物を傷め
ることはない。
水位まで給水を行うことが第1の行程の動作である。こ
の第1の行程T1までの間に高濃度の洗濯水が洗濯物へ
徐々に浸透して汚れに作用し、洗濯兼脱水槽2の回転に
よって生じる遠心力によって洗濯水が洗濯物を通過し、
洗濯物の汚れに作用する。また、この第1の行程では、
洗濯物に直接摩擦力が加えられないため、洗濯物を傷め
ることはない。
【0021】つぎに、第2の行程の動作を図4および図
5を参照しながら説明すると、洗濯兼脱水槽2を回転し
て給水を行い、洗濯兼脱水槽2内に所定量の洗濯水を給
水した後、図4に示すように、撹拌翼8を動作させ、洗
濯物を撹拌する。図5(a)に示すように、T1からT2
までの間、撹拌翼8で洗濯物を撹拌して汚れを除去する
行程が第2の行程の動作である。この行程の前までに、
洗濯物には、まんべんなく洗濯水が浸透しているため、
洗濯物に撹拌力が加わることにより汚れが効率的に除去
される。また、撹拌によって洗濯物に機械力が加わるこ
とになるが、洗濯物に浸透した洗濯水の潤滑作用によっ
て洗濯物表面に加わる摩擦機械力が小さくなり、過度の
摩擦機械力を加えることによって生じる洗濯物の傷みを
防止することができる。
5を参照しながら説明すると、洗濯兼脱水槽2を回転し
て給水を行い、洗濯兼脱水槽2内に所定量の洗濯水を給
水した後、図4に示すように、撹拌翼8を動作させ、洗
濯物を撹拌する。図5(a)に示すように、T1からT2
までの間、撹拌翼8で洗濯物を撹拌して汚れを除去する
行程が第2の行程の動作である。この行程の前までに、
洗濯物には、まんべんなく洗濯水が浸透しているため、
洗濯物に撹拌力が加わることにより汚れが効率的に除去
される。また、撹拌によって洗濯物に機械力が加わるこ
とになるが、洗濯物に浸透した洗濯水の潤滑作用によっ
て洗濯物表面に加わる摩擦機械力が小さくなり、過度の
摩擦機械力を加えることによって生じる洗濯物の傷みを
防止することができる。
【0022】(実施例2)図6に示すように、回転検知
手段21はホールICなどで構成し、モータ5に取り付
けている。布量検知手段22は、洗濯兼脱水槽2内の洗
濯物の量を検知するもので、回転検知手段21の出力を
入力し、洗濯兼脱水槽2内に洗濯物を投入した状態でモ
ータ5により撹拌翼8を駆動した後、駆動を停止したと
きの撹拌翼8の回転数の低下度合いにより洗濯兼脱水槽
2内の洗濯物の量を検知する。制御手段23は、布量検
知手段22の信号を受けて複数存在する洗濯水位をどの
水位に設定するか決定し、布量検知後に第1の行程を開
始するようにしている。他の構成は上記実施例1と同じ
である。
手段21はホールICなどで構成し、モータ5に取り付
けている。布量検知手段22は、洗濯兼脱水槽2内の洗
濯物の量を検知するもので、回転検知手段21の出力を
入力し、洗濯兼脱水槽2内に洗濯物を投入した状態でモ
ータ5により撹拌翼8を駆動した後、駆動を停止したと
きの撹拌翼8の回転数の低下度合いにより洗濯兼脱水槽
2内の洗濯物の量を検知する。制御手段23は、布量検
知手段22の信号を受けて複数存在する洗濯水位をどの
水位に設定するか決定し、布量検知後に第1の行程を開
始するようにしている。他の構成は上記実施例1と同じ
である。
【0023】上記構成において動作を説明すると、洗濯
兼脱水槽2内に洗濯物と洗剤を投入した後、運転を開始
すると、制御手段23によってモータ5が作動して撹拌
翼8が撹拌され、洗濯物を一定時間撹拌する。このと
き、回転検知手段21に生じる信号は布量検知手段22
に送られ、その信号によって洗濯兼脱水槽2内の洗濯物
の量を検知する。
兼脱水槽2内に洗濯物と洗剤を投入した後、運転を開始
すると、制御手段23によってモータ5が作動して撹拌
翼8が撹拌され、洗濯物を一定時間撹拌する。このと
き、回転検知手段21に生じる信号は布量検知手段22
に送られ、その信号によって洗濯兼脱水槽2内の洗濯物
の量を検知する。
【0024】布量検知手段22によって洗濯物の量を検
知した後、制御手段23は洗濯物の量に応じた洗濯時の
水位を設定し、給水弁10を作動させて給水を開始し、
同時に洗濯兼脱水槽2が回転を始めて第1の行程を開始
する。
知した後、制御手段23は洗濯物の量に応じた洗濯時の
水位を設定し、給水弁10を作動させて給水を開始し、
同時に洗濯兼脱水槽2が回転を始めて第1の行程を開始
する。
