JP2002129851A - 多段ルーバー機構 - Google Patents

多段ルーバー機構

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JP2002129851A JP2000327758A JP2000327758A JP2002129851A JP 2002129851 A JP2002129851 A JP 2002129851A JP 2000327758 A JP2000327758 A JP 2000327758A JP 2000327758 A JP2000327758 A JP 2000327758A JP 2002129851 A JP2002129851 A JP 2002129851A
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Shinji Adachi
真治 足立
Toshihiro Tanaka
敏裕 田中
Minoru Hibino
稔 日比野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 採光時には、日光がいかなる方向から射して
いても日光をルーバー羽根で反射したりして室内の所望
の位置を明るくできて、遮光時には、ルーバー羽根短手
方向端部より光が漏れ入らなくて遮光性の高い多段ルー
バー機構を提供する。 【解決手段】 複数の回動自在なルーバー羽根1を略平
行に並べて窓面2での遮光を行うルーバー列3を形成
し、複数のルーバー列3を隙間4を介して平行に重ねて
窓面2を覆うように配置し、複数のルーバー列3の重な
り方向から見て夫々のルーバー列3を構成するルーバー
羽根1の長手方向を互いに交差させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多段ルーバー機構
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、天窓等の窓において遮光を行
う場合、図2に示すようなルーバー羽根からなるブライ
ンド機構が使用されている。
【0003】これは、上下のフレーム5、6間にガイド
ワイヤー6、7を張り、これらガイドワイヤー6、7に
ルーバー羽根1’に穿設した孔7を通して並置し、上下
のチルト回転軸8、9にラダーテープ9を巻回し、ラダ
ーテープ9に各ルーバー羽根1’を連結するものであ
る。
【0004】しかして、チルト回転軸8を駆動回転させ
ることで、ラダーテープ9を巻取り及び巻戻してルーバ
ー羽根1’の傾きを調整するものである。
【0005】ところで、上記のようなブラインド機構を
設けた窓において採光する場合、複数のルーバー羽根
1’が全て同方向に並置されてあるため、日光が矢印の
ように水平に射す時、室内側のうちA部側は日光が入射
して明るくなるが、B部側は日光が直接入射しないので
暗くなり、そこで、日光をルーバー羽根1’で反射させ
ることでB部側に入射させて明るくしようとしても、ル
ーバー羽根1’は長手方向廻りにしか回転しないために
B部側には反射させられないという問題があった。
【0006】また、上記のようなブラインド機構を設け
た窓において遮光する場合、全て同方向に並置したルー
バー羽根1’の短手方向端部より光が漏れ入るため、高
い遮光性が得られないという問題もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、採
光時には、日光がいかなる方向から射していても日光を
ルーバー羽根で反射したりして室内の所望の位置を明る
くできて、遮光時には、ルーバー羽根短手方向端部より
光が漏れ入らなくて遮光性の高い多段ルーバー機構を提
供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る多段ルーバー機構は、複数の回動自在な
ルーバー羽根1を略平行に並べて窓面2での遮光を行う
ルーバー列3を形成し、複数のルーバー列3を隙間4を
介して平行に重ねて窓面2を覆うように配置し、複数の
ルーバー列3の重なり方向イから見て夫々のルーバー列
3を構成するルーバー羽根1の長手方向ロ,ハを互いに
交差させて成ることを特徴とするものである。このよう
な構成とすることで、採光時には、日光がいかなる方向
から射していても、いずれかのルーバー列3のルーバー
羽根1で日光を反射させることで室内の所望の位置を明
るくできると共に、遮光時には、最外のルーバー列3a
のルーバー羽根1の短手方向端部より光が漏れ入って
も、ルーバー列3aと長手方向が交差するすぐ内側のル
ーバー列3bによって漏れ入った光を遮光できて、遮光
性を高めることができるようになるものである。
【0009】また、ルーバー羽根1の長手方向に対する
垂直断面が屈曲部を有する形状であることが好ましい。
このような構成とすることで、ルーバー羽根1の断面を
矩形状とした場合と比較して、ルーバー羽根1の大きさ
がほぼ同じでありながら、ルーバー羽根1の撓みに対す
る剛さを上げることができるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1に示す実施形
態に基づいて説明する。
【0011】本発明における多段ルーバー機構は、複数
のルーバー羽根1によってルーバー列3(3a,3b)
を形成し、更に、ルーバー列3(3a,3b)を隙間を
介して平行に二段に重ねて構成されるものである。
【0012】ルーバー羽根1は、一方向に長い樹脂もし
くはアルミ等の金属の薄肉剛性材により形成され、その
断面形状は本実施形態では矩形状となっている。また、
ルーバー羽根1の両端部には、ルーバー羽根1を長手方
向に沿って回転させるために回転軸11を突設してあ
り、これによってルーバー羽根1は回転軸11を中心に
回転可能となる。
【0013】このようなルーバー羽根1を複数、それぞ
