JP3303521B2 - 洗濯機 - Google Patents
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- D06F2105/42—Detergent or additive supply
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯兼脱水槽を回転さ
せながら洗濯液を衣類に散水して汚れを除去する洗濯機
に関する。
せながら洗濯液を衣類に散水して汚れを除去する洗濯機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、洗濯機は撹拌方式の洗濯機が主流
であり、その代表であるパルセーター式の洗濯機を例に
挙げて説明すると、洗濯兼脱水槽に衣類を投入した後、
所定量の水と洗剤とを投入し、パルセーターを回転させ
ることによって衣類と水を撹拌し、洗剤を溶解しながら
衣類の汚れに作用させるとともに、衣類相互間を摩擦さ
せたり、または衣類と洗濯兼脱水槽の内壁面およびパル
セーター表面と摩擦させることによって汚れの除去を行
っていた。
であり、その代表であるパルセーター式の洗濯機を例に
挙げて説明すると、洗濯兼脱水槽に衣類を投入した後、
所定量の水と洗剤とを投入し、パルセーターを回転させ
ることによって衣類と水を撹拌し、洗剤を溶解しながら
衣類の汚れに作用させるとともに、衣類相互間を摩擦さ
せたり、または衣類と洗濯兼脱水槽の内壁面およびパル
セーター表面と摩擦させることによって汚れの除去を行
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の撹拌
方式による洗濯機では、衣類の種類によって摩擦で衣類
表面が毛羽立ったり、ほつれが生じたり、または衣類が
絡んで伸びが発生するなど衣類を損傷させてしまうとい
った問題を有していた。また、衣類の摩擦力を低減させ
るために撹拌力を弱くした場合には、充分な洗濯性能が
確保できないといった問題を有していた。さらに、節
水、節洗剤といった省資源、省エネルギ的な観点ではパ
ルセーター式の洗濯機では、衣類の量によって異なるが
1回の洗濯で約40リッターから60リッターの水と、
その水量に対応した所定量の洗剤が必要であり、すすぎ
行程を含めると約120リッターから180リッターも
の多量の水が必要であるといった問題点を有していた。
方式による洗濯機では、衣類の種類によって摩擦で衣類
表面が毛羽立ったり、ほつれが生じたり、または衣類が
絡んで伸びが発生するなど衣類を損傷させてしまうとい
った問題を有していた。また、衣類の摩擦力を低減させ
るために撹拌力を弱くした場合には、充分な洗濯性能が
確保できないといった問題を有していた。さらに、節
水、節洗剤といった省資源、省エネルギ的な観点ではパ
ルセーター式の洗濯機では、衣類の量によって異なるが
1回の洗濯で約40リッターから60リッターの水と、
その水量に対応した所定量の洗剤が必要であり、すすぎ
行程を含めると約120リッターから180リッターも
の多量の水が必要であるといった問題点を有していた。
【0004】本発明は上記問題を解決するもので、衣類
を撹拌することなく、洗濯液が有効に衣類の汚れに作用
するタイミングに洗濯液を供給することにより所定量の
水と洗剤で衣類を傷めることなく汚れを除去することを
第1の目的としている。
を撹拌することなく、洗濯液が有効に衣類の汚れに作用
するタイミングに洗濯液を供給することにより所定量の
水と洗剤で衣類を傷めることなく汚れを除去することを
第1の目的としている。
【0005】また、洗濯液を衣類に循環供給することに
より極少量の水と洗剤によって衣類を傷めることなく汚
れを除去することを第2の目的としている。
より極少量の水と洗剤によって衣類を傷めることなく汚
れを除去することを第2の目的としている。
【0006】また、洗濯液が衣類の汚れに対し効果的に
作用するタイミングに効率的に洗濯液の循環手段を作動
させ、衣類の洗濯液含水量を変化させることにより、衣
類を傷めることなく省エネルギにて汚れ除去を行うこと
を第3の目的としている。
作用するタイミングに効率的に洗濯液の循環手段を作動
させ、衣類の洗濯液含水量を変化させることにより、衣
類を傷めることなく省エネルギにて汚れ除去を行うこと
を第3の目的としている。
【0007】また、衣類の洗濯むらの発生を防止するこ
とを第4の目的としている。
とを第4の目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽
を回転させる駆動手段と、前記洗濯兼脱水槽内の衣類に
洗濯液を供給する洗濯液供給手段と、前記駆動手段と洗
濯液供給手段の動作を制御する制御手段とを備え、前記
制御手段は、前記洗濯兼脱水槽を高速、低速の2段階で
回転駆動し、前記高速回転から前記低速回転へと回転数
が下がっていく間に前記洗濯液供給手段により前記洗濯
兼脱水槽内の衣類に洗濯液を供給することにより、衣類
に洗濯液が供給されると同時に衣類が洗濯液を排出する
ように構成したことを第1の課題解決手段としている。
を達成するために、洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽
を回転させる駆動手段と、前記洗濯兼脱水槽内の衣類に