【0025】したがって、洗濯物の量に見合った水位ま
で給水しながら洗濯兼脱水槽2を回転させることで、給
水開始と同時に洗濯水を直接洗濯物にしみ込ませること
ができる。
で給水しながら洗濯兼脱水槽2を回転させることで、給
水開始と同時に洗濯水を直接洗濯物にしみ込ませること
ができる。
【0026】(実施例3)図7に示すように、制御手段
24は、モータ5の回転数を制御する回転制御手段25
を備えており、回転制御手段25は、図8に示すよう
に、回転検知手段の出力より回転数を検知する回転数検
知手段26と、水位検知手段11の出力より回転数を設
定する回転数設定手段27と、回転数検知手段26の出
力と回転数設定手段27の出力とを比較する回転数比較
手段28と、回転数比較手段28の出力によりパワース
イッチング手段15の導通角を設定する導通角設定手段
29とで構成している。
24は、モータ5の回転数を制御する回転制御手段25
を備えており、回転制御手段25は、図8に示すよう
に、回転検知手段の出力より回転数を検知する回転数検
知手段26と、水位検知手段11の出力より回転数を設
定する回転数設定手段27と、回転数検知手段26の出
力と回転数設定手段27の出力とを比較する回転数比較
手段28と、回転数比較手段28の出力によりパワース
イッチング手段15の導通角を設定する導通角設定手段
29とで構成している。
【0027】洗濯兼脱水槽2内の水位は水位検知手段1
1によって検知され、その情報はを、回転数設定手段2
7に送られる。回転数設定手段27には、水位に応じた
適正なモータ5の回転数が設定されており、第2の行程
での撹拌翼8の回転数を可変可能としている。他の構成
は上記実施例1と同じである。
1によって検知され、その情報はを、回転数設定手段2
7に送られる。回転数設定手段27には、水位に応じた
適正なモータ5の回転数が設定されており、第2の行程
での撹拌翼8の回転数を可変可能としている。他の構成
は上記実施例1と同じである。
【0028】上記構成において撹拌翼8を回転し、洗濯
物を撹拌する第2の行程での動作を図9を参照しながら
説明する。
物を撹拌する第2の行程での動作を図9を参照しながら
説明する。
【0029】洗濯兼脱水槽2内に洗濯物と洗剤を投入し
た後、運転を開始すると、給水弁10が作動して洗濯兼
脱水槽2内に水を給水し、同時にモータ5が作動して洗
濯兼脱水槽2が回転を始め、S2の水位に達するまでの
T1’の期間、第1の行程を実行する。水位検知手段1
1によってS2の水位を検知した後、その情報を回転数
設定手段27へ伝達する。
た後、運転を開始すると、給水弁10が作動して洗濯兼
脱水槽2内に水を給水し、同時にモータ5が作動して洗
濯兼脱水槽2が回転を始め、S2の水位に達するまでの
T1’の期間、第1の行程を実行する。水位検知手段1
1によってS2の水位を検知した後、その情報を回転数
設定手段27へ伝達する。
【0030】回転数設定手段27には、あらかじめ水位
に応じた適正な回転数が設定されており、水位検知手段
11からの水位情報を受けて回転数設定手段27から回
転数比較手段28に適正回転数の情報を送られ、回転数
比較手段28によって回転数検知手段26の出力と比較
し、導通角設定手段29によりパワースイッチング手段
15の導通角を設定して、モータ5の回転数を制御し、
Vベルト6、および減速機構7を介して撹拌翼8を回転
する。
に応じた適正な回転数が設定されており、水位検知手段
11からの水位情報を受けて回転数設定手段27から回
転数比較手段28に適正回転数の情報を送られ、回転数
比較手段28によって回転数検知手段26の出力と比較
し、導通角設定手段29によりパワースイッチング手段
15の導通角を設定して、モータ5の回転数を制御し、
Vベルト6、および減速機構7を介して撹拌翼8を回転
する。
【0031】このとき、図9(b)に示すように、水位が
S2であるT1’からT2’の期間、撹拌翼8の回転数
はr1で回転し、水位がS2からS3へと上昇するT
2’からT3’の期間はr2で回転し、水位がS3であ
るT3’からT4’の期間はr3で回転する。ここで、
撹拌翼8の回転数r1、r2、r3は、r1<r2<r
3の関係に設定されている。
S2であるT1’からT2’の期間、撹拌翼8の回転数
はr1で回転し、水位がS2からS3へと上昇するT
2’からT3’の期間はr2で回転し、水位がS3であ
