JPS63204061A - 空気吹出装置 - Google Patents

空気吹出装置

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JPS63204061A
JPS63204061A JP62036046A JP3604687A JPS63204061A JP S63204061 A JPS63204061 A JP S63204061A JP 62036046 A JP62036046 A JP 62036046A JP 3604687 A JP3604687 A JP 3604687A JP S63204061 A JPS63204061 A JP S63204061A
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JP
Japan
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fin
switch
motor
control means
state
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Application number
JP62036046A
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English (en)
Inventor
Seiichi Kaneoka
兼岡 誠一
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Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、冷暖房装置や自動車用空調装置等の空気吹出
部に設けられる空気吹出装置に関する。
(従来の技術) 冷暖房装置や自動車用空調装置では、その空気吹出部に
風向用のフィンをhoするルーバを設け、このルーバの
フィン角度により風の吹出方向を調整したり、フィンを
首振り動作させて広範囲に風を吹出ずようにしたりして
いる。従来、上記フィンの駆動には、たとえば、実開昭
58−172749号公報に示されるようにモータが用
いられ、極振り幼名に当ってはモータを可逆運転してい
る。
しかし、首振りのたびにモータを可逆運転するのでは、
モータおよびそのυj御機器に大きな負担がかかり、寿
命が大幅に短くなってしまう。
また、実開昭60−73050号公報に示されるように
、モータを一方向に回転させ、その回転をクランクやリ
ンク等により往復動に変換し、この往復動によりフィン
を首振り動作させるものもある。この構造では、首振り
動作時もモータは一方向に回転するだけなので、モータ
の寿命が短くなることはない。
しかし、この構造では、ある角度で停止中のフィンを別
の角度に設定しようとして回動させる場合、停止前の状
態により固定しようとする角度に向って直接回動する場
合もあるが、反対方向に回動した後、その復動作により
あらためて固定しようとする角度に向って回動する場合
も生じる。
すなわら、モータのスイッチを操作してもフィンがどち
らの方向に回動するのかわからず、また、所望の角度に
達するまでの時間が長くかかる場合が多く、使用者に不
便窓を与える。
この外、特開昭59−114119号公報に示されるよ
うに、フィンの駆動源としてモータの代りにエアシリン
ダ等を用い、その往復動作によリフインを首振り動作さ
せるものもある。
しかし、この構造では、エアシリンダを動作させるため
の高圧空気源や切換用の電磁弁等を必要とし、設備が複
雑かつ大形化してしまい、自動車用空調装置等には不向
きである。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように、従来の装置では、首振り動作のためのモ
ータの頻繁な可逆運転や、所望の設定角度に向ってフィ
ンを直接回動できないこと、さらに高圧空気源等の大形
設備が必要である等の問題がある。
本発明は、モータ寿命の短縮化を防ぎ、所望角度へのフ
ィンの直接的な回動を可能とし、しかも人形設備を要せ
ず小形に構成できる空気吹出装置を提供することを目的
とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明による空気吹出装置は、モータの一方向の回転を
直線状の往復動に変換し、この往復動により風向用のフ
ィンを首振り状に往復回動動作させるフィン駆動機構を