洗濯液を供給する洗濯液供給手段と、前記駆動手段と洗
濯液供給手段の動作を制御する制御手段とを備え、前記
制御手段は、前記洗濯兼脱水槽を高速、低速の2段階で
回転駆動し、前記高速回転から前記低速回転へと回転数
が下がっていく間に前記洗濯液供給手段により前記洗濯
兼脱水槽内の衣類に洗濯液を供給することにより、衣類
に洗濯液が供給されると同時に衣類が洗濯液を排出する
ように構成したことを第1の課題解決手段としている。
【0009】また、第2の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段に加えて、洗濯液供給手段は、水受
け槽内の洗濯液を循環する循環手段を有するように構成
したことを第2の課題解決手段としている。
第1の課題解決手段に加えて、洗濯液供給手段は、水受
け槽内の洗濯液を循環する循環手段を有するように構成
したことを第2の課題解決手段としている。
【0010】また、第3の目的を達成するために、上記
第1または2の課題解決手段に加えて、制御手段は、洗
濯兼脱水槽の回転数の高低制御を繰り返し行うように構
成したことを第3の課題解決手段としている。
第1または2の課題解決手段に加えて、制御手段は、洗
濯兼脱水槽の回転数の高低制御を繰り返し行うように構
成したことを第3の課題解決手段としている。
【0011】また、第4の目的を達成するために、上記
第1から3の課題解決手段に加えて、洗濯液供給手段
は、洗濯液を上下方向に振幅をもって供給する構成とし
たことを第4の課題解決手段としている。
第1から3の課題解決手段に加えて、洗濯液供給手段
は、洗濯液を上下方向に振幅をもって供給する構成とし
たことを第4の課題解決手段としている。
【0012】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
衣類に遠心力が加わった状態で洗濯液を供給するため洗
濯液による、汚れの取り込みと汚れを取り込んだ洗濯液
の排出を同時に、かつ連続的に行うことが可能となり、
また、衣類に加わる遠心力が弱い低速回転時に洗濯液を
供給するため、供給された洗濯液は衣類に含水され、こ
の間に洗濯液は衣類の汚れを取り込み、その後、高速回
転として衣類に加わる遠心力を高めることにより、汚れ
を取り込んだ洗濯液は衣類から排出されるため、衣類相
互間を摩擦させることなく所定量の洗濯液で汚れを除去
することができる。
衣類に遠心力が加わった状態で洗濯液を供給するため洗
濯液による、汚れの取り込みと汚れを取り込んだ洗濯液
の排出を同時に、かつ連続的に行うことが可能となり、
また、衣類に加わる遠心力が弱い低速回転時に洗濯液を
供給するため、供給された洗濯液は衣類に含水され、こ
の間に洗濯液は衣類の汚れを取り込み、その後、高速回
転として衣類に加わる遠心力を高めることにより、汚れ
を取り込んだ洗濯液は衣類から排出されるため、衣類相
互間を摩擦させることなく所定量の洗濯液で汚れを除去
することができる。
【0013】また、第2の課題解決手段により、循環手
段によって洗濯液を連続的に衣類に供給することが可能
となり、衣類相互間を摩擦させることなく極少量の洗濯
液で汚れを除去することができる。
段によって洗濯液を連続的に衣類に供給することが可能
となり、衣類相互間を摩擦させることなく極少量の洗濯
液で汚れを除去することができる。
【0014】また、第3の課題解決手段により、低速回
転時は衣類に加わる遠心力が弱まるため衣類の洗濯液含
水量が一時的に増大し、その間に洗濯液に汚れが取り込
まれる。高速回転時は衣類に加わる遠心力が高くなるた
め汚れを取り込んだ洗濯液は衣類から排出される。この
繰り返しによって衣類相互間を摩擦させることなく、短
時間で汚れを除去することができる。
転時は衣類に加わる遠心力が弱まるため衣類の洗濯液含
水量が一時的に増大し、その間に洗濯液に汚れが取り込
まれる。高速回転時は衣類に加わる遠心力が高くなるた
め汚れを取り込んだ洗濯液は衣類から排出される。この
繰り返しによって衣類相互間を摩擦させることなく、短
時間で汚れを除去することができる。
【0015】また、第4の課題解決手段により、洗濯兼
脱水槽内の衣類が遠心回転によって上下に移動しても洗
濯液を確実に供給して洗浄むらの発生を防止することが
できる。
脱水槽内の衣類が遠心回転によって上下に移動しても洗
濯液を確実に供給して洗浄むらの発生を防止することが
できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1および図
2を参照しながら説明する。
2を参照しながら説明する。
【0017】図1に示すように、洗濯機外枠1は、4本
の吊り棒2により水受け槽3を吊り下げている。洗濯兼
脱水槽(以下、洗濯槽という)4は、水受け槽3内に回
転自在に配設し、洗濯槽4の底部に撹拌翼5を回転自在
に配設している。モータ(駆動手段)6は、Vベルト7
および減速機構8を介して撹拌翼5および洗濯槽4を駆
動する。洗濯液貯水槽9は、洗濯機外枠1の上部に設
け、この洗濯液貯水槽9内の洗濯液を洗濯槽4内に散水
する散水ノズル10にバルブ11を介して接続してい
る。これら洗濯液貯水槽9、散水ノズル10およびバル
ブ11で洗濯液供給手段12を形成している。給水手段
13は洗濯槽4内に給水するもので、水位検知手段14
は水受け槽3内の洗濯水位を検知する。排水手段15
