JPH06211214A - 果菜物箱詰装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、吸着子の間隔を可変することで、
果菜物の整列状態を保持することができると共に、確実
に所定大の箱に果菜物を箱詰することができる果菜物箱
詰装置の提供である。 【構成】この発明は、果菜物吸着位置で吸着した各果菜
物を果菜物箱詰位置に移動させる間に、吸着ユニットの
吸着子を垂設しているスライダの間隔を、所定の間隔か
ら前後左右へ可変駆動して、各吸着子を所定の箱詰間隔
に可変し箱詰することを特徴とする。 【効果】この発明によれば、各吸着子が所定の位置に正
確に移動することができて、正確な吸着・箱詰作業がで
き、しかも駆動時の騒音を低減することができ、さら
に、吸着子の配列を升目状または千鳥状に容易に変更す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、例えば、リンゴ、ミ
カン、トマトや柿等の果菜物を所定の箱詰状態で箱詰す
る果菜物箱詰装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】上述の果菜物を自動装置を用いて箱詰す
る場合、図５に示すような果菜物搬送帯の各カップに果
菜物を載置して搬送し、搬送途中で各カップを離間して
果菜物の向きを修正した後、搬送側後段で各カップを近
接し、上部に架設した吸着ユニットの吸着子で果菜物を
吸着した後、箱詰位置に配置した箱上に移動して箱詰す
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の果菜物
がカップの載置面積より大きい場合、搬送側後段でカッ
プを近接したとき、カップより突出した部分が隣接する
果菜物に接触して向きを変更させ、また、搬送途中で各
カップを前後左右へ間隔を可変駆動するので、駆動時の
振動で果菜物の向きが変更されてしまう。

【０００４】このため、吸着ユニットの吸着子と、果菜
物の吸着可能な滑面との吸着位置がずれて、果菜物の吸
着が不可能となり円滑な箱詰作業が行えなくなるという
問題を有している。

【０００５】この発明は、果菜物を吸着後、吸着ユニッ
トの吸着子の間隔を可変駆動して所定の箱詰間隔に果菜
物を可変することで、果菜物の向き修正状態を保持した
ままで箱詰することができ、果菜物の商品価値を損なう
ことなく円滑な箱詰作業が行える果菜物箱詰装置の提供
を目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】この発明は、果菜物吸着
位置から果菜物箱詰位置に移動する吸着ユニットを、ユ
ニット本体の下面両側部にそれぞれ縦軸を架設し、該縦
軸に複数本の横軸を直交し摺動可能に架設し、これら各
横軸上に、複数本のスライダを摺動可能に支持し、上記
各スライダに吸着子を垂設し、前記スライダの縦横間を
所定の間隔に保持するスプリングを介装し、かつ上記ス
ライダおよび前記横軸の摺動間隔を箱詰間隔に規制する
調整ネジをスライダおよび横軸に設け、上記横軸および
スライダを摺動させる駆動手段を設けて構成した果菜物
箱詰装置であることを特徴とする。

【０００７】

【作用】この発明は、果菜物搬送帯の果菜物吸着位置で
吸着した各果菜物を果菜物箱詰位置に移動させる間に、
この各果菜物の向き修正状態を保持したままで、吸着ユ
ニットの吸着子を垂設しているスライダの間隔を、所定
の間隔から前後左右へ可変駆動して、各吸着子を所定の
箱詰間隔に可変し箱詰する。

【０００８】

【発明の効果】この発明によれば、吸着した各果菜物を
向き修正した状態のまま所定の箱詰間隔に可変するの
で、吸着ユニットの移動中に振動が付与されても果菜物
の向きが変わるようなことがなく、所定の整列状態で箱
詰することができる。

【０００９】しかも、吸着ユニット側で各果菜物の間隔
を可変するので、従来の箱詰装置のように各載置部の間
隔を可変駆動する構造や装置が不要となり、果菜物搬送
帯の全長において、各載置部を前後左右へ予め離間して
張架することにより、吸着前段で果菜物と吸着子との吸
着位置がずれるのを防止することができ、果菜物の商品
価値を損なうことなく円滑な箱詰作業が行える。

