JP3166227B2 - 全自動洗濯機の排水制御装置 - Google Patents
全自動洗濯機の排水制御装置Info
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- JP3166227B2 JP3166227B2 JP22690991A JP22690991A JP3166227B2 JP 3166227 B2 JP3166227 B2 JP 3166227B2 JP 22690991 A JP22690991 A JP 22690991A JP 22690991 A JP22690991 A JP 22690991A JP 3166227 B2 JP3166227 B2 JP 3166227B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全自動洗濯機に係り、
排水ポンプ付全自動洗濯機に関するものである。
排水ポンプ付全自動洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来におけるポンプ付全自動洗濯機は、
給水弁等の故障により規定の洗濯水位より高く水が供給
され、洗濯撹拌すると、洗濯機外槽の上部より水が溢
れ、床面を漏らすという欠点があった。
給水弁等の故障により規定の洗濯水位より高く水が供給
され、洗濯撹拌すると、洗濯機外槽の上部より水が溢
れ、床面を漏らすという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
欠点を無くし、規定の洗濯水位より高く水が供給され、
洗濯行程へ移行し、規定の水位以外で洗濯することを防
止する。
欠点を無くし、規定の洗濯水位より高く水が供給され、
洗濯行程へ移行し、規定の水位以外で洗濯することを防
止する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、外槽と、前記
外槽内に回転自在に置かれる脱水槽を兼ねる洗濯槽と、
前記洗濯槽内に回転自在に置かれる攪拌翼と、前記攪拌
翼および前記洗濯槽を回転駆動するモータと、前記外槽
および前記洗濯槽内に洗濯水を供給する給水弁と、前記
外槽および前記洗濯槽内の洗濯水を排水する排水弁と、
前記排水弁の下流側に備わる排水用のポンプモータと、
前記外槽に溜る洗濯水の水位を検知する水位センサー
と、前記水位センサーの検知信号を受け、かつ前記モー
タ,前記給水弁,前記排水弁および前記ポンプモータの
作動を制御する制御回路とを備え、前記制御回路の指示
で前記給水弁を開いて給水し、前記外槽に溜る洗濯水の
水位を前記水位センサーで逐次検知し、洗濯に必要な規
定の洗濯水位に達したのを検知したら、前記制御回路は
前記給水弁が閉じられるように指示をするとともに前記
モータの作動を指示して前記攪拌翼を攪拌駆動し、この
攪拌駆動中も前記水位センサーによる前記外槽の水位検
知を続け、異常溢水の水位を越えるのを検知したら前記
制御回路の指示で前記モータの作動を止めて前記攪拌翼
の攪拌駆動を止め、前記攪拌翼の攪拌駆動停止中に再度
水位が前記規定の洗濯水位以上か、否かを調べ、規定の
洗濯水位以上のときには前記排水弁を開放させるととも
に前記ポンプモータを作動させることを特徴とする。
外槽内に回転自在に置かれる脱水槽を兼ねる洗濯槽と、
前記洗濯槽内に回転自在に置かれる攪拌翼と、前記攪拌
翼および前記洗濯槽を回転駆動するモータと、前記外槽
および前記洗濯槽内に洗濯水を供給する給水弁と、前記
外槽および前記洗濯槽内の洗濯水を排水する排水弁と、
前記排水弁の下流側に備わる排水用のポンプモータと、
前記外槽に溜る洗濯水の水位を検知する水位センサー
と、前記水位センサーの検知信号を受け、かつ前記モー
タ,前記給水弁,前記排水弁および前記ポンプモータの
作動を制御する制御回路とを備え、前記制御回路の指示
で前記給水弁を開いて給水し、前記外槽に溜る洗濯水の
水位を前記水位センサーで逐次検知し、洗濯に必要な規
定の洗濯水位に達したのを検知したら、前記制御回路は
前記給水弁が閉じられるように指示をするとともに前記
モータの作動を指示して前記攪拌翼を攪拌駆動し、この
攪拌駆動中も前記水位センサーによる前記外槽の水位検
知を続け、異常溢水の水位を越えるのを検知したら前記
