JPS645968Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS645968Y2 JPS645968Y2 JP1981143882U JP14388281U JPS645968Y2 JP S645968 Y2 JPS645968 Y2 JP S645968Y2 JP 1981143882 U JP1981143882 U JP 1981143882U JP 14388281 U JP14388281 U JP 14388281U JP S645968 Y2 JPS645968 Y2 JP S645968Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- output gear
- hub
- output shaft
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 2
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はインダクタ型モータの出力軸に正転と
逆転とを所定角度ずつくり返し反転させるモータ
アクチユエータに関する。
逆転とを所定角度ずつくり返し反転させるモータ
アクチユエータに関する。
一般には、出力軸を所定角度ずつ正、逆くり返
し反転させるために出力軸がある回転をしたとき
に電気的にモータの極性を切換えるようにするこ
とは容易に考えられるが、その場合には正方向切
換え用と逆方向切換え用に2つの切換えスイツチ
を必要とする。
し反転させるために出力軸がある回転をしたとき
に電気的にモータの極性を切換えるようにするこ
とは容易に考えられるが、その場合には正方向切
換え用と逆方向切換え用に2つの切換えスイツチ
を必要とする。
本考案はかかる電気的な切換え手段を用いるこ
となく、機械的な手段により出力軸を反転動作さ
せるようにしたモータアクチユエータであり、イ
ンダクタ型モータの両方向へ回転でき得る特性を
利用し、簡潔なストツパー機構を設けることによ
つて、一定回転角度で繰り返し反転動作させるよ
うにしたものである。このアクチユエータは例え
ば空調装置の風向を自動的に変える風向板を動作
させるのに利用でき特に自動車の冷暖房装置に利
用できる。
となく、機械的な手段により出力軸を反転動作さ
せるようにしたモータアクチユエータであり、イ
ンダクタ型モータの両方向へ回転でき得る特性を
利用し、簡潔なストツパー機構を設けることによ
つて、一定回転角度で繰り返し反転動作させるよ
うにしたものである。このアクチユエータは例え
ば空調装置の風向を自動的に変える風向板を動作
させるのに利用でき特に自動車の冷暖房装置に利
用できる。
本考案を以下、図に示す実施例に基いて詳細に
説明する。本実施例のモータアクチユエータは、
自動車の空調装置の風向きを自動的に変える風向
板動作用のモータに使用されるものである。この
インダクタ型モータAはインバータ回路を内蔵
し、第1図に示すように出力軸1を風向板2の結
合桿3に嵌合し、出力軸1のピン4により回転止
めするようにして空調装置に結合される。モータ
Aの構造は第2図及び第3図に基いて詳しく説明
される。第2図においてBは電動機部、Cは減速
機構部である。電動機部Bは軟磁性材のケース5
と蓋部6とのハウジング内に回転駆動部を収容し
ている。この回転駆動部の構成は次のようであ
る。すなわち、蓋部6に永久磁石7が取付けられ
ており、回転子8がこの永久磁石7と磁極歯が対
向するように配置されている。回転子8は回転子
ボス9を介して回転子軸10に固着されている。
またケース5内には励磁コイル11を支持するコ
イルボビン12、継鉄13及び回転子軸受14が
固定されている。この回転子軸受14により回転
子軸10は軸支される。励磁コイル11はセンタ
ータツプを有するものであり、インバータ回路1
5に接続されている。このインバータ回路15は
第3図に示されており、発信器を構成するトラン
ジスタTr1,Tr2が12V直流電源の印加で50Hzで
発振し、センタータツプのとられた励磁コイル1
1の正転側コイルMC1と逆転側コイルMC2とを
第4図に示すように交互に励磁する作用をするこ
こにおいて、D1,D2は帰還ダイオード、R1,R2
は抵抗、C1,C2は転流コンデンサである。
説明する。本実施例のモータアクチユエータは、
自動車の空調装置の風向きを自動的に変える風向
板動作用のモータに使用されるものである。この
インダクタ型モータAはインバータ回路を内蔵
し、第1図に示すように出力軸1を風向板2の結
合桿3に嵌合し、出力軸1のピン4により回転止
めするようにして空調装置に結合される。モータ
Aの構造は第2図及び第3図に基いて詳しく説明
される。第2図においてBは電動機部、Cは減速
