JPS63198689A - チアゾロベンズイメダゾール類の製造方法およびそれに用いる中間体 - Google Patents

チアゾロベンズイメダゾール類の製造方法およびそれに用いる中間体

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JPS63198689A
JPS63198689A JP63010569A JP1056988A JPS63198689A JP S63198689 A JPS63198689 A JP S63198689A JP 63010569 A JP63010569 A JP 63010569A JP 1056988 A JP1056988 A JP 1056988A JP S63198689 A JPS63198689 A JP S63198689A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D513/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00
    • C07D513/02Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D513/04Ortho-condensed systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D513/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00
    • C07D513/12Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00 in which the condensed system contains three hetero rings
    • C07D513/14Ortho-condensed systems

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、薬理学上活性なチアゾロベンズイミダゾール
類の製造方法およびその方法に使用する中間体に関する
。さらに詳しくは、本発明は、チアゾロ[3,2−al
ベンズイミダゾール類の製造方法および該方法において
形成されるフロ[2’、3’:4,5]チアゾロ[3,
2−a]ベンズイミダシロン中間体に関する。
及匪Δ豊旦 チアゾロ[3,2−a]ベンズイミダゾール類は、米国
特許第4214089号において、抗腫よう性剤および
/または免疫応答の増強剤として開示されている。多く
の他の化合物は、腫よう性組織の増殖を抑制する活性を
有するが、細胞毒性が主要な副作用であり、体内の他の
組織を損傷する。
これらチアゾロ[3、2−a]ベンズイミダゾール類は
、副作用の低発現率、特にその低甲状腺中毒性負債につ
いて指摘されている。本明細書にて例示および請求され
た化合物のうちの1つは、その名称が3−(p−クロロ
フェニル)チアゾロ[3,2−a]ベンズイミダゾール
−2−酢酸である。該化合物および関連するチアゾロ[
3,2−a]ベンズイミダゾール類はまた、米国特許第
4361574号において、哺乳動物のコラゲナーゼ抑
制剤として開示されている。コラーゲンは、角膜、皮膚
、胃腸消化器、関節粘膜および身体の他の部分の表面組
織における主有機成分である。コラゲナーゼは、コラー
ゲンを分解する能力を有しており、そのため、前記部分
の主有機成分を措成するコラーゲンベースの組織を破壊
する能力を有する。かくして、コラーゲン抑制剤は、コ
ラーゲン結合組織の破壊が中心的な役割である、例えば
、歯周疾患、リウマチ様関節炎、角膜潰よう等のごとき
疾患の治療において有用である。
米国特許第4214089号および第4361574号
において、記載されているチアゾロ[3゜2−a]ベン
ズイミダゾール類の製造方法は、対応する2、3−ジヒ
ドロ−3−ヒドロキシ−チアゾロ[3゜2−a]ベンズ
イミダゾールを、水性酸、ジオキサンの混合物中、還流
温度にて加温することによって脱水することを包含する
かくして、反応は、次の反応式二 K【 [式中、nは1または2、Rは水素または低級アルキル
およびR1は水素、低級アルキル、低級アルコキシ、ト
リフルすロメチルまたはハロゲンを怠味する] で示すことができる。3−(p−クロロフェニル)チア
ゾロ[3,2−a]ベンズイミダゾール自体の場合、米
