JPS63203515A

JPS63203515A - 果菜物箱詰装置

Info

Publication number: JPS63203515A
Application number: JP3674187A
Authority: JP
Inventors: 孝道下村; 徹石井
Original assignee: Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd; Ishii Corp
Current assignee: Yanmar Co Ltd; Ishii Corp
Priority date: 1987-02-18
Filing date: 1987-02-18
Publication date: 1988-08-23
Also published as: JPH0517089B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）発明の分野この発明は、例えば、リンゴ、ミカン、トマトや柿等の
果菜物を所定の箱詰状態で箱詰する果菜物箱詰装置に関
する。

（ロ）発明の背理上述の果菜物を自動装置を用いて箱詰する場合、第１図
に示すような果菜物搬送帯の各カップに果菜物を載置し
て搬送し、搬送途中で各カップを離間して果菜物の向を
修正した後、搬送側後段で各カップを近接し、上部に架
設した吸着ユニットの吸着子で果菜物を吸着した後、箱
詰位置に配置した筒車に移動して箱詰する。

しかし、上述の果菜物がカップの載置面積より大きい場
合、搬送側後段でカップを近接したとき、カップより突
出した部分が隣接する果菜物に接触して向きを変更させ
、また、搬送途中で各カップを前後左右へ間隔を可変駆
動するので、駆動時の振動で果菜物の向が変更されてし
まう、このため、吸着ユニットの吸着子と、果菜物の吸
着可能な滑面との吸着位置がずれて、果菜物の吸着が不
可能となり円滑な箱詰作業が行えなくなるという問題を
有している。

（ハ）発明の目的この発明は、果菜物を吸着後、吸着ユニットの吸着子の
間隔を可変駆動して、所定の箱詰間隔に果菜物を可変す
ることで、果菜物の向修正状態を保持したままで箱詰す
ることができ、果菜物の商品価値を損なうことなく円滑
な箱詰作業が行える果菜物箱詰装置の提供を目的とする
。

（ニ）発明の構成この発明は、果菜物吸着位置から果菜物箱詰位置に移動
する吸着ユニットの果菜物を吸着する複数個の吸着子を
、前後左右へ可変駆動可能に設けた果菜物箱詰装置であ
ることを特徴とする。

（ホ）発明の作用この発明は、果菜物搬送帯の果菜物吸着位置で吸着した
果菜物を果菜物箱詰位置に移動させる間に、この各果菜
物の向修正状態を保持したままで、吸着ユニットの各吸
着子の間隔を前後左右へ可変駆動して、各吸着子を所定
の箱詰間隔に可変して箱詰する。

（へ）発明の効果この発明によれば、向を修正した状朗の果菜物を吸着し
て所定の箱詰間隔に可変するので、吸着ユニットの移動
中に振動が付与されても果菜物の向が変わるようなこと
がなく、所定の整列状態で箱詰することができる。

しかも、吸着ユニット側で果菜物の間隔を可変するので
、従来の箱詰装置のように各載置部の間隔を可変駆動す
る構造や装置が不要となり、果菜物搬送帯の全長におい
て、各載置部を前後左右へ予め離間して張架することに
より、吸着前段で果菜物と吸着子との吸着位置がずれる
のを防止することでき、果菜物の商品価値を損なうこと
なく円滑な箱詰作業が行え、同時に、駆動時の騒音を低
減することができる。

（ト）発明の実施例この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

図面は果菜物を所定の箱詰間隔に可変して箱詰する果菜
物箱詰装置を示し、第４図、第５図において、果菜物箱
詰装置１は、搬送ベルト２より供給される果菜物３を、
装置前段の整列フィーダ４に載置すると共に、この整列
フィーダ４を振動発生装置５で振動させて、果菜物３の
吸着可能な滑面を上側に向け、同時に、張架した果菜物
搬送帯６の各カップ７・・・と対応する整列状態に整列
させ、果菜物載置位置■において果菜物搬送帯６の各カ
ップ７・・・に果菜物３をそれぞれ載置すると共に、果
菜動向修正位置■で果菜物３の向修正侵、果菜物吸着位
置■において上部に架設した吸着ユニット８を昇降して
、下部に垂設した吸着子９で果菜物３を吸着し、この後
、吸着ユニット８を移動させて装置後段の果菜物整列用
＠Ｖに配置した箱１０に箱ｖ１する構成である。

上述の整列フィーダ４には、第５図にも示すように搬送
側の先端部において、若干上方へ突出する果菜物整列用
の軟質突部４ａ・・・を一体形成し、これら各突部４ａ
・・・間に果菜物３を整列させて、侵述するカップ７・
・・と果菜物３とを対応させる。

前述の振動発生装置５は、第４図に示すように、整列フ
ィーダ４の裏面に固定した各支持杆５ａ・・・を、駆動
モータ５ｂの軸偏心位置に枢着して、整列フィーダ４を
果菜物搬送帯６側へ若干傾斜した状態に支持している。