機構部である。電動機部Bは軟磁性材のケース5
と蓋部6とのハウジング内に回転駆動部を収容し
ている。この回転駆動部の構成は次のようであ
る。すなわち、蓋部6に永久磁石7が取付けられ
ており、回転子8がこの永久磁石7と磁極歯が対
向するように配置されている。回転子8は回転子
ボス9を介して回転子軸10に固着されている。
またケース5内には励磁コイル11を支持するコ
イルボビン12、継鉄13及び回転子軸受14が
固定されている。この回転子軸受14により回転
子軸10は軸支される。励磁コイル11はセンタ
ータツプを有するものであり、インバータ回路1
5に接続されている。このインバータ回路15は
第3図に示されており、発信器を構成するトラン
ジスタTr1,Tr2が12V直流電源の印加で50Hzで
発振し、センタータツプのとられた励磁コイル1
1の正転側コイルMC1と逆転側コイルMC2とを
第4図に示すように交互に励磁する作用をするこ
こにおいて、D1,D2は帰還ダイオード、R1,R2
は抵抗、C1,C2は転流コンデンサである。
減速機構部Cは第5図に詳しく示されている。
回転子軸10に固定されたピニオン歯車16が駆
動源となり、中間の多段の歯車17乃至21を介
して出力歯車22に所定の減速比で回転力が伝達
される。歯車17乃至21の各歯車軸は減速機構
部ケース23と蓋部24との間に支持されてい
る。ケース23は軟磁性材で形成されている。出
力歯車22は出力軸1に固着されたハブ29に対
して遊嵌されると共に板バネ31によつて付勢さ
れている。なお、25は出力軸ブツシングであ
る。
回転子軸10に固定されたピニオン歯車16が駆
動源となり、中間の多段の歯車17乃至21を介
して出力歯車22に所定の減速比で回転力が伝達
される。歯車17乃至21の各歯車軸は減速機構
部ケース23と蓋部24との間に支持されてい
る。ケース23は軟磁性材で形成されている。出
力歯車22は出力軸1に固着されたハブ29に対
して遊嵌されると共に板バネ31によつて付勢さ
れている。なお、25は出力軸ブツシングであ
る。
そして、モータアクチユエータの構成は次のよ
うになつている。
うになつている。
すなわち、第6図に示す如く、出力歯車22の
一部が実施例では55゜の回転角度で切欠かれて、
被拘束部26とされている。減速機構部ケース2
3の内部には、この被拘束部26に係合する突起
状の拘束部材2が設けられており、出力歯車22
が所定角回転すると、この拘束部材27に被拘束
部26の端面が当接して、それ以上の同一方向へ
の回転が止められるようになつている。
一部が実施例では55゜の回転角度で切欠かれて、
被拘束部26とされている。減速機構部ケース2
3の内部には、この被拘束部26に係合する突起
状の拘束部材2が設けられており、出力歯車22
が所定角回転すると、この拘束部材27に被拘束
部26の端面が当接して、それ以上の同一方向へ
の回転が止められるようになつている。
一方、出力歯車22は出力軸1に固着されたハ
ブ29に遊嵌されると共に、このハブ29に対し
て平座金30により取付けられた板バネ31によ
つて上面が弾圧されている。
ブ29に遊嵌されると共に、このハブ29に対し
て平座金30により取付けられた板バネ31によ
つて上面が弾圧されている。
次ぎに、前記した構成に基づいて動作を説明す
るに、実施例は40゜の回転角度で繰り返し順方向、
逆方向に回転方向が換わるアクチユエータであ
る。第3図に示すインバータ回路は直流電圧12V
が印加されると50Hzで発振する。実施例のモータ
は16極構成となつているため、回転子軸10は
375r.p.mで回転する。減速機構部Cは減速比1/
375としているため、出力軸1は1r.p.mとなつて
いる。出力歯車22は第5図に示すように歯車同
士の噛合位置とほゞ反対位置に約55゜の被拘束部
26としての切欠部を有している。外部のスイツ
チなどによつて電圧が印加されると50Hz交番電流
によりモータは回転する。このモータは順方向に
も逆方向にも回転する特性を持つので、回転子8
の停止位置及び正転側と逆転側との2ケのコイル
のどちらに電圧が最初に印加されるかによつて回
転方向がきまる。仮に順方向に回転した場合、拘
束部材27に被拘束部26があたつてモータは順
方向にそれ以上回転できなくなり、次の半波電圧
による励磁で逆方向回転に換わる。次に前記拘束
部材27に被拘束部26の他端部があたると同様
にモータは反転し、順、逆交互に自動的に反転し
て風向板2の角度を繰り返し変えるのである。な
お、前記出力歯車22が出力軸1の回転に伴つて
回転するのは、該出力軸1に固定されたハブ29
に対して板バネ31によつて出力歯車22が弾圧
されているためである。
るに、実施例は40゜の回転角度で繰り返し順方向、
逆方向に回転方向が換わるアクチユエータであ