【００１０】さらに、各吸着子はその各スライダの間隔
がスプリングで保持され、箱詰間隔が調整ネジで規制さ
れるので、その間隔が正確で狂うことがなく、従って、
各吸着子が所定の位置に正確に移動することができて、
正確な吸着・箱詰作業ができ、しかも駆動時の騒音を低
減することができる。

【００１１】さらにまた、調整ネジによって吸着子の配
列を升目状又は千鳥状に容易に変更することができる。

【００１２】

【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。

【００１３】図面は果菜物を所定の箱詰間隔に可変して
箱詰する果菜物箱詰装置を示し、図５および図６におい
て、この果菜物箱詰装置１は、搬送ベルト２より供給さ
れる各果菜物３…を装置前段の整列フィ―ダ４に載置す
ると共に、この整列フィ―ダ４を振動発生装置５で振動
させて各果菜物３…の吸着可能な滑面を上向け、同時
に、張架した果菜物搬送帯６の各カップ７…と対応する
整列状態に整列させ、果菜物載置位置IIに於いて果菜物
搬送帯６の各カップ７…に各果菜物３…を夫々載置し、
さらに、果菜物向修正位置III で各果菜物３…の向き修
正後、果菜物吸着位置IVに於いて吸着ユニット８を昇降
して下面に垂設した各吸着子９…で各果菜物３…を吸着
した後、吸着ユニット８を移動させて装置後段の果菜物
箱詰位置Ｖに配置した箱１０に箱詰する構成である。

【００１４】上述の整列フィ―ダ４には、図６にも示す
ように、搬送側の先端部に於いて若干上方へ突出する果
菜物整列用の各軟質突部４ａ…を一体形成し、これら各
突部４ａ…間に各果菜物３…を整列させて、後述する各
カップ７…と各果菜物３…とを対応させる。

【００１５】前述の振動発生装置５は、図５に示すよう
に、整列フィ―ダ４の裏面に固定した各支持杆５ａ…
を、駆動モ―タ５ｂの軸偏心位置に枢着して、整列フィ
―ダ４を果菜物搬送帯６側へ若干傾斜した状態に支持し
ている。

【００１６】前述の果菜物搬送帯６は、図５に示すよう
に、軟質の合成樹脂で形成したカップ７を、幅方向に６
個を等間隔に離間して配列し、この各カップ７…の夫々
の下部に、２本の各支軸１１，１１を配列方向へ平行に
挿通して位置固定すると共に、この各支軸１１，１１を
装置両側部に張架した各チェ―ン１２，１２間に架設
し、さらに、この各支軸１１，１１を２本組にして各チ
ェ―ン１２，１２の長さ方向へ所定間隔で架設して構成
している。

【００１７】上述のチェ―ン１２は、図５に示すよう
に、果菜物載置位置IIの下部に枢着した第１スプロケッ
ト１３と、果菜物吸着位置IVの下部に枢着した第２スプ
ロケット１４及び、装置下部の第３スプロケット１５
に、前後の２本組の各支軸１１，１１間隔を可変可能な
状態に張架すると共に、第１スプロケット１３を駆動モ
―タ１６の駆動力で回転して、果菜物搬送帯６を搬送方
向（矢印方向）に回転する。

【００１８】また、上述のチェ―ン１２は、側部に枢着
したガイドロ―ラ１２ａ…が、果菜物載置位置IIのチェ
―ン１２上部に架設したガイドレ―ル１７で、支軸１１
の挿通位置よりも下部に転動位置を規制されることで、
前後に屈曲して前後列の各カップ７…を搬送方向に近接
し、一方、果菜物向修正位置III より果菜物吸着位置IV
に至る、果菜物搬送帯６の搬送側下部に架設したガイド
板１８上では、チェ―ン１２が直線状態に伸張して前後
列の各カップ７…を搬送方向へ等間隔に離間する。

【００１９】なお、吸着ユニット８の吸着子９を垂設し
た吸引管１９の基端部には、バキュ―ムに接続したチュ
―ブを接続して、このバキュ―ムによる適度な吸引力で
果菜物３を吸着する。

【００２０】前述の吸着ユニット８は、装置上部の水平
方向に固定した第１油圧シリンダ３１により、この吸着
ユニット８の上部に固定した第２油圧シリンダ３２と共
に、果菜物吸着位置IVと装置後段の果菜物箱詰位置Ｖと
を水平方向に移動し、同時に、第２油圧シリンダ３２に
より、果菜物吸着位置IVと果菜物箱詰位置Ｖに移動した
ときにユニット全体を昇降する。