は、水受け槽3内の洗濯水を排水するものである。制御
装置16は洗濯機本体1の上面に設けている。
の吊り棒2により水受け槽3を吊り下げている。洗濯兼
脱水槽(以下、洗濯槽という)4は、水受け槽3内に回
転自在に配設し、洗濯槽4の底部に撹拌翼5を回転自在
に配設している。モータ(駆動手段)6は、Vベルト7
および減速機構8を介して撹拌翼5および洗濯槽4を駆
動する。洗濯液貯水槽9は、洗濯機外枠1の上部に設
け、この洗濯液貯水槽9内の洗濯液を洗濯槽4内に散水
する散水ノズル10にバルブ11を介して接続してい
る。これら洗濯液貯水槽9、散水ノズル10およびバル
ブ11で洗濯液供給手段12を形成している。給水手段
13は洗濯槽4内に給水するもので、水位検知手段14
は水受け槽3内の洗濯水位を検知する。排水手段15
は、水受け槽3内の洗濯水を排水するものである。制御
装置16は洗濯機本体1の上面に設けている。
【0018】制御装置16は図2に示すように構成して
おり、制御手段17は操作表示手段18により入力され
た設定内容に基づいて洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐
次制御するもので、パワースイッチング手段19を介し
てモータ6、バルブ11、給水手段13、排水手段15
などを逐次制御する。記憶手段20は制御手段17によ
る逐次制御に必要なデータを記憶している。布量検知手
段21は、洗濯槽4内の洗濯物(衣類)の量を検知する
もので、その出力を制御手段17に入力している。な
お、22はモータ6の進相用コンデンサ、23は電源ス
イッチ、24は商用電源である。
おり、制御手段17は操作表示手段18により入力され
た設定内容に基づいて洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐
次制御するもので、パワースイッチング手段19を介し
てモータ6、バルブ11、給水手段13、排水手段15
などを逐次制御する。記憶手段20は制御手段17によ
る逐次制御に必要なデータを記憶している。布量検知手
段21は、洗濯槽4内の洗濯物(衣類)の量を検知する
もので、その出力を制御手段17に入力している。な
お、22はモータ6の進相用コンデンサ、23は電源ス
イッチ、24は商用電源である。
【0019】制御手段17は、モータ6によって洗濯槽
4を回転させながら、洗濯液供給手段12により洗濯槽
4内の衣類に洗濯液を供給するようにしている。
4を回転させながら、洗濯液供給手段12により洗濯槽
4内の衣類に洗濯液を供給するようにしている。
【0020】上記構成において動作を説明すると、洗濯
槽4内に衣類を投入後、運転を開始する。これによって
排水手段15が作動するとともに、モータ6が駆動して
洗濯槽4が回転しはじめる。このとき、洗濯槽4内の衣
類は回転によって生じる遠心力によって洗濯槽4の底部
内側面部に移動する。洗濯槽4が所定の回転数(たとえ
ば、150〜250rpm)に達した時点でバルブ11
を開放し、洗濯液貯水槽9内の洗濯液を散水ノズル10
より洗濯槽4の底部内側面部の衣類に向けて散水する。
槽4内に衣類を投入後、運転を開始する。これによって
排水手段15が作動するとともに、モータ6が駆動して
洗濯槽4が回転しはじめる。このとき、洗濯槽4内の衣
類は回転によって生じる遠心力によって洗濯槽4の底部
内側面部に移動する。洗濯槽4が所定の回転数(たとえ
ば、150〜250rpm)に達した時点でバルブ11
を開放し、洗濯液貯水槽9内の洗濯液を散水ノズル10
より洗濯槽4の底部内側面部の衣類に向けて散水する。
【0021】衣類に到達した洗濯液は衣類に付着する汚
れに作用して洗濯液中に汚れを取り込むとともに遠心力
によって衣類を通過して排出される。つまり、汚れを取
り込むための洗濯液供給と汚れを取り込んだ洗濯液の排
出とがぼぼ同時に行われることになる。この行程が所定
時間継続されることによって衣類の汚れは洗濯液中に取
り込まれ、汚れ除去が進んでいく。
れに作用して洗濯液中に汚れを取り込むとともに遠心力
によって衣類を通過して排出される。つまり、汚れを取
り込むための洗濯液供給と汚れを取り込んだ洗濯液の排
出とがぼぼ同時に行われることになる。この行程が所定
時間継続されることによって衣類の汚れは洗濯液中に取
り込まれ、汚れ除去が進んでいく。
【0022】つぎに、洗濯行程終了後、汚れを取り込ん
だ洗濯液の脱水が行われる。脱水行程では、まず洗濯液
供給手段12が停止し、洗濯槽4は高い回転数(たとえ
ば、900〜1000rpm)で継続して所定時間回転
する。脱水行程終了後、排水手段15が停止し、給水手
段13が作動してすすぎ水が洗濯槽4内に給水され、以
降数回のすすぎ行程と最終脱水行程を経て洗濯の全行程
終了となる。
だ洗濯液の脱水が行われる。脱水行程では、まず洗濯液
供給手段12が停止し、洗濯槽4は高い回転数(たとえ
ば、900〜1000rpm)で継続して所定時間回転
する。脱水行程終了後、排水手段15が停止し、給水手
段13が作動してすすぎ水が洗濯槽4内に給水され、以
降数回のすすぎ行程と最終脱水行程を経て洗濯の全行程
終了となる。
【0023】図3は、本実施例における洗濯時間と汚れ
除去性能との関係を示した図である。図3に示すよう
に、洗濯時間とともに汚れ除去が進んでいくことを発明