制御回路の指示で前記モータの作動を止めて前記攪拌翼
の攪拌駆動を止め、前記攪拌翼の攪拌駆動停止中に再度
水位が前記規定の洗濯水位以上か、否かを調べ、規定の
洗濯水位以上のときには前記排水弁を開放させるととも
に前記ポンプモータを作動させることを特徴とする。
【0005】
【作用】洗濯水位を水位センサーで検知し、異常水位に
なった場合、排水ポンプで洗濯槽内の洗濯水を強制排水
する。
なった場合、排水ポンプで洗濯槽内の洗濯水を強制排水
する。
【0006】
【実施例】本発明を実施例図により説明する。図1は、
本発明を採用する全自動洗濯機の縦断面図であり、動作
を順次説明すると、全自動洗濯機は、外枠1の内側に、
4本の吊棒5により外槽2が外枠1の上部の4隅にある
コーナープレート21より支持されている。吊棒5に
は、洗濯及び脱水時、振動を吸収するオシバネ4を介在
してある。洗濯する場合、蓋18を開け、衣類を洗濯槽
3内へ投入し、制御部19の指令より、給水後、モータ
20を正逆回転させる。モータ20の回転は、Vベルト
16を介在し、モータプーリー17より、クラッチ14
にあるクラッチプーリー15へ回転を伝達する。伝達さ
れた回転は、クラッチ14により、洗濯時は、洗濯槽3
の中央部に位置している。衣類を動かす撹拌翼7を回動
させ洗濯する。排水時は、制御部19の指令よりモータ
20を休止させ、排水弁12を開けて、洗濯槽3内の洗
濯液をフレキシブルホース52を介して、排水用ポンプ
53を駆動し、排水ホース13より機外へ排出するもの
である。排水後、脱水行程へ進行するが、脱水は、衣類
の状態により、外槽2が大きく振れるため、振れを防止
するために、洗濯槽3の上部に、バランサー6を設け、
脱水による外槽の振れを防止するものである。脱水は、
モータ20の回転を洗濯時と同様にVベルト16を介し
て、クラッチ14へ回転を伝達し、クラッチ14によ
り、洗濯槽3を高速で回転させ、遠心力により、衣類内
の水分を外槽2へ脱水する、脱水された洗濯水は、排水
弁12の操作より、排水ポンプ53を駆動し、排水ホー
ス13から、機外へ排水されるものである。図2は、図
1で説明した制御部19の詳細な説明図である。タイマ
ー33とCPU32(中央処理装置)及び、メモリ3
1、I/Oポート29,30から成る電子制御回路は、
洗いから脱水までタイマーモータと、カムスイッチによ
り成るタイマーにおける場合と同様に、順次移行させる
ようにしたものであることは公知である。以下実施例で
は、ブロック図により説明する。図2に示す電子制御回
路34は、洗濯による洗い行程から最終の脱水行程に至
るまで自動的に行程移行させるためのもので、基本的に
は、周知の如く、タイマー33,中央処理装置(CP
U)32,メモリ31,入力ポート29,出力ポート3
0から成り立っており、洗濯時の制御指令は、中央処理
装置(CPU)で行なうものであり、中央処理装置(C
PU)には、演算部や、制御部がありシステムの中心と
成るものである。基本的には、命令の取り出しと解読,
実行であるが、具体的には算術及び論理演算,メモリの
指定アドレスの内容の読み出しと書き込み制御,入出力
装置への指定アドレスへの入出力制御,プログラムの流
れの制御を行なうものである。
本発明を採用する全自動洗濯機の縦断面図であり、動作
を順次説明すると、全自動洗濯機は、外枠1の内側に、
4本の吊棒5により外槽2が外枠1の上部の4隅にある
コーナープレート21より支持されている。吊棒5に
は、洗濯及び脱水時、振動を吸収するオシバネ4を介在
してある。洗濯する場合、蓋18を開け、衣類を洗濯槽
3内へ投入し、制御部19の指令より、給水後、モータ
20を正逆回転させる。モータ20の回転は、Vベルト
16を介在し、モータプーリー17より、クラッチ14
にあるクラッチプーリー15へ回転を伝達する。伝達さ
れた回転は、クラッチ14により、洗濯時は、洗濯槽3
の中央部に位置している。衣類を動かす撹拌翼7を回動
させ洗濯する。排水時は、制御部19の指令よりモータ
20を休止させ、排水弁12を開けて、洗濯槽3内の洗
濯液をフレキシブルホース52を介して、排水用ポンプ
53を駆動し、排水ホース13より機外へ排出するもの
である。排水後、脱水行程へ進行するが、脱水は、衣類
の状態により、外槽2が大きく振れるため、振れを防止
するために、洗濯槽3の上部に、バランサー6を設け、