【００２１】このように構成した果菜物箱詰装置１の全
体動作をまず説明する。

【００２２】図５に示すように、搬送ベルト２より供給
される各果菜物３…を整列フィ―ダ４に載置すると同時
に、振動発生装置５を始動して振動を付与し、果菜物搬
送帯６の各カップ７…と対応する整列状態にして、果菜
物載置位置IIで果菜物搬送帯６の１列目の各カップ７…
に各果菜物３…を載置する。

【００２３】なお、初期動作時には、１列目の各カップ
７…に各果菜物３…が載置されたのをセンサ（図示省
略）が検知して、自動的に果菜物搬送帯６を回転して、
次列の各カップ７…に各果菜物３…を順次載置し、１列
目の各果菜物３…が果菜物向修正位置III の後段に達す
るまで果菜物搬送帯６を回転して停止する。

【００２４】この果菜物向修正位置III では、チェ―ン
１２が直線状態に伸張して前後列の各カップ７…を搬送
方向へ離間し、同時に、幅方向には各カップ７…が所定
間隔に離間されているので、隣接する各果菜物３…の間
に指を差入れて、各果菜物３…の向きを修正する。

【００２５】この後、所定の箱詰数、すなわち４列の各
カップ７…上に２４個の各果菜物３…が載置されている
のを作業者が確認した後、装置側部に取付けた箱詰スイ
ッチを押すと、果菜物搬送帯６がさらに回転して、果菜
物吸着位置IVの後段まで１列目の各果菜物３…を移動さ
せ、これをセンサ（図示省略）が検知して果菜物搬送帯
６の回転を停止する。

【００２６】同時に、この果菜物吸着位置IVでは、第２
油圧シリンダ３２が作動して吸着ユニット８全体を降下
すると共に、各吸引管１９…の間隔が拡がり、この各吸
引管１９…に取付けた各吸着子９…が果菜物吸着位置IV
に配列された各果菜物３…と対応する間隔に離間し、こ
の状態で各果菜物３…に各吸着子９…を密着して、バキ
ュ―ムによる吸引力で１箱分の各果菜物３…を吸着した
後、吸着ユニット８を上昇させて定位置に停止する。

【００２７】この停止と同時に、各果菜物３…の向き修
正後の状態を保持したままで、第１油圧シリンダ３１が
作動して吸着ユニット８全体を果菜物箱詰位置Ｖまで移
動すると、ユニット本体８ａの各吸引管１９…の各吸着
子９…を中央部に集束し、各果菜物３…を所定の箱詰状
態に近接する。

【００２８】次に、第２油圧シリンダ３２が作動して吸
着ユニット８を降下させ、吸着した各果菜物３…を箱１
０内に収納した後、各吸着子９…の吸引をＯＦＦに自動
的に切換えて、この各吸着子９…より各果菜物３…を離
間することで箱詰が完了する。 この後、各果菜物３…
を収納した箱１０は搬送ベルト３４で次処理に搬送さ
れ、同時に、吸着ユニット８は果菜物吸着位置IVの上部
に復帰し、再び、箱詰スイッチを押すと箱詰動作が連続
的に繰り返される。

【００２９】次に前述の吸着ユニット８の構成を説明す
る。

【００３０】図１および図２に示すように、吸着ユニッ
ト８は、ユニット本体８ａの下面両側部に架設した２本
の各縦軸３５，３５間に４本の各横軸３６…を直交して
架設すると共に、これら各横軸３６…上に係合した各ス
ライダ３７…を縦横２軸方向に摺動して、各スライダ３
７…に各吸引管１９…を介して垂設した各吸着子９…を
吸着間隔と箱詰間隔とに可変する。

【００３１】上述の各縦軸３５，３５は、ユニット本体
８ａの下面前後部に架設した２本の各ガイドレ―ル３
８，３８に２個の各スライダ３９…を夫々摺動可能に係
合し、これら対向位置の各スライダ３９…間に各縦軸３
５，３５を平行に架設している。 この各縦軸３５，３
５上には４個の各スライダ４０…を夫々摺動可能に係合
すると共に、これら各スライダ４０…間と、上述の前部
側の各スライダ３９，３９間の軸上とに巻回した複数個
の各コイルスプリング４１…により、各スライダ４０…
を各縦軸３５，３５に沿って等間隔に離間する。