者らは実験により確認している。また、図3より汚れの
除去性能は所定の洗濯時間の時点Tでほぼ飽和すること
も確認している。
除去性能との関係を示した図である。図3に示すよう
に、洗濯時間とともに汚れ除去が進んでいくことを発明
者らは実験により確認している。また、図3より汚れの
除去性能は所定の洗濯時間の時点Tでほぼ飽和すること
も確認している。
【0024】つぎに、本発明の第2の実施例について説
明する。
明する。
【0025】図2における制御手段17は、洗濯槽4を
高速回転R1(たとえば、150〜300rpm)と低
速回転R2(たとえば、50〜100rpm)の2段階
で回転駆動し、低速回転時に洗濯液供給手段12により
洗濯槽4内の衣類に洗濯液を供給するようにしている。
他の構成は上記第1の実施例と同じである。
高速回転R1(たとえば、150〜300rpm)と低
速回転R2(たとえば、50〜100rpm)の2段階
で回転駆動し、低速回転時に洗濯液供給手段12により
洗濯槽4内の衣類に洗濯液を供給するようにしている。
他の構成は上記第1の実施例と同じである。
【0026】上記構成において図4を参照しながら動作
を説明すると、図4は洗濯時間の経過と洗濯槽4の回転
数との関係を示した図である。制御手段17によって洗
濯槽4の回転数を高速回転R1と低速回転R2の間で制御
し、洗濯液供給手段12は高速回転R1の時点T1から低
速回転R2の時点T2へと回転数が下がっていく間に作動
させる。
を説明すると、図4は洗濯時間の経過と洗濯槽4の回転
数との関係を示した図である。制御手段17によって洗
濯槽4の回転数を高速回転R1と低速回転R2の間で制御
し、洗濯液供給手段12は高速回転R1の時点T1から低
速回転R2の時点T2へと回転数が下がっていく間に作動
させる。
【0027】このとき、洗濯槽4の回転数が徐々に低く
なれば衣類に加わる遠心力が弱くなり、洗濯液の排出能
力が低下し、衣類の洗濯液含水量が徐々に増大してい
く。つまり、衣類は洗濯液によってつけおかれた状態と
なる。このため、汚れに作用する洗濯液量が増大すると
ともに、洗濯液の汚れへの作用時間も長くなる。
なれば衣類に加わる遠心力が弱くなり、洗濯液の排出能
力が低下し、衣類の洗濯液含水量が徐々に増大してい
く。つまり、衣類は洗濯液によってつけおかれた状態と
なる。このため、汚れに作用する洗濯液量が増大すると
ともに、洗濯液の汚れへの作用時間も長くなる。
【0028】そして、低速回転R2から再び高速回転R1
へ回転数を高くしていくT2からT3の間では洗濯液供給
手段12を停止する。この場合、衣類に加わる遠心力が
高くなるため、汚れを取り込んだ洗濯液が排出される。
このように洗濯槽4の回転数を高低制御して衣類に加わ
る遠心力を変化させ、洗濯液が効果的に作用するタイミ
ングに供給することによって、少ない洗濯液で効率的な
汚れ除去を行うことができる。
へ回転数を高くしていくT2からT3の間では洗濯液供給
手段12を停止する。この場合、衣類に加わる遠心力が
高くなるため、汚れを取り込んだ洗濯液が排出される。
このように洗濯槽4の回転数を高低制御して衣類に加わ
る遠心力を変化させ、洗濯液が効果的に作用するタイミ
ングに供給することによって、少ない洗濯液で効率的な
汚れ除去を行うことができる。
【0029】つぎに、本発明の第3の実施例を図5およ
び図6を参照しながら説明する。なお、上記第1の実施
例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略す
る。
び図6を参照しながら説明する。なお、上記第1の実施
例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略す
る。
【0030】図に示すように、循環手段25は、水受け
槽3内の洗濯水を循環するもので、循環ポンプ26と、
この循環ポンプ26と水受け槽3の底部との間を接続す
る第1の循環経路27と、循環ポンプ26と洗濯槽4の
上部に設けた散水ノズル28との間を接続する第2の循
環経路29とで構成している。
槽3内の洗濯水を循環するもので、循環ポンプ26と、
この循環ポンプ26と水受け槽3の底部との間を接続す
る第1の循環経路27と、循環ポンプ26と洗濯槽4の
上部に設けた散水ノズル28との間を接続する第2の循
環経路29とで構成している。
【0031】制御手段30は、モータ6によって洗濯槽
4を回転させながら、循環ポンプ26を駆動し、水受け
槽3内の洗濯水を循環して洗濯槽4内の衣類に洗濯液を
供給するようにしている。
4を回転させながら、循環ポンプ26を駆動し、水受け
槽3内の洗濯水を循環して洗濯槽4内の衣類に洗濯液を
供給するようにしている。
【0032】上記構成において動作を説明すると、洗濯
槽4内に衣類と洗剤を投入し運転を開始する。これによ
って給水手段13が作動し水受け槽3内に水が給水さ
れ、水位検知手段14によって所定の水位を検知した時
点で給水手段13が停止し、モータ6が駆動されて洗濯
槽4が回転しはじめる。洗濯槽4の回転によって衣類に
遠心力が加わり、洗濯槽4の外周部に移動する。
槽4内に衣類と洗剤を投入し運転を開始する。これによ
って給水手段13が作動し水受け槽3内に水が給水さ
れ、水位検知手段14によって所定の水位を検知した時
点で給水手段13が停止し、モータ6が駆動されて洗濯