るT3’からT4’の期間はr3で回転する。ここで、
撹拌翼8の回転数r1、r2、r3は、r1<r2<r
3の関係に設定されている。
【0032】つまり、洗濯物に対して洗濯水の水量が比
較的少ない、水位S2時の低浴比状態では、撹拌翼8の
回転が直接的に伝わり洗濯物が強い撹拌力で撹拌し、大
きな摩擦機械力によって傷みやすい傾向にあるため、撹
拌翼8の回転を低速回転数r1とすると共に、反転1回
あたりの撹拌時間も短くするよう設定している。
較的少ない、水位S2時の低浴比状態では、撹拌翼8の
回転が直接的に伝わり洗濯物が強い撹拌力で撹拌し、大
きな摩擦機械力によって傷みやすい傾向にあるため、撹
拌翼8の回転を低速回転数r1とすると共に、反転1回
あたりの撹拌時間も短くするよう設定している。
【0033】一方、洗濯物に対して洗濯水の水量が比較
多い、水位S3時の高浴比状態では、撹拌翼8の回転は
洗濯物に伝わりにくく、汚れ除去に必要な機械力が洗濯
物に伝わらずに洗浄性能が低下する傾向にあるため、撹
拌翼8の回転を高速回転数r3とすると共に、反転1回
あたりの撹拌時間も長くするように設定している。
多い、水位S3時の高浴比状態では、撹拌翼8の回転は
洗濯物に伝わりにくく、汚れ除去に必要な機械力が洗濯
物に伝わらずに洗浄性能が低下する傾向にあるため、撹
拌翼8の回転を高速回転数r3とすると共に、反転1回
あたりの撹拌時間も長くするように設定している。
【0034】水位がS2からS3へと変化する期間で
は、撹拌翼8の回転をr1、r3の中間となる中速回転
数r2とすると共に、反転1回あたりの撹拌時間もr
1、r3の撹拌時間の中間の水準になるように設定して
いる。
は、撹拌翼8の回転をr1、r3の中間となる中速回転
数r2とすると共に、反転1回あたりの撹拌時間もr
1、r3の撹拌時間の中間の水準になるように設定して
いる。
【0035】このようにして撹拌翼8の回転数を可変可
能とすることにより、洗濯物の汚れを除去すると共に、
洗濯物が著しく傷まないような適正な撹拌力での洗濯を
可能にすることができる。
能とすることにより、洗濯物の汚れを除去すると共に、
洗濯物が著しく傷まないような適正な撹拌力での洗濯を
可能にすることができる。
【0036】(実施例4)図7における制御手段24
は、洗濯兼脱水槽2を回転しながら給水を行う第1の行
程において、水位に応じて洗濯兼脱水槽2の回転数を可
変可能としている。他の構成は上記実施例3と同じであ
る。
は、洗濯兼脱水槽2を回転しながら給水を行う第1の行
程において、水位に応じて洗濯兼脱水槽2の回転数を可
変可能としている。他の構成は上記実施例3と同じであ
る。
【0037】上記構成において図10を参照しながら説
明する。図10は第1の行程において、洗濯兼脱水槽2
の回転数を洗濯兼脱水槽2内の水位変化に応じて可変と
した1つの事例を示したものである。給水開始と同時に
洗濯兼脱水槽2は回転数R2まで上昇し、水位がS4と
なるT1”までの回転数をR2のまま維持する。このよ
うにT1”までの期間に、高速回転で洗濯兼脱水槽2を
回転させることにより、洗濯兼脱水槽2内の洗濯水に強
い撹拌力を与えることが可能となり、洗濯兼脱水槽2内
の洗剤溶解が素早く行われ、高濃度の洗濯水を洗濯物に
浸透することが可能になる。
明する。図10は第1の行程において、洗濯兼脱水槽2
の回転数を洗濯兼脱水槽2内の水位変化に応じて可変と
した1つの事例を示したものである。給水開始と同時に
洗濯兼脱水槽2は回転数R2まで上昇し、水位がS4と
なるT1”までの回転数をR2のまま維持する。このよ
うにT1”までの期間に、高速回転で洗濯兼脱水槽2を
回転させることにより、洗濯兼脱水槽2内の洗濯水に強
い撹拌力を与えることが可能となり、洗濯兼脱水槽2内
の洗剤溶解が素早く行われ、高濃度の洗濯水を洗濯物に
浸透することが可能になる。
【0038】また、この期間では、洗濯兼脱水槽2内の
水位は低い水位であるため、洗濯兼脱水槽2を高速で回
転しても、回転を妨げる洗濯水の抵抗は少ないため、洗
濯兼脱水槽2を回転するのに必要な消費電力を少なくす
ることができる。洗剤を素早く溶解した後、洗濯兼脱水
槽2の回転数をR3に下げて水位がS5となるT2”か
らT3”の期間は回転数をR3に維持したままで洗濯兼
脱水槽2の回転を継続する。
水位は低い水位であるため、洗濯兼脱水槽2を高速で回
転しても、回転を妨げる洗濯水の抵抗は少ないため、洗
