JPH0798522B2 - 果菜物整列装置 - Google Patents
果菜物整列装置Info
- Publication number
- JPH0798522B2 JPH0798522B2 JP19033986A JP19033986A JPH0798522B2 JP H0798522 B2 JPH0798522 B2 JP H0798522B2 JP 19033986 A JP19033986 A JP 19033986A JP 19033986 A JP19033986 A JP 19033986A JP H0798522 B2 JPH0798522 B2 JP H0798522B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fruit
- vegetable
- vegetables
- cups
- endless belts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Packaging Of Special Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)発明の分野 この発明は、例えば、リンゴやメロン、或いはトマト等
の果菜物を箱詰するような果菜物整列装置に関する。
の果菜物を箱詰するような果菜物整列装置に関する。
(ロ)発明の背景 上述の果菜物を自動装置を用いて箱詰する場合、搬送途
中の搬送ベルト上の果菜物に振動を付与して、果菜物の
吸着可能な滑面を上面側にした状態で、搬送ベルトの後
段側に集束し、この後、第1図に示すような吸着ユニッ
トで果菜物を吸着して、後段に配置した箱に果菜物を箱
詰する。
中の搬送ベルト上の果菜物に振動を付与して、果菜物の
吸着可能な滑面を上面側にした状態で、搬送ベルトの後
段側に集束し、この後、第1図に示すような吸着ユニッ
トで果菜物を吸着して、後段に配置した箱に果菜物を箱
詰する。
しかし、例えば、トマトのような果菜物を箱詰する場合
や、サイズが大きくなるとトマトは楕円形を有するの
で、搬送ベルトの振動でトマトの向が不揃いとなり、こ
のトマトの向きを一方向に揃えないと、吸着ユニット
と、トマトの吸着可能な滑面との位置がずれて、トマト
の吸着が不可能となり円滑な箱詰作業が行えない、そこ
で、整列部に搬送されるトマトを人為的に整列する作業
が必要となるが、整列部に搬送されるトマトは、箱詰め
の条件が密着箱詰であるので、隣接するトマトとトマト
が密着していて、トマトの間に作業者の手や、指を差し
入れることができない為、果菜物の向修正が迅速に行え
ないという問題を有していた。
や、サイズが大きくなるとトマトは楕円形を有するの
で、搬送ベルトの振動でトマトの向が不揃いとなり、こ
のトマトの向きを一方向に揃えないと、吸着ユニット
と、トマトの吸着可能な滑面との位置がずれて、トマト
の吸着が不可能となり円滑な箱詰作業が行えない、そこ
で、整列部に搬送されるトマトを人為的に整列する作業
が必要となるが、整列部に搬送されるトマトは、箱詰め
の条件が密着箱詰であるので、隣接するトマトとトマト
が密着していて、トマトの間に作業者の手や、指を差し
入れることができない為、果菜物の向修正が迅速に行え
ないという問題を有していた。
(ハ)発明の目的 この発明は、果菜物向修正位置で、果菜物を載置した各
カップの間隔を離間させることで、果菜物の向修正が容
易となり、機械的整列手段で整列不可な果菜物を容易に
整列することができる果菜物整列装置の提供を目的とす
る。
カップの間隔を離間させることで、果菜物の向修正が容
易となり、機械的整列手段で整列不可な果菜物を容易に
整列することができる果菜物整列装置の提供を目的とす
る。
(ニ)発明の要約 この発明は、平行に配設した複数の搬送向端帯間に、複
数の支軸を搬送無端帯の長さ方向へ所定の間隔で架設
し、該支軸の間隔を可変可能に搬送無端帯を弛ませた張
架すると共に、上記各支軸に、果菜物受け用の複数個の
カップを軸方向へ摺動可能に装着して果菜物搬送帯を形