槽4が回転しはじめる。洗濯槽4の回転によって衣類に
遠心力が加わり、洗濯槽4の外周部に移動する。
【0033】そして、洗濯槽4が所定の回転数(たとえ
ば、150〜250rpm)に達した時点で循環ポンプ
26が作動を開始する。循環ポンプ26の作動によって
水受け槽3の底部の洗濯液は第1の循環経路27を経由
して循環ポンプ26に入り、循環ポンプ26によってさ
らに第2の循環経路29を経由して散水ノズル28より
洗濯槽4の低側面部の衣類に散水される。
ば、150〜250rpm)に達した時点で循環ポンプ
26が作動を開始する。循環ポンプ26の作動によって
水受け槽3の底部の洗濯液は第1の循環経路27を経由
して循環ポンプ26に入り、循環ポンプ26によってさ
らに第2の循環経路29を経由して散水ノズル28より
洗濯槽4の低側面部の衣類に散水される。
【0034】衣類に到達した洗濯液は衣類の汚れに作用
して洗濯液中に汚れを取り込むとともに、遠心力によっ
て衣類から排出されることになる。つまり、汚れを取り
込むための洗濯液供給と汚れを取り込んだ洗濯液の排出
とがぼぼ同時に行われることになる。一方、遠心力によ
って衣類より排出された洗濯液は、循環手段25によっ
て洗濯槽4上部より散水され、再び衣類の汚れ除去のた
めに用いることができる。
して洗濯液中に汚れを取り込むとともに、遠心力によっ
て衣類から排出されることになる。つまり、汚れを取り
込むための洗濯液供給と汚れを取り込んだ洗濯液の排出
とがぼぼ同時に行われることになる。一方、遠心力によ
って衣類より排出された洗濯液は、循環手段25によっ
て洗濯槽4上部より散水され、再び衣類の汚れ除去のた
めに用いることができる。
【0035】このように洗濯液の衣類への供給、洗濯液
中への汚れの取り込み、汚れを取り込んだ洗濯液の衣類
からの排出、そして循環手段25による衣類への洗濯液
供給といった一連の行程を繰り返し行うことによって衣
類の汚れは洗濯液中に取り込まれ、汚れ除去が進んでい
く。
中への汚れの取り込み、汚れを取り込んだ洗濯液の衣類
からの排出、そして循環手段25による衣類への洗濯液
供給といった一連の行程を繰り返し行うことによって衣
類の汚れは洗濯液中に取り込まれ、汚れ除去が進んでい
く。
【0036】つぎに、洗濯行程終了後、汚れを取り込ん
だ洗濯液の脱水が行われる。脱水行程では、まず、循環
手段25が停止し、排水手段15が作動して水受け槽3
内の洗濯液が排水される。このとき、洗濯槽4を高い回
転数(たとえば、900〜1000rpm)で継続して
回転させることによって、脱水行程を同時に行うことが
でき、全体行程の時間短縮を行うことができる。洗濯液
の脱水行程終了後、排水手段15の作動が停止し、給水
手段13が作動してすすぎ水が洗濯槽4内に所定水位ま
で給水され、以降数回のすすぎ行程、最終脱水行程を経
て洗濯の全行程終了となる。
だ洗濯液の脱水が行われる。脱水行程では、まず、循環
手段25が停止し、排水手段15が作動して水受け槽3
内の洗濯液が排水される。このとき、洗濯槽4を高い回
転数(たとえば、900〜1000rpm)で継続して
回転させることによって、脱水行程を同時に行うことが
でき、全体行程の時間短縮を行うことができる。洗濯液
の脱水行程終了後、排水手段15の作動が停止し、給水
手段13が作動してすすぎ水が洗濯槽4内に所定水位ま
で給水され、以降数回のすすぎ行程、最終脱水行程を経
て洗濯の全行程終了となる。
【0037】図7は、本実施例における洗濯時間と衣類
の汚れ除去性能との関係を示した図である。図7に示す
ように、洗濯時間とともに汚れ除去が進んでいくことを
発明者らは実験により確認している。また、図7より汚
れの除去性能は所定の洗濯時間の時点T'でほぼ飽和す
ることも確認しており、この時点を洗濯行程の終了とす
ればよい。
の汚れ除去性能との関係を示した図である。図7に示す
ように、洗濯時間とともに汚れ除去が進んでいくことを
発明者らは実験により確認している。また、図7より汚
れの除去性能は所定の洗濯時間の時点T'でほぼ飽和す
ることも確認しており、この時点を洗濯行程の終了とす
ればよい。
【0038】つぎに、本発明の第4の実施例について説
明する。
明する。
【0039】図6における制御手段30は、モータ6に
よって洗濯槽4を回転させながら循環手段25により洗
濯槽4内の衣類に洗濯液を供給するようにし、かつ洗濯
槽4の回転数を繰り返し高速回転R1'(たとえば、15
0〜300rpm)と低速回転R2'(たとえば、50〜
100rpm)の2段階で回転駆動するようにしてい
る。他の構成は上記第3の実施例と同じである。
よって洗濯槽4を回転させながら循環手段25により洗
濯槽4内の衣類に洗濯液を供給するようにし、かつ洗濯
槽4の回転数を繰り返し高速回転R1'(たとえば、15
0〜300rpm)と低速回転R2'(たとえば、50〜
100rpm)の2段階で回転駆動するようにしてい
る。他の構成は上記第3の実施例と同じである。
【0040】上記構成において図8を参照しながら動作
を説明すると、図8は洗濯時間の経過と洗濯槽4の回転
数との関係を示した図である。制御手段30によって洗
濯槽4の回転数を図8に示すように、高速回転R1'と低
速回転R2'との間で制御し、循環手段25は、高速回転
R1'の時点T1'から低速回転R2'の時点T2'へと回転数