れの回転軸11が平行となって且つ等ピッチで且つ全て
の回転軸11が同一平面内に配置されるように並設して
一つのルーバー列3を形成するものである。
【0014】上記のようなルーバー列3は、ルーバー列
3を形成するルーバー羽根1の回転軸11が形成する平
面が平行になるようにルーバー列3(3a,3b)を二
段重ねるものである。このとき、二つのルーバー列3
(3a,3b)は、それぞれのルーバー列3a,3bを
形成するルーバー羽根1の回転軸11方向ロ,ハが直交
して且つ、それぞれの回転軸11方向ロ,ハが窓面2の
矩形の窓枠の一辺に平行となるように重ねるものであ
る。
【0015】一段目のルーバー列3aと二段目のルーバ
ー列3bとの間には、夫々のルーバー列3a,3bを形
成するルーバー羽根1を回動させて最も接近した時、す
なわち、図1に示すようにルーバー羽根1が窓面2に対
して垂直となった状態で、わずかな隙間ができるように
配置してある。このように配置することで、二段重ねの
ルーバー列3を納まりよく収納できるようになるもので
ある。
【0016】各ルーバー列3のルーバー羽根1は、図示
はしないが、独立した二つの駆動ユニットがそれぞれの
ルーバー列3のルーバー羽根1を自在に回動するもので
あり、ルーバー羽根1の回動角度範囲θは180°にし
てある。ルーバー羽根1を回動させる駆動ユニットの駆
動方式は、例えば各ルーバー羽根1を一連物のアームに
接合して、アームをモーター等で駆動することでルーバ
ー羽根を回転するもの、あるいは、ルーバー羽根1の回
転軸11にギアを設けてベルト,ワイヤ,長尺のラック
等に回転軸11のギアを噛み合わせて、ベルト,ワイ
ヤ,長尺のラック等をモーター等で駆動して各ルーバー
羽根1を回動させるもの、等があるが特にこれらに限定
されるものではなく、また、手動でルーバー羽根1を回
転させるようにしてもよいものである。
【0017】以上のように構成した多段ルーバー機構
は、二段に構成してあるルーバー列3(3a,3b)に
おいて、それぞれのルーバー列3(3a,3b)を構成
するルーバー羽根1の長手方向ロ,ハが互いに直交する
ものであるため、採光時においては、日光がいかなる方
向から射していても、ルーバー列3a,3bのルーバー
羽根1をそれぞれ適当な回転角度に調節することで、ル
ーバー羽根1で日光を反射させて室内の所望の位置を明
るくできて、また、遮光時においては、ルーバー列3a
のルーバー羽根1の短手方向端部より光が漏れ入って
も、ルーバー列3aと直交するルーバー列3bによって
漏れ入った光を遮光できて、遮光性を高めることができ
るものである。
【0018】また、ルーバー羽根1の断面は、ルーバー
羽根1が長手方向に撓むのを軽減するために、例えば円
弧やS字あるいはM字型といったような屈曲部を有する
形状としてもよいものである。このような構成とするこ
とで、ルーバー羽根1の断面を断面積が同等の矩形状と
した場合と比較して、ルーバー羽根1の大きさがほぼ同
じでありながら、ルーバー羽根1の撓みに対する剛さを
上げることができるものである。
【0019】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、複数の回動自在なルーバー羽根を略平行
に並べて窓面での遮光を行うルーバー列を形成し、複数
のルーバー列を隙間を介して平行に重ねて窓面を覆うよ
うに配置し、複数のルーバー列の重なり方向から見て夫
々のルーバー列を構成するルーバー羽根の長手方向を互
いに交差させたので、採光時には、日光がいかなる方向
から射していても、いずれかのルーバー列のルーバー羽
根で日光を反射させることで室内の所望の位置を明るく
できると共に、遮光時には、最外のルーバー列のルーバ
ー羽根の短手方向端部より光が漏れ入っても、ルーバー
列と長手方向が交差するすぐ内側のルーバー列によって
漏れ入った光を遮光できて、遮光性を高めることができ
るようになるものである。
【0020】また請求項2記載の発明にあっては、上記
請求項1記載の発明の効果に加えてルーバー羽根の長手
方向に対する垂直断面が屈曲部を有する形状であるの
で、ルーバー羽根の断面を矩形状とした場合と比較し
て、ルーバー羽根の大きさがほぼ同じでありながら、ル
ーバー羽根の撓み対する剛さを上げることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の斜視図である。
【図2】従来の実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 ルーバー羽根 2 窓面 3 ルーバー列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 敏裕 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 日比野 稔 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2E043 AA04 AA05 AB01 BD01 DB00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回動自在なルーバー羽根を略平行
    に並べて窓面での遮光を行うルーバー列を形成し、複数
    のルーバー列を隙間を介して平行に重ねて窓面を覆うよ
    うに配置し、複数のルーバー列の重なり方向から見て夫
    々のルーバー列を構成するルーバー羽根の長手方向を互
    いに交差させて成ることを特徴とする多段ルーバー機
    構。
  2. 【請求項2】 ルーバー羽根の長手方向に対する垂直断
    面が屈曲部を有する形状であることを特徴とする請求項
    1記載の多段ルーバー機構。
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