前述の果菜物搬送帯６は、第４図に示すように、軟質の
合成樹脂で形成したカップ７を、幅方向に６個を等間隔
に離間して配列し、この各カップ７・・・のそれぞれの
下部に、２本の支軸１１．１１を配列方向へ平行に挿通
して位置固定すると共に、この両支軸１１．１１を装置
両側部に張架したチェーン１２．１２間に架設し、さら
に、この両支軸１１．１１を２本組にしてチェーン１２
．１２の長さ方向へ所定間隔で架設して構成している。

上述のチェーン１２は、第４図に示すように、果菜物整
列用［Ｉ［の下部に枢着した第１スプロケツト１３と、
果菜物吸着位置ＩＶの下部に枢着した第２スプロケツト
１４及び、装置下部の第３スプロケツト１５に、前後の
２本組の支軸１１．１１間隔を可変可能な状態に張架す
ると共に、第１スプロケツト１３を駆動モータ１６の駆
動力で回転して、果菜物搬送帯６を搬送方向（矢印方向
）に回転する。

また、上述のチェーン１２は、側部に枢着したガイドロ
ーラ１２ａ・・・が、果菜物載置位置■のチェーン１２
上部に架設したガイドレール１７で、支軸１１の挿通位
置よりも下部に転勤位置を規制されることで、前後に屈
曲して前後列の各カップ７・・・を搬送方向に近接し、
一方、果菜動向修正位置■より果菜物吸着位置■に至る
、果菜物搬送帯６の搬送側下部に架設したガイド板１８
上では、チェーン１２が直線状態に伸張して前後列の各
カップ７・・・を搬送方向へ等間隔に離間する。

前述の吸着ユニット８は、第１図に示すように、昇降す
るユニット本体８ａの下部に、箱詰数と対応する数の各
吸引管１９・・・の基端部を、ユニバーサルジヨイント
２０・・・を介して回動自在に枢着すると共に、一方、
ユニット本体８ａに固定した油圧シリンダ２１により昇
降板２２を昇降自在に設け、外側に垂設したガイド枠２
３で昇降板２２の昇降をガイドすると共に、この昇降板
２２の平面中央部に、各吸引管１９・・・の基端部の枢
着間隔よりも若干広い間隔に各ユニバーサルジヨイント
２４・・・を配設して、各吸引管１９・・・を各ユニバ
ーサルジヨイント２４・・・へ摺動可能に挿通し、下端
部に軟質の合成ゴムで形成した吸着子９・・・をそれぞ
れ取り付けて構成している。

上述のユニバーサルジヨイント２０は、第３図に示すよ
うに、ユニット本体８ａの開口部８ｂに保持板２５をボ
ルト２６、ナツト２７で位置調節可能に固定して、吸引
管１９の基端部に形成した球形部１９ａを、保持板２５
の保持部２５ａで回動可能に保持している。

なお、この吸引管１９の基端部にはバキュームに接続し
たチューブ２８を接続して、このバキュームによる適度
な吸引力で果菜物３を吸着する。

前述のユニバーサルジヨイント２４は、昇降板２２の開
口部２２ａに保持板２９をボルト２６、ナツト２７で位
置調節可能に固定し、この保持板２９に形成した保持部
２９ａに球体３０を保持した後、球体３０の挿通孔３０
ａに吸引管１９を摺動可能に挿通し、且つ回動可能に設
けている。

前述の吸着ユニット８は、第４図に示すように、装置上
部の水平方向に固定した第１油圧シリンダ３１により、
この吸着ユニット８の上部に固定した第２油圧シリンダ
３２と共に、果菜物吸着位置■と装置後段の果菜物箱詰
位置Ｖとを水平方向に移動し、同時に、第２油圧シリン
ダ３２により、果菜物吸着位置■と果菜物箱詰位置Ｖに
移動したときにユニット全体を昇降する。

このように構成した果菜物箱詰装置１の動作を以下説明
する。

第１図に示すように、搬送ベルト２より供給される果菜
物３を整列フィーダ４に載置すると同時に、振動発生装
置５を始動して振動を付与し、果菜物搬送帯６の各カッ
プ７・・・と対応する整列状態にして、果菜物載置位置
■で果菜物搬送帯６の１列目の各カップ７・・・に果菜
物３を載置する。

なお、初期動作時には、１列目のカップ７・・・に果菜
物３が載置されたのをセンサ（図示省略）が検知して、
自動的に果菜物搬送帯６を回転して、次列のカップ７・
・・に果菜物３を順次載置し、１列目の果菜物３が果菜
動向修正位置■の後段に達するまで果菜物搬送帯６を回
転した後停止する。

この果菜動向修正位置■では、チェーン１２が直線状態
に伸張して前後列の各カップ７・・・を搬送方向へ離間
し、同時に、幅方向には各カップ７・・・が所定間隔に
離間されているので、隣接する果菜物３の間に指を差し
入れて、果菜物３の向を修正する。