持つ。前記七−夕に対しては、フィン首振り指令用のス
イッチを有し、このスイッチのオン動作により前記モー
タを一方向に回転させる首振り制御手段を設ける。また
、フィン角度制御用として往動作指令用および復動作指
令用のスイッチをそれぞれ有し、対応するスイッチのオ
ン動作により前記首振り制御手段の不動作状態を条件に
前記フィンに対する往または復動作指令を生じるフィン
角度制御手段を設けると共に、このフィン角度制御手段
からの動作指令に応じて前記モータを対応する方向に回
転させる可逆運転手段を設けている。
そして、第1の発明では、前記d振り制御手段に対して
、フィン首振り指令用のスイッチのオフ動作時、フィン
駆動機構が中立状態になったことを条件にモータを停止
させる機能を設けている。
また、第2の発明では、首振り制御手段は、首振り指令
スイッチのオフ動作によりモータを停止させている。ま
たフィン駆動機構が往動作状態にあるか復動作状態にあ
るかを判別する状態判別手段を設けると共に、この状態
判別手段による復動作状態との判別結果により前記フィ
ン角度制御手段から可逆運転手段に対する動作指令を往
動作状態の場合に対し反転させる動作指令切換手段を設
けている。
(作用) 本発明では、首振り指令用のスイッチをオン操作するこ
とによりモータが一方向に回転し、フィンを首振り状に
往復回動動作させる。また、停止中のフィンを所望の角
度に調整するには調整方向に対応して往または復動作指
令用スイッチのいずれかをオン操作することにより対応
する方向にモータが回転駆動され、フィンを所望の角度
に向って直接回動さぜる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、11は複数枚の風向用のフィンを有す
るルーバで、モータ12の一方向の回転を直線状の往復
動に変換するフィン駆動機構13によりフィンが首振り
状に往復回動動作する如く駆動される。14は負撮り制
御手段で、首振り指令用のスイッチ15を有し、このス
イッチ15のオン動作により前記モータ12を一方向に
回転させる。また、このスイッチ15のオフ動作および
前記フィン駆動機構13の後述する中立状態を条件に前
記モータ12を停止させる。16はフィン角度制御手段
で、往動作指令用のスイッチ17および復動作指令用の
スイッチ18を有し、対応するスイッチ17または18
のオン動作により前記6振り制御手段14の不動作状態
を条件に前記ルーバ11のフィンに対する往または復動
作指令を生じる。19は可逆運転手段で、前記フィン角
度制御手段16からの往または復動作指令に応じて前記
モータ12を対応する方向に回転させる。
前記ルーバ11は、第2図および第3図に示すように、
吹出口枠20に複数枚の上下方向のフィン21がその上
下面中間部に設けた支軸22により首振り状に回動自在
に支持されている。また、これら各フィン21の上端前
部に設けた連結軸23にリンク24が遊嵌連結され、各
フィン21は常に同一・回動角となるように互いに連動
する。
また、前記吹出口枠20には複数枚の横方向のフィン2
1aがその両端面中間部に設けた支軸22aにより回動
自在に支持されており、かつリンク24aにより互いに
連動する如く連結されている。
そして、この横方向のフィン21aの1つには手動操作
用のノブ25が設けられており、このノブ25によりフ
ィン21aの角度を手動調整することができる。
次に、前記フィン駆動機構13を第3図により説明する
26はL形状の回動駆動用のリンクで、一端上面に連結
用の文部27が一体に植設され又いるとともに、他端に
連結用の角孔28が穿設され、この角孔28は前記1個
のフィン21における支軸22の上部に設けた角棒状の
連結部29と−・体的に嵌合している。31は逆運駆動
用のリンクで、一端に穿設した丸孔32が前記リンク2
6の突部27と遊嵌している。
前記モータ12の回転軸には歯車34が直結され、中1
11HJQ車35と噛合っている。この中間歯車35の
中心部には小歯ll36が一体に結合され、この小歯車
36は駆動歯車31と噛合っている。この駆動歯車37
の外周近くの上面には突部38が一体に設けられ、この
突部38は前記リンク31の他端に穿設した丸孔39と
遊嵌している。
そして、フィン駆動機構13は、モータ12が回転する
ことにより歯車34から中間歯車35および小歯車36
を介して駆動歯車37に回転力が伝達され、この減速さ
れた回転によりリンク31を直線状に往復動させ、この