成し、上記果菜物搬送帯の果菜物搬送側の下部に、果菜
物向修正位置で各カップを軸方向へ等間隔に離間し、果
菜物吸着位置で各カップを所定の近接状態に復帰する軸
可変手段を設け、上記果菜物搬送帯の両側部に、果菜物
向修正位置で各カップを搬送方向へ等間隔に離間すべく
搬送無端帯を伸長し、果菜物吸着位置で各カップの間隔
を近接状態に搬送無端帯を収縮する長さ可変手段を設け
た果菜物整列装置であることを特徴とする。
数の支軸を搬送無端帯の長さ方向へ所定の間隔で架設
し、該支軸の間隔を可変可能に搬送無端帯を弛ませた張
架すると共に、上記各支軸に、果菜物受け用の複数個の
カップを軸方向へ摺動可能に装着して果菜物搬送帯を形
成し、上記果菜物搬送帯の果菜物搬送側の下部に、果菜
物向修正位置で各カップを軸方向へ等間隔に離間し、果
菜物吸着位置で各カップを所定の近接状態に復帰する軸
可変手段を設け、上記果菜物搬送帯の両側部に、果菜物
向修正位置で各カップを搬送方向へ等間隔に離間すべく
搬送無端帯を伸長し、果菜物吸着位置で各カップの間隔
を近接状態に搬送無端帯を収縮する長さ可変手段を設け
た果菜物整列装置であることを特徴とする。
(ホ)発明の効果 この発明によれば、果菜物向修正位置で各カップの間隔
を軸方向及び搬送方向に離間するので、各カップに載置
された果菜物の周囲に手や指を差し込み可能な隙間が形
成され、したがって、人手による果菜物の向修正が容易
にできる。
を軸方向及び搬送方向に離間するので、各カップに載置
された果菜物の周囲に手や指を差し込み可能な隙間が形
成され、したがって、人手による果菜物の向修正が容易
にできる。
しかも、果菜物吸着位置では、果菜物を載置した各カッ
プが、果菜物の向修正された状態を保持して吸着可能な
間隔に復帰するので、吸着ユニットと、トマトの吸着可
能な滑面との位置が一致し、吸着ユニットによる果菜物
の吸着が確実となり、円滑な箱詰作業が行える。
プが、果菜物の向修正された状態を保持して吸着可能な
間隔に復帰するので、吸着ユニットと、トマトの吸着可
能な滑面との位置が一致し、吸着ユニットによる果菜物
の吸着が確実となり、円滑な箱詰作業が行える。
(ヘ)発明の実施例 この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は果菜物整列装置を示し、第1図、第2図におい
て、果菜物整列装置1は、搬送ベルト2から搬送される
果菜物3を、装置前段の整列フィーダ4に載置し、同時
に、この整列フィーダ4を、下部に配置した振動発生装
置5で振動させて、果菜物3の吸着可能な滑面を上面側
にして整列させ、次に、装置中央部に張設した果菜物搬
送帯6のカップ7…に果菜物3を載置し、そして、果菜
物搬送帯6を回転して果菜物3を装置後段側に搬送し、
この後、この上部に架設した吸着ユニット8で果菜物3
を吸着し、次に、この吸着ユニット8を移動させて、装
置後段に配置した箱9に果菜物3を箱詰する構成であ
る。
て、果菜物整列装置1は、搬送ベルト2から搬送される
果菜物3を、装置前段の整列フィーダ4に載置し、同時
に、この整列フィーダ4を、下部に配置した振動発生装
置5で振動させて、果菜物3の吸着可能な滑面を上面側
にして整列させ、次に、装置中央部に張設した果菜物搬
送帯6のカップ7…に果菜物3を載置し、そして、果菜
物搬送帯6を回転して果菜物3を装置後段側に搬送し、
この後、この上部に架設した吸着ユニット8で果菜物3
を吸着し、次に、この吸着ユニット8を移動させて、装
置後段に配置した箱9に果菜物3を箱詰する構成であ
る。
上述の振動発生装置5は、第1図に示すように、整列フ
ィーダ4の裏面に固定した各支持杆5a…の端部を、駆動
モータ5b及び各枢支部の偏心した位置に枢着して、整列
フィーダ4を果菜物搬送帯6側へ若干傾斜した状態に架
設している。
ィーダ4の裏面に固定した各支持杆5a…の端部を、駆動
モータ5b及び各枢支部の偏心した位置に枢着して、整列
フィーダ4を果菜物搬送帯6側へ若干傾斜した状態に架
設している。
前述の果菜物搬送帯6は、第1図及び第2図に示すよう