る。第3図に示すインバータ回路は直流電圧12V
が印加されると50Hzで発振する。実施例のモータ
は16極構成となつているため、回転子軸10は
375r.p.mで回転する。減速機構部Cは減速比1/
375としているため、出力軸1は1r.p.mとなつて
いる。出力歯車22は第5図に示すように歯車同
士の噛合位置とほゞ反対位置に約55゜の被拘束部
26としての切欠部を有している。外部のスイツ
チなどによつて電圧が印加されると50Hz交番電流
によりモータは回転する。このモータは順方向に
も逆方向にも回転する特性を持つので、回転子8
の停止位置及び正転側と逆転側との2ケのコイル
のどちらに電圧が最初に印加されるかによつて回
転方向がきまる。仮に順方向に回転した場合、拘
束部材27に被拘束部26があたつてモータは順
方向にそれ以上回転できなくなり、次の半波電圧
による励磁で逆方向回転に換わる。次に前記拘束
部材27に被拘束部26の他端部があたると同様
にモータは反転し、順、逆交互に自動的に反転し
て風向板2の角度を繰り返し変えるのである。な
お、前記出力歯車22が出力軸1の回転に伴つて
回転するのは、該出力軸1に固定されたハブ29
に対して板バネ31によつて出力歯車22が弾圧
されているためである。
そして、前記したモータが停止して出力歯車2
2が止まつている時に手で風向板2を任意の向き
に動かすと、その回転が出力軸1に結合桿3を介
して伝わり、出力歯車22をも回転させようとす
るが、その前に板バネ31が出力歯車22上をス
リップして出力歯車22まで回転を伝えなくす
る。したがつて、モータ停止時に風向板2を手で
調整できるのである。
2が止まつている時に手で風向板2を任意の向き
に動かすと、その回転が出力軸1に結合桿3を介
して伝わり、出力歯車22をも回転させようとす
るが、その前に板バネ31が出力歯車22上をス
リップして出力歯車22まで回転を伝えなくす
る。したがつて、モータ停止時に風向板2を手で
調整できるのである。
本考案は上記したように、正逆転自在なインダ
クタ型モータにおいて、該モータの出力軸にハブ
を固着すると共にこのハブに被拘束部を有する出
力歯車を遊嵌し、かつ、前記ハブに固定した板バ
ネにより出力歯車を圧接したことにより、出力歯
車が回転する時には出力軸が板バネを介して回転
されることから、前記出力歯車が拘束部材に当接
して停止する時の減速機における歯車にかかる衝
撃力が緩和され、従つて各歯車の欠損等による故
障を防止でき、また、出力軸に対して外部から回
転力が加わつた場合には、前記被拘束部と拘束部
材との間隙分だけの回転が行われ、従つて、出力
軸によつて風向板の向きを変えるような装置の場
合には、手動によつて風向板を自由に操作できる
という効果を有するものである。
クタ型モータにおいて、該モータの出力軸にハブ
を固着すると共にこのハブに被拘束部を有する出
力歯車を遊嵌し、かつ、前記ハブに固定した板バ
ネにより出力歯車を圧接したことにより、出力歯
車が回転する時には出力軸が板バネを介して回転
されることから、前記出力歯車が拘束部材に当接
して停止する時の減速機における歯車にかかる衝
撃力が緩和され、従つて各歯車の欠損等による故
障を防止でき、また、出力軸に対して外部から回
転力が加わつた場合には、前記被拘束部と拘束部
材との間隙分だけの回転が行われ、従つて、出力
軸によつて風向板の向きを変えるような装置の場
合には、手動によつて風向板を自由に操作できる
という効果を有するものである。
第1図は本考案の一実施例を用いた空調装置の
分解斜視図、第2図は本考案の一実施例の断面
図、第3図はインバータ回路図、第4図は上記イ
ンバータ回路による励磁コイルの動作を示す電圧
波形図、第5図は上記実施例におけるモータの減
速機構部の断面図、第6図は出力軸部の斜視図で
ある。 1……出力軸、22……出力歯車、26……被
拘束部、27……拘束部材。
分解斜視図、第2図は本考案の一実施例の断面
図、第3図はインバータ回路図、第4図は上記イ
ンバータ回路による励磁コイルの動作を示す電圧
波形図、第5図は上記実施例におけるモータの減
速機構部の断面図、第6図は出力軸部の斜視図で
ある。 1……出力軸、22……出力歯車、26……被
拘束部、27……拘束部材。
Claims (1)
- 減速機を備えるインダクタ型モータにおいて、
出力軸に嵌合固定されたハブと、該ハブに遊嵌さ
れた外周部の一部に切欠である被拘束部が形成さ
れた出力歯車と、前記ハブに中心部が固定され先
端の遊端部が前記出力歯車の平面部に圧接された
板バネと、前記減速機が収納されるケースの内面
に形成され前記出力歯車の前記被拘束部に係合さ
れる拘束部材とを具備したことを特徴とするイン