リンク31の往復動によりリンク26を介して上を方向
の各フィン21を首振り状に回動動作させる。
前記リンク31は側方に突出した検知バー31aを有し
、この検知バー318の両側に対して動作端検知スイッ
チ41.42が配設されている。この動作端検知スイッ
チ41.42は、リンク31が往復動端または復動作端
に達することにより、それらのスナップアクション片4
1a 、 42aのいずれかが前記検知バー31aと当
接するようにリンク31の動作ストローフに相当する間
隔を保って対向配置されている。
また、前記リンク31には、駆動歯車37との連結部、
すなわち丸孔39の側方にも検知バー31bを有してお
り、この検知バー31bはリンク31を含むフィン駆動
機構13が中立状態のとき、中立検知スイッチ43のス
ナップアクション片43aど当接するように設定されて
いる。ここで、フィン駆動機構13の中立状態とは、リ
ンク31がその往復動作の中間点にあり、フィン21が
左右どちらにも傾斜していない状態を言う。
上述した各検知スイッチ41.42.43の出力端はそ
れぞれコントロールボックス45に接続されている。ま
た、第1図で示した首振り指令用のスイッチ15および
往動作指令用のスイッチ17、復動作指令のスイッチ1
8は、図示の如く、スイッチ15が中央に、その両側に
他のスイッチ17.18が位置するように構成される。
ここで、首振り指令用のスイッチ15としては、一度押
すとオン状態でロックし、もう一度押すとロックが解除
されてオフ状態となものを用いる。
また、往動作指令用のスイッチ17および復動作指令用
のスイッチ18には、押圧時のみオンとなり押圧を解除
するとオフになる通常の押しボタンスイッチを用いる。
そして、これら各スイッチ15.17゜18の出力端も
前記コントロールボックス45に接続されている。
上記コントロールボックス45は、第1図で示した首振
りll+御手段14、フィン角度制御手段1G、可逆運
転手段19をそれぞれを有しており、以下第4図により
具体例を説明する。
まず、首振り制御手段14の構成例を説明する。
41はN07回路で、その入力端は、一端をアースに接
続した前記首振り指令用のスイッチ15の他端に接続す
ると共に、プルアップ抵抗48を介して図示しないバッ
テリの正極端子(以下、+ 67.t、Q子と呼ぶ)に
接続する。また、このNOT回路41の出力端は、2つ
のNOR回路を組合せたフリップフロップ49の一方の
入力端49bに接続する。
51はNOR回路で、゛その一方の入力端51aは、一
端をアースに接続した前記中立検知スイッチ43の他端
に接続すると共にプルアップ抵抗52を介して十B端子
と接続する。なお、中立検知スイッチ43の他端はアー
スに接続している。この中立検知スイッチ43は、第3
図で示したスナップアクション片43aが検知バー31
bと当接することによりオン動作するものである。また
、他方の入力端51bは前記NOV回路41の出力端と
接続づる。さらにこのNOR回路51の出力端51cは
前記フリップフロップ49の他りの入力端49aに接続
する。このフリップフロップ49の入力端49aには、
十B端子との間に設けられたコンデンサ53の一端を接
続する。
このコンデンサ53は、アースとの間に設けられた抵抗
54と共に微分回路を構成し、図示しない電源スィッチ
のオン動作により(+−BE子に電圧が生じたことによ
り)、前記フリップ70ツブ49の入力端子にパルス状
のリセット信号を与える。フリップ70ツブ49の出力
r549cからは出力信号線が外部に導出され、その信
号により後述する如くモータ12を一方向に回転させる
次に、フィン角度制御手段16の構成例を説明する。5
5は往動作指令用のNOR回路で、その一方の入力端5
5aは、第3図で示した柱動作端検知スイッチ41を介
して、一端をアースに接続した往動作指令用のスイッチ
17の他端に接続づる。また、この一方の入力端55a
はプルアップ抵抗5Gを介して+B@子とも接続する。
57は復動作指令用のNOR回路で、その−・方の入力
端57aは、第3図で示した復動作指令用スイッチ42
を介して一端をアースに接続した復動作指令用のスイッ
チ18の端子に接続する。また、この一方の入力端57
aはプルアップ抵抗58を介して一←8端子にも接続す
る。
ここで、上記各動作端検知スイッチ41.42は、第3
図で示したスナップアクション片41a 、 42aに
検知バー318が当接することによりオフ動作するもの
である。
また、上記各NOR回路55.57の他方の入力端55
