JPS6229874Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6229874Y2 JPS6229874Y2 JP13262382U JP13262382U JPS6229874Y2 JP S6229874 Y2 JPS6229874 Y2 JP S6229874Y2 JP 13262382 U JP13262382 U JP 13262382U JP 13262382 U JP13262382 U JP 13262382U JP S6229874 Y2 JPS6229874 Y2 JP S6229874Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dial
- louver
- swinging member
- fin
- link
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は主として自動車用及び一般の冷暖房機
器等の電動ルーバーに関するものである。
器等の電動ルーバーに関するものである。
(従来の技術)
実用新案法第3条の2の規定に対応する文献と
して、例えば特開昭58−28943号公報を挙げるこ
とができるが、この種の構成では単に手動による
Aプレートの駆動装置により揺動されるBプレー
トとを互いに嵌合可能なキーとキー溝とがスプリ
ング等によつて強制的に嵌合保持されたものであ
り、手動にて動かす際にはAプレートを押しなが
ら回すことによりスプリングを撓わませてBプレ
ートのキーをAプレートのキー溝から外して、行
なわしめるもので、万一不完全な手動による押圧
回路操作が行なわれればサーボモータに支障を生
じたり、又子供の指、異物等の挟み込みによる危
険性を防止することが出来ず、更に又ストツパー
機構等による規制を附与することが出来ない等の
欠点があつた。
して、例えば特開昭58−28943号公報を挙げるこ
とができるが、この種の構成では単に手動による
Aプレートの駆動装置により揺動されるBプレー
トとを互いに嵌合可能なキーとキー溝とがスプリ
ング等によつて強制的に嵌合保持されたものであ
り、手動にて動かす際にはAプレートを押しなが
ら回すことによりスプリングを撓わませてBプレ
ートのキーをAプレートのキー溝から外して、行
なわしめるもので、万一不完全な手動による押圧
回路操作が行なわれればサーボモータに支障を生
じたり、又子供の指、異物等の挟み込みによる危
険性を防止することが出来ず、更に又ストツパー
機構等による規制を附与することが出来ない等の
欠点があつた。
(技術的課題)
而して、本考案は従来技術の欠点に鑑みなされ
たもので、少ない部品でもつて多機能化によりコ
ストダウンを図り、又風送り範囲を任意に設定出
来るようにすると共に、子供の指、異物等の各フ
インへの挟み込みによる危険性及びそれに伴うモ
ーター等への支障を防止することを技術的課題と
するものである。
たもので、少ない部品でもつて多機能化によりコ
ストダウンを図り、又風送り範囲を任意に設定出
来るようにすると共に、子供の指、異物等の各フ
インへの挟み込みによる危険性及びそれに伴うモ
ーター等への支障を防止することを技術的課題と
するものである。
(技術的手段)
而して、本考案では上記の技術的課題を解決す
るために、各ルーバーと各揺動部材とをスリツプ
機構を介して連繋すると共に各ダイヤルの揺動域
にその位置を可変すべくストツパーを設定し、コ
ストの低減、位全性の向上、冷暖房の効率化、快
適性の向上を図るように成してある。
るために、各ルーバーと各揺動部材とをスリツプ
機構を介して連繋すると共に各ダイヤルの揺動域
にその位置を可変すべくストツパーを設定し、コ
ストの低減、位全性の向上、冷暖房の効率化、快
適性の向上を図るように成してある。
具体的には図示の実施例に示す如く下記の構成
となる。
となる。
1はモーターカナ2を有するモーターで該モー
ターカナ2を介して突設ピン3を有する歯車4と
連繋せしめてある。
ターカナ2を介して突設ピン3を有する歯車4と
連繋せしめてある。
5は第一のリンクでその一端6を前記歯車4の
突設ピン3に連繋すると共に他端7を第一の揺動
部材8の第一の突設ピン9に連繋してあり、歯車
4の所定方向への回転に基き第一のリンク5を介
して第一の揺動部材8は往復回転の揺動運動を行
う。
突設ピン3に連繋すると共に他端7を第一の揺動
部材8の第一の突設ピン9に連繋してあり、歯車
4の所定方向への回転に基き第一のリンク5を介
して第一の揺動部材8は往復回転の揺動運動を行
う。
10は第一の揺動部材8に設けた第二の突設ピ
ンで第二のリンク11の他端12を連繋してあ
る。
ンで第二のリンク11の他端12を連繋してあ
る。
13は該リンク11の一端である。
14は第一のダイヤルでスプリング15を介し
て前記第一の揺動部材8にスリツプ可能に弾性固
定してある。
て前記第一の揺動部材8にスリツプ可能に弾性固
定してある。
而して、第一のダイヤル14と第一の揺動部材
8とは弾性固定であるため第一のルーバーが静止
の状態の時は第一のダイヤル14を手動により任