この後、所定の箱詰数、すなわち４列のカップ７・・・
上に２４個の果菜物３が載置されているのを作業者が確
認した後、装置側部に取付けた箱詰スイッチ３３を押す
と、果菜物搬送帯６がさらに回転して、果菜物吸着位置
■の後段まで１列目の果菜物３を移動させ、これをセン
サ（図示省略）が検知して果菜物搬送帯６の回転を停止
する。

同時に、この果菜物吸着位置■では、第２油圧シリンダ
３２が作動して吸着ユニット８全体を降下させると共に
、第２図に示すように、油圧シリンダ２１が作動して昇
降板２２を引き上げ、各吸引管１９・・・の基端部に昇
降板２２を近接することで、昇降板２２の各ユニバーサ
ルジヨイント２４・・・を支点として各吸引管１９・・
・の遊端部が拡がり、この遊端部に取り付けた各吸着子
９・・・が果菜物吸着位置■に配列された各果菜物３・
・・と対応する間隔に離間し、この状態で果菜物３・・
・に吸着子９・・・を曲者させると共に、バキュームに
よる吸引で１箱分の果菜物３を吸着子９・・・で吸着し
た後、吸着ユニット８を上昇させて定位置に停止する。

この停止と同時に、果菜物３の向修正後の状態を保持し
たままで、第１油圧シリンダ３１が作動して吸着ユニッ
ト８全体を果菜物箱詰位置Ｖまで移動すると、ユニット
本体８ａの油圧シリンダ２１が作動して昇降板２２を押
し下げ、各吸引管１９・・・の各吸着子９・・・を中央
部に集束し、各果菜物３・・・を所定の箱詰状態に近接
する。

次に、第２油圧シリンダ３２が作動して吸着ユニット８
を降下させ、吸着した果菜物３を箱１０内に収納した後
、吸着子９・・・の吸引をＯＦＦに自動的に切換えて、
この吸着子９・・・より果菜物３を離間することで箱詰
が完了する。

この後、果菜物３を収納した箱１０は搬送ベルト３４で
次処理に搬送され、同時に、吸着ユニット８は果菜物搬
送帯＠ＩＶの上部に復帰し、再び、箱詰スイッチ３３を
押すと箱詰動作が連続的に繰り返される。

このように構成した果菜物箱詰装置１は、向修正状態の
果菜物３を吸着子９で吸着して所定の箱詰間隔に可変す
るので、吸着ユニット８の移動中に果菜物３の向が変わ
るようなことがなく、所定の整列状態で箱詰することが
できる。

しかも、吸着ユニット８側で果菜物３の間隔を可変する
ので、果菜物搬送帯６の全長において、各カップ７を前
後左右へ予め離間して張架することにより、吸着前段で
果菜物３と吸着子９との吸着位置がずれるのを防止する
ことでき、果菜物３を確実に吸着することができ円滑な
箱詰作業が行え、同時に、駆動時の騒音を低減できる。

加えて、果菜物搬送帯６の果菜物載置位置■から果菜物
吸着位置■に至る全長で、各カップ７を幅方向と搬送方
向へ等間隔に離間させているので、搬送途中での果菜物
３の向修正作業が容易となり、箱詰作業の能率を向上さ
せることができる。

また、果菜物吸着位置■で果菜物搬送帯６の各カップ７
・・・を集束して果菜物３を近接した場合、吸着ユニッ
ト８の各吸着子９・・・で果菜物３を吸着した後、各吸
着子９・・・を前後左右へ所定の箱詰間隔に離間して箱
詰するもよい。

なお、この発明を構成する載置部は、上述の実施例のカ
ップ７と対応するも、この発明は、上述の実施例の構成
のみに限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、第１図は吸着ユニットの正面図、第２図は吸着ユニットの動作説明図、第３図は吸引管の拡大縦断面図、第４図は果菜物箱詰装置の側面図、第５図は果菜物箱詰装置の平面図である。 ■・・・果菜物吸着位置Ｖ・・・果菜物箱詰位置１・・
・果菜物箱詰装置３・・・果菜物６・・・果菜物搬送帯
　７・・・カップ８・・・吸着ユニット　８ａ・・・ユ
ニット本体９・・・吸着子　　　　１０・・・箱１９・・・吸引管２０．２４・・・ユニバーサルジヨイント２１・・・油
圧シリンダ２２・・・昇降板９−・吸場善第３図

Claims

【特許請求の範囲】１、張架した果菜物搬送帯の載置部に果菜物を載置して
果菜物吸着位置に搬送し、この果菜物搬送帯の上部に架設した吸着ユニットで果菜物を吸着した後、吸着ユニットを果菜物箱詰位置に移動して箱詰する果菜物箱詰装置であって、上記吸着ユニットの下部に、上記果菜物を吸着する吸着子を複数個垂設すると共に、該各吸着子の間隔を前後左右へ可変駆動可能に設けた果菜物箱詰装置。