b 、 57bには、それぞれ前記首振り制御手段14
から導出された出力信号線が接続され、首振り制御手段
14が不動作状態か否かの判定条件を与えている。また
、各NOR回路55.57の出力端55C157cから
は出力信号線がそれぞれ導出され、それぞれ往動作指令
または復動作指令のいずれか対応するものを出力する。
次に、前記可逆運転手段19の構成例を説明する。60
は正転制御用のトランジスタで、そのコレクタは正転用
リレー61を介して−1−B端子に接続する。また、ベ
ースは抵抗62を介してOR回路63の出力端63cと
接続する。このOR回路63の一方の入力端63aには
首振り制御手段14からの出力信号線が、また、他方の
入力端63bにはフィン角度制御手段16からの往動作
指令用の出力信号線がそれぞれ接続される。64は逆転
制御用のトランジスタで、その」レクタは逆転用リレー
65を介して+B端子に接続する。また、ベースには、
前記フィン角度制御手段16からの復動作指令用の出力
信号線が抵抗66を介して接続される。
なお、これらl・ランジスタロ0.64のエミッタは共
にアースに接Iする。また、各リレー61.65のコイ
ルには還流ダイオード67、68をそれぞれ並列接続す
る。
61aは前記正転用リレー61の動作接点、65a前記
逆転用リレー65の動作接点で、これらは十B端子と前
記モータ12の端子との間で可逆運転回路を構成する。
すなわち、接点61aがオンすることによりモータ12
は正転し、接点65aがオンすることによりモータ12
は運転する。
次に動作を説明する。なお、第4図のロジック回路にお
いて、電位がハイレベルのとき1″、電位が10−レベ
ルのとき0″として説明を行なう。
第4図の回路において、今スイッチ15.17゜18の
いずれもがオフ状態とする。図示しない電源スィッチを
オン操作することにより十B端子には正の電圧が加わる
。また、フリップフロップ49の入力端49aには上記
電源スィッチのオンに伴って、コンデンサ53および抵
抗54からなる微分回路からパルス信号が加わり、リセ
ット状態となる。したがって、出力端49cは必ず0″
となる。
この状態で、フィン21を連続的に首振り動作させるた
めには、首振り指令用のスイッチ15を押圧し、これを
オン動作させ、かつ、このオン状態を維持させる。この
操作によりN01゛回路470入力端は“1”から“1
0 Hに変化し、その出力端は“1”となる。この電位
“1″はNOR回路51の入力端51bおよびフリップ
70ツブ49の入力端49bに加わる。このためNOR
回路51の出力端51cは“O″となり、また、フリッ
プフ【1ツブ49の出力端49cも1”となる。このフ
リップフロップ49の出力端49Cからは出力信@線が
導出されており、上記出力端49Cに生じた電位ti 
I I+は乙振り動作指令となって導出される。
可逆運転手段19では、上記首振り動作指令がOR回路
63に入力されることにより、このOR回路63および
抵抗62を介して正転制御用[−ランジスタロ0のベー
スが付勢され、このトランジスタ60はターンオンする
。このためリレー61が励磁され′Cその接点61aを
オン動作させ、モータ12を正転方向に回転させる。
ここで前記首振り動作指令は、フィン角度制御手段16
のNOR回路55.57の各入力端55b。
57bに加わり、フィン角度制御手段16の動作をロッ
クする。すなわちNOR回路55.57の上記入力端5
5b 、 57bが1”となることで、これ以降、スイ
ッチ17或いは18をオン操作し、NoR回路55或い
は57の他方の入力端55a或いは57aを°“0”に
してもこれらの出力端55c或いは57cはO°′を維
持し、“1″となることはない。したがって、往動作指
令或いは復動作指令が可逆運転手段19に加わることは
ない。
前記モータ12が起動されたことによりその回転は第3
図で示した歯車34.中Il!lI歯車35、小歯車3
6により減速8れて駆動歯巾37に伝達される。この駆
動歯車37の回転によりその突部38に一端を連結した
リンク31は往復動作し、回動駆動用のリンク2Gを介
して図示右端のフィン21を支軸22を中心に首振り状
に回動動作させる。また、複数枚のフィン21はリンク
24により互いに連結されているので、各フィン21は
それぞれ互いに連動して首振り動作を行なう。
上記首振り動作時、第3図で示した各動作端検知スイッ
チ41.42は、リンク31の往復動毎にその検知バー