に、合成樹脂で形成した果菜物3受け用の6個のカップ
7…を幅方向に配列し、そして、この各カップ7…の下
部に、2本の支軸10,10を水平方向へ平行に挿通すると
共に、この両支軸10,10を装置両側部に張架した2本の
チェーン11,11間に架設し、さらに、この両支軸10,10を
チェーン11の長さ方向へ所定間隔で架設して、4個を一
組に構成したカップ7…を升目状に配列して構成してい
る。
に、合成樹脂で形成した果菜物3受け用の6個のカップ
7…を幅方向に配列し、そして、この各カップ7…の下
部に、2本の支軸10,10を水平方向へ平行に挿通すると
共に、この両支軸10,10を装置両側部に張架した2本の
チェーン11,11間に架設し、さらに、この両支軸10,10を
チェーン11の長さ方向へ所定間隔で架設して、4個を一
組に構成したカップ7…を升目状に配列して構成してい
る。
上述の各カップ7…は、第3図及び第4図にも示すよう
に、上面中央部を窪ませて果菜物受け部7aを形成し、下
部側面に2個の挿通孔7b,7bを並列して形成して、この
両挿通孔7b,7bに、2本の支軸10,10を摺動可能に水平方
向に挿通して、各カップ7…を水平に支持した状態で軸
方向へ摺動可能に装着している。
に、上面中央部を窪ませて果菜物受け部7aを形成し、下
部側面に2個の挿通孔7b,7bを並列して形成して、この
両挿通孔7b,7bに、2本の支軸10,10を摺動可能に水平方
向に挿通して、各カップ7…を水平に支持した状態で軸
方向へ摺動可能に装着している。
また、各カップ7…の下部底面に、支軸10の挿通方向と
直交する方向に溝部7c…を成しており、この各溝部7c…
は、後述する可菜物搬送帯6下部の受け板12上に立設し
た各ガイド板13…と係合している。
直交する方向に溝部7c…を成しており、この各溝部7c…
は、後述する可菜物搬送帯6下部の受け板12上に立設し
た各ガイド板13…と係合している。
前述の2本のチェーン11,11は、第1図に示すように、
整列フィーダ4の傾斜側下部に枢支した第1スプロケッ
ト14と、吸着ユニット8の果菜物吸着位置IIIの下部に
枢支した第2スプロケット15間に、架設した支軸10の前
後間隔を可変可能に弛ませて張架し、また、チェーン11
の下部は第3スプロケット16に張架している。
整列フィーダ4の傾斜側下部に枢支した第1スプロケッ
ト14と、吸着ユニット8の果菜物吸着位置IIIの下部に
枢支した第2スプロケット15間に、架設した支軸10の前
後間隔を可変可能に弛ませて張架し、また、チェーン11
の下部は第3スプロケット16に張架している。
なお、上述の第1スプロケット14は、側部に配置した駆
動モータ17の駆動力により果菜物搬送帯6を搬送方向に
回転する。
動モータ17の駆動力により果菜物搬送帯6を搬送方向に
回転する。
上述の2本のチェーン11,11は第3図及び第4図にも示
すように、カップ7…に挿通した支軸10,10の各端部
に、2枚の連結板18,18を個々に枢着し、同様に、この
前後位置に架設した各支軸10,10にも連結板18,18を枢着
した後、前後の連結板18,18の端部にピン19…を挿通し
て屈曲自在に連結し、さらに、各ピン19…の外側端部に
ガイドローラ20…を回転可能に枢着している。
すように、カップ7…に挿通した支軸10,10の各端部
に、2枚の連結板18,18を個々に枢着し、同様に、この
前後位置に架設した各支軸10,10にも連結板18,18を枢着
した後、前後の連結板18,18の端部にピン19…を挿通し
て屈曲自在に連結し、さらに、各ピン19…の外側端部に
ガイドローラ20…を回転可能に枢着している。
さらに、第1図に示すように、両チェーン11,11の前段
側の果菜物載置位置と、後段側の果菜物吸着位置IIIの
上部に、チェーン11に枢着したガイドローラ20…の転動
位置を、支軸10の挿通位置よりも下部に規制する位置に
ガイドレール21,21を架設し、また、チェーン中央部の
果菜物向修正位置IIの下部には、ガイドローラ20…の転
動位置を、支軸10と水平となる位置に規制する位置にガ