脱水による外槽の振れを防止するものである。脱水は、
モータ20の回転を洗濯時と同様にVベルト16を介し
て、クラッチ14へ回転を伝達し、クラッチ14によ
り、洗濯槽3を高速で回転させ、遠心力により、衣類内
の水分を外槽2へ脱水する、脱水された洗濯水は、排水
弁12の操作より、排水ポンプ53を駆動し、排水ホー
ス13から、機外へ排水されるものである。図2は、図
1で説明した制御部19の詳細な説明図である。タイマ
ー33とCPU32(中央処理装置)及び、メモリ3
1、I/Oポート29,30から成る電子制御回路は、
洗いから脱水までタイマーモータと、カムスイッチによ
り成るタイマーにおける場合と同様に、順次移行させる
ようにしたものであることは公知である。以下実施例で
は、ブロック図により説明する。図2に示す電子制御回
路34は、洗濯による洗い行程から最終の脱水行程に至
るまで自動的に行程移行させるためのもので、基本的に
は、周知の如く、タイマー33,中央処理装置(CP
U)32,メモリ31,入力ポート29,出力ポート3
0から成り立っており、洗濯時の制御指令は、中央処理
装置(CPU)で行なうものであり、中央処理装置(C
PU)には、演算部や、制御部がありシステムの中心と
成るものである。基本的には、命令の取り出しと解読,
実行であるが、具体的には算術及び論理演算,メモリの
指定アドレスの内容の読み出しと書き込み制御,入出力
装置への指定アドレスへの入出力制御,プログラムの流
れの制御を行なうものである。
【0007】メモリ31は、プログラムとデータを記憶
するもので読み出しと書き込みの両機能をもつRAM
と、読出し機能だけをもつROMの2種類がある。RA
Mは、データを記憶させたり、プログラムを組むうえで
の作業エリアとして用い、ROMは、きまったプログラム
や固定データを入れ、いつでも同じ処理をする場合に使
用する。入力ポート29と出力ポート30は、CPUと
入力装置,出力装置とのあいだでデータの受け渡しを行
なう場合の仲介をする回路で、一般的にI/Oポートと
呼んでいる。I/Oポートの入力側には、全自動洗濯機
からの電気的指令が入力され、主に、電源スイッチ2
3,水位センサー22,蓋スイッチ24,プログラム選
択スイッチ25,スタート・ストップスイッチ26等が
接続されている。又、出力側には、洗濯用モータ20,
給水弁10,排水弁12,クラッチソレノイド27,報
知器28,ポンプモータ53等が接続されており、CP
Uの指令によりI/Oポートの介在で制御され、一連の
洗濯動作をするものである。従って、洗濯機は、タイマ
ーモータ及び、カムスイッチより成るタイマーにより、
制御が行なわれるタイマー付き洗濯機と同様に制御され
る。以上のような電子回路によって洗濯機は、制御され
るものである。
するもので読み出しと書き込みの両機能をもつRAM
と、読出し機能だけをもつROMの2種類がある。RA
Mは、データを記憶させたり、プログラムを組むうえで
の作業エリアとして用い、ROMは、きまったプログラム
や固定データを入れ、いつでも同じ処理をする場合に使
用する。入力ポート29と出力ポート30は、CPUと
入力装置,出力装置とのあいだでデータの受け渡しを行
なう場合の仲介をする回路で、一般的にI/Oポートと
呼んでいる。I/Oポートの入力側には、全自動洗濯機
からの電気的指令が入力され、主に、電源スイッチ2
3,水位センサー22,蓋スイッチ24,プログラム選
択スイッチ25,スタート・ストップスイッチ26等が
接続されている。又、出力側には、洗濯用モータ20,
給水弁10,排水弁12,クラッチソレノイド27,報
知器28,ポンプモータ53等が接続されており、CP
Uの指令によりI/Oポートの介在で制御され、一連の
洗濯動作をするものである。従って、洗濯機は、タイマ
ーモータ及び、カムスイッチより成るタイマーにより、
制御が行なわれるタイマー付き洗濯機と同様に制御され
る。以上のような電子回路によって洗濯機は、制御され
るものである。
【0008】図3は、全自動洗濯機における洗濯行程の
ブロック図である。
ブロック図である。
【0009】図3のブロック図を基に、全自動洗濯機の
洗濯行程を図1,図2、操作パネル図4を引用しながら
さらに詳細に説明すると、図2,図4に於いて、電源ス