31aと交互に当接し、第3図で示す接点部がその都度
オフ動作するが、このオフ動作が生じてもNOR回路5
5.57の入力端55a 、 57aは“1″のままで
あり、何ら影響はない。また、中立検知スイッチ43も
駆!Il歯車37が1回転して中立状態となる度に検知
バー31bと当接し、第3図で示した接点部がその都度
オン動作してNOR回路51の一方の入力端51aを“
0″とするが、他方の入力端51bに“′1”が入力さ
れているため出力端51cは゛0パのままであり、何ら
影響はない。
この首振り動作を停止させるには、スイッチ15を再び
抑圧操作し、オン状態のロックを解除してオフ状態にす
る。この操作により第4図のN。
T回路47の入力端は“1″となり、その出力端は″O
″となる。このとき第3図におけるフィン駆動機構13
が中立状態でなく、中立検知スイッチ43が動作してい
なければ、第3図のNOR回路51の入力端51aは“
1″のままなので、その出力端51cは“0”を維持す
る。このため、フリップフロップ49の状態は変化せず
、首振り動作指令を出力し続ける。このlζめ゛E−タ
12は回転し続けるが、駆動歯車31の回転により検知
バー31bが、中立検知スイッチ43と当接する位置に
達すると、すなわちフィン駆動機構13が中立状態にな
ると、中立検知スイッチ43の接点部がオン動作するの
でNOR回路51の入力端51aも°゛0”となる。こ
のためNOR回路51の出力端51cすなわちフリップ
フロップ49の入力端49aが“1”となり、フリップ
70ツブ49の出力端49cは“O”に反転する。すな
わち首振り動作指令は消滅し、トランジスタ60はター
ンオフし、リレー61を消磁して接点61aをオフ動作
させるので、モータ12の回転は停止する。
すなわち、スイッチ15をオフ動作させてもフィン駆動
機構13が中立状態になるまで動作を継続し、フィン駆
動[l7913が中立状態になった時点で停止する。し
たがって、フィン21は常に左右いずれにも傾斜しない
中立位置で必ず停止する。
次に、停止状態にあるフィン21を所望の方向角度に調
整する場合を説明する。この場合、傾斜させようとする
方向に応じてスイッチ17或いは18のいずれかを押圧
し、オン動作させる。例えば往動作指令用のスイッチ1
7をオンさせたとすると、NOR回路55の入力端55
aは0″となる。このときd振り制御手段14は不動作
状態であり、N。
R回路55の他方の入力$55bもO”となっている。
したがってNOR回路55の出力端55Cは1″となり
、OR回路63、抵抗62を介して正転制御用トランジ
スタ60のベースを付勢してこれをターンオンさせ、リ
レー61を励磁して接点61aをオン動作さぼる。この
ためモータ12は正転し、フィン駆動機113を介して
フィン21を仕方向(図示左方)に回動動作させる。
前記スイッチ17は押ボタン型のものであるため、押圧
力を解除するとオフ動作づる。スイッチ17がオフ動作
するとNOR回路55の入力端55aは1″となり、そ
の出力端55cは0″となる。
このためトランジスタ60はターンオンし、リレー61
を消磁して接点61aをオフさせ、モータ12を停止さ
せる。もちろんこの時点でフィン21の往方向の回動も
停止する。すなわちスイッチ17をオン操作することに
よりフィン21は往方向に回動動作し、スイッチ17を
オフ操作することによりその場でフィン21の回動を停
止するので、使用者はフィン21が所望の角度に達した
らスイッチ17から手を離し、オフ動作させればよい。
なお、スイッチ17を押し続け、フィン21が往動作端
に達すると、リンク31に設けた検知バー31aが往動
作指令用スイッチ41と当接し、第3図で示すその接点
部をオフ動作させるので、スイッチ17がオフ動作した
場合と同じ状態になり、モータ12が停止し、フィン2
1の回動も停止づる。
復動作指令用のスイッチ18をオン操作した場合の動作
も上述した動作とほぼ同じである。すなわちスイッチ1
8のオン動作によりNOR回路57の出力端57cが“
1″となり、逆転制御用トランジスタ64をターンオン
し、リレー65を励磁しC接点65aをオン動作させ、
モータ12を逆回転させる。
このモータ12の逆回転によりフィン21はフィン駆動
機構13を介して復方向(図示右方向)に回vJa作す
る。この復方向の回動動作はスイッチ18のオフ操作ま
たは復動作端検知スイッチ42の動作により停止制御さ
れる。
このようにフィン21の首振り動作は、モータ12の一
方向の回転によりこれを往復動に変換するフィン駆am