国特許第4361574号の実施例1は、溶媒として6
NI−ICI2およびジオキサンを用い、18時間加熱
還流して、わずか収率42%での製造を示している。実
際に、式(1)の化合物の製造するこの方法では、20
ないし50%の範囲の比較的低収率であり、その上反応
生成物を、収率をさらに有意に喪失させることなく精製
することは困難であることが判明した。ジャーナル・オ
ブ・メディシナル・ケミストリイ(J ournal 
of  MedicinalChemistry)、1
976、Vol19、No、4.524〜530頁にお
いて記載されているこれと同じ方法での収率は、わずか
に23%である。
発明の開示 今回、驚くべきことに、硫酸、スルホン酸およびリン酸
からなる群より選択した強酸またはその混合物の存在下
、要すれば加熱下で反応を実施することによって、前記
反応の収率が実質的に改善でき、かつより純粋な生成物
が得られることが見出された。したがって、本発明は、
硫酸、スルホン酸およびリン酸からなる群より選択した
酸またはその混合物、および所望によりまたは要すれば
不活性溶媒の存在下(ただし水が存在する場合、水のm
は酸の15容量%以下である)にて、前記式(II)の
化合物(coortは酸またはエステル基)を脱水し、
要すれば、反応を加熱して行うことを特徴とする前記式
(Dのチアゾロ[3,2−a]ベンズイミダゾール類ま
たはその塩(Rは水素)の製造方法を提供する。反応を
液体酸を用いて実施する場合、溶媒は必要ではないが、
現存させることもできる。しかしながら、反応温度にて
固体であるスルポン酸類の場合、不活性溶媒が用いられ
る。
固体スルホン酸用の適当な溶媒の例として、ハロアルカ
ン類、例えば、ジクロロメタンまたはクロロホルムがあ
る。スルホン酸類の例としては、特にアルカンが1ない
し6個の炭素原子を有し、アリールが6ないし10個の
炭素原子を有するアルカン−またはアリール−スルホン
酸類のごとき脂肪族または芳香族−スルホン酸であり、
最も好ましくはメタン−またはエタン−スルホン酸であ
る。アリールスルホン酸類の例して、ベンゼン−または
p−トルエン−スルホン酸がある。ハロスルホン酸、例
えば、クロロスルホン酸もまた用いることができる。実
質的に、無水条件下にて反応を行うことが最も好ましい
が、少量の水、例えば、酸に基づいて15%V/Vまで
は存在してもよい。該景は酸に基づいてIO容量%以下
であることが好ましく、5%V/V以下であることが最
も好ましい。硫酸を用いる場合、木炭化を防止するため
に、ある程度の水、例えば、酸に基づいて4%V/Vま
で現存させることが好ましい。反応を室温にてかつ十分
な時間適宜に実施し、最適な生成収率を得る。例えば、
濃硫酸を用いる場合、3ないし5時間の反応時間および
5ないし25℃の反応温度にて、高収率(例えば、95
±5%)の生成物が得られる。式(ff)の化合物の酸
に対する割合は、過剰量の酸が反応時間に有利に影響す
ることが見出だされた。例えば、反応体の割合を変える
ことにより、反応時間は、2.3分ないし24時間また
はそれ以上とすることができる。典型的には、酸の式(
II)の化合物に対する割合は、12:lから0.3:
I  V/W、例えば10:1から0.5:1の範囲内
である。反応時間は、反応混合物に熱を加えることによ
って短縮することかできる。不活性溶媒を、反応におい
て用いてもよいが、一般に最適収率を達成することを補
うために、反応温度および/または反応時間を上げなけ
ればならない。
不活性溶媒の例として、アルカン酸類、例えば、酢酸が
挙げられる。反応は加熱することなく進行しうるので、
従来の開示されている方法よりも、エネルギーコストの
点で実質的な節約となる。さらに重要な利点は、本明細
書の実施例かられかるように、生成収率が実質的に定量
的であることである。
式(n)の出発物質および該物質の製造方法もまた、米
国特許第3704239号に開示されている。他のエス
テル類似体は、類似する方法によって製造できる。Rが
水素または低級アルキルであることが好ましい。本発明
の方法を研究する過程において、驚くべきことに、四環
状構造の中間体であるラクトンが、反応の間に形成され
ることを見出だした。反応を式(I)の化合物まで全過
程を通して行なうことができない場合、中間体であるラ
クトンを高収率で反応混合物から単離できることが観察
された。ラクトン形成においては、無水条件が好ましい