が下がっていく間に作動させる。このとき、洗濯槽4の
回転数が徐々に低くなれば衣類に加わる遠心力が弱くな
り、洗濯液の排出能力が低下し、衣類の洗濯液含水量が
徐々に増大していく。つまり、衣類は洗濯液によってつ
けおかれた状態となる。このため、汚れに作用する洗濯
液量が増大するとともに、洗濯液の汚れへの作用時間も
長くなる。そして、低速回転R2'から再び高速回転R1'
へと回転数を高くしていくT2'からT3'の間では、衣類
に加わる遠心力が高くなるため、衣類の洗濯液含水量が
徐々に低下していく。
を説明すると、図8は洗濯時間の経過と洗濯槽4の回転
数との関係を示した図である。制御手段30によって洗
濯槽4の回転数を図8に示すように、高速回転R1'と低
速回転R2'との間で制御し、循環手段25は、高速回転
R1'の時点T1'から低速回転R2'の時点T2'へと回転数
が下がっていく間に作動させる。このとき、洗濯槽4の
回転数が徐々に低くなれば衣類に加わる遠心力が弱くな
り、洗濯液の排出能力が低下し、衣類の洗濯液含水量が
徐々に増大していく。つまり、衣類は洗濯液によってつ
けおかれた状態となる。このため、汚れに作用する洗濯
液量が増大するとともに、洗濯液の汚れへの作用時間も
長くなる。そして、低速回転R2'から再び高速回転R1'
へと回転数を高くしていくT2'からT3'の間では、衣類
に加わる遠心力が高くなるため、衣類の洗濯液含水量が
徐々に低下していく。
【0041】図9は、洗濯槽4の回転数を高低制御した
場合としない場合の汚れの除去速度を比較した図であ
る。図9より、洗濯槽4の回転数を高低制御した場合
は、汚れ除去性能の飽和点Sに達する時間Ts1が高低制
御しない場合の時間Ts2より短くなっており、これより
高低制御した方が汚れの除去速度が高くなっていること
がわかる。このように、循環手段25によって洗濯液を
供給している間に洗濯槽4の回転数を高低制御して衣類
に加わる遠心力を変化させ、洗濯液の含水量を変化させ
ることにより洗濯時間の短縮化を図ることができる。
場合としない場合の汚れの除去速度を比較した図であ
る。図9より、洗濯槽4の回転数を高低制御した場合
は、汚れ除去性能の飽和点Sに達する時間Ts1が高低制
御しない場合の時間Ts2より短くなっており、これより
高低制御した方が汚れの除去速度が高くなっていること
がわかる。このように、循環手段25によって洗濯液を
供給している間に洗濯槽4の回転数を高低制御して衣類
に加わる遠心力を変化させ、洗濯液の含水量を変化させ
ることにより洗濯時間の短縮化を図ることができる。
【0042】つぎに、本発明の第5の実施例について説
明する。
明する。
【0043】図6における制御手段30は、洗濯槽4を
低速回転(たとえば、50〜100rpm)して循環手
段25により衣類に洗濯液を供給する第1の行程と、こ
の第1の行程終了後、洗濯液の供給を停止し、洗濯槽4
を第1の行程時の回転数より高い回転数(たとえば、1
50〜300rpm)で回転させる第2の行程とを繰り
返し行うようにしている。他の構成は上記第3の実施例
と同じである。
低速回転(たとえば、50〜100rpm)して循環手
段25により衣類に洗濯液を供給する第1の行程と、こ
の第1の行程終了後、洗濯液の供給を停止し、洗濯槽4
を第1の行程時の回転数より高い回転数(たとえば、1
50〜300rpm)で回転させる第2の行程とを繰り
返し行うようにしている。他の構成は上記第3の実施例
と同じである。
【0044】上記構成において図10を参照しながら動
作を説明すると、図10は洗濯時間の経過と洗濯槽4の
回転数との関係を示した図である。制御手段30によっ
て洗濯槽4の回転数を図10に示すように高速回転R1"
と低速回転R2"との間で制御し、循環手段25は、高速
回転R1"の時点T1"から低速回転R2"の時点T2"へと回
転数が下がっていく間に作動させる。
作を説明すると、図10は洗濯時間の経過と洗濯槽4の
回転数との関係を示した図である。制御手段30によっ
て洗濯槽4の回転数を図10に示すように高速回転R1"
と低速回転R2"との間で制御し、循環手段25は、高速
回転R1"の時点T1"から低速回転R2"の時点T2"へと回
転数が下がっていく間に作動させる。
【0045】このとき、洗濯槽4の回転数が徐々に低く
なれば衣類に加わる遠心力が弱くなり、洗濯液の排出能
力が低下し、衣類の洗濯液含水量が徐々に増大してい
く。つまり、衣類は洗濯液によってつけおかれた状態と
なる。このため、汚れに作用する洗濯液量が増大すると
ともに、洗濯液の汚れへの作用時間も長くなる。そし
て、低速回転R2"から再び高速回転R1"へと回転数を高
くしていくT2"からT3"の間では循環手段25を停止す
る。この場合、衣類に加わる遠心力が高くなるため、汚
れを取り込んだ洗濯液が排出される。
なれば衣類に加わる遠心力が弱くなり、洗濯液の排出能
力が低下し、衣類の洗濯液含水量が徐々に増大してい
く。つまり、衣類は洗濯液によってつけおかれた状態と
なる。このため、汚れに作用する洗濯液量が増大すると
ともに、洗濯液の汚れへの作用時間も長くなる。そし
て、低速回転R2"から再び高速回転R1"へと回転数を高
くしていくT2"からT3"の間では循環手段25を停止す
る。この場合、衣類に加わる遠心力が高くなるため、汚
れを取り込んだ洗濯液が排出される。