構13を介して行なわせるので、従来の頻繁なモータの
逆転を要するものに比べ、モータおよびその関係機構に
対する負担が大幅に軽減され、寿命が長くなる。また、
フィン21の角度を調整したい場合は、フィン21が必
ず調整したい方向に向って直接的に回動するので、従来
のようにフィンがどちらの方向に回動するかわからない
ものに比べ使い易く、使用名に不便感を与えることはな
い。
次に、他の構成例を説明する。ここで、駆動歯車31の
回転角をフィン21の回動動作に関連させて説明すると
第5図のようになる。第5図において、A、Bは中立点
、Cは柱動作端、Dは復動作端をそれぞれ表わす。すな
わら駆動歯車37が矢印の方向に回転しているものとす
ると、AからCまでの間フィン21はせ肋作づる。そし
てCで方向が反転し、復動作となる。CからBまで駆a
歯車37が回動すると、フィン21は8点にて中立状態
となる。ざらにDまでの間フィン21は復動作し、Dに
て方向が反転する。駆動@車3i’′/fiDから八ま
で回動する間フィン21は往動作し、Aにて中立状態と
なる。そして、前述のようにAからCまでの間柱動作を
継続する。
上記説明から明らかなように、駆動歯巾37が1回転す
る間、フィン21が中立状態となる中立点はA、Bの2
点で、180°間隔で位置する。前記実施例では首振り
動作を停止させる場合、中立点Aでのみ停止させるよう
にしているが、中立点AおよびBの2点で停止させるよ
うにしてもよい。
そのためには第3図で示した中立検知スイッチ43と同
じものを180°間隔を保って配置し、雨中立点A、B
においてそれぞれ検知バー31bと当接するように構成
すればよい。そして、これらの接点部を第4図における
NOR回路51の入力端51a側にて並列接続し、検知
バー31との当接によりどちらか−hの接点部が突出す
ることにより上記入力端51aが“0”となるように構
成ずればよい。
また、中立点Aで停止した場合と中立点Bで停止した場
合とでは、その後におけるフィン角度調整方向が反転す
るので、その対策が必要となる。
すなわち中立点Aで停止した場合は前記実施例と同じで
、フィン21を往方向に回動させてその角度を調整した
い場合は、往動作指令用のスイッチ17をオン操負すれ
ばよい。これに対し中立点Bで停止した場合はフィン2
1を往方向に回動さUようとしてスイッチ17をオン操
作するとフィン21は復動作してしまう。したがって、
中立点Bで停止した場合は、往動作指令用のスイッチ1
7のオン操作により七−夕12が逆転するように回路を
切換えればよい。
そのためには第6図で示すように、中立点B(復動性状
態)にて停止したかを判別する状態判別手段70と、そ
の判別結果により動作指令を切換える動作指令切換手段
71を設ければよい。
上記状態判別手段70としては、中立点B用に設けた中
立検知スイッチの動作により中立点Bに停止したと判別
するものを用いればよい。また、動作指令切換手段71
は、状態判別手段70により中立点B(復動作状態)で
停止したとの判別結果により、フィン角度制御手段16
から可逆運転手段19への動作指令を中立点A(ti動
作状君)で停止した場合に対し反転させるものである。
すなわち第3図のNOR回路55の出力が反対側の逆転
制御用トランジスタ64のベース側に加わり、NOR回
路57の出力が反対側の正転制御用トランジスタ60の
ベース側に加わるように切換えるものである。
このように構成すると、前記実施例ではスイッチ15を
オフ動作させてから、駆動歯車37は最大360°近く
回動しなければ停止しなかったものが、本例ではスイッ
チ15をオフ動作させてから駆動歯車37が最大180
°近く回動すれば中立状態となって停止する。すなわら
停止操作から実際に停止するまでの時間が短縮できる。
上述したものはいずれも首振り動作を停止させる場合、
中立状態になるまで動作を継続させているが、スイッチ
15をオフ操作した時点でモータ12を停止させてもよ
い。この場合、フィン21は中立位置に停止しないこと
が多いが、フィン210角度はスイッチ17.18によ
り任意の角度に調整できるので大きな問題とはならない
ただし第5図で説明したように、往動作状態で停止した
場合と復動作状態で停止した場合とでは、フィン角度調
整時の動作方向が逆になるので、往動作状態で停止した
か、復動作状態で停止したかを判別する必要がある。
この判別には、第3図で示した動作端検知スイッチ41
.42を利用すればよい。すなわち第5図において駆動