。該中間体は、式(■):に皇 [式中、nおよびR1は前記と同じ] で示される化合物である。好ましくは、nカ月である。
かくしてもう一つの態様において、本発明は、前記式(
■)のラクトンを提供する。ラクトン類を生成する条件
において、ラクトンではなく転位生成物が得られたベル
ら、ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリイ(
Bell et al、、J、Med。
Chem、 (ibid))の教示を考えると、式(I
I[)の中間体の存在はかなり驚くべきことである。詳
細には、ベルらは、ある種のジアゾロチアゾール酢酸を
無水酢酸によって環化し、対応するラクトン誘導体を得
ることができるが、同一条件下の式(If)の化合物で
は、環状デアジノンが得られる代わりに転位が生じるこ
とを見出だした。ベルらは、ベンゼン環の存在による電
子作用によって異なる挙動が生じることを示唆している
。したがって、式(I)のラクトン類が、本明細書に開
示されているように形成されるだけでなく、安定してお
り八っ単離できることは驚くべきことである。かくして
もう一つの態様において、本発明は、前記の式(II)
の化合物を、硫酸またはスルホン酸またはその混合物、
および所望によりまたは要すれば不活性溶媒の存在下に
て環化することを特徴とする式(III)のラクトンの
製造方法を提供する。中間体であるラクトン形成用の好
ましい酸および溶媒は、式(I)の最終生成物の形成用
の酸および溶媒と同じである。実質的には、無水条件が
好ましい。前記式(II)の化合物を、式(I)の化合
物に変えることが望ましい場合、中間体であるラクトン
を単離する必要はなく、系内に形成させるだけでよい。
しかしながら、中間体であるラクトンは単離できるため
、本発明のさらにもう一つの態様は、前記式(III)
のラクトンを、所望により、酸の15容量%までの量の
水の存在下、好ましくは、硫酸、スルホン酸またはリン
酸あるいはその混合物から選択した酸で酸性化すること
を特徴とする前記式(T)の化合物(Rが水素)の製造
方法にある。反応は、実質的に無水条件下(すなわち、
酸に基づいて水5容量%まで)にて、所望により、不活
性溶媒の存在下にて行うことが好ましい。酸は、液体ス
ルホノ酸またはジクロロメタンのごとき不活性溶媒の存
在下のスルホン酸(例えば、p−トルエンスルホン酸)
であることが好ましい。
X夜鯉 次に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、
これらに限定されるものではない。
実施例1 3−(P−クロロフェニル)チアゾロ[3,2−a]ベ
ンズイミダゾール−2−酢酸 3−(p−クロロフェニル)−2,3−ジヒドロ−3−
ヒドロキシチアゾロ[3,2−alベンズイミダゾール
−2−酢酸臭化水素酸塩100gおよびメタンスルホン
酸200+1112の混合物を、500蛙の丸底フラス
コ中にて一夜撹拌した。シリカプレート(溶媒;酢酸エ
チル/酢酸)上の薄層クロマトグラフィーは、中間体の
迅速な形成を示した。室温にて20時間後、薄層クロマ
トグラフィー(シリカプレート、酢酸エチル/酢酸)は
、単一成分の存在養水した。
混合物を水中に注ぎ、得られた結晶を濾過によって除去
した。結晶生成物を、0,5時間、5倍容量の熱水中に
懸濁させ、濾過し、該操作を繰り返した。最終の水洗浄
後、物質を真空乾燥し、表記化合物75g(収率91%
)を得た。融点242〜243℃。
元素分Fr  :C+tH++Cl2NtOtSとして
計算値(%):C,59,57;  H,3,23゜N
、8.17 測定値(%):C,59,87;  H,3,21゜N
、8.37 実施例2 10a−(4−クロロフェニル)−3a、10a−ジヒ
ドロフロ(2’、3°:4,5)チアゾロ[3,2−a
]ベンズイミダゾール−2(3H)−オン 3−(p−クロロフェニル)−2,3−ジヒドロ−3−
ヒドロキシチアゾロ[3,2−a]ベンズイミダゾール
−2−酢酸臭化水素酸塩tagおよびメタンスルホン酸
20w(lの混合物を、150x(2の丸底フラスコ中
、室温にて5分間撹拌した。混合物を、塩化メチレン1
00蛙で希釈し、水、炭酸水素ナトリウム溶液および水
で連続的に洗浄した。有機相を、蒸発によって乾燥し、
残渣をジイソプロピルエーテルから再結晶して表記化合
物を得た。融点115〜117℃。
元素分析 :C+tH++Cl2NtOtSとして計算
値(%):C,59,96,、H,3,23゜N、8.
17 測定値(%):C,59,96;  H,3,17:N
、7.96 実施例3 3−(p−クロロフェニル)チアゾロ[3,2−a]ベ
ンズイミダゾール−2−酢酸 実施例2の生成物(5g)を、メタンスルホン酸10x
(2中にて一夜撹拌し、実施例1の生成物と同一の表記
化合物を得る。融点242〜243℃。
実施例4 3−(p−クロロフェニル)チアゾロ[3,2=a]ベ
ンズイミダゾール−2−酢酸 硫酸4.OQの溶液を5℃に冷却し、らいで3−(p−
クロロフェニル)−2,3−ジヒドロ−3−ヒドロキシ
チアゾロ[3,2−a]ベンズイミダゾール−2−酢酸
塩酸塩1.66kg(4,18モル)を、温度を15二
20℃の範囲に維持しながら1時間にわたって少しづつ
加えた。混合物をさらに3時間25℃にて撹拌した。
水6.OQを45℃に加熱し、反応混合物をその中に、
温度を55〜60℃の範囲に維持しながら45分間にわ
たって加えた。混合物を55〜60℃にて30分間撹拌
し、ついで35℃に冷却した。
3−(p−クロロフェニル)チアゾロ[3、2−a]ベ
ンズイミダゾール−2−酢酸の硫酸塩を、遠心分離によ
って単離し、水6.0Qで洗浄した。濾過ケーキを15
分間スピンダウンした。
湿った硫酸塩を水10.0Qと合し、60℃に加熱し、
1時間撹拌した。スラリー状物を35℃に冷却し、粗製
生成物を遠心分離によって単離した。
固体を水5.012で洗浄し、濾過ケーキを15分間ス
ピンダウンした。
該濾過ケーキを水10.512と合し、濃水酸化アンモ
ニウム0.49でp I−Iを約9.5の塩基性にしな
がら、20〜25℃にて撹拌した。0.2μラインフイ
ルターを介してラインフィルターする前に、溶液を15
分間撹拌した。残りの固体を水i、oQでリンスした。
生成溶液を、20〜25℃にて20分間にわたって氷酢
酸0.380Qを加えることによって、pHを5.5ま
で酸性化した。スラリー状物を30分間撹拌した。表記
化合物を、遠心分離によって単離し、水4.012で洗
浄し、30分間スピンダウンし、55〜60℃にて強制
空気炉中で乾燥した。
1334gまたは93%の理論収率が得られた。
融点242〜244℃。
I−I P L C分析、          99.
6%非酸滴定+            99.8%合
計不純物、           0.02%実施例5 3−(p−クロロフェニル)チアゾロ[3,2−a]ベ
ンズイミダゾール−2−酢酸 濃硫酸200酎を0℃に冷却し、そλtに合計100g
の3−(p−クロロフェニル)−2,3−ジヒドロ−3
−ヒドロキシチアゾロ[3,2−a]ベンズイミダゾー
ル−2−酢酸臭化水素酸塩を、反応混合温度を10℃以
下に維持しながら少しづつ加えた。すべてを添加した後
、得られた暗褐色溶液を、反応混合物の温度が25℃に
達するまで撹拌した。ついで該溶液を、25℃にて3時
間、溶液の色が淡黄色になるまで撹拌した。温度が60
℃以上にならないように、該淡黄色溶液を熱水(50℃
)300MI2に滴下した。添加終了後、混合物を60
℃にて1時間撹拌した。白色固体を、60℃にて濾過に
よつて採集し、熱水(60℃)550xN中で再度スラ
リー状にし、60℃にて30分間撹拌した。固体を60
℃にて濾過のよって除去し、水2001(2にて洗浄し
た。水500xQ中の該固体に、撹拌しながら濃水酸化
アンモニウム191tQを加え、溶液のpHを9.5に
した。該溶液を、セライト床を介して濾過した。清澄濾
液1こ、氷酢酸20xQを、pI−(が5.5になるま
で滴下した。沈澱物を1時間撹拌し、濾過によって採集
し、水200RQで2回洗浄した。表記化合物を、60
℃にて18時間真空乾燥した。68.9g、融点242
〜244℃。
元素分析 :C+qHIIN*CQSOzとして計算値
(%):C,59,56;  H,3,24:N、8.