イッチ23を押し、プログラム選択スイッチ25にて、
任意の洗濯コースを設定し、スタート・ストップスイッ
チ26を押すことにより、図3における給水に入る。給
水はあらかじめ規定された水位になるまで、自動的に給
水ホース11より洗濯槽3内へ洗濯水として水が供給さ
れる。規定水位になったことが、水位センサー22によ
りマイコンに知らされると、洗濯を開始する。洗濯は、
ある一定時間行なった後に、排水弁12を開放し、ポン
プモータ53を駆動し、外槽2内にある洗濯水を洗濯機
外へ、排水ホース13より排出する。洗濯水が完全に排
水されたか水位センサー22で検知後、中間脱水へ移
り洗濯槽3を高速回転させることにより、衣類内の洗剤
分を含んだ洗濯水を遠心力により脱水する。脱水終了
後、第1回目のすすぎを行なうため、洗濯と同様な制御
で給水し、規定水量に達してからすすぎを開始する。中
間脱水も、すすぎ及び最終脱水も、洗濯時及び第1
回目の中間脱水及びすすぎと同じ制御を行ない、衣
類を洗濯からすすぎ、脱水するものである。図5は、図
4の操作パネルにて、設定された状態を、大型液晶表示
板に示した図であり、以下大型液晶表示板をLCDとし
て説明する。
洗濯行程を図1,図2、操作パネル図4を引用しながら
さらに詳細に説明すると、図2,図4に於いて、電源ス
イッチ23を押し、プログラム選択スイッチ25にて、
任意の洗濯コースを設定し、スタート・ストップスイッ
チ26を押すことにより、図3における給水に入る。給
水はあらかじめ規定された水位になるまで、自動的に給
水ホース11より洗濯槽3内へ洗濯水として水が供給さ
れる。規定水位になったことが、水位センサー22によ
りマイコンに知らされると、洗濯を開始する。洗濯は、
ある一定時間行なった後に、排水弁12を開放し、ポン
プモータ53を駆動し、外槽2内にある洗濯水を洗濯機
外へ、排水ホース13より排出する。洗濯水が完全に排
水されたか水位センサー22で検知後、中間脱水へ移
り洗濯槽3を高速回転させることにより、衣類内の洗剤
分を含んだ洗濯水を遠心力により脱水する。脱水終了
後、第1回目のすすぎを行なうため、洗濯と同様な制御
で給水し、規定水量に達してからすすぎを開始する。中
間脱水も、すすぎ及び最終脱水も、洗濯時及び第1
回目の中間脱水及びすすぎと同じ制御を行ない、衣
類を洗濯からすすぎ、脱水するものである。図5は、図
4の操作パネルにて、設定された状態を、大型液晶表示
板に示した図であり、以下大型液晶表示板をLCDとし
て説明する。
【0010】LCDには、洗濯コース46の表示,洗濯
水位47,洗濯時間の表示48,すすぎ回数の表示4
9,脱水時間の表示51,現在時刻50表示等がある。
これらの表示機能を、図4の操作パネル図と合わせて説
明すると、図4のプログラム選択キー25の三角矢印の
部分を押すことにより、図5のLCDの洗濯コース46
に表示してある、洗濯コースの設定が三角の矢印で表現
される。図4のプログラム選択キーを押し続けると、自
動的に、図5の洗濯コース46の表示が移り変わり、必
要な洗濯コース46が設定できるものである。
水位47,洗濯時間の表示48,すすぎ回数の表示4
9,脱水時間の表示51,現在時刻50表示等がある。
これらの表示機能を、図4の操作パネル図と合わせて説
明すると、図4のプログラム選択キー25の三角矢印の
部分を押すことにより、図5のLCDの洗濯コース46
に表示してある、洗濯コースの設定が三角の矢印で表現
される。図4のプログラム選択キーを押し続けると、自
動的に、図5の洗濯コース46の表示が移り変わり、必
要な洗濯コース46が設定できるものである。
【0011】次に図4の水位切替スイッチ35を押すご
とに、図5のLCDに表示される水位設定表示が、三角
矢印マークで示され、任意に洗濯水位を設定し、洗濯で
きるものである。
とに、図5のLCDに表示される水位設定表示が、三角
矢印マークで示され、任意に洗濯水位を設定し、洗濯で
きるものである。
【0012】洗濯時間48,すすぎ回数49,脱水時間
51及び現在時刻50等のLCD表示も同様な方法で設
定し、その後、図4の操作パネル上にあるスタートスイ
ッチ26を押すことにより、設定された条件で洗濯開始
するものである。
51及び現在時刻50等のLCD表示も同様な方法で設
定し、その後、図4の操作パネル上にあるスタートスイ