【0046】このように回転数を高低制御して衣類に加
わる遠心力を変化させ、洗濯液が効率的に作用するタイ
ミングに供給することによって、循環手段25の効率的
な作動が可能となり省エネルギ化を実現できる。
わる遠心力を変化させ、洗濯液が効率的に作用するタイ
ミングに供給することによって、循環手段25の効率的
な作動が可能となり省エネルギ化を実現できる。
【0047】つぎに、本発明の第6の実施例を図11お
よび図12を参照しながら説明する。なお、上記第3の
実施例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略
する。
よび図12を参照しながら説明する。なお、上記第3の
実施例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略
する。
【0048】図に示すように、散水ノズル31は、第1
の歯車32を一体に取り付け、この第1の歯車32に第
2の歯車33を噛み合わせ、第2の歯車33を駆動手段
(図示せず)により所定の回転変位で正逆回転するよう
にしている。
の歯車32を一体に取り付け、この第1の歯車32に第
2の歯車33を噛み合わせ、第2の歯車33を駆動手段
(図示せず)により所定の回転変位で正逆回転するよう
にしている。
【0049】上記構成において動作を説明すると、散水
ノズル31より洗濯液の散水が行われているときに、駆
動手段によって第2の歯車33を駆動すると、第2の歯
車33と噛み合っている第1の歯車32が回転し、これ
によって第1の歯車32と一体になった散水ノズル31
が回転する。つまり、駆動手段を所定の回転変位で正逆
回転することにより、散水ノズル31の散水口位置を上
下に変動させることができる。
ノズル31より洗濯液の散水が行われているときに、駆
動手段によって第2の歯車33を駆動すると、第2の歯
車33と噛み合っている第1の歯車32が回転し、これ
によって第1の歯車32と一体になった散水ノズル31
が回転する。つまり、駆動手段を所定の回転変位で正逆
回転することにより、散水ノズル31の散水口位置を上
下に変動させることができる。
【0050】したがって、図12に示すように、洗濯槽
4側面への洗濯液の供給位置を上下に変位を持たせるこ
とが可能となり、脱水回転時に衣類が洗濯槽上部に移動
した場合でも洗濯液を衣類全体に散水することができ、
洗濯液の衣類への供給むらによる洗濯むらの発生を防止
することができる。
4側面への洗濯液の供給位置を上下に変位を持たせるこ
とが可能となり、脱水回転時に衣類が洗濯槽上部に移動
した場合でも洗濯液を衣類全体に散水することができ、
洗濯液の衣類への供給むらによる洗濯むらの発生を防止
することができる。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明は、洗濯兼脱水槽
と、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段と、前記洗
濯兼脱水槽内の衣類に洗濯液を供給する洗濯液供給手段
と、前記駆動手段と洗濯液供給手段の動作を制御する制
御手段とを備え、前記制御手段は、前記洗濯兼脱水槽を
高速、低速の2段階で回転駆動し、前記高速回転から前
記低速回転へと回転数が下がっていく間に前記洗濯液供
給手段により前記洗濯兼脱水槽内の衣類に洗濯液を供給
することにより、衣類に洗濯液が供給されると同時に衣
類が洗濯液を排出するように構成したから、洗濯兼脱水
槽を回転させながら洗濯液が有効に汚れに作用する回転
数のタイミングに洗濯液を供給するため、所定量の水と
洗剤で衣類を傷めることなく汚れを除去することができ
る。
と、前記洗濯兼脱水槽を回転させる駆動手段と、前記洗
濯兼脱水槽内の衣類に洗濯液を供給する洗濯液供給手段
と、前記駆動手段と洗濯液供給手段の動作を制御する制
御手段とを備え、前記制御手段は、前記洗濯兼脱水槽を
高速、低速の2段階で回転駆動し、前記高速回転から前
記低速回転へと回転数が下がっていく間に前記洗濯液供
給手段により前記洗濯兼脱水槽内の衣類に洗濯液を供給
することにより、衣類に洗濯液が供給されると同時に衣
類が洗濯液を排出するように構成したから、洗濯兼脱水
槽を回転させながら洗濯液が有効に汚れに作用する回転
数のタイミングに洗濯液を供給するため、所定量の水と
洗剤で衣類を傷めることなく汚れを除去することができ
る。
【0052】また、洗濯液供給手段は、水受け槽内の洗
濯液を循環する循環手段を有するように構成したから、
洗濯兼脱水槽を回転させながら洗濯液を衣類に循環供給
して洗濯を行うため、極少量の洗濯液で衣類を傷めるこ
となく汚れを除去することができる。
濯液を循環する循環手段を有するように構成したから、
洗濯兼脱水槽を回転させながら洗濯液を衣類に循環供給
して洗濯を行うため、極少量の洗濯液で衣類を傷めるこ
となく汚れを除去することができる。
【0053】また、制御手段は、洗濯兼脱水槽の回転数
の高低制御を繰り返し行うように構成したから、洗濯槽
を回転させながら洗濯液を衣類に循環供給するととも
に、洗濯槽の回転数を変化させ衣類の洗濯液含水量を変
化させることによって、衣類を傷めることなく短時間で
洗濯を行うことができる。
の高低制御を繰り返し行うように構成したから、洗濯槽
を回転させながら洗濯液を衣類に循環供給するととも