【００３２】上述の各スライダ４０…の前面側には、果
菜物３のサイズ及び所定の箱詰間隔に各スライダ３７…
に垂設した各吸着子９…の前後間隔を設定するための各
間隔調整ネジ４２…を縦軸３５方向に螺合している。

【００３３】さらに、前述の後部側の各スライダ３９，
３９に固定した各エアシリンダ４３，４３のシリンダロ
ッド端部を後部側の各スライダ４０，４０に夫々連結し
て、これら各エアシリンダ４３，４３の作動により各コ
イルスプリング４１…の付勢力に抗して各スライダ４０
…を縦軸３５方向に水平摺動動する。

【００３４】前述の各横軸３６…は、ユニット本体８ａ
の下面両側部に架設した２本の各ガイドレ―ル４４，４
４に２個の各スライダ４５…を夫々摺動可能に係合し、
これら対向位置の各スライダ４５…間に各横軸３６…を
平行に架設している。

【００３５】上述の各横軸３６…上には、吸着子９を個
々に垂設した複数の各スライダ３７…を夫々摺動可能に
係合すると共に、これら各スライダ３７…間と両端部の
軸上とに巻回した複数個の各コイルスプリング４１…に
より、各スライダ３７…を各横軸３６…に沿って等間隔
に離間する。

【００３６】上述の各スライダ３７…の左側面には、果
菜物３のサイズ及び所定の箱詰間隔に各吸着子９…の左
右間隔を設定するための各間隔調整ネジ４６…を横軸３
６方向に螺合している。

【００３７】一方、図２にも示すように、前述の図中右
側部の縦軸３５上に係合した各スライダ４０…の左側面
にも各間隔調整ネジ４６…を螺合している。

【００３８】さらに、前述の両側部の各スライダ４５…
に夫々固定した各エアシリンダ４７…のシリンダロッド
端部を、各縦軸３５，３５上に係合した左右の各スライ
ダ４０…に対して互い違いに連結し、これら各エアシリ
ンダ４７…の作動により各コイルスプリング４１…の付
勢力に抗して各スライダ３７…を横軸３６方向に水平摺
動する。

【００３９】このように構成した吸着ユニット８の動作
を以下説明する。

【００４０】図１に示すように、吸着ユニット８の後部
側に配設した各エアシリンダ４３，４３を作動して各横
軸３６…を各縦軸３５，３５に沿って摺動させ、これら
各縦軸３５，３５上に係合した各スライダ４０…の前後
間隔を各間隔調整ネジ４２…の当接により位置規制す
る。

【００４１】これと連動して、両側部の各エアシリンダ
４７…を作動して各縦軸３５，３５を各横軸３６…に沿
って摺動させ、各横軸３６…上に係合した各スライダ３
７…と、各縦軸３５，３５上に係合した各スライダ４０
…との左右間隔を各間隔調整ネジ４６…の当接により位
置規制して、箱詰間隔と対応した前後及び左右等間隔に
各吸着子９…を停止することで、図３に示す升目状態に
各吸着子９…により吸着した各果菜物３…を集束するこ
とができ、箱詰が可能となる。

【００４２】なお、図４に示すように、図中右側部の各
スライダ４０…に螺合した各間隔調整ネジ４６…と、図
中左側部の各スライダ３７…に螺合した各間隔調整ネジ
４６…の突出長さを互い違いに調整することで、千鳥状
態に各吸着子９…により吸着した各果菜物３…を集束す
ることができる。

【００４３】また、上述の吸着ユニット８の下面に、５
列又は６列に箱詰数と対応する複数個の各吸着子９…を
垂設するもよい。

【００４４】このように向き修正後の果菜物３を吸着子
９で吸着した状態のまま所定の箱詰間隔に可変するの
で、吸着ユニット８の移動中に果菜物３の向きが変わる
ようなことがなく、所定の整列状態で箱詰することがで
きる。

【００４５】しかも、吸着ユニット８側で各果菜物３…
の間隔を可変するので、果菜物搬送帯６の全長におい
て、各カップ７…を前後左右へ予め離間して張架するこ
とにより、吸着前段で果菜物３と吸着子９との吸着位置
がずれを防止でき、果菜物３を確実に吸着することがで
き円滑な箱詰作業が行え、同時に、駆動時の騒音を低減
できる。