ッチ26を押すことにより、設定された条件で洗濯開始
するものである。
【0013】図6は、本発明を説明する部分拡大断面図
であり、図6を基に本発明を説明すると、洗濯槽3内に
は、洗濯に必要な規定洗濯水位まで前述した制御によ
り、給水弁10より供給される。
であり、図6を基に本発明を説明すると、洗濯槽3内に
は、洗濯に必要な規定洗濯水位まで前述した制御によ
り、給水弁10より供給される。
【0014】給水弁10は、図6に示す、洗濯に必要な
規定水位に達すると、水位センサー22により、マイコ
ンへ水位の情報を送り、給水弁10の動作を停止し、次
の洗濯行程へ移行するものである。
規定水位に達すると、水位センサー22により、マイコ
ンへ水位の情報を送り、給水弁10の動作を停止し、次
の洗濯行程へ移行するものである。
【0015】上記した、正常な動作で制御されているに
もかかわらず、例えば給水弁10が何らかの障害により
故障し、マイコンより給水停止の指令を受けても、給水
弁10からの水が停止することなく連続的に出て、洗濯
規定水位より高く、異常溢水用の水位に達すると、外槽
2の異常溢水口55より溢水ホース54を通り、排水ポ
ンプ53を介し、排水ホース13内へ供給された水が浸
入する。このとき排水ポンプ53が停止してあり、ま
た、排水ホース13の排水口が、洗濯機の異常溢水用水
位より高い位置にある場合は、自然に排水口13の排水
口より機外へ流出できないため、洗濯外槽2の上部よ
り、洗濯機内へ流出し、床面等を濡らすという問題が発
生する。これらの問題を解決するため、図7の異常溢水
防止制御用フローチャート図及び、水位センサー22に
よる洗濯水位と、水位センサー22の発振周波数の関係
を引用し、説明する。
もかかわらず、例えば給水弁10が何らかの障害により
故障し、マイコンより給水停止の指令を受けても、給水
弁10からの水が停止することなく連続的に出て、洗濯
規定水位より高く、異常溢水用の水位に達すると、外槽
2の異常溢水口55より溢水ホース54を通り、排水ポ
ンプ53を介し、排水ホース13内へ供給された水が浸
入する。このとき排水ポンプ53が停止してあり、ま
た、排水ホース13の排水口が、洗濯機の異常溢水用水
位より高い位置にある場合は、自然に排水口13の排水
口より機外へ流出できないため、洗濯外槽2の上部よ
り、洗濯機内へ流出し、床面等を濡らすという問題が発
生する。これらの問題を解決するため、図7の異常溢水
防止制御用フローチャート図及び、水位センサー22に
よる洗濯水位と、水位センサー22の発振周波数の関係
を引用し、説明する。
【0016】図7に於いてスタートすると、給水弁12
より給水される給水量は、図6に示す洗濯槽3内の水面
高さにより、水位センサー22にて、図1のエアートラ
ップ8内の空気圧の変動で検知するが、その変化は、図
8に示す様に、洗濯水位が高くなるにつれて、水位セン
サー22の周波数が変化していくものであり、図8の洗
濯高水位に至った周波数をもって高水位と設定し、マイ
コンにこの周波数の情報を送り、制御するものである。
より給水される給水量は、図6に示す洗濯槽3内の水面
高さにより、水位センサー22にて、図1のエアートラ
ップ8内の空気圧の変動で検知するが、その変化は、図
8に示す様に、洗濯水位が高くなるにつれて、水位セン
サー22の周波数が変化していくものであり、図8の洗
濯高水位に至った周波数をもって高水位と設定し、マイ
コンにこの周波数の情報を送り、制御するものである。
【0017】この様にして、給水量(水位)を制御し、次
の行程へ移行するが、前述した様に、給水弁12の故障
により、給水状態の制御が困難となり、給水弁10より
水が出っぱなしの状況となると、洗濯槽3内の洗濯水位
は上昇してゆく。しかし、図7のフローチャート図よ
り、洗濯の規定水位であるTr56かという判断で、T
r56に達すると、次のステップである撹拌57へ移行
する。
の行程へ移行するが、前述した様に、給水弁12の故障
により、給水状態の制御が困難となり、給水弁10より
水が出っぱなしの状況となると、洗濯槽3内の洗濯水位
は上昇してゆく。しかし、図7のフローチャート図よ
り、洗濯の規定水位であるTr56かという判断で、T
r56に達すると、次のステップである撹拌57へ移行
する。
【0018】撹拌57は、洗濯槽3内の中央部に位置し