に、洗濯槽の回転数を変化させ衣類の洗濯液含水量を変
化させることによって、衣類を傷めることなく短時間で
洗濯を行うことができる。
【0054】また、洗濯液供給手段は、洗濯液を上下方
向に振幅をもって供給する構成としたから、衣類に洗濯
液をまんべんなく供給することが可能となり、洗濯むら
の発生を防止することができる。
向に振幅をもって供給する構成としたから、衣類に洗濯
液をまんべんなく供給することが可能となり、洗濯むら
の発生を防止することができる。
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機の断面図
【図2】同洗濯機のブロック回路図
【図3】同洗濯機の洗濯性能の特性図
【図4】本発明の第2の実施例の洗濯機の洗濯槽の回転
数制御を示すタイムチャート
数制御を示すタイムチャート
【図5】本発明の第3の実施例の洗濯機の断面図
【図6】同洗濯機のブロック回路図
【図7】本発明の第3の実施例の洗濯機の洗濯性能の特
性図
性図
【図8】本発明の第4の実施例の洗濯機の洗濯槽の回転
数制御を示すタイムチャート
数制御を示すタイムチャート
【図9】同洗濯機の洗濯性能の特性図
【図10】本発明の第5の実施例の洗濯機の洗濯槽の回
転数制御を示すタイムチャート
転数制御を示すタイムチャート
【図11】本発明の第6の実施例の洗濯機の要部拡大図
【図12】同洗濯機の断面図
4 洗濯兼脱水槽 6 モータ(駆動手段) 12 洗濯液供給手段 17 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−192397(JP,A) 特開 平4−117999(JP,A) 特公 昭63−66236(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 33/02
Claims (4)
- 【請求項1】 洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽を回
転させる駆動手段と、前記洗濯兼脱水槽内の衣類に洗濯
液を供給する洗濯液供給手段と、前記駆動手段と洗濯液
供給手段の動作を制御する制御手段とを備え、前記制御
手段は、前記洗濯兼脱水槽を高速、低速の2段階で回転
駆動し、前記高速回転から前記低速回転へと回転数が下
がっていく間に前記洗濯液供給手段により前記洗濯兼脱
水槽内の衣類に洗濯液を供給することにより、衣類に洗
濯液が供給されると同時に衣類が洗濯液を排出するよう
に構成した洗濯機。 - 【請求項2】 洗濯液供給手段は、水受け槽内の洗濯液
を循環する循環手段を有するように構成した請求項1記
載の洗濯機。 - 【請求項3】 制御手段は、洗濯兼脱水槽の回転数の高
低制御を繰り返し行うように構成した請求項1または2
記載の洗濯機。 - 【請求項4】 洗濯液供給手段は、洗濯液を上下方向に
振幅をもって供給する構成とした請求項1〜3のいずれ
か1項に記載の洗濯機。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10835994A JP3303521B2 (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 洗濯機 |
TW086206441U TW369012U (en) | 1994-05-23 | 1995-04-21 | Washing machine |
CN95105269A CN1075571C (zh) | 1994-05-23 | 1995-05-18 | 洗衣机 |
KR1019950012655A KR100222191B1 (ko) | 1994-05-23 | 1995-05-20 | 세탁기 |
US08/813,298 US6058743A (en) | 1994-05-23 | 1997-03-10 | Washing machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10835994A JP3303521B2 (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07313784A JPH07313784A (ja) | 1995-12-05 |
JP3303521B2 true JP3303521B2 (ja) | 2002-07-22 |
Family
ID=14482739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10835994A Expired - Fee Related JP3303521B2 (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 洗濯機 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6058743A (ja) |
JP (1) | JP3303521B2 (ja) |
KR (1) | KR100222191B1 (ja) |
CN (1) | CN1075571C (ja) |
TW (1) | TW369012U (ja) |
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