イドレール22を架設しており、なお、この両ガイドレー
ル21,22は、装置両側部のガイド枠23,23に溶着してい
る。
側の果菜物載置位置と、後段側の果菜物吸着位置IIIの
上部に、チェーン11に枢着したガイドローラ20…の転動
位置を、支軸10の挿通位置よりも下部に規制する位置に
ガイドレール21,21を架設し、また、チェーン中央部の
果菜物向修正位置IIの下部には、ガイドローラ20…の転
動位置を、支軸10と水平となる位置に規制する位置にガ
イドレール22を架設しており、なお、この両ガイドレー
ル21,22は、装置両側部のガイド枠23,23に溶着してい
る。
前述のガイド板13…は、第2図に示すように、果菜物搬
送帯6の果菜物載置側の下部に架設した受け板12上に、
果菜物搬送帯6の幅方向に配列したカップ7…数と対応
する6枚のガイド板13…を、果菜物搬送帯6の張架方向
へ始端側から徐々に幅広に、そして、終端側へ徐々に幅
狭に立設して、前述の各カップ7…の各溝部7c…を上端
に係合している。
送帯6の果菜物載置側の下部に架設した受け板12上に、
果菜物搬送帯6の幅方向に配列したカップ7…数と対応
する6枚のガイド板13…を、果菜物搬送帯6の張架方向
へ始端側から徐々に幅広に、そして、終端側へ徐々に幅
狭に立設して、前述の各カップ7…の各溝部7c…を上端
に係合している。
また、各ガイド板13…の間隔は、果菜物載置側の始端
と、果菜物吸着側の終端との間隔を、各カップ7…を支
軸10の中央部に集束する間隔に設定し、一方、中間部の
果菜物向修正位置IIの間隔を、各カップ7…を支持10の
軸方向へ等間隔に離間する間隔に設定している。
と、果菜物吸着側の終端との間隔を、各カップ7…を支
軸10の中央部に集束する間隔に設定し、一方、中間部の
果菜物向修正位置IIの間隔を、各カップ7…を支持10の
軸方向へ等間隔に離間する間隔に設定している。
前述の吸着ユニット8は、第1図に示すように、角形に
形成した枠体8aに、箱詰する果菜物3の数量と対応する
数の吸着子8b…を縦横に配列しており、この吸着子8b…
は、軟質の合成ゴムで形成すると共に、コンプレッサ−
等(図示省略)による適度な吸引力で果菜物3を吸着す
る。
形成した枠体8aに、箱詰する果菜物3の数量と対応する
数の吸着子8b…を縦横に配列しており、この吸着子8b…
は、軟質の合成ゴムで形成すると共に、コンプレッサ−
等(図示省略)による適度な吸引力で果菜物3を吸着す
る。
上述の吸着ユニット8は、装置上部に架設した第1油圧
シリンダ24により、吸着ユニット8全体を、果菜物搬送
帯6の果菜物吸着位置IIIと、装置後段の箱詰位置とを
水平方向に移動する。
シリンダ24により、吸着ユニット8全体を、果菜物搬送
帯6の果菜物吸着位置IIIと、装置後段の箱詰位置とを
水平方向に移動する。
また、吸着ユニット8は、第1油圧シリンダ24の摺動軸
に固定した第2油圧シリンダ25により、果菜物搬送帯6
の果菜物吸着位置IIIに移動したときと、装置後段の箱
詰位置に移動したとき、この吸着ユニット8全体が昇降
される。
に固定した第2油圧シリンダ25により、果菜物搬送帯6
の果菜物吸着位置IIIに移動したときと、装置後段の箱
詰位置に移動したとき、この吸着ユニット8全体が昇降
される。
このように構成した果菜物整列装置1の動作を以下説明
する。
する。
第1図に示すように、装置の電源をONにして、装置前段
の搬送ベルト2で果菜物2を搬送し、振動発生装置5の
上部に架設した整列フィーダ4上に果菜物3を載置す
る。
の搬送ベルト2で果菜物2を搬送し、振動発生装置5の
上部に架設した整列フィーダ4上に果菜物3を載置す
る。
同時に、振動発生装置5を始動して整列フィーダ4を振
動させて、果菜物3の吸着可能な滑面を上面側にした状
態で、整列フィーダ4の傾斜側に果菜物3を移動させ、
第2図に示すように、整列フィーダ4の傾斜側に配列し
た1列目のカップ7…に果菜物3を載せる。
動させて、果菜物3の吸着可能な滑面を上面側にした状
態で、整列フィーダ4の傾斜側に果菜物3を移動させ、