ている撹拌翼7が回動し、衣類を動かし洗濯する行程で
あるが、給水弁10が故障した場合、水が出っぱなしの
状態であるため、撹拌57で、撹拌翼7を回動しなが
ら、水位センサー22で洗濯水位を常に検知し、OFT
r58の判断をするものである。
ている撹拌翼7が回動し、衣類を動かし洗濯する行程で
あるが、給水弁10が故障した場合、水が出っぱなしの
状態であるため、撹拌57で、撹拌翼7を回動しなが
ら、水位センサー22で洗濯水位を常に検知し、OFT
r58の判断をするものである。
【0019】このOFTr58は、図8に示す水位と周
波数の関係で、異常溢水の水位に達しているかを判断す
るものであり、異常溢水の水位周波数に達していなけれ
ば、撹拌翼7を洗濯規定時間回動し、次の行程へ移行す
るものであり、もし、OFTr58で“Y”の判断をした場
合、撹拌翼7を2秒間停止させ、水位センサー22によ
り水位検知59で洗濯水位を再度検知し、洗濯の規定水
位か規定水位よりも高い水位であるかを判断する。も
し、この時図8に示す規定水位内であり、なおかつ前述
した行程がマイコンでカウントしていて5回以内であれ
ば、撹拌57の行程へもどり、撹拌翼7を回動し洗濯す
るものである。
波数の関係で、異常溢水の水位に達しているかを判断す
るものであり、異常溢水の水位周波数に達していなけれ
ば、撹拌翼7を洗濯規定時間回動し、次の行程へ移行す
るものであり、もし、OFTr58で“Y”の判断をした場
合、撹拌翼7を2秒間停止させ、水位センサー22によ
り水位検知59で洗濯水位を再度検知し、洗濯の規定水
位か規定水位よりも高い水位であるかを判断する。も
し、この時図8に示す規定水位内であり、なおかつ前述
した行程がマイコンでカウントしていて5回以内であれ
ば、撹拌57の行程へもどり、撹拌翼7を回動し洗濯す
るものである。
【0020】図8に示す洗濯水位が、規定水位より高い
状態であると検知された場合、ポンプ運転62の工程に
より、図1に示すポンプ53と排水バルブ12を駆動
し、排水ホ−ス13から洗濯機外へ排水する。排水する
ことにより、図8における洗濯水位が低下してゆき、洗
濯水位が、洗濯高水位(Tr)に達したかを水位判断6
3行程で判断し、洗濯高水位(Tr)に達すれば、異常
水位検知回数判断60へもどるものである。
状態であると検知された場合、ポンプ運転62の工程に
より、図1に示すポンプ53と排水バルブ12を駆動
し、排水ホ−ス13から洗濯機外へ排水する。排水する
ことにより、図8における洗濯水位が低下してゆき、洗
濯水位が、洗濯高水位(Tr)に達したかを水位判断6
3行程で判断し、洗濯高水位(Tr)に達すれば、異常
水位検知回数判断60へもどるものである。
【0021】異常水位判断60行程で、5回以上同じよ
うな異常動作が発生した場合は、撹拌停止64の行程で
撹拌翼7を停止し、機能停止61の行程で洗濯機の機能
を停止し、60分経過後、自動的に洗濯機の電源をOF
Fにするものである。
うな異常動作が発生した場合は、撹拌停止64の行程で
撹拌翼7を停止し、機能停止61の行程で洗濯機の機能
を停止し、60分経過後、自動的に洗濯機の電源をOF
Fにするものである。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、選択に必要な規定水位
以上に水が供給された場合、強制的に排水ポンプにて機
外へ排水する制御のため、洗濯時、水の飛びはね等にお
ける床面への水漏れ防止を図ることが出来るものであ
る。
以上に水が供給された場合、強制的に排水ポンプにて機
外へ排水する制御のため、洗濯時、水の飛びはね等にお
ける床面への水漏れ防止を図ることが出来るものであ
る。
【図1】全自動洗濯機の縦断面図である。
【図2】マイコン制御のブロック図である。
【図3】洗濯全自動コースのブロック図である。
【図4】操作パネルの説明図である。
【図5】行程表示の説明図である。
【図6】本発明を説明する部分拡大断面図である。
【図7】異常溢水防止制御用フローチャートである。
【図8】水位と周波数の関係図である。