濯兼脱水槽2を回転するのに必要な消費電力を少なくす
ることができる。洗剤を素早く溶解した後、洗濯兼脱水
槽2の回転数をR3に下げて水位がS5となるT2”か
らT3”の期間は回転数をR3に維持したままで洗濯兼
脱水槽2の回転を継続する。
【0039】この場合、洗濯兼脱水槽2内の水位が上昇
しても洗濯水による洗濯兼脱水槽2の回転抵抗を少ない
状態に維持することができるため、消費電力も少ない状
態で洗濯兼脱水槽2の回転を継続することが可能とな
る。
しても洗濯水による洗濯兼脱水槽2の回転抵抗を少ない
状態に維持することができるため、消費電力も少ない状
態で洗濯兼脱水槽2の回転を継続することが可能とな
る。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、外槽内に回転自在に設けた洗濯兼脱水槽
と、この洗濯兼脱水槽の内底部に回転自在に設けた攪拌
翼と、前記洗濯兼脱水槽内に給水する給水手段と、前記
洗濯兼脱水槽および攪拌翼を駆動する駆動手段と、前記
給水手段、駆動手段などの動作を制御し行程を制御する
制御手段とを備え、前記制御手段は、給水しながら洗濯
兼脱水槽を回転させる第1の行程と、前記攪拌翼を回転
させる第2の行程とを有するから、攪拌翼を撹拌するこ
となく洗剤の溶解、洗濯物への洗濯水の浸透を行うこと
ができ、また、攪拌翼の撹拌時には洗濯物に浸透した洗
剤が洗濯物間の潤滑剤として作用し、攪拌翼の撹拌によ
って生じる洗濯物表面の摩擦機械力を弱めることがで
き、洗濯物を傷めることなく、洗浄力を確保できるとと
もに、洗いむらを低減することができる。
発明によれば、外槽内に回転自在に設けた洗濯兼脱水槽
と、この洗濯兼脱水槽の内底部に回転自在に設けた攪拌
翼と、前記洗濯兼脱水槽内に給水する給水手段と、前記
洗濯兼脱水槽および攪拌翼を駆動する駆動手段と、前記
給水手段、駆動手段などの動作を制御し行程を制御する
制御手段とを備え、前記制御手段は、給水しながら洗濯
兼脱水槽を回転させる第1の行程と、前記攪拌翼を回転
させる第2の行程とを有するから、攪拌翼を撹拌するこ
となく洗剤の溶解、洗濯物への洗濯水の浸透を行うこと
ができ、また、攪拌翼の撹拌時には洗濯物に浸透した洗
剤が洗濯物間の潤滑剤として作用し、攪拌翼の撹拌によ
って生じる洗濯物表面の摩擦機械力を弱めることがで
き、洗濯物を傷めることなく、洗浄力を確保できるとと
もに、洗いむらを低減することができる。
【0041】また、請求項2に記載の発明によれば、洗
濯兼脱水槽内の洗濯物の量を検知する布量検知手段を備
え、制御手段は、布量検知後に第1の行程を開始するよ
うにしたから、給水開始直後から洗濯水を直接洗濯物に
浸透させることができ、洗濯物への効果的な浸透を行う
ことができ、洗浄力を確保できるとともに、洗いむらを
低減することができる。
濯兼脱水槽内の洗濯物の量を検知する布量検知手段を備
え、制御手段は、布量検知後に第1の行程を開始するよ
うにしたから、給水開始直後から洗濯水を直接洗濯物に
浸透させることができ、洗濯物への効果的な浸透を行う
ことができ、洗浄力を確保できるとともに、洗いむらを
低減することができる。
【0042】また、請求項3に記載の発明によれば、制
御手段は、第2の行程において、攪拌翼の回転数を可変
可能としたから、洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量、および
水量の状態によって適正な機械力を加えて洗濯物を傷め
ることなく、洗浄力を確保できるとともに、洗いむらを
低減することができる。
御手段は、第2の行程において、攪拌翼の回転数を可変
可能としたから、洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量、および
水量の状態によって適正な機械力を加えて洗濯物を傷め
ることなく、洗浄力を確保できるとともに、洗いむらを
低減することができる。
【0043】また、請求項4に記載の発明によれば、制
御手段は、水位に応じて洗濯兼脱水槽の回転数を可変可
能としたから、洗剤溶解と洗濯物への洗濯水浸透を少な
い消費電力で素早く効果的に行うことができ、洗浄力を
確保できるとともに、洗いむらを低減することができ
る。
御手段は、水位に応じて洗濯兼脱水槽の回転数を可変可
能としたから、洗剤溶解と洗濯物への洗濯水浸透を少な