ダクタ型モータのモータアクチユエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14388281U JPS5849566U (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | インダクタ型モ−タのモ−タアクチユエ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14388281U JPS5849566U (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | インダクタ型モ−タのモ−タアクチユエ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5849566U JPS5849566U (ja) | 1983-04-04 |
JPS645968Y2 true JPS645968Y2 (ja) | 1989-02-15 |
Family
ID=29936848
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14388281U Granted JPS5849566U (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | インダクタ型モ−タのモ−タアクチユエ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5849566U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH059726Y2 (ja) * | 1986-11-29 | 1993-03-10 | ||
JP5649381B2 (ja) * | 2010-09-03 | 2015-01-07 | 株式会社ミツバ | ワイパモータ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50127109A (ja) * | 1974-02-18 | 1975-10-06 |
-
1981
- 1981-09-30 JP JP14388281U patent/JPS5849566U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50127109A (ja) * | 1974-02-18 | 1975-10-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5849566U (ja) | 1983-04-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4218412B2 (ja) | ローリング駆動リニアアクチュエータ及びそれを用いた電動歯ブラシ | |
JP4409892B2 (ja) | ファンモータ | |
JP4796779B2 (ja) | ステッピングモータ及びそれを備えるファン | |
JPS645968Y2 (ja) | ||
JPS63140640A (ja) | 小電動器具の駆動装置 | |
US3308315A (en) | Unidirectional drive for small synchronous motors | |
US5126605A (en) | Oscillating stepper motor | |
JPS60180466A (ja) | 回転駆動装置 | |
US3770998A (en) | Electric rotating machine | |
JPH0312065Y2 (ja) | ||
US2722615A (en) | Directional drive control for selfstarting synchronous motor | |
JP2599419B2 (ja) | ドアロック・アクチュエータ | |
JPH0662546A (ja) | 小型モータの回転方向規制機構 | |
JP2715225B2 (ja) | 自動扉 | |
JP2640818B2 (ja) | 電気施解錠装置 | |
JPH0285487A (ja) | アクチュエータ | |
JPS589430B2 (ja) | 表示装置 | |
JPH01194833A (ja) | ギアードモータ | |
JPH1023711A (ja) | ギヤ付きモータ | |
JPH0920148A (ja) | サンルーフ位置検出器およびサンルーフ位置検出器付モータ | |
JP3067971B2 (ja) | モータ式駆動装置 | |
JP2529472Y2 (ja) | 電動モータ | |
JPS5812565A (ja) | 直流電動機 | |
JP2512162Y2 (ja) | 電動モ―タ | |
JPH0127416Y2 (ja) |