第2図に示すように、整列フィーダ4の傾斜側に配列し
た1列目のカップ7…に果菜物3を載せる。
この時、果菜物搬送帯6の前段に位置する1列目の各カ
ップ7…は、第3図にも示すように、チェーン11に枢着
したガイドローラ20…が、架設したガイドレール21で支
軸10の挿通位置よりも下部に転動位置を規制されて転動
するので、チェーン11が収縮して前後位置に架設した支
軸10,10の間隔を狭くするので、前後列のカップ7…の
搬送方向の間隔が狭くなり、同時に、低板に立設したガ
イド板13…により、幅方向にもカップ7…の間隔が狭く
なっているため、整列フィーダ4より供給される果菜物
3は、第2図にも示すように、果菜物搬送帯6の中央部
に集束された1列目の各カップ7…に載置される。
ップ7…は、第3図にも示すように、チェーン11に枢着
したガイドローラ20…が、架設したガイドレール21で支
軸10の挿通位置よりも下部に転動位置を規制されて転動
するので、チェーン11が収縮して前後位置に架設した支
軸10,10の間隔を狭くするので、前後列のカップ7…の
搬送方向の間隔が狭くなり、同時に、低板に立設したガ
イド板13…により、幅方向にもカップ7…の間隔が狭く
なっているため、整列フィーダ4より供給される果菜物
3は、第2図にも示すように、果菜物搬送帯6の中央部
に集束された1列目の各カップ7…に載置される。
なお、箱詰の初期動作時には、1列目の各カップ7…に
果菜物3が載置されたのをセンサ(図示省略)が検知す
ると、自動的に果菜物搬送帯6が回転して、次列の各カ
ップ7…に果菜物3を順次載置し、1列目の果菜物3が
後段側に達するまで果菜物搬送帯6を回転する。
果菜物3が載置されたのをセンサ(図示省略)が検知す
ると、自動的に果菜物搬送帯6が回転して、次列の各カ
ップ7…に果菜物3を順次載置し、1列目の果菜物3が
後段側に達するまで果菜物搬送帯6を回転する。
このとき、装置中央部の果菜物向修正位置IIでチェーン
11に枢着したガイドローラ20…が、第3図にも示すよう
に、架設したガイドレール22によって、支軸10と水平と
なる位置に転動位置を規制されるので、チェーン11が伸
張して前後位置に架設した支軸10,10の間隔を広くする
ので、前後列の各カップ7…の搬送方向の間隔が前後に
離間し、同時に、底板に立設した各ガイド板13…によ
り、各カップ7…が支軸10上を摺動して軸方向へ離間さ
れる。
11に枢着したガイドローラ20…が、第3図にも示すよう
に、架設したガイドレール22によって、支軸10と水平と
なる位置に転動位置を規制されるので、チェーン11が伸
張して前後位置に架設した支軸10,10の間隔を広くする
ので、前後列の各カップ7…の搬送方向の間隔が前後に
離間し、同時に、底板に立設した各ガイド板13…によ
り、各カップ7…が支軸10上を摺動して軸方向へ離間さ
れる。
このようにして、果菜物搬送帯6の果菜向修正位置II
で、果菜物3を載せた各カップ7…の間隔を軸方向と、
搬送方向に離間するので、隣接する果菜物3の間に隙間
が形成され、果菜物3の向き修正や、不良果菜物3の交
換が容易となり、また、果菜物3が載っていないカップ
7に、果菜物3の不足分を補うことができる。
で、果菜物3を載せた各カップ7…の間隔を軸方向と、
搬送方向に離間するので、隣接する果菜物3の間に隙間
が形成され、果菜物3の向き修正や、不良果菜物3の交
換が容易となり、また、果菜物3が載っていないカップ
7に、果菜物3の不足分を補うことができる。
次に、後段側の果菜物吸着位置IIIでは、チェーン11に
枢着したガイドローラ20…が、側部に架設したガイドレ
ール21によって支軸10の下部に転動位置が規制されるた
め、チェーン11が収縮し、同時に、底板上の各ガイド板
13…も間隔が狭くなっているので、各カップ7…が幅方
向に近接して、第2図に示すように、各カップ7…が果
菜物3の向修正された状態を保持して吸着可能な間隔に
集束する。
枢着したガイドローラ20…が、側部に架設したガイドレ
ール21によって支軸10の下部に転動位置が規制されるた