い消費電力で素早く効果的に行うことができ、洗浄力を
確保できるとともに、洗いむらを低減することができ
る。
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機の縦断面図
【図2】同洗濯機のブロック回路図
【図3】同洗濯機の第1の行程を実行するときの要部動
作タイムチャート
作タイムチャート
【図4】同洗濯機の第2の行程の動作状態を示す縦断面
図
図
【図5】同洗濯機の第2の行程を実行するときの要部動
作タイムチャート
作タイムチャート
【図6】本発明の第2の実施例の洗濯機のブロック回路
図
図
【図7】本発明の第3の実施例の洗濯機のブロック回路
図
図
【図8】同洗濯機の回転制御手段のブロック回路図
【図9】同洗濯機の要部動作タイムチャート
【図10】本発明の第4の実施例の洗濯機の要部動作タ
イムチャート
イムチャート
【図11】従来の洗濯機の縦断面図
1 外槽 2 洗濯兼脱水槽 5 モータ(駆動手段) 8 撹拌翼 10 給水弁(給水手段) 14 制御手段
フロントページの続き (72)発明者 今井 俊次 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 外槽内に回転自在に設けた洗濯兼脱水槽
と、この洗濯兼脱水槽の内底部に回転自在に設けた攪拌
翼と、前記洗濯兼脱水槽内に給水する給水手段と、前記
洗濯兼脱水槽および攪拌翼を駆動する駆動手段と、前記
給水手段、駆動手段などの動作を制御し行程を制御する
制御手段とを備え、前記制御手段は、給水しながら洗濯
兼脱水槽を回転させる第1の行程と、前記攪拌翼を回転
させる第2の行程とを有する洗濯機。 - 【請求項2】 洗濯兼脱水槽内の洗濯物の量を検知する
布量検知手段を備え、制御手段は、布量検知後に第1の
行程を開始するようにした請求項1記載の洗濯機。 - 【請求項3】 制御手段は、第2の行程において、攪拌
翼の回転数を可変可能とした請求項1または2記載の洗
濯機。 - 【請求項4】 制御手段は、水位に応じて洗濯兼脱水槽
の回転数を可変可能とした請求項1または2記載の洗濯
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9359611A JPH11188195A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9359611A JPH11188195A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11188195A true JPH11188195A (ja) | 1999-07-13 |
Family
ID=18465385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9359611A Pending JPH11188195A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11188195A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7958650B2 (en) * | 2006-01-23 | 2011-06-14 | Turatti S.R.L. | Apparatus for drying foodstuffs |
KR20180057838A (ko) * | 2016-11-23 | 2018-05-31 | 삼성전자주식회사 | 세탁기 및 그 제어방법 |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP9359611A patent/JPH11188195A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7958650B2 (en) * | 2006-01-23 | 2011-06-14 | Turatti S.R.L. | Apparatus for drying foodstuffs |
KR20180057838A (ko) * | 2016-11-23 | 2018-05-31 | 삼성전자주식회사 | 세탁기 및 그 제어방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |