JPS63198310A - ノイズフイルタ - Google Patents
ノイズフイルタInfo
- Publication number
- JPS63198310A JPS63198310A JP2990987A JP2990987A JPS63198310A JP S63198310 A JPS63198310 A JP S63198310A JP 2990987 A JP2990987 A JP 2990987A JP 2990987 A JP2990987 A JP 2990987A JP S63198310 A JPS63198310 A JP S63198310A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- wound
- coil
- choke coil
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 10
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野〕
この発明は、比較的インダクタンスの大きなチョークコ
イルを有したノイズフィルタに関するものである。
イルを有したノイズフィルタに関するものである。
(従来の技術)
閉磁路を有する磁心にコイルを多層に巻回したノイズフ
ィルタは、回路途中に介装され、外部からのノイズを除
去するのに使用される。第4図はこの種のコモンモード
チョークコイルを有した従来のノイズフィルタの構造を
示す図である。これは、矩形型磁路を有するフェライト
磁心1に図の矢印で示す如くチョークコイル2を二層巻
回したもので、各層共密着して巻回され、一方の端部か
ら巻き始めて他方の端部で折り返した構造となっている
。
ィルタは、回路途中に介装され、外部からのノイズを除
去するのに使用される。第4図はこの種のコモンモード
チョークコイルを有した従来のノイズフィルタの構造を
示す図である。これは、矩形型磁路を有するフェライト
磁心1に図の矢印で示す如くチョークコイル2を二層巻
回したもので、各層共密着して巻回され、一方の端部か
ら巻き始めて他方の端部で折り返した構造となっている
。
このような構造のノイズフィルタにはチョークコイル2
に分布容量があり、そこでこの分t5容Fitを減少さ
せるために第5図に示すような巻線構造とすることも提
案されている。即ち、第5図(a)に示すものは、チョ
ークコイル2の中点3より一層目を巻き始め、二層目は
両端部で折り返して一層目の残りを同等にして巻回した
構造である。また第5図(b)に示すものは、第5図(
a’)の巻回数を更に増加して三層巻きとしたもので、
二層目を上記中点3まで巻き、三層目はここで折り返し
て磁心1の両端部の方向に向って巻回した構造となって
いる。
に分布容量があり、そこでこの分t5容Fitを減少さ
せるために第5図に示すような巻線構造とすることも提
案されている。即ち、第5図(a)に示すものは、チョ
ークコイル2の中点3より一層目を巻き始め、二層目は
両端部で折り返して一層目の残りを同等にして巻回した
構造である。また第5図(b)に示すものは、第5図(
a’)の巻回数を更に増加して三層巻きとしたもので、
二層目を上記中点3まで巻き、三層目はここで折り返し
て磁心1の両端部の方向に向って巻回した構造となって
いる。
しかしながら上記のような構造のノイズフィルタにあっ
ては、チョークコイル2の分布容量がまだ大きく、高周
波領域での挿入損失が小さい。
ては、チョークコイル2の分布容量がまだ大きく、高周
波領域での挿入損失が小さい。
従っ°Cコモンモードノイズの高周波域における減衰量
が小さいという問題点があった。
が小さいという問題点があった。
この発明は、このような問題点に着目してなされたもの
で、チョークコイルの分布容量が小さく、高周波域にお
けるノイズの減衰量が大きく、性能の向上したノイズフ
ィルタを提供するものである。
で、チョークコイルの分布容量が小さく、高周波域にお
けるノイズの減衰量が大きく、性能の向上したノイズフ
ィルタを提供するものである。
この発明のノイズフィルタは、閉磁路を有する磁心にコ
イルを多層に巻回したものにおいて、一層[1のコイル
を両端部の巻き残し部分がほぼ同一となるように密着し
て巻回し、二層目のコイルからは各層の中央部に空隙を
設けて2分割で心回し、且つコイルの引出端子を両端部
に設けたものである。
イルを多層に巻回したものにおいて、一層[1のコイル
を両端部の巻き残し部分がほぼ同一となるように密着し
て巻回し、二層目のコイルからは各層の中央部に空隙を
設けて2分割で心回し、且つコイルの引出端子を両端部
に設けたものである。
(作用)
この発明のノイズフィルタにおいては、二層目から各層
の中央部に空隙が設けられており、またコイルの引出端
子が両端部に設けられているので、コイルの分布容量が
小さく、高周波域での挿入損失が大きい。
の中央部に空隙が設けられており、またコイルの引出端
子が両端部に設けられているので、コイルの分布容量が
小さく、高周波域での挿入損失が大きい。
第1図はこの発明の一実施例を示す構造図である。図中
1は矩形型磁路を打するフェライト磁心で、これにチョ
ークコイル2が多層に巻回されている。図の矢印の如く
二層目は中点3より巻き始められ、磁心1の両端部の巻
き残し部分がほぼ同一となるように密着して巻回され、
二層目は磁心の両端部から折り返して巻回され、三層目
は中央部で更に折り返して両端部に向って巻回されてい
る。つまり、二層目は両側に等しく残7ている部分の半
分を磁心1の両端部を巻き始めとして巻回し、三層目は
その残りの半分を両端部に向って巻回したものであり、
両側でほぼ対称の巻線構造となっている。その際、二層
目からは各層の中央部に空隙4が設けられ、2分割で巻
回されており、またチョークコイル2の引出端子は両端
部に設けられている。
1は矩形型磁路を打するフェライト磁心で、これにチョ
ークコイル2が多層に巻回されている。図の矢印の如く
二層目は中点3より巻き始められ、磁心1の両端部の巻
き残し部分がほぼ同一となるように密着して巻回され、
二層目は磁心の両端部から折り返して巻回され、三層目
は中央部で更に折り返して両端部に向って巻回されてい
る。つまり、二層目は両側に等しく残7ている部分の半
分を磁心1の両端部を巻き始めとして巻回し、三層目は
その残りの半分を両端部に向って巻回したものであり、
両側でほぼ対称の巻線構造となっている。その際、二層
目からは各層の中央部に空隙4が設けられ、2分割で巻
回されており、またチョークコイル2の引出端子は両端
部に設けられている。
第2図は上記のように巻回されたチョークコイル2の上
面図であり、図示のように一層目、二層[]、三層目の
コイル2a、2b、2cが形成され、また上述したよう
にチョークコイル2の引出端子5が磁心1の両端部に設
けられている。
面図であり、図示のように一層目、二層[]、三層目の
コイル2a、2b、2cが形成され、また上述したよう
にチョークコイル2の引出端子5が磁心1の両端部に設
けられている。
上記のように構成されたノイズフィルタにおいては、二
層目からの各層の中央部に空wX4が設けられ、またチ
ョークコイル2の引出端子5が両端にあるので引出部の
距離が最大となっている。このため、チョークコイル2
の分布容量が小さくなり、前述した高周波域の挿入損失
が大きくなる。
層目からの各層の中央部に空wX4が設けられ、またチ
ョークコイル2の引出端子5が両端にあるので引出部の
距離が最大となっている。このため、チョークコイル2
の分布容量が小さくなり、前述した高周波域の挿入損失
が大きくなる。
従って、高周波域でコモンモードノイズのg表置が大き
くとれ、性能が向上したものとなる。
くとれ、性能が向上したものとなる。
第3図はそのコモンモードノイズの減衰特性の要因とな
る周波数に対する挿入損失特性を示したものである。図
中、(イ)は第4図に示した従来のチョークコイルを用
いた場合の特性曲線で、Mo−Zn系材料のフェライト
磁心(縦寸法40 l1m、横寸法25mm、厚み寸法
10a+mとする)1を使用し、一層目の巻数を24回
、二層目の巻数を20回とした時の特性を示している。
る周波数に対する挿入損失特性を示したものである。図
中、(イ)は第4図に示した従来のチョークコイルを用
いた場合の特性曲線で、Mo−Zn系材料のフェライト
磁心(縦寸法40 l1m、横寸法25mm、厚み寸法
10a+mとする)1を使用し、一層目の巻数を24回
、二層目の巻数を20回とした時の特性を示している。
(ロ)は第5図(a)に示した従来のチョークコイルを
用いた場合の特性曲線であり、(イ)と同一寸法、同一
材料の磁心1を使用し、一層目を24回、二層目を各々
10回巻回した時の特性を示している。そして、(ハ)
は第1図に示した本実施例のチョークコイルを用いた場
合の特性曲線であり、上記(イ)、(ロ)と同一材料、
同一寸法のフェライト磁心1を使用し、一層目の巻数を
24回、二層目の巻数を各々5回、三層目の巻数を各々
5回とした時の特性を示している。図からも明らかなよ
うに、本実施例のノイズフィルタの方が高周波域におい
て挿入損失が大きく、従ってノイズ減衰量が大きいこと
がわかる。
用いた場合の特性曲線であり、(イ)と同一寸法、同一
材料の磁心1を使用し、一層目を24回、二層目を各々
10回巻回した時の特性を示している。そして、(ハ)
は第1図に示した本実施例のチョークコイルを用いた場
合の特性曲線であり、上記(イ)、(ロ)と同一材料、
同一寸法のフェライト磁心1を使用し、一層目の巻数を
24回、二層目の巻数を各々5回、三層目の巻数を各々
5回とした時の特性を示している。図からも明らかなよ
うに、本実施例のノイズフィルタの方が高周波域におい
て挿入損失が大きく、従ってノイズ減衰量が大きいこと
がわかる。
表19表2は、それぞれ各周波数(H2)に対するチョ
ークコイル2の分布容ff1(PF)及び挿入H1失(
dB)の測定結果を上記(イ)。
ークコイル2の分布容ff1(PF)及び挿入H1失(
dB)の測定結果を上記(イ)。
(ロ)、(ハ)の場合について示したものである。
このように、本実施例のチョークコイルを用いることに
より、高周波域においてノイズ減衰量が大きくなる。な
お、上記実施例では矩形型閉磁路をイfするフェライト
磁心lを使用した場合について説明したが、他のリング
状r′A回路を有する磁心を用いても同様の効果が得ら
れる。
より、高周波域においてノイズ減衰量が大きくなる。な
お、上記実施例では矩形型閉磁路をイfするフェライト
磁心lを使用した場合について説明したが、他のリング
状r′A回路を有する磁心を用いても同様の効果が得ら
れる。
以上説明したように、この発明によれば、二層目から各
層の中央部に空隙を設け、且つコイルの引出端子を両端
部に設けたため、コイルの分布容量が小さく、高周波域
における挿入損失が大きくなり、従って高周波域でのノ
イズ減衰量が大きくとれ、性能が向上するという効果が
ある。
層の中央部に空隙を設け、且つコイルの引出端子を両端
部に設けたため、コイルの分布容量が小さく、高周波域
における挿入損失が大きくなり、従って高周波域でのノ
イズ減衰量が大きくとれ、性能が向上するという効果が
ある。
第1図、第2図はこの発明の一実施例を示す図で、第1
!AGi巻線構造図、第2図は上面図、第3図は周波数
と挿入損失の関係を示す特性図。 第4図は従来のノイズフィルタの巻線構造図、第5図(
a)、(b)は分布容量を改善した従来例の巻線構造図
である。 1・・・・・・フェライト磁心 2・・・・−チョークコイル 2 a −−−−一層目のコイル 2 b −−−−−−二層目のコイル 2 c −−−−三層目のコイル 3・・・・・・中点 4・・・・・・空隙 5・・・・−引出端子 出願人 スタンレー電気株式会社 14811−Pし2 第4図 14811−P/2 第5図 (a) (b)
!AGi巻線構造図、第2図は上面図、第3図は周波数
と挿入損失の関係を示す特性図。 第4図は従来のノイズフィルタの巻線構造図、第5図(
a)、(b)は分布容量を改善した従来例の巻線構造図
である。 1・・・・・・フェライト磁心 2・・・・−チョークコイル 2 a −−−−一層目のコイル 2 b −−−−−−二層目のコイル 2 c −−−−三層目のコイル 3・・・・・・中点 4・・・・・・空隙 5・・・・−引出端子 出願人 スタンレー電気株式会社 14811−Pし2 第4図 14811−P/2 第5図 (a) (b)
Claims (1)
- 閉磁路を有する磁心にコイルを多層に巻回したノイズ
フィルタにおいて、一層目のコイルを両端部の巻き残し
部分がほぼ同一となるように密着して巻回し、二層目の
コイルからは各層の中央部に空隙を設けて2分割で巻回
し、且つコイルの引出端子を両端部に設けたことを特徴
とするノイズフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2990987A JPS63198310A (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 | ノイズフイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2990987A JPS63198310A (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 | ノイズフイルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63198310A true JPS63198310A (ja) | 1988-08-17 |
Family
ID=12289118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2990987A Pending JPS63198310A (ja) | 1987-02-13 | 1987-02-13 | ノイズフイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63198310A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006353039A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Fujitsu Access Ltd | スイッチング電源装置 |
JP2011082463A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Tdk Corp | コイル部品及びその製造方法 |
WO2020169156A1 (en) * | 2019-02-18 | 2020-08-27 | Linak A/S | A common mode choke |
-
1987
- 1987-02-13 JP JP2990987A patent/JPS63198310A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006353039A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Fujitsu Access Ltd | スイッチング電源装置 |
JP4675689B2 (ja) * | 2005-06-17 | 2011-04-27 | 富士通テレコムネットワークス株式会社 | スイッチング電源装置 |
JP2011082463A (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Tdk Corp | コイル部品及びその製造方法 |
WO2020169156A1 (en) * | 2019-02-18 | 2020-08-27 | Linak A/S | A common mode choke |
CN113439313A (zh) * | 2019-02-18 | 2021-09-24 | 利纳克有限公司 | 共模扼流圈 |
CN113439313B (zh) * | 2019-02-18 | 2023-08-29 | 利纳克有限公司 | 共模扼流圈 |
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