め、チェーン11が収縮し、同時に、底板上の各ガイド板
13…も間隔が狭くなっているので、各カップ7…が幅方
向に近接して、第2図に示すように、各カップ7…が果
菜物3の向修正された状態を保持して吸着可能な間隔に
集束する。
そして、果菜物3を載せた1列目のカップ7…が果菜物
搬送帯6の果菜物吸着位置IIIに達すると、これをセン
サ(図示省略)が検知して果菜物搬送帯6の回転を停止
する。
搬送帯6の果菜物吸着位置IIIに達すると、これをセン
サ(図示省略)が検知して果菜物搬送帯6の回転を停止
する。
次に、果菜物搬送帯6の果菜物吸着位置IIIの、1箱
分、すなわち、4列分の全カップ7…(24個)に果菜物
3が載っているのを作業者が確認した後、箱詰スイッチ
(図示省略)を押すと、第2押圧シリンダ25が作動して
吸着ユニット8全体を果菜物搬送帯6の果菜物吸着位置
IIIまで降下させる。
分、すなわち、4列分の全カップ7…(24個)に果菜物
3が載っているのを作業者が確認した後、箱詰スイッチ
(図示省略)を押すと、第2押圧シリンダ25が作動して
吸着ユニット8全体を果菜物搬送帯6の果菜物吸着位置
IIIまで降下させる。
そして、1箱分の果菜物3を吸着子8b…で吸着すると、
再び、第2油圧シリンダ25が差動して吸着ユニット8を
上昇させて定位置に停止する。
再び、第2油圧シリンダ25が差動して吸着ユニット8を
上昇させて定位置に停止する。
この停止と同時に、第1油圧シリンダ24が差動して吸着
ユニット8全体を箱詰位置まで移動させる。
ユニット8全体を箱詰位置まで移動させる。
すると、第2油圧シリンダ25が差動して吸着ユニット8
を降下させて、吸着した果菜物3を箱9内に収納した
後、吸着子8b…の吸引を負圧に切換えて、この吸着子8b
…より果菜物3を離間することで箱詰は完了する。
を降下させて、吸着した果菜物3を箱9内に収納した
後、吸着子8b…の吸引を負圧に切換えて、この吸着子8b
…より果菜物3を離間することで箱詰は完了する。
この後、果菜物3を収納した箱9は搬送ベルト26で次段
に搬送され、同時に、吸着ユニット8は果菜物搬送帯6
の果菜物吸着位置IIIに復帰し、再び、箱詰スイッチを
押すと箱詰動作が順次繰り返される。
に搬送され、同時に、吸着ユニット8は果菜物搬送帯6
の果菜物吸着位置IIIに復帰し、再び、箱詰スイッチを
押すと箱詰動作が順次繰り返される。
このように、果菜物向修正位置IIで果菜物3の向きを揃
えることで、果菜物3の箱詰作業が円滑に行える。
えることで、果菜物3の箱詰作業が円滑に行える。
第5図に示すように、チェーン11の長さ可変手段の他の
例として、果菜物搬送帯6の果菜物向修正位置IIの下部
に、第1スプロケット14の回転と同速度で回転する第4
スプロケット27を前段側に、この第4スプロケット27よ
りも速い速度で回転する第5スプロケット28を後段側に
架設することで、回転時に、第4スプロケット27と第5
スプロケット28間のチェーン11に張力が作用して、チェ
ーン11を伸長するので、前後列の各カップ7…の搬送方
向の間隔が広くなり、幅方向は上述の実施例の構成で離
間されるので、同様の効果が得られ、しかも、ガイドレ
ール22やガイドローラ20…を設ける必要がないので、長
さ可変手段の構成を簡素化できる。
例として、果菜物搬送帯6の果菜物向修正位置IIの下部
に、第1スプロケット14の回転と同速度で回転する第4
スプロケット27を前段側に、この第4スプロケット27よ
りも速い速度で回転する第5スプロケット28を後段側に
架設することで、回転時に、第4スプロケット27と第5
スプロケット28間のチェーン11に張力が作用して、チェ
ーン11を伸長するので、前後列の各カップ7…の搬送方
向の間隔が広くなり、幅方向は上述の実施例の構成で離
間されるので、同様の効果が得られ、しかも、ガイドレ
ール22やガイドローラ20…を設ける必要がないので、長
さ可変手段の構成を簡素化できる。
第6図は、果菜物3を千鳥状に箱詰する場合の果菜物整
列装置1を示し、この場合、各カップ7…の角部が搬送