意の方向に偏角設定が可能となる。
8とは弾性固定であるため第一のルーバーが静止
の状態の時は第一のダイヤル14を手動により任
意の方向に偏角設定が可能となる。
16は駆動ピン17を有する駆動フインでその
軸18を第一のダイヤル14の貫通孔19、第一
の揺動部材8の貫通孔20を貫通せしめてナツト
21等の固着部材により第一の揺動部材8に取り
付けてある。22は孔23を有する連接杆で前記
した駆動フイン16の駆動ピン17を遊嵌せしめ
てある。
軸18を第一のダイヤル14の貫通孔19、第一
の揺動部材8の貫通孔20を貫通せしめてナツト
21等の固着部材により第一の揺動部材8に取り
付けてある。22は孔23を有する連接杆で前記
した駆動フイン16の駆動ピン17を遊嵌せしめ
てある。
而して、駆動フイン16の往復回転により連接
杆22は往復直線運動を行う。
杆22は往復直線運動を行う。
24は従動ピン25を有する従動フインで複数
個設けてあり、従動ピン25を連接杆22に連結
してある。26は第二のダイヤルでスプリングを
介して第二の揺動部材8Aにスリツプ可能に連結
してあり又第二のリンク11の一端13を第二の
揺動部材8Aにピン27Aにより連結してある。
個設けてあり、従動ピン25を連接杆22に連結
してある。26は第二のダイヤルでスプリングを
介して第二の揺動部材8Aにスリツプ可能に連結
してあり又第二のリンク11の一端13を第二の
揺動部材8Aにピン27Aにより連結してある。
従つて、第二のリンク11の運動により第二の
ダイヤル26は揺動運動を行う。
ダイヤル26は揺動運動を行う。
この第二のダイヤル26には前記同様第二のル
ーバーQが連結されており、そのため一対のルー
バーP,Qは同じ運動を行う。
ーバーQが連結されており、そのため一対のルー
バーP,Qは同じ運動を行う。
この第二のルーバーQも第二のダイヤル26、
スリツプ機構、駆動フイン、連接杆、従動フイン
等を有していることは勿論である。
スリツプ機構、駆動フイン、連接杆、従動フイン
等を有していることは勿論である。
27及び28は第一のダイヤル14の揺動域、
即ち往復回転域の設けたストツパー、29及び3
0は第二のダイヤル26の揺動域即ち往復回転域
を設けたストツパーであつて、任意の位置に偏角
せしめてある手動時のフイン16,24即ちルー
バーを、電動に切り換えた際にこのストツパー2
7,28,29,30により一対のルーバーは1
揺動運動以内で同じ方向にスリツプ機構具体的に
はスプリング15を介して修正される。
即ち往復回転域の設けたストツパー、29及び3
0は第二のダイヤル26の揺動域即ち往復回転域
を設けたストツパーであつて、任意の位置に偏角
せしめてある手動時のフイン16,24即ちルー
バーを、電動に切り換えた際にこのストツパー2
7,28,29,30により一対のルーバーは1
揺動運動以内で同じ方向にスリツプ機構具体的に
はスプリング15を介して修正される。
又、本考案のルーバー機構ではこのストツパー
27,28,29,30の位置を可変設定すべく
成してあり、該ストツパーの位置決めにより任意
の方向でのフイン16,24の揺動運動が可能と
なる。即ち、揺動角を一定にすることが出来る。
27,28,29,30の位置を可変設定すべく
成してあり、該ストツパーの位置決めにより任意
の方向でのフイン16,24の揺動運動が可能と
なる。即ち、揺動角を一定にすることが出来る。
(作用)
上記の技術的手段は下記の如く作用する。
モーター1の回転によりモーターカナ2を介し
て歯車4が所定方向に回転すると第一のリンク5
を介して第一の揺動部材8は往復回転運動を行
う。
て歯車4が所定方向に回転すると第一のリンク5
を介して第一の揺動部材8は往復回転運動を行
う。
従つて、第一のダイヤル14、駆動フイン1
6、連接杆23、従動フイン24等から成る第一
のルーバーPは左右方向に揺動運動を行う。
6、連接杆23、従動フイン24等から成る第一
のルーバーPは左右方向に揺動運動を行う。
一方、第二のリンク11を介して第二のルーバ
ーQも第一のルーバーPと同様に左右方向に揺動
運動せしめられることとなる。
ーQも第一のルーバーPと同様に左右方向に揺動
運動せしめられることとなる。
又、電動ルーバーを停止している時は手動にて
スリツプ機構を介して各フイン16,24を任意
の方向に設定すればよい。
スリツプ機構を介して各フイン16,24を任意
の方向に設定すればよい。
(効果)
而して、本考案は下記の如き特有の効果を有す
る。
る。
(a) ダイヤルがルーバーの手動による可変とスト
ツパーに対する停止位置の規制との両機能を兼
用しているので部品の複数機能によるコスト面
でのメリツトがある。
ツパーに対する停止位置の規制との両機能を兼
用しているので部品の複数機能によるコスト面
でのメリツトがある。
(b) ストツパーを可変設定すべく成してあるので
ルーバーの揺動角を任意に設定することが出来
る。従つて風送り範囲が任意に設定出来、室内
の大きさ、状況に対応して適宜選択可能とな
る。
ルーバーの揺動角を任意に設定することが出来
る。従つて風送り範囲が任意に設定出来、室内
の大きさ、状況に対応して適宜選択可能とな