歯車37が動作端Cまで回動すると検知スイッチ42が
動作し、同歯車37が動作端りまで回動すると検知スイ
ッチ41が動作づ゛る。したがって、第6図の状態判別
手段70としては、検知スイッチ42の動作後で検知ス
イッチ41が動作するまでの間を復動作状態として判別
するものを用いればよい。そして復動作状態との判別結
果により動作指令切換手段71を作動させ、フィン角度
制御手段16から可逆運転手段1つへの動作指令を反転
させればよい。
このように構成すると、スイッチ15をオフ操作すると
フィン21はその場で停止し、かつその後スイッチ17
或いは18を操作することによりいずれの方向にもフィ
ン21を直接回動さμて任意の角度に調整することがで
きる。
なお、上記説明において、各検知スイッチ41゜42、
43としてマイクロスイッチのような接点式のものを例
示したが、フォトインタラプタ等の光によるセンナ−や
、磁石とリードスイッチ、磁石とホール素子とを組合せ
たもの等を用いてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、モータを頻繁に逆転させることなくフ
ィンを首振り動作させることができると共に、フィンの
角度調整時、常に目的の角度に向って直接フィンを回動
さぜることができる。このためモータや関連機構の寿命
が長くなると共に使い易く、使用者に不便感を与えるこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による空気吹出装置の一実施例を示す機
能ブロック図、第2図はルーバの正面図、第3図はルー
バとフィン駆動機構の斜視図、第4図は第1図で示した
各手段の構成例を示す回路図、第5図は第2図で示した
駆動歯車の回転動作をフィンの一往復動と関連して示7
j説明図、第6図は本発明の他の実施例を示す機能ブロ
ック図である。 12・・モータ、13・・フィン駆動機構、14・首振
り制a手段、15・・フィン首振り指令用のスイッチ、
16・・フィン角度制御手段、17・・往動作指令用の
スイッチへ18・・復動作指令用のスイッチ、19・・
可逆運転手段、21・・フィン、70・・状態判別手段
、11・・動作指令切換手段。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モータの一方向の回転を直線状の往復動に変換し
    、この往復動により風向用のフィンを首振り状に往復回
    動動作させるフィン駆動機構と、フィン首振り指令用の
    スイッチを有し、このスイッチのオン動作により前記モ
    ータを一方向に回転させ、このスイッチのオフ動作およ
    び前記フィン駆動機構の中立状態を条件に前記モータを
    停止させる首振り制御手段と、 往動作指令用および復動作指令用のスイッチをそれぞれ
    有し、対応するスイッチのオン動作により前記首振り制
    御手段の不動作状態を条件に前記フィンに対する往また
    は復動作指令を生じるフィン角度制御手段と、 このフィン角度制御手段からの動作指令に応じて前記モ
    ータを対応する方向に回転させる可逆運転手段と、 を備えたことを特徴とする空気吹出装置。
  2. (2)モータの一方向の回転を直線状の往復動に変換し
    、この往復動により風向用のフィンを首振り状に往復回
    動動作させるフィン駆動機構と、フィン首振り指令用の
    スイッチを有し、このスイッチのオン動作により前記モ
    ータを一方向に回転させ、このスイッチのオフ動作によ
    りモータを停止させる首振り制御手段と、 往動作指令用および復動作指令用のスイッチをそれぞれ
    有し、対応するスイッチのオン動作により前記首振り制
    御手段の不動作状態を条件に前記フィンに対する往また
    は復動作指令を生じるフィン角度制御手段と、 このフィン角度制御手段からの動作指令に応じて前記モ
    ータを対応する方向に回転させる可逆運転手段と、 前記フィン駆動機構が往動作状態にあるか復動作状態に
    あるかを判別する状態判別手段と、この状態判別手段に
    よる復動作状態との判別結果により前記フィン角度制御
    手段から可逆運転手段に対する動作指令を往動作状態の
    場合に対し反転させる動作指令切換手段と、 を備えたことを特徴とする空気吹出装置。
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