10…給水弁、53…排水ポンプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−15695(JP,A) 特開 平3−207394(JP,A) 特開 平3−207393(JP,A) 特開 昭62−66896(JP,A) 特開 昭63−92386(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 33/02
Claims (1)
- 【請求項1】外槽と、前記外槽内に回転自在に置かれる
脱水槽を兼ねる洗濯槽と、前記洗濯槽内に回転自在に置
かれる攪拌翼と、前記攪拌翼および前記洗濯槽を回転駆
動するモータと、前記外槽および前記洗濯槽内に洗濯水
を供給する給水弁と、前記外槽および前記洗濯槽内の洗
濯水を排水する排水弁と、前記排水弁の下流側に備わる
排水用のポンプモータと、前記外槽に溜る洗濯水の水位
を検知する水位センサーと、前記水位センサーの検知信
号を受け、かつ前記モータ,前記給水弁,前記排水弁お
よび前記ポンプモータの作動を制御する制御回路とを備
え、前記 制御回路の指示で前記給水弁を開いて給水し、前記
外槽に溜る洗濯水の水位を前記水位センサーで逐次検知
し、洗濯に必要な規定の洗濯水位に達したのを検知した
ら、前記制御回路は前記給水弁が閉じられるように指示
をするとともに前記モータの作動を指示して前記攪拌翼
を攪拌駆動し、この攪拌駆動中も前記水位センサーによ
る前記外槽の水位検知を続け、異常溢水の水位を越える
のを検知したら前記制御回路の指示で前記モータの作動
を止めて前記攪拌翼の攪拌駆動を止め、前記攪拌翼の攪
拌駆動停止中に再度水位が前記規定の洗濯水位以上か、
否かを調べ、規定の洗濯水位以上のときには前記排水弁
を開放させるとともに前記ポンプモータを作動させるこ
とを特徴とする全自動洗濯機の排水制御装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP22690991A JP3166227B2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 全自動洗濯機の排水制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22690991A JP3166227B2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 全自動洗濯機の排水制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0564698A JPH0564698A (ja) | 1993-03-19 |
JP3166227B2 true JP3166227B2 (ja) | 2001-05-14 |
Family
ID=16852504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22690991A Expired - Fee Related JP3166227B2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 全自動洗濯機の排水制御装置 |
Country Status (1)
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US5871851A (en) * | 1997-07-31 | 1999-02-16 | Nippon Steel Corporation | Magnetic shielding material for television cathode-ray tube and process for producing the same |
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CN112533523A (zh) * | 2018-10-05 | 2021-03-19 | 松下知识产权经营株式会社 | 餐具清洗机 |
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-
1991
- 1991-09-06 JP JP22690991A patent/JP3166227B2/ja not_active Expired - Fee Related
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