【００４６】加えて、果菜物搬送帯６の果菜物載置位置
IIから果菜物吸着位置IVに至る全長で、各カップ７を幅
方向と搬送方向へ等間隔に離間させているので、搬送途
中での果菜物３の向き修正作業が容易となり、箱詰作業
の能率を向上させることができる。

【００４７】さらに、各吸着子９はその各スライダ３
７、４０の間隔がスプリング４１…で保持され、箱詰間
隔が調整ネジ４２，４６で規制されるので、その間隔が
正確で狂うことがなく、従って、各吸着子９が所定の位
置に正確に移動することができて、正確な吸着・箱詰作
業ができ、しかも駆動時の騒音を低減することができ
る。 さらにまた、調整ネジ４２，４６によって吸着子
９の配列を升目状又は千鳥状に容易に変更することがで
きる。

【００４８】なお、果菜物吸着位置IVで果菜物搬送帯６
の各カップ７…を集束して各果菜物３…を近接した場
合、吸着ユニット８の各吸着子９…を前後左右へ所定の
箱詰間隔に離間して各果菜物３…を箱詰するもよい。

【００４９】なお、この発明は、上述の実施例の構成の
みに限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の吸着ユニットの背面図。

【図２】吸着子の垂設状態を示す吸着ユニットの底面
図。

【図３】吸着子を升目状態に集束した動作説明図。

【図４】吸着子を千鳥状態に集束した動作説明図。

【図５】果菜物箱詰装置の側面図。

【図６】果菜物箱詰装置の平面図。

【符号の説明】

IV…果菜物吸着位置 Ｖ…果菜物箱詰位置 １…果菜物箱詰装置 ３…果菜物 ６…果菜物搬送帯 ７…カップ ８…吸着ユニット ８ａ…ユニット本体 ９…吸着子 １０…箱 １９…吸引管 ３５…縦軸 ３６…横軸 ３７…スライダ ４１…コイルスプリング ４２，４６…間隔調整ネジ ４３，４７…エアシリンダ

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【手続補正書】

【提出日】平成６年１月１８日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単な説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の吸着ユニットの背面図。

【図２】吸着子の垂設状態を示す吸着ユニットの底面
図。

【図３】吸着子を升目状態に集束した動作説明図。

【図４】吸着子を千鳥状態に集束した動作説明図。

【図５】果菜物箱詰装置の側面図。

【図６】図５に接続される果菜物箱詰装置の側面図。

【図７】果菜物箱詰装置の平面図。

【図８】図７に接続される果菜物箱詰装置の平面図。

【符号の説明】 IV…果菜物吸着位置 Ｖ…果菜物箱詰位置 １…果菜物箱詰装置 ３…果菜物 ６…果菜物搬送帯 ７…カップ ８…吸着ユニット ８ａ…ユニット本体 ９…吸着子 １０…箱 １９…吸引管 ３５…縦軸 ３６…横軸 ３７…スライダ ４１…コイルスプリング ４２，４６…間隔調整ネジ ４３，４７…エアシリンダ

【手続補正２】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図２】

【図３】

【図４】

【図５】

【図６】

【図７】

【図８】

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】張架した果菜物搬送帯の載置部に果菜物を
   載置して果菜物吸着位置に搬送し、この果菜物搬送帯の
   上部に架設した吸着ユニットで果菜物を吸着した後、吸
   着ユニットを果菜物箱詰位置に移動して箱詰する果菜物
   箱詰装置であって、上記吸着ユニットを、ユニット本体
   の下面両側部にそれぞれ縦軸を架設し、該縦軸に複数本
   の横軸を直交して摺動可能に架設し、これら各横軸上
   に、複数本のスライダを摺動可能に支持し、上記各スラ
   イダに吸着子を垂設し、前記スライダの縦横間を所定の
   間隔に保持するスプリングを介装し、かつ上記スライダ
   および前記横軸の摺動間隔を箱詰間隔に規制する調整ネ
   ジをスライダおよび横軸に設け、上記横軸およびスライ
   ダを摺動させる駆動手段を設けて構成した果菜物箱詰装
   置。