る。
(c) ストツパーの位置の可変及び揺動部材とルー
バーとをスリツプ機構により連繋してあるので
ルーバーの揺動角及びルーバーの作用方向を任
意に設定出来、室内の人の居場所に適した風送
りが出来る。
バーとをスリツプ機構により連繋してあるので
ルーバーの揺動角及びルーバーの作用方向を任
意に設定出来、室内の人の居場所に適した風送
りが出来る。
(d) スリツプ機構の採用によりルーバーの静止の
状態(モーター停止時)の際に、何等モーター
に支障を生ずることなく各フインを手動にて可
変設定出来る。又、子供の指、異物等の挟み込
みによる危険性を防止できる。
状態(モーター停止時)の際に、何等モーター
に支障を生ずることなく各フインを手動にて可
変設定出来る。又、子供の指、異物等の挟み込
みによる危険性を防止できる。
(e) スリツプ機構の採用により夫々のフイン群の
方向を任意設定し、静止させた状態であつても
自動状態に切換えた場合に、一揺動運動以内
で、予め設定してある揺動角及び方向の状態に
戻る。
方向を任意設定し、静止させた状態であつても
自動状態に切換えた場合に、一揺動運動以内
で、予め設定してある揺動角及び方向の状態に
戻る。
第1図は本考案の要部の分解斜視図、第2図は
同じく要部の原理的説明のための平面図である。 5……第一のリンク、8……第一の揺動部材、
8A……第二の揺動部材、11……第二のリン
ク、14……第一のダイヤル、16……駆動フイ
ン、24……従動フイン、26……第二のダイヤ
ル、P……第一のルーバー、Q……第二のルーバ
ー。
同じく要部の原理的説明のための平面図である。 5……第一のリンク、8……第一の揺動部材、
8A……第二の揺動部材、11……第二のリン
ク、14……第一のダイヤル、16……駆動フイ
ン、24……従動フイン、26……第二のダイヤ
ル、P……第一のルーバー、Q……第二のルーバ
ー。
Claims (1)
- 歯車4に第一のリンク5の一端6を連結し、他
端7を第一の揺動部材8に連結すると共に第二の
リンク11を第一の揺動部材8と第二の揺動部材
8Aとの間に連結し、該第一の揺動部材8に第一
のダイヤル14、駆動フイン16等から成る第一
のルーバーPをスリツプ機構を介して連繋する一
方、前記第二の揺動部材8Aに第二のダイヤル2
6、駆動フイン等から成る第二のルーバーQをス
リツプ機構を介して連繋し、更に前記第一のダイ
ヤル14及び第二のダイヤル26の揺動域にその
位置を可変すべくストツパー27,28、29,
30を夫々設定した電動ルーバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13262382U JPS59139841U (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 電動ル−バ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13262382U JPS59139841U (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 電動ル−バ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59139841U JPS59139841U (ja) | 1984-09-18 |
JPS6229874Y2 true JPS6229874Y2 (ja) | 1987-07-31 |
Family
ID=30299435
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13262382U Granted JPS59139841U (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 電動ル−バ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59139841U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0796960B2 (ja) * | 1988-02-19 | 1995-10-18 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機の風向調節装置 |
JPH0742049Y2 (ja) * | 1988-03-23 | 1995-09-27 | 三菱重工業株式会社 | 空気調和機における吹出ルーバの駆動装置 |
JP2512001Y2 (ja) * | 1990-05-18 | 1996-09-25 | 東芝機器株式会社 | 風向調整装置 |
-
1982
- 1982-08-31 JP JP13262382U patent/JPS59139841U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59139841U (ja) | 1984-09-18 |
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