方向に向けられて、前後のカップ7…が近接したとき、
相互の間隔が狭められるように千鳥状に配列されている
ため、前述の弁目に配列した場合に比較して長さ方向の
ガイド板13が2倍必要となるも、このガイド板13による
幅方向の離間作用は前述の升目の場合と同様であるので
その詳細を省略する。
列装置1を示し、この場合、各カップ7…の角部が搬送
方向に向けられて、前後のカップ7…が近接したとき、
相互の間隔が狭められるように千鳥状に配列されている
ため、前述の弁目に配列した場合に比較して長さ方向の
ガイド板13が2倍必要となるも、このガイド板13による
幅方向の離間作用は前述の升目の場合と同様であるので
その詳細を省略する。
そして、このように構成したときも、隣接する各カップ
7…の離間間隔が広くなり、形の大きい果菜物3をカッ
プ7…に載せても、隣接する果菜物3間に手の差し入れ
に充分な隙間が形成され、果菜物3の向きを容易に修正
することができる。
7…の離間間隔が広くなり、形の大きい果菜物3をカッ
プ7…に載せても、隣接する果菜物3間に手の差し入れ
に充分な隙間が形成され、果菜物3の向きを容易に修正
することができる。
なお、この発明を構成する搬送無端帯は、前述の実施例
のチェーン11と対応し、カップ7の幅可変手段は、カッ
プ7に形成した溝部7cと、ガイド板13にと対応し、一
方、チェーン11の長さ可変手段は、ガイドローラ20と、
ガイドレール21,22及び第5スプロケット28に対応する
も、この発明は実施例の構成のみに限定されるものでは
ない。
のチェーン11と対応し、カップ7の幅可変手段は、カッ
プ7に形成した溝部7cと、ガイド板13にと対応し、一
方、チェーン11の長さ可変手段は、ガイドローラ20と、
ガイドレール21,22及び第5スプロケット28に対応する
も、この発明は実施例の構成のみに限定されるものでは
ない。
図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図は果菜物整列装置の側面図、 第2図は果菜物整列装置の平面図、 第3図は果菜物搬送帯の要部側面図、 第4図は第3図の要部縦断面図、 第5図は長さ可変手段の他の例を示す略側面図、 第6図はカップを千鳥状に配列した果菜物搬送帯の平面
図である。 II……果菜物向修正位置 III……果菜物吸着位置 1……果菜物整列装置、3……果菜物 6……果菜物搬送帯、7……カップ 10……支軸、11……チェーン 13……ガイド板、20……ガイドローラ 21,22……ガイドレール 28……第5スプロケット
図である。 II……果菜物向修正位置 III……果菜物吸着位置 1……果菜物整列装置、3……果菜物 6……果菜物搬送帯、7……カップ 10……支軸、11……チェーン 13……ガイド板、20……ガイドローラ 21,22……ガイドレール 28……第5スプロケット
Claims (1)
- 【請求項1】平行に配設した複数の搬送無端帯間に、複
数の支軸を搬送無端帯の長さ方向へ所定の間隔で架設
し、該支軸の間隔を可変可能に搬送無端帯を弛ませて張
架すると共に、上記各支軸に、果菜物受け用の複数個の
カップを軸方向へ摺動可能に装着して果菜物搬送帯を形
成し、 上記果菜物搬送帯の果菜物搬送側の下部に、果菜物向修
正位置で各カップを幅方向へ等間隔に離間し、果菜物吸
着位置で各カップを所定の近接状態に復帰する幅可変手
段を設け、 上記果菜物搬送帯の両側部に、果菜物向修正位置で各カ
ップを搬送方向へ等間隔に離間すべく搬送無端帯を伸長
し、果菜物吸着位置で各カップの間隔を近接状態に搬送
無端帯を収縮する長さ可変手段を設けた果菜物整列装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19033986A JPH0798522B2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | 果菜物整列装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19033986A JPH0798522B2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | 果菜物整列装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6344414A JPS6344414A (ja) | 1988-02-25 |