17 測定値(%):C,59,48;  H,3,4−6゜
N、8.08 実施例6 3−(p−クロロフェニル)チアゾロ[3,2−a]ベ
ンズイミダゾール−2−酢酸 85%リンp40xQに、3−(p−クロロフェニル)
−2,3−ジヒドロ−3−ヒドロキシチアゾロ[3、2
−a]ベンズイミダゾール−2−酢酸塩酸塩20gを、
少しづつ加えた。添加終了後、混合物を100°Cに加
熱し、100℃にて5時間撹拌した。ついで反応溶液を
25℃に冷却し、温度が60℃以上にならないように、
熱水(50°C)100πQに滴下した。添加終了後、
混合物を60℃にて1時間撹拌した。灰白色固体を、6
0℃にて濾過によって採集し、熱水(60℃)80JI
7!中で再度スゲ′り一状にし、60℃にて30分間撹
拌した。灰白色固体を、濾過によって除去し、水50x
Qで洗浄した。水75戚中の該固体に、水酸化アンモニ
ウム8 、2 mQを加え、溶液のpI−1を9.5に
した。該溶液をセライト床を介して濾過した。清澄溶液
に、氷酢酸4rtt(lを、ptIが5.5になるまで
滴下した。沈澱物を1時間撹拌し、濾過によって採集し
、水50RCで2回洗浄した。表記化合物を60℃にて
18時間真空乾燥した。融点242〜244℃(分解)
実施例7 3−(p−クロロフェニル)チアゾロ[3、2−aコベ
ンズイミダゾール−2−酢酸 3−(p−クロロフェニル)−2,3−ジヒドロ−3−
ヒドロキシチアゾロ[3,2−ミコベンズイミダゾール
−2−酢酸塩酸塩20gおよびオルトリン酸40gの混
合物を、100℃にて4時間加熱した。反応溶液を25
℃に冷却し、温度が60℃以上にならないように、この
溶液に水100i17を滴下した。添加終了後、該混合
物を60℃にて1時間撹拌した。
白色固体を60℃にて濾過によって採集し、熱水(60
℃)80酎中で再度スラリー状にし、60℃にて30分
間撹拌した。ついで該白色固体を濾過によって除去し、
水50xQで洗浄した。水75mff中の該固体に、水
酸化アンモニウム8 、2 xQを加え、溶液のpHを
9.5にした。該溶液をセライト床を介して濾過した。
清澄溶液に、氷酢酸4x(lを、p)(が5.5になる
まで滴下した。沈澱物を1時間撹拌し、濾過によって採
集して水50xQで2回洗浄した。表記化合物を、60
℃にて18時間真空乾燥した。15.2g(収率88.
8%)を得た。融点242〜244℃(分解)。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、nおよびR_1は後記と同じ、およびCOOR
    は酸またはエステルを意味する] で示される化合物またはその塩を、硫酸、スルホン酸お
    よびリン酸からなる群より選択した酸またはその混合物
    、および所望によりまたは要すれば不活性溶媒の存在下
    (ただし水が存在する場合、水の量は酸の15容量%以
    下である)にて脱水し、要すれば、反応を加熱して実施
    することを特徴とする式( I ) [式中、nは1または2、およびR_1は水素、低級ア
    ルキル、低級アルコキシ、トリフルオロメチルまたはハ
    ロゲンを意味する] で示されるチアゾロ[3,2−a]ベンズイミダゾール
    またはその塩の製造方法。
  2. (2)存在する水の量が、酸の10容量%以下である前
    記第(1)項の方法。
  3. (3)存在する水の量が、酸の5容量%以下である前記
    第(1)項の方法。
  4. (4)実質上、無水条件下にて実施される前記第(1)
    項の方法。
  5. (5)酸が硫酸である前記第(1)項の方法。
  6. (6)酸がアルキルスルホン酸である前記第(1)項の
    方法。
  7. (7)酸が低級アルキルスルホン酸である前記第(1)
    項の方法。
  8. (8)酸がメタンスルホン酸である前記第(1)項の方
    法。
  9. (9)nが1である前記第(1)項の方法。
  10. (10)Rが水素、R_1が塩素およびnが1である前
    記第(1)項の方法。
  11. (11)式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) [式中、nは1または2、およびR_1は水素、ハロゲ
    ン、低級アルキル、低級アルコキシまたはトリフルオロ
    メチルを意味する] で示される化合物。
  12. (12)式(III)の化合物が10a−(4−クロロフ
    ェニル)−3a、10a−ジヒドロフロ−(2′、3′
    :4、5)チアゾロ[3,2−a]ベンズイミダゾール
    −2(3H)−オンである前記第(11)項の化合物。
  13. (13)式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) [式中、nおよびR_1は後記と同じ] で示されるラクトンを酸性化することを特徴とする式(
    I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、nは1または2、およびR_1は水素、低級ア
    ルキル、低級アルコキシ、トリフルオロメチルまたはハ
    ロゲンを意味する] で示される化合物またはその塩の製造方法。
  14. (14)nが1、およびR_1が塩素である前記第(1
    3)項の方法。
  15. (15)式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) [式中、nおよびR_1は後記と同じ] で示される化合物を、硫酸またはスルホン酸、および所
    望によりまたは要すれば不活性溶媒の存在下にて環化す
    る;ただし水が存在する場合、水の量は酸の5容量%以
    下であることを特徴とする式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) [式中、nは1または2、およびR_1は水素、低級ア
    ルキル、低級アルコキシ、トリフルオロメチルまたはハ
    ロゲンを意味する] で示される化合物の製造方法。
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