| JPH0798522B2 true JPH0798522B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=16256549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19033986A Expired - Fee Related JPH0798522B2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | 果菜物整列装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0798522B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6824096B2 (ja) * | 2017-04-10 | 2021-02-03 | 澁谷工業株式会社 | 物品箱詰装置 |
| CN113396726B (zh) * | 2021-05-25 | 2022-09-13 | 河南科技大学 | 一种水培生菜黄烂菜叶智能仿形剥除装置 |
-
1986
- 1986-08-13 JP JP19033986A patent/JPH0798522B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6344414A (ja) | 1988-02-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP7469604B2 (ja) | 包装装置 | |
| KR102147805B1 (ko) | 고속으로 상품을 포장할 수 있는 낱개상품 정렬장치 | |
| CN217706471U (zh) | 一种装箱设备 | |
| JPH0798522B2 (ja) | 果菜物整列装置 | |
| JPH06211214A (ja) | 果菜物箱詰装置 | |
| JPH053460Y2 (ja) | ||
| JPH0511126Y2 (ja) | ||
| JPS63203515A (ja) | 果菜物箱詰装置 | |
| JPH07237601A (ja) | 長尺物箱詰め装置 | |
| JP2002193425A (ja) | 農作物搬送装置および農作業機 | |
| JPH0671404U (ja) | 長尺物箱詰め装置 | |
| JP2556325Y2 (ja) | 果菜物供給装置 | |
| CN113635598B (zh) | 一种瓦楞纸箱切割机的进料系统 | |
| JP5819090B2 (ja) | 物品押込み装置及びそれを用いた箱詰め装置 | |
| JPS5952137B2 (ja) | 偏平物収集装置 | |
| JP2505960Y2 (ja) | 果菜物整列装置 | |
| JPH03256814A (ja) | 果菜物整列箱詰装置 | |
| JP6602137B2 (ja) | 箱詰め装置 | |
| JPS63152521A (ja) | 果菜物整列装置 | |
| KR20170007035A (ko) | 계란판 자동 공급기 | |
| JPH0815886B2 (ja) | 果菜物箱詰装置 | |
| JPH10269U (ja) | 青果物吸着装置 | |
| JPS63138913A (ja) | 果菜物整列装置 | |
| JP3604420B2 (ja) | ケース分離装置 | |
| JP2592874Y2 (ja) | 長尺